JP7451940B2 - 制御方法および算出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、制御方法および算出装置に関するものである。
近年、工場では人件費の高騰や人材不足により、各種ロボットやそのロボット周辺機器によって、人手で行われてきた作業の自動化が加速している。例えば、特許文献1には、作業対象物が配置される作業台と、作業台の側方に設けられたロボットと、を有する生産システムが開示されている。
特許文献1に記載されているロボットは、台車の上に配置されており、台車の上からロボットアームが作業対象物を組み立てたり加工したりといった作業を行う。また、一般的に、ロボットは、ロボットアームに加わる力を検出する力検出部を有し、力検出部の検出結果に基づいてロボットアームを駆動する。
また、例えば、台車の高さや作業台の高さによっては、ロボットアームが作業台上の作業対象物に届かないといったことが起こり得る。このような問題を解消するために、ロボットを傾斜した状態で設置するということが考えられる。
特開2017-74631号公報
しかしながら、従来では、ロボットを水平面に設置して用いることを想定した力検出パラメーターとなっているので、ロボットが傾斜した状態では、最適値ではなくなる。その結果、力検出精度が低下してしまう。
本適用例の制御方法は、ロボットアームと、前記ロボットアームに加わる力を検出する力検出部と、を備えるロボットの前記ロボットアームの設置角度に関する情報を入力する入力ステップと、
前記ロボットアームの第1設置角度での設置に対応する前記力検出部の第1力検出パラメーターと、前記ロボットアームの前記第1設置角度と異なる第2設置角度での設置に対応する前記力検出部の第2力検出パラメーターと、に基づいて、前記ロボットアームの前記設置角度における前記力検出部の第3力検出パラメーターを算出する算出ステップと、を有することを特徴とする。
本適用例の算出装置は、ロボットアームと、前記ロボットアームに加わる力を検出する力検出部と、を備えるロボットの前記ロボットアームの設置角度に関する情報を入力する入力部と、
前記ロボットアームの第1設置角度での設置に対応する前記力検出部の第1力検出パラメーターと、前記ロボットアームの前記第1設置角度と異なる第2設置角度での設置に対応する前記力検出部の第2力検出パラメーターと、に基づいて、前記ロボットアームの前記設置角度における前記力検出部の第3力検出パラメーターを算出する算出部と、を備えることを特徴とする。
本発明の算出装置の第1実施形態を備えるロボットシステムを示す側面図である。 図1に示すロボットシステムのブロック図である。 図1に示す力検出部の縦断面図である。 図3中A-A線断面図である。 図1に示すロボットおよびロボット制御装置の主要部を示す制御ブロック図である。 第1設置角度で設置したロボット本体を示す側面図である。 第2設置角度で設置したロボット本体を示す側面図である。 図1に示す入力装置の表示画面の部分拡大図である。 図1に示す算出装置が行う制御動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の算出装置の第2実施形態が備える入力装置の表示画面を示す図である。 本発明の算出装置の第2実施形態が行う制御動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の制御方法および算出装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の算出装置の第1実施形態を備えるロボットシステムを示す側面図である。図2は、図1に示すロボットシステムのブロック図である。図3は、図1に示す力検出部の縦断面図である。図4は、図3中A-A線断面図である。図5は、図1に示すロボットおよびロボット制御装置の主要部を示す制御ブロック図である。図6は、第1設置角度で設置したロボット本体を示す側面図である。図7は、第2設置角度で設置したロボット本体を示す側面図である。図8は、図1に示す入力装置の表示画面の部分拡大図である。図9は、図1に示す算出装置が行う制御動作を説明するためのフローチャートである。
また、図1、図6および図7では、説明の便宜上、互いに直交する3軸として、x軸、y軸およびz軸を図示している。また、以下では、x軸に平行な方向を「x軸方向」とも言い、y軸に平行な方向を「y軸方向」とも言い、z軸に平行な方向を「z軸方向」とも言う。
また、以下では、図示された各矢印の先端側を「+(プラス)」または「正」、基端側を「-(マイナス)」または「負」と言う。また、説明の便宜上、+z軸方向、すなわち、上側を「上」または「上方」、-z軸方向、すなわち、下側を「下」または「下方」とも言う。また、図1中のz軸方向、すなわち、上下方向を「鉛直方向」とし、x軸方向およびy軸方向、すなわち、左右方向を「水平方向」とする。
