JPH08325179A - 2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸の製造方法及び1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパンの製造方法 - Google Patents
2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸の製造方法及び1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパンの製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 水溶性有機溶媒及び水の存在下で、金属のハ
ロゲン化塩と2−トリフルオロメチル−1,3,3,3
−テトラフルオロ−1−メトキシプロペンとを反応させ
ることを特徴とする、2−トリフルオロメチル−3,
3,3−トリフルオロプロピオン酸の製造方法。 【効果】 工業的に効率良くかつ経済的に、しかも、副
生成物としてHFを生成させずに2−トリフルオロメチ
ル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸を製造する
方法を提供することができる。
ロゲン化塩と2−トリフルオロメチル−1,3,3,3
−テトラフルオロ−1−メトキシプロペンとを反応させ
ることを特徴とする、2−トリフルオロメチル−3,
3,3−トリフルオロプロピオン酸の製造方法。 【効果】 工業的に効率良くかつ経済的に、しかも、副
生成物としてHFを生成させずに2−トリフルオロメチ
ル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸を製造する
方法を提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有用な含フッ素化合物
の合成中間体として好適な化合物である2−トリフルオ
ロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸の製
造方法、及び、冷媒、発泡剤、洗浄剤として使用されて
いるCFCやHCFCの代替化合物となりえる有用な含
フッ素化合物である、1,1,3,3,3−ペンタフル
オロプロパン(HFC−245fa)の製造方法に関す
るものである。
の合成中間体として好適な化合物である2−トリフルオ
ロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸の製
造方法、及び、冷媒、発泡剤、洗浄剤として使用されて
いるCFCやHCFCの代替化合物となりえる有用な含
フッ素化合物である、1,1,3,3,3−ペンタフル
オロプロパン(HFC−245fa)の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】2−トリフルオロメチル−3,3,3−
トリフルオロプロピオン酸の製造方法としては、2−ト
リフルオロメチル−1,3,3,3−テトラフルオロ−
1−メトキシプロペン(即ち、ヘプタフルオロイソブテ
ニルメチルエーテル)を水溶性有機溶媒の存在下で塩酸
と反応させる方法が知られている(特開昭63−3553
9号)。
トリフルオロプロピオン酸の製造方法としては、2−ト
リフルオロメチル−1,3,3,3−テトラフルオロ−
1−メトキシプロペン(即ち、ヘプタフルオロイソブテ
ニルメチルエーテル)を水溶性有機溶媒の存在下で塩酸
と反応させる方法が知られている(特開昭63−3553
9号)。
【0003】しかしながら、この公知の方法において
は、副生成物として腐食性の強いHFが生成する可能性
があるため、反応器材質が限られる。更に、反応終了後
に塩酸やフッ酸の水溶液が生成するので、これらを除害
するための操作及び装置が必要となる。
は、副生成物として腐食性の強いHFが生成する可能性
があるため、反応器材質が限られる。更に、反応終了後
に塩酸やフッ酸の水溶液が生成するので、これらを除害
するための操作及び装置が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、工業
的に効率良くかつ経済的に、しかも、副生成物としてH
Fを生成させずに2−トリフルオロメチル−3,3,3
−トリフルオロプロピオン酸を製造する方法を提供する
ことにある。
的に効率良くかつ経済的に、しかも、副生成物としてH
Fを生成させずに2−トリフルオロメチル−3,3,3
−トリフルオロプロピオン酸を製造する方法を提供する
ことにある。
【0005】本発明の他の目的は、上記の2−トリフル
オロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸を
経て1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパン(H
FC−245fa)を効果的に製造する方法を提供する
ことにある。
オロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸を
