JP3036309B2 - 中空射出成形装置 - Google Patents

中空射出成形装置

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gas
gate
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injection molding
cavity
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恭介 八角
英徳 宮園
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1704Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂の射出成形時にキ
ャビティ内の樹脂材料のなかにガスを導入することによ
って、樹脂成形品の一部に中空部を形成するようにした
中空射出成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用バンパーのバンパーフェイシア
(以下、成形品という)の成形を目的とした中空射出形
成装置としては、例えば実開昭63−43711号公報
等に紹介されたものがある。
【0003】ところで、射出成形装置にあっては、ガス
インジェクションタイプのものも知られており、本出願
人はその試みとして図3,4,5に示すように、固定型
(キャビティブロック)1と可動型(コアブロック)2
とで形成されたキャビティ3に対して、図示外のスプル
ー部から導入された樹脂材料をランナ4とファンゲート
5を通して充填する一方、所定のタイミング例えば樹脂
材料の射出完了直後に予めキャビティ3に臨ませたガス
ノズル6からキャビティ3内の樹脂材料のなかに窒素ガ
スに代表されるような不活性ガスを導入するようにした
ものでバンパーフェイシアWを成形しようとするもので
ある。
【0004】そして、前記キャビティ3内に導入された
不活性ガスは、ガスチャンネル7から成形品Wとなるべ
き部分のうち通流抵抗の少ない部分、すなわち相対的に
冷却固化が遅れ気味の厚肉部8の中心部を通流して拡が
ることになる。なお、上記のガスチャンネル7は、ガス
ノズル6と、成形品の一部となる厚肉部8とを、連続し
たガス通路として相互に接続する機能を有する。
【0005】その結果、通流中のガスは樹脂材料に内圧
をかけることによりその樹脂材料の流動を助けると同時
に、ひけ等の発生を防止し、さらには成形品Wの厚肉部
8にはガスの通路がそのまま中空部9として残ることに
より補強リブとして機能することになる。
【0006】ところで、上記のバンパーフェイシアWの
成形においては、バンパーフェイシアW自体が大型の成
形品である点を考慮し、キャビティ3の各部の樹脂材料
の充填が均一となるように偏平幅広の出口側開口部5a
をもつファンゲート5を採用しているものであるが、そ
の出口側開口部5aの面積が小さいと、樹脂材料の流動
の抵抗となって充填不足(ショートショット)等の成形
不良の原因となり、逆に出口側開口部5aの面積が大き
すぎると、射出完了直後に樹脂材料をゲート部分で速や
かに冷却固化させて逆流しないようにしてその通路を封
鎖するいわゆるゲートシール機能に支障をきたすことに
なる。このようなことから、従来は上記の諸点を考慮し
てファンゲート5の出口側開口部5aの面積を経験的に
選定している。なお、図5の符号10は、出口側開口部
5aから吐出される樹脂材料の当初の流動形態を示して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構造においては、ファンゲート5の出口側
開口部5aの面積の選定にあたって不活性ガスの流動が
考慮されていないため、特に図3,4,5に示すように
ファンゲート5とガスノズル6が比較的近い位置に設置
されていて、しかも、その出口側開口部5aに向かって
不活性ガスが通流する場合には、図6に示すように不活
性ガスがファンゲート5を通過してランナ4および射出
ノズル側に逆流してしまい、次のショットの際に支障を
きたす結果となって好ましくない。
【0008】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、ファンゲートか
らその上流側へのガスの逆流を防止した構造を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、偏平幅広の出
口側開口部をもつゲートを通して射出成形金型のキャビ
ティに樹脂材料を充填する一方、前記キャビティに臨ま
せたガスノズルからキャビティ内の樹脂材料にガスを導
入して成形品の一部に中空部を形成するようにした中空
射出成形装置において、前記ゲートの出口側開口部のう
ちガスの流れ方向と直接対向する部分の深さを局部的に
狭めて狭窄部を形成したことを特徴としている。
【0010】
【作用】この構造によると、ゲートの出口側開口部のう
ちガスの流れと直接対向する部分の深さを局部的に狭め
て狭窄部としていることから、射出完了時点ではその狭
めた部分から固化が始まってゲートシール機能が発揮さ
れる。したがって、例えば射出完了直後にガスの導入を
行っても、ゲートからその上流側へのガスの逆流が阻止
される。
【0011】
【実施例】図1,2は本発明の一実施例を示す図で、図