図1に示すロボットシステム100は、例えば、電子部品および電子機器等のワークの保持、搬送、組立ておよび検査等の作業で用いられるものである。
図1および図2に示すロボットシステム100は、例えば、電子部品および電子機器等のワークの保持、搬送、組立ておよび検査等の作業で用いられる装置である。ロボットシステム100は、ロボット1と、ロボット制御装置4と、移動体2と、ロボット1に対して動作プログラムを指令する指令装置3と、入力装置6と、を備える。また、ロボット1と指令装置3とは、有線または無線により通信可能とされ、その通信は、インターネットのようなネットワークを介してなされてもよい。
また、後述するが、指令装置3のCPU31と入力部34とにより算出装置9が構成される。
図1に示すロボット1は、いわゆる6軸の垂直多関節ロボットであり、基台110と、基台110に接続されたロボットアーム10と、力検出部5と、傾斜部材18と、を有する。
基台110は、ロボットアーム10を支持するものである。基台110は、筐体を有し、該筐体の内部には、例えば、ロボットアーム10を駆動する駆動装置や、ロボット制御装置4等が内蔵されている。なお、ロボット制御装置4は、基台110の外側に配置されていてもよい。
図1に示すロボットアーム10は、その基端が力検出部5に接続されており、複数のアームであるアーム11、アーム12、アーム13、アーム14、アーム15およびアーム16を有する。これらアーム11~アーム16は、基端から先端に向かってこの順に連結されている。各アーム11~アーム16は、隣り合うアームまたは基台110に対して回動可能になっている。
また、図1および図2に示すように、ロボット1は、基台110に対してアーム11を回動させる駆動部5A、アーム11に対してアーム12を回動させる駆動部5B、アーム12に対してアーム13を回動させる駆動部5C、アーム13に対してアーム14を回動させる駆動部5D、アーム14に対してアーム15を回動させる駆動部5E、およびアーム15に対してアーム16を回動させる駆動部5Fを有している。図2に示すように、各駆動部5A~駆動部5Fは、サーボモーターであるモーター510と、モーター510の駆動を制御する図示しないモータードライバーと、モーター510のロック状態、ロック解除状態を切り替えるブレーキ520と、モーター510の回転量を検出するエンコーダー530と、を備えている。これらは、ロボット制御装置4によって互いに独立に制御される。
また、図1に示すように、ロボットアーム10の先端には、作業対象物を保持するエンドエフェクター17が装着される。エンドエフェクター17は、図示の構成では、複数本、例えば、2本の指を接近、離間させて作業対象物を把持する。なお、エンドエフェクター17としては、この構成に限定されず、吸着ハンド、磁気ハンド、ドリル等の工具等であってもよい。
また、基台110と力検出部5との間には、傾斜部材18が設けられている。傾斜部材18は、傾斜面181を有する。傾斜部材18は、傾斜面181がx-y平面に対して傾斜した向きとなるように基台110上に設置される。また、ロボットアーム10の基端は、傾斜面181に固定される。換言すれば、図1に示すロボット1では、傾斜面181がロボットアーム10および力検出部5により構成されるロボット本体10Aの設置面である。
なお、傾斜部材18は、傾斜面181の傾斜角度が互いに異なる複数の傾斜部材18から使用環境に応じてオペレーターが適宜選択、設置する構成であってもよい。また、例えば、傾斜部材18は、基台110と移動体2との間に設置してもよい。
また、図3および図4に示すように、力検出部5は、第1プレート51と、第2プレート52と、第1プレート51と第2プレート52との間に配置された筒状部53と、素子54Aと、素子54Bと、素子54Cと、素子54Dと、を有し、外形形状が円柱状をなす部材である。また、素子54A~素子54Dは、第1プレート51と、第2プレート52との間で挟持されている。また、素子の数は、これに限定されず、3つ以下でもよく、5つ以上でもよい。
第1プレート51および第2プレート52は、円板状をなし、+z軸側からこの順で離間して配置されている。なお、第1プレート51および第2プレート52の平面視における形状は、円形に限定されず、いかなる形状であってもよい。
筒状部53は、本実施形態では、円筒状をなし、素子54A~素子54Dを保護する機能を有する。
素子54A~素子54Dは、円形をなすように等間隔で配置されている。これにより、素子54A~素子54Dに加わる力が可及的に均一になり、正確に力を検出することができる。
素子54A~素子54Dは、例えば、水晶等の圧電体で構成され、外力を受けると電荷を出力するものを用いることができる。図4に示すように、素子54Aは、-x軸側に位置し、素子54Bは、+軸側に位置し、素子54Cは、-y軸側に位置し、素子54Dは、+y軸側に位置している。
図4に示すように、本実施形態では、素子54A~素子54Dは、鉛直方向の成分の力Fzと、z軸回り、すなわち、u軸方向の力Fuを受けたときに電荷を出力する。また、素子54A~素子54Dが出力した電荷に関する情報は、ロボット制御装置4に送信される。ロボット制御装置4は、この電荷の情報に応じて、力検出部5が受けた力に変換する。そして、ロボット制御装置4は、ロボットアーム10が受けた外力に変換することができる。このことに関しては、後述する。
このような力検出部5の検出結果に基づいて、ロボット制御装置4は、ロボットアーム10の作動を制御する。
次に、移動体2について説明する。
図1に示す移動体2は、自動走行システムで構成されており、基台110を移動させる移動機構20を有する。移動機構20は、複数の車輪、すなわち、図1中y軸方向に並ぶ一対の前輪21、図1中y軸方向に並ぶ一対の後輪22および図1中y軸方向に並ぶ一対の駆動輪23を有する。一対の駆動輪23は、一対の前輪21および一対の後輪22の間に設けられている。各駆動輪23は、図示しない駆動部に接続されており、駆動部からの駆動力により回転し、基台110を移動させる。なお、一対の前輪21および一対の後輪22は、本実施形態では、従動輪である。
また、各駆動輪23は、独立してそれぞれ駆動部に接続され、それぞれ、正回転および逆回転可能に構成されている。このため、直進したり、後退したりすることができる。また、各駆動輪23の回転速度および回転方向の少なくとも一方を調整することにより、走行する向きを変更したりする等、操舵することができる。また、本実施形態では、前輪21、後輪22および駆動輪23は、z軸回りに回転しない構成であるが、これに限定されず、前輪21、後輪22および駆動輪23の少なくとも1つは、z軸回りに回転する構成であってもよい。この場合、z軸回りの回転量を調整することによって操舵することができる。
なお、本明細書中の「移動」には、直進、カーブ、蛇行、往復動等はもちろん、回転も含まれる。また、移動機構20の車輪の数は、特に限定されない。また、移動機構20の構成としては、上記のような車輪走行型に限定されず、例えば、複数本の足を有し、歩行する構成等であってもよい。
次に、ロボット制御装置4について説明する。
図2に示すように、ロボット制御装置4は、ロボットアーム10の作動を制御する機能を有し、CPU(Central Processing Unit)41と、記憶部42と、通信部43と、を有する。
CPU41は、記憶部42に記憶されている各種プログラム等を読み出し、実行する。CPU41で生成された指令信号は、通信部43を介してロボット1に送信される。これにより、ロボットアーム10が所定の作業を実行することができる。
記憶部42は、CPU41が実行可能な各種プログラム等を保存する。記憶部42としては、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリー、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリー、着脱式の外部記憶装置等が挙げられる。
通信部43は、例えば有線LAN(Local Area Network)、無線LAN等の外部インターフェースを用いてロボット1および指令装置3との間でそれぞれ信号の送受信を行う。
また、CPU41は、図4に示す素子54A~素子54Dが出力した電荷の情報に応じて、素子54A~素子54Dが受けた力をそれぞれ算出する。そして、力検出部5が受けた力を算出する。力検出部5が受けた力は、x軸方向、y軸方向およびz軸方向の成分があり、これら力Fx、力Fyおよび力Fzは、以下のようにして算出される。
力Fxの算出は、素子54Aが受けたu方向の力Fuaから、素子54Bが受けたu方向の力Fubを減算した値に、力検出パラメーターMxを乗算することにより算出することができる。すなわち、CPU41は、Fx=(Fua-Fub)×xを演算する。
力Fyの算出は、素子54Cが受けたu方向の力Fucから、素子54Dが受けたu方向の力Fudを減算した値に、力検出パラメーターMyを乗算することにより算出することができる。すなわち、CPU41は、Fy=(Fuc-Fud)×yを演算する。
力Fzの算出は、素子54Aが受けたz方向の力Fzaから、素子54Bが受けたz方向の力Fzbを減算した値と、素子54Cが受けたz方向の力Fzcから、素子54Dが受けたz方向の力Fzdを減算した値と、の差分に力検出パラメーターMzを乗算することにより算出することができる。すなわち、CPU41は、Fz{(Fza-Fzb)-(Fzc-Fzd)}×zを演算する。
