JP7462446B2 - 便器装置 - Google Patents

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Description

本開示は、便器装置に関する。
便器本体に各種装置を備えた機能部が設けられた水洗式便器装置が知られている。機能部に備える装置としては、例えば、水洗装置、洗浄ノズル装置、乾燥装置、脱臭装置等が挙げられる。例えば、特許文献1には、便器本体の後部に機能部設置スペースが形成されており、機能部の設置スペースに各種機能装置が設けられている。
特開2017-180060号公報
機能部に複数の装置を備える場合、機能部全体の寸法が大きくなる。そのため、特許文献1のような便器装置では、便器装置全体も大型化する。例えば、大型の機能部を便器本体に取り付けるために、便鉢の後方部分の寸法が大きくなる。しかし、限られたスペースに設置される便器装置の場合、小型化が望まれている。
上記事情を踏まえ、本開示は、機能部を備えながら小型化を実現できる便器装置を提供することを目的とする。
本開示に係る便器装置は、便鉢を有する便器本体と、前記便器本体に設けられる機能部と、前記便鉢の下方に配置され、前記機能部を制御する制御装置と、を備え、前記機能部の少なくとも一部が前記便鉢の後方および前記制御装置より高い位置に配置され、前記制御装置と前記機能部とが配線を介して接続され、前記制御装置の後方に配置され、前記配線を前記制御装置の上部に誘導するガイド部をさらに備える
本開示に係る便器装置は、便鉢を有する便器本体と、前記便器本体に設けられる機能部と、前記便鉢の下方に配置され、前記機能部を制御する制御装置と、を備え、前記機能部の少なくとも一部が前記便鉢の後方および前記制御装置より高い位置に配置され、前記制御装置と前記機能部とが配線を介して接続され、前記便器本体内の前記便鉢の後方に仕切壁が形成されており、前記仕切壁に前記配線を挿通する配線開口が形成されている。
一実施形態に係る便器装置の側面図。 一実施形態の便器本体の斜視図。 一実施形態の便器本体の縦断面図。 一実施形態に係る便器装置の斜視図。 一実施形態に係る便器装置の縦断面図。 一実施形態に係る便器装置の下面図。 一実施形態に係る便器装置の下部の縦断面図。 一実施形態に係る便器装置の下部の縦断面図。 一実施形態に係る便器装置の下部の縦断面図。 一実施形態に係る便器装置の下部の縦断面図。 変形例の便器装置の縦断面図。 変形例の防露材の斜視図。 変形例の便器装置の縦断面図。 変形例の便器装置の縦断面図。 変形例の便器装置の模式図。
以下、一実施形態に係る便器装置1について図面を参照して説明する。図面において、同一および類似の何れかの部分には同一の符号を付して、重複する説明を省く場合がある。以下の説明では、特に断らない限り、便器装置1が設置される部屋の床301から鉛直に延びる方向を縦方向Hと称し、縦方向Hに直交する一方向を幅方向Wと称し、縦方向H及び幅方向Wに直交する方向を前後方向Dと称する。前後方向Dは、便器装置1の使用者が便座に着座して向く方向を前方Fと称し、前方Fの逆方向で使用者の背側を後方Rと称する。
便器装置1は、洋式の水洗式便器装置である。本実施形態では、図1に示すように、壁掛け式の便器装置の例を示す。壁掛け式の便器装置は、便器装置1の背面13が壁300に固定される。便器装置1は、便器本体2と、機能部3,204と、制御装置4とを備える。図3に示すように、便器装置1は、機能部3,204が便器本体2の後方Rや上方に設けられ、機能部3を制御する制御装置4が便鉢21の下方に設けられている。機能部3と制御装置4とが便器本体2内に配線されたハーネス5を介して接続されている。ハーネス5は配線に対応する。
便器装置1には、便座ユニット200が設けられている。便座ユニット200は、基部203に、便座201および便蓋202が回動可能に取り付けられて構成されている。便器本体2の上面11の後部に基部203が取り付けられ、便器本体2に設置されている。便座201および便蓋202が便鉢21の上方に配置され、便座201および便蓋202が便器本体2の上方で回動可能に設けられる。基部203には、便座201の温度調整装置、便座201および便蓋202の回動装置等の機能部204が設けられている。
図2および図3に示すように、便器本体2は、便鉢21と、側壁10と、収容部20とを含む。便器本体2は、便鉢21と、側壁10と、収容部20と、トラップ部29とが陶器で一体に形成されている。便器本体2の前部に便鉢21が配置され、便鉢21の後部に収容部20が配置されている。側壁10は、便器本体2の外周部を構成し、便鉢21の周囲を覆っている。便鉢21と側壁10との間には、空間S1が形成されている。
