JPH01110647A - フッ素含有カルボン酸エステルの製造方法 - Google Patents

フッ素含有カルボン酸エステルの製造方法

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JPH01110647A
JPH01110647A JP27034987A JP27034987A JPH01110647A JP H01110647 A JPH01110647 A JP H01110647A JP 27034987 A JP27034987 A JP 27034987A JP 27034987 A JP27034987 A JP 27034987A JP H01110647 A JPH01110647 A JP H01110647A
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Mitsuaki Yoshimitsu
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フッ素含有カルボン酸エステルの製造方法に
関するものである。
更に詳しくは、フッ素含有有機ハロゲン化合物を原料と
する簡便でかつ効率的なフッ素含有カルボン酸エステル
の製造方法を提供するものである。
フッ素含有カルボン酸エステルは、化学的、物理的又は
生理的性質等の面で優れた特性を有し、特に特殊界面活
性剤、碗水撓油剤、医・農薬の合成中間体あるいは塗料
用材料、フッ素ゴム、レジスト材料、コンタクトレンズ
、プラスチック光学材料などに用いられる重合体の原料
として重要である。
[従来の技術及び本発明が解決しようとする問題点〕 フッ素含有カルボン酸エステルは、従来種々の方法によ
り合成されている。
その主な方法として、まず、フッ素含有カルボン酸を出
発原料とし、通常の脂肪酸エステル合成に用いられる方
法が挙げられる。
例えば、 ■ フッ素含有カルボン酸を酸ハロゲン化物とし、これ
にアルコール類を反応させる方法[ジャーナル オブ 
アメリカンゲミカル ソサエティ(J、Am、Chem
、Soc、)7ジ。
966 (1953)] ■ フッ素含有カルボン酸とアルコールを酸触媒存在下
に反応させる方法[ジャーナル オブアメリカンゲミカ
ル ソサエティ(J、Am。
Chem、Soc、)73.4625 (1951)] ■ フルオロ脂肪族カルボン酸にジアゾメタンを反応さ
せメチルエステルにする方法 等がある。
又、その池の例として ■ 2−トリフルオロメチル−2−アセトキシプロピオ
ン酸エステルの熱分解(500’C)(、ジャーナル 
オブ ゲミ力ル ソサエティ(J。
Chem、Soc、)1954.366]あるいは ■ 2−ブロモ−3,3,3−トリフルオロプロペンを
一酸化炭素とアルコールの共存下にパラジウム触媒を用
いて反応させ、エステル体を得る方法[特開昭58−1
54529号公報]等が挙げられる。
これら従来合成法のうち、■〜■で示した方法は、前記
したようにいずれもフッ素含有カルボン酸からの誘導法
であり、フッ素含有カルボン酸が不可欠である。
又、該フッ素含有カルボン酸も天然にはほとんど存在せ
ず、他の原料がらの合成が必要である。
従って、これらの方法でフッ素含有カルボン酸工ステル
を得ようとすれば、脂肪酸ハライドの電解フッ素化によ
る方法、フッ素含有有機ハロゲン化物を原料とするカル
ボン酸化による方法等により、−旦、フッ素含有カルボ
ン酸を合成、単離し、引続き前記した方法でエステル体
に変換するという2段階以上の反応操作が必要であった
又、■、■方法においては、原料合成が困難、低収率、
原料の毒性等の問題がある。
すなわち、フッ素含有カルボン酸エステルの製造に関す
る従来法には、 1)収率が低い 2)反応条件が過酷 3)反応操作が複雑 等の問題点があった。
二問題点を解決するための手段] 上記のごとき状況に鑑み、本発明者らは工業的にも適用
可能で簡便なフッ素含有カルボン酸エステル゛の製造方
法を確立する事を目的に鋭意研究を行った。
フッ素含有有機ハロゲン化物を原料とするフッ素含有カ
ルボン酸の製造方法のひとつに該ハロゲン化物と二酸化
炭素を亜鉛の存在下に反応させ、続いて該反応混合物を
酸処理する事により成る方法がある。
本発明者らは、酸処理してカルホン酸を得るかわりに上
記反応混合物から直接カルボン酸エステル体を得る事が
できれば、前記の目的に沿った新しい製造方法になり、
その工業的価値は大きいと考え、検討を行った。
その結果、前記反応混合物に直接ハロゲン化炭化水素を
作用させる事により、非常に高収率で、フッ素含有カル
ボン酸エステルが生成するというまったく新規な反応を
見出し、本発明に到達したものである。
すなわち本発明は 一般式 X−R,−X′ (但し、式中X、X′は各々独立してフッ素。
塩素、臭素あるいはヨウ素原子を表ず、但し、X。
X′が同時にフッ素である化合物は除く。Rfは飽和又
は不飽和で、直鎖又は分岐鎖を有するフッ素含有の脂肪
族基であり、その炭素数は、X。
X′のうち一方がフッ素原子である場合1〜20゜その
他の場合3〜20である。) で表されるフッ素含有有機ハロゲン化合物を有機溶媒中
、亜鉛単独又はアルカリ金属イオン、アルカリ土類金属
イオン、アンモニウムイオンから選ばれる少なくとも一
種の陽イオンと亜鉛との共存下に二酸化炭素と反応させ
る工程(I)と工程(I)で得られた反応混合物と 一般式 RY (但し、式中Rは炭素数1〜20の直鎖又は分岐鎖を有
するアルキル基もしくはフッ素含有アルキル基又は炭素
数20以下の飽和又は不飽和で直鎖又は分岐鎖を有する
芳香環置換の脂肪族基又はRi     A− で表わされるアルケニル基 (但し、R、R2、R3は同一または異なり、水素原子
又は直鎖もしくは分岐鎖を有するアルキル基、Aはメチ
レン又は直鎖もしくは分岐鎖を有するアルキレン基を表
わす。但し、該アルケニル基中の全炭素数は3〜20の
範囲にある)を表わす。Yは塩素、臭素、ヨウ素原子の
いずれかを表わす。) で表わされるハロゲン化炭化水素とを反応させる工程(
II)から成るフッ素含有カルボン酸エステルの製造方
法を提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の方法は、フッ素含有有機ハロゲン化合物と亜鉛
の存在下で、二酸化炭素と反応させる工程(I>と該工
程に引続きハロゲン化炭化水素を反応させる工程(II
)の2つの工程からなるものである。
以下、これら工程別に説明する。
反応工程(I) 本工程で使用される下記−放火(1)でX−Rf−X′
・・・(1) (但し、式中X、X’は各々独立してフッ素。
塩素、臭素あるいはヨウ素原子を表す。但し、X。
X′が同時にフッ素である化合物は除く。R8は飽和又
は不飽和で、直鎖又は分岐鉦を有するフッ素含有の脂肪
族基であり、その炭素数は、X。
X′のうち一方がフッ素原子である場合1〜20゜その
他の場合3〜20である。) で表されるフン素含有有機ハロゲン化合物としては種々
のものがその範囲に含まれる。
これらの化合物の中で、まずXあるいはX′のうち一方
がフッ素原子である化合物群がある。これらの化合物群
は、本発明の工程(I)において、残りのもう一方のX
もしくはX′のみが反応に関与し、工程(II)を経た
最終生成物は、モノカルボン酸エステルとなる群である
。語群の化合物は一般式(2)あるいは(3)で示され
る。
RX  ・・・・、(2) ((EJ L、Xは塩素、臭素、ヨウ素原子のいずれか
を表わす。又、R8は炭素数1〜20の飽和又は不飽和
で直鎖スは分岐鎖を有し、塩素、臭素又はヨウ素原子と
の結合部位が飽和結合している炭素上に存在するフッ素
含有の脂肪族基を表わす)RfX ・・・(3) (1旦し、Xは塩素、臭累、ヨウ素原子のいずれかを表
わす。又、R′fは炭素数2〜20の不飽和で、直鎖又
は分岐鎖を有し、塩素、臭素又はヨウ素原子との結合部
位が不飽和結合している炭素上に存在するフッ素含有の
脂肪族基を表わす)−服代(2)でR8と表わされるフ
ッ素含有脂肪族基としては、OF、(CF2)、X。
(CF3)20F(CF2)。X又は CF (0F2)pXCFX  (式中、Xは塩素。
/ CF (CF2)Cr 臭素又は沃素原子を示す。P及びqは0又は1以上の整
