JP7474367B2 - 業務支援装置、業務支援方法、及び、業務支援プログラム - Google Patents

業務支援装置、業務支援方法、及び、業務支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、業務支援装置、業務支援方法、及び、業務支援プログラムに関する。
今日において、工事が完了した月に、仕入先からの請求書が月末までに届いていないために、材料費及び外注費等の仕入の計上ができないことが多々ある。このため、例えば大口の工事においては、見做の原価金額を原価振替によって発生させ、翌月の月初にマイナス金額を発生させることで調整することが一般的である。
特許文献1(特開2019-079233号公報)に開示されている原価計上装置は、売上時に、売上時発生原価および売上時未達原価と売上時見込原価とを含む売上時仮原価を設定し、売上月発生原価、売上月の累積未達原価及び売上月の累積見込原価を算出し、売上月の累積未達原価と売上月の累積見込原価とを含む売上月仮原価に関する仕訳データを作成する。また、月初に、前月に作成された累積未達原価及び累積見込原価に関する仕訳データを取り消すための逆仕訳データを作成し、売上月後の各月に、当月発生原価、当月の累積未達原価および当月の累積見込原価を算出し、当月の累積未達原価と当月の累積見込原価とを含む月次仮原価に関する仕訳データを作成する。これにより、仮原価として計上した仕訳を翌月初に取消し、売上後毎月次、最終予想原価を評価した金額を仮原価として計上可能となっている。
ここで、見做原価の計上を行った場合は、売上計上月の翌月以降に、計上した見做原価に対応する実原価が発生したタイミングで見做原価の取崩を行い、見做原価の計上金額に根拠を持たせる必要がある。
特開2019-079233号公報
しかし、見做原価の取崩は、見做原価の残額と請求書の金額を照らし合わせて行う必要がある。このため、根拠のある見做原価の取崩を行うことは、大変困難となっていた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、根拠のある見做原価の取崩を容易に実行可能とした業務支援装置、業務支援方法、及び、業務支援プログラムの提供を目的とする。
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る業務支援装置は、計上された見做原価計上金額、及び、見做原価計上金額の原価科目を含む見做原価計上情報、及び、見做原価計上金額の取崩対象となる発生原価金額、発生原価金額の原価科目、及び、発生原価金額のうち、見做原価計上金額の取崩対象とする発生原価金額を選択するための選択欄を含む取崩対象データを表示した見做原価取崩入力画面を表示部に表示する見做原価取崩入力画面表示制御部を備え、見做原価取崩入力画面表示制御部は、選択欄で選択されることで取崩が行われた取崩対象データを示す取崩済明細情報を、見做原価取崩入力画面に表示する。
また、上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る業務支援方法は、見做原価取崩入力画面表示制御部が、計上された見做原価計上金額、及び、見做原価計上金額の原価科目を含む見做原価計上情報、及び、見做原価計上金額の取崩対象となる発生原価金額、発生原価金額の原価科目、及び、発生原価金額のうち、見做原価計上金額の取崩対象とする発生原価金額を選択するための選択欄を含む取崩対象データを表示した見做原価取崩入力画面を表示部に表示する見做原価取崩入力画面表示制御ステップを備え、見做原価取崩入力画面表示制御ステップでは、選択欄で選択されることで取崩が行われた取崩対象データを示す取崩済明細情報を、見做原価取崩入力画面に表示する。
また、上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る業務支援プログラムは、コンピュータを、計上された見做原価計上金額、及び、見做原価計上金額の原価科目を含む見做原価計上情報、及び、見做原価計上金額の取崩対象となる発生原価金額、発生原価金額の原価科目、及び、発生原価金額のうち、見做原価計上金額の取崩対象とする発生原価金額を選択するための選択欄を含む取崩対象データを表示した見做原価取崩入力画面を表示部に表示する見做原価取崩入力画面表示制御部として機能させ、見做原価取崩入力画面表示制御部は、選択欄で選択されることで取崩が行われた取崩対象データを示す取崩済明細情報を、見做原価取崩入力画面に表示する。
本発明は、根拠のある見做原価の取崩を容易に実行することができる。
