JP3129594B2 - 射出成形金型 - Google Patents

射出成形金型

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウェルドラインを生じ
やすい製品の射出成形において、ウェルドライン部の機
械的強度低下を防止するようにした射出成形金型に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば穴明き製品を射出成形する
ような場合、穴明き部に対応して金型の凸部がキャビテ
ィ内に突出し、樹脂流れの金型凸部の上流側部分では溶
融樹脂が一旦分流し、下流側で合流して合流部にウェル
ドラインが発生する。
【0003】そこで、例えば実開昭55−15100号
の場合は、ウェルドライン発生位置の近傍にヒータと冷
却回路を設け、成形前に予めウェルドライン発生箇所の
金型を加熱して高温にしておくことで、分流した溶融樹
脂の先端が合流する際の接合性を良好にするようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
方法の場合、ヒータをウェルドラインの発生位置に近づ
ける必要があることから、成形品の形状によっては適用
出来ないことがあり、また、ヒータで金型を加熱してい
るため、金型に接触している成形品の表層の接合状態は
良好となって外観品質等を高めることが出来ても、内層
まではその効果が及ばないことが多く、機械的強度の点
で劣るような不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明はウェル
ドライン部の機械的強度を向上させるため、請求項1で
は、キャビティ3に溶融樹脂を射出充填した際、ウェル
ドライン4が生じるような射出成形金型において、前記
ウェルドライン4近傍のキャビティ3の一方の外側に近
接して樹脂溜まり5を設け、この樹脂溜まり5とウェル
ドライン4近傍のキャビティ3を連通路6によって連通
させるとともに、この連通路6に、樹脂溜まりとキャビ
ティの連通・遮断を制御する開閉機構を設け、前記ウェ
ルドライン4近傍のキャビティ3の他方の外側で、該ウ
ェルドライン4を中心にして前記樹脂溜まり5とは反対
位置で略対称位置に、容積可変の予備溜まり15を設け
て該予備溜まり15をキャビティ3に連通路16を介し
て連通させ、前記樹脂溜まり5と予備溜まり15のキャ
ビティ3への連通路6,16は同一軸線上で且つウェル
ドライン4に対して略々直交するように配置し、前記樹
脂溜まり5とキャビティ3との連通路6を前記開閉機構
によってその連通を遮断し、前記予備溜まり15の容積
を拡げてキャビティ3内に樹脂を射出、充填し、且つ該
予備溜まり15内に樹脂を充填した後、保圧中に前記樹
脂溜まり5とキャビティ3との連通路6を前記開閉機構
によって開放し、且つ前記予備溜まり15の容積を縮小
させて内部の溶融樹脂を保圧力より高い圧力で押出し、
この圧力によってキャビティ3内の溶融樹脂を樹脂溜ま
り5に導入するようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】ウェルドラインの発生メカニズムは、キャビテ
ィ内で分流した溶融樹脂の先端部が金型によって冷却さ
れて酸化し、半溶融状態の薄膜が出来て、合流した時点
で樹脂同士が分子レベルで複雑にからみあわないことに
よって生じる。
【0007】そして、このウェルドラインは、両金型を
結ぶ方向(通常、製品の板厚方向になることが多い)に
直線状に形成され、機械的強度は素地の60〜70%程
度ともいわれている。
【0008】そこで、保圧中に、ウェルドラインを挟ん
で一方側から他方側に向けて溶融樹脂を移動させれば、
両金型から遠ざかる内部深層ほど高温で流れ性が良好な
ため、通常であれば直線状に形成されるウェルドライン
を略くさび状にすることが出来る。そして、この略くさ
び状にすることで、接合部は横に拡がり接合強度が増大
する。
【0009】