3,4,5に示した従来構造と共通する部分には同一符
号を付してある。
【0012】図1,2に示すように、ファンゲート11
はゲート幅G1およびゲートランドG2の偏平幅広の出口
側開口部12を有しているものであるが、この出口側開
口部12のうちガスの流れすなわちガスチャンネル7側
のガス通路と直接正対しつつ合流する中央部分につい
て、その深さH2を一般部12aの深さH1に比べておよ
そ二分の一以下となるように局部的に小さく設定して狭
窄部12bを形成してある。
【0013】そして、上記の狭窄部12bを形成したこ
とによってファンゲート11本来の機能に支障をきたす
ことがないように、この狭窄部12bと一般部12aと
からなる出口側開口部12全体の開口面積が設定されて
いる。
【0014】このような構造によると、樹脂材料の射出
時にはファンゲート11は従来と同様にゲート本来の機
能を発揮する。そして、前記ファンゲート11の出口側
開口部12のうちの狭窄部12bでは、それ以外の一般
部12aに比べて深さH2が小さいために樹脂材料の流
動抵抗が多少増大することになるものの、その狭窄部1
2bの範囲が一般部12aに比べてごくわずかであるた
めに、キャビティ3全体に樹脂材料を均一に充填すると
するファンゲート11本来の機能に支障をきたすような
ことはない。
【0015】一方、前記キャビティ3に対する樹脂材料
の射出完了直後にガスノズル6(図3)から窒素ガス等
の不活性ガスを導入するものとすると、射出完了時点で
はファンゲート11では従来と同様にゲートシール機能
を発揮する。すなわち、樹脂材料の射出完了と同時に、
ファンゲート11における樹脂材料を速やかに冷却固化
させて逆流を防止し、その通路を封鎖する。その際、前
記ファンゲート11の出口側開口部12のなかでも、深
さH1のい一般部12aよりも深さH1の狭窄部12bの
方が先に冷却固化が進行する。
【0016】したがって、上記のようにガスノズル6か
らキャビティ3内の樹脂材料に対して不活性ガスが導入
された場合、その不活性ガスはガスチャンネル7から厚
肉部8側へと流れるべく、ガスチャンネル7を通過した
不活性ガスがファンゲート11の出口側開口部12に向
かって流れることになる。その一方、その出口側開口部
12のうち不活性ガスの流れと正対する狭窄部12bで
は既に樹脂材料の冷却固化が進行していて通路を封鎖し
ているので、不活性ガスがファンゲート11を通過して
その上流側に逆流することはなく、不活性ガスは上記の
厚肉部8の長手方向に沿って流れることになる。
【0017】なお、上記の実施例ではファンゲート11
を例にとって説明したが、該ファンゲート11と同様に
偏平幅広の出口側開口部をもつフィルムゲート等につい
ても本発明を適用することが可能である。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ファンゲ
ート等のゲートの偏平幅広の出口側開口部のうちガスの
流れと直接対向する部分の深さを局部的に小さくして狭
窄部を形成したことにより、その出口側開口部に向かっ
てガスが流れる場合にも、上記の狭窄部から始まるゲー
トシール機能のためにガスがゲートを通ってその上流側
に逆流することがなく、従来のようなガスの逆流による
次のショットの際のトラブルを未然に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図で、(A)は成形品
とファンゲートとの関係を示す正面説明図、(B)は同
図(A)のa−a線に沿う断面説明図、(C)は同図
(A)のb−b線に沿う断面説明図。
【図2】射出成形金型のファンゲート付近の断面説明
図。
【図3】従来の射出成形金型の構造を示すファンゲート
付近の断面説明図。
【図4】図3の要部の斜視図。
【図5】図4のe方向矢視図。
【図6】図3の金型構造におけるガス逆流時の断面説明
図。
【符号の説明】
1…固定型 2…可動型 3…キャビティ 6…ガスノズル 11…ファンゲート 12…出口側開口部 12a…一般部 12b…狭窄部 W…バンパーフェイシア(成形品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B60R 19/02 - 19/03 B60R 19/18 - 19/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏平幅広の出口側開口部をもつゲートを
    通して射出成形金型のキャビティに樹脂材料を充填する
    一方、前記キャビティに臨ませたガスノズルからキャビ
    ティ内の樹脂材料にガスを導入して成形品の一部に中空
    部を形成するようにした中空射出成形装置において、 前記ゲートの出口側開口部のうちガスの流れ方向と直接
    対向する部分の深さを局部的に狭めて狭窄部を形成した
    ことを特徴とする中空射出成形装置。
JP18983893A 1993-07-30 1993-07-30 中空射出成形装置 Expired - Lifetime JP3036309B2 (ja)

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JPH0740374A JPH0740374A (ja) 1995-02-10
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