便鉢21の上縁部には、吐水口210が設けられている。吐水口210は、便器本体2内に配置される不図示の給水管と接続されている。吐水口210には、不図示の外部水供給経路から給水管を介して洗浄水が供給される。便鉢21の下部には、水を溜める溜水部211が設けられている。溜水部211の下方にトラップ部29が設けられている。図7に示すように、トラップ部29の下流端には、第一排水路27が設けられている。第一排水路27は、不図示の排水管と接続されている。第一排水路27は、便鉢21からトラップ部29を経由して外部の排水管へ汚水を流す水路である。ユーザが使用後に水を流すと、給水経路から吐水口210に洗浄水が供給され、便鉢21内に流れ、溜水部211からトラップ部29および第一排水路27を経由して不図示の排水管に流れる流水経路が形成されている。トラップ部29は流水経路に対応する。
収容部20は、便鉢21の後方Rに形成された収納室である。収容部20に機能部3が設けられる。この他、収容部20には、便鉢21に接続される給水路および第一排水路27が設けられる。給水路は、便鉢21内に洗浄水を供給する水路である。
図2に示すように、収容部20と、便鉢21との間に、凹部26が形成されている。便鉢21の後部は、前部よりも低く下方に窪んで形成されている。凹部26には、後述する機能部3の一部が配置される。凹部26は、便鉢21内の水の量が増加したときのオーバーフロー口としても機能する。
図5に示すように、凹部26の下方には、仕切壁24が形成されている。図3および図5に示すように、仕切壁24は、便鉢21の後方Rに位置し、収容部20と便鉢21との間を仕切る壁である。仕切壁24は、凹部26と、便器本体2の下端部との間に縦方向Hに形成されている。
収容部20と便鉢21とは、凹部26を介して連通している。収容部20内には、第二排水路28が形成されている。第二排水路28は、オーバーフロー時、便鉢21の上部まで溜まった水が凹部26から溢れ出たオーバーフロー水の排水路として機能する。第二排水路28は、収容部20の幅方向Wの両端部に、凹部26から底部14の排水口23まで連通している。
機能部3は、便器装置1に備える各種機能を発揮する複数の装置で構成されている。図5では、機能部3を模式的に示している。例えば、機能部3は、便器洗浄装置、人体の臀部を洗浄する洗浄ノズル装置31、脱臭装置32、温風乾燥装置等、公知の装置や電装部品等を含む。機能部3は、各種動作が行われる機構部を備え、制御部により機構部の各種動作が制御される。例えば、洗浄ノズル装置31は、洗浄ノズル、洗浄ノズル保持体、および洗浄ノズルの移動機構等を備える。例えば、機構部では、制御装置4に備える制御基板の制御信号に基づき、洗浄ノズルが洗浄ノズル保持体に対して前進し、洗浄ノズルから洗浄水が吐水される。この他、洗浄ノズルから吐水される洗浄水の水温管理等も制御部により制御されている。
制御装置4より高い位置に機能部3の少なくとも一部が配置されている。例えば、便器本体2の収容部20内に全ての機能部3が配置される例、収容部20に機能部3の一部が配置され、便器本体2の上面11より高い位置に機能部3が設けられる例、収容部20から便器本体2の上方に機能部3が設けられる例が挙げられる。機能部3の電装部品は、第二排水路28から電気的に遮蔽されている。図3に示す便座ユニット200に備える機能部204を、便器装置に備えてもよい。この場合、便座用の機能部204も、制御装置4に接続されて制御部により制御される構成であってもよい。
仕切壁24には、配線開口25が形成されている。配線開口25は、ハーネス5が挿通される貫通孔である。配線開口25の縦方向Hの位置は、制御装置4の上部よりも低い。配線開口25を仕切壁24の下部に形成すると、制御装置4にオーバーフロー水が掛かり難い。この他、オーバーフロー水の第二排水路28と遮断された位置に配線経路を設ける場合、配線開口25の縦方向Hの位置は、制御装置4の上部より高くてもよい。この場合、制御装置4側にオーバーフロー水が流入しないため、ハーネス5が制御装置4の低い位置で接続されてもよい。
便器本体2の底部14は、図1および図3に示すように、前端より後端の方が低くなるように傾斜している。便器本体2の底部14のうち、仕切壁24より前方Fの部分を第一底部141と称し、仕切壁24より後方Rの部分を第二底部142と称する。
第一底部141は、便鉢21の下方に位置する。図6に示すように、第一底部141には、下開口22が形成されている。下開口22は、トラップ部29の周囲に開口している。下開口22は、下面視において、トラップ部29と、側壁10との間に形成された広い開口である。下開口22には、アンダープレート6が取り付けられる。