数を示す。)等で表わされる直ガiあるいは分岐したペ
ルフルオロアルキルハロゲン化物あるいは分子鎖の一部
に水素原子が結合されたCF     cHc  トr
     X、   CF、   CH2CF  2 
 X。
HCF  (CF2>pX 又は、CF  (OF2)、CH2X (式中、X、pは前記に同じ) を挙げる事ができる。
さらにR8には、その中に炭素−炭素二重結合の如き、
不飽和結合を含んでいてもよく、この場合も上記の如く
、ペルフルオロ体であっても、その一部が水素原子に置
換されていてもよい。
このような化合物としては CF 二CF(CF2)RX。
CF  (CF  )  CF=CF (CF2)qX
3   2p CH=C1−I(CF2)pX (但し、式中X、p、qは前記に同じ)等が挙げられる
。又、一方、−服代(3)でR/、と表わすフッ素含有
脂肪族基はその中に炭素−炭素二重結合の如き、不飽和
結合を含んでおり、しかもXとの結合部位が不飽和炭素
上に存在している。
更に、R/fはペルフルオロ体であっても、その一部が
水素原子に置換されていてもよい。
このような化合物としては CF (CF2)。CF = C,X (但し、式中x、p、qは前記に同じ)F2C=CHX
、HFC=CFX。
HFC=CHX、H2C=CFX。
F2C=C(R)X、F (R)C=C(F)X。
H(R)C=C(F)X。
F  (R)C=C(H)X。
H(F)C=C(R)X。
H(R”f)C=C(F)X。
F (R”f)C=C(H)X。
H(F)C=C(R″f)X。
HC=C(R”f) X。
R2C=C(F)X。
R,”f(R)C=C(F)X。
R″f2C=C(H) X。
R″f(R)C=C(H)X。
F  (R)C=C(R)X。
R″(F ) C=C(R/’f) X。
R“f2 ””C(R”f) X。
R”f(R)C=C(R)X。
R2C=C(R″f)X。
Rf2C=C(R)X。
R//f(R)C=C(R″f)X。
R(F) C=C<R″、 > x。
R”f(F)C=C(R)X。
R“ (H)C=C(R”f’)X。
R”f(H)C=C(R)X。
R(H)C=C<R//f)X。
(式中、Rはアルキル基、Rfは含フッ素脂肪族基を表
わし、Xは前記に同じ。) 等が挙げられる。
語群に属する化合物を更に具体的に例示すると、CF3
1.CF3Br、CF2CF3I。
CF3CF2Br、n−C3F7I。
(CF3>2CFI、n−C4F9I。
n−C3F111゜ (CF3)2CFCF2CF2I。
n−C6F131 、 n−C7F15I 。
(CF 3) 2 CF (CF2 CF2 ) 21
 。
n  Ca F 17I ln  Cl0F211 。
n′−c  F  I 、 n−C14F29I 。
CF  =CFCF2I。
CF2 =CFCF2Br。
CF  CHCH1,CF3CH2CH2Elr。
CH=  CHCF  2   B  r  。
CH=CHCF2CF2 Br CH=C(CF3)(I。
CH2=C(CF3 ) B r 。
CH=C(CF  3  )   1  。
C)i  =C(CF2CF3)(I 。
CH=C(CF2CF3 )Bl−。
CH=C(CF2CF3)I 。
CH=C[CF  (CF 3 )  2 コ ct。
CH=C[CF  (CF 3 )  2 コ Br。
CH=C[CF (CF3)2] I。
CH=C(CF2CF2CF2CF3)(I。
CH2=C(CF2CF2CF2CF3)Br。
CH=C(CF2CF2CF2CF3)■。
CH=C(CHF2)(I。
CH=C(CHF2 ) B r 。
CH=C(CHF2)I 。
CH=C(CH2F)(I。
CH=C(CH2F ) B r 。
CH=C(CH2F)I 。
CH=C(CH2CF3)(I。
CH=C(CH2CF  3  )   Bl−。
CH=C(CH2CF3)I 。
CF  = CF B r 、 CF 2 = CF 
I 。
RF C= CF I 、 H2C= CF B r 
82C=CF I 。
CHCHCH(CH3)   CF  =CF  B 
 r  。
CHCHCH(CH3)   CF=CF  I等が挙
げられる。
更に、該化合物群の中から好ましいものを例示すると Z2    X (但し、式中Z  、Z2 、Z3は各々独立して水素
、フッ素原子のいずれかを表わす、但し、2.2.23
のうち少なくとも1つはフッ素原子である。又、Xは塩
素、臭素又はヨウ素原子を表わす。) CF     I n    2n+1 (但し、nは1〜20の整数を表わす)HC=C(CF
   )X 2             n    2n+1(但
し、nは1〜18の整数を表わし、Xは臭素もしくはヨ
ウ素原子を表わす) が挙げられ、これらの中には例えばペルフルオロオクチ
ルアイオダイド、ペルフルオロヘキシルアイオダイド、
ペルフルオロブチルアイオダイド。
3.3.3−トリフルオロ−2−ブロモプロペン。
3.3.3−トリフルオロ−2−ヨードプロペン。
3.3,4,4.5,5,6.6.6−ノナフルオロ−
2−ヨードヘキセン、1,2.2−トリフルオロ−1−
ヨードエテン等が含まれる。
次に一般式(1)で表わされるフッ素含有有機ハロゲン
化合物のうちで、X及びx′がともにフッ素原子でない
化合物群がある。
これらの化合物群は、本発明の工程(I)においてX、
X′ともに反応に関与し、工程(If)を経た最終生成
物はジカルボン酸エステルとなる群である。
該化合物群には、 X(CF2)βX′あるいは (式中、X、X′は各々独立して塩素、臭素あるいはヨ
ウ素原子を表す。ρは3以上1mは1以上の整数を表わ
し、p、qは0又は1以上の整数を示す。)等で例示さ
れる直鎖あるいは分岐したペルフルオロジハロゲン化合
物や (式中、X、X′及びp、qは前記に同じ)等で例示さ
れるフルオロアル升ル鎖内の一部に水素原子が結合され
たジハロゲン化物も含まれる。
更に、−服代(1)でRfと表わすフッ素含有脂肪族基
が炭素−炭素二重結合の如き、不飽和結合を含むジハロ
ゲン化物であってもよい。このような化合物としては、
以下のものが例示できる。
X→CF2CF2−)−、CF= CF+CF2 CF2ガ X′ 。
X−CF    −f−CF  2 →−]テ CH2
CF  −CFCH−4−CF2+−6C1”’2−X
′。
(式中、X、X′、p、qは前記に同じ)語群に属する
化合物を更に具体的に例示すると、I(CF  )  
 I、I(CF2)3(I。
Br (CF  )  Br、I (CF2 )4 I
I (C)  )  (I、Br (CF2 ) 4B
r。
I (CF  )CFCF2CF2 I。
I (CF3)CFCF2CF2C1。
B r (CF  ) CF CF 2 CF 2 B
 r 。
ICF2CF2CF=CFCF2CF2 I 。
ICF  CF  CF=CFCF2CF2C1゜B 
r CF  CF  CF =CF CF 2 (−F
 2 B r 。
■CF2CF2CH2CH2I。
ICF  2  CF  2  CH2CH2(I  
 。
BrCF2CF2CFr2CH2Br 等か挙げられる。
更に、語群に属する好ましい化合物を具体的に例示する
なら、 ICnF2n■ (1旦し、nは3〜20の整数を表わす)で表わされる
直鎖あるいは分岐鎖状のベルフルオロアルキレンジアイ
オダイドが挙げられ、この中には例えば、α、ω−ジョ
ードペルフルオロヘキサン、α、ω−ジヨードペルフル
オロブタン等が含まれる。
このように、−服代(1)で表されるフッ素含有有機ハ
ロゲン化合物としては、種々の1ヒ合物を使用し得るが
、該化合物の反応溶媒に対する実用的な溶解性を維持す
るなめは、フッ素含有有機ハロゲン化合物を構成する全
炭素数は20以下である事が望ましい。
本工程では、種々の溶媒を用い得るが、中でも良好な反
応収率か得られる点で、非プロトン性極性溶媒が好まし
い。これら溶媒としては、ジメチルホルムアミド(DM
F>、ジメチルスルホキシド(DMSO)、N、N−ジ
メチルアセトアミド。
テトラメチル尿素、ヘキサメチルホスホルアミド。
スルホラン、N−メチルピロリドン、   1.3−ジ
メチル−2−イミダゾリジノン、ニトロベンゼン、ニト
ロメタン、アセトニトリル、炭酸プロピレン、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、エーテル、ジグライム、トリ
