JP7240131B2 - 工事原価管理装置、工事原価管理方法および工事原価管理プログラム - Google Patents
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Description
従来は、工事代金の入金時の差額を支払通知と突合して、個々の工事と紐付けて管理することは業務上非効率であったため、工事に関する事務手数料は、工事ごとに把握できていなかった。そのため、多額の事務手数料金額を含めた工事の収支を正しく把握することができなかった。
本実施形態に係る工事原価管理装置の構成の一例について、図1~図11を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る工事原価管理装置の構成の一例を示すブロック図である。図2は、工事ごとの請求明細の一例を示す図である。図3は、入金入力画面の一例を示す図である。図4は、調整明細画面の一例を示す図である。図5は、原価要素パターンサンプルの一例を示す図である。図6は、入金明細の一例を示す図である。図7は、入金消込ヘッダの一例を示す図である。図8は、入金消込明細の一例を示す図である。図9は、入金消込調整明細の一例を示す図である。図10は、工事原価明細の一例を示す図である。図11は、原価要素マスタの一例を示す図である。
本実施形態の具体例については、図12~図15を参照して、本実施形態に係る工事原価管理装置100の処理の一例を具体的に説明する。図12は、工事原価管理装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。図13は、工事ごとの工事台帳の一例を示す図である。図14は、入金消込仕訳の一例を示す図である。図15は、原価明細仕訳の一例を示す図である。
工事原価管理装置100の売上処理部102aは、図2に示すように、工事の発注者である「△△会社」から工事A(工事No:PJA001)と工事B(工事No:PJB001)を受注したとする。この時の工事Aと工事Bのそれぞれの売上、請求、原価の関係は、以下のようになる。なお、ここでは説明を簡略化するため、税は考慮しないこととする。
(工事A) 売上 1,000,000 請求 1,000,000
原価 700,000
(工事B) 売上 2,000,000 請求 2,000,000
原価 1,400,000
これに対し、入金処理部102bは、発注者から振込などによって工事代金の入金があると、その入金金額に対して請求を行った請求金額との間に差額がある場合、それを調整額として処理する(ステップS2)。つまり、入金処理部102bは、図2および図3に示すように、「△△会社」からの入金金額「2,700,000」に対し、“請求金額”の合計「1,000,000+2,000,000=3,000,000」との間に「3,000,000-2,700,000=300,000」の差額があるため、これを“調整額”とする。
入金消込部102cは、図3に示す入金金額「2,700,000」に上記調整額「300,000」を加えた“入金消込金額”の合計「3,000,000」で、図2に示す“請求金額”の合計「3,000,000」を入金消込する際に、調整額の「300,000」に該当する“工事”「PJA001」および「PJB001」と、“原価要素”「手数料」とを指定する(ステップS3)。具体的には、入金消込部102cは、図3に示す“調整額”「300,000」の“原価要素”として、入金金額に応じた自社負担の事務手数料と認識できる(図5の原価要素パターンサンプル参照)。このため、入金消込部102cは、“調整額”「300,000」を図4に示す工事A(明細No:01)と工事B(明細No:02)の入金金額の割合に応じて、“原価要素”を「手数料」とし、“金額(調整額)”を「100,000」と「200,000」に分割して指定する。
原価計算部102dは、入金消込時に指定した図9に示す工事Aの調整額「100,000」と工事Bの調整額「200,000」と、それらの“原価要素”である「手数料」とを元に工事原価明細を作成し、図11に示す原価要素マスタ106dの“原価科目”による「直接経費」により原価計算を行う(ステップS4)。具体的には、原価計算部102dは、図13の工事Aの工事台帳(工事No:PJA001)に示すように、“売上”が「1,000,000」あって、その内の“原価”として、“外注費”が「700,000」、事務手数料としての“経費”が「100,000」となるため、“利益”を「200,000」と計算することができる。また、原価計算部102dは、図13の工事Bの工事台帳(工事No:PJB001)に示すように、“売上”が「2,000,000」あって、その内の“原価”として、“外注費”が「1,400,000」、事務手数料としての“経費”が「200,000」となるため、“利益”を「400,000」と計算することができる。
仕訳作成部102eは、入金消込時に作成した図6の入金明細、図7の入金消込ヘッダ、図8の入金消込明細、図9の入金消込調整明細などの入金消込伝票から、図14に示すような入金消込仕訳を作成する他、図10の工事原価明細から工事の完成未成状態によって図15に示すような原価明細仕訳を作成する(ステップS5)。
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
102 制御部
102a 売上処理部
102b 入金処理部
102c 入金消込部
102d 原価計算部
102e 仕訳作成部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 売上データ
