JPH01101547A - マゼンタ色素像形成性カプラー化合物を含む写真記録材料 - Google Patents

マゼンタ色素像形成性カプラー化合物を含む写真記録材料

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JPH01101547A
JPH01101547A JP23381488A JP23381488A JPH01101547A JP H01101547 A JPH01101547 A JP H01101547A JP 23381488 A JP23381488 A JP 23381488A JP 23381488 A JP23381488 A JP 23381488A JP H01101547 A JPH01101547 A JP H01101547A
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JP
Japan
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group
coupler
magenta dye
recording material
photographic recording
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Application number
JP23381488A
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English (en)
Inventor
Paul B Merkel
ポール バレット マーケル
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/392Additives
    • G03C7/39208Organic compounds
    • G03C7/39236Organic compounds with a function having at least two elements among nitrogen, sulfur or oxygen

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラー写真のハロゲン化銀記録材料に関する。
特に、本発明はマゼンタ色素像形成性カプラー化合物を
含む改良された写真記録材料に関する。
カラー写真記録材料は一般に可視スペクトルの青色領域
、緑色領域及び赤色領域の各々に増感されたハロゲン化
銀乳剤層を含み、各層はそれと関連されてそれぞれ黄色
色素、マゼンタ色素またはシアン色素を生じる色形成性
化合物を有している。
得られる着色像の品質は主として各々の色形成性化合物
から得られる色素の色相に基づく。
マゼンタ色素像形成性カプラーは、しばしば所望のマゼ
ンタ色素像を与えるのに使用される。このようなカプラ
ーに見られる問題はそれらから得られる色素のスペクト
ル吸収特性が望まれる特別の吸収最大値及び分布を有し
ないことがあることである。しばしば、得られる色素は
最適の所望値から数nm程度離れた吸収最大値を有する
ことがあり、従って吸収特性のこのわずかな差異にかか
わらず所望の色相をもたないことになる。逆に、得られ
る色素は所望の値よりも相当短い吸収最大値をもつこと
がある。
マゼンタ色素像形成性カプラー化合物から得られる色素
を始めとして、色素の吸収特性を変える試みは、カプラ
ー化合物の構造の変更に通常集中される。この試みは、
成る程度成功するものの、時間を浪費し非常に集中した
研究プログラムの費用を伴う。このような研究の成功は
予想のたたないものであり、その結果最終の色相値の改
良は集中した研究努力の後でさえもわかりにくいもので
あった。
〔従来の技術〕
成る種のカプラー溶剤が色素の吸収値のシフトを起こす
ことが知られている。例えば、米国特許第3.676、
137号明細書には、過度の赤色波長吸収を減少するた
めに高沸点のカプラー溶剤のリン酸エステルを使用して
シアン色素の吸収を一層短い波長にシフトすることが記
載されている。また、特開昭59−102234号公報
は高沸点のフェノール性化合物を使用して、2.5−ジ
アシルアミノフェノールシアン色素形成性カプラー化合
物のスペクトル吸収を一層長い波長にシフトすることを
記載している。しかしながら下記の比較データで示すよ
うに、この特開昭59−102234号公報のフェノー
ル性化合物は本発明により得られたものに較べて充分な
色相のシフト水準を与えない。
特開昭59−204041号公報はシアン色素像形成性
カプラーと共に尿素化合物を使用して光堅ろう度を改良
し、望ましくない緑色吸収を減少し、このようなカプラ
ーから得られる色素に於ける漂白操作により起される密
度の損失を減少することを記載している。また、この特
開昭59−204041号公報はマゼンタカプラー化合
物及び黄色カプラー化合物の如き一層アミン発色現像主
薬との酸化カップリングにより色素を生成するその他の
化合物の添加を示唆している。しかしながら1、特別な
尿素化金物がマゼンタ色素形成性カプラー化合物から誘
導される色素の吸収特性を変えるのに使用し得ることは
この特開昭59−204041号公報には教示されてお
