JPH0110922Y2 - - Google Patents

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JPH0110922Y2
JPH0110922Y2 JP1983066072U JP6607283U JPH0110922Y2 JP H0110922 Y2 JPH0110922 Y2 JP H0110922Y2 JP 1983066072 U JP1983066072 U JP 1983066072U JP 6607283 U JP6607283 U JP 6607283U JP H0110922 Y2 JPH0110922 Y2 JP H0110922Y2
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JP
Japan
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resist
nozzle
tip
dripping
dropping
Prior art date
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JP1983066072U
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English (en)
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JPS59171336U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は半導体集積回路を製造する過程の
PEP(Photo Engraving Process)工程で使用さ
れるレジスト塗布装置において、レジストを供給
するレジスト滴下ノズルに関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来、この種のレジスト滴下ノズルは、例えば
第1図乃至第3図に示すように、その先端部1の
環状部分が平坦で面を成しており、かつ滴下口2
の有効面積が必要以上に広くなつていた。このた
め、レジストを滴下する瞬間に、ノズル先端部1
と滴下されるレジストの接触面積が広くなり、長
時間稼動していると、滴下口2にレジストが除々
に蓄積され、この蓄積されたレジストにより滴下
口2が塞がり、正規の口径が保持されなくなつて
いた。すなわち、滴下する瞬間のレジストと滴下
ノズルとの切れが悪くなり、ウエハ表面に均一な
膜厚のレジスト膜を形成することができず、塗布
ムラ(膜厚変動)の原因となつていた。このよう
に塗布ムラが発生すると、PEP中のパターン形
成を正常に行うことができなかつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記実情に鑑みてなされたもので、
この目的は、先端部にレジストが付着し蓄積され
ることがなく、正常なパターン形成を可能とする
レジスト滴下ノズルを提供することにある。
〔考案の概要〕
この考案は、ノズル本体をその先端部に向けて
先細りとなるように形成すると共に、この本体に
設けられるレジスト滴下口を先端部に向けてラツ
パ状に広がるように形成することにより、ノズル
先端部をV字型とし、レジストが滴下される瞬間
のノズルとレジストとの接触面積を小さくするも
のである。
〔考案の実施例〕
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説
明する。この考案は、流動性の液体がある種の物
体を通じて滴下される場合、滴下される瞬間の物
体と液体との接触面積が小さければ小さい程、切
れが良くなるという原理を応用したものである。
具体的に、第4図乃至第6図において、11はレ
ジスト滴下ノズルの本体、12はこの本体11に
設けられたレジスト滴下口で、このレジスト滴下
口12を通して図示しない半導体ウエハ上にレジ
ストが滴下されるようになつている。このレジス
ト滴下ノズルは、第7図に拡大して示すように、
その本体11が先端部に向けて先細りとなるよう
に形成されると共に、レジスト滴下口12が先端
部に向けてラツパ状に広がるように形成され、こ
れにより本体11の先端部11aはV字型となつ
ている。
従つて、このレジスト滴下ノズルにおいては、
ノズル本体先端部11aの環状部分が線を成すこ
とになるため、レジスト滴下口12からレジスト
液が滴下される瞬間のレジストと本体11との接
触面積は極めて小さく、さらにレジスト滴下口1
2が先端方向にラツパ状形成されることで、レジ
スト液の切れが良くなり、レジストのレジスト滴
下口12への付着、蓄積がなくなる。
第8図はレジストの塗布ムラの発生率を従来の
レジスト滴下ノズルとこの考案のレジスト滴下ノ
ズルとを比較して示すものである。同図において
A,Bはレジスト塗布装置の動作がスタートした
場合で、Aは従来のレジスト滴下ノズルの場合、
Bはこの考案のレジスト滴下ノズルの場合であ
る。また、C,Dは10分以上レジスト塗布装置を
停止し、再スタートした場合で、Cは従来のレジ
スト滴下ノズルの場合、Dはこの考案のレジスト
滴下ノズルの場合をそれぞれ示すものである。第
8図によればこの考案のレジスト滴下ノズルを用
いることにより明らかに塗布ムラの発生率が低下
する。また、塗布ムラ発生時のレジスト膜厚のバ
ラツキも、従来のレジスト滴下ノズルによれば
8500±500Åであつたが、この考案のレジスト滴
下ノズルでは8500±100Åと大幅に低下した。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、ノズル先端部
にレジストが付着し蓄積されることを防止するこ
とができるので、レジストの塗布ムラ発生率を低
減でき、正常なパターンを形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のレジスト滴下ノズルの側面図、
第2図は同断面図、第3図は同底面図、第4図は
この考案の一実施例に係るレジスト滴下ノズルの
側面図、第5図は同断面図、第6図は同底面図、
第7図は第5図の要部の拡大図、第8図はレジス
トの塗布ムラ発生率の従来のレジスト滴下ノズル
とこの考案のレジスト滴下ノズルとを比較して示
す図である。 11……本体、12……レジスト滴下口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノズル本体をその先端部に向けて先細りとなる
    ように形成すると共に、この本体に設けられるレ
    ジスト滴下口を上記先端部に向けてラツパ状に広
    がるように形成し、ノズル本体先端環状部が線を
    成すことを特徴とするレジスト滴下ズル。
JP6607283U 1983-04-30 1983-04-30 レジスト滴下ノズル Granted JPS59171336U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6607283U JPS59171336U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 レジスト滴下ノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6607283U JPS59171336U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 レジスト滴下ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59171336U JPS59171336U (ja) 1984-11-16
JPH0110922Y2 true JPH0110922Y2 (ja) 1989-03-29

Family

ID=30196284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6607283U Granted JPS59171336U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 レジスト滴下ノズル

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JP (1) JPS59171336U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004112060A1 (ja) * 2003-06-11 2004-12-23 Yazaki Corporation 電線用着色ノズル

Families Citing this family (2)

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JP2815064B2 (ja) * 1988-05-27 1998-10-27 東京エレクトロン 株式会社 半導体ウエハに液を塗布する塗布装置及び塗布方法

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JPS52144971A (en) * 1976-05-28 1977-12-02 Hitachi Ltd Spin coating device

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JPS59171336U (ja) 1984-11-16

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