JP2018073124A - 立替会計管理装置、立替会計管理方法、及び立替会計管理プログラム - Google Patents

立替会計管理装置、立替会計管理方法、及び立替会計管理プログラム Download PDF

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晃博 藤得
邦明 芹澤
Kuniaki Serizawa
邦明 芹澤
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Abstract

【課題】1入力で相互に紐付けられた支払データ及び請求データを作成することができる立替会計管理装置、立替会計管理方法、及び立替会計管理プログラムを提供することを課題とする。【解決手段】本実施形態によれば、立替金額、支払先である代理店業者、立替先である下請業者、及び、約定日についての情報を含む入力データに基づいて、約定日を基準にし、立替金額を支払金額として代理店業者を支払先とする情報を含む支払データと、立替金額を請求金額として下請業者を請求先とする情報を含む請求データとを作成し、支払データ及び請求データは、相互に紐付けられた識別情報をそれぞれ含む。【選択図】図6

Description

本発明は、立替会計管理装置、立替会計管理方法、及び立替会計管理プログラムに関する。
立替会計処理に関する従来技術として、例えば特許文献1が挙げられる。特許文献1には、特定の支払条件に従って、支払金額を海運会社の費用と船主への立替と荷主への立替とに分類し、それぞれの合計金額を算出する処理等に関する技術が開示されている。特に、代理店料の支払条件(立替区分)として、代理店料を海運会社の費用とする条件、船主への立替とする条件、及び荷主への立替とする条件に区分し、これらの条件を特定する支払条件データを品名コードに対応して格納する品名マスターテーブルを用いて合計金額を算出する技術が開示されている。
特開2015−225618号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術は、1入力で相互に紐付けられた支払データ及び請求データを作成することができないという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、1入力で相互に紐付けられた支払データ及び請求データを作成することができる立替会計管理装置、立替会計管理方法、及び立替会計管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る立替会計管理装置は、下請業者に発注した業務に対して、代理店業者への支払金額を立替えて支払い、かつ、立替金額を下請業者に請求する取引の会計処理を管理する、制御部を備えた立替会計管理装置であって、前記制御部は、立替金額、支払先である前記代理店業者、立替先である前記下請業者、及び、約定日についての情報を含む入力データに基づいて、約定日を基準にし、前記立替金額を支払金額として前記代理店業者を支払先とする情報を含む支払データと、前記立替金額を請求金額として前記下請業者を請求先とする情報を含む請求データとを作成する支払請求データ作成手段を備え、前記支払データ及び前記請求データは、相互に紐付けられた識別情報をそれぞれ含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る立替会計管理装置は、前記装置において、前記制御部は、作成された前記支払データ及び前記請求データに基づいて、前記代理店業者への支払についての仕訳、前記下請業者からの入金についての仕訳、及び、前記取引についての仕訳それぞれに対して、相手先、勘定科目、借方金額、及び貸方金額を含み、かつ、前記支払データに紐付けられた識別情報を含む仕訳データを作成する仕訳データ作成手段を更に備えたこと、を特徴とする。
また、本発明に係る立替会計管理方法は、下請業者に発注した業務に対して、代理店業者への支払金額を立替えて支払い、かつ、立替金額を下請業者に請求する取引の会計処理を管理する、制御部を備えた情報処理装置で実行される立替会計管理方法であって、前記制御部で実行される、立替金額、支払先である前記代理店業者、立替先である前記下請業者、及び、約定日についての情報を含む入力データに基づいて、約定日を基準にし、前記立替金額を支払金額として前記代理店業者を支払先とする情報を含む支払データと、前記立替金額を請求金額として前記下請業者を請求先とする情報を含む請求データとを作成する支払請求データ作成ステップを含み、前記支払データ及び前記請求データは、相互に紐付けられた識別情報をそれぞれ含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る立替会計管理プログラムは下請業者に発注した業務に対して、代理店業者への支払金額を立替えて支払い、かつ、立替金額を下請業者に請求する取引の会計処理を管理する、制御部を備えた情報処理装置に実行させるための立替会計管理プログラムであって、前記制御部に実行させるための、立替金額、支払先である前記代理店業者、立替先である前記下請業者、及び、約定日についての情報を含む入力データに基づいて、約定日を基準にし、前記立替金額を支払金額として前記代理店業者を支払先とする情報を含む支払データと、前記立替金額を請求金額として前記下請業者を請求先とする情報を含む請求データとを作成する支払請求データ作成ステップを含み、前記支払データ及び前記請求データは、相互に紐付けられた識別情報をそれぞれ含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、1入力で相互に紐付けられた支払データ及び請求データを作成することができるという効果を奏する。そのため、仕訳作成時に支払データ及び請求データが紐付けられた立替会計処理を行うことができ、入力時の負荷を軽減できる。また、立替支払・請求発生時に未収残、未払残を仕訳の形で捉えることができるため、仕訳作成時の負荷軽減を実現することができる。