経て1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパン(H
FC−245fa)を効果的に製造する方法を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、副生成物と
してHFが生成しない2−トリフルオロメチル−3,
3,3−トリフルオロプロピオン酸の製造方法について
鋭意検討した結果、NaCl、NaBr、CaCl2 等
の金属のハロゲン化塩と2−トリフルオロメチル−1,
3,3,3−テトラフルオロ−1−メトキシプロペン
(即ち、ヘプタフルオロイソブテニルメチルエーテル)
をテトラヒドロフラン等の水溶性有機溶媒と水の存在下
で反応させることにより、有害なHFの副生なしに2−
トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピ
オン酸を製造できることを見出し、本発明を完成させ
た。
してHFが生成しない2−トリフルオロメチル−3,
3,3−トリフルオロプロピオン酸の製造方法について
鋭意検討した結果、NaCl、NaBr、CaCl2 等
の金属のハロゲン化塩と2−トリフルオロメチル−1,
3,3,3−テトラフルオロ−1−メトキシプロペン
(即ち、ヘプタフルオロイソブテニルメチルエーテル)
をテトラヒドロフラン等の水溶性有機溶媒と水の存在下
で反応させることにより、有害なHFの副生なしに2−
トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピ
オン酸を製造できることを見出し、本発明を完成させ
た。
【0007】即ち、本発明は、水溶性有機溶媒及び水の
存在下で金属のハロゲン化塩と2−トリフルオロメチル
−1,3,3,3−テトラフルオロ−1−アルコキシプ
ロペンとを反応させることを特徴とする、2−トリフル
オロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸の
製造方法に係るものである。
存在下で金属のハロゲン化塩と2−トリフルオロメチル
−1,3,3,3−テトラフルオロ−1−アルコキシプ
ロペンとを反応させることを特徴とする、2−トリフル
オロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸の
製造方法に係るものである。
【0008】本発明の方法において、金属のハロゲン化
塩としてNaClを用いる場合には、反応中に例えばメ
チルクロライド及びNaFが生成してくることから、以
下のように反応が進行するものと考えられる。
塩としてNaClを用いる場合には、反応中に例えばメ
チルクロライド及びNaFが生成してくることから、以
下のように反応が進行するものと考えられる。
【0009】 (CF3 )2 C=CFOMe + NaCl → (CF3 )2 C=CFONa + MeCl (CF3 )2 C=CFONa + H2 O → (CF3 )2 C=CFOH + NaOH (CF3 )2 C=CFOH → (CF3 )2 CHCOF (CF3 )2 CHCOF + H2 O →(CF3 )2 CHCOOH + HF HF + NaOH → NaF + H2 O
【0010】従って、全体の反応としては、 (CF3 )2 C=CFOMe + NaCl + H2 O → (CF3 )2 CHCOOH + NaF + MeCl となることが分かった。
【0011】本発明の方法において使用可能な金属のハ
ロゲン化塩としては、アルカリ金属のハロゲン化塩、例
えばNaCl、NaBr、NaI等や、アルカリ土類金
属のハロゲン化塩、例えばCaCl2 、CaBr2 等が
挙げられる。経済的な面から好ましいものは、Cl塩で
あり、特に好ましくはNaCl、CaCl2 である。
ロゲン化塩としては、アルカリ金属のハロゲン化塩、例
えばNaCl、NaBr、NaI等や、アルカリ土類金
属のハロゲン化塩、例えばCaCl2 、CaBr2 等が
挙げられる。経済的な面から好ましいものは、Cl塩で
あり、特に好ましくはNaCl、CaCl2 である。
【0012】このようなナトリウム塩やカルシウム塩を
用いた場合には、生成するNaFやCaF2 は溶媒に対
する溶解度が非常に低いため、副反応生成物がほとんど
生成せず、しかも反応系から濾過等で容易に除去するこ
とができる。また、CaF2はHFの原料としてリサイ
クルすることも可能である。
用いた場合には、生成するNaFやCaF2 は溶媒に対
する溶解度が非常に低いため、副反応生成物がほとんど
生成せず、しかも反応系から濾過等で容易に除去するこ
とができる。また、CaF2はHFの原料としてリサイ
クルすることも可能である。
【0013】他方、カリウムやリチウム等のハロゲン化
塩も使用できるが、これらを用いると、反応によりKF
やLiF等のフッ化物が生成するが、これらのフッ化物
は溶媒に対する溶解度が高いため、複雑な副反応生成物
が生成し易くなる。
塩も使用できるが、これらを用いると、反応によりKF
やLiF等のフッ化物が生成するが、これらのフッ化物
は溶媒に対する溶解度が高いため、複雑な副反応生成物
が生成し易くなる。