らず、また示唆されていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
マゼンタ色素の本来備えている吸収特性から異なるスペ
クトル吸収値を得るためにマゼンタ色素の吸収性にわず
かな変化並びに比較的大きい変化を付与する能力を有す
るカラー写真ハロゲン化銀記録材料に対する需要がある
〔課題を解決するための手段〕
本発明のカラー写真記録材料は、支持体と、その上に担
持された感光性ハロゲン化銀乳剤層と、酸化された発色
現像主薬との反応により色素を形成し得るマゼンタ色素
像形成性カプラーと、そしてカプラーと関連 して、カ
プラーから形成さ・れるマゼンタ色素のスペクトル吸収
を変化し得る尿素化合物とを含み、該尿素化合物は構造
式(式中 R1はアルキル基またはアリール基であり、 R2は水素またはアルキル基であり、 R3はアルキル基またはアルコキシ基または電子求引性
基であるが但し5−メルカプトテトラゾール基ではない
ものとし、そしてnは0〜3である)を有する。
また、本発明は、マゼンタ色素と関連して、構造式 (式中、R1はアルキル基またはアリール基であり、 R2は水素またはアルキル基であり、 R3はアルキル基またはアルコキシ基または電子求引性
基であるが但し5−メルカプトテトラゾール基ではない
ものとし、そしてnは、0〜0である)を有する尿素化
合物を含むことを特徴とする、マゼンタ色素像形成性カ
プラーと酸化されたノ10ゲン化銀現像主薬との間のカ
ップリング反応により形成されたマゼンタ色素を含むカ
ラー写真記録材料に関する。
R1は1〜約20個の炭素原子、好ましくは1〜約12
個の炭素原子を有するアルキル基を表してもよく、これ
らの基は直鎮または分岐鎖であってもよく、場合により
置換されてもよい。R1により表され得るアリール基は
約6〜約12個の炭素原子を有し、これらの基は場合に
より置換されている。゛ 有用なR2基は、水素またはR1につき定義されたよう
なアルキル基である。
最も好ましい尿素化合物は、R1が約4〜約10個の炭
素原子を有するアルキル基であり、且つR2が水素であ
る尿素化合物である。
R3置換基は1〜約20個の炭素原子、好ましくは1〜
約12個の炭素原子を有するアルキル基またはアルコキ
シ基であり、これらの基は直鎮または分岐鎖であっても
よく、置換されてもよい。
R1基上及びR2基上に存在し得る置換基は、塩素及び
臭素の如きハロゲン原子及びアルコキシ基またはカルボ
アルコキシ基を含み、このような基の炭素原子の合計数
は2〜約12である。R1がアリール基である場合には
、その置換基はアルキル基、好ましくは1〜約12個の
炭素原子を有するアルキル基であってもよい。
R3により表される電子求引性基は、−CN・−NO2
、ハロゲン原子、−CR’及び−SO□R4(式中、R
4は1〜約20個の炭素原子を有するアルキル基もしく
はアルコキシ基または約6〜約12個の炭素原子を有す
るアリール基もしくはアリールオキシ基である)を含む
塩素は良好な安定性を与えしかも製造するのに最も安価
であるので、塩素はフェニル基の好ましいハロゲン置換
基である。
上記の尿素化合物は、当業界で公知の操作に従ってアミ
ンをインシアネートに付加することにより定量的な収率
で容易に合成することができる。
本明細書に記載されるマゼンタ色素のスペクトル吸収性
を変えるため2種以上の尿素化合物が組み合わせて使用
されてもよい。
マゼンタ色素像形成性化合物と共に単独で、あるいは公
知のカプラー溶媒と組み合わせて使用され得る尿素化合
物の量に特別な制限はない。一般に、マゼンタカプラー
の1重合部に対して尿素化合物の量はカプラー化合物の
約0.05〜約10重量部、好ましくは約0.2〜約3
重量部であることが望ましい。尿素化合物の量がマゼン
タカプラー化合物の使用量に対して増加するにつれて、
通常マゼンタ色素の色相シフトの程度に検知可能な増加
がある。しかしながら、マゼンタカプラーの特別な選択
、尿素化合物の特別な選択あるいは1種以上のカプラー
溶剤の存在は全て、得られるマゼンタ色素のスペクトル
吸収変化の型及び程度に影響する傾向力士ある。
マゼンタカプラー化合物をハロゲン化銀乳剤に添加する
場合には、通常の操作を使用し得る。例えば、まずカプ
ラーをジ−n−ブチルフタレート(DBP)の如き1種
以上の公知のカプラー溶剤に溶解し、次いで本明細書に
記載された尿素化合物と混合することができる。所望に
より、マゼンタカプラー化合物を尿素化合物と混合して
もよく、ここでこれらの化合物は充分相容性でありその
結果公知のカプラー溶剤は不要としてもよい。次いで得
られる混合物または溶液を好ましくは界面活性剤を含む
ゼラチン水性液に分散し、その分散液をハロゲン化銀乳
剤に添加し、次いでこれを公知の技術により被覆するこ
とができる。
酸化された発色現像主薬とマゼンタ色素形成性カプラー
との反応から得られるマゼンタ色素の吸収値をシフトす
るのに有用な具体的な尿素化合物としては下記の化合物
を挙げることができる。
以下余白 酸化された発色現像主薬との反応の際にマゼンタ色素を
生成するカプラーは米国特許第1.969.479号、
同第2.311.082号、同第2.343.703号
、同第2、369.489号、同第2.600.788
号、同第2.908.573号、同第:j、 061.