グライム、ピリジン等がある。
反応収率の点から、このうちDMF、   1.3−ジ
メチル−2−イミダゾリジノン、DMSO,N−メチル
ピロリドン、N、N−ジメチルアセトアミド、テトラメ
チル尿素、ヘキサメチルホスホルアミドが好ましく、D
MFが特に好ましい。
本工程で使用される亜鉛は、粉末状の形態で用いる事が
でき、その平均粒径は、0.1μm〜100μmの範囲
にある事が好ましい。位径が0.1μm未満では、反応
後これを除去する際の操作が煩雑となつ又、100μm
をこえると反応中使用される有効面積が減少するため反
応収率が低下してくる。反応収率、操作の点から平均粒
径は、1μm〜50μmである事が特に好ましい。
市販の亜鉛粉末を処理しないままでも、充分使用できる
が、予め亜鉛を表面処理することによってその使用量を
減する事ができる6表面処理方法は、ホーベン−ワイル
(Ho r b e n−We y l1旦(2a)、
570〜574頁及び815頁)の方法により、例えば
、予め酸処理剤(鉱酸あるいは酢酸など)で処理する事
により、また池の金属(例えば一般には、刑、鉛、カド
ミウム、水銀等)との金属対を形成させる等がある。
亜鉛粉末は、原料のフッ素含有有機ハロゲン化合・物中
に含まれるフッ素原子以外のハロゲン原子に対して1〜
10倍モルの範囲で用いればよいが、反応を再現性よく
行うためには、2〜10倍モル使用することが好ましい
本発明の方法においては、本工程でアルカリ金属イオン
、アルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオンのうち
から選ばれる少なくとも一種の陽イオンを共存させて反
応を行うこともできる。
を始めとし、N H4中の水素原子の全部又は一部がア
ルキル基、アリール基、アルキレン基のうちから選ばれ
る少なくとも1種の置換基で置換されたもの、又はピリ
ジンの窒素原子に水製、アルキル基、アリール基のうち
から2ばれる置換基か結合した陽イオンのことをいう。
このような陽イオンとしてはたとえば以下のものを挙げ
ることができる。
L i” 、Na” 、K” 、Rb” 、Cs” 。
2+      2+      2+      2
+      2+Be  、Mg  、Ca  、S
r  、Ba  。
+ NH(II  C3H7) 3 。
+ N H(II  c 4H9,) 3 。
これらの陽イオンは、単独又は複数種類を組み合わせて
本発明に供することができる。又、これらの陽イオンは
、該陽イオンと陰イオンからなる化合物を反応系中に加
えることにより容易に供給することが可能である。
この際の該陰イオンとしては特に限定はなく、たとえば F−、(I−、Br−、I−、OH−、O”−。
(IO−、(IO−、(IO−、BF4’−。
N、”、PO、CHo−、c  2  H5o−。
◇    43 CHS”   、   CN−、5CN−、Co   
  2−。
HCO”、CHCoo−、CO2−等を挙げることかで
きる。
又、共存させる陽イオンの量は一般式(1)で表される
フッ素含有有機ハロゲン化合物中のフッ素以外のハロゲ
ン原子1モルに対し、0.01〜50グラム原子の範囲
に設定することか好ましい。
賜イオン量が0.01グラム原子未満であると収率向上
効果がほとんど現われず、スジ0グラム原子をこえると
共存量に見合うだけの収率の上昇効果が見られなくなる
。 本工程の反応は広い温度範囲で行い得るが、通常は
、0〜150℃の温度範囲で行う事が望ましい。0°C
未満では、原料の転化率を高くするための反応時間が極
めて長くなり実用的でない。ス、150℃をこえると副
反応の割合が増加するため、目的とする工程(II>を
経た後のカルボン酸エステルへの選択率が著しく低下し
てしまう。
反応は、フッ素含有有機ハロゲン化合物を、有機溶媒中
、亜鉛の懸濁状態あるいは前記の陽イオンと亜鉛の共存
懸濁状態で、所定の温度の下、二酸化炭素と接触させる
事により進行するが、その反応方法としては種々の方法
を採用できる。
例えば、 ■ 溶媒中に亜鉛もしくは亜鉛を含有する金属粉末を懸
濁させた状態、あるいは前記陽イオンと亜鉛の共存!V
濁状態で二酸化炭素を常圧下で通気しながらこれにフッ
素含有有機ハロゲン化合物を添加していく方法、 ■ ■の方法で反応させながら、反応系に超音波を照射
する方法、 ■ オートクレーブを用い、二酸化炭素加圧下にて行う
方法 等が挙げられるが、本発明においては特に制限はない。
なお、二酸化炭素は原料であるフッ素含有有機ハロゲン
化合物中のフッ素以外のハロゲン原子に対し、等モル以
上使用ずれはよく、本工程の反応時間は、所定の反応条
件に設定後、30分から10時間であれば充分である。
父至’INユ」」− 反応工程(I)で得られた反応混合物を工程(II)に
供す。
工程(II)の反応に先立ち、工程(I)において、亜
鉛を原料のフッ素含有有機ハロゲン化合物中に含まれる
フッ素原子以外のハロゲン原子に対し過剰に用い、工程
(I)終了後、亜鉛もしくは、亜鉛を含む金属粉末およ
び使用した陽イオンを含む塩が、−反応混合物中に固相
として存在している場合、工程(II)の反応を効率よ
く行う為に、該残存金属粉末および使用した陽イオンを
含む塩は、と過などの操作により除去しておく事か好ま
しい。
本工程で使用される下記−服代(4)で表わされる RY・・・(4) (但し、式中Rは炭素数1〜20の直鎖スは分岐銀を有
するアルキル基もしくはフッ素含有アルキル基、又は炭
素数20以下の飽和又は不飽和で直鎖又は分岐ダfを有
する芳香環置換の脂肪族基、又は、−服代 で表わされるアルケニル基 (但し、式中R,R,R3は同一または異なつ、水素原
子又は直鎖もしくは分岐鎖を有するアルキル基、〕Xは
メチレン又は石頭もしくは分岐鎖を有するアルキレン基
を表す。但し、該アルケニル基中の全炭素数は3〜20
の範囲にある)を表わす。Yは塩素、臭素、ヨウ素原子
のいずれかを表す。) ハロゲン化炭化水素としては、種々のものがその範ちゅ
うに含まれる。
例えば、CH(CH2) nX。
(CH3)2    CH(CH2)n   X(但し
、n=o又は1以上の整数、Xは塩素、臭素又はヨウ素
原子を表わす)であられされる飽和の直iまたは分岐鎖
を有するアルキル基から成るアルキルハロゲン化物で具
体的には、下記のものを例示できる。
CH3I  、   CH3B  r  、   CH
3(I  。
CH3CH2I   、   CH3CH2Br。
CH3CH2Cl   、   n−C3H71。
n−C3H7Br、1so−C3H71゜1so−CH
Br、    is、o   −c3H7cI。
n−C4H9I、n−C4H9Br。
(CH,)     CH・ CH2I  。
(CH)     CH・ CH2B  r  。
n−C5H111、n−C5H11Br。
n−C3H1,(I 。
(CH3)   2  CHCH2CH21。
(CH)     CHCH2CトI2Brまた、例え
ば、CH2−CH(C)I2)nX。
H(CH2)  n CH二 〇 )I  (Cト■ 
2  )  m X 。
(CHs   )2    CHCH二 CH(CH2
)n   X(但し、n、mは1以上の整数、Xは前記
に同じ)などであられされる不飽和の直鎖又は分岐鎖を
有するアルケニル基から成るアルキルハロゲン化物で、
具体的には、下記のものを例示できる。
CH=CHCH2(I  。
CH= CHCH2B r CH=CHCH2I。
CHCH=CHCH2(I   。
CH、CH=  CHCH2B  r  。
CHCH=CHCH2I。
CH=CHCH2CH2(I 。
CH2−CF■ CH2CH2B r 。
CH=CHCH2CH2I。
C)[2=CHCH(CH3)  (I  。
CH2=CHCH(CH3)   B  r  。
CH2=CHCH(CH3)   I  。
CH=C(Cト1 3  )CH2C1゜CH2−C(
CH3)CH2Br。
CH2=C(CH,1)CH2I 。
C2H5CH=CHCH2(I 。
C2H5CH=CHCH2B  r  。
c     HCH=CHCH2I。
CH3CH=CHCH2CH2Cl  。
CHCH=CHCHCH2B  r  。
