JP6830781B2 - 店舗契約会計処理装置、店舗契約会計処理方法、及び店舗契約会計処理プログラム - Google Patents

店舗契約会計処理装置、店舗契約会計処理方法、及び店舗契約会計処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6830781B2
JP6830781B2 JP2016190188A JP2016190188A JP6830781B2 JP 6830781 B2 JP6830781 B2 JP 6830781B2 JP 2016190188 A JP2016190188 A JP 2016190188A JP 2016190188 A JP2016190188 A JP 2016190188A JP 6830781 B2 JP6830781 B2 JP 6830781B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification information
sales
store
data table
contract
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016190188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018055374A (ja
Inventor
彬 平松
彬 平松
邦明 芹澤
邦明 芹澤
Original Assignee
株式会社オービック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オービック filed Critical 株式会社オービック
Priority to JP2016190188A priority Critical patent/JP6830781B2/ja
Publication of JP2018055374A publication Critical patent/JP2018055374A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6830781B2 publication Critical patent/JP6830781B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、店舗契約会計処理装置、店舗契約会計処理方法、及び店舗契約会計処理プログラムに関する。
加盟店契約の会計システムに関する従来技術として、例えば特許文献1が挙げられる。特許文献1には、加盟店契約の契約単位の小口化と店舗損益を配賦計算による部門別損益の集合体に置き換えた会計処理等に関する技術が開示されている。特に、権利金を毎月のロイアルテイとして回収するため、契約タイプの違いに応じたロイアルテイ率に基づいてロイアルテイ額を算出すること、及び、店舗損益のすべてを配賦計算により契約単位の集合体に置き換えた損益計算書とロイアルテイ表が記載されている。
特開2008−250361号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術は、店舗の契約形態の違いに応じて仕訳を期中切替できず、ロイヤリティ金額を算出する際に、仕訳科目を自動で契約形態に紐付けることもできないという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、店舗の契約形態の違いに応じて仕訳を期中切替でき、仕訳科目が自動で契約形態に紐付けられた仕訳データを作成して会計処理できる店舗契約会計処理装置、店舗契約会計処理方法、及び店舗契約会計処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る店舗契約会計処理装置は、制御部を備えた店舗契約会計処理装置であって、店舗についての情報を格納する第1のマスタデータテーブルと、店舗別契約形態、及び該契約形態の適用開始日についての情報を格納する第2のマスタデータテーブルと、契約形態別の売上料率についての情報を格納する第3のマスタデータテーブルとを備え、前記制御部は、前記第1から第3のマスタデータテーブルを参照し、売上日、及び売上金額を含む売上データに基づいて、店舗のロイヤリティ金額、又は業務委託料を算出する算出手段と、仕訳科目が契約形態に紐付けられた仕訳データを作成する仕訳作成手段とを備えたこと、を特徴とする。
また、本発明に係る店舗契約会計処理方法は、制御部を備えた情報処理装置で実行される店舗契約会計処理方法であって、前記情報処理装置は、店舗についての情報を格納する第1のマスタデータテーブルと、店舗別契約形態、及び該契約形態の適用開始日についての情報を格納する第2のマスタデータテーブルと、契約形態別の売上料率についての情報を格納する第3のマスタデータテーブルとを備え、前記制御部で実行される、前記第1から第3のマスタデータテーブルを参照し、売上日、及び売上金額を含む売上データに基づいて、店舗のロイヤリティ金額、又は業務委託料を算出する算出ステップと、仕訳科目が契約形態に紐付けられた仕訳データを作成する仕訳作成ステップとを含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る店舗契約会計処理プログラムは、制御部を備えた情報処理装置に実行させるための店舗契約会計処理プログラムであって、前記情報処理装置は、店舗についての情報を格納する第1のマスタデータテーブルと、店舗別契約形態、及び該契約形態の適用開始日についての情報を格納する第2のマスタデータテーブルと、契約形態別の売上料率についての情報を格納する第3のマスタデータテーブルとを備え、前記制御部に実行させるための、前記第1から第3のマスタデータテーブルを参照し、売上日、及び売上金額を含む売上データに基づいて、店舗のロイヤリティ金額、又は業務委託料を算出する算出ステップと、仕訳科目が契約形態に紐付けられた仕訳データを作成する仕訳作成ステップとを含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、店舗の契約形態の違いに応じて仕訳を期中切替でき、仕訳科目が自動で契約形態に紐付けられた仕訳データを作成する会計処理を実現することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態に係る店舗契約会計処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、店舗マスタデータテーブルの一例を示す図である。 図3は、店舗別契約形態管理マスタデータテーブルの一例を示す図である。 図4は、料率パターンマスタデータテーブルの一例を示す図である。 図5は、本実施形態に係る店舗契約会計処理のフローチャートの一例を示す図である。 図6は、売上データファイルに格納される情報の一例を示す図である。 図7は、請求入金予定データファイルに格納される情報の一例を示す図である。 図8は、経費支払予定データファイルに格納される情報の一例を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
本実施形態に係る店舗契約会計装置は、店舗の契約形態に合わせて会計上必要な仕訳を自動で作成するためのデータ構造と、期中(月中)切替できるマスタ構造(適用開始日、支払先、契約形態、料率)とを備える。本実施形態に係る店舗契約会計装置は、期中切替をマスタ上で管理でき、ロイヤリティ金額、及び業務委託料の算出とともに、仕訳の科目が自動で契約形態に紐付けられた仕訳データを作成する会計処理を行うことができる。
本実施形態に係る店舗契約会計処理の一例として、衣料のリフォーム業務を行う会社の事例について説明する。本実施形態に係る店舗契約会計装置は、契約形態、売上の種類等によって決まるロイヤリティの金額を管理する仕組みを備える。契約形態としては、例えば、直営店だけでなく、FC(フランチャイズ)店、及び、業務委託という契約形態がある。
本実施形態に係る店舗契約会計装置は、期中切替の機能を有する。従来は、期中切替を踏まえたデータ構造になっていなかったので、正しい仕訳ができなかった。しかし、この機能により、例えば、期中(月中)にオーナーが変更になったり契約形態が変わったりした場合でも、適切にロイヤリティ計算ができ、正しく仕訳データを作成できる。
[2.構成]
ここでは、本発明の店舗契約会計処理装置を含む本実施形態に係るシステムの構成の一例について、図1を参照して説明する。なお、本実施形態の構成はあくまでも一例であり、本発明は、本実施形態の構成で実現することに限定されるものではない。また、構成に関する以下の説明において、重複する説明を省略する場合がある。
図1は、本実施形態に係る店舗契約会計処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。店舗契約会計処理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
店舗契約会計処理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。店舗契約会計処理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
制御部102は、店舗契約会計処理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置及び専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、店舗契約会計処理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、店舗契約会計処理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述するテーブルやファイル等は、サーバ200に格納されてもよい。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、及びファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、本発明の第1のマスタデータテーブルに相当する店舗マスタデータテーブル106a、本発明の第2のマスタデータテーブルに相当する店舗別契約形態管理マスタデータテーブル106b、及び、本発明の第3のマスタデータテーブルに相当する料率パターンマスタデータテーブル106c、売上データファイル106d、請求入金予定データファイル106e、及び経費支払予定データファイル106fを有する。
図2は、店舗マスタデータテーブル106aの一例を示す図である。図2に示すように、店舗マスタデータテーブル106aは、店舗コード、店舗名、業種コード、及び業種名を含む情報を格納する。