432号、同第3.062.653号、同第3、152
.896号、同第3.519.429号、同第3.72
5.067号、同第4.443.536号、欧州特許公
開第170.164号、欧州特許公開第177、765
号及び係属中のS。
Normandin らの米国特許出願第23.517
号(1987年3月9日出願) 、R8Romanet
らの米国特許出願第23、518号(1987年3月9
日出願) % A、Bowneらの米国特許出願第23
.519号(1987年3月9日出願)、A、Bown
eらの米国特許出願第23.520号(1987年3月
9日出願)のような代表的な特許文献に記載されており
、詳細はこれらの明細書を参照されたい。
好ましいマゼンタカプラーとしては、構造式を有するピ
ラゾロン、 構造式 を有するピラゾロトリアゾール、 構造式 ヲ有スるピラゾロベンズイミダゾール及びを有するイン
ダゾールを挙げることができる。
前記の各式中で、R6はハロゲン(例えば゛クロロ、フ
ルオロ)、1〜4個の炭素原子を有するアルキルもしく
はアルコキシ、フェニルまたは置換フェニル(例えば2
.4.6−トリハロフエニル)であり、 R7はバラスト基であり、 R8は水素または一価の有機基、例えば1〜約20個の
炭素原子を有する飽和もしくは不飽和のアルキル基(メ
チル、エチル、プロピル、ブチル、デシル、ドデシル、
ヘプタデシル、オクタデシル)ニジクロアルキル基(例
えばシクロヘキシル);アラルキル基(例えばベンジル
)ニアリール基(例えばフェニル、アルキルまたはアル
コキシ基が1〜約20個の炭素原子を有するアルコキシ
フェニル、ニトロフェニル、アミノフェニル、アシルア
ミノフェニル、アルキルアミノフェニル、ナフチル、ジ
フェニル、ジフェニルエーテル、ジフェニルチオエーテ
ル);複素環式基(例えばα−フリノペα−ベンゾフリ
ル、γ−ピリジル);アミノ、ヒドロキシまたはカルボ
ン酸基(これらの基の水素原子は例えばアルキル基が1
〜約20個の炭素原子を有するモノ−またはジアルキル
アミノ基で置換されることが可能である) ;シクロア
ルキルアミノ基;アミノ基(但し1個の水素原子が、窒
素原子に3位で結合するピラゾロ−(1,5−a)−ベ
ンズイミダゾリル基により置換され、その結果二つのピ
ラゾロ−(1,5−a)−ベンズイミダゾリル基がアミ
ノ基により連結され、そして残りの水素原子がアルキノ
ペアリール、アラルキルまたはアシル基の如き置換基で
置換されてもよいカプラーが生じる) ;アシル基が脂
肪族、芳香族または複素環のカルボン酸から誘導される
アシルアミノ基;脂肪族、脂環式もしくは芳香族のアル
コールによりまたはフェノール性ヒドロキシ基を有する
芳香族化合物によりエステル化されるカルボン酸基;ま
たはアミド基が例えば飽和もしくは不飽和のアルキル、
アラルキル、アリールもしくは複素環式基で置換されて
もよいカルボキシアミド基であり、 R9は水素原子、スルホン酸またはカルボン酸基;ハロ
ゲン原子(例えば塩素または臭素);またはアゾ基−N
=R’4 (式中、R14は芳香族基または複素環基(
例えばフェニルζナフチル、ジフェニル、ジフェニルエ
ーテル、ペンズチアソリル、ピリジノベキノリルまたは
ピラゾリル)であってもよく、これらは例えば1〜約2
0個の炭素原子を有するアルキル基、ヒドロキシ基、ア
ルコキシ基、ハロゲン、アミノ基、置換アミノ基、ニト
ロ基、スルホン酸基またはカルボン酸基で置換されでも
よい〕を表し、 R”はR11(式中、R目はアルキル基、アラル■ =C−H キル基、特にフェニル基であるか、またはアルキル基の
少なくとも一つがカルボキシ、スルホ、ヒドロキシ、ア
ルコキシ、カルボキシルアルキル、シアノにより置換さ
れるジアルキルアミノ基の如き三級アミノ基により好ま
しくはp−位で置換されたフェニル基であり得る)の如
き二価の基族基、芳香族基、芳香脂肪族基または複素環
基を表す)の如き二価の基を表し、且つ Xは水素またはカプリング脱離基を表す。