図3に示すように、下開口22の開口縁から便鉢21までの間に内壁15が形成されている。便鉢21の下面、内壁15、および仕切壁24で囲まれた空間S2に、制御装置4が収納される。
図5に示すように、下開口22の前縁部221に、樹脂製の係合部品66が取り付けられている。図3および図4に示すように、係合部品66は、内壁15の前部に近接配置可能な形状を有する。係合部品66は、前端部661がねじ403で内壁15に固定されている。前端部661から幅方向Wの両側に一対の腕部662が延びている。一対の腕部662の各後端部663には、下方に向かってねじ400が突出している。本実施形態の係合部品66は一例である。係合部品66は、アンダープレート6の前端部を固定可能に構成されていればよい。例えば、二つの固定部品をそれぞれ内壁15に固定する構成であってもよい。
第二底部142は、仕切壁24の下端部から後方Rに延びて形成されている。第二底部142には、排水口23が形成されている。排水口23は、オーバーフロー水を便器本体2の下方に排水する孔である。排水口23は、仕切壁24の後方Rに形成されている。排水口23は、仕切壁24の近傍に縦方向Hに貫通して形成されている。排水口23は、配線開口25の下端部よりも低い位置に形成されている。この結果、オーバーフロー水が第二排水路28から流入した場合、配線開口25よりも下方の排水口23に誘導される。
排水口は、仕切壁の前方Fにも形成されている。図6に示すように、前方Fの排水口231は、アンダープレート6の後端部61より前方Fであり、下開口22の幅方向Wの両側に貫通する開口である。前方Fの排水口231は、配線開口25の下端よりも下方に形成されている。この結果、オーバーフロー水が第二排水路28から配線開口25を経て流入した場合でも、配線開口25よりも下方の排水口23,231に誘導される。
底部14は、前部より後部の方が低くなるように傾斜している。この結果、オーバーフロー水が第二排水路28から流入した場合でも、第二底部142側にオーバーフロー水が誘導される。配線開口25よりも下方の排水口23に誘導される。
図6に示すように、下開口22の後縁部222には、係止部65が設けられている。係止部65は、アンダープレート6の後端部61を係止可能な部品である。係止部65は、樹脂製、金属製等の成型部品である。係止部65は、第二底部142の前縁部にねじ401で固定されている。係止部65には、受け部651を備える。受け部651は、第二底部142の下方に離れて前後方向Dに延びている。受け部651と第二底部142の下面との間に隙間が形成されている。アンダープレート6の後端部61が受け部651上の隙間に挿入されて係止される。受け部651は、便器本体2に一体に形成されている構成であってもよい。
アンダープレート6は、便鉢21の下方に設けられている。アンダープレート6は、便器本体2に対して着脱可能に設けられている。図6に示すように、アンダープレート6は、下開口22の開口縁とトラップ部29との間を塞ぐ板状部材である。アンダープレート6には、制御装置4が載せられている。アンダープレート6は、例えば、樹脂製、金属製の部材である。アンダープレート6は下支持板に対応する。
図4から図6に示すように、アンダープレート6は、板状部60と、開口63と、後壁69とを含む。板状部60は、下開口22の開口縁とトラップ部29との間を塞ぐ。開口63は、板状部60の平面視中央部に形成されている。開口63は、トラップ部29の下部が挿入可能な大きさを有する。板状部60には、制御装置4を載せることができる。アンダープレート6の後端部61の被係合部67が係止部65に係止され、かつ、前端62の前固定部64が係合部品66に係合されることにより便器本体2に取り付けられている。板状部60が下支持板の底部に対応する。
アンダープレート6の後部には後壁69が設けられている。後壁69は、後端部61から上方に延びて設けられている。図8に示すように、後壁69の上端は、配線開口25の上端よりも高い。
図8に示すように、後壁69には、ガイド部68を備える。ガイド部68は、ハーネス5を制御装置4の上部に誘導する。ガイド部68は、例えば、後壁69の上部に、後壁69から後方Rに離れてバー681が設けられている構成が挙げられる。バー681と後壁69との間は、ハーネス5が挿通可能な隙間が形成されている。ハーネス5がガイド部68内の隙間S3に挿通され、制御装置4の上部の接続部40に接続されている。
制御装置4は、筐体41内に制御基板が設けられている。制御装置4と、機能部3とはハーネス5を介して電気的に接続されている。ハーネス5の第一端は、各機能部3および電源部に接続されている。ハーネス5の第二端の接続端子51は、制御装置4の上部の接続部40に接続されている。ハーネス5は、防水処理が施されている。