図1は、実施の形態の業務支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2は、プロジェクト基本情報管理マスタに記憶されているプロジェクト基本情報の一例を示す図である。 図3は、実施の形態の業務支援装置における見做原価計上入力処理から見做原価取崩入力処理までの流れを示す模式図である。 図4は、受注データの一例を示す図である。 図5は、見做原価計上入力画面の一例を示す図である。 図6は、見做原価計上データの一例を示す図である。 図7は、仕訳データの一例を示す図である。 図8は、売上入力画面の一例を示す図である。 図9は、売上データの一例を示す図である。 図10は、仕訳データの他の例を示す図である。 図11は、仕入入力画面の一例を示す図である。 図12は、仕入データの一例を示す図である。 図13は、仕訳データのさらに他の例を示す図である。 図14は、見做原価取崩入力画面の一例を示す図である。 図15は、取崩対象が反映された見做原価取崩入力画面を示す図である。 図16は、手動で取崩完了とした場合の見做原価計上データ(見做原価計上明細データ)を示す図である。 図17は、手動で取崩完了とした場合の見做原価取崩データを示す図である。 図18は、取崩完了後の仕訳データを示す図である。 図19は、取崩漏れのチェック動作を説明するための仕入データの一例を示す図である。 図20は、取崩漏れのチェック動作を説明するための見做原価計上データの一例を示す図である。 図21は、取崩漏れのチェック動作を説明するための見做原価取崩データの一例を示す図である。
以下、本発明を適用した実施の形態となる業務支援装置を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、このような実施の形態に本発明が限定されるものではない。
(ハードウェア構成)
図1は、実施の形態の業務支援装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。この図1に示す業務支援装置1は、記憶部2、制御部3、通信インターフェース部4及び入出力インターフェース部5を備えている。入出力インターフェース部5には、入力装置6及び出力装置7が接続されている。出力装置7としては、モニタ装置(家庭用テレビを含む)等の表示部を用いることができる。入力装置6としては、キーボード装置、マウス装置及びマイクロホン装置等の他、マウス装置と協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタ装置等を用いることができる。
通信インターフェース部4は、例えばインターネット等の広域網又はLAN(Local Area Network)等のプライベート網に接続される。
記憶部2としては、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の記憶装置を用いることができる。記憶部2には、プロジェクト基本情報が記憶された記憶領域であるプロジェクト基本情報管理マスタ11が設けられている。また、記憶部2には、業務支援動作を可能とする業務支援プログラムが記憶されている他、業務オペレータからの入力操作に基づいて生成される各種データ、及び、業務支援プログラムの実行により生成される各種データが記憶される。すなわち、詳しくは後述するが、記憶部2には、受注データ、見做原価計上データ、仕訳データ、売上データ、仕入データ、及び、見做原価取崩データ等の各種データが記憶される。
図2は、プロジェクト基本情報管理マスタ11に記憶されているプロジェクト基本情報の一例を示す図である。この図2に示すように、プロジェクト基本情報は、見做債務科目区分、仕入債務科目区分、見做取崩時プロジェクト種別チェック区分、及び、見做取崩時プロジェクト原価科目チェック区分等の各種情報を含んで構成されている。
見做債務科目区分は、見做原価を計上する際の債務科目区分を示す情報であり、この例の場合、「工事未払金(見做)」となる。また、仕入債務科目区分は「工事未払金」となる。
見做取崩時プロジェクト種別チェック区分は、見做原価計上時と取崩時で工事種別が異なる場合、チェックするか否かを示す情報であり、「0(チェックなし」、「1(警告)」、及び、「2(エラー)」の中から選択されて設定される。
見做取崩時PJ原価科目チェック区分は、見做原価計上時と取崩時で工種が異なる場合、チェックするか否かを示す情報であり、「0(チェックなし」、「1(警告)」、及び、「2(エラー)」の中から選択されて設定される。
(業務支援装置の機能構成)