なお、力検出パラメーターMx、力検出パラメーターMyおよび力検出パラメーターMzは、力検出の際、重力の影響を相殺、緩和するために用いられる係数であり、指令装置3によって指示される値である。このことは、後述する。
なお、ロボット制御装置4が、移動体2の作動を制御する構成であってもよく、移動体2の作動を制御する制御装置が、別途設けられていてもよい。
また、ロボット制御装置4には、前述した構成に加えて、さらに他の構成が付加されていてもよい。また、記憶部42に保存されている各種プログラムやデータ等は、予め記憶部42に記憶されたものであってもよいし、例えばCD-ROM等の記録媒体に格納されており、この記録媒体から提供されたものでもよいし、ネットワーク等を介して提供されたものであってもよい。
ここで、ロボット1の制御ブロック図について説明する。
図5に示すように、ロボット1は、位置フィードフォワード制御部411と、位置制御部412と、速度制御部413と、積分器414と、モータードライバー415と、加減算器416と、加減算器417と、を有する。これらのうち、位置フィードフォワード制御部411と、位置制御部412と、速度制御部413とは、CPU41に含まれる。
後述する指令装置3から入力された目標位置の信号は、位置フィードフォワード制御部411と、加減算器416とにそれぞれ入力される。位置フィードフォワード制御部411は、目標位置の信号に、サーボパラメーターである位置フィードフォワードゲインKppffを乗算し、加減算器417に出力する。
一方で、加減算器416に入力された目標位置の信号は、加減算器416にて、エンコーダー530の検出結果である現在位置に関する信号が加算され、位置制御部412に出力される。そして、位置制御部412は、サーボパラメーターである位置制御ゲインKppを入力された信号に乗算し、加減算器417に出力する。
加減算器417は、位置フィードフォワードゲインKppffが乗算された目標位置の信号と、位置制御ゲインKppが乗算された目標位置の信号と、を加算するとともに、積分器414にて積分された現在位置に関する信号を減算し、速度制御部413に入力する。
速度制御部413は、入力された信号に、サーボパラメーターである速度制御ゲインKvpを乗算して速度情報または電流に変換してモータードライバー415に出力する。これにより、ロボットアーム10の現在位置を加味しつつ目標位置に移動するようにモーター510を駆動することができる。
なお、本明細書中での「サーボパラメーター」は、位置フィードフォワードゲインKppff、位置制御ゲインKppおよび速度制御ゲインKvpを含むものであり、これらの総称である。
次に、指令装置3について説明する。
図2に示すように、指令装置3は、ロボットアーム10の作動を制御する機能を有し、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)31と、記憶部32と、通信部33と、入力部34を有する。
CPU31は、記憶部32に記憶されている各種プログラム等を読み出し、実行する。CPU31で生成された指令信号は、通信部33を介してロボット制御装置4に送信される。これにより、ロボットアーム10が所定の作業を所定の条件で実行することができる。また、CPU31は、適正サーボパラメーターと、第3力検出パラメーターである適正力検出パラメーターとを算出する算出部であり、後述する算出ステップを行う。
記憶部32は、CPU1が実行可能な各種プログラム等を保存する。記憶部32としては、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリー、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリー、着脱式の外部記憶装置等が挙げられる。
通信部33は、例えば有線LAN(Local Area Network)、無線LAN等の外部インターフェースを用いてロボット制御装置4との間で信号の送受信を行う。
なお、指令装置3には、前述した構成に加えて、さらに他の構成が付加されていてもよい。また、記憶部32に保存されている各種プログラムやデータ等は、予め記憶部32に記憶されたものであってもよいし、例えばCD-ROM等の記録媒体に格納されており、この記録媒体から提供されたものでもよいし、ネットワーク等を介して提供されたものであってもよい。
また、指令装置3は、入力装置6からの指令が入力される端子、すなわち、入力ポートを有する。この部位が、各種情報が入力される入力部34として機能する。入力部34が入力装置6からの情報を指令装置3に入力する、すなわち、取り込むことにより、後述する入力ステップが行われる。
