JPS6038768Y2 - 構築用勾配付l型ブロツク - Google Patents
構築用勾配付l型ブロツクInfo
- Publication number
- JPS6038768Y2 JPS6038768Y2 JP3062482U JP3062482U JPS6038768Y2 JP S6038768 Y2 JPS6038768 Y2 JP S6038768Y2 JP 3062482 U JP3062482 U JP 3062482U JP 3062482 U JP3062482 U JP 3062482U JP S6038768 Y2 JPS6038768 Y2 JP S6038768Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slope
- upper side
- construction
- bottom plate
- shaped block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、坂道及び傾斜地の擁壁並びに土留を構築する
際使用される側壁の構築用勾配付り型ブロックに関する
ものである。
際使用される側壁の構築用勾配付り型ブロックに関する
ものである。
従来のL型ブロックは、実公昭48−1144涛公報の
組立擁壁が知られているが、この組立擁壁は上辺部が水
平に形成されている。
組立擁壁が知られているが、この組立擁壁は上辺部が水
平に形成されている。
又実開昭52−310夢公報で知られてる擁壁も又上辺
部が水平に形成されている。
部が水平に形成されている。
このように、従来のものは上辺部が水平の為に、坂道及
び傾斜地の擁壁並びに土留を構築する場合使用すること
が出来なかった。
び傾斜地の擁壁並びに土留を構築する場合使用すること
が出来なかった。
従がって、坂道等の側壁の施工は、勾配に応じて型枠に
組立ててコンクリートを流し込んで構築していた。
組立ててコンクリートを流し込んで構築していた。
この為に工事の手間が煩雑であると共に工期が長期間に
渡るという問題点が指摘される。
渡るという問題点が指摘される。
本考案は、かかる問題点を解決するものであり、次に構
成を説明する。
成を説明する。
底版部と立壁部を有する断面略り字型ブロックにおいて
、立壁部の上辺部を長手方向に8%等の勾配を形成し、
かつ底版部を前記勾配に従がって幅広に形成して戊り、
該勾配性り型ブロックを上辺部が長手方向に同一勾配に
なるように1又は複数配設して使用するものである。
、立壁部の上辺部を長手方向に8%等の勾配を形成し、
かつ底版部を前記勾配に従がって幅広に形成して戊り、
該勾配性り型ブロックを上辺部が長手方向に同一勾配に
なるように1又は複数配設して使用するものである。
次に図面に基づいて、本考案の1実施例を説明する。
第1図は第1実施例を示しており、1は1字型ブロツク
であり、底版部1aと立壁部1bより形成される。
であり、底版部1aと立壁部1bより形成される。
1cは立壁部1bの上辺部であり、長手方向に8%等の
勾配が形成されている。
勾配が形成されている。
又底版部1aは前記勾配に従がって、幅広に形成され、
かつ厚みはしだいに薄くなっている。
かつ厚みはしだいに薄くなっている。
2はL字型ブロック1の両側に形成した連結金具装着用
溝であり、3は吊り用孔である。
溝であり、3は吊り用孔である。
尚1dは底版部1aと立壁部1b間の補強用傾斜面であ
る。
る。
第2,3図は第1実施例の使用状態を示しており、上辺
部1cが同一勾配で側部高さの異なるL型ブロック1を
、上辺部1cが同一勾配の直線状になるように配設した
後、連結金具4により相互に連結して使用するものであ
る。
部1cが同一勾配で側部高さの異なるL型ブロック1を
、上辺部1cが同一勾配の直線状になるように配設した
後、連結金具4により相互に連結して使用するものであ
る。
このように擁壁aを構築した後、斜面すを施工するもの
である。
である。
第4図は本考案の第2実施例を示しており、11は略り
字型ブロックであり、底版部11aと立壁部11b及び
立壁部11b下部には抵抗突体11e並びに張出し部1
1fが形成されており、立壁部11bの上辺部11cは
長手方向に勾配が形成されかつ底版部11bは第1実施
例の様に上辺部11cの勾配に従がい、幅広になり、か
つ厚みが薄く形成されている。
字型ブロックであり、底版部11aと立壁部11b及び
立壁部11b下部には抵抗突体11e並びに張出し部1
1fが形成されており、立壁部11bの上辺部11cは
長手方向に勾配が形成されかつ底版部11bは第1実施
例の様に上辺部11cの勾配に従がい、幅広になり、か
つ厚みが薄く形成されている。
尚12は連結金具装着用溝、13は吊等の孔であり、目
地用窪みを形成することが望ましい。
地用窪みを形成することが望ましい。
しかして、所望箇所に上辺部1cが同一勾配になるよう
に、側部高さの異なるL型ブロック1を配設後、連結金
具4により連結し、擁壁aを設けた後斜面にアスファル
ト、コンクリート等を施こして施工するものである。
に、側部高さの異なるL型ブロック1を配設後、連結金
具4により連結し、擁壁aを設けた後斜面にアスファル
ト、コンクリート等を施こして施工するものである。
本考案は、このようなものであるので次の特長を有する
。
。
1 上辺部1cに勾配を長手方向に形成したので適宜高
さの異なるL型ブロック1を前述のように配設、連結す