次に、制御部3は、記憶部2に記憶されている業務支援プログラムを実行することで、表示制御部20、データ生成部23、記憶制御部24、算出部25、判別部26、報知制御部27、及び、検出部28として機能する。表示制御部20は、見做原価計上入力画面表示制御部21及び見做原価取崩入力画面表示制御部22の各機能を含む。
見做原価計上入力画面表示制御部21は、未計上の原価に対して見做原価を計上するための見做原価計上入力画面を、表示部の一例である出力装置7を介して表示する。見做原価取崩入力画面表示制御部22は、見做原価の取崩に用いる取崩対象データを表示した見做原価取崩入力画面を表示部に表示する。データ生成部23は、見做原価取崩入力画面で選択された取崩対象データで、見做原価計上入力画面を介して計上された見做原価の取崩を行った見做原価取崩データを生成する。記憶制御部24は、データ生成部23により生成された各種データを記憶部2に記憶する。
算出部25は、見做原価の取崩金額等を算出する。判別部26は、見做原価の計上時における原価科目と見做原価の取崩時における原価科目が同じ原価科目であるか否かの判別、見做原価の計上時におけるプロジェクト種別と見做原価の取崩時におけるプロジェクト種別が同じプロジェクト種別であるか否かの判別、及び、上述の原価科目の判別及び上述のプロジェクト種別の判別のいずれの判別も行わないことを示すチェック無しの判別のうち、いずれかの判別を行う。報知制御部27は、判別部26により上述の原価科目又はプロジェクト種別が異なることを示す判別結果が得られた際に、所定の警告表示又は所定のエラー表示を行う。
検出部28は、計上済みの見做原価のうち、取崩が未完了の見做原価を検出する。報知制御部27は、検出部28により、取崩が未完了の見做原価が検出された場合、所定の警告表示を行う。
また、見做原価取崩入力画面表示制御部22は、見做原価取崩入力画面に、取崩対象データ及び計上された見做原価を表示すると共に、見做原価の取崩金額が見做原価の金額未満の場合に、所望の見做原価を手動で選択しての取崩完了とするための選択欄を表示する。データ生成部23は、選択欄を介して選択された見做原価の取崩を行った見做原価取崩データを生成する際に、手動での選択による取崩完了であることを示す所定の情報を付加した見做原価取崩データを生成する。詳しくは、後述する。
(業務支援動作)
次に、実施の形態の業務支援装置1における業務支援動作を説明する。図3は、実施の形態の業務支援装置1における見做原価計上入力処理から見做原価取崩入力処理までの流れを示す模式図である。実施の形態の業務支援装置1の制御部3は、記憶部2に記憶されている業務支援プログラムを実行することで、図3に示す見做原価計上入力処理から見做原価取崩入力処理までの動作を実行する。
なお、前提として、実施の形態の業務支援装置1は、図4に示す受注データが記憶部2に記憶されている。この図4に示すように、受注データは、図4(a)に示す工事基本データ、図4(b)に示す受注ヘッダデータ、及び、図4(c)に示す受注明細データを含んで構成されている。図4(a)~図4(c)からわかるように、受注データは、プロジェクト番号(PJ番号)、工事件名、工事場所、受注番号、受注行番号、及び、受注金額等を含んで構成される。
次に、図3の説明に戻り、まず、ステップS1では、業務オペレータが、見做原価の計上を指定操作する。この指定操作が行われると、見做原価計上入力画面表示制御部21は、図5に例示する見做原価計上入力画面を表示する。業務オペレータは、見做原価計上入力画面に対して、見做原価計上日、PJ番号、受注番号及び受注行番号を入力する。また、業務オペレータは、例えば予算又は外注先からの見積書を参照しながら、プロジェクト原価科目、プロジェクト種別、及び、見做原価計上金額を入力する。
見做原価計上金額等の入力が行われると、データ生成部23は、見做原価計上入力画面の入力内容に基づいて、図6に例示する見做原価計上データを生成する。この見做原価計上データは、図6(a)に例示する見做原価計上ヘッダデータ、及び、図6(b)に例示する見做原価計上明細データを含んで構成される。図6(a)に例示する見做原価計上ヘッダデータは、見做原価計上番号、PJ番号、受注番号、受注行場号、及び、見做原価計上金額を含んで構成される。
図6(b)に例示する見做原価計上明細データは、見做原価計上番号、行番号、PJ原価科目、PJ種別、見做し原価計上金額、取崩済金額、及び、取崩完了フラグを含んで構成される。なお、見做原価計上金額が入力された時点では、見做原価の取崩しは行われていないため、見做原価取崩金額はそれぞれ「0円」となり、取崩完了フラグはそれぞれ「未完了」となる。