ハーネス5は、機能部3との接続端から仕切壁24の後方Rを通り、図6に示すように、仕切壁24の配線開口25に挿通され、制御装置4に接続されている。ハーネス5は、配線開口25に挿通された後、後壁69のガイド部68の隙間S3内に挿通されて上方に誘導され、制御装置4の上部の接続部40に接続される。制御装置4の接続部40は、配線開口25の上端よりも高い位置に設けられている。制御装置4の接続部40は、仕切壁24から前方Fに離れて設けられている。制御装置4の後端と仕切壁24との間は、十分に広い隙間が形成されている。この隙間が防水空間19を構成する。防水空間19に後壁69が配置されている。制御基板は、接続部40と電気的に接続され、機能部3との間で電気信号の送受信が行われる。
図9および図10を参照して、アンダープレート6の着脱方法について説明する。図9は、アンダープレート6を取り付ける前の便器本体2の下部を示している。下開口22の後縁部222には、係止部65が固定されている。下開口22の前縁部221の上方に、樹脂製の係合部品66が取り付けられている。係合部品66から下方に向かってねじ400が突出している。
アンダープレート6を下開口22に取り付けるとき、アンダープレート6の後端部61を下開口22の後縁部222に挿入する。アンダープレート6を傾けながら被係合部67を係止部65の上方に挿入後、アンダープレート6の前端62を上方に持ち上げる。このとき、開口63内にトラップ部29の下部が挿入される。その後、アンダープレート6の前固定部64の位置をねじ400に合わせ、ねじ400を前固定部64の孔に挿入する。ナット410を締めてアンダープレート6の前部を係合部品66に固定する。
例えば、メンテナンス時等、アンダープレート6を便器本体2から取り外す場合、上述のアンダープレート6の取付作業と逆の工程を行う。ナット410を緩めてねじ400から外した後、アンダープレート6の前端62を下方に下げ、前固定部64をねじ400から離す。その後、アンダープレート6を少し前方Fにずらし、後端部61の被係合部67を係止部65から外すと、アンダープレート6を便器本体2から取り外すことができる。ハーネス5は、配線開口25から制御装置4の上部に向かって配線されている。そのため、アンダープレート6を外す際、アンダープレート6を便器本体2の下方にずらしても、ハーネス5が外れ難い。後壁69はアンダープレート6の後部に設けられているため、ハーネス5は、ガイド部内に挿通された状態が保持されながら便器本体2の外部に露出する。
図11に、便器装置1の変形例を示す。図11に示すように、便器本体2と制御装置4との間に防露材9が設けられていてもよい。具体的には、便鉢21と制御装置4との間に防露材9が設けられていてもよい。防露材9は、制御装置4が収容される空間内において結露の発生を防ぐために設けられている。防露材9は、例えば、発泡スチロール製の成形部品である。便器装置1の設置環境次第では、便鉢21の内外の温度の差が大きい場合、便鉢21の外面に結露が発生し得る。防露材9は、便鉢21の周囲の温度を保持する断熱材としての機能と、基板に結露が付着することを防止するカバー部材としての機能とを兼ねる。
図12に示すように、防露材9は、遮蔽部90と、第一縁部91と、第二縁部92とを有する。遮蔽部90は、便鉢21およびトラップ部29を避けた面形状を有する部分である。第一縁部91は、防露材9の下部に形成されている。図11に示すように、第一縁部91は、アンダープレート6の開口63と、トラップ部29の外面291との間に配置される。第一縁部91は、幅方向Wに延びる面を有し、開口63と、トラップ部29の外面291とに接触し、熱溶着されている。この結果、開口63と、トラップ部29の外面291との間の隙間を第一縁部91が塞ぐ。第二縁部92は、防露材9の上部に形成されている。第二縁部92は、側壁10の内壁15の上部の面形状に沿って形成されている。第二縁部92は内壁15に接触し、熱溶着されている。第二縁部92は制御装置4の上方で内壁15に接触している。この結果、便器本体2と制御装置4との間が防露材9で遮蔽され、制御装置4の周囲に結露が発生することを防ぐ。制御装置4が防露材9で覆われるため、便鉢21に結露が発生しても、制御装置4が結露の影響を受けず、保護可能である。
図11に示す例では、第一縁部91の全域がトラップ部29の外面291に接触して熱溶着される例を示した。防露材9の取付態様はこの例に限定されない。例えば、図13に示す変形例の防露材9Bのように、第一縁部91の一部に出口93を形成してもよい。具体的には、第一縁部91の一部に水平方向に切り欠かれた凹部911が形成されている。第一縁部91がトラップ部29の外面291に熱溶着された状態でも、凹部911に隙間が形成される。この凹部が便鉢21の外面と防露材9との間に生じた結露を外部に排出する出口93として機能する。