CH3CH=CHCH2CH2I。
CH2=C(CH3)CH2CH2C1゜CH2=C(
CH3)CH2CH2Br。
CH2二C(CH3)CH2CH2I。
(CH3) 2C=CHCH2C1。
(CH3)2C=CHCH2Br。
(CH)  C=CHCH2I。
(CH3)2C=C(CH3)CH2C1゜(CH3)
 2C=C(CH3)CH2,Br。
(CH3)2C=C(CH5)CH2I又、例えばベン
ゼン系で換アルキルハロゲン化物でc  H(CH2)
nX。
Ce   Hs   CHC(CH2’>   n C
H3コ  X  (但 し 、nは1以上の整数、Xは
前記に同じ)などであられされる芳香環置換の直鎖、又
は分岐鎖を有するアルキル基から成るハロゲン化アルキ
ル化合物で具体的には、下記のものを例示できる。
C6H5CH2Cl、C6H5CH2Br。
C6H5Cト■ 2  I 。
CHCH(OH3)(I。
CHCH(CH3)   B  r  。
CHCH(CH3)I。
C6Hs CH2CH2(I 。
C6H5CF■ 2  Cト■ 2  B r 。
C6H5Cト■ 2  CH2I 。
C6H5CH(CH2Cト■ 3  )  CH2Cl
  。
CHCH(CHCH)  CH2Br。
C6H5C)I  (CH2CH3)  CH2■ 。
C6H5C(CH3)2C1゜ CHC(CH3> 28 r 。
CHC(CH3)   2  I。
CHCHCH(CH3)Cl。
CHCHCH(CH3)   Br。
CHCHCH(CH3)I。
C6H5CH2CH2CH2C1゜ C6H,CH,CH,OH2Br。
C6H5CH2CH2CH2■。
又、例えば、 CH(CH=CH)(CH2) nX。
CHCH(CH)−CH=CH(CH2”)nX(但し
、n、Xは前記に同じ)で表わされる如く、炭素−炭素
二重結合等を含む芳香環置換の直鎖又は分岐鎖を有する
アルケニル基からなるハロゲン化アルキル化合物も使用
できる。具体的には下記化合物が例示できる。
CHCH=CH−CH2Cl  。
CHCH=CHCH2Br。
c  HCH=CH−CH2I。
CHCH=CH−CM  2  CH2Cl  。
CHCH=CH−CH2CH2B  r  。
CHCH=CH−CH,、CH2I  。
CHCH=CH−CH(CH3)Cl。
CHCH=CHCH(CH3)   Br。
CHCH=CH−CH(CH3)I 。
CHCHCH=CHCH2C1。
C6H5CH2CH=CHCH2Br。
C6H3CH2CH=CHCH2I。
C6H5C)f   (CH3)   −CH=CH≦
〕 H2CHC1,CHCH(OH3)−CH=C=C
HCH2Br。
CHCH(CH)−CH=CHCH2 H2I さらに、前記の芳香環置換アルキルハロゲン化物の芳香
環上に種々の置換基を有するものも、エステル化反応を
阻害しない限り、使用可前である。
具体的には下記化合物が例示できる。
CH3−C6H4CH2C1。
CH30C6H4CH2C1゜ NC−C6H4CH2C,1。
ON−C6H4CH2C1。
CF3−C6H4−(I−H2C1。
CH,CH2C6H4CH2Br。
(I(306H4CH2I。
(CH)      CHCH2C1゜((I(3) 
  3  C6H2cH2C1。
CH3−ca H4CH2CH2C1。
CH3−C6H4CH2CH2B  +−。
CH3−C6H4CH2Cト■ 2  I更に又、フン
素含有の直鎖又は分岐鎖を有するアルキル基として CF  CHC1,CF3CH2Br。
CF 3 0 トI2I。
CF、、CF2CF2CF2CH2CH2Br。
CFoCF2CF2CF2CH2CH2I。
(CF、)  CFCH2CH2Br。
(CF     )      CFCH2CH21。
(CF  )  CFCF2CF2CH2CH2Br。
(CF3)2CFCF2CF2CH2CH2I。
n−C6F13CH2CH2Br。
n−C6F13CH2CH2I。
n−C3F17CH2CH2Br。
n −C8F 17CH2C)I 2  I等を例示で
きる。
更に該ハロゲン化炭化水素に含まれる好ましい化合物を
具体的に例示するなら、エチルブロマイド。
メチルアイオタイド、n−プロピルアイオダイド。
n−ブチルアイオダイド、1−ヨード−3−メチルブタ
ン、アリルクロライド、アリルブロマイド。
3−クロロ−1−ブテン、ベンジルクロライド。
ベンジルブロマイド、  3,3,4,4. ラ、ヲ。
6.6,7.7.8.8.8−トリデカフルオロ−1−
ヨードオクタン、   3.3,4.4. ヲ。
E5,6,6,7,7,8,8,9,9,10゜10.
10−ヘプタデカフルオロ−1−ヨードデカン等が挙げ
られる。このように−服代(4)で表わされるハロゲン
化炭化水素として種々の化合物を使用し得るか、該化合
物の反応溶媒に対する実用的な溶解性を維持するために
は、ハロゲン化炭化水素を構成する全炭素数は20以下
である事が望ましい。
使用するRYは、工程(I>で用いたフッ素含有有機ハ
ロゲン化合物中に含まれるフッ素以外の、ハロゲン原子
に対し、1〜20倍モルの範囲の量、で使用すれば、実
用上充分である。RYの使用量がフッ素含有有機ハロゲ
ン化合物中に含まれるフッ素以外のハロゲン原子に対し
等モル未満であると生成するエステルの収率が著しく低
下してしまう。又、20倍モルを越えて使用しても収率
向上効果は、実質上はとんどみられない。
本工程で用いる溶媒は、工程(I)で用いた溶媒と同じ
ものを用いる事ができる。
従って、工程(I)で得られた反応混合物を必要に応じ
金属粉末を除去した後、そのママ用いる事ができる。
(13−L、反応収率、操作性等の点から、溶媒置換操
作により、工程(I)で用いた溶媒とは、異なる溶媒中
で反応を行う事も又、可能である。
この時、用いる溶媒としては、非プロトン性極性溶媒が
好ましい。
これら溶媒としては、渕えはD>、1!”、DMSO。
N、N−ジメチルアセトアミド、テトラメチル尿素、ヘ
キサメチルホスホルアミド、スルホラン。
N−メチルピロリドン、1.3−ジメチル−2−イミタ
ゾリジノン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、アセトニ
トリル、炭酸プロピレン、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、エーテル、ジグライム。
トリグライム、ピリジン等を挙げることができる。
反応は工程(I>で得られた反応混合物とハロゲン化炭
化水素を所定の温度下にて所定の反応時間。
混合攪拌して行う。
反応は、0°Cから300℃までの広い温度範囲内で行
うことができる。反応を0°C未)前で行うと、反応終
了までに、長時間を要し、反応温度か300°Cf!:
itI!!えると副生成物の生成割合か大きくなり、反
応収率の低下をもたらす顛向を有する。
反応時間については、反応温度により、大きく異なるが
、10分から500時間の範囲内で設定できる。
以上示した工程(I)及び工程(■)を経て得られたフ
ッ素含有カルボン酸エステルを含有する反応混合物から
フッ素含有カルボン酸エステルを羊離するにあたっては
、種々の方法を採用て゛きる。
例えば、使用した溶媒が水溶性である場合、反応混合物
を水あるいは酸性水溶液中にあけ、遊漏した有(幾層を
精留する方法やあるいは、更に簡羊には、反応混合物を
その==精留する方法等が挙げられる。
[発明の効果] 本発明の方法によれば、非常に簡便な操作によりフッ素
含有有機ハロゲン化合物から収率よく目的とするフッ素
含有カルボン酸エステルを合成する事ができる。
従って、本発明の方法によれば、産業上重要な合成中間
体であるフッ素含有カルボン酸エステルを安価に、純度
よく製造する事ができ、その工業的価値は大きい。
[実施例コ 以下に実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本
発明は、これらに限定されるものではない。
実権例1 父茄X工 二酸化炭素導入口及びペルフルオロアルキルアイオダイ
ドの圧入口を備えつけた200ccの電磁撹拌型オート
クレーブ中に、あらかじめ0.5Nの塩酸水溶液で洗浄
乾燥した25.6g(0,385グラム原子)の亜鉛粉
末(平均粒径的15μm)を加え、外部加温によりオー
トクレーブ内を15℃とした1、定圧装置を介して、二