次に、データ生成部23は、このような見做原価計上明細データに基づいて、図7に例示する仕訳明細データを生成する。図7(a)は、仕訳明細データの一例であり、図7(b)は、この仕訳明細データに対応する勘定科目を示している。図7(a)に示すように、仕訳明細データは、仕訳伝票番号、行番号、借方総勘定科目、借方金額、貸方総勘定科目、貸方金額及び発生元を含んで構成される。借方は、図6(b)に示した見做原価計上明細データのPJ原価科目より取得され、貸方は、プロジェクト基本情報管理マスタ11の見做債務科目区分より取得される。
なお、この時点では、借方総勘定科目はそれぞれ「未成」となり、貸方総勘定科目は、「見做」となる。発生元は、図6に示した見做原価計上データである。
次に、業務オペレータは、売上入力を指定操作する(ステップS2)。これにより、表示制御部20は、図8に例示する売上入力画面を表示する。業務オペレータは、この売上入力画面に対して、売上日、PJ番号、受注番号及び受注行番号を入力すると共に、売上金額を入力する。これにより、データ生成部23は、図9に示す売上データを生成する。
売上データは、図9(a)に示すように売上番号、見做原価計上日、PJ番号、受注番号、受注行番号、及び、売上金額を含む売上ヘッダデータ、及び、図9(b)に示すように売上番号、行番号及び売上金額を含む売上明細データを含んで構成される。
次に、データ生成部23は、このような売上データを生成すると、図10に示す仕訳明細データを生成する。図10(a)は、仕訳明細データの一例であり、図10(b)は、この仕訳明細データに対応する勘定科目を示している。図10(a)に示すように、仕訳明細データは、仕訳伝票番号、行番号、借方総勘定科目、借方金額、貸方総勘定科目、貸方金額及び発生元を含んで構成される。
この仕訳明細データの生成のタイミングで、発生済の未成原価が完成振替される。すなわち、上述のように生成された売上データが「350万円」の売上データである場合、図10(a)及び図10(b)に示すように、勘定科目は、借方の完成工事未収入金を「350万円」とし、貸方の工事売上を「350万円」とし、発生元を「売上」とした仕訳データが生成される。また、借方の買入物品費、補助材料費、電力量・ガス代・水道料及びその他の経費は「未成」から「完成」となり、発生元は「完成振替」となる。
次に、業務オペレータは、例えば請求書が届いたタイミングで経費の仕入入力等の原価入力ジョブを行う(ステップS3)。業務オペレータにより、仕入入力が指定されると、表示制御部20は、図11に例示する仕入入力画面を表示する。業務オペレータは、この仕入入力画面に対して、仕入日、仕入先、PJ番号、受注番号及び受注行番号を入力する。また、業務オペレータは、この仕入入力画面に対して、仕入商品名、PJ番号、受注番号、受注行番号、PJ原価科目、PJ種別、及び、仕入金額を入力する。算出部25は、それぞれ入力された仕入金額の総額(図11の例では38万円)を算出する。仕入入力画面表示制御部22は、算出された仕入金額の総額を仕入明細画面に表示する。
このような仕入入力が行われると、データ生成部23は、図12に示す仕入データを生成する。この仕入データは、図12(a)に示す仕入ヘッダデータ、及び、図12(b)に示す仕入明細データを含んで構成される。図12(a)に示す仕入ヘッダデータには、仕入番号、仕入日、仕入先名、PJ番号、受注番号、受注行番号及び仕入金額等が含まれる。図12(b)に示す仕入明細データは、仕入番号、仕入行番号、仕入商品名、PJ番号、受注番号、受注行番号、PJ原価科目、PJ種別、及び、仕入金額等を含んで構成される。
次に、このような仕入データを生成すると、データ生成部23は、図13に示す仕訳明細データを生成する。図13(a)は、仕訳明細データの一例であり、図13(b)は、この仕訳明細データに対応する勘定科目を示している。この時点のおける勘定科目の貸方は、工事未払金となる。
次に、業務オペレータは、見做原価取崩入力を行う(ステップS4)。業務オペレータにより、見做原価取崩入力が指定されると、見做原価取崩入力画面表示制御部22は、図14に示す見做原価取崩入力画面を表示する。業務オペレータは、この見做原価取崩入力画面に対して、見做原価計上番号、見做原価取崩日、PJ番号、受注番号、及び、受注行番号を入力する。見做原価取崩入力画面表示制御部22は、図6(b)に示した見做原価計上明細データを参照し、図14に示すように、入力された見做原価計上番号等に対応する見做原価計上情報を見做原価取崩入力画面に表示する。
この見做原価計上情報は、行番号、見做原価計上行番号、PJ原価科目、PJ種別、見做原価計上金額、取崩済金額、取崩可能金額を含んで構成される。さらに、見做原価取崩入力画面表示制御部22は、見做原価の取崩金額(取崩可能金額)が見做原価の金額未満(見做原価計上金額未満)の場合に、所望の見做原価を手動で選択しての取崩完了とするための選択欄を、見做原価計上情報に含めて表示する。
