JPH0516332B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0516332B2 JPH0516332B2 JP60072437A JP7243785A JPH0516332B2 JP H0516332 B2 JPH0516332 B2 JP H0516332B2 JP 60072437 A JP60072437 A JP 60072437A JP 7243785 A JP7243785 A JP 7243785A JP H0516332 B2 JPH0516332 B2 JP H0516332B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw material
- urethane foam
- side wall
- hollow frame
- reservoir
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 41
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 39
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 35
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、中空枠体内にウレタンフオームを
充填してなるウレタンフオームパネルの成形方法
に関する。
充填してなるウレタンフオームパネルの成形方法
に関する。
(従来の技術)
表面材、裏面材及び側壁材からなる中空枠体内
にウレタンフオームを充填してなるウレタンフオ
ームパネルの成形は、従来、前記中空枠体に設け
た注入口から注入パイプ又は注入ノズルを該中空
枠体内略中央に差し込み、該パイプ又はノズルか
らウレタンフオーム原料を該中空枠体の裏面材内
面の略中央に吐出し、その原料を発泡させること
によつて行なわれている。
にウレタンフオームを充填してなるウレタンフオ
ームパネルの成形は、従来、前記中空枠体に設け
た注入口から注入パイプ又は注入ノズルを該中空
枠体内略中央に差し込み、該パイプ又はノズルか
らウレタンフオーム原料を該中空枠体の裏面材内
面の略中央に吐出し、その原料を発泡させること
によつて行なわれている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが従来の成形方法によつては、ウレタン
フオーム原料が吐出される中空枠体の中央部から
中空枠体内周側部までの距離即ちウレタンフオー
ム原料が発泡分散する距離が、例えば、中央部か
ら角部までの距離と、中央部から側壁面までの距
離の如く一定ではない為に、ウレタンフオームの
均一な発泡状態を得ることができず、欠肉部(未
充填部)を生じたり、中空部(ボイド)が多発し
たり、あるいは製品比重若しくは表面状態が不均
一になり易かつた。
フオーム原料が吐出される中空枠体の中央部から
中空枠体内周側部までの距離即ちウレタンフオー
ム原料が発泡分散する距離が、例えば、中央部か
ら角部までの距離と、中央部から側壁面までの距
離の如く一定ではない為に、ウレタンフオームの
均一な発泡状態を得ることができず、欠肉部(未
充填部)を生じたり、中空部(ボイド)が多発し
たり、あるいは製品比重若しくは表面状態が不均
一になり易かつた。
この発明は前記問題点を解決するもので、欠肉
部又はボイドの発生、あるいは比重の不均一等の
不具合が生じにくいウレタンフオームパネルの成
形方法を提供するものである。
部又はボイドの発生、あるいは比重の不均一等の
不具合が生じにくいウレタンフオームパネルの成
形方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、表面材、裏面材及び側壁材によつ
て構成される中空枠体内にウレタンフオームを充
填してなるパネルの成形において、中空枠体内を
2分し、且つ一組の相対向する側壁材と平行な桶
状の原料溜めを表面材若しくは裏面材の内面に設
け、該原料溜めにウレタンフオーム原料を注入し
て、その原料を発泡させることを特徴とする。
て構成される中空枠体内にウレタンフオームを充
填してなるパネルの成形において、中空枠体内を
2分し、且つ一組の相対向する側壁材と平行な桶
状の原料溜めを表面材若しくは裏面材の内面に設
け、該原料溜めにウレタンフオーム原料を注入し
て、その原料を発泡させることを特徴とする。
(作用)
この発明において、中空枠体内の桶状の原料溜
めに注入されたウレタンフオーム原料は、発泡に
伴つてまず原料溜めを満たし、続いて原料溜めの
上方開口部から流出して中空枠体内の側壁方向へ
進む。この発泡中のウレタンフオーム原料の流出
方向は、原料溜めが、中空枠体内を2分し、且つ
一組の相対向する側壁材と平行となるように配置
される為に、換言すれば一組の相対向する側壁材
内面から等距離位置において他組の一つの側壁材
内面から対向する側壁材内面に至るように配置さ
れる為に、原料溜めと直交する方向に限定され
る。そして、原料溜めと直交する方向にある両側
