JPH0110654Y2 - - Google Patents

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JPH0110654Y2
JPH0110654Y2 JP15151282U JP15151282U JPH0110654Y2 JP H0110654 Y2 JPH0110654 Y2 JP H0110654Y2 JP 15151282 U JP15151282 U JP 15151282U JP 15151282 U JP15151282 U JP 15151282U JP H0110654 Y2 JPH0110654 Y2 JP H0110654Y2
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JP
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signal
cpu
volatile memory
power
memory
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JP15151282U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電源遮断時の揮発性メモリから不
揮発性メモリへのデータ転送を確実にしたデータ
転送信号発生回路に関する。
最近電子機器や産業機械などにおいてマイクロ
コンピユータが広く用いられる傾向にある。マイ
クロコンピユータは、基本的には、外部から入力
される指令やデータを内部での処理に適した形に
変換する入力インターフエースと、入力インター
フエースを介して入力された指令やデータを所定
のプログラムに従つて演算処理する中央処理装置
(いわゆるCPU)と、外部から入力された指令や
データを記憶するRAMなどで構成されたメモリ
と、CPUで演算処理された結果を外部に出力す
る際外部での処理に適した形に変換するインター
フエースとから成つている。
ところで、マイクロコンピユータのCPUとメ
モリとの間のデータの送受はデータバスを介して
行なわれるが、通常メモリにはRAMなどの揮発
性メモリが用いられるので、電源が遮断される
と、記憶されているデータがすべて消失するの
で、消失したくないデータの場合には電源の遮断
と同時にメモリ内のデータをCPUの不揮発性領
域に強制的に転送するという方法をとつている。
第1図はこのような電源遮断時のデータ転送に用
いられる従来のデータ転送回路であり、1は
CPU、2はRAMで構成された揮発性メモリ、3
はデータ転送信号すなわちセーブ信号発生回路で
ある。電源オフ信号がセーブ信号発生回路3に入
力すると、所定時間遅れてセーブ信号発生回路3
からメモリ2にセーブ信号Sが送られ、メモリ2
はその内容をCPU1の不揮発性領域に転送する。
ところが、従来のデータ転送回路では、CPU1
とセーブ信号発生回路3とが無関係に動作してい
るため、換言すればセーブ信号SがCPUの動作
と無関係に出力されるためメモリ内容がCPUの
不揮発性メモリに転送されない場合がある。すな
わち、CPU1がメモリ2をアクセス中にセーブ
信号Sが発生したときや逆にメモリ2の内容を
CPU1の不揮発性メモリに転送中にCPU1がメ
モリ2をアクセスしたときにはデータの転送が実
行できないという問題がある。たとえば、CPU
が揮発性メモリをアクセス中にセーブ信号が出力
した場合を考えると、CPUは一度に多数のデー
タをアクセスするわけではなく、8ビツトの
CPUであれば、通常1バイト(8ビツト)ずつ
何回にも分けてアクセスする。そのためにCPU
が揮発性メモリをアクセス中にセーブ信号が出力
すると、揮発性メモリから不揮発性メモリに転送
されるデータがアクセス前のデータかアクセス後
のデータかが保証されず、通常は両者が混つたも
のとなるという不具合がある。
この考案は上記の点にかんがみ、電源が遮断し
たときは揮発性メモリ内のデータが確実に不揮発
性メモリに転送できるようにしたもので、揮発性
メモリがアクセス中か否かを表わすメモリアクセ
ス信号と電源のオンオフ状態を表わす電源オンオ
フ信号とを入力し、データの転送をトリガーする
転送トリガー信号とメモリアクセス信号との否定
論理積をとり、その論理積を反転して転送トリガ
ー信号とし、この転送トリガー信号に基づいてデ
ータ転送信号すなわちセーブ信号を発生するよう
にしたものである。
このようにすれば、揮発性メモリをアクセス中
にセーブ信号が出力したり不揮発性メモリへのデ
ータ転送中に揮発性メモリをアクセスしたりする
ことがなくなり、揮発性メモリから不揮発性メモ
リへのデータの転送が確実にできる。また上記否
定論理積の反転を遅延させることにより、不揮発