また、業務オペレータは、見做原価の取崩対象とするデータを指定すべく、例えば仕入入力又は経費支払予定入力等のデータのデータ区分、発生日、仕入先、支払先、PJ原価科目、取崩済伝票を用いるか否かを、見做原価取崩入力画面に対して入力する。
図14の例は、見做原価の取崩対象とするデータとして2022年5月1日~2022年5月31日の期間の仕入データが指定された例である。この場合、見做原価取崩入力画面表示制御部22は、図12(a)及び図12(b)を用いて説明した2022年5月1日~2022年5月31日の期間の仕入データを参照し、図14に示すように見做原価計上行番号、伝票番号、発生原価金額、発生日、PJ原価科目、PJ種別、仕入先、支払先を含む取崩対象データを、見做原価取崩入力画面に一覧表示する。また、見做原価取崩入力画面表示制御部22は、この仕入データの一覧の中から、見做原価の取崩に用いるデータを選択するための選択欄を表示する。
ここで、判別部26は、図2に示したプロジェクト基本情報管理マスタ11の見做取崩時PJ種別チェック区分、及び、見做取崩時PJ原価科目チェック区分を参照する。各チェック区分が「0:チェック無し」の設定となっていた場合、下記の判別動作は行わないが、各チェック区分が「1:警告」又は「2:エラー」の設定となっていた場合、判別部26は、見做原価取崩入力画面に表示された見做原価計上情報、及び、取崩対象データのPJ原価科目同士を比較し、両者が同じPJ原価科目であるか否かを判別する。また、判別部26は、見做原価取崩入力画面に表示された見做原価計上情報、及び、取崩対象データのPJ種別同士を比較し、両者が同じPJ種別であるか否かを判別する。
図14の例は、見做原価計上番号が「002」の見做原価計上情報のPJ原価科目が「補助材料費」になっているのに対し、見做原価計上番号が「002」の取崩対象データのPJ原価科目は「主材料費」になっている例である。この場合、判別部26の判別結果は、両者のPJ原価科目が異なることを示す判別結果となる。PJ原価科目が異なることを示す判別結果が得られた場合、報知制御部27は、図2に示すプロジェクト基本情報管理マスタ11の見做取崩時PJ原価科目チェック区分を参照する。この図2の例の場合、見做取崩時PJ原価科目チェック区分は「2:エラー」になっている。このため、報知制御部27は、所定のエラー表示を行うことで、異なるPJ原価科目となっていることを、業務オペレータに認識させる。
なお、見做取崩時PJ原価科目チェック区分が「1:警告」になっている場合、報知制御部27は、例えば「異なるPJ原価科目になっています」等の警告メッセージの表示を行うことで、異なるPJ原価科目となっていることを、業務オペレータに認識させる。このような報知制御は一例であり、警告又はエラーを表示で報知する他、電子音、音声メッセージ等で報知してもよい。
また、両者が異なるPJ種別であることを示す判別結果が得られた場合は、図2の例では「1:警告」となっているため、報知制御部27は、上述の警告の報知制御を行う。
次に、業務オペレータは、見做原価の取崩に用いるデータを選択するための選択欄にチェックを入れる操作を行うことで、一覧表示された仕入データのうち、見做原価の取崩に用いるデータを選択し、反映ボタン(「反映」の文字が表示されているボタン)を操作する。
反映ボタンが操作されると、見做原価取崩入力画面表示制御部22は、図15に示すように選択された取崩対象データを、見做原価取崩入力画面の下段に示す取崩済明細情報に反映させる(表示する)。なお、見做原価取崩入力画面表示制御部22は、反映された取崩済明細情報のうち、所望の取崩済明細情報の削除を指定するための行削除指定欄を表示する。業務オペレータは、所望の行削除指定欄にチェックを入れて登録ボタンを操作することで、所望の取崩済明細情報の削除が可能となっている。削除された取崩済明細情報は、見做原価の取崩には用いられないが、データとしては記憶部2に記憶されたままとなる(記憶部2からは削除されない)。
また、反映ボタンが操作されると、見做原価取崩入力画面表示制御部22は、図15の上段に示す見做原価計上情報に取崩済金額を反映する。この例の場合、買入物品費が「20万円(15万円+5万円)」となり、補助材料費が「15万円」となる。また、その他の経費は、「5万円」の見做原価のうち、「3万円」が取崩済となったことを示している。
