JPH01111393A - 半導体レーザ - Google Patents

半導体レーザ

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JPH01111393A
JPH01111393A JP26829487A JP26829487A JPH01111393A JP H01111393 A JPH01111393 A JP H01111393A JP 26829487 A JP26829487 A JP 26829487A JP 26829487 A JP26829487 A JP 26829487A JP H01111393 A JPH01111393 A JP H01111393A
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JP
Japan
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layer
semiconductor
blocking layer
electrode
semiconductor laser
Prior art date
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Pending
Application number
JP26829487A
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English (en)
Inventor
Kenji Matsumoto
研司 松本
Junichi Kinoshita
順一 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は高速型半導体レーザに関する。
(従来の技術) 近年光通信の高速、大容量化に伴い、半導体レーザの変
調速度を上げることを目的として種々の構造が提案され
ている。基本的に変調速度を上げる為にはレーザ素−子
の寄生容ωと素子の直列抵抗を低減する必要がある。
一般にp−n接合による電流阻止層により活性層への電
流通路を規制する半導体レーザの場合、変調速度の上限
は電流阻止層のp−n接合の接合官辺によって決められ
る。このp−n接合の容量は、p層とn層のキャリア濃
度と接合面積に比例し、キャリア濃度が高いほど容ωは
大きく、またこの2層中キャリア濃度度の低い層のキャ
リア濃度でほぼ容量が決まる。
そこで、第5図に断面図を示す様に、活性層20の近傍
の電流阻止層(ブロック層)22のみを残し、他の領域
の電流阻止層を除去した4f4造のメザ型半導体レーザ
が提案されている。
即ち、第1の導電型の半導体基板24上で、ストライプ
状に形成された活性層20、第2の導電型のクラッド層
24およびオーミック層25が、第2の導電型のブロッ
ク層26、第1の導電型のブロック層27により埋め込
まれており、ブロック1126.27は活性層20の近
傍にメサ形状に残し、他を除去しである。メサ幅として
は通常5〜20iが選ばれる。
また電流阻止層22(ブロックE26.27 >の除去
された領域において電流が洩れないように絶縁膜28と
して5in2が形成されている。また電4※30はウェ
ハー上全面に形成しである。なお、34は裏面電極であ
る。
以上の@造によれば、電流阻止層を構成するp−n接合
の面積は、はぼメサ部長さ300μm×メサ幅5〜20
timであり、全面電極の長さ300μmX幅400μ
mに比べて大きく低減されており、これにより素子の容
量が小さく高速変調に適する。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の半導体レーザでは、特に活性層2
0側の電極30の形成工程において、以下に示すような
複雑なプロセスを必要とする。
■フォトリソグラフィーによりマスクを作り活性層20
の近傍のブロック層26.27のみ残し、他の領域のブ
ロック層26.27をエツチング除去する。
■絶縁膜28を形成し、活性層20の首下にストライプ
状の溝36をフォトリソグラフィーおにび化学エツチン
グで形成する。
■電極30はオーミック用のAuZn電極31とボンデ
ィング用のCrAu電極32とからなり、オーミック用
のAu7n31はフォトリソグラフィーにょろり71〜
オフエ稈を用いてストライプ状の溝36の中にのみ形成
する。これは絶縁膜28上のAuZr1電極が著しく剥
離しやすいため半導体上にのみAuZn電極を形成する
