JP7389722B2 - 間接費管理装置、間接費管理方法、及び間接費管理プログラム - Google Patents
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Description
工事毎に発生している完成工事原価と未成工事支出金の情報を部門毎に集計し、完成比率を算出する完成比率算出工程と、算出した完成比率を利用して、部門毎に発生している間接費を、完成工事原価と未成間接費に振替える振替仕訳を作成する振替仕訳作成工程と、を含むことを特徴とする。
建設業では、各現業部門において工事毎に発生する直接経費と部門内で発生する間接経費が存在する。月末(1Q末、中間、3Q末、期末)において、間接経費を部門全体での工事完成割合に応じて、間接経費を完成工事原価と未成間接費に振替える必要がある。また、又、翌月1日に振り戻しを行なう必要がある。
本実施の形態に係る間接費管理装置の構成の一例について、図面を参照して説明する。
間接費科目マスタ106cと、勘定科目マスタ106dと、データテーブル106e等を備えている。
仕訳情報は、プロジェクト毎に作成され、仕訳情報は、発生年月、金額、借方科目、貸方科目、金額、発生部門のデータを含んでいてもよい。
本実施の形態に係る間接費管理装置100の制御部102の処理の具体例について、図2~図13を参照して説明する。図3は、間接費管理装置100の制御部102の間接費振替仕訳データ作成処理の概略を説明するためのフローである。以下の説明では、金額の単位を全て円としてその記載を省略する。
図3を参照して、間接費管理装置100の制御部102の間接費振替仕訳データ作成処理の概略を説明する。図3において、完成比率算出部102bは、完成比率を算出する(ステップS1)。具体的には、完成比率算出部102bは、工事毎に発生している完成工事原価と未成工事支出金の情報を部門毎に集計し、完成比率を完成比率=(完成工事原価÷発生直接原価計)÷100で算出する。
振替仕訳作成部102cは、間接費科目マスタ106cに設定されている間接費について、仕訳情報を参照して、発生間接原価及び当期発生を抽出(算出)する。
図9は、完成比率の算出を詳細に説明するための図である。「完成比率」は、完成比率=(完成工事原価÷発生直接原価計)×100で算出する。ここで、「対象プロジェクト」は、指定年月時点で、仕掛中の工事及び指定年月以降で完成している工事である。「発生直接原価」は、指定年月迄の未成工事支出金の発生累計である。累計のため、完成振替仕訳は対象外とする。「当期発生」は、期首から指定年月迄の未成工事支出金の9発生累計である。累計のため、完成振替仕訳は対象外とする。「完成工事原価」は、期首から指定年月迄で完成した工事の完成工事原価累計である。「未成工事支出金」は、未成工事支出金=発生直接原価-完成工事原価で算出する。
(1)プロジェクトCD「310162」の場合
プロジェクトマスタより2019/6では完成している(完成日=2019,6/30)。図8の仕訳情報により、完成工事原価=6,000,000、発生直接原価計=6,000,000であるので、完成比率=(6,000,000÷6,000,000)×100=100%である。
プロジェクトマスタより、2019/6では仕掛中であり、完成基準のため、図8の仕訳情報より、完成工事原価=0、発生直接原価計=5,000,000であるので、完成比率=(0÷5,000,000)×100=0%である。
プロジェクトマスタより、2019/6では仕掛中だが、進行基準の為、完成工事原価は発生しており、図8の仕訳情報より、完成工事原価=6,000,000、発生直接原価計=5,000,000であるので、完成比率=(5,000,000÷9,000,000)×100=55.5555・・=55.5%である。
図11は、部門で発生している間接費の抽出を詳細に説明するための図である。「対象プロジェクト」は、間接費用共通工事である。発生間接原価は、期首から指定年月迄の間接費の発生累計である(期首振戻し仕訳分のみ加味する)。「当期発生」は、期首から指定年月迄の間接費の発生累計である(振替仕訳・振戻し仕訳は加味しない)。
図12は、振替金額の算出を詳細に説明するための図である。完成間接原価を、完成間接原価=発生間接原価×完成比率で算出する。小数点以下第1位を切捨てる。未成間接繰越額を、未成間接繰越額=発生間接原価-完成間接原価で算出する。完成間接原価は、発生間接原価「3,500,000」×完成比率「55.0%」=1,925,000で算出する。未成間接繰越額は、発生間接原価「3,500,000」-完成間接原価「1,925,000」=1,575,000”で算出する。