【実施例】本発明の出成形金型の参考例について添付
した図面に基づき説明する。図1はウェルドラインの状
態変化を示す説明図、図2は成形品の斜視図、図3はキ
ャビティ内の樹脂の流動を示す説明図、図4は図3のA
−A線断面図である。
【0010】本発明の射出成形金型で成形する成形品
は、例えば図2に示すような四角形状の貫通孔を有する
成形品1を射出成形するような際に適用され、このよう
な製品成形用のキャビティとしては貫通孔に対応するキ
ャビティ部分を金型の凸部で閉塞する必要がある。
【0011】従って、図3に示すように、ゲート2から
射出した溶融樹脂はキャビティ3内を実線矢示方向に流
動し、金型凸部Tの上流で二方向に分流した後、金型凸
部Tの下流で合流する。
【0012】従って、合流部分には図2に示すようなウ
ェルドライン4が生じ、このウェルドライン4では分子
レベルの結合が弱いため機械的強度が弱い。
【0013】そこで、金型には、このウェルドライン4
近傍のキャビティ3の外側に近接して、図3に示すよう
な樹脂溜まり5を設け、連通路6を介して連通させてい
る。そして実施例では、この連通路6の向きをウェルド
ライン4の方向に対して直交させている。
【0014】また、図4に示すように、連通路6の途中
には開閉機構としての開閉シリンダユニット7を設けて
遮断弁8を進退自在にし、この遮断弁8によって連通路
6を遮断、或いは開放出来るようにしている。尚、図4
の12は上型で、13は下型である。
【0015】また、かかる開閉機構の駆動手段は、必ず
しもシリンダタイプのものに限られず、モータ等の駆動
手段でも良く、また、封止方向についても、図7に示す
ように、連通路6の穴径より大径の封止部材9に設けた
ラック部9aにピニオン10を噛合させ、モータ11の
駆動によって封止部材9を連通路6の延長方向に進退動
させ、封止部材9の前面テーパ部で封止するようにして
も良い。
【0016】或いは開閉機構の駆動手段の別構成例図で
ある図8(イ)、又は(イ)の下面図である(ロ)に示
すように、駆動装置をモータ(サーボでも良い)24と
し、モータ24の出力軸24a先端にカム25を取付け
るとともに、このカム25をタペット26に当接させ、
このタペット26と一体の封止部材28をスプリング2
7によってカム26側に向けて付勢しても良い。
【0017】そして、カム25のカム山25aがタペッ
ト26に当接すると封止部材28が連通路6内に突出す
るようにしておき、保圧工程ではモータ24を回転させ
てカム25を回動させ、カム山25aをタペット26か
ら離間させてスプリング27力によって連通路6を開放
する。
【0018】以上のような射出成形金型による成形方法
について説明する。
【0019】開閉シリンダユニット7によって連通路6
を遮断した状態で、図3に示すゲート2からキャビティ
3内に溶融樹脂を射出する。
【0020】すると、溶融樹脂は金型凸部Tの上流で二
方向に分れて流動した後、金型凸部Tの下流で合流し、
この合流部にはウェルドライン4が生じる。そして、こ
の成形品1に生じるウェルドライン4を縦断面でみる
と、図1(イ)に示すように、上型12と下型13を縦
に略直線で結ばれるように形成されている。
【0021】そこで、キャビティ3内に対する充填を行
う一次射出が終えて、保圧(二次圧)工程に入ると、前
記開閉シリンダユニット7を駆動して連通路6を開放す
る。
【0022】すると、キャビティ3内の溶融樹脂は加圧
されているため樹脂溜まり5に流入し、これに連れてウ
ェルドライン4近傍の溶融樹脂も図3の破線方向に流動
する。
【0023】つまり、図1(ロ)に示すように、金型1
2、13に接触して早期に冷却を始めるスキン層sを除
いて、内部コアcの樹脂が矢示方向に流動し、熱残存の
高い中央部ほど流動性が良いため、ウェルドライン4は
略くさび状を呈する。
【0024】そして、このような形態でウェルドライン
4を横に拡がらせることで機械的強度を増大させること
が出来る。尚、樹脂溜まり5の位置は、キャビティ3内