本発明の実施に有用である具体的なマゼンタ色素形成性
カプラー化合物としては下記の化合物を挙げることがで
きる。
以下余白 NHCO(C84) 12C83 C2Hs C−4 C10’21 ’ H/−\H HC8H17 I HCH ,,817 CI010H21 υ C12H25CHCO2H CHCHCOCH 本発明の写真カプラーが配合される写真要素は支持体及
び単一のハロゲン化銀乳剤層を含む簡単な要素であって
もよく、あるいはそれらは多層、多色の要素であっても
よい。本発明のカプラー化合物はハロゲン化i′t′L
剤層または隣接層の如き別の層に配合されてもよく、こ
こでカプラー化合物は、乳剤層中でハロゲン化銀を現像
した酸化発色現像主薬と反応的に関連する。ハロゲン化
銀乳剤層は色形成性カプラー、着色マスキングカプラー
等の如きその他の写真カプラー化合物を含んでもよく、
あるいはそれらと関連していてもよい。これらのその他
の写真カプラー化合物は本発明の写真カプラー化合物と
同じまたは異なる色及び色相の色素を形、成してもよい
。更に、ハロゲン化銀乳剤層はこのような層に通常台ま
れる添加剤を含んでもよい。
本発明の典型的な多層多色の写真要素は、シアン色素像
形成性カプラー化合物と関連してなる赤色感受性ハロゲ
ン化銀乳剤層、マゼンタ色素像形成性カプラー化合物と
関連してなる緑色感受性ハロゲン化銀乳剤層及び黄色色
素像形成性カプラー化合物と関連してなる青色感受性ハ
ロゲン化銀乳剤層をその上に有する支持体を含み、マゼ
ンタ色素像形成性カプラー化合物は本明細書に記載され
た尿素化合物と関連してなる。各々のハロゲン化銀乳剤
層は一つ以上の層を含んでもよく、これらの層は相互に
異なる場所に配置されてもよい。典型的な配置は米国特
許第3.227.554号、同第3、620.747号
、同第3.843.369号及び同第4.400.46
3号及び英国特許第923.045号に記載されている
感光性ハロゲン化銀乳剤は粗粒、レギュラー粒もしくは
微細粒のハロゲン化銀結晶またはこれらの混合物を含ん
でもよく、塩化銀、臭化銀、臭沃化銀、塩臭化銀、塩沃
化銀、塩臭沃化銀及びこれらの混合物の如きハロゲン化
銀を含んでもよい。
乳剤はネガ型乳剤または直接ポジ乳剤であってもよい。
それらは優先的にハロゲン化銀粒子の表面で、あるいは
優先的にハロゲン化粒子の内部で潜像を形成し得る。こ
れらは化学的に及び分売的に増感されてもよい。乳剤は
典型的にはゼラチン乳剤であるが、その他の親水性コロ
イドが一般の慣例に従って使用されてもよい。
支持体は写真要素に使用される任意の好適な材料のもの
であってもよい。典型的には重合体フィルムまたは紙支
持体の如き可撓性支持体が使用される。このような支持
体は硝酸セルロース、酢酸セルロース、ポリビニルアセ
クール、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネー
ト及び樹脂材料並びにガラス、紙または金属を含む。紙
支持体はアセチル化されてもよく、あるいは、バリダ及
び/またはα−オレフィンポリマー、特にポリエチレン
、ポリプロピレンまたはエチレン−ブテンコポリマーの
如き2〜10個の炭素原子を含有するα−オレフィンの
ポリマーで被覆されていてもよい。
更にハロゲン化銀乳剤及び要素、及びこれらに配合され
る添加剤に関する詳細はリサーチ・ディスクローシア(
Research Disclosure)、1971
年12月、項目9232. I章〜X■章に記載されて
いる。
リサーチ・ディスクローシアは英国P091εF1ハン
プシャー、ハバント、ホームウェルのインダストリアル
・オボチニーニティーズ・リミテッド(Industr
ial 0pportunities Ltd、) に
より発行される。
本明細書において「関連 して(in associa
tion) Jという用語は、当該材料が互いに接近可
能である限り、同一の層または異なる層中にあってもよ
いことを表すものである。
〔実施例〕
以下の実施例によって本発明を更に具体的に説明する。
