JP7149091B2 - Fb送金データ作成装置、fb送金データ作成方法、及びfb送金データ作成プログラム - Google Patents

Fb送金データ作成装置、fb送金データ作成方法、及びfb送金データ作成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、FB送金データ作成装置、FB送金データ作成方法、及びFB送金データ作成プログラムに関する。
例えば、ファクタリング業務は、他人が有する売掛債権を買い取って、その債権の回収を行う金融サービスである。ファクタリング業者は、支払企業(債務者)及び納入企業(債権者)と契約し、債権債務の発生後、債権が納入企業からファクタリング業者に譲渡され、ファクタリング業者は、納入企業に、償還満期日前ならば満額から決められた率で割引いた額を支払い、償還満期日到来以降であれば債権額面の満額を支払う。ファクタリング業者は、支払企業から決済期日に債務の満額を徴収する。ファクタリング業者は、グループ会社等の複数企業の支払を受け持つ場合が多い。また、ファクタリング業者から納入企業に支払を行う場合はFBシステムを使用するのが一般的である。例えば、ファクタリング業務に関する特許文献1として、特開2003-108784号公報がある。
特開2003-108784号公報
しかしながら、従来のファクタリング業務におけるFB送金業務において、銀行から納入企業に通知される振込結果は、納入企業単位のみでの集計がされており、複数の支払企業からの支払である場合、複数の支払企業からの合算支払金額しか確認できなかった。そのため、納入企業では、複数の支払企業からの合算支払金額から支払元を特定するのに負荷がかかっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、ファクタリング業務におけるFB送金業務について、複数の支払企業からの支払である場合でも、納入企業が支払元を簡易に特定することが可能なFB送金データ作成装置、FB送金データ作成方法、及びFB送金データ作成プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部及び記憶部を備え、ファクタリング業務におけるFB送金データ作成装置であって、前記記憶部は、取引先の納入企業毎に、複数の集計単位の中からFB送金データ作成時の集計単位を設定したマスタを備え、前記制御部は、支払企業、納入企業、取引種別、及び支払金額のデータを含む支払データを作成する支払データ作成手段と、前記マスタを参照して、対象の納入企業に設定されている集計単位で、前記支払データに基づいて、FB送金データを作成するFB送金データ作成手段と、を含むことを特徴とする。
また、本実施の形態によれば、前記複数の集計単位は、納入企業の単位、納入企業及び取引種別の単位、納入企業及び支払企業の単位、並びに、納入企業、支払企業、及び取引種別の単位を含むことが望ましい。
また、本実施の形態によれば、前記マスタは、取引先の複数の納入企業と管理キーを関連づけて登録した取引先マスタと、前記管理キーと、前記複数の集計単位を関連づけて登録した送金管理マスタと、を含むことが望ましい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置に実行させるためのファクタリング業務におけるFB送金データ作成方法であって、支払企業、納入企業、取引種別、及び支払金額のデータを含む支払データを作成する支払データ作成工程と、取引先の納入企業毎に、複数の集計単位の中からFB送金データ作成時の集計単位を設定したマスタを参照して、対象の納入企業に設定されている集計単位で、前記支払データに基づいて、FB送金データを作成するFB送金データ作成工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置に実行させるためのファクタリング業務におけるFB送金データ作成プログラムであって、支払企業、納入企業、取引種別、及び支払金額のデータを含む支払データを作成する支払データ作成工程と、取引先の納入企業毎に、複数の集計単位の中からFB送金データ作成時の集計単位を設定したマスタを参照して、対象の納入企業に設定されている集計単位で、前記支払データに基づいて、FB送金データを作成するFB送金データ作成工程と、を前記制御部に実行させるためのFB送金データ作成プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、ファクタリング業務におけるFB送金業務について、複数の支払企業からの支払である場合でも、納入企業が支払元を簡易に特定することが可能となるという効果を奏する。