ることによって坂道等の擁壁を施工することができるの
で、従来のように鉄筋コンクリート擁壁を型枠等の組立
て等より始める必要はなく、短期間に施工することがで
きる。
さの異なるL型ブロック1を前述のように配設、連結す
ることによって坂道等の擁壁を施工することができるの
で、従来のように鉄筋コンクリート擁壁を型枠等の組立
て等より始める必要はなく、短期間に施工することがで
きる。
2 従来勾配がある場合の鉄筋コンクリート擁壁の施工
が勾配に応じて鉄筋の長さが1本毎に異なっていて、加
工組立が困難であるが、本考案においては上辺1cが所
望の勾配を有するL型ブロック1を配設することにより
、簡単に施工することができる。
が勾配に応じて鉄筋の長さが1本毎に異なっていて、加
工組立が困難であるが、本考案においては上辺1cが所
望の勾配を有するL型ブロック1を配設することにより
、簡単に施工することができる。
3 コンクリートには若干の流動性がある為、数回に別
けてコンクリートを打設する必要があり、工期を長くし
ていたが、本考案では、あらかじめ工場にて所望の勾配
を有するL型ブロック1を製造しておき、現地では据え
付けるだけでよいので、従来に比較して、著しく短縮せ
しめた。
けてコンクリートを打設する必要があり、工期を長くし
ていたが、本考案では、あらかじめ工場にて所望の勾配
を有するL型ブロック1を製造しておき、現地では据え
付けるだけでよいので、従来に比較して、著しく短縮せ
しめた。
4 勾配が付いている為、背面型枠をねじる必要があり
、組立が困難であったが、本考案においては、その必要
がなく組立が簡単である。
、組立が困難であったが、本考案においては、その必要
がなく組立が簡単である。
5 底版部1aは上辺部1bの勾配に従がい、巾広に形
成される為、立壁部1bの高さに従がって、より大きな
断面係数を有することになり、合理的であって安全であ
る。
成される為、立壁部1bの高さに従がって、より大きな
断面係数を有することになり、合理的であって安全であ
る。
図面は本考案の実施例であり、第1図は第1実施例の斜
面図、第2図は使用状態を示す正面図、第3図は使用状
態を示す斜面図、第4図は第2実施例の斜面図である。 1・・・・・・1字型ブロツク、1a、11a・・・・
・・底版部、lb、llb・・・・・・立壁部、1c・
・・・・・上辺部、a・・・・・・擁壁、b・・・・・
・斜面。
面図、第2図は使用状態を示す正面図、第3図は使用状
態を示す斜面図、第4図は第2実施例の斜面図である。 1・・・・・・1字型ブロツク、1a、11a・・・・
・・底版部、lb、llb・・・・・・立壁部、1c・
・・・・・上辺部、a・・・・・・擁壁、b・・・・・
・斜面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 底版部と立壁部を有する1字型ブロツクにおいて、
立壁部の上辺部を長手方向に勾配を形成したことを特徴
とする構築用勾配付り型ブロック。 2 底版部が上辺部の勾配に従がって幅広くなることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の構築用
勾配付り型ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3062482U JPS6038768Y2 (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 構築用勾配付l型ブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3062482U JPS6038768Y2 (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 構築用勾配付l型ブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58134445U JPS58134445U (ja) | 1983-09-09 |
JPS6038768Y2 true JPS6038768Y2 (ja) | 1985-11-19 |
Family
ID=30042330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3062482U Expired JPS6038768Y2 (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 構築用勾配付l型ブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038768Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006283385A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Daiwa House Ind Co Ltd | 低段差造成用の土留め材 |
-
1982
- 1982-03-03 JP JP3062482U patent/JPS6038768Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58134445U (ja) | 1983-09-09 |
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