図3は、店舗別契約形態管理マスタデータテーブル106bの一例を示す図である。図3に示すように、店舗別契約形態管理マスタデータテーブル106bは、店舗コード、店舗名、料率パターンコード、適用開始日、契約形態コード、契約形態名、支払先コード、及び支払先名を含む情報を格納する。なお、図3におけるレコードMA1について、直営の場合は加盟店への支払いが無く、業務委託料又はロイヤリティを計算しないため、料率パターンコード、及び支払先コードは、ダミーのコードをセットすればよい。
店舗別契約形態管理マスタデータテーブル106bの中の料率パターンについては、パターン化されていなくても、契約に紐付く料率が管理される仕組みがあればよい。例えば、料率パターンマスタデータテーブル106cのグループは、サービス形態(直営店、FC店、業務委託など)をまとめたグループである。売上料率は、グループによって料率が異なる。
店舗別契約形態管理マスタデータテーブル106bの店舗単位については、本実施形態は小売店向けの仕組みであるため、小売店毎のマスタ設定に特徴を有する。
図4は、料率パターンマスタデータテーブル106cの一例を示す図である。図4に示すように、料率パターンマスタデータテーブル106cは、料率パターンコード、料率パターン名、業種コード、業種名、グループコード、グループ名、下限金額、業務委託料率、及びロイヤリティ掛率を含む情報を格納する。
入出力インターフェース部108には、入力装置112及び出力装置114が接続されている。出力装置114には、画面又はモニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114を画面114又はモニタ114とし、入力装置112をキーボード112又はマウス112として記載する場合がある。
制御部102は、装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、機能概念的に、設定部102a、算出部102b、及び、仕訳作成部102cを備える。また、制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。設定部102aは、処理に必要な各種の設定を行う。算出部102bは、上記のマスタデータテーブル106a,106b,106cを参照し、売上日、及び売上金額等を含む売上データに基づいて、店舗のロイヤリティ金額、又は業務委託料等を算出する。仕訳作成部102cは、仕訳科目が契約形態に紐付けられた仕訳データを作成する。
[3.具体例]
ここでは、本実施形態に係る店舗契約会計処理の具体例について、図5から図8を参照して説明する。
図5は、本実施形態に係る店舗契約会計処理のフローチャートの一例を示す図である。ロイヤリティ計算処理SA1は、例えば、月に一回実行する。売上データ、店舗別契約形態管理マスタデータテーブル106b、料率パターンマスタデータテーブル106cをもとに、ロイヤリティ金額と業務委託料を算出する。計上した経費のうち店負担分を自動計上する。
期中切替で考慮すべきは、例えば、加盟店、最低保障額、取引形態(直営、FC、業務委託)、及び、固定相殺についての項目の変更である。その理由として、加盟店は、ロイヤリティ計算、相殺入力での支払先設定に影響するからである。最低保障額は、ロイヤリティ計算時の最低保証額算出に影響するからである。取引形態(直営、FC、業務委託)は、ロイヤリティ計算時に店舗負担の費目が入力されているかチェックに利用するからである。固定相殺は、毎月発生する固定費(駐車場代など)であるからである。
図6は、売上データファイル106dに格納される情報の一例を示す図である。図6に示すよう、売上データファイル106dは、売上日、得意先コード、得意先名、商品コード、商品名、単価、数量、売上金額、グループコード、及び、契約形態名を含む情報を格納する。
図7は、請求入金予定データファイル106eに格納される情報の一例を示す図である。図7に示すように、請求入金予定データファイル106eは、計上日、得意先コード、得意先名、費目コード、費目名、負担先区分、売上金額、売上消費税、税率区分、及び、契約形態名を含む情報を格納する。
なお、費目としては、例えば、ロイヤリティと業務委託料の2種類を有する。契約形態により費目は自動的に判断することができる。例えば、契約形態が業務委託の場合のみ、費目は業務委託料となる。例えば、料率パターンマスタデータテーブル106cにて、商品毎、売上金額範囲毎に業務委託料となる。ロイヤリティ掛率は、1−業務委託料で計算することができる。また、期間(適用開始日)により支払先、契約形態、料率を変更できる。
図8は、経費支払予定データファイル106fに格納される情報の一例を示す図である。図8に示すように、経費支払予定データファイル106fは、仕入日、仕入先コード、仕入先名、支払先コード、支払者名、費目、費目名、商品、商品名、仕入金額を含む情報を格納する。FC契約の場合、加盟店への支払い(本部の債務)は取扱高−ロイヤリティ金額となる。ロイヤリティは、会計上は売上科目となるが、マイナスの債務として管理することで、支払額を合わせる。業務委託契約の場合、加盟店への支払い(本部の債務)は業務委託料となる。
経費のうち、店負担のもののみ、ロイヤリティ計算で債務に計上される。店負担のため、本部から見た場合、債務の減少となる。
次に、仕訳データの作成について説明する。図6に示した売上データファイル106dに基づいて、直営店、FC、業務委託別に売上金額等を集計し、仕訳データを作成する。仕訳データの作成は、汎用仕訳連携の仕組みを使用してもよい。以下に、仕訳データの一例を示す。
「売上」
1.直営店
(未収金) 90,000円 / (売上高) 90,000円
2.FC
(未収金) 470,000円 / (売上高) 470,000円
3.業務委託契約