特にことわらない限り、部、%及び比率は全て重量基準
である。
実施例 1 未増感の多分散(polydisperse)媒体−粗
大粒子(0,91gAg/ゴ)を含む臭沃化銀乳剤(6
,5モル%沃素)を含有する単一層塗膜を、セルロース
アセテート−ブチレート支持体上に調製した。各層はま
たゼラチン(3,8g/m”)及び上記のマゼンタカプ
ラー〇−4(1,3g/m’)を含有した。カブラ−は
、第1表に下記されるようにジーn−プチルフタレー)
 (DBP)(単独で使用される場合1.3g/m’)
中に、あるいはDBPと尿素化合物との組み合わせ(夫
々0.65 g /m’)中に分散させた。
各塗膜を目盛付密度試験物体を通して像様露光しして最
大密度の像を得、下記の発色現像剤溶液を用いて33℃
で処理し、ついで下記の漂白定着浴中に1.5分間入れ
、洗浄し乾燥した。
発色現像主薬(Hlo、08) トリエタノールアミン       11  mlベン
ジルアルコール        14.2m!!塩化リ
チウム           2.1g臭化カリウム 
           0.6g硫酸ヒドロキシルアミ
ン       3.2g亜硫酸カリウム(45%溶液
)、   2.8rn11−ヒドロキシエチレン−1,
1 m:リン酸(60%)           0.8m
j!4−アミノー3−メチルーN−エチル −N−β−メタンスルホンアミド) エチル−アニリン硫酸塩水和物   4゜35g炭酸カ
リウム(無水)28g 水             1.0βをつくる量漂白
定着浴(H6,8) チオ硫酸アンモニウム      104g亜硫酸水素
ナトリウム       13gエチレンジアミンテト
ラ酢酸 アンモニウム第二鉄        65.6gエチレ
ンジアミンテトラ酢酸    6.56g水酸化アンモ
ニウム(28%>     27.9mj2水    
        1.01をつくる量透過密度対波長の
データを得て分散剤中の色素のλ−maxを測定した。
データは、尿素化合物の添加により、色相のより長波長
側への望ましくしかも顕著なシフトを示す。
以下余白 第1表 尿素化合物    重 量 比     λ−max 
(nm)カプラー:DBP:尿素化合物 な  し          2  :  2  : 
 0             5491      
2 : 1 : 1       5513     
 2 : 1 : 1       551第1表から
明らかなように、色相シフトは非常に微細であり対照か
られずかに数nm変化する。このような波長シフトの変
化は高度の操作可能な制御を与え、特に望ましい色相値
を得るための優れた安価な手段を与える。
実施例 2 この実施例は、上記のピラゾロトリアゾールマゼンタカ
プラーC−14(1,3g/m″)を使用した以外は実
施例1と同様である。
実施例1のようにして、塗膜を調製し、露光し、処理し
評価した。同じ発色現像主薬及びDBP(ジ−n−ブチ
ルフタレート)カプラー溶剤を使用した。得られるデー
タを下記の表に報告する。
第2表 尿素化合物    重 口 比     λ−max 
(nm)カプラー:DBP:尿素化合物 な  し          2  :  2  : 
 0             5521   ・  
 2 : 1 : 1       5563    
  2 : 1 : 1       556実施例 
3 ハロゲン化銀乳剤写真系内でカプリングを伴わないで色
素を生成する別の評価に於いて、予備生成されたマゼン
タ色素の色相シフトを調べた。第3表に示された色素、
尿素化合物及びカプラー溶剤DBP (ジ−n−ブチル
フタレート)を混合し、ゼ・ラチンビヒクル中に分散し
、ついて単一層に塗布した。
透過密度対波長のデータの評価を得、これらを第3表に
報告する。
以下余白 第3表 γマゼンタ 尿素化合物   重 量 比    λ−
max色  累       色、i:DEIP:尿素