このような指令装置3のCPU31と入力部34とにより算出装置9が構成される。
入力装置6は、オペレーターが情報を入力して指令装置3に対して各種設定を行うデバイスである。この入力装置6としては、特に限定されず、例えば、タブレット、パソコン、スマートフォン、ティーチングペンダント等が挙げられる。入力装置6の接続は、有線による接続の他、無線による接続であってもよく、さらには、インターネット等のネットワークを介しての通信によるものであってもよい。
本実施形態では、一例として、図8に示すように、入力装置6は、表示画面60を有するデバイスとする。表示画面60に表示される画面の一例としては、設置角度入力部61と、決定ボタン62とを有するものが挙げられる。オペレーターは、設置角度入力部61および決定ボタン62を、タッチしたりマウスで操作したりすることができる。
以上、ロボットシステム100の構成について説明した。
ここで、図1に示すように、ロボットアーム10の基端面が、傾斜部材18によって水平方向に対して傾斜した状態で設置されている場合、ロボットアーム10の基端面が水平方向に平行な状態で設置されている場合に比べて、エンドエフェクターの先端の可動域が、-z軸側に広がる。
一般的に、力検出部5の検出結果の補正の際に用いる力検出パラメーターは、図6に示すように、ロボットアーム10の基端面が水平方向に平行な状態で設置した場合を想定して設定されている。このため、図6に示す状態では、設定されたサーボパラメーターを用いてロボットアーム10の作動を制御すると、位置精度や応答性が高く、優れたパフォーマンスを発揮することができる。
しかしながら、図6に示す状態や図7に示す状態での最適な、すなわち、適正なサーボパラメーターを、図1に示す状態での力検出部5の検出結果の補正に用いると、その力検出パラメーターは、適正ではなくなり、力検出精度が低下してしまう。このようなことを鑑みて、本発明では、以下のようにして、上記問題を解決することができる。以下、指令装置3の制御動作について図9に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、以下のステップは、ロボット制御装置4と分担して行ってもよいが、以下では、一例として、指令装置3が行うこととする。
まず、オペレーターが図8に示す入力装置6の表示画面60を見ながら、ロボットアーム10の設置角度、すなわち、ロボットアーム10の基端面と水平面とのなす角度を入力する。この入力は、設置角度入力部61に数値を入力し、決定ボタン62を押すことにより完了する。なお、オペレーターは、例えば、傾斜部材18の傾斜面181の傾斜角度を把握しておくことにより、設置角度を正確に入力することができる。
オペレーターが決定ボタン62を押すと、設置角度に関する情報が、入力部34を介して指令装置3に入力される。そして、ステップS101において、入力部34が設置角度に関する情報を記憶部32に入力する、すなわち、取り込む。
次いで、ステップS102において、入力された設置角度での適正なサーボパラメーターである適正サーボパラメーターK0を算出する。なお、本ステップでは、駆動部5A~駆動部5Fの各々のモーター510に対して、同様の算出方法で適正サーボパラメーターK0を別個に算出するため、1つのモーター510に着目して説明する。
本ステップでは、図6に示すロボットアーム10の第1設置角度での設置に対応する第1サーボパラメーターK1と、図7に示すロボットアーム10の第2設置角度での設置に対応する第2サーボパラメーターK2と、に基づいて、適正サーボパラメーターK0を算出する。
本実施形態では、図6に示す第1設置角度は、0°であり、図7に示す第2設置角度は、90°である。また、ロボットアーム10の第1設置角度での設置に対応する第1サーボパラメーターK1は、第1設置角度における最適な値であり、この値は、例えば、予め実験的に算出され、記憶部32に記憶されている。同様に、ロボットアーム10の第2設置角度での設置に対応する第2サーボパラメーターK2は、第2設置角度における最適な値であり、この値は、例えば、予め実験的に算出され、記憶部32に記憶されている。
このように、第1設置角度は、ロボットアーム10を設置する設置面と水平面とのなす角度が0°であり、第2設置角度は、設置面と水平面とのなす角度が90°である。これにより、後述するように、より正確なパラメーター検出を行うことができる。
CPU31は、第1サーボパラメーターK1と第2サーボパラメーターK2との差分に、sinθを乗算し、得られた値を第1サーボパラメーターK1から減算する。すなわち、K0=K1-(K1-K2)×sinθを演算する。これにより、適正サーボパラメーターK0を正確に算出することができる。