(未収金) 290,000円 / (業務委託加盟店取扱高) 290,000円
「請求入金予定」
金額がマイナスの場合は、貸借反転する。テナントから差し引かれる経費をマイナスの債権として計上し、本部の負債を把握する。
1.直営店
(レジ用ロール紙(店)) 5,000円 / (未収金) 7,000円
(ミシン・アイロン部品代(本部)) 2,000円
2.FC
(レジ用ロール紙(店)) 6,000円 / (未収金) 8,000円
(ミシン・アイロン部品代(本部)) 2,000円
3.業務委託契約
(レジ用ロール紙(店)) 16,000円 / (未収金) 18,000円
(ミシン・アイロン部品代(本部)) 2,000円
「入金」
(CASH科目) 850,000円 / (未収金) 850,000円
「経費支払予定」
金額がマイナスの場合は、貸借反転する。ロイヤリティ計算を実行し、加盟店に支払う金額を算出する。
1.直営店
直営店は支払先が無いため、データは作成しない。
2.FC
(調整売上) 470,000円 / (預り金) 470,000円
(FC未収金) 243,350円 / (ロイヤリティ) 243,350円
(FC未収金) 6,000円 / (レジ用ロール紙(店)) 6,000円
3.業務委託契約
(業務委託料) 82,000円 / (未払金) 82,000円
(未払金) 10,000円 / (レジ用ロール紙(店)) 10,000円
「支払」
1.直営店
直営店は支払先が無いため、データは作成しない。
2.FC
(預り金) 470,000円 / (FC未収金) 243,350円
/ (FC未収金) 6,000円
/ (CASH科目) 220,650円
3.業務委託契約
(未払金) 82,000円 / (未払金) 10,000円
/ (CASH科目) 72,000円
[4.実施形態のまとめ、および他の実施形態]
以上、本実施形態によれば、期中切替をマスタ上で管理し、ロイヤリティ金額、及び業務委託料を算出するとともに、仕訳の科目が自動で契約形態に紐付けられた仕訳データを作成する会計処理を実現することができる。
また、本実施形態によれば、期中(月中)にオーナーが変更になったり契約形態が変わったりする場合でも、適切にロイヤリティ金額、及び業務委託料を計算することが可能となる。
また、これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、上述した実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
このほか、上記文献中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、店舗契約会計処理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、店舗契約会計処理装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて各装置に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、サーバ200に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、店舗契約会計処理装置100は、既知のパーソナルコンピュータ又はワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、店舗契約会計処理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラム又はデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、FC展開企業の会計処理に有用である。FC展開企業では業界標準要件であり、補助簿と会計の組み合わせで効果が出るため、会計導入比率向上にも繋がる。
100 店舗契約会計処理装置
102 制御部
102a 設定部
102b 算出部
102c 仕訳作成部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 店舗マスタデータテーブル
106b 店舗別契約管理マスタデータテーブル
106c 料率パターンマスタデータテーブル
106d 売上データファイル
106e 請求入金予定データファイル
106f 経費支払予定データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (3)

  1. 制御部を備えた店舗契約会計処理装置であって
    店舗識別情報、料率パターン識別情報、適用開始日、および契約形態識別情報を含むレコードを格納する管理マスタデータテーブルと、
    料率パターン識別情報、グループ識別情報、業務委託料率、およびロイヤリティ掛率を含むレコードを格納する料率パターンマスタデータテーブルと
    売上日、店舗識別情報、商品の売上金額、グループ識別情報、および契約形態識別情報を含む売上レコードを格納する売上データテーブルと、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記売上データテーブル内の各売上レコードに対し、1)前記管理マスタデータテーブルから、売上レコード内の店舗識別情報と契約形態識別情報の組み合わせに紐付く料率パターン識別情報を、売上日が適用開始日以後であることを条件に取得する処理と、2)前記料率パターンマスタデータテーブルから、売上レコード内のグループ識別情報と当該取得した料率パターン識別情報の組み合わせに紐付く業務委託料率とロイヤリティ掛率のうち売上レコード内の契約形態識別情報に対応するものを取得する処理と、3)売上レコード内の売上金額に当該取得した率を乗じることで業務委託料またはロイヤリティ金額を算出する処理と、を実行する算出手段と、