の樹脂が樹脂溜まり5内に流入する際に樹脂の流動効果
がウェルドライン4に及ぶようなキャビティアの外側の
位置であれば良い。
【0025】また、この略くさび状の形状は必ずしも
(ロ)に示すように単一の山形状でなくても良く、例え
ば(ハ)に示すように複数の山が形成されるものでも良
い。
【0026】次に、図5、図6は本発明の構成例で、こ
れについて説明する。
【0027】本発明では、図5に示すように、樹脂の合
流部(ウェルドライン発生位置)を中心にして樹脂溜ま
り5とは反対の略対称位置で、キャビティ3の外側に近
接して、連通路16を介してキャビティ3に連なる容積
可変の予備溜まり15を設けている。そして、樹脂溜ま
り15に通じる連通路16は、略対称位置の樹脂溜まり
5に通じる連通路6と同一直線上になるように配置して
いる。
【0028】この予備溜まり15は、図5のB−B線断
面図である図6に示すように、押出しシリンダユニット
17のロッド先端に取付けた押出し部材18の進退動に
よって容積可変とされている。そして、それ以外の構成
は前記参考例の場合と同様である。
【0029】本発明では、前記開閉シリンダユニット7
によって樹脂溜まり5に通じる連通路6を遮断し、且つ
前記押出し部材18を一杯に後退させておいてキャビテ
ィ3内に溶融樹脂を射出する。
【0030】従って、キャビティ3内に溶融樹脂を充填
すると、同時に予備溜まり15内にも一杯に充填され
る。
【0031】一次射出が終えると、保圧(二次圧)中
に、開閉シリンダユニット7を作動させて樹脂溜まり5
に通じる連通路6を開放するとともに、押出しシリンダ
ユニット17を前進させて予備溜まり15内の樹脂をキ
ャビティ3内に押込む。そしてこの押込み圧は、保圧力
より高いものとしている。
【0032】従って、キャビティ3内の溶融樹脂は、図
6の破線矢示方向に流動し、ウェルドライン4に対する
溶融樹脂の押込みの影響をより高めることが出来る。
【0033】しかも、本発明の場合には、樹脂溜まり5
の連通路6と予備溜まり15の連通路16が同一直線上
で且つウェルドライン4に対してほぼ直交しているた
め、樹脂の流動効果がより効果的にウェルドラインに及
び、より効果的に略くさび状を形成することが出来る。
【0034】尚、かかるウェルドラインは、図9(イ)
に示すようなバンパ20を射出成形する際にも生じやす
く、例えば(ロ)に示すようなランナ21、フィルムゲ
ート22、製品部23の屈曲部Qでは、屈曲部Qの周囲
の製品部23から廻り込む樹脂の方が速いため、製品部
23にウェルドライン4が生じやすい。
【0035】従って、このような樹脂製のバンパ20を
射出成形する際に適用すると、有効である。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、キャビ
ティ3に溶融樹脂を射出充填した際、ウェルドライン4
が生じるような射出成形金型において、ウェルドライン
4近傍のキャビティ3の一方の外側に近接して樹脂溜ま
り5を設け、この樹脂溜まり5とウェルドライン4近傍
のキャビティ3を連通路6によって連通させるととも
に、この連通路6に、樹脂溜まりとキャビティの連通・
遮断を制御する開閉機構を設け、ウェルドライン4近傍
のキャビティ3の他方の外側で、該ウェルドライン4を
中心にして樹脂溜まり5とは反対位置で略対称位置に、
容積可変の予備溜まり15を設けて該予備溜まり15を
キャビティ3に連通路16を介して連通させ、樹脂溜ま
り5と予備溜まり15のキャビティ3への連通路6,1
6は同一軸線上で且つウェルドライン4に対して略々直
交するように配置し、樹脂溜まり5とキャビティ3との
連通路6を開閉機構によってその連通を遮断し、予備溜
まり15の容積を拡げてキャビティ3内に樹脂を射出、
充填し、且つ該予備溜まり15内に樹脂を充填した後、
圧中に樹脂溜まり5とキャビティ3との連通路6を開
閉機構によって開放し、且つ予備溜まり15の容積を縮
小させて内部の溶融樹脂を保圧力より高い圧力で押出