図1は、ファクタリング及びFB送金の概要を説明するための図である。 図2は、FB送金の集計単位を説明するための図である。 図3は、本実施の形態に係るFB送金データ作成装置の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、本実施の形態におけるFB送金データ作成装置の全体の処理の概略を説明するためのフローチャートである。 図5は、本実施の形態におけるFB送金データ作成装置100の処理の具体例を説明するための図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施の形態により限定されるものではない。
[1.概要]
例えば、金融サービスとしてファクタリング(factoring)がある。ファクタリング(factoring)は、他人が有する売掛債権を買い取って、その債権の回収を行う金融サービスである。ファクタリングでは、債務者が支払代行システムを構築したファクタリング業者と契約し、債権者がシステムへの参加についてファクタリング業者と契約する。債権債務の発生後、債権は原債権者からファクタリング業者に譲渡され、ファクタリング業者は、債務者からは決済期日に債務の満額を徴収し、債権者には、償還満期日前ならば満額から決められた率で割引いた額を支払い、償還満期日到来以降であれば債権額面の満額(もしくは極めて満額に近い額)を支払う。ファクタリング業者は、グループ会社等の複数企業の支払を受け持つ場合が多い。
図1は、ファクタリング及びFB送金の概要を説明するための図である。図2は、FB送金の集計単位を説明するための図である。
図1において、支払企業(債務者)1は、納入企業(債権者)2とファクタリング契約を結んでいる。支払企業1は、納入企業2への支払はファクタリング会社3に委託し、支払期日にファクタリング会社3に支払いを行う。
納入企業2は、支払企業1とファクタリング契約を結んでいる。納入企業2は、支払企業1ではなく、ファクタリング会社3に支払いを請求する。期日前に支払の要求を行うことも可能である。
ファクタリング企業3は、支払企業1に代わり、納入企業2に支払いを行う。ファクタリング企業は、納入企業2より早期返済を要求された場合は、割引手続き行い支払いを行う。
図1において、まず、支払企業1と納入企業2で取引が行われる(S1)。支払企業1は、取引データ(支払企業、納入企業、返済期日、債務金額)をファクタリング会社3に提供する(S2)。納入企業2は、取引の支払いをファクタリング会社3に要求する(S3)。これに応じて、ファクタリング会社3は、銀行4にFB送金データを送出して、納入企業2の口座に送金する(S4)。FB送金データは納入企業2が直接確認することはできない。銀行4から納入企業2に振込結果が通知される(S5)。支払企業1は、ファクタリング会社3に支払いを行う(S6)。
上記S5において、銀行4から納入企業2に通知される振込結果は、納入企業単位のみでの集計がされており、複数の支払企業からの合算支払金額しか確認できなかった(例えば、図5(H)参照)。このため、納入企業2では、複数の支払企業からの合算支払金額から支払元を特定するのに負荷がかかっていた。
このため、ファクタリング会社が、グループ会社等の複数企業の支払を受け持つ場合に、納入企業は入金元を簡易に特定したいというニーズがある。
そこで、本実施の形態では、ファクタリング業務におけるFB送金業務について、納入企業ごとに、FB送金用のテキスト作成時の集計単位をマスタ設定により、図2に示すように、複数の種類(1.納入企業 単位、2.納入企業・取引種別 単位、3.納入企業・支払企業 単位、4.納入企業・支払企業・取引種別 単位)から選択可能とした。
これにより、ファクタリング会社は、例えば、今後の販路開拓の営業ツールとしても活用することができる。また、納入企業にとっては、支払企業単位のデータは入金元特定作業の削減に貢献することができ、例えば、取引種別単位のデータは資金繰りの経路分析や管理に生かすことができる。
[2.構成]
図3は、本実施の形態に係るFB送金データ作成装置100の構成の一例を示すブロック図である。図3において、FB送金データ作成装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。FB送金データ作成装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、FB送金データ作成装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、FB送金データ作成装置100と銀行Webサイト201や支払企業や納入企業の端末装置202とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、および、ファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、送金管理マスタ106aと、取引先マスタ106bと、データファイル106cとを備えている。送金管理マスタ106a及び取引先マスタ106bを、「マスタ」と総称する。