    前記算出手段で得られた各算出結果を基に業務委託料の集計およびロイヤリティ金額の集計を行い、各集計結果を基に、店舗への支払に関する仕訳データを契約形態別に作成する仕訳作成手段と
    を備えたこと、
    を特徴とする店舗契約会計処理装置。
  2. 制御部を備えた情報処理装置で実行される店舗契約会計処理方法であって、
    前記情報処理装置は
    店舗識別情報、料率パターン識別情報、適用開始日、および契約形態識別情報を含むレコードを格納する管理マスタデータテーブルと、
    料率パターン識別情報、グループ識別情報、業務委託料率、およびロイヤリティ掛率を含むレコードを格納する料率パターンマスタデータテーブルと
    売上日、店舗識別情報、商品の売上金額、グループ識別情報、および契約形態識別情報を含む売上レコードを格納する売上データテーブルと、
    を備え、
    前記制御部で実行される、
    前記売上データテーブル内の各売上レコードに対し、1)前記管理マスタデータテーブルから、売上レコード内の店舗識別情報と契約形態識別情報の組み合わせに紐付く料率パターン識別情報を、売上日が適用開始日以後であることを条件に取得する処理と、2)前記料率パターンマスタデータテーブルから、売上レコード内のグループ識別情報と当該取得した料率パターン識別情報の組み合わせに紐付く業務委託料率とロイヤリティ掛率のうち売上レコード内の契約形態識別情報に対応するものを取得する処理と、3)売上レコード内の売上金額に当該取得した率を乗じることで業務委託料またはロイヤリティ金額を算出する処理と、を実行する算出ステップと、
    前記算出ステップで得られた各算出結果を基に業務委託料の集計およびロイヤリティ金額の集計を行い、各集計結果を基に、店舗への支払に関する仕訳データを契約形態別に作成する仕訳作成ステップと
    を含むこと、
    を特徴とする店舗契約会計処理方法。
  3. 制御部を備えた情報処理装置に実行させるための店舗契約会計処理プログラムであって、
    前記情報処理装置は
    店舗識別情報、料率パターン識別情報、適用開始日、および契約形態識別情報を含むレコードを格納する管理マスタデータテーブルと、
    料率パターン識別情報、グループ識別情報、業務委託料率、およびロイヤリティ掛率を含むレコードを格納する料率パターンマスタデータテーブルと
    売上日、店舗識別情報、商品の売上金額、グループ識別情報、および契約形態識別情報を含む売上レコードを格納する売上データテーブルと、
    を備え、
    前記制御部に実行させるための、
    前記売上データテーブル内の各売上レコードに対し、1)前記管理マスタデータテーブルから、売上レコード内の店舗識別情報と契約形態識別情報の組み合わせに紐付く料率パターン識別情報を、売上日が適用開始日以後であることを条件に取得する処理と、2)前記料率パターンマスタデータテーブルから、売上レコード内のグループ識別情報と当該取得した料率パターン識別情報の組み合わせに紐付く業務委託料率とロイヤリティ掛率のうち売上レコード内の契約形態識別情報に対応するものを取得する処理と、3)売上レコード内の売上金額に当該取得した率を乗じることで業務委託料またはロイヤリティ金額を算出する処理と、を実行する算出ステップと、
    前記算出ステップで得られた各算出結果を基に業務委託料の集計およびロイヤリティ金額の集計を行い、各集計結果を基に、店舗への支払に関する仕訳データを契約形態別に作成する仕訳作成ステップと
    を含むこと、
    を特徴とする店舗契約会計処理プログラム。
JP2016190188A 2016-09-28 2016-09-28 店舗契約会計処理装置、店舗契約会計処理方法、及び店舗契約会計処理プログラム Active JP6830781B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016190188A JP6830781B2 (ja) 2016-09-28 2016-09-28 店舗契約会計処理装置、店舗契約会計処理方法、及び店舗契約会計処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016190188A JP6830781B2 (ja) 2016-09-28 2016-09-28 店舗契約会計処理装置、店舗契約会計処理方法、及び店舗契約会計処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018055374A JP2018055374A (ja) 2018-04-05
JP6830781B2 true JP6830781B2 (ja) 2021-02-17

Family

ID=61835863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016190188A Active JP6830781B2 (ja) 2016-09-28 2016-09-28 店舗契約会計処理装置、店舗契約会計処理方法、及び店舗契約会計処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6830781B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7084796B2 (ja) * 2018-06-29 2022-06-15 株式会社オービック 仕訳情報作成装置、仕訳情報作成方法および仕訳情報作成プログラム