酸化炭素圧を8 、0 kt/d (ゲージ圧)とし、
以後、反応終了までの間、オートクレーブ内の二酸化炭
素圧をこの圧力に保たれるようにした6次いで、送液ポ
ンプを用い攪拌しつつオートクレーブ内に100m1の
D M Fを加えた。
次いで、66.1g <0.121mol)のパーフル
オロオクチルアイオダイドと16m1のD M Fとの
混合物を送液ポンプによりオートクレーブに一定速度で
2時間かけて圧入した。
同温度でさらに2時間攪拌した後、オートクレーブ内の
二酸化炭素の圧力を常圧にもどし、反応を終了させた。
区=I  (II)− 反応混合物から、残存亜鉛粉末を濾過により除去した。
亜鉛を除去した該反応混合物に臭化エチル38.4g 
<0.353mol)を混合し、再びオートクレーブに
仕込んだ。
撹拌下に、110°Cで5時間反応した。
こうして得られた反応混合物をIN塩酸水溶液中にあけ
、遊離した有機層を減圧下に精留し、ペルフルオロノナ
ン酸エチルエステル53.6+r(0,109mol)
を得た。
収率:90.1% 実施例2 反応工程(I)を実施例1と同様にして行った。
反応混合物から、残存亜鉛粉末を濾過により除去しな。
亜鉛を除去した該反応混合物にヨウ化メチル50.1g
 (0,353mol)を混合し、室温下に、75時間
撹拌混合した。
こうして得られた反応混合物を゛IN塩酸水溶液中にあ
け、遊離した有機層を減圧下に精留し、ペルフルオロノ
ナン酸メチルエステル53.2g(0,lllmol)
を得た。
収率:91.7% 沸点ニア8.2〜79,5℃/21市Hy実施例3 【庭工工ユエ上 ペルフルオロオクチルアイオダイドのかわりにペルフル
オロへキシルアイオダイド54.0g(0,121mo
l)を用いた他は全て実施例1における反応工程(I)
と同様にして行った。
区1」=11m)− 反応混合物から、残存亜鉛粉末を濾過により除去した。
亜鉛を除去した該反応混合物に、ヨウ化メチル50゜6
g (0,356mo l)を混合し、該混合液をオー
トクレーブ内に仕込み、撹拌下に80℃で7時間反応さ
せた。こうして得られた反応混合物をINtM酸水溶液
中にあけ、遊離した有m層を減圧下に精留し、ペルフル
オロへブタン酸メチルエステル42.1g(0,lll
mol)を得た。
収率:91.7% 沸点:67〜68℃155閤Hン 実施例4 反応工程(I) ベルフルオロオクチルアイオタイドのかわりにペルフル
オロブチルアイオダイド41゜9g(0,121mol
>を用いた他は全て実施例1における反応工程(1)と
同様にして行った。
反応工程(II) 反応混合物から、残存亜鉛粉末をl過により除去した。
亜鉛を除去した該反応混合物に、ヨウ化メチル51.0
g (0,359mo l )を混合し、該混合液をオ
ートクレーブ内に仕込み、撹拌下に80°Cで7時間反
応させた。
こうして得られた反応混合物をIN塩酸水溶液中にあけ
、遊離した有機層を精留し、ペルフルオロヘゲタン酸メ
チルエステル30.4g (0,109mol)を得た。
収率:90.1% 沸点:9B、5〜94.0°C 実施例5〜7 ヨウ化メチルのかわりに表1に示すヨウ化アルキル化合
物0.356mo+を用い反応を90°Cで8時間行っ
た以外は全て実施例2と同様にして行った。
得られた生成物と収率を合わせて表1に示す。
実施rIA8〜10 DMFのかわりに表2に示す溶媒を用いた他は全て実施
例工と同様にして行った。
それらの結果をあわせて表2に示す。
表2 実施例   溶    媒    収率(%)9   
N、N−ジメチルアセト 86.7アミド 10  ジメチルスルホキシド  80.5実方鯉 %
J11 区茜X工 二酸化炭素導入口及びペルフルオロアルキルアイオダイ
ドの圧入口を備えつけた200ccの電磁攪拌型オート
クレーブ中に、あらがしめ0.5Nの塩酸水溶液で洗浄
乾燥した25.1g(0,383グラム原子)の亜鉛粉
末(平均粒径約15μm)を加え、外部加温によりオー
トクレーブ内を15℃とした。定圧装置を介して、二酸
化炭素圧を8.0ksr/di(ゲージ圧)とし、以後
、反応終了までの間、オートクレーブ内の二酸化炭素圧
をこの圧力に保たれるようにした0次いで、送液ポンプ
を用い攪拌しつつオートクレーブ内に100 mlのD
MFを加えた。
次いで、65.0g (0,119mol)のペルフル
オロオクチルアイオダイドと16m1のDMFとの混合
物を送液ボン1によりオートクレーブ内に一定速度で2
時間かけて圧入した。
同温度でさらに2時間撹拌した後、オートクレーブ内の
二酸化炭素の圧力を常圧にもどし、反応を終了しな。
【夏工m 反応混合物がら、残存亜鉛粉末をγ過により除去した。
この反応混合物に塩化アリル30.9t(0,404m
ol)を混合し、再びオートクレーブに仕込み撹拌しな
がらに、110”Cで3時間反応した。
こうして得られた反応混合物を2Nti酸水溶液中にあ
け、遊離した有R層を減圧下に精留し、ペルフルオロノ
ナン酸アリルエステル39.9゜(0,0791mol
>を得な。
収ノリ1≧3 二 66 、5% 実施例12 工程(I)を実施例11と同様にして行った後、反応混
合物から、残存亜鉛粉末を濾過により除去した。この反
応混合物に臭化アリル44.4g(0,367mol)
を混合し、撹拌しながら110°Cで3時間反応した。
こうして得られた反応混合物を2N塩酸水溶液にあけ、
遊離した有機層を減圧下に精留し、ペルフルオロノナン
酸アリルエステル47.42(0゜0940mol)を
得た。
収率ニア9% 実施例13 【庭工工ユエ上 ペルフルオロオクチルアイオダイドのかわりにペルフル
オロブチルアイオダイド41.2g<0.119mol
)を用いた他は全て実施例11における工程(I)と同
様にして行った。
叉至Uユ」」− 上記工程(I)で得られた反応混合物から残存亜鉛粉末
を濾過し、続いて実繕例11における工程(If)と同
様にして塩化アリルと反応させた。
得られた反応混合物を2N塩酸水溶液中にあけ、遊離し
た有機層を減圧下に精留し、ペルフルオロペンタン酸ア
リルエステル24.7g (0,0813mol)を得た6 収率:68.3% 実施例14 実施例11における工程(I)と全く同様に反応を行っ
た後、得られた反応混合物から、残存亜鉛粉末を濾過に
より除去しな。この反応混合物に、3〜クロロ−1−ブ
テン35.9g (0,396mol)を混合し、再び
オートクレーブに仕込んだ。撹拌しなから110°Cで
5時間反応し、得られた反応混合物を2N塩酸水溶液に
あけ、遊離した有低層を減圧下に精留し、ペルフルオロ
ノナン1T61−メチルアリルエステル40.1g(0
,0774mol)を得た。
収率:65.0% 実施例15 実施例11における工程(I)と全く同様に反応を行っ
た後、得られた反応混合物から、残存亜鉛粉末をi濾過
により除去した。この反応混合物に、4−ブロモ−1−
ブテン48.5g (0,359mol)を混合し、再
びオートクレーブに仕込んだ。撹拌しなから110’C
で3時間反応したこうして得られた反応混合物を2N塩
酸水溶液にあけ、遊龍した有R層を減圧下に精留し、ペ
ルフルオロノナン酸4−ブテニルエステル47.6g(
0,0918mol)を得た。
収率ニア7.1% 実施例16〜18 DMFのかわりに表3に示す溶媒を用いた他は全て実施
例11と同様にして実験を行った。
それらの結果をあわせて表3に示す。
表3 実施例   溶    媒    収率(%)17  
 N、N−ジメチルアセト 64.Oアミド 18  ジメチルスルホキシド  59.4実施例1つ 反応工程(I> 二酸化炭素導入口及びペルフルオロアルキルアイオダイ
ドの圧入口を備えつけた2 00 c、cの電磁撹拌型
オー1−クレープ中に、あらかじめ0.5Nの塩酸水溶
液で洗浄乾燥した39.2g(0,60グラム原子)の
亜鉛粉末(平均粒径約15μm)を加え、外部加温によ
りオートクレーブ内を5°Cとした。定圧装置を介して
、二酸1ヒ炭素圧を8.5kg/cd(ゲージ圧)とし
、以後、反応終了までのff+7、オートクレーブ内の
二酸化炭素圧をこの圧力に保たれるようにした。次いで
、送液ポンプを用い攪拌しつつ、オートクレーブ内に6
7m1のDMFを加えた。
次いで、44.6g (0,100mo l )の1.