図13は、振替(振戻し)仕訳の作成を詳細に説明するための図であり、作成した振替仕訳と振戻し仕訳を示している。部門毎に発生している間接経費(完成間接原価、未成間接繰越額)を、完成工事原価と未成間接費に振替える振替仕訳を作成する。また振替仕訳の振り戻し仕訳を作成する。期末の場合は期首の振戻し仕訳は、未成間接費のみが振戻される仕組みになっている。
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
102 制御部
102a データ入力部
102b 完成比率算出部
102c 振替仕訳作成部
102d マスタメンテ部
102e 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a プロジェクトマスタ
106b 部門マスタ
106c 間接費科目マスタ
106d 勘定科目マスタ
106e データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
300 ネットワーク
Claims (8)
- 制御部を備えた間接費管理装置であって、
前記制御部は、
工事毎に発生している完成工事原価と未成工事支出金の情報を部門毎に集計し、完成比率を算出する完成比率算出手段と、
算出した完成比率を利用して、部門毎に発生している間接費を、完成工事原価と未成間接費に振替える振替仕訳を作成する振替仕訳作成手段と、
を備えたことを特徴とする間接費管理装置。 - 前記振替仕訳作成手段は、前記作成した振替仕訳の振戻し仕訳を作成することを特徴とする請求項1に記載の間接費管理装置。
- 前記完成比率は、完成比率=(完成工事原価÷発生直接原価)×100(但し、発生直接原価は、指定年月までの未成工事支出金の累計)で算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の間接費管理装置。
- 前記間接費は、期首から指定年月迄の間接費の発生累計である(但し、期首振戻し仕訳分のみ加味する)発生間接原価であることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1つに記載の間接費管理装置。
- 前記振替仕訳作成手段は、振替金額として、完成間接原価を、完成間接原価=発生間接原価×完成比率で算出し、未成間接繰越額を、未成間接繰越額=発生間接原価-完成間接原価で算出することを特徴とする請求項4に記載の間接費管理装置。
- 前記振替仕訳作成手段は、借方科目「完成工事原価科目」、金額「完成間接原価」/貸方科目「間接費科目」、金額「完成間接原価」とする振替仕訳と、借方科目「未成間接費」、金額「未成間接繰越額」/貸方科目「間接費科目」、金額「未成間接繰越額」とする振替仕訳を作成することを特徴とする請求項5に記載の間接費管理装置。
- 制御部を備えた情報処理装置に実行させるための間接費管理方法であって、
前記制御部において実行される、
工事毎に発生している完成工事原価と未成工事支出金の情報を部門毎に集計し、完成比率を算出する完成比率算出工程と、
算出した完成比率を利用して、部門毎に発生している間接費を、完成工事原価と未成間接費に振替える振替仕訳を作成する振替仕訳作成工程と、
を含むことを特徴とする間接費管理方法。 - 制御部を備えた情報処理装置に実行させるための間接費管理プログラムであって、
前記制御部において、
工事毎に発生している完成工事原価と未成工事支出金の情報を部門毎に集計し、完成比率を算出する完成比率算出工程と、
算出した完成比率を利用して、部門毎に発生している間接費を、完成工事原価と未成間接費に振替える振替仕訳を作成する振替仕訳作成工程と、
をコンピュータに実行させるための間接費管理プログラム。
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Non-Patent Citations (1)
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初めての人でもわかる [入門] 建設業会計の基礎知識 ,初版,株式会社清文社,2016年01月28日,第97-100ページ,ISBN: 978-4-433-57365-2 |
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