実施形態に係る便器装置1,1B,1Cは、機能部を備えながら、小型化を実現できる。
実施形態に係る便器装置1,1B,1Cは、制御装置4をデッドスペースに配置することにより便器装置の小型化を図り、かつ、制御装置4の防水性を保つことができる。
実施形態に係る便器装置1は、便器装置1の上部や後部に配置された機能部3と、制御装置4とがハーネス5を介して接続されている。機能部3を動作させる制御装置4を、便器本体2のデッドスペースとなっていた便鉢21の下方に収納できる。この結果、便器装置1は、機能部3を備えながら、小型化を実現できる。
実施形態に係る便器装置1は、制御装置4の後方Rにガイド部68を備え、ガイド部68によりハーネス5を制御装置4の上部に誘導できる。したがって、ハーネス5と制御装置4との接続部分が便器本体2の下端よりも高い位置に配置される。この結果、制御装置4を便器本体2の下部の空間に配置しても、電気的な接続部分の防水性を保持できる。
実施形態に係る便器装置1は、壁掛け式の便器装置に好適である。壁掛け式の便器装置は、便器装置が設置される部屋の壁、ライニングやキャビネット等、便器装置を支持する支持面に、便器装置の背面が取り付けられて固定される。壁掛け式の便器装置では、下端部と床301との間が離れている。制御装置4は、水が掛かり難い場所に設けられている。したがって、シャワールームに便器装置が設置された例、清掃時、便鉢から水が溢れた時等において、制御装置4に水が掛かることを防止できる。この結果、便器装置1は、機能部3を備えながら、小型化を実現できる。
実施形態に係る便器装置1は、便器本体2の下部にアンダープレート6を備えるため、制御装置4をアンダープレート6により支持できる。制御装置4を配置する便器本体2の下開口22をアンダープレート6でカバーできるため、制御装置4を防水環境下に配置できる。アンダープレート6に制御装置4を取り付けることにより、メンテナンス時、アンダープレート6を便器本体2から取り外すと制御装置4を取り出せる。この結果、メンテナンス時、制御装置4の着脱作業が容易に行える。
実施形態に係る便器装置1は、アンダープレート6の後端部61が下開口22の後縁部222に係止され、かつアンダープレート6の前端の前固定部64が、前縁部221の係合部品66に係合される。このため、アンダープレート6が便器本体2に対して容易に着脱可能である。この結果、メンテナンス時、アンダープレート6の着脱作業が容易に行える。
実施形態に係る便器装置1は、防水空間19が形成されているため、制御装置4の後端と便器本体2の仕切壁24との間に広い空間が確保できる。この結果、ハーネス5を配置する広い空間が得られる。ハーネス5を制御装置4の上部に誘導する空間が広く確保でき、ハーネス5に外力が掛かり難い。
実施形態に係る便器装置1は、収容部20が形成されているため、便鉢21より後方Rに機能部3の少なくとも一部が収納可能である。したがって、便器装置1の上部に機能部が配置される場合に比べて、便器装置1の上部の突出量が抑えられる。ユーザの視線が届きやすい便器装置の上部に機能部が目立つことがない。この結果、機能部3が便器装置1の外観意匠性に影響を与え難く、意匠の自由度を高めることができる。
実施形態に係る便器装置1は、仕切壁24に配線開口25が形成されている。このため、仕切壁24により、制御装置4と第二排水路28とを仕切りながらハーネス5を収容部20と制御装置4との間に配線できる。配線開口25は、制御装置4の上部よりも低い位置に形成されているため、配線開口25からオーバーフロー水が浸入し、制御装置4に掛ることを防ぐ。
実施形態に係る便器装置1は、底部14に排水口23が形成されているため、収容部20の第二排水路28に流入したオーバーフロー水を排水口23から便器装置1の下方に円滑に排水できる。
実施形態に係る便器装置1は、底部14の後端が前端よりも低くなるように傾斜しているため、第二排水路28に流入したオーバーフロー水を便器装置1の後部側に円滑に誘導できる。この結果、便鉢21の下方に配置した制御装置4の浸水を防ぐことができる。
実施形態に係る便器装置1は、アンダープレート6の後端が前端よりも低くなるように傾斜して配置されているため、第二排水路28に流入したオーバーフロー水が制御装置4側に流入し難い。この結果、オーバーフロー水による制御装置4の浸水を防止できる。
実施形態に係る便器装置1では、排水口23が、仕切壁24の前側および後側の両方において、底部14に形成されているため、制御装置4側に流入したオーバーフロー水を便器装置1の下方に円滑に排水できる。