4−ジヨードペルフルオロブタンと21m1のD M 
Fとの混合物を送液ポンプによりオートクレーブに一定
速度で1.3時間かけて圧入した。
同温度でさらに4時間撹拌した後、オー1ヘクレープ内
の二酸化炭素の圧力を常圧にらどし、反応を終了した。
叉吃」JLLl上 反応混合物から、残存亜鉛粉末を?過により除去した。
この反応混合物に臭化エチル60.2g(0,552m
o ] )を混合し、再びオートクレーブに仕込み、撹
拌しながら110°Cで5時間反応した。
こうして得られた反応混合物をIN塩酸水溶液中にあけ
、遊漏した有機層を減圧下に精留し、ペルフルオロアジ
ピン酸ジエチルエステル30.6+r(0,0883m
ol)を得た。
収$ : 88− D z6 沸点:60.2〜63.3°C/7關Hy実施例20 工程(I)を実施例19と同様にして行った後、反応混
合物から、残存亜鉛粉末を濾過により除去した。この反
応混合物にヨウ化メチル76゜4g(0,538mol
)を混合し、室温下で180時間撹拌混合した。
こうして得られた反応混合物をIN塩酸水溶凛中にあけ
、遊離し、た有機層を減圧下に精留し、ペルフルオロア
ジピン酸ジメチルエステル27.9g(0,0876m
ol)を得た。
収率:68.6% 沸点ゴ1.5〜73.5°C/ 10 in )丁を実
施例21 叉豆」」lユニ」− 1,4−ジヨードペルフルオロブタンのかわりに1.6
−ジョードペルフルオロヘキサン55.4g (0,1
00mol)を用いてD M F16mlとの混合物を
圧入した他は全て実施例1つにおける工程(I)と同様
にして行った。
区L」」iユ」」− 反応混合物から残存亜鉛粉末を濾過により除去した。こ
の反応混合物に、臭化エチル55.6g<0.510m
oL)を混合し、該混合液をオートクレーブ内に仕込み
、撹拌しながら80℃で10時間反応させた。こうして
得られた反応混合物をIN塩酸水溶液中にあけ、遊離し
た有R層を減圧下に精留し、ペルフルオロスペリン酸ジ
エチルエステル39.0g (0,0875mo 1 
)を得た。
収率:87.5% 沸点:91〜93.5℃/ 4 rm Hr実施例22
〜25 ヨウ化メチルのかわりに表4に示すヨウ化アルキル化合
物0.531molを用い反応を95℃で8時間行った
以外は全て実施例2oと同様にして行った。
得られた生成物と収率を合わせて表4に示す。
実施%726〜28 DMFのかわりに表5に示す溶媒を用いた他は全て実施
例1つと同様にして行った。
それらの結果を表5に示す。
表5 実施例   溶    媒    収率(%)27  
 N、N−ジメチルアセト 83.7アミド 28  ジメチルスルホキシド  79.8実施例2つ 又五i I ?iユ」」− 二酸化炭素導入口及びペルフルオロアルキルアイオダイ
ドの圧入口を備えつけた2 00 mlの電磁攪拌型オ
ートクレーブ中に、あらかじめ0.ヲNの塩酸水溶液で
洗浄乾燥した19.6g(0,3グラム原子)の亜鉛粉
末(千均粒径約15μm)を加え、外部加温によりオー
トクレーブ内を15°Cとした。定圧装置を介して、二
酸化炭素圧を8.0kg/ad(ゲージ圧)とし、以後
、反応終了までの間、オートクレーブ内の二酸化炭素圧
をこの圧力に医たれるようにした。次いで、送液ポンプ
を用い攪拌しつつオートクレーブ内に100m1のDM
Fを加えた。
次いで、54.6g (0,1rnol)のベルフルオ
ロオクチルアイオタイドと16rnIのD M Fとの
混合物を送液ポンプによつオートクレーブ内に一定速度
で2時間かけて圧入した。
同温度でさらに2時間攪拌した後、オートクレーブ内の
二酸化炭素の圧力を常圧にらどし、反応を終了した。
叉Uユn 還流冷却器を備えた3 00 mlの30丸底プラスコ
に、残存亜鉛粉末を濾過により除去した反応工程(I>
の反応混合物を加え、次いで塩化ベンジル38g (0
,3mol)を加えた。撹拌しながら、110°Cで3
時間反応した。室温まで冷却した後、反応液を6N塩酸
水溶液中にあけ、ジエチルエーテルを抽出し、溶媒DM
Fを除去した。ジエチルエーテルを無水HDマグネシウ
ムで乾燥後、減圧下にてジエチルエーテル及び塩化ベン
ジルを留去し、ペルフルオロノナン酸ベンジルエステル
41.5sr (0,075mol)を得た。このとき
の収率はペルフルオロオクチルアイオダイド基準で75
%であった。
実施例30 区mユ」」− ベルフルオロオクチルアイオダイドのかわりにペルフル
オロヘキサン1.6−ジアイオダイド55.4g (0
,1mo 1)を用いた他は全て実施例29における工
程(I)と同様にして行った。
区mユ」」− 還流冷却器を倫えた5 00 mlの30丸底フラスコ
に、残存亜鉛粉末を濾過により除去した工程(I)の反
応混合物を加え、次いで臭化ベンジル102.6g (
0,6mo 1)を加えた。撹拌しながら、110℃で
3時間反応した。室温まで冷却した後、減圧蒸留により
溶媒DMF及び過剰に使用した臭化ベンジルを回収し、
38.5g(0,0675mol)のペルフルオロスペ
リン酸ジベンジルエステルを得た。このときの収率は6
7.5%であった。
実施例31 区ス一二l’u(I)− 二酸化炭素導入口及び3,3.3−トリフルオロ−2−
ヨードプロペンの圧入口を備えつけた200ccの電磁
攪拌型オートクレーブ中に、あらかじめ0.5Nの塩酸
水溶液で洗浄乾燥した19゜6g(0,3グラム原子)
の亜鉛粉末(平均粒径約15μm)を加え、外部加温に
よつオートクレーブ内を35°Cとした。定圧装置を介
して二酸化炭素圧を6 、0hg/a! (絶対圧)と
し以後、反応終了までの間、オートクレーブ内の二酸化
炭素圧をこの圧力に保った。次いで、撹拌しながら送液
ポンプを用いオートクレーブ内に80m1のDMFを加
えた。次いで、22.2g (0,10mol)の3.
3.3−トリフルオロ−2−ヨードプロペンと10m1
のDMFとの混合物を送液ポンプによりオートクレーブ
内に1時間かけて圧入した。同温度でさらに2時間攪拌
した後、オートクレーブ内の二酸化炭素の圧力を常圧に
もどし、反応を終了した。
区Lj」免」」」− 残存亜鉛粉末を濾過により除去した反応工程(I)の反
応混合物にヨウ化メチル42.6g(0,3mol>を
混合し、再びオートクレーブに仕込んだ。
撹拌しながら110℃で3時間反応した。室温まで冷却
した後、反応液中に内標としてトルエンを加え、ガスク
ロマトグラフィーにより収率を求めた結果、2−1〜リ
フルオロメチルアクリル酸メチルエステルの収率は3.