送金管理マスタ106aは、管理キーと、FB送金データを作成する場合の集金単位を規定する金額合算区分のデータを関連づけて登録したテーブル等で構成することができる(図5(B)参照)。管理キー「1」は、金額合算区分「納入企業 単位」、管理キー「2」は、金額合算区分「納入企業・取引種別 単位」、管理キー「3」は金額合算区分「納入企業・支払企業 単位」、管理キー「4」は、金額合算区分「納入企業・支払企業・取引種別 単位」にそれぞれ対応する。
取引先マスタ106bは、取引先の納入企業と管理キーを対応づけて登録したテーブル等で構成することができる(図5(C)参照)。
データファイル106cは、支払データやFB送金データを格納するためのファイルである。支払データは、支払企業、納入企業、取引種別(期日前実行、満期実行)、及び支払金額のデータを含んでいてもよい(図5(A)参照)。FB送金データ(テキスト)は、支払元、支払先、支払金額のデータを含んでいてもよい(図5(D)~(G)参照)。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、および、マイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114として記載する場合がある。
制御部102は、FB送金データ作成装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、支払データ作成部102aと、FB送金データ作成部102bと、マスタメンテ部102cと、を備えている。
支払データ作成部102aは、支払企業から提供される取引データ(支払企業、納入企業、返済期日、債務金額)に基づいて、支払企業、納入企業、取引種別、及び支払金額のデータを含む支払データを作成して、データファイル106cに格納する。
FB送金データ作成部102bは、マスタを参照して、対象の納入企業に設定されている集計単位で、支払データに基づいて、FB送金データを作成してデータファイル106cに格納する。また、FB送金データ作成部102bは、作成したFB送金データを銀行Webサイト201に送信してFB送金を行う。より具体的には、FB送金データ作成部102bは、取引先マスタ106bを参照して、対象の納入企業の管理キーを取得し、取得した管理キーをキーとして、送金管理マスタ106aの金額合算区分を取得し、取得した金額合算区分の集金単位で、支払データに基づいたFB送金データを作成する。
マスタメンテ部102cは、不図示のマスタメンテ画面上のオペレータの操作等に応じて、送金管理マスタ106a及び取引先マスタ106bに対して、データの入力・追加・変更・更新等の編集を行う。
[3.全体の処理]
図3及び図4を参照して、本実施の形態におけるFB送金データ作成装置100の全体の処理の概略について説明する。図4は、本実施の形態におけるFB送金データ作成装置100の全体の処理の概略を説明するためのフローチャートである。
図4において、マスタメンテ部102cは、不図示のマスタメンテ画面上のオペレータの操作等に応じて、送金管理マスタ106a及び取引先マスタ106bに対して、データを設定する(ステップS11)。取引先マスタ106bでは、取引先の納入企業毎に管理キーを設定して、FB送金の集計単位を設定する。
支払データ作成部102aは、支払企業から提供される取引データ(支払企業、納入企業、返済期日、債務金額)に基づいて、支払企業、納入企業、取引種別(期日前実行、満期実行)、及び支払金額のデータを含む支払データを作成して、データファイル106cに格納する(ステップS12)。取引種別(期日前実行、満期実行)のデータは、納入企業からの支払の請求に応じて設定する。
FB送金データ作成部102bは、マスタを参照して、対象の納入企業に設定されている集計単位で、支払データに基づいてFB送金データを作成して、データファイル106cに格納すると共に、銀行Webサイト201に送信してFB送金を行う(ステップS13)。より具体的には、FB送金データ作成部102bは、取引先マスタ106bを参照して、対象の納入企業の管理キーを取得し、取得した管理キーをキーとして、送金管理マスタ106aの金額合算区分を取得し、取得した金額合算区分の集金単位で、支払データに基づいたFB送金データを作成する。
[4.具体例]
図3及び図5を参照して、本実施の形態におけるFB送金データ作成装置100の処理の具体例について説明する。図5は、本実施の形態におけるFB送金データ作成装置100の処理の具体例を説明するための図である。
図5(B)に示す送金管理マスタ106aの例では、管理キー「1」、「2」、「3」、「4」には、金額合算区分「納入企業 単位」、「納入企業・取引種別 単位」、「納入企業・支払企業 単位」、「納入企業・支払企業・取引種別 単位」がそれぞれ設定されている。
図5(C)では、取引先マスタ106bの取引先名「納入企業A」,「納入企業B」の管理キーの欄が空白となっているが、以下、管理キーが「1」、「2」、「3」、「4」がそれぞれ登録された場合に作成されるFB送金データについて説明する。