106b 入金データ
106c 入金消込データ
106d 原価要素マスタ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置(キーボード)
114 出力装置(モニタ)
200 サーバ
300 ネットワーク
Claims (5)
- 記憶部と制御部とを備え、建設業における工事の代金の入金控除額を個別原価として認識する工事原価管理装置であって、
前記記憶部には、
前記個別原価の要素とその原価の勘定科目とを紐付けて記憶する原価要素記憶手段
が格納されており、
前記制御部は、
前記工事の売上を、工事ごとの工事識別情報を付して計上し発注者に対して工事代金を請求する売上処理手段と、
前記発注者からの、工事ごとの入金金額の合計額と各前記工事の請求した金額の合計額との差額である調整額から、各前記工事の入金金額の割合に対応した前記工事ごとの前記工事識別情報を付加した調整額を生成する入金処理手段と、
前記工事ごとの入金金額の合計額に前記工事ごとの調整額の合計額を加えた入金消込金額で請求金額を入金消込する際に、各前記調整額に付加されている前記工事ごとの前記工事識別情報と、原価科目と個別原価の要素とが関連付けされて記憶されている原価要素パターン記憶部を参照し、前記調整額に対応する前記原価科目に関連付けされている前記個別原価の要素とを指定する入金消込手段と、
前記入金消込時に指定された各工事の前記調整額と、前記原価要素記憶手段に記憶されている、前記入金消込時に指定された各前記工事の前記個別原価の要素に対応する前記原価の勘定科目とを元に工事原価明細を作成し、前記原価の勘定科目により原価計算を行う原価計算手段と、
を備えたこと、
を特徴とする工事原価管理装置。 - 前記制御部は、
前記入金消込時に作成した入金消込伝票から入金消込仕訳を作成する仕訳作成手段
をさらに備えたこと、
を特徴とする請求項1に記載の工事原価管理装置。 - 前記仕訳作成手段は、
さらに前記工事原価明細から前記工事の完成未成状態により原価明細仕訳を作成すること、
を特徴とする請求項2に記載の工事原価管理装置。 - 記憶部と制御部とを備え、建設業における工事の代金の入金控除額を個別原価として認識する工事原価管理装置で実行される工事原価管理方法であって、
前記記憶部には、
前記個別原価の要素とその原価の勘定科目とを紐付けて記憶する原価要素記憶手段
が格納されており、
前記制御部で実行される、
前記工事の売上を、工事ごとの工事識別情報を付して計上し発注者に対して工事代金を請求する売上処理ステップと、
前記発注者からの、工事ごとの入金金額の合計額と各前記工事の請求した金額の合計額との差額である調整額から、各前記工事の入金金額の割合に対応した前記工事ごとの前記工事識別情報を付加した調整額を生成する入金処理ステップと、
前記工事ごとの入金金額の合計額に前記工事ごとの調整額の合計額を加えた入金消込金額で請求金額を入金消込する際に、各前記調整額に付加されている前記工事ごとの前記工事識別情報と、原価科目と個別原価の要素とが関連付けされて記憶されている原価要素パターン記憶部を参照し、前記調整額に対応する前記原価科目に関連付けされている前記個別原価の要素とを指定する入金消込ステップと、
前記入金消込時に指定された各工事の前記調整額と、前記原価要素記憶手段に記憶されている、前記入金消込時に指定された各前記工事の前記個別原価の要素に対応する前記原価の勘定科目とを元に工事原価明細を作成し、前記原価の勘定科目により原価計算を行う原価計算ステップと、
を含むこと、
を特徴とする工事原価管理方法。 - 記憶部と制御部とを備え、建設業における工事の代金の入金控除額を個別原価として認識する工事原価管理装置で実行させるための工事原価管理プログラムであって、
前記記憶部には、
前記個別原価の要素とその原価の勘定科目とを紐付けて記憶する原価要素記憶手段
が格納されており、
前記制御部で実行させるための、
前記工事の売上を、工事ごとの工事識別情報を付して計上し発注者に対して工事代金を請求する売上処理ステップと、
前記発注者からの、工事ごとの入金金額の合計額と各前記工事の請求した金額の合計額との差額である調整額から、各前記工事の入金金額の割合に対応した前記工事ごとの前記工事識別情報を付加した調整額を生成する入金処理ステップと、
前記工事ごとの入金金額の合計額に前記工事ごとの調整額の合計額を加えた入金消込金額で請求金額を入金消込する際に、各前記調整額に付加されている前記工事ごとの前記工事識別情報と、原価科目と個別原価の要素とが関連付けされて記憶されている原価要素パターン記憶部を参照し、前記調整額に対応する前記原価科目に関連付けされている前記個別原価の要素とを指定する入金消込ステップと、
前記入金消込時に指定された各工事の前記調整額と、前記原価要素記憶手段に記憶されている、前記入金消込時に指定された各前記工事の前記個別原価の要素に対応する前記原価の勘定科目とを元に工事原価明細を作成し、前記原価の勘定科目により原価計算を行う原価計算ステップと、
を含むこと、
を特徴とする工事原価管理プログラム。
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JP2006134002A (ja) | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Nippon Digital Kenkyusho:Kk | 建設業会計装置、建設業会計方法および建設業会計プログラム |
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