性メモリへのデータ転送中に電源が再投入された
ときでも揮発性メモリをアクセスすることがなく
なり、揮発性メモリから不揮発性メモリへのデー
タ転送がやはり確実にできる。
以下この考案を図面に基づい説明する。
第2図はこの考案によるデータ転送信号発生回
路の一実施例を示しており、CPU1と揮発性メ
モリ2とはデータバスにより接続されており、
CPU1は1つの入力端子Aと1つの出力端子B
とを有する。入力端子Aはリセツト端子であり、
“L”信号がこの端子Aに入力されるとCPU1は
リセツトされる。また出力端子BはCPU1がメ
モリ2をアクセス中であるときは“H”レベルと
なり、アクセス中でないときは“L”レベルとな
る。メモリ2はセーブ信号発生回路3からのセー
ブ信号Sによりメモリ内容をCPU1の不揮発性
領域すなわちメモリに転送する。
セーブ信号発生回路3の入力側には、アンドゲ
ート41と、ベースがアンドゲート41の出力端
子に接続されエミツタが接地されコレクタが抵抗
Rを介して電源+Bに接続されたトランジスタ4
2と、バツフア43と、一方の入力端子がCPU
1の入力端子Aにまた他方の入力端子がCPU1
の出力端子Bにそして出力端子がアンドゲート4
1の一方の入力端子に接続されたナンドゲート4
4とから成るセーブ信号発生制御回路4(破線で
囲んで示す)が接続されており、セーブ信号発生
制御回路4から“L”レベルが出力したとき、そ
れが転送トリガー信号となつてセーブ信号発生回
路3からデータ転送信号すなわちセーブ信号が出
力する。セーブ信号発生制御回路4の出力信号は
セーブ信号発生回路3とCPU1の入力端子Aと、
ナンドゲート44の一方の入力端子とに与えられ
る。なお、電源オンオフ信号は電源がオンのとき
“L”、電源がオフのとき“H”とする。
次に上記回路の動作を説明する。
通常の動作状態すなわち電源がオンしており
CPU1がメモリ2をアクセスしていない状態で
は、CPU1の出力端子Bは“L”レベルである
ためナンドゲート44の出力レベルは“H”とな
り、アンドゲート41への電源オンオフ信号が
“L”であるためアンドゲート41への出力レベ
ルは“L”となり、トランジスタ42が非導通に
なりバツフア43の出力は“H”レベルとなる。
その結果セーブ信号発生回路3からはセーブ信号
Sが出力せずCPU1はリセツトされない。
いま電源が遮断したとすると、電源オンオフ信
号が“H”レベルとなる。この瞬間ナンドゲート
44の出力レベルは“H”であるからアンドゲー
ト41のアンド条件が成立し、トランジスタ42
が導通する。その結果バツフア43の出力は
“L”レベルの転送トリガー信号としてセーブ信
号発生回路3からセーブ信号Sが出力されるとと
もにCPU1の入力端子Aにリセツト信号として
入力されるのでCPU1はリセツトされる。揮発
性メモリ2はセーブ信号Sに基づきデータを
CPU1の不揮発性メモリに転送する。ここで電
源が遮断したときCPU1がメモリ2をアクセス
中であるとすると、このときCPU1の出力端子
Bのレベルは“H”となつているからナンドゲー
ト44の出力レベルは“L”となり、アンドゲー
ト41の出力レベルは“L”のままである。従つ
てトランジスタ42は非導通状態を維持し、バツ
フア43の出力レベルは“H”のままとなり、セ
ーブ信号Sも出力されずCPU1もリセツトされ
ない。すなわちCPU1がメモリアクセス中はた
とえば電源が遮断してもセーブ信号Sは出力せず
且つCPU1もリセツトされず、CPU1のアクセ
ス動作が終了した時点(このときCPU1の入力
端子Bは“L”レベルに変る)で初めてトランジ
スタ42が導通しセーブ信号発生回路3とCPU
1の入力端子Aに“L”レベル信号が与えられセ
ーブ信号Sが発生されるとともにCPU1はリセ
ツトされる。
こうして電源が遮断したときCPU1がメモリ
アクセス中ならばそのアクセス終了後にまたアク
セス中でなければ電源遮断と同時にCPU1はリ
セツトされセーブ信号Sが発生してメモリ2中の
データがCPU1の不揮発性メモリに転送される。
その後電源電圧が供給されるとCPU1の状態に
かかわらずトランジスタ42が非導通になる。そ
の結果コンテンサCが抵抗Rを流れる電流により
充電され始めコンデンサCの電位がCR時定数で
上昇していく。電源供給後ある時間の間はコンデ
ンサCの電位が所定レベル以下であるのでバツフ
ア43の出力は“L”レベルとなり、CPU1は
リセツトされる。しかしこのときセーブ信号発生
回路3からはセーブ信号が出力されず、(セーブ
信号発生回路3はその入力が“H”レベルから
“L”レベルに変化したときセーブ信号Sを発生
する。)メモリ2内のデータはCPU1の不揮発性
メモリに転送されない。その後コンデンサCの充
電電位が上昇し所定レベルを越えるとバツフア4