3.3−トリフルオロ−2−ヨードプロペンを基準とし
て、79%であった0反応液から、蒸留により過剰に使
用したヨウ化メチルを回収し、引き続き減圧蒸留によつ
2−トリフルオロメチルアクリル酸メチルエステル10
、Or (0,065mol)を得た。
実施例32 又ml」」− 二酸化炭素導入口及び3,3.3−トリフルオロ−2−
ブロモプロペンの圧入口を備えつけた200ccの電磁
攪拌型オートクレーブ中に、あらかじめ0.2Nの塩酸
水溶液で洗浄乾燥した7、85g (0,12グラム原
子)の亜鉛粉末(平均粒径約15μm)と、2.55g
(0,06mo 1 )の塩化リチウムを仕込み、外部
加温によりオートクレーブ内を35°Cとした。
定圧装置を介して二酸化炭素圧を6、Okg / aa
(絶対圧)とし以後、反応終了までの間、オートクレー
プ内の二酸化炭素圧をこの圧力に保った。
次いで、撹拌しなから送液ポンプを用いオートクレーブ
内に80m1のDMFを加えた。
次いで、7.0g (0,04mo I)の3.3゜3
−トリフルオロ−2−ブロモプロペンと26m1のDM
Fとの混合物を送液ポンプによりオートクレーブ内に約
10分間で圧入した。圧入後、更に10m1のDMFを
圧入し配管内を洗浄した。その後同温度で更に4時間攪
拌した後、オートクレーブ内を常圧にもどし反応を終了
した。
「応工程(If) 残存亜鉛粉末を濾過により除去した反応工程(I)の反
応混合物に塩化ベンジル15.2g(0,12mol)
を混合し、再ヒオートクレープに仕込んだ。
撹拌しながら110℃で3時間反応しな。室温まで冷却
した後、反応液中に内環としてn−ヘキシルベンゼンを
加え、ガスクロマトグラフィーにより収率を求めた結果
、2−トリフルオロメチルアクリル酸ベンジルエステル
の収率は3,3.3−ドリフルオロ−2−ブロモプロペ
ンを基準として、75%であった。反応液から、蒸留に
より過剰に使用した塩化ベンジル及び溶媒のDMFを回
収し、残部から、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製し、2−トリフルオロメチルアクリル酸ベンジル
エステル6.2g (0,027mol)を得た。
実施例33 反応工程(I)を実施例32と同様にして行った。残存
亜鉛粉末を濾過により除去した反応工程(I)の反応混
合物に臭化エチル13.1g(0,i2mol)を混合
し、再びオートクレーブに仕込み撹拌しながら、110
°Cで3時間反応した。こうして得られた反応混合物よ
り減圧蒸留により2−トリフルオロメチルアクリル酸エ
チルエステル4.8g (0,029mo +)を得た
このときの収率は71%であった。
実施例34 反応工程(I>を実施例32と同様にして行った。残存
亜鉛粉末を濾過により除去した反応工程(■)の反応混
合物に、塩化アリル9.2g(0,12mol)を混合
し、再ヒオー トクレープに仕込み撹拌しながら、60
°Cで8時間反応した。こうして得られた反応混合物よ
り減圧蒸留によつ2−トリフルオロメチルアクリル酸ア
リルエステル4.8+r (0,027mo I)を得
な。このときの収率は67%であった。
実施例35 又J15INユ」」− 3,3,3−トリフルオロ−2−ヨードプロペンのかわ
りに3.3,4,4,5.ヲ、6,6゜6−ノナフルオ
ロ−2−ヨードヘキセン37.2g(0,1rnol)
を用いる以外は全て実施例31における反応工程(I)
と同様にして行った。
又工」二iユ」」− 残存亜鉛粉末を濾過により除去した反応工程(I)の反
応混合物に臭化エチル32.7g(0,3mol)を混
合し、該混合液をオートクレーブ内に仕込み、撹拌しな
がら110°Cで5時間反応させた。得られた反応混合
物を減圧下にて蒸留し、2−ペルフルオロブチルアクリ
ル酸エチルエステル19.7g(0,062rnol)
を得た。このときの収率は62%であった。
実施例36 反応工程(I) 3.3.3−トリフルオロ−2−ブロモプロペンのかわ
りに1.2.2−)−リフルオロ−1−ヨードエテン8
.3g (0,04mo I )を用いた他は全て実施
例32における反応工程(I)と同様にして行った。
反応工程(I[) 残存亜鉛粉末を濾過により除去した反応工程(I)の反
応混合物にヨウ化メチル17、Og(0,12mol)
を混合し、再びオートクレーブに仕込み、撹拌しながら
60°Cで5時間反応した。得られた反応混合物から蒸
留により、1,2゜2−トリフルオロアクリル酸メチル
エステル2.2g (0,016mol)を得な。この
ときの収率は40%であった。
実施例37 反応工程(I)を実施例36と同様にして行った後、反
、6混合物から、残存亜鉛粉末を濾過により除去した。
この反応混合物に1.1.2.2゜−テトラヒドロ−1
−ヨードペルフルオロオクタン56.9g (0,12
mol)を混合し、再びオートクレーブに仕込み撹拌し
ながら、80°Cで5時間反応した。得られた反応混合
物がら蒸留により1,2.2−1リフルオロアクリル酸
1,1゜2.2−テトラヒドロペルフルオロオクチルエ
ステル6.6g (0,014mol)を得た。このと
きの収率は35%であった。
実施例38 反応工程(I)を実施例2つと同様に行った後、反応混
合物から、残存亜鉛粉末を濾過により除去した。この反
応混合物に1.1,2,2.−テトラヒドロ−1−ヨー
ドペルフルオロヘキサン112.2g (0,3mol
)を加え、以下実施例291反応工程(I)に記した方
法と同様にしてペルフルオロノナンMl、1,2.2−
テトラヒドロペルフルオロヘキシルエステル5’0.4
g(71mmol)を得た。
収 率ニア1% 沸 点=95〜97°C/6+nmHy実施例39 反応工程(I)を実施例19と同様に行った後、反応混
合物から、残存亜鉛粉末を濾過により除去した。この反
応混合物に1.1,2.2.−テトラヒドロ−1−ヨー
ドペルフルオロヘキサン224.4g (0゜6mo 
1 )を加え、以下実施例191反応工程(II)に記
した方法と同様にしてペルフルオロアジピン酸1,1,
2.2−テトラヒドロペルフルオロへキシルジエステル
57.9g(74mmo 1)を得た。
収  率: 74% 実施例40 反応工程(I)を実施例32と同様に行った後、反応混
合物から、残存亜鉛粉末を濾過により除去した。この反
応混合物に1.1.2,2.−テトラヒドロ−1−ヨー
ドペルフルオロヘキサン44.9g (0,12mol
>を加え、以下実施例321反応工程(II)に記した
方法と同様にしてα−トリフルオロメチルアクリルh1
.1.2゜2−テトラヒドロペルフルオロヘキシルエス
テル4.6+r (12mmol)を得た。
収  率: 30%

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式X−R_f−X′ (但し、式中X、X′は各々独立してフッ素、塩素、臭
    素あるいはヨウ素原子を表す。 但し、X、X′が同時にフッ素である化合物は除く。R
    _fは飽和又は不飽和で、直鎖又は分岐鎖を有するフッ
    素含有の脂肪族基であり、その炭素数は、X、X′のう
    ち一方がフッ素原子である場合1〜20、その他の場合
    3〜20である。) で表されるフッ素含有有機ハロゲン化合物を有機溶媒中
    、亜鉛単独又はアルカリ金属イオン、アルカリ土類金属
    イオン、アンモニウムイオンから選ばれる少なくとも一
    種の陽イオンと亜鉛との共存下に二酸化炭素と反応させ
    る工程( I )と工程( I )で得られた反応混合物と 一般式RY (但し、式中Rは炭素数1〜20の直鎖又は分岐鎖を有
    するアルキル基もしくはフッ素含有アルキル基又は炭素
    数20以下の飽和又は不飽和で直鎖又は分岐鎖を有する
    芳香環置換の脂肪族基又は 一般式▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる全炭素数3〜20のアルケニル基 (但し、R_1、R_2、R_3は同一または異なり、
    水素原子又は直鎖もしくは分岐鎖を有するアルキル基、
    Aはメチレン又は直鎖もしくは分岐蓋を有するアルキレ
    ン基を表わす。Yは塩素、臭素、ヨウ素原子のいずれか
    を表わす。) で表わされるハロゲン化炭化水素とを反応させる工程(
    II)からなることを特徴とするフッ素含有カルボン酸エ
    ステルの製造方法。 (2)工程( I )及び工程(II)で用いる有機溶媒が
    非プロトン性極性溶媒である特許請求の範囲第(1)項
    に記載の製造方法。 (3)工程(II)の反応を0〜300℃の温度範囲で行
    う特許請求の範囲第(1)項又は第(2)項に記載の製