実施形態に係る便器装置1では、後壁69の上端が配線開口25の上端よりも高い位置に形成されているため、配線開口25から制御装置4側にオーバーフロー水が流入しても、制御装置4にオーバーフロー水が掛かることを防ぐことができる。
便器装置1Bは、便器本体2と制御装置4との間に防露材9を備えるため、制御装置4の近傍の便器本体2における結露の発生を防ぐ。防露材9により、便器本体2に結露が発生しても、防露材9により制御装置4が保護され、防水性を保持できる。
便器装置1Bの防露材9は、結露が発生しやすいトラップ部29の下端よりも高い位置に設けられている。このため、トラップ部29の下端部分に結露が発生した場合でも、制御装置4が結露の影響を受け難い。
防露材9の第一縁部91が、便器装置1Bのアンダープレート6と同じ高さに配置されている。このため、結露した水が防露材9と便器本体2との接触部分から制御装置4側に進入し難い。したがって、制御装置4の浸水を防ぐことができる。
防露材9の第一縁部91に出口93が形成されているため、防露材9と便器本体2との間に生じた結露水を便器本体2外に容易に放出できる。
制御装置4を配置する場所は、便鉢21の下方と側壁10との間の空間であればよい。例えば、便鉢21の下方の幅方向Wの一方の空間のみに制御装置4が設けられてもよい。例えば、便鉢21の下方における便器本体2の前部に配置されていてもよい。
機能部3の制御装置4の少なくとも一部が便鉢21の下方の空間内に配置されていればよい。例えば、便鉢21から溢れたオーバーフロー水の流路から離れた位置にも、別の制御装置が設けられていてもよい。
配線は、ハーネス5に限定されず、制御装置4と機能部3との間で、電源を供給、信号の伝送、および機器間の通信が可能な配線材であってもよい。
アンダープレート6の後部に後壁69およびガイド部68を設ける構成は必須の構成ではない。例えば、図14に示す変形例のアンダープレート6Aのように、仕切壁24と制御装置4との間に十分な防水空間19が設けられている場合等、制御装置4が防水可能であれば後壁を設けなくてよい。例えば、後壁69にガイド部68を備えない構成であってもよい。
アンダープレートは、便器装置の小型化の観点では必須の構成ではない。例えば、図15に示す、床置き型の便器装置1Cの場合、アンダープレートを設けず、便器装置1Cの底部や便器装置1Cを設置する床301に直接制御装置4を配置してもよい。
アンダープレート6の形態は、上記実施形態の態様に限定されない。アンダープレートは、例えば、下開口22を覆わず、制御装置4を支持可能な成形部品で構成してもよい。例えば、制御装置4を支持する支持部が便鉢21の下方に設けられ、制御装置4が支持部に係合される構成であってもよい。
機能部の各装置の動作は、ハードウェアにより実現されてもよく、ソフトウェアにより実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。
制御装置4として、コンピュータで機能部3の動作を実現するように構成してもよい。その場合、機能部の動作を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含む。「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置を含む。「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、短時間、動的にプログラムを保持する記録媒体や一定時間プログラムを保持している記録媒体を含んでもよい。短時間、動的にプログラムを保持する記録媒体は、例えば、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線が挙げられる。一定時間プログラムを保持している記録媒体は、例えば、通信回線を介してプログラムを送信する場合のサーバやクライアントとしてのコンピュータシステム内部の揮発性メモリが挙げられる。上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。上記プログラムは、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。上記プログラムは、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、本開示の実施形態について図面を参照して詳述した。具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、設計変更等も含まれる。上述の実施形態において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。