次に、実施の形態の業務支援装置1は、見做原価の取崩金額(取崩可能金額)が見做原価の金額未満(見做原価計上金額未満)の場合に、図14及び図15に示した見做原価計上情報に含めて表示される選択欄にチェックを入れる操作を行うことで、所望の見做原価を手動で選択しての取崩完了とすることができる。この図14及び図15の例は、見做原価計上行番号が「003」の「電力量・ガス代・水道料」のPJ原価科目の選択欄に、取崩完了を指定するチェックが入力されている例である。
データ生成部23は、このように取崩完了が指定されると、図16に示すように見做原価計上明細データのうち、見做原価計上金額が「20万円」となっている「電力量・ガス代・水道料」のPJ原価科目の取崩済金額を「20万円」として見做原価の取崩を行うと共に、取崩完了フラグを図6(b)に示す「未完了」から「完了」に更新処理する。
また、データ生成部23は、図17(a)及び図17(b)に示す見做原価取崩データのうち、図17(b)に示す見做原価取崩明細データの、手動で取崩を行った「003」の行番号の明細の伝票番号に、「手動での選択による取崩完了であることを示す所定の情報」として「NULL(000000000)」を入力すると共に、発生パターン区分を「取崩入力(手動完了)」に更新する。これにより、見做原価取崩明細データのうち、手動で取崩を行った見做原価取崩明細データ(明細)を明確化することができる。
図18(a)は、このような見做原価の取崩を行った際の仕訳明細データであり、図18(b)は、見做原価の取崩を行った際の仕訳の概要である。図18(b)の貸方に示す「15万円」の補助材料費(未成)は、図14を用いて説明したが、見做原価計上情報のPJ原価科目と取崩対象データのPJ原価科目が異なる場合、データ生成部23は、取崩で見做原価計上時の科目を相殺し、仕入時のPJ原価科目(主材料費(未成))で仕訳データを生成する。また、図18(b)の貸方に示す「20万円」の「電力量・ガス代・水道料」は、手動で取崩完了とした科目である(図14~図17参照)。
これに対して、図18(c)は、完成振替で発生する仕訳であり、図18(d)は、最終的に残る仕訳である。図18(d)の貸方に示す「2万円」の「工事未払金(見做)」は、見做原価計上を行っているが、取崩が完了してない科目である(図15及び図16参照)。
次に、検出部28は、取崩漏れがないかチェックを行う。報知制御部27は、取崩漏れとなる対象明細が検出された場合は、取崩漏れが発生していることを示す所定の警告表示を行う。一例として、検出部28は、前月以前に見做原価計上入力で発生した伝票で取崩未完了の伝票を検出し、また、見做原価計上入力の翌月以降に仕入入力又は経費支払予定入力で原価が発生しているにも関わらず、取崩の対象となっていない原価を検出する。
すなわち、図19(a)及び図19(b)は、仕入日が「2022年5月31日」の仕入データを示している。これに対して、図20(a)及び図20(b)は、仕入日の前の月となる「2022年4月30日」を見做原価計上日とする見做原価計上データである。また、図21(a)及び図21(b)は、見做原価取崩データである。
この場合、検出部28は、4月に見做原価計上済みで、5月に仕入済みだが取崩がされていない明細を検出する。図21(b)に示す「003(MK003)」の明細の場合、取崩は行われているが、図20(b)に示すように取崩完了フラグが「未完了」となっている例であり、検出部28は取崩漏れの発生として検出する。報知制御部27は、例えば「取崩漏れとなっているデータがあります」等の取崩漏れが発生していることを示す所定の警告表示を行う。なお、この警告表示は、電子音又は音声メッセージ等でもよい。
同様に、図20(b)に示す「004(MI004)」の明細は、見做原価計上入力の翌月以降に仕入入力又は経費支払予定入力で原価が発生しているが、図21(b)に示すように取崩の対象となっていない原価である(図21(b)の見做原価取崩明細データに「004(MK004)」)の明細が存在しない)。この場合も、検出部28は、取崩漏れの発生として検出する。報知制御部27は、例えば「取崩漏れとなっているデータがあります」等の取崩漏れが発生していることを示す所定の警告表示を行う。なお、この警告表示は、電子音又は音声メッセージ等でもよい。
このように取崩漏れを検出して警告することで、取崩漏れの発生を防止でき、取崩漏れが発生することで、見做原価と仕入原価での二重計上が発生する不都合を防止できる。
(実施の形態の効果)
以上の説明から明らかなように、実施の形態の業務支援装置1は、下記の効果を得ることができる。
1.未発注の見做原価に対して、仕入などの原価データを使用して見做原価を取り崩すことで、見做原価に対して、容易に根拠を持たせることができる。このため、実態に沿った原価の管理が可能となり、取崩により発生する仕訳を自動計上できるため、運用負荷の軽減を図ることができる。