図5(A)に示す支払データの例では、支払企業「支払企業A」、納入企業「納入企業A」、取引種別「期日前実行」、金額「¥1,000,000」と、支払企業「支払企業A」、納入企業「納入企業A」、取引種別「満期実行」、金額「¥1,000,001」と、支払企業「支払企業B」、納入企業「納入企業A」、取引種別「期日前実行」、金額「¥1,000,010」と、支払企業「支払企業B」、納入企業「納入企業A」、取引種別「満期実行」、金額「¥1,000,100」と、支払企業「支払企業A」、納入企業「納入企業B」、取引種別「期日前実行」、金額「¥1,000,000」と、支払企業「支払企業A」、納入企業「納入企業B」、取引種別「満期実行」、金額「¥1,000,001」と、支払企業「支払企業B」、納入企業「納入企業B」、取引種別「期日前実行」、金額「¥1,000,010」と、支払企業「支払企業B」、納入企業「納入企B」、取引種別「満期実行」、金額「¥1,000,100」となっている。
図5(D)は、取引先マスタ106bの納入企業Aの管理キー「1」、納入企業Bの管理キー「1」の「納入企業 単位」の場合に作成されるFB送金データの例を示す図である。図5(D)に示すように、納入企業 単位の場合は、入金元が「ファクタリング会社」となり、入金先の納入企業毎に金額が合算されたデータが作成され、納入企業A「¥4,000,111」、納入企業B「¥4,000,111」となる。
図5(H)は、納入企業Aが確認する振込結果(図1のS5に対応)を示しており、入金元「ファクタリング会社」、入金額「¥4,000,111」となる。
図5(E)は、取引先マスタ106bの納入企業Aの管理キー「2」、納入企業Bの管理キー「2」の「納入企業・取引種別 単位」の場合に作成されるFB送金データの例を示す図である。図5(E)に示すように、納入企業・取引種別単位」の場合は、入金元が「ファクタリング会社」となり、入金先の納入企業の取引種別毎のデータが作成され、納入企業A「¥2,000,010」(期日前実行)、「¥2,000,101」(満期実行)、納入企業B「¥2,000,010」(期日前実行)、「¥2,000,101」(満期実行)となる。
図5(I)は、納入企業Aが確認する振込結果(図1のS5に対応)を示しており、入金元「ファクタリング会社」、入金額「¥2,000,010」、「¥2,000,101」となる。
図5(F)は、取引先マスタ106bの納入企業Aの管理キー「3」、納入企業Bの管理キー「3」の「納入企業・支払企業 単位」の場合に作成されるFB送金データの例を示す図である。図5(F)に示すように、納入企業・支払企業単位」の場合は、入金元「支払企業」毎及び入金先「納入企業」毎のデータが作成され、入金元「支払企業A」について、支払先「納入企業A」、「¥2,000,001」、支払先「納入企業B」、「¥2,000,001」、入金元「支払企業B」について、支払先「納入企業A」、「¥2,000,110」、支払先「納入企業B」、「¥2,000,110」となる。
図5(J)は、納入企業Aが確認する振込結果(図1のS5に対応)を示しており、入金元「支払企業A」、入金額「¥2,000,001」、入金元「支払企業B」、「¥2,000,110」となる。
図5(G)は、取引先マスタ106bの納入企業Aの管理キー「4」、納入企業Bの管理キー「4」の「納入企業・支払企業・取引種別 単位」の場合に作成されるFB送金データの例を示す図である。図5(G)に示すように、納入企業・支払企業・取引種別単位」の場合は、入金元「支払企業」、入金先「納入企業」、及び取引種別毎のデータが作成され、入金元「支払企業A」について、納入企業A「¥1,000,000」(期日前実行)、「¥1,000,001」(満期実行)、納入企業B「¥1,000,000」(期日前実行)、「¥1,000,001」(満期実行)となり、また、入金元「支払企業B」について、納入企業A「¥1,000,010」(期日前実行)、「¥1,000,100」(満期実行)、納入企業B「¥1,000,010」(期日前実行)、「¥1,000,100」(満期実行)となる。
図5(K)は、納入企業Aが確認する振込結果(図1のS5に対応)を示しており、入金元「支払企業A」について、入金額「¥1,000,000」、「¥1,000,001」、入金元「支払企業B」について、入金額「¥1,000,010」、「¥1,000,100」となる。なお、期日前か満期であるかは、現状の振込明細では確認できないが、納入企業が所持している請求書などの金額と一致させることで把握することができる。例えば、請求書において、取引種別により、支払企業A(期日前)、支払企業A(満期)のように表示(記載)しておくことにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、取引先の納入企業毎に、複数の集計単位の中からFB送金データ作成時の集計単位を設定したマスタを備え、支払データ作成部102aは、支払企業、納入企業、取引種別、及び支払金額のデータを含む支払データを作成し、FB送金データ作成部102bは、マスタを参照して、対象の納入企業に設定されている集計単位で、前記支払データに基づいて、FB送金データを作成することとしたので、ファクタリング業務におけるFB送金業務について、複数の支払企業からの支払である場合でも、納入企業が支払元を簡易に特定することが可能となる。