壁内面に向かうウレタンフオーム原料は、原料溜
めとのその両側壁内面との距離が一定、同一で有
るために部分的に欠肉あるいはボイドを発生する
ことが少なくなり、又、発泡状態も均一となり比
重のバラツキも生じにくくなる。
めに注入されたウレタンフオーム原料は、発泡に
伴つてまず原料溜めを満たし、続いて原料溜めの
上方開口部から流出して中空枠体内の側壁方向へ
進む。この発泡中のウレタンフオーム原料の流出
方向は、原料溜めが、中空枠体内を2分し、且つ
一組の相対向する側壁材と平行となるように配置
される為に、換言すれば一組の相対向する側壁材
内面から等距離位置において他組の一つの側壁材
内面から対向する側壁材内面に至るように配置さ
れる為に、原料溜めと直交する方向に限定され
る。そして、原料溜めと直交する方向にある両側
壁内面に向かうウレタンフオーム原料は、原料溜
めとのその両側壁内面との距離が一定、同一で有
るために部分的に欠肉あるいはボイドを発生する
ことが少なくなり、又、発泡状態も均一となり比
重のバラツキも生じにくくなる。
以下実施例について記す。
(実施例)
第1図はウレタンフオーム原料注入前における
中空枠体の一部切欠き斜視図、第2図はウレタン
フオーム原料注入時における表面材を除去した状
態の中空枠体の平面図、第3図はウレタンフオー
ム原料発泡時における第2図と同様の平面図であ
る。
中空枠体の一部切欠き斜視図、第2図はウレタン
フオーム原料注入時における表面材を除去した状
態の中空枠体の平面図、第3図はウレタンフオー
ム原料発泡時における第2図と同様の平面図であ
る。
中空枠体10は合板等からなる表面材12、裏
面材14及び側壁材16,18,20,22によ
つて構成され、側壁材16の中央には原料注入口
24が、又側壁材16,18の略両端には空気抜
き穴26が各々設けられてなる。裏面材14の内
面には、中空枠体10内を2分し、且つ一組の相
対向する側壁材20と22に平行となるように桶
状の原料溜め28が、中空枠体の形成時に設けら
れる。裏面材14の内面に配置された原料溜め2
8の一端は側壁材16注入口24のところに位置
し、他端は対向する側壁材18の内面と接してい
る。第4図イ乃至ハは、原料溜め28の断面形状
を例示するもので、その形状は適宜選定される。
又、原料溜め28の材質は、ポリエチレンフオー
ム、ポリスチレンフオーム、硬質ウレタンフオー
ム等の断熱効果を有するものが好ましい。
面材14及び側壁材16,18,20,22によ
つて構成され、側壁材16の中央には原料注入口
24が、又側壁材16,18の略両端には空気抜
き穴26が各々設けられてなる。裏面材14の内
面には、中空枠体10内を2分し、且つ一組の相
対向する側壁材20と22に平行となるように桶
状の原料溜め28が、中空枠体の形成時に設けら
れる。裏面材14の内面に配置された原料溜め2
8の一端は側壁材16注入口24のところに位置
し、他端は対向する側壁材18の内面と接してい
る。第4図イ乃至ハは、原料溜め28の断面形状
を例示するもので、その形状は適宜選定される。
又、原料溜め28の材質は、ポリエチレンフオー
ム、ポリスチレンフオーム、硬質ウレタンフオー
ム等の断熱効果を有するものが好ましい。
このようにしてなる中空枠体10内に、第2図
の如くウレタンフオーム原料30、好ましくは硬
質ウレタンフオーム原料を注入口24から注入ノ
ズル32を用いて注入する。注入されたウレタン
フオーム原料30は注入口24のところにその一
端が位置する原料溜め28内に溜まり発泡を開始
する。そして、その発泡によつてウレタンフオー
ム原料は体積が増加し、原料溜め28を満たした
後に原料溜め28から流出し、第3図の如く原料
溜め28との直交方向、即ち側壁材20,22に
向かつて進み、最終的に中空枠体10内を満たし
て発泡が終了する。
の如くウレタンフオーム原料30、好ましくは硬
質ウレタンフオーム原料を注入口24から注入ノ
ズル32を用いて注入する。注入されたウレタン
フオーム原料30は注入口24のところにその一
端が位置する原料溜め28内に溜まり発泡を開始
する。そして、その発泡によつてウレタンフオー
ム原料は体積が増加し、原料溜め28を満たした
後に原料溜め28から流出し、第3図の如く原料
溜め28との直交方向、即ち側壁材20,22に
向かつて進み、最終的に中空枠体10内を満たし
て発泡が終了する。
(効果)
この発明は、前記の如く、中空枠体内を2分
し、且つ一組の相対向する側壁材と平行となるよ
うに、即ち一組の相対向する両側壁材内面から等
距離となる位置において他組の一つの側壁材内面
から対向する側壁材内面に至るように設けた原料
溜めにウレタンフオーム原料を注入し、その原料
が発泡により原料溜めを満たした後に、原料溜め
と直交する方向に流出し、最終的に中空枠体内が
ウレタンフオームで充填されるものである。
し、且つ一組の相対向する側壁材と平行となるよ
うに、即ち一組の相対向する両側壁材内面から等
距離となる位置において他組の一つの側壁材内面
から対向する側壁材内面に至るように設けた原料
溜めにウレタンフオーム原料を注入し、その原料