化合物  (+1111)A      な  し  
      1  :  3  :  0      
   532A       *        l:
2:1       533A      1    
 1:2:1     536A      1   
  1:0:3     545A      2  
   1:2:1     537A     10 
    1:2:1     538A      4
     1:2:1     536A      
 4       1  :  0  :  3   
    540B       な  し      
  1  :  3  :  0         5
33B       *        1  :  
2  :  1       535B       
1       1  :  2  :  1    
   553B      1     1 : 0 
: 3     560B      2     1
 : 2 : 1     555*尿素化合物に代え
て、この例は特開昭59−102234号公報に記載さ
れた高沸点の色相シフト性化合物、p−ドデシルフェノ
ールを用いた。
色S構造 白 C2H3−N−CH2CH2NH5O2CH3第3表か
られかるように、上記の尿素化合物はマゼンタ色素の色
相をより長波長側ヘシフトし得る。
第3表に使用された色素は全て予備生成され、それ故通
常の水性処理を避けたので、色素のスペクトル吸収を変
化するという概念は通常の写真系以外に適用し得る。
′  本発明のその他の態様を以下に示すが、本発明の
精神及び範囲内で変化及び変更がなし得るものと理解さ
れたい。
本発明の写真記録材料は、R3電子求引性基がは−SO
□R’(式中、R4は1〜約20個の炭素原子を有する
アルキル基もしくはアルコキシ基または約6〜約12個
の炭素原子を有するアリール基もしくはアリールオキシ
基である)である尿素化合物を含む。
本発明の写真記録材料はR3がクロロである尿素化合物
を含む。
本発明の写真記録材料はR4が1〜約12個の炭素原子
を有するアルキル基である尿素化合物を含む。
本発明の写真記録材料はR1が1〜約20個の炭素原子
を有するアルキル基または約6〜約12個の炭素原子を
有するアリール基である尿素化合物を含む。
本発明の写真記録材料はR2が1〜約20個の炭素原子
を有するアルキル基である尿素化合物を含む。
本発明の写真記録材料はR1が約、4〜約10個の炭素
原子を有するアルキル基であり、R2が水素である尿素
化合物を含む。
本発明の写真記録材料はマゼンタ色素像形成性カプラー
がピラゾロン化合物である尿素化合物を含む。  ゛ 本発明の写真記録材料はマゼンタ色素像形成性カプラー
がピラゾロトリアゾール化合物である尿素化合物を含む
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、感光性ハロゲン化銀乳剤層と、酸化された発色現像
    主薬との反応により色素を生成し得るマゼンタ色素像形
    成性カプラーと、そしてカプラーと関連して、カプラー
    から生成されるマゼンタ色素のスペクトル吸収を変え得
    る尿素化合物とを含み、該尿素化合物が構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はアルキル基またはアリール基であり、 R^2は水素またはアルキル基であり、 R^3はアルキル基またはアルコキシ基または電子求引
    性基であるが但し5−メルカプトテトラゾール基ではな
    いものとし、そしてnは0〜3である)を有することを
    特徴とする、カラー写真記録材料。
JP23381488A 1987-09-21 1988-09-20 マゼンタ色素像形成性カプラー化合物を含む写真記録材料 Pending JPH01101547A (ja)

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