必要があるためである。またCrAu電極32は絶縁膜
上を含めてウェハー仝体に形成する。
即ら、従来の全面電極型では単に1工程のAuZn電極
形成であったのに比べ、上記半導体レーリ4ではフォト
リソグラフィーを3回、絶縁膜の形成および2層電極の
形成からなる非常に複雑な工程が必要で、コスト高とな
り、また高い歩留りを得ることが出来なかった。またこ
の様に非常に複雑な構造に加えてワイヤーボンディング
等の機械的ストレスにより絶縁膜28から電極32が剥
離しやすい欠点があった。
以上の理由により、絶縁膜を用いる必要のあるメサ型半
導体レーザは、高速変調が可能で必るにもかかわらず、
高い信頼性を必要とする通信用半導体レーザには適して
いなかった。
本発明は、製造が容易で、かつ信頼性の高い高速変調に
適する半導体レーザを提供することを目的とする。
本発明の半導体レーザは、p−n接合を有する複数の半
導体層からなる電流阻止層を持つ半導体レーザにおいて
、電流阻止層は抵抗率の高い半導体層とこれよりも抵抗
率の低い半導体層からなるとともに、成長層側の半導体
層上に直接に電極が形成されており、かつ活性層近傍と
ホンディングパッド以外の領域の電極と電流阻止層の抵
抗率の低い半導体層を除去することを特徴とする。
(作用) 本発明の半導体レーザによれば、素子の容量の大半を占
める電流阻止層(p−n接合)を、メサ部とボンディン
グパッド部を除いて除去しであるために、容量を小さく
できる。また絶縁膜上に電極が形成されていないため信
頼性が確保される。
更に、電極を形成後、レジスト膜を被着して電極および
電流阻止層を除去するのみで良く、製造工程も容易とす
ることができる。
(実施例) 以下本発明の半導体レーザを、n型inP半導体基板を
用いたブロック型レーザの実施例を参照して説明する。
第2図は本発明の一実施例の半導体レーザの製造工程の
途中段階の斜視図を示すもので、これを参照すると、ま
ず、液相成長法を用いてn型inP半導体基板1上にI
nGaASPからなる活性層2、p型■nPからなるク
ラッド層3、p型InGaAs1)からなるオーミック
層4を順次成長する。
次に、オーミック層4上にストライプ状の絶縁をマスク
を形成し、活性層2、クラッド層3、オーミック層4を
ストライプ状に残すようにエツチング除去する。
この後、再度、液相成長法を用い電流阻止層としてp型
1nPからなる厚さ2μmのブロック層5、n型InP
からなる厚さ3μmのブロック層6で、活性層2、クラ
ッド層3、オーミック層4を埋め込む。なお、ブロック
層5を形成するp型■npの抵抗率は、ブロック層6を
形成するn型InPの抵抗率よりも高い。
このようにして形成されたウェハにおいて、基板1の裏
面を研磨しn側電極7とn側電極8を形成する。なお、
ここまでは全面電極型と同一のプロセスである。
次に、レジスト膜10を、活性層2上に対応して幅20
μmのストライプ形状とボンデインクパッドに対応して
直径100μmの円形状に形成する。なお、第2図は、
ここまで形成した状態を示す斜視図である。
続いてイオンミリングを用いてレジスト膜10をマスク
として、第1図に示すように、電極8、ブロック層6.
ブロック層5を連続的に除去する。
以上の様にして作成したウェハーから個々の素子に切り
出して、第1図に示す本発明の半導体レーザ素子が冑ら
れる。なあ、図中11はボンデインクパッドを示す。
この様にして得られた本発明の半導体レーザは、容量は
4PF(500聞Z)で測定であった。また小信号変調
特性を第3図に示すように、閾値の3倍に半導体レーザ
をバイアスしたところ、約6GHzの3dB帯域を1q
ることが出来た。
以上のように、本発明では、全面電極型レーザに僅かな
工程を加えるだけで半導体接合容量の少ない高速変調に
適した光源を得ることが出来る。
なお、上記実施例では、基板1に達するまで電流阻止層
(ブロック層5.6)を全て除去したが、ブロック層6
のみを除去するようにしても良い。
上記実施例においては、イオンミリングにより電極7お
よび電流阻止層6,5を除去する際に、レジスト膜10
も同時に削られてしまうために、かなりの厚さのレジス
ト膜10を必要とする。しかしながらレジメIへ膜10
の厚さは均一性、解像度の点から3μm以上に厚くする
ことは容易ではなく、且つ歩留の低下を招く。このため
3μm程度のレジストマスクを用いた場合、−度のイオ
ンミリングでは4〜5μmの電極および半導体しかエツ
チング出来ないので、すべての電流阻止層を除去する為