2.未発注の見做原価における工事種別又は科目毎の取崩管理及び仕訳計上は、難しくミスの原因にもなっていた。しかし、実施の形態の業務支援装置1は、取崩のタイミングで科目のチェックを行うため、人為的なミスを削減できる。
3.月次仮締処理で取崩未完了の原価明細の存在の有無をチェックできるため、見做原価の取崩漏れを防止できる。このため、取崩漏れが発生することで、見做原価と仕入原価での二重計上が発生する不都合を防止できる。
[国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び目標9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、目標13及び目標15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[他の実施の形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、或いは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、業務支援装置1に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも図示の如く物理的に構成されていることを要しない。
例えば、業務支援装置1が備える処理機能、特に制御部3及び制御部3にて行われる各処理機能については、その全部又は任意の一部を、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。なお、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて業務支援装置1に機械的に読み取られる。すなわち、ROM又はHDD等の記憶部等には、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部3を構成する。
また、この業務支援装置1の業務支援プログラムは、業務支援装置1に対して任意のネットワークを介して接続された他のサーバ装置に記憶されていてもよく、必要に応じてその全部又は一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するための業務支援プログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、及び、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコード又はバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した業務支援装置1において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部2は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、業務支援装置1は、既知のパーソナルコンピュータ装置又はワークステーション等の情報処理装置で構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された情報処理装置で構成してもよい。また、情報処理装置は、本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラム又はデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
さらに、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部又は一部を、各種の付加等に応じて又は機能付加に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、例えば建設工事業等のように見做原価管理を行う業種に適用して好適である。
1 業務支援装置
2 記憶部
3 制御部
4 通信インターフェース部
5 入出力インターフェース部
6 入力装置
7 出力装置
11 プロジェクト基本情報管理マスタ
20 表示制御部
21 見做原価計上入力画面表示制御部
22 見做原価取崩入力画面表示制御部
23 データ生成部
24 記憶制御部
25 算出部
26 判別部
27 報知制御部
28 検出部

Claims (7)

  1. 計上された見做原価計上金額、及び、前記見做原価計上金額の原価科目を含む見做原価計上情報、及び、
    前記見做原価計上金額の取崩対象となる発生原価金額、前記発生原価金額の原価科目、及び、前記発生原価金額のうち、前記見做原価計上金額の取崩対象とする発生原価金額を選択するための選択欄を含む取崩対象データ