が発泡により原料溜めを満たした後に、原料溜め
と直交する方向に流出し、最終的に中空枠体内が
ウレタンフオームで充填されるものである。
従つて、この発明によれば、ウレタンフオーム
原料が発泡しながら拡散する距離は、原料溜めか
ら、この原料溜めに直交する方向に位置する両側
壁材の内面までの距離となり、原料溜めにおける
ウレタンフオーム原料の流出位置によつては影響
されず一定となる。その結果、部分的に欠肉ある
いはボイドを発生する虞れが少なくなり、発泡状
態も均一となつて比重のバラツキも生じにくくな
り、断熱性等の物性及び表面外観が良好なウレタ
ンフオームパネルを得ることができる。
原料が発泡しながら拡散する距離は、原料溜めか
ら、この原料溜めに直交する方向に位置する両側
壁材の内面までの距離となり、原料溜めにおける
ウレタンフオーム原料の流出位置によつては影響
されず一定となる。その結果、部分的に欠肉ある
いはボイドを発生する虞れが少なくなり、発泡状
態も均一となつて比重のバラツキも生じにくくな
り、断熱性等の物性及び表面外観が良好なウレタ
ンフオームパネルを得ることができる。
図面はこの発明に関し、第1図はウレタンフオ
ーム原料注入前における中空枠体の一部切欠き斜
視図、第2図はウレタンフオーム原料注入時にお
ける表面材を除去した状態の中空体の平面図、第
3図はウレタンフオーム原料発泡時における第2
図と同様の平面図、第4図イ乃至ハは中空枠体の
断面図である。 10……中空枠体、12……表面材、14……
裏面材、16,18,20,22……側壁材、2
8……原料溜め。
ーム原料注入前における中空枠体の一部切欠き斜
視図、第2図はウレタンフオーム原料注入時にお
ける表面材を除去した状態の中空体の平面図、第
3図はウレタンフオーム原料発泡時における第2
図と同様の平面図、第4図イ乃至ハは中空枠体の
断面図である。 10……中空枠体、12……表面材、14……
裏面材、16,18,20,22……側壁材、2
8……原料溜め。
Claims (1)
- 1 表面材、裏面材及び側壁材によつて構成され
る中空枠体内にウレタンフオームを充填してなる
パネルの成形において、中空枠体内を2分し、且
つ一組の相対向する側壁材と平行な桶状の原料溜
めを表面材若しくは裏面材の内面に設け、その原
料溜めにウレタンフオーム原料を注入して、その
原料を発泡させることを特徴とするウレタンフオ
ームパネルの成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60072437A JPS61230914A (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | ウレタンフオ−ムパネルの成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60072437A JPS61230914A (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | ウレタンフオ−ムパネルの成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61230914A JPS61230914A (ja) | 1986-10-15 |
JPH0516332B2 true JPH0516332B2 (ja) | 1993-03-04 |
Family
ID=13489273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60072437A Granted JPS61230914A (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | ウレタンフオ−ムパネルの成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61230914A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0430020Y2 (ja) * | 1987-09-30 | 1992-07-21 | ||
JP2697492B2 (ja) * | 1992-05-22 | 1998-01-14 | カナフレックスコーポレーション株式会社 | 合成樹脂製型枠の製造方法 |
DE102004027417A1 (de) * | 2004-06-04 | 2005-12-22 | Basf Ag | Verbundelement |
CN101973098A (zh) * | 2010-09-16 | 2011-02-16 | 上海华特汽车配件有限公司 | 聚氨酯产品的浇注成型方法 |
-
1985
- 1985-04-05 JP JP60072437A patent/JPS61230914A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61230914A (ja) | 1986-10-15 |
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