1、1B、1C…便器装置、2…便器本体、3…機能部、4…制御装置、6、6A…アンダープレート、9、9B…防露材、19…空間、20…収容部、21…便鉢、22…下開口、23…排水口、24…仕切壁、25…配線開口、61…後端部、68…ガイド部、69…後壁、93…出口

Claims (19)

  1. 便鉢を有する便器本体と、
    前記便器本体に設けられる機能部と、
    前記便鉢の下方に配置され、前記機能部を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記機能部の少なくとも一部が前記便鉢の後方および前記制御装置より高い位置に配置され、
    前記制御装置と前記機能部とが配線を介して接続され、
    前記制御装置の後方に配置され、前記配線を前記制御装置の上部に誘導するガイド部をさらに備える便器装置。
  2. 便鉢を有する便器本体と、
    前記便器本体に設けられる機能部と、
    前記便鉢の下方に配置され、前記機能部を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記機能部の少なくとも一部が前記便鉢の後方および前記制御装置より高い位置に配置され、
    前記制御装置と前記機能部とが配線を介して接続され、
    前記便器本体内の前記便鉢の後方に仕切壁が形成されており、
    前記仕切壁に前記配線を挿通する配線開口が形成されている便器装置。
  3. 前記配線は、前記配線開口より高い位置で前記制御装置に接続される
    請求項2に記載の便器装置。
  4. 前記便器本体の下部に前記便鉢から溢れた水を排水する排水口が形成されている
    請求項2または請求項3に記載の便器装置。
  5. 前記排水口は、前記仕切壁の前方および後方に形成されている
    請求項4に記載の便器装置。
  6. 前記便器本体の背面が支持面に取り付けられて支持される
    請求項1から5のいずれか一項に記載の便器装置。
  7. 前記便鉢の下方に設けられ、前記制御装置が取り付けられる支持板を備える
    請求項6に記載の便器装置。
  8. 前記便器本体の下端部に下方に開口する下開口が形成されており、
    前記支持板の後端部が前記下開口の後縁部に係止され、かつ、前記支持板の前端部が前記下開口の前縁部に固定されることにより、前記支持板が前記便器本体に対して着脱可能に取り付けられる
    請求項7に記載の便器装置。
  9. 前記制御装置の後端部と、前記便器本体の後端部との間に空間が形成されている
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の便器装置。
  10. 前記支持板の後部から上方に延びる後壁を備える
    請求項7に記載の便器装置。
  11. 前記便器本体内の前記便鉢の後方に仕切壁が形成されており、
    前記仕切壁に配線を挿通する配線開口が形成されており、
    前記後壁の上端は前記配線開口の上端よりも高い位置に形成されている
    請求項10に記載の便器装置。
  12. 前記支持板の後部が前部より低くなるように傾斜して設けられている
    請求項7に記載の便器装置。
  13. 前記便器本体の下部の後部が前部より低くなるように傾斜している
    請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の便器装置。
  14. 前記便器本体と前記制御装置との間に設けられる防露材を備える
    請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の便器装置。
  15. 前記防露材は、前記便器本体における流水経路に位置する部位と前記制御装置との間に設けられる
    請求項14に記載の便器装置。
  16. 前記防露材は、前記便器本体に備えるトラップの下端より高い位置に設けられている
    請求項14または請求項15に記載の便器装置。
  17. 前記防露材は、前記便器本体の下端より高い位置に設けられている
    請求項14から請求項16のいずれか一項に記載の便器装置。
  18. 前記便鉢の下方に設けられ、前記制御装置が取り付けられる支持板を備え、
    前記防露材の下端が前記支持板の底部よりも低い位置に配置されている
    請求項14から請求項17のいずれか一項に記載の便器装置。
  19. 結露水を前記便器本体外に放出する出口が前記防露材と前記便器本体との間に形成されている
    請求項14から請求項18のいずれか一項に記載の便器装置。
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