【0014】本発明の方法において、金属のハロゲン化
塩の使用量は特に限定されないが、通常は、反応させよ
うとする2−トリフルオロメチル−1,3,3,3−テ
トラフルオロ−1−アルコキシプロペンに対して1当量
以上用いればよく、経済性の面から1〜3当量の範囲を
採用できる。
塩の使用量は特に限定されないが、通常は、反応させよ
うとする2−トリフルオロメチル−1,3,3,3−テ
トラフルオロ−1−アルコキシプロペンに対して1当量
以上用いればよく、経済性の面から1〜3当量の範囲を
採用できる。
【0015】なお、本発明の方法では、使用する2−ト
リフルオロメチル−1,3,3,3−テトラフルオロ−
1−アルコキシプロペンとして2−トリフルオロメチル
−1,3,3,3−テトラフルオロ−1−メトキシプロ
ペンが好適であるが、その分子中のアルコキシ基がメト
キシ基以外のエトキシ基、プロポキシ基等である他のア
ルコキシプロペンも使用可能である。
リフルオロメチル−1,3,3,3−テトラフルオロ−
1−アルコキシプロペンとして2−トリフルオロメチル
−1,3,3,3−テトラフルオロ−1−メトキシプロ
ペンが好適であるが、その分子中のアルコキシ基がメト
キシ基以外のエトキシ基、プロポキシ基等である他のア
ルコキシプロペンも使用可能である。
【0016】本発明の方法において使用可能な水溶性有
機溶媒としては、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル、アセトン、ジメチルスルホキシ
ド、アセトニトリル等を用いることが可能である。
機溶媒としては、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル、アセトン、ジメチルスルホキシ
ド、アセトニトリル等を用いることが可能である。
【0017】通常、これらの水溶性有機溶媒は反応させ
ようとする2−トリフルオロメチル−1,3,3,3−
テトラフルオロ−1−アルコキシプロペンに対して1当
量以上用いればよい。過剰に用いた場合でも、通常知ら
れている蒸留等の操作により容易に分離回収、再使用さ
れるため、使用量の上限は限定されない。
ようとする2−トリフルオロメチル−1,3,3,3−
テトラフルオロ−1−アルコキシプロペンに対して1当
量以上用いればよい。過剰に用いた場合でも、通常知ら
れている蒸留等の操作により容易に分離回収、再使用さ
れるため、使用量の上限は限定されない。
【0018】本発明の方法において、水溶性有機溶媒と
水との混合割合は特に限定されないが、水溶性有機溶媒
と水との比は容量で(0.1:1)〜(10:1)の範囲を問
題なく採用できる。水溶性有機溶媒と水との混合物と出
発原料の一つである2−トリフルオロメチル−1,3,
3,3−テトラフルオロ−1−アルコキシプロペンとの
比も特に限定されないが、容量比で(0.5:1)〜(10:
1)の範囲を採用できる。
水との混合割合は特に限定されないが、水溶性有機溶媒
と水との比は容量で(0.1:1)〜(10:1)の範囲を問
題なく採用できる。水溶性有機溶媒と水との混合物と出
発原料の一つである2−トリフルオロメチル−1,3,
3,3−テトラフルオロ−1−アルコキシプロペンとの
比も特に限定されないが、容量比で(0.5:1)〜(10:
1)の範囲を採用できる。
【0019】本発明の方法において、反応温度は、使用
する溶媒等により変化するが、通常、40〜120 ℃、好ま
しくは50〜100 ℃の範囲である。
する溶媒等により変化するが、通常、40〜120 ℃、好ま
しくは50〜100 ℃の範囲である。
【0020】また、反応の圧力は、大気圧以上にて実施
可能であるが、通常は、大気圧下で反応させ、生成して
くるハロゲン化メチルを除去しながら行う。必要に応じ
て、オートクレーブ等の加圧容器を用いて、大気圧以上
の圧力で反応させることもできる。
可能であるが、通常は、大気圧下で反応させ、生成して
くるハロゲン化メチルを除去しながら行う。必要に応じ
て、オートクレーブ等の加圧容器を用いて、大気圧以上
の圧力で反応させることもできる。
【0021】そして、反応終了後の反応液からは、目的
の2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロ
プロピオン酸を分離するには、生成したNaFを濾過等
の方法により分離した後、有機層を分液分離し、精留等
の操作により目的物の分離精製が可能である。
の2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロ
プロピオン酸を分離するには、生成したNaFを濾過等
の方法により分離した後、有機層を分液分離し、精留等
の操作により目的物の分離精製が可能である。
【0022】本発明の方法に使用する原料である例えば
2−トリフルオロメチル−1,3,3,3−テトラフル
オロ−1−メトキシプロペンは、オクタフルオロイソブ
テンのメタノール付加体である2−トリフルオロメチル
−1,1,3,3,3−ペンタフルオロ−1−メトキシ
プロパンから脱HFすることにより容易に得られる。
2−トリフルオロメチル−1,3,3,3−テトラフル