には2回以上のレジスト膜形成とイオンミリングを行う
必要があり、工程が複雑になる。そこで、ブロック層6
だけを除去することでより一層工程の簡略化がなされる
即ち、ブロック層5の抵抗が小さい場合には、ブロック
層6だけを除去しても、ブロック層5を横方向に流れる
電流によって、等価的に素子の容量はブロック層5と基
板1で形成する容ωC1となってしまうが、ブロック層
5の抵抗が大きければ、例えばp型InPで構成されて
いるなら、等価的なレーザ素子の容量はブロック層5を
横方向に流れる電流によって影響を受けないので、ブロ
ック層5とブロック層6で形成する容ff1c2とブロ
ック層6と同面積に相当するブロック層5と基板1で形
成する容量C3の各接合容量の直列接続となる。
このため、上記実施例において、第4図に示すように、
ブロック層6を除去するようにブロック層5に達するよ
うに電流阻止図を除去しても、接合容量はブロック層6
の面積で実質的に決まり、容ωの低減化がなされる。
従って、この実施例によれば、−度のイオンミリングで
容易に製作可能であり、除去する電極と半導体層の厚さ
が薄くて済むため量産性に優れる。
なお、上記各実施例では液相成長法を用いた埋め込み型
ウェハで説明してきたが、他の成長方法、例えば有機金
属気相成長方法で成長した埋め込み型ウェハにも本発明
は適用できる。また、本発明は埋め込み型半導体レーザ
に限らず、半導体接合による電流阻止層を持つ他の構造
例えば内部ストライプ構造等の全面電極型レーザにも適
用できる。
更に本発明はI nGaASP半尋体を用いたし−ザに
ついて説明してきたが、他の半導体例えばAlGaAs
等の半導体を用いて場合にも本発明は適用できる。
[発明の効果] 本発明によれば、素子の容量が小さく高速変調に適し、
かつ絶縁上に電極金屑が用いられていないため信頼性が
高く、通信用の光源として好ましい半導体レーザが得ら
れる。また簡単なプロセスで製作することができ、高い
歩留で半導体レーザを作成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体レーザの斜視図、第2図は本発
明の半導体レーザの製造プロセスを説明する図、第3図
は本発明の半導体レーザの周波数特性を示す図、第4図
は本発明の半導体レーザの他の実施例を示す図、第5図
は従来のメサ型半導体レーザの断面図である。 1・・・基板、 2・・・活性層 3・・・クラッド層、 5・・・オーミック層5.6・
・・ブロック層 7.8・・・電極、 10・・・レジスト膜11・・・
ボンディングパッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. p−n接合を形成する複数の半導体層からなる電流阻止
    層により活性層への電流通路を規制する半導体レーザに
    おいて、前記電流阻止層は抵抗率の高い半導体層とこれ
    よりも抵抗率の低い半導体層からなるとともに、前記電
    流阻止層を含む成長層側の半導体層上に直接に電極が形
    成されており、かつ前記活性層近傍とボンディングパッ
    ド以外の領域の電極と前記電流阻止層の前記抵抗率の低
    い半導体層を除去したことを特徴とする半導体レーザ。
JP26829487A 1987-10-26 1987-10-26 半導体レーザ Pending JPH01111393A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001518236A (ja) * 1997-03-06 2001-10-09 ハネウエル・インコーポレーテッド 選択的に変化させられる電流閉じ込め層を有するレーザ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001518236A (ja) * 1997-03-06 2001-10-09 ハネウエル・インコーポレーテッド 選択的に変化させられる電流閉じ込め層を有するレーザ
JP2007053406A (ja) * 1997-03-06 2007-03-01 Finisar Corp 選択的に変化させられる電流閉じ込め層を有するレーザ
JP4700593B2 (ja) * 1997-03-06 2011-06-15 フィニサー コーポレイション 選択的に変化させられる電流閉じ込め層を有するレーザ

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