    を表示した見做原価取崩入力画面を表示部に表示する見做原価取崩入力画面表示制御部を備え、
    前記見做原価取崩入力画面表示制御部は、前記選択欄で選択されることで取崩が行われた前記取崩対象データを示す取崩済明細情報を、前記見做原価取崩入力画面に表示すること、
    を特徴とする業務支援装置。
  2. 前記見做原価計上金額、及び、前記見做原価計上金額の原価科目、及び、取崩の完了又は取崩の未完了を示す取崩完了フラグを含む見做原価計上明細データを生成するデータ生成部を、さらに備え、
    前記データ生成部は、前記選択欄で選択されることで取崩が行われた際に、前記見做原価計上明細データに含まれる、取崩が行われた前記取崩対象データに対応する前記見做原価計上金額の前記取崩完了フラグを、未完了から完了に更新処理すること、
    を特徴とする請求項1に記載の業務支援装置。
  3. 見做原価の計上時における原価科目と見做原価の取崩時における原価科目が同じ原価科目であるか否かの判別、前記見做原価の計上時におけるプロジェクト種別と前記見做原価の取崩時におけるプロジェクト種別が同じプロジェクト種別であるか否かの判別、及び、前記原価科目の判別及び前記プロジェクト種別の判別のいずれの判別も行わないことを示すチェック無しの判別のうち、いずれかの判別を行う判別部と、
    前記判別部により、前記原価科目が異なることを示す判別結果が得られた際、又は、前記プロジェクト種別が異なることを示す判別結果が得られた際に、所定の警告又は所定のエラーの報知制御を行う報知制御部と、をさらに備えること、
    を特徴とする請求項2に記載の業務支援装置。
  4. 計上済みの前記見做原価のうち、取崩が未完了の見做原価を検出する検出部を、さらに備え、
    取崩が未完了の見做原価が検出された場合、前記報知制御部は、所定の警告の報知制御を行うこと、
    を特徴とする請求項3に記載の業務支援装置。
  5. 入力された見做原価計上金額、原価科目、及び、売上金額に基づいて、
    前記原価科目を借方の勘定科目とし、前記見做原価計上金額を借方金額とし、
    貸方の勘定科目を、記憶部に見做債務科目区分として記憶されている見做原価の未払金とし、前記見做原価計上金額を貸方金額とし、
    前記売上金額を借方金額及び貸方金額とし、借方の勘定科目を未収入金とし、貸方の勘定科目を売上とした計上時仕訳データを生成する計上時仕訳データ生成部と、
    発生原価に基づいて前記見做原価計上金額の取崩が行われた場合に、
    前記見做原価計上金額の勘定科目を見做原価の未払金とし、前記見做原価計上金額を借方金額とし、
    前記発生原価に対応する原価科目を貸方の勘定科目とし、前記発生原価を貸方金額とした取崩仕訳データを生成する取崩仕訳データ生成部と、をさらに備えること、
    を特徴とする請求項1から請求項4のうち、いずれか一項に記載の業務支援装置。
  6. 見做原価取崩入力画面表示制御部が、計上された見做原価計上金額、及び、前記見做原価計上金額の原価科目を含む見做原価計上情報、及び、
    前記見做原価計上金額の取崩対象となる発生原価金額、前記発生原価金額の原価科目、及び、前記発生原価金額のうち、前記見做原価計上金額の取崩対象とする発生原価金額を選択するための選択欄を含む取崩対象データ
    を表示した見做原価取崩入力画面を表示部に表示する見做原価取崩入力画面表示制御ステップを備え、
    前記見做原価取崩入力画面表示制御ステップでは、前記選択欄で選択されることで取崩が行われた前記取崩対象データを示す取崩済明細情報を、前記見做原価取崩入力画面に表示すること、
    を特徴とする業務支援方法。
  7. コンピュータを、
    計上された見做原価計上金額、及び、前記見做原価計上金額の原価科目を含む見做原価計上情報、及び、
    前記見做原価計上金額の取崩対象となる発生原価金額、前記発生原価金額の原価科目、及び、前記発生原価金額のうち、前記見做原価計上金額の取崩対象とする発生原価金額を選択するための選択欄を含む取崩対象データ
    を表示した見做原価取崩入力画面を表示部に表示する見做原価取崩入力画面表示制御部として機能させ、
    前記見做原価取崩入力画面表示制御部は、前記選択欄で選択されることで取崩が行われた前記取崩対象データを示す取崩済明細情報を、前記見做原価取崩入力画面に表示すること、
    を特徴とする業務支援プログラム。
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