オロ−1−メトキシプロペンは、オクタフルオロイソブ
テンのメタノール付加体である2−トリフルオロメチル
−1,1,3,3,3−ペンタフルオロ−1−メトキシ
プロパンから脱HFすることにより容易に得られる。
【0023】本発明はまた、上記の方法によって得られ
る2−トリフルオロメチル−3,3,3−テトラフルオ
ロ−1−アルコキシプロペンを更に反応させて、CFC
やHCFCの代替化合物となりえる有用な含フッ素化合
物である1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパン
(HFC−245fa)の製造方法も提供するものであ
る。
る2−トリフルオロメチル−3,3,3−テトラフルオ
ロ−1−アルコキシプロペンを更に反応させて、CFC
やHCFCの代替化合物となりえる有用な含フッ素化合
物である1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパン
(HFC−245fa)の製造方法も提供するものであ
る。
【0024】即ち、水溶性有機溶媒及び水の存在下で、
金属のハロゲン化塩と2−トリフルオロメチル−1,
3,3,3−テトラフルオロ−1−アルコキシプロペン
と反応させて2−トリフルオロメチル−3,3,3−ト
リフルオロプロピオン酸を得、この2−トリフルオロメ
チル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸を金属塩
に転化し、更にこの金属塩を脱炭酸及び脱フッ素して
1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロペンを得る工
程を含む、1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパ
ン(HFC−245fa)の製造方法を提供するもので
ある。
金属のハロゲン化塩と2−トリフルオロメチル−1,
3,3,3−テトラフルオロ−1−アルコキシプロペン
と反応させて2−トリフルオロメチル−3,3,3−ト
リフルオロプロピオン酸を得、この2−トリフルオロメ
チル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸を金属塩
に転化し、更にこの金属塩を脱炭酸及び脱フッ素して
1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロペンを得る工
程を含む、1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパ
ン(HFC−245fa)の製造方法を提供するもので
ある。
【0025】この方法においては、2−トリフルオロメ
チル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸を金属の
重炭酸塩、炭酸塩、水酸化物等によって金属塩化し、こ
の金属塩を脱炭酸しかつ金属フッ化物を脱離せしめて
1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロペンを得、こ
の1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロペンを水素
還元することができる。
チル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸を金属の
重炭酸塩、炭酸塩、水酸化物等によって金属塩化し、こ
の金属塩を脱炭酸しかつ金属フッ化物を脱離せしめて
1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロペンを得、こ
の1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロペンを水素
還元することができる。
【0026】この方法における反応は、例えば次式に従
って進行する。 (CF3 )2 CHCOOH + KHCO3 → (CF3 )2 CHCOOK + H2 CO3 (CF3 )2 CHCOOK → CF3 CH=CF2 + CO2 + HF CF3 CH=CF2 +H2 → CF3 CH2 CHF2 (HFC−245fa)
って進行する。 (CF3 )2 CHCOOH + KHCO3 → (CF3 )2 CHCOOK + H2 CO3 (CF3 )2 CHCOOK → CF3 CH=CF2 + CO2 + HF CF3 CH=CF2 +H2 → CF3 CH2 CHF2 (HFC−245fa)
【0027】ここで、上記の重炭酸カリウムによるカリ
ウム塩化は公知の反応(Synthesisof Fluoroorganic Co
mpounds, Knunyants I. L., Yakobuson G. G., Springe
r−Verlag社, 8頁〜9頁)によって可能であり、ま
た、上記の脱CO2 及び脱KFも公知の反応(Synthesi
s of Fluoroorganic Compounds, Knunyants I. L., Yak
obuson G. G., Springer−Verlag社, 8頁〜9頁)によ