JP7117197B2 (ja) * 2018-08-31 2022-08-12 株式会社オービック データ作成装置、データ作成方法およびデータ作成プログラム
JP7202941B2 (ja) * 2019-03-22 2023-01-12 株式会社オービック 契約管理装置、契約管理方法、および、契約管理プログラム
JP7271257B2 (ja) * 2019-03-28 2023-05-11 株式会社オービック 管理委託業務支援装置、管理委託業務支援プログラムおよび管理委託業務支援方法
JP7360902B2 (ja) * 2019-11-06 2023-10-13 株式会社オービック 業務支援装置、業務支援方法、及び業務支援プログラム
JP7426296B2 (ja) 2020-06-18 2024-02-01 株式会社オービック 業務支援装置、業務支援方法、及び業務支援プログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04337864A (ja) * 1991-05-14 1992-11-25 P C Ee Kk 建設業用会計処理装置
JP3481164B2 (ja) * 1999-05-11 2003-12-22 出光興産株式会社 販売管理システム
JP2008250361A (ja) * 2005-11-11 2008-10-16 Naoaki Suzuki 販売店舗における部門単位の営業権の分譲による加盟店契約システム、運営システム、本支店部門会計処理。その利用による経営者募集による出店開発システム
JP2008000592A (ja) * 2006-05-23 2008-01-10 Propex Inc 運営情報管理装置およびそのシステム
JP2016167256A (ja) * 2015-03-06 2016-09-15 株式会社オービック 販売情報装置、税算出・仕訳作成方法、税算出・仕訳作成プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018055374A (ja) 2018-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6830781B2 (ja) 店舗契約会計処理装置、店舗契約会計処理方法、及び店舗契約会計処理プログラム
JP7093434B2 (ja) 会計処理装置、会計処理方法、及び会計処理プログラム
JP7064342B2 (ja) 消込処理装置、消込処理方法、及び消込処理プログラム
JP6981761B2 (ja) 社内取引管理装置、社内取引管理方法および社内取引管理プログラム
JP7426460B2 (ja) 仕訳データ作成装置、仕訳データ作成方法および仕訳データ作成プログラム
JP7079674B2 (ja) 金銭授受管理支援装置、金銭授受管理支援方法および金銭授受管理支援プログラム
JP6981758B2 (ja) 与信枠管理装置、与信枠管理方法、および、与信枠管理プログラム
JP6850160B2 (ja) 給与補正処理装置、給与補正処理方法、および給与補正処理プログラム
JP2022062267A (ja) 工事代金処理装置、工事代金処理方法、および工事代金処理プログラム
JP2019032765A (ja) 補助簿管理装置、補助簿管理方法および補助簿管理プログラム
JP7157567B2 (ja) ファクタリング装置、ファクタリング方法、及びファクタリングプログラム
JP2022038391A (ja) 契約管理装置、契約管理方法、及び契約管理プログラム
JP2018028843A (ja) 債権債務管理装置、債権債務管理方法、および、債権債務管理プログラム
JP2020140322A (ja) 債権管理装置、債権管理方法、及び債権管理プログラム
JP2016189185A (ja) 前受金前払金管理装置、前受金前払金管理方法および前受金前払金管理プログラム
JP7478283B2 (ja) 不動産管理装置、不動産管理方法、及び不動産管理プログラム
JP7186088B2 (ja) 返戻精算装置、返戻精算方法、及び返戻精算プログラム
JP7411517B2 (ja) 債権・債務計上部門特定装置、債権・債務計上部門特定方法および債権・債務計上部門特定プログラム
JP7233192B2 (ja) 会計処理装置、会計処理方法、及び会計処理プログラム
JP7149091B2 (ja) Fb送金データ作成装置、fb送金データ作成方法、及びfb送金データ作成プログラム
JP7084796B2 (ja) 仕訳情報作成装置、仕訳情報作成方法および仕訳情報作成プログラム
JP7084800B2 (ja) 差額管理装置、差額管理方法、及び差額管理プログラム
JP7261332B2 (ja) 仕掛自動振替装置、仕掛自動振替方法、及び仕掛自動振替プログラム
JP7237677B2 (ja) 業務支援装置、業務支援プログラムおよび業務支援方法
JP7157563B2 (ja) 金額算出装置、金額算出方法および金額算出プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6830781

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250