図1は、立替会計管理業務の概要を説明するための図である。 図2は、立替会計管理業務における支払の一例を示す図である。 図3は、立替会計管理業務における入金の一例を示す図である。 図4は、本実施形態に係る立替会計管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図5は、本実施形態に係る立替会計管理処理で作成されるデータに関するデータ構造の一例を示す図である。 図6は、本実施形態に係る立替会計管理処理のフローチャートの一例を示す図である。 図7は、航海実績入力画面の一例を示す図である。 図8は、現場承認処理による仕訳データ作成画面の一例を示す図である。 図9は、帳票画面及び会計データ作成画面の一例を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
本実施形態では、内航海運業の立替会計管理の一例について開示する。内航海運業者は荷主から荷物運搬を依頼される際、下請業者へ荷物運搬を発注するケースがある。内航海運業者は、下請業者へ荷物運搬完了後に、発注代金を支払う。一方で、運搬時に使用した港では、代理店と呼ばれる業者が存在して、内航海運業者がその業者へ港湾料金の支払を行う。その際に、上記のような下請業者を用いて運搬を行った場合に、代理店への港湾料金の支払は下請業者が負担する契約となっており、内航海運業者に代理店支払代金を請求する業務が発生する。発生した代理店業者への支払と下請業者への請求は同時に発生する必要があり、発生のタイミングで未収・未払管理、約定日の管理を行う必要がある。
以下に、具体的に説明する。図1は、立替会計管理業務の概要を説明するための図である。図1に示すように、8月10日に代理店業者への支払が判明した場合、9月30日に代理店業者へ支払を実施して、10月31日に下請業者へ請求を実施する必要がある。このとき、支払データ及び請求データを同時に作成し、現場の承認を経て、支払データ及び請求データに基づいた仕訳データを作成する。支払データに含まれる情報として、発生日は8月10日であり、相手先は代理店業者であり、約定日(支払予定日)は9月30日である。これらの支払データ及び請求データに基づいて作成する仕訳は、借方が立替金(下請業者)で、貸方は預り金(代理店業者)である。
図2は、立替会計管理業務における支払の一例を示す図である。図2に示すように、9月30日の代理店業者への支払時に作成する仕訳は、借方が預り金(代理店業者)であり、貸方は当座預金である。
図1に戻り、請求データに含まれる情報として、発生日は8月10日であり、相手先は下請業者であり、約定日(入金予定日)は10月31日である。図3は、立替会計管理業務における入金の一例を示す図である。図3に示すように、10月31日の下請業者からの入金時に作成する仕訳は、借方が当座預金であり、貸方が立替金(下請業者)である。
従来技術では、上記のような立替支払及び立替請求について、支払入力及び請求入力のそれぞれの画面にて入力を行う必要があり、そのため、入力漏れや入力負荷が上がる問題があった。また、仕訳についても、支払・請求それぞれのデータから作る必要があり、作成・確認の負荷が問題となっていた。更に、立替支払・請求の仕訳を計上する際には、入出金ベースでの仕訳を作成する機能しかなかったため、発生ベースで仕訳計上を行うことができないという問題もあった。
本実施形態に係る立替会計管理装置は、各種入力画面において、立替支払に関わる立替請求を同時に発生することができ、発生ベースで仕訳作成を行うことができる。また、1入力で支払データ及び請求データを作成することができ、仕訳作成時に支払データ及び請求データが紐付けられた立替会計処理を行うことができる。
[2.構成]
ここでは、本発明の立替会計管理装置の構成の一例について、図4等を参照して説明する。なお、本実施形態の構成はあくまでも一例であり、本発明は、本実施形態の構成で実現することに限定されるものではない。また、構成に関する以下の説明において、重複する説明を省略する場合がある。
図4は、本実施形態に係る立替会計管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。立替会計管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、立替会計管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
立替会計管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。立替会計管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
制御部102は、立替会計管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置及び専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、立替会計管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、立替会計管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述するテーブルやファイル等は、サーバ200に格納されてもよい。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、及びファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、支払データファイル106a、請求データファイル106b、及び、仕訳データファイル106cを有する。図5は、本実施形態に係る立替会計管理処理で作成されるデータに関するデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、支払データファイル106aは、例えば、会社コード、支払先コード、船コード、支払金額、請求支払SEQ(Seqenece)、立替請求支払SEQ、及び、仕入仕訳計上済フラグについての情報を含む支払明細データを格納する。請求データファイル106bは、例えば、会社コード、請求先コード、船コード、支払金額、請求支払SEQ、及び、売上仕訳計上済フラグについての情報を含む請求明細データを格納する。仕訳データファイル106cは、例えば、会社コード、相手先コード、部門コード、勘定科目コード、請求支払SEQ、借方金額、貸方金額、及び、摘要についての情報を含む仕訳明細データを格納する。発生ベースでの仕訳については、支払明細及び請求明細それぞれのデータから、仕訳明細データが作成される。