って可能である。
ウム塩化は公知の反応(Synthesisof Fluoroorganic Co
mpounds, Knunyants I. L., Yakobuson G. G., Springe
r−Verlag社, 8頁〜9頁)によって可能であり、ま
た、上記の脱CO2 及び脱KFも公知の反応(Synthesi
s of Fluoroorganic Compounds, Knunyants I. L., Yak
obuson G. G., Springer−Verlag社, 8頁〜9頁)によ
って可能である。
【0028】HFC−245faを製造する上記の反応
において、金属塩を形成する工程では、KHCO3 以外
にもNaHCO3 、K2 CO3 、Na2 CO3 、KO
H、NaOH、Ca(OH)2 等が使用可能である。
において、金属塩を形成する工程では、KHCO3 以外
にもNaHCO3 、K2 CO3 、Na2 CO3 、KO
H、NaOH、Ca(OH)2 等が使用可能である。
【0029】更に、ペンタフルオロプロペンの水素還元
反応においては、水素の使用量はペンタフルオロプロペ
ンに対して当量以上あればよく、通常は化学量論量の
1.5倍〜3倍の水素を使用する。水素還元の反応温度は4
0〜300 ℃、圧力は大気圧以上であってよい。
反応においては、水素の使用量はペンタフルオロプロペ
ンに対して当量以上あればよく、通常は化学量論量の
1.5倍〜3倍の水素を使用する。水素還元の反応温度は4
0〜300 ℃、圧力は大気圧以上であってよい。
【0030】
【発明の作用効果】本発明によれば、2−トリフルオロ
メチル−1,3,3,3−テトラフルオロ−1−アルコ
キシプロペンを原料とし、水溶性有機溶媒及び水の存在
下で金属のハロゲン化塩と反応させているので、容易に
入手できる原料を用いて、しかも腐食性の強いHFの発
生がなく、反応終了後の特別の除害操作及び装置が必要
なく、高収率に有用な含フッ素化合物の合成中間体とし
て2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロ
プロピオン酸を製造できる。更に、こうして得られる2
−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロ
ピオン酸を経て、CFCやHCFCの代替化合物となり
える有用な含フッ素化合物である1,1,3,3,3−
ペンタフルオロプロパン(HFC−245fa)を効果
的に製造することができる。
メチル−1,3,3,3−テトラフルオロ−1−アルコ
キシプロペンを原料とし、水溶性有機溶媒及び水の存在
下で金属のハロゲン化塩と反応させているので、容易に
入手できる原料を用いて、しかも腐食性の強いHFの発
生がなく、反応終了後の特別の除害操作及び装置が必要
なく、高収率に有用な含フッ素化合物の合成中間体とし
て2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロ
プロピオン酸を製造できる。更に、こうして得られる2
−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロ
ピオン酸を経て、CFCやHCFCの代替化合物となり
える有用な含フッ素化合物である1,1,3,3,3−
ペンタフルオロプロパン(HFC−245fa)を効果
的に製造することができる。
【0031】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明する。
明する。
【0032】実施例1 リフラックスコンデンサーを備え付けた 200mlのガラス
製反応容器に、2−トリフルオロメチル−1,3,3,
3−テトラフルオロ−1−メトキシプロペン42.4g、塩
化ナトリウム 23.4g、テトラヒドロフラン 40ml、水
40mlを仕込み、攪拌しながら65〜75℃に加熱し、還流
させた。反応中には、ガスの発生が見られ、コンデンサ
ーの上部よりメチルクロライドがガスとして生成してい
た。
製反応容器に、2−トリフルオロメチル−1,3,3,
3−テトラフルオロ−1−メトキシプロペン42.4g、塩
化ナトリウム 23.4g、テトラヒドロフラン 40ml、水
40mlを仕込み、攪拌しながら65〜75℃に加熱し、還流
させた。反応中には、ガスの発生が見られ、コンデンサ
ーの上部よりメチルクロライドがガスとして生成してい
た。
【0033】12時間反応後、室温まで冷却し、濾過した
後、有機層をガスクロマトグラフィーにより分析したと
ころ、原料の2−トリフルオロメチル−1,3,3,3
−テトラフルオロ−1−メトキシプロペンの転化率は99
%であり、また、19F−NMRによる分析では、2−ト
リフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオ
ン酸が92%の選択率で生成していた。
後、有機層をガスクロマトグラフィーにより分析したと
ころ、原料の2−トリフルオロメチル−1,3,3,3
−テトラフルオロ−1−メトキシプロペンの転化率は99
%であり、また、19F−NMRによる分析では、2−ト
リフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオ
ン酸が92%の選択率で生成していた。
【0034】実施例2 実施例1において塩化ナトリウムを臭化ナトリウム30.9
gに替え、同様に反応を行った。原料の2−トリフルオ
ロメチル−1,3,3,3−テトラフルオロ−1−メト
キシプロペンの転化率は99%であり、2−トリフルオロ
メチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸が91%
の選択率で生成していた。
gに替え、同様に反応を行った。原料の2−トリフルオ
ロメチル−1,3,3,3−テトラフルオロ−1−メト
キシプロペンの転化率は99%であり、2−トリフルオロ
メチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸が91%
の選択率で生成していた。
【0035】実施例3 実施例1において塩化ナトリウムを塩化カルシウム22g
に替え、同様に反応を行った。原料の2−トリフルオロ
メチル−1,3,3,3−テトラフルオロ−1−メトキ
シプロペンの転化率は99%であり、2−トリフルオロメ
チル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸が94%の
選択率で生成していた。
に替え、同様に反応を行った。原料の2−トリフルオロ
メチル−1,3,3,3−テトラフルオロ−1−メトキ
シプロペンの転化率は99%であり、2−トリフルオロメ
チル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸が94%の
選択率で生成していた。
【0036】実施例4 実施例1と同様の反応容器に、2−トリフルオロメチル
−1,3,3,3−テトラフルオロ−1−メトキシプロ
ペン 42.4g、塩化カルシウム 22g、アセトニトリル
50ml、水 35mlを仕込み、攪拌しながら75〜85℃で8
時間反応させた。同様に分析を行ったところ、原料の2
−トリフルオロメチル−1,3,3,3−テトラフルオ
ロ−1−メトキシプロペンの転化率は99%であり、2−
トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピ
オン酸が93%の選択率で生成していた。
−1,3,3,3−テトラフルオロ−1−メトキシプロ
ペン 42.4g、塩化カルシウム 22g、アセトニトリル
50ml、水 35mlを仕込み、攪拌しながら75〜85℃で8
時間反応させた。同様に分析を行ったところ、原料の2
−トリフルオロメチル−1,3,3,3−テトラフルオ
ロ−1−メトキシプロペンの転化率は99%であり、2−
トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピ
オン酸が93%の選択率で生成していた。
【0037】実施例5 実施例1で得られた2−トリフルオロメチル−3,3,
3−トリフルオロプロピオン酸 100gと重炭酸カリウム
60gを乳鉢を用いて完全に混合した。得られた2−ト
リフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオ
ン酸カリウム(固体)を五酸化リンを入れたデシケータ
ー内で減圧下に乾燥した。
3−トリフルオロプロピオン酸 100gと重炭酸カリウム
60gを乳鉢を用いて完全に混合した。得られた2−ト
リフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオ
ン酸カリウム(固体)を五酸化リンを入れたデシケータ
ー内で減圧下に乾燥した。
【0038】頂部出口が−70℃に冷却されたコールドト
ラップに接続され、コンデンサーを備えた1000mlの反応
容器に無水の酢酸エチル 500mlと上記の2−トリフルオ
ロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸カリ
ウム 150gを仕込み、攪拌しながら加熱還流させた。6
時間後、ガスの発生がなくなった。コールドトラップ内
に貯まった有機物中に溶解している二酸化炭素を除去す
るために、トラップ内の液を再度気化させ、アルカリ水
溶液にバブリングさせた後、塩化カルシウムにて乾燥
後、−70℃のコールドトラップ内に再度補集した。
ラップに接続され、コンデンサーを備えた1000mlの反応
容器に無水の酢酸エチル 500mlと上記の2−トリフルオ
ロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸カリ
ウム 150gを仕込み、攪拌しながら加熱還流させた。6
時間後、ガスの発生がなくなった。コールドトラップ内
に貯まった有機物中に溶解している二酸化炭素を除去す
るために、トラップ内の液を再度気化させ、アルカリ水
溶液にバブリングさせた後、塩化カルシウムにて乾燥
後、−70℃のコールドトラップ内に再度補集した。
【0039】ガスクロマトグラフィにより分析を行った
結果、1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロペンが
82%、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパ
ンが16%の割合で生成していた。得られた混合物を15段
のオールダーショウ型の精留塔を用いて精留し、沸点−
21〜−19℃の1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロ
ペン53gを得た。
結果、1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロペンが
82%、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパ
ンが16%の割合で生成していた。得られた混合物を15段
のオールダーショウ型の精留塔を用いて精留し、沸点−
21〜−19℃の1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロ
ペン53gを得た。
【0040】内径7mm、長さ150mm のSUS316製反
応管に、活性炭に 0.5%濃度で担持されたパラジウム触
媒 2.3ccを充填し、窒素ガスを流しながら、電気炉にて
100℃に加熱し、所定の温度に達した後、上記の1,
1,3,3,3−ペンタフルオロプロペンを5.5cc/分、
水素を 14.5cc/分の割合で導入した。反応温度は 100℃
を保った。
応管に、活性炭に 0.5%濃度で担持されたパラジウム触
媒 2.3ccを充填し、窒素ガスを流しながら、電気炉にて
100℃に加熱し、所定の温度に達した後、上記の1,
1,3,3,3−ペンタフルオロプロペンを5.5cc/分、
水素を 14.5cc/分の割合で導入した。反応温度は 100℃
を保った。
【0041】生成ガスは、水洗後、ガスクロマトグラフ
ィにより分析を行った。1,1,3,3,3−ペンタフ
ルオロプロペンの転化率は 100%であり、1,1,3,
3,3−ペンタフルオロプロパンの選択率は99%以上で
あった。
ィにより分析を行った。1,1,3,3,3−ペンタフ
ルオロプロペンの転化率は 100%であり、1,1,3,
3,3−ペンタフルオロプロパンの選択率は99%以上で
あった。
【0042】比較例1 リフラックスコンデンサーを備え付けた 200mlのガラス
製反応容器に、2−トリフルオロメチル−1,3,3,
3−テトラフルオロ−1−メトキシプロペン30.2g、36
%濃塩酸 30g、アセトン 60mlを仕込み、攪拌しなが
ら65〜75℃に加熱し、還流させた。反応の進行に伴い、
反応溶液は茶色に着色した。
製反応容器に、2−トリフルオロメチル−1,3,3,
3−テトラフルオロ−1−メトキシプロペン30.2g、36
%濃塩酸 30g、アセトン 60mlを仕込み、攪拌しなが
ら65〜75℃に加熱し、還流させた。反応の進行に伴い、
反応溶液は茶色に着色した。
【0043】15時間反応後、室温まで冷却し、濾過した
後、有機層をガスクロマトグラフィにより分析したとこ
ろ、原料の2−トリフルオロメチル−1,3,3,3−
テトラフルオロ−1−メトキシプロペンの転化率は99%
であり、19F−NMRによる分析では2−トリフルオロ
メチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸が91%
の選択率で生成していた。しかし、反応終了後の水層は
強酸性を示し、塩酸及びフッ酸が確認された。
後、有機層をガスクロマトグラフィにより分析したとこ
ろ、原料の2−トリフルオロメチル−1,3,3,3−
テトラフルオロ−1−メトキシプロペンの転化率は99%
であり、19F−NMRによる分析では2−トリフルオロ
メチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸が91%
の選択率で生成していた。しかし、反応終了後の水層は
強酸性を示し、塩酸及びフッ酸が確認された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 53/21 9450−4H C07C 53/21
Claims (10)
- 【請求項1】 水溶性有機溶媒及び水の存在下で、金属
のハロゲン化塩と2−トリフルオロメチル−1,3,
3,3−テトラフルオロ−1−アルコキシプロペンとを
反応させることを特徴とする、2−トリフルオロメチル
−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸の製造方法。 - 【請求項2】 2−トリフルオロメチル−1,3,3,
3−テトラフルオロ−1−アルコキシプロペンが2−ト
リフルオロメチル−1,3,3,3−テトラフルオロ−
1−メトキシプロペンからなっている、請求項1に記載
した製造方法。 - 【請求項3】 金属のハロゲン化塩としてアルカリ金属
又はアルカリ土類金属のハロゲン化塩を使用する、請求
項1又は2に記載した製造方法。 - 【請求項4】 金属のハロゲン化塩が塩化ナトリウム又
は塩化カルシウムからなっている、請求項3に記載した
製造方法。 - 【請求項5】 金属のハロゲン化塩を2−トリフルオロ