3の出力は“H”レベルとなり、CPU1のリセ
ツト状態が解除されメモリ2をアクセスするよう
になる。このようにCR遅延回路は、電源電圧供
給時にCPU1を一但リセツトするとともに、電
源供給が瞬断したような場合にはその後の電源再
投入などによる電源回復時に、メモリ2内のデー
タ転送がまだ終了していないことが考えられ、デ
ータ転送が終了するまでの時間CPU1をリセツ
ト状態に保ちその間CPU1がメモリ2をアクセ
スしないようにする。
このように上記実施例においては、電源が遮断
してもCPUが揮発性メモリをアクセス中はセー
ブ信号SもCPUリセツト信号も出力せず。アク
セス終了後セーブ信号およびCPUリセツト信号
を出力し、さらにセーブ信号Sに基づいてて揮発
性メモリのデータを不揮発性メモリに転送中は
CPUが揮発性メモリをアクセスしないようにし
たので電源遮断時に揮発性メモリのデータを不揮
発メモリへ確実に転送できる。また、実施例にお
いてはアンドゲート41の出力に遅延特性をもた
せたが、これは考案の目的を達成する上で本質的
なことではない。
以上説明したように、この考案においては遮断
時に揮発性メモリのデータを不揮発性メモリへ転
送するに当り、揮発性メモリがアクセス中か否か
を表わすメモリアクセス信号と電源のオンオフ状
態を表わす電源オンオフ信号とを入力し、データ
の転送をトリガーする転送トリガー信号とメモリ
アクセス信号との否定論理積をとり、その否定論
理積と電源オンオフ信号との論理積をとり、その
論理積を反転して転送トリガー信号とし、この転
送トリガー信号に基づいてデータ転送信号すなわ
ちセーブ信号を発生するようにしたので電源遮断
時のデータ転送がが確実にできデータを誤つて消
失するという致命的な欠点を回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデータ転送回路、第2図はこの
考案によるデータ転送信号発生回路の一実施例で
ある。 1……CPU、2……揮発性メモリ、3……セ
ーブ信号発生回路、4……セーブ信号発生制御回
路、41……アンドゲート、42……トランジス
タ、43……バツフア、44……ナンドゲート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電源遮断時に揮発性メモリのデータを不揮発
    性メモリへ転送するデータ転送信号を発生する
    データ転送信号発生回路において、前記揮発性
    メモリがアクセス中か否かを表わすメモリアク
    セス信号と転送トリガー信号との否定論理積を
    とる第1の論理回路と、電源のオン、オフ状態
    を表わす電源オン、オフ信号と前記第1の論理
    回路との論理積をとる第2の論理回路と、該第
    2の論理回路の出力を反転する反転回路とを設
    け、前記反転回路の出力を転送トリガー信号と
    し該転送トリガー信号に基づいてデータ転送信
    号を発生することを特徴とするデータ転送信号
    発生回路。 (2) 前記反転回路が遅延特性を有することを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    データ転送信号発生回路。
JP15151282U 1982-10-07 1982-10-07 デ−タ転送信号発生回路 Granted JPS5958857U (ja)

Priority Applications (1)

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JP15151282U JPS5958857U (ja) 1982-10-07 1982-10-07 デ−タ転送信号発生回路

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JP15151282U JPS5958857U (ja) 1982-10-07 1982-10-07 デ−タ転送信号発生回路

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Publication Number Publication Date
JPS5958857U JPS5958857U (ja) 1984-04-17
JPH0110654Y2 true JPH0110654Y2 (ja) 1989-03-28

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JP15151282U Granted JPS5958857U (ja) 1982-10-07 1982-10-07 デ−タ転送信号発生回路

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