入出力インターフェース部108には、入力装置112及び出力装置114が接続されている。出力装置114には、画面又はモニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114を画面114又はモニタ114とし、入力装置112をキーボード112又はマウス112として記載する場合がある。
制御部102は、立替会計管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、機能概念的に、入力設定部102a、支払請求データ作成部102b、承認処理部102c、仕訳データ作成部102d、及び、会計データリスト表示制御部102eを備える。また、制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
入力設定部102aは、例えば、基本情報、航海実績入力、及び費用入力等に基づいて各種入力設定を行う。支払請求データ作成部102bは、航海実績入力及び費用入力等に基づいて、例えば、立替金額、支払先である代理店業者、立替先である下請業者、及び、約定日についての情報を含む入力データに基づいて、約定日を基準にし、立替金額を支払金額として代理店業者を支払先とする情報を含む支払データファイル106a、及び立替金額を請求金額として下請業者を請求先とする情報を含む請求データファイル106bを作成する。承認処理部102cは、作成された支払データファイル106a及び請求データファイル106bの情報について、現場の承認処理を行う。仕訳データ作成部102dは、作成された支払データファイル106a及び請求データファイル106bに基づいて、現場承認処理により、代理店業者への支払についての仕訳、下請業者からの入金についての仕訳、及び、取引についての仕訳それぞれに対して、相手先、勘定科目、借方金額、及び貸方金額を含み、かつ、支払データに紐付けられた識別情報を含む仕訳データファイル106cを作成する。会計データリスト表示制御部102eは、作成された仕訳データファイル106cに基づいて、帳票画面及び会計データリストを画面114に表示させる。これにより、オペレータは仕訳データファイル106cの内容を確認することができる。
[3.処理]
ここでは、本実施形態に係る各処理の一例について、図6等を参照して詳細に説明する。図6は、本実施形態に係る立替会計管理処理のフローチャートの一例を示す図である。図6に示すように、本実施形態に係る立替会計管理処理では、まず、入力設定部102aが、基本情報、航海実績入力、及び費用入力等のデータに基づいて各種入力設定を行う。基本情報は、例えば、請求先コード、下払コード、品名、数量/単位、航海数カウント、積目、積港、積代理店、売上計、費用計、及び、差益等についての情報を含む。
図7は、航海実績入力画面の一例を示す図である。図7に示すように、航海実績入力画面では、航海に関わる運賃情報、下払情報(下請業者への支払情報入力欄)、運航費情報(代理店への支払情報入力欄)を入力できる。運航費情報は、例えば、管理項目、税区分、計上日、金額、消費税、税込金額、支払先コード、支払予定日、立替区分、立替先コード、及び、備考等についての情報を含む。また、航海実績入力画面では、上記の運航費情報の他に、基本情報や、手配番号、船名コード、荷主コード、備考情報、成約日、初回登録者、最終更新者、及び、承認者等の情報を表示することができる。ここで、領域MA1に示されるように、運航費情報にて、立替区分1:「立替」にした場合、立替請求情報を入力することが可能となる。立替請求情報は、例えば、請求先コード、管理項目、税区分、税込区分、計上日、請求書発行日、入金予定日、入金方法、入金口座、請求書送付先、請求書作成単位、請求書GP(Group)、請求書作成要否、及び、備考等についての情報を含む。
図6に戻り、入力設定後、支払請求データ作成部102bは、航海実績入力及び費用入力等で設定された情報に基づいて、ステップSA1で支払データファイル106aを作成し、併せて、ステップSA2で請求データファイル106bを作成する。図5に示したように、支払データファイル106aは、例えば、会社コード、支払先コード、船コード、支払金額、請求支払SEQ(Seqenece)、立替請求支払SEQ、及び、仕入仕訳計上済フラグについての情報を含む支払明細データを格納する。請求データファイル106bは、例えば、会社コード、請求先コード、船コード、支払金額、請求支払SEQ、及び、売上仕訳計上済フラグについての情報を含む請求明細データを格納する。
図6に戻り、ステップSA3で、承認処理部102cは、作成された支払データファイル106a及び請求データファイル106bの情報について、現場の承認処理を行い、仕訳データ作成部102dは、作成された支払データファイル106a及び請求データファイル106bに基づいて、現場承認処理により、仕訳データファイル106cを作成する。図8は、現場承認処理による仕訳データ作成画面の一例を示す図である。図8に示すように、現場承認処理による仕訳データ作成画面では、領域MB1に表示される「F9 次へ」が選択されると、支払データファイル106a及び請求データファイル106bに基づいて作成された仕訳データファイル106cを表示する。図5に示したように、仕訳データファイル106cは、例えば、会社コード、相手先コード、部門コード、勘定科目コード、請求支払SEQ、借方金額、貸方金額、及び、摘要についての情報を含む仕訳明細データを格納する。