    造方法。 (4)工程( I )で用いるフッ素含有有機ハロゲン化
    合物が 一般式R_fX (但し、式中Xは塩素、臭素、ヨウ素原子 のいずれかを表わす。又、R_fは炭素数1〜20の飽
    和又は不飽和で直鎖又は分岐鎖を有し、塩素、臭素又は
    ヨウ素原子との結合部位が飽和結合している炭素上に存
    在するフッ素含有の脂肪族基を表わす) で表される化合物である特許請求の範囲第 (1)〜(3)項のいずれか一項に記載の製造方法。 (5)工程( I )で用いるフッ素含有有機ハロゲン化
    合物が 一般式X−R_f−X′ (但し、式中X及びX′はそれぞれ塩素、 臭素、ヨウ素原子のいずれかを表わす。又、R_fは炭
    素数3〜20の飽和又は不飽和で直鎖又は分岐鎖を有し
    、塩素、臭素又はヨウ素原子との結合部位が飽和結合し
    ている炭素上に存在する二官能性のフッ素含有脂肪族基
    を表わす) で表される化合物である特許請求の範囲第 (1)〜(3)項のいずれか一項に記載の製造方法。 (6)工程( I )で用いるフッ素含有有機ハロゲン化
    合物が 一般式R′_fX (但し、Xは塩素、臭素、ヨウ素原子のい ずれかを表わす、又、R′_fは炭素数2〜20の不飽
    和で、直鎖又は分岐鎖を有し、塩素、臭素又はヨウ素原
    子との結合部位が不飽和結合している炭素上に存在する
    フッ素含有の脂肪族基を表わす) で表される化合物である特許請求の範囲第 (1)〜(3)項のいずれか一項に記載の製造方法。 (7)工程( I )で用いるフッ素含有有機ハロゲン化
    合物が 一般式CH_2=C(R_f)X (但し、式中R_fは飽和または不飽和で直鎖又は分岐
    鎖を有するフッ素含有の脂肪族基を表わし、Xは塩素、
    臭素又はヨウ素原子を表わす。又、該化合物中の炭素数
    は3〜20の範囲にある。) で表される含フッ素ハロゲン化アルケンである特許請求
    の範囲第(1)〜(3)項のいずれか一項に記載の製造
    方法。 (8)工程( I )で用いるフッ素含有有機ハロゲン化
    合物が 一般式▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中Z_1、Z_2、Z_3は各々独立して水
    素、フッ素原子のいずれかを表わす。但し、Z_1、Z
    _2、Z_3のうち少なくとも1つはフッ素原子である
    。又、Xは塩素、臭素又はヨウ素原子を表わす。) で表わされるフッ素含有ビニルハロゲン化合物である特
    許請求の範囲第(1)〜(3)項のいずれか一項に記載
    の製造方法。 (9)工程(II)で用いるハロゲン化炭化水素が一般式
    RY (但し、式中Rは炭素数1〜20の飽和で直鎖又は分岐
    鎖を有するアルキル基、Yは塩素、臭素、ヨウ素原子の
    いずれかを表わす。) で表わされる化合物である特許請求の範囲第(1)〜(
    8)項のいずれか一項に記載の製造方法。 (10)工程(II)で用いるハロゲン化炭化水素が一般
    式R′_fY (但し、式中R′_fは炭素数1〜20の飽和で直鎖又
    は分岐鎖を有するフッ素含有アルキル基、Yは塩素、臭
    素、ヨウ素原子のいずれかを表わす。) で表わされるフッ素含有ハロゲン化炭化水素である特許
    請求の範囲第(1)〜(8)項のいずれか一項に記載の
    製造方法。 (11)工程(II)で用いるハロゲン化炭化水素が一般
    式R−Y (但し、式中Rは炭素数20以下の飽和又は不飽和で直
    鎖又は分岐鎖を有する芳香環置換の脂肪族基、Yは塩素
    、臭素、ヨウ素原子のいずれかを表わす。) で表わされる芳香族置換のハロゲン化炭化水素である特
    許請求の範囲第(1)〜(8)項のいずれか一項に記載
    の製造方法。 (12)工程(II)で用いるハロゲン化炭化水素が一般
    式▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中R_1、R_2、R_3は同一または異な
    り、水素原子又は直鎖もしくは分岐鎖を有するアルキル
    基、Aはメチレン又は直鎖もしくは分岐鎖を有するアル
    キレン基を表わし、Yは塩素、臭素、ヨウ素原子のいず
    れかを表わし、全炭素数は3〜20である。) で表わされるハロゲン化炭化水素である特許請求の範囲
    第(1)〜(8)項のいずれか一項に記載の製造方法。 (13)工程( I )で用いるフッ素含有有機ハロゲン
    化合物が 一般式C_nF_2_n_+_1 I (但し、nは1〜20の整数を表わす。) で表わされる直鎖もしくは分岐鎖状のベルフルオロアル
    キルアイオダイドである特許請求の範囲第(1)〜(3
    )項及び第(9)〜(12)項のいずれか一項に記載の
    製造方法。 (14)工程( I )で用いるフッ素含有有機ハロゲン
    化合物が 一般式IC_nF_2_n I (但し、nは3〜20の整数を表わす。) で表わされる直鎖もしくは分岐鎖状のベルフルオロアル
    キレンジアイオダイドである特許請求の範囲第(1)〜
    (3)項及び第(9)〜(12)項のいずれか一項に記
    載の製造方法。 (15)工程( I )で用いるフッ素含有有機ハロゲン
    化合物が 一般式H_2C=C(C_nF_2_n_+_1)X(
    但し、nは1〜18の整数を表わし、Xは臭素もしくは
    ヨウ素原子を表わす。) で表わされるα−ペルフルオロアルキル置換のビニルハ
    ロゲン化合物である特許請求の範囲第(1)〜(3)項
    及び第(9)〜(12)項のいずれか一項に記載の製造
    方法。 (16)工程( I )で用いるフッ素含有有機ハロゲン
    化合物がペルフルオロオクチルアイオダイド、ペルフル
    オロヘキシルアイオダイド、及びペルフルオロブチルア
    イオダイドからなる群より選ばれる化合物である特許請
    求の範囲第(13)項に記載の製造方法。 (17)工程( I )で用いるフッ素含有有機ハロゲン
    化合物がα,ω−ジョードペルフルオロヘキサン又はα
    ,ω−ジヨードペルフルオロブタンである特許請求の範
    囲第(14)項に記載の製造方法。 (18)工程( I )で用いるフッ素含有有機ハロゲン
    化合物が3,3,3−トリフルオロ−2−ブロモプロペ
    ン、3,3,3−トリフルオロ−2−ヨードプロペン及
    び3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロ
    −2−ヨードヘキセンからなる群より選ばれる化合物で
    ある特許請求の範囲第(15)項に記載の製造方法。 (19)工程( I )で用いるフッ素含有有機ハロゲン
    化合物が1,2,2−トリフルオロ−1−ヨードエテン
    である特許請求の範囲の第(1)〜(3)項、第(6)
    項及び第(8)項のいずれか一項に記載の製造方法。 (20)工程(II)で用いるハロゲン化炭化水素がエチ
    ルブロマイド、メチルアイオダイド、n−プロピルアイ
    オダイド、n−ブチルアイオダイド及び1−ヨード−3
    −メチルブタンからなる群より選ばれる化合物である特
    許請求の範囲第(9)項及び第(13)〜(19)項の
    いずれか一項に記載の製造方法。 (21)工程(II)で用いるハロゲン化炭化水素が3,
    3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−ト
    リデカフルオロ−1−ヨードオクタン又は3,3,4,
    4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,
    10,10−ヘプタデカフルオロ−1−ヨードデカンで
    ある特許請求の範囲第(10)項及び第(13)〜(1
    9)項のいずれか一項に記載の製造方法。 (22)工程(II)で用いるハロゲン化炭化水素がベン
    ジルクロライド又はベンジルブロマイドである特許請求
    の範囲第(11)項及び第(13)〜(19)項のいず
    れか一項に記載の製造方法。 (23)工程(II)で用いるハロゲン化炭化水素がアリ
    ルクロライド、アリルブロマイド、3−クロロ−1−ブ
    テン及び4−ブロモ−1−ブテンからなる群より選ばれ
    る化合物である特許請求の範囲第(12)〜(19)項
    のいずれか一項に記載の製造方法。
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