また、複数の集計単位は、納入企業の単位、納入企業及び取引種別の単位、納入企業及び支払企業の単位、並びに、納入企業、支払企業、及び取引種別の単位を含むこととしたので、納入企業の要望に沿った形式の集計単位を使用することが可能となる。
なお、送金管理マスタ106a及び取引先マスタ106bの構成は、図5に示す構成例に限られるものではなく、統合や分割して構成してもよい。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、FB送金データ作成装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、FB送金データ作成装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じてFB送金データ作成装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、FB送金データ作成装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、FB送金データ作成装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、FB送金データ作成装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 FB送金データ作成装置
102 制御部
102a 支払データ作成部
102b FB送金データ作成部
102c マスタメンテ部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 送金管理マスタ
106b 取引先マスタ
106c データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
201 銀行Webサイト
202 端末装置
300 ネットワーク

Claims (4)

  1. 制御部及び記憶部を備え、ファクタリング業務におけるFB送金データ作成装置であって、
    前記記憶部には、
    取引先の納入企業毎に、複数の集計単位の中からFB送金データ作成時の集計単位を設定したマスタが格納されており、前記複数の集計単位は、納入企業の単位、納入企業及び取引種別の単位、納入企業及び支払企業の単位、並びに、納入企業、支払企業、及び取引種別の単位を含み、
    前記制御部は、
    支払企業、納入企業、取引種別、及び支払金額のデータを含む支払データを作成する支払データ作成手段と、
    前記マスタを参照して、対象の納入企業に設定されている集計単位で、前記支払データに基づいて、FB送金データを作成するFB送金データ作成手段と、
    を含むことを特徴とするFB送金データ作成装置。
  2. 前記マスタは、
    取引先の複数の納入企業と管理キーを関連づけて登録した取引先マスタと、
    前記管理キーと、前記複数の集計単位を関連づけて登録した送金管理マスタと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のFB送金データ作成装置。
  3. 制御部を備えた情報処理装置に実行させるためのファクタリング業務におけるFB送金データ作成方法であって、
    前記制御部で実行させる、
    支払企業、納入企業、取引種別、及び支払金額のデータを含む支払データを作成する支払データ作成工程と、
    取引先の納入企業毎に、複数の集計単位の中からFB送金データ作成時の集計単位を設定し、前記複数の集計単位は、納入企業の単位、納入企業及び取引種別の単位、納入企業及び支払企業の単位、並びに、納入企業、支払企業、及び取引種別の単位を含むマスタを参照して、対象の納入企業に設定されている集計単位で、前記支払データに基づいて、FB送金データを作成するFB送金データ作成工程と、
    を含むことを特徴とするFB送金データ作成方法。
  4. 制御部を備えた情報処理装置に実行させるためのファクタリング業務におけるFB送金データ作成プログラムであって、
    支払企業、納入企業、取引種別、及び支払金額のデータを含む支払データを作成する支払データ作成工程と、
    取引先の納入企業毎に、複数の集計単位の中からFB送金データ作成時の集計単位を設定し、前記複数の集計単位は、納入企業の単位、納入企業及び取引種別の単位、納入企業及び支払企業の単位、並びに、納入企業、支払企業、及び取引種別の単位を含むマスタを参照して、対象の納入企業に設定されている集計単位で、前記支払データに基づいて、FB送金データを作成するFB送金データ作成工程と、
    を前記制御部に実行させるためのFB送金データ作成プログラム。
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