また、会計データリスト表示制御部102eは、作成された仕訳データファイル106cに基づいて、帳票画面及び会計データリストを画面114に表示させることができる。図9は、帳票画面及び会計データ作成画面の一例を示す図である。図9に示すように、現場承認処理によって作成された仕訳データファイル106cについての情報を確認することができる。更に、領域MC1に表示される「F7 印刷」が選択されると、会計データリストを表示させることができる。これにより、オペレータは仕訳データファイル106cの内容を確認することが可能となる。
[4.実施形態のまとめ、および他の実施形態]
以上、本実施形態によれば、立替支払・請求の紐付きを持たせることによって、1つの仕訳に集約することを実現できる。また、立替区分以外に通常取引の区分を設定することも可能であり、ユーザに対し利便性を提供することができる。
また、これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、上述した実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
このほか、上記文献中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、立替会計管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、立替会計管理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて各装置に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部102を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、サーバ200に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、立替会計管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータ又はワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、立替会計管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラム又はデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、受委託業務が発生する業界に広く有用であり、特に、内航海運業等のように立替支払や立替請求が発生する業界に有用である。
100 立替会計管理装置
102 制御部
102a 入力設定部
102b 支払請求データ作成部
102c 承認処理部
102d 仕訳データ作成部
102e 会計データリスト表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 支払データファイル
106b 請求データファイル
106c 仕訳データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (4)

  1. 下請業者に発注した業務に対して、代理店業者への支払金額を立替えて支払い、かつ、立替金額を下請業者に請求する取引の会計処理を管理する、制御部を備えた立替会計管理装置であって、
    前記制御部は、
    立替金額、支払先である前記代理店業者、立替先である前記下請業者、及び、約定日についての情報を含む入力データに基づいて、約定日を基準にし、前記立替金額を支払金額として前記代理店業者を支払先とする情報を含む支払データと、前記立替金額を請求金額として前記下請業者を請求先とする情報を含む請求データとを作成する支払請求データ作成手段
    を備え、
    前記支払データ及び前記請求データは、相互に紐付けられた識別情報をそれぞれ含むこと、
    を特徴とする立替会計管理装置。
  2. 前記制御部は、
    作成された前記支払データ及び前記請求データに基づいて、前記代理店業者への支払についての仕訳、前記下請業者からの入金についての仕訳、及び、前記取引についての仕訳それぞれに対して、相手先、勘定科目、借方金額、及び貸方金額を含み、かつ、前記支払データに紐付けられた識別情報を含む仕訳データを作成する仕訳データ作成手段
    を更に備えたこと、
    を特徴とする請求項1に記載の立替会計管理装置。
  3. 下請業者に発注した業務に対して、代理店業者への支払金額を立替えて支払い、かつ、立替金額を下請業者に請求する取引の会計処理を管理する、制御部を備えた情報処理装置で実行される立替会計管理方法であって、
    前記制御部で実行される、
    立替金額、支払先である前記代理店業者、立替先である前記下請業者、及び、約定日についての情報を含む入力データに基づいて、約定日を基準にし、前記立替金額を支払金額として前記代理店業者を支払先とする情報を含む支払データと、前記立替金額を請求金額として前記下請業者を請求先とする情報を含む請求データとを作成する支払請求データ作成ステップを含み、
    前記支払データ及び前記請求データは、相互に紐付けられた識別情報をそれぞれ含むこと、
    を特徴とする立替会計管理方法。
  4. 下請業者に発注した業務に対して、代理店業者への支払金額を立替えて支払い、かつ、立替金額を下請業者に請求する取引の会計処理を管理する、制御部を備えた情報処理装置に実行させるための立替会計管理プログラムであって、
    前記制御部に実行させるための、
    立替金額、支払先である前記代理店業者、立替先である前記下請業者、及び、約定日についての情報を含む入力データに基づいて、約定日を基準にし、前記立替金額を支払金額として前記代理店業者を支払先とする情報を含む支払データと、前記立替金額を請求金額として前記下請業者を請求先とする情報を含む請求データとを作成する支払請求データ作成ステップを含み、
    前記支払データ及び前記請求データは、相互に紐付けられた識別情報をそれぞれ含むこと、
    を特徴とする立替会計管理プログラム。
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