JPS6343296Y2 - - Google Patents

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JPS6343296Y2
JPS6343296Y2 JP10646383U JP10646383U JPS6343296Y2 JP S6343296 Y2 JPS6343296 Y2 JP S6343296Y2 JP 10646383 U JP10646383 U JP 10646383U JP 10646383 U JP10646383 U JP 10646383U JP S6343296 Y2 JPS6343296 Y2 JP S6343296Y2
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JP
Japan
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recess
shells
horizontal hole
vertical
depth
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JP10646383U
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JPS6015512U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は左右側面に貫通した横孔たる空洞を有
する建築用横孔セラミツクブロツクに関する。
従来、上記横孔セラミツクブロツクは縦孔がな
いために芋目地積みに組積みしているので、上方
の荷重が下方に広く分散されないから馬乗り目地
積み(破れ目地)の組積みの場合に比較して強度
が低下するとともに、目地の外観も単調になる欠
点があつた。
本考案は左右側面の凹部の一方をモルタル等の
縦筋に対する所定のかぶり厚と同じ深さにし、他
方をそのかぶり厚を超える深さにして、馬乗り目
地積みに組積みできるようにしたものであり、そ
の目的は上記従来の欠点を解消することにある。
以下には図示した実施例のうち、まず横孔セラ
ミツクブロツクAについて説明する。
横孔セラミツクブロツクAは押出成型により一
体に成形し高温で焼成してあり、略横長直方体状
をなし、前後フエイスシエル1,1が垂直になつ
ているとともに、上下ウエブシエル2,2がそれ
ぞれ下方と上方に向かつて湾曲し横筋を配筋する
凹処3,3が設けられている。またこれらウエブ
シエル2,2の左右端がそれぞれ右方と左方に湾
曲した略半円形状にえぐれて左右側に縦筋を配筋
する凹部4a,4bが設けられている。
上記凹部4aは縦筋5に対するコンクリートあ
るいはモルタル等の所定のかぶり厚6(例えば建
築基準法では20mm)と同じ深さD1を有し、凹部
4bは上記所定のかぶり厚6の約2倍に相当する
深さD2を有している。
b1〜b4はそれぞれ左右側面に貫通した横孔たる
空洞で、それは、上記フエイスシエル1,1及び
ウエブシエル2,2に囲繞形成され左右側面に貫
通した空洞をウエブシエル2,2間に形成した中
央の仕切壁7と、この仕切壁7とフエイスシエル
1,1の中間の仕切壁8,9により縦細長に略4
等分した如き状態に形成され、かつ空洞b1とb4
空洞b2とb3がそれぞれ左右対称に配置されてい
る。
10は各空洞b1〜b4の左右両側開口端に達する
全長にわたつて押出成型により突設した規制部
で、それは、断面矩形の突条に成形され、空洞
b2,b3にはそれぞれ1個ずつ仕切壁7の側面中央
に沿つて水平に突設しているとともに、空洞b1
b4にはそれぞれ3個ずつフエイスシエル1,1の
側面に互いに等間隔で水平に突設している。
上記空洞b2,b3の左右の開口は規制部10の部
分で開口幅が狭くなり、あたかもこの規制部10
のところでくびれて開口が実質的に上下2つの小
さな部分に仕切られた状態になつている。
また、空洞b1,b4は左右の開口が3つの規制部
10の部分で開口幅が狭くなり、あたかもこれら
規制部10のところでくびれて開口が実質的に上
下4つの小さな部分に仕切られた状態になつてい
る。
しかして、上記横孔セラミツクブロツクAは、
これを所要複数個、縦筋5を所要の間隔で植立し
た土台11に乗載し、互いの縦目地が上下段にお
いて略凹部4bの深さD2の分だけ左右にずれた
片馬踏目地の状態にし、かつ各縦筋5を左右に対
向する凹部4a,4bのうち凹部4bの中央に位
置させて組積みする(第5図)。
そして、縦筋5を配筋した凹部4bと対向する
凹部4aの部分にモルタルを充填すると、前記の
如く各空洞b1〜b4の開口が規制部10のところで
くびれて実質的に2つあるいは4つの小さな部分
に仕切られた状態になつているのに加え、モルタ
ルの流動性が低いために、開口の縁のすぐ内側の
ところに若干流入しそこにつかえて詰まつた状態
になり固結するだけで、それ以上内方に流入しな
いもので、かくして充填されたモルタルにより縦
筋5に対する所定のかぶり厚が得られる。
また、上記各空洞b1〜b4の開口のすぐ内側のと
ころに流入したモルタルはそこのところのフエイ
スシエル1,1、ウエブシエル2,2、仕切壁
7,8,9及び規制部10等に固結するので、そ
の分鉄筋部分のモルタルと横孔セラミツクブロツ
クAとの接触部分が増して両者の結合が強化され
ている。
第6図は他の実施例の横孔セラミツクブロツク
Bを示し、それは、前記横孔セラミツクブロツク
Aとは縦筋を配筋する凹部12a,12bうち凹