し、この圧力によってキャビティ3内の溶融樹脂を樹脂
溜まり5に導入するようにした。従って、本発明は射出
によってキャビティ3内に溶融樹脂を充填した後、保圧
工程中にウェルドラインを挟んで一方側から他方側に向
けて樹脂を移動させるようにしたため、ウェルドライン
の形状が略くさび状になって機械的強度が増大する。そ
して、かかる略くさび形状の形成は、ウェルドライン近
傍のキャビティ3に近接してその外側に、キャビティ3
に連通する樹脂溜まり5及び予備溜まり15を対称位置
に形成し、射出時にはこの樹脂溜まり5を閉鎖してキャ
ビティ3内に溶融樹脂を充填し、且つ予備溜まり15に
樹脂を充填し、保圧中にこの樹脂溜まり5を開放させて
キャビティ3内の溶融樹脂を導入させることで、効果的
に形成することが出来る。本発明は、ウェルドラインを
挟んで予備溜まり16を設けたので、一層効果的に略く
さび状を形成出来る。特に本発明では、キャビティ3の
溶融樹脂は、予備溜まり15内に充填された樹脂が押込
み圧力で保圧力よりも高い圧力で流動し、ウェルドライ
ンに対する溶融樹脂の押込みの影響をより高めることが
出来る。しかも、本発明では、樹脂溜まり5の連通路6
と予備溜まり15の連通路16が同一直線上で且つウェ
ルドラインに対してほぼ直交しているため、樹脂の流動
効果がより効果的にウェルドラインに及び、より効果的
に略くさび状を形成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウェルドラインの状態変化を示す説明図
【図2】成形品の斜視図
【図3】キャビティ内の樹脂の流動を示す平面図
【図4】図3のA−A線断面図
【図5】本発明の樹脂成形金型のキャビティ内の樹脂の
流動を示す平面図
【図6】図5のB−B線断面図
【図7】開閉機構の別構成例図
【図8】開閉機構の別構成例図であり、(イ)は断面
図、(ロ)は下面図
【図9】バンパ成形時のウェルドラインの説明図で、
(イ)は斜視図、(ロ)は正面視による部分図、(ハ)
は(ロ)のC−C断面図
【符号の説明】
3 キャビティ 4 ウェルドライン 5 樹脂溜まり 6 連通路 7 開閉シリンダユニット 15 予備溜まり16 連通路 17 押出しシリンダユニット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティ3に溶融樹脂を射出充填した
    際、ウェルドライン4が生じるような射出成形金型にお
    いて、 前記ウェルドライン4近傍のキャビティ3の一方の外側
    に近接して樹脂溜まり5を設け、この樹脂溜まり5とウ
    ェルドライン4近傍のキャビティ3を連通路6によって
    連通させるとともに、この連通路6に、樹脂溜まりとキ
    ャビティの連通・遮断を制御する開閉機構を設け、 前記ウェルドライン4近傍のキャビティ3の他方の外側
    で、該ウェルドライン4を中心にして前記樹脂溜まり5
    とは反対位置で略対称位置に、容積可変の予備溜まり1
    5を設けて該予備溜まり15をキャビティ3に連通路1
    6を介して連通させ、 前記樹脂溜まり5と予備溜まり15のキャビティ3への
    連通路6,16は同一軸線上で且つウェルドライン4に
    対して略々直交するように配置し、 前記樹脂溜まり5とキャビティ3との連通路6を前記開
    閉機構によってその連通を遮断し、 前記予備溜まり15の容積を拡げてキャビティ3内に樹
    脂を射出、充填し、且つ該予備溜まり15内に樹脂を充
    填した後、保圧中に前記樹脂溜まり5とキャビティ3と
    の連通路6を前記開閉機構によって開放し、且つ前記予
    備溜まり15の容積を縮小させて内部の溶融樹脂を保圧
    力より高い圧力で押出し、この圧力によってキャビティ
    3内の溶融樹脂を樹脂溜まり5に導入する、 ようにしたことを特徴とする射出成形金型。
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