メチル−1,3,3,3−テトラフルオロ−1−アルコ
キシプロペンに対して1当量以上使用する、請求項1〜
4のいずれか1項に記載した製造方法。 - 【請求項6】 水溶性有機溶媒を2−トリフルオロメチ
ル−1,3,3,3−テトラフルオロ−1−アルコキシ
プロペンに対して1当量以上使用する、請求項1又は2
に記載した製造方法。 - 【請求項7】 水溶性有機溶媒と水との混合割合を容量
比で(0.1:1)〜(10:1)とし、その混合物と2−ト
リフルオロメチル−1,3,3,3−テトラフルオロ−
1−アルコキシプロペンとの割合を容量比で(0.5:1)
〜(10:1)とする、請求項1又は2に記載した製造方
法。 - 【請求項8】 反応温度を40〜120 ℃とする、請求項1
又は2に記載した製造方法。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載した
方法によって得られる2−トリフルオロメチル−3,
3,3−トリフルオロプロピオン酸を金属塩に転化し、
更にこの金属塩を脱炭酸及び脱フッ素して1,1,3,
3,3−ペンタフルオロプロペンを得る工程を含む、
1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパンの製造方
法。 - 【請求項10】 2−トリフルオロメチル−3,3,3−
トリフルオロプロピオン酸を金属の重炭酸塩によって金
属塩化し、この金属塩を脱炭酸しかつ金属フッ化物を離
脱せしめて1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロペ
ンを得、この1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロ
ペンを水素還元する、請求項9に記載した製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15256795A JPH08325179A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸の製造方法及び1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15256795A JPH08325179A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸の製造方法及び1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08325179A true JPH08325179A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15543311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15256795A Pending JPH08325179A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピオン酸の製造方法及び1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08325179A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6191326B1 (en) | 1998-09-03 | 2001-02-20 | Daikin Industries, Inc. | Process for preparing 1,1,1,2,3,3,3-heptafluoropropane |
CN109593023A (zh) * | 2018-12-10 | 2019-04-09 | 浙江巨化技术中心有限公司 | 一种1,1,3,3,3-五氟丙烯的制备方法 |
CN109651076A (zh) * | 2018-12-10 | 2019-04-19 | 浙江巨化技术中心有限公司 | 一种1,1,1,3,3,3-六氟丙烷的制备方法 |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP15256795A patent/JPH08325179A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6191326B1 (en) | 1998-09-03 | 2001-02-20 | Daikin Industries, Inc. | Process for preparing 1,1,1,2,3,3,3-heptafluoropropane |
CN109593023A (zh) * | 2018-12-10 | 2019-04-09 | 浙江巨化技术中心有限公司 | 一种1,1,3,3,3-五氟丙烯的制备方法 |
CN109651076A (zh) * | 2018-12-10 | 2019-04-19 | 浙江巨化技术中心有限公司 | 一种1,1,1,3,3,3-六氟丙烷的制备方法 |
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