部12bの深さが相違し、その他の構成は同じで
ある。
すなわち、上記凹部12bの深さはモルタル等
の所定のかぶり厚6の約3倍に相当している。
しかして、この横孔セラミツクブロツクBは、
これを所要複数個、縦筋13を所要の間隔で植立
した土台14に乗載し、互いの縦目地が上下段に
おいてこの横孔セラミツクブロツクBの長さLの
半分だけ左右にずれた真馬踏目地の状態にし、か
つ各縦筋13を左右に対向する凹部12a,12
bのうち凹部12bの内端からその深さの1/3に
相当する間隔をあけたところに位置させて組積み
するとともに、縦筋5を配筋した凹部12bと対
向する凹部12aの部分にモルタルを充填する。
以上述べたところから明らかなように本考案横
孔セラミツクブロツクは、縦筋を配筋する凹部の
うち一方の凹部をモルタル等の縦筋に対する所定
のかぶり厚を超える深さにしたので、そのかぶり
厚を超える分だけ縦筋を凹部の内方のところに位
置させて目地を上下段において左右にずらすこと
により馬乗り目地に組積みできるから、芋目地の
組積みの場合に比較して壁体の強度が向上すると
ともに、実施例に示した片馬踏目地から真馬踏目
地の多様な馬乗り目地の外観を有する壁体を組積
みできる。
また、他方の凹部はモルタル等の所定のかぶり
厚と同じ深さになつているので、芋目地に組積み
するときにはこの凹部に縦筋を配置してモルタル
等を充填し、従来と同様にモルタル等の充填量を
必要最小限にすることができる。
さらに、フエイスシエル1,1とウエブシエル
2,2が囲繞する横孔は、仕切壁7,8,9によ
つて4つの空洞b1〜b4に仕切られ、その各空洞b1
〜b4の内壁面に、該各空洞b1〜b4の左右両側開口
端に達する全長にわたつて押出成型により規制部
10を突設し、これによつて上記左右両側開口端
の開口面積を小さくしているので、縦筋を配筋し
た後に凹部4,4に充填したモルタル等は、流動
性が低いことと相俟ち、空洞b1〜b4の内奥にまで
は流入しない。すなわち、モルタル等は、開口縁
のすぐ内側のところに若干流入するが、そこで詰
まつた状態になる。したがつて、従来のように、
開口閉塞用パツドを使用する必要はない。
さらに、上記仕切壁7,8,9は、ブロツク全
体の強度を増すのに有効に作用すること明らかで
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4図は
中央縦断面図、第5図は組積み状態を示した正面
図、第6図は他の実施例の組積み状態を示した正
面図である。 4a,4b、12a,12b……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後のフエイスシエル1,1が垂直で、上下の
    ウエブシエル2,2が凹処3,3を形成し、かつ
    左右の側面が平面半円形状の凹部4a,4bをな
    すとともに、これらフエイスシエル1,1とウエ
    ブシエル2,2が囲繞する横孔が、ウエブシエル
    2,2間に設立した仕切壁7,8,9によつて4
    つの空洞b1〜b4に仕切られ、その各空洞b1〜b4
    内壁面に、該各空洞b1〜b4の左右両側開口端に達
    する全長にわたつて押出成型により規制部10を
    突設し、これによつて上記左右両側開口端の開口
    面積を小さくし、さらに、上記凹部4aの深さを
    縦筋に対するモルタル等の所定のかぶり厚と同じ
    寸法に、また上記凹部4bの深さを同かぶり厚を
    超える寸法にしてなることを特徴とする建築用横
    孔セラミツクブロツク。
JP10646383U 1983-07-11 1983-07-11 建築用横孔セラミツクブロツク Granted JPS6015512U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10646383U JPS6015512U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 建築用横孔セラミツクブロツク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10646383U JPS6015512U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 建築用横孔セラミツクブロツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6015512U JPS6015512U (ja) 1985-02-01
JPS6343296Y2 true JPS6343296Y2 (ja) 1988-11-11

Family

ID=30249128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10646383U Granted JPS6015512U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 建築用横孔セラミツクブロツク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6015512U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6015512U (ja) 1985-02-01

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