より具体的には、前述したように、サーボパラメーターは、位置フィードフォワードゲインKppff、位置制御ゲインKppおよび速度制御ゲインKvpを含んでいる。本実施形態では、位置フィードフォワードゲインKppff、位置制御ゲインKppおよび速度制御ゲインKvpのそれぞれの適正な値を算出する。
まず、位置フィードフォワードゲインKppffの適正値の算出について説明する。
第1サーボパラメーターK1における位置フィードフォワードゲインをKppff1とし、第2サーボパラメーターK2における位置フィードフォワードゲインをKppff2とし、位置フィードフォワードゲインKppffの適正値をKppff0としたとき、CPU31は、Kppff0=Kppff1-(Kppff1-Kppff2)×sinθを演算する。これにより、設置角度θに応じて位置フィードフォワードゲインKppffの適正値Kppff0を正確に算出することができる。
次に、位置制御ゲインKppの適正値の算出について説明する。
第1サーボパラメーターK1における位置制御ゲインをKpp1とし、第2サーボパラメーターK2における位置制御ゲインをKpp2とし、位置制御ゲインKppの適正値をKpp0としたとき、CPU31は、Kpp0=Kpp1-(Kpp1-Kpp2)×sinθを演算する。これにより、設置角度θに応じて位置制御ゲインKppの適正値Kpp0を正確に算出することができる。
次に、速度制御ゲインKvpの適正値の算出について説明する。
第1サーボパラメーターK1における速度制御ゲインをKpv1とし、第2サーボパラメーターK2における速度制御ゲインをKpv2とし、速度制御ゲインKpvの適正値をKpv0としたとき、CPU31は、Kpv0=Kpv1-(Kpv1-Kpv2)×sinθを演算する。これにより、設置角度θに応じて速度制御ゲインKpvの適正値Kpv0を正確に算出することができる。
このように、本実施形態では、位置フィードフォワードゲインKppff、位置制御ゲインKppおよび速度制御ゲインKvpの適正値をそれぞれ算出する。これにより、ロボットアーム10の設置角度θに応じて、最適なサーボパラメーターを算出することができる。
すなわち、サーボパラメーターは、位置フィードフォワードゲイン、位置制御ゲインおよび速度制御ゲインを含み、算出ステップでは、位置フィードフォワードゲイン、位置制御ゲインおよび速度制御ゲインのうちの少なくとも1つ、本実施形態では、全てのゲインを算出する。これにより、ロボットアーム10の設置角度θに応じて、最適なサーボパラメーターを算出することができる。
このように、第1サーボパラメーターをK1とし、第2サーボパラメーターをK2とし、適正サーボパラメーターをK0とし、ロボットアーム10の設置角度θとしたとき、算出ステップでは、K0=K1-(K1-K2)×sinθを演算する。これにより、ロボットアーム10の設置角度θに応じて、適正サーボパラメーターKを正確に算出することができる。
なお、本実施形態では、位置フィードフォワードゲインKppff、位置制御ゲインKppおよび速度制御ゲインKvpの適正値をそれぞれ算出する場合について説明したが、これに限定されず、位置フィードフォワードゲインKppff、位置制御ゲインKppおよび速度制御ゲインKvpのうちの少なくとも1つの適正値を算出すれば、上記効果が得られる。
このような位置フィードフォワードゲインKppff、位置制御ゲインKppおよび速度制御ゲインKvpの適正値を駆動部5A~駆動部5Fのモーター510ごとに算出し、記憶部32に記憶する。
次に、ステップS103において、設置角度θに応じて、適正な力検出パラメーターを算出する。すなわち、設置角度θに応じて、力Fxの算出に用いる力検出パラメーターMxの適正値である適正力検出パラメーターMx0と、力Fyの算出に用いる力検出パラメーターMyの適正値である適正力検出パラメーターMy0と、力Fzの算出に用いる力検出パラメーターMzの適正値である適正力検出パラメーターMz0と、をそれぞれ算出する。
本ステップでは、図6に示すロボットアーム10の第1設置角度での設置に対応する力検出部5の第1力検出パラメーターM1と、ロボットアーム10の第2設置角度での設置に対応する力検出部5の第2力検出パラメーターM2と、に基づいて、適正力検出パラメーターMx0、My0およびMz0を算出する。
第1力検出パラメーターM1は、力Fxの算出に用いる力検出パラメーターMx1と、力Fyの算出に用いる力検出パラメーターMy1と、力Fzの算出に用いる力検出パラメーターMz1と、を有する。
第2力検出パラメーターM2は、力Fxの算出に用いる力検出パラメーターMx2と、力Fyの算出に用いる力検出パラメーターMy2と、力Fzの算出に用いる力検出パラメーターMz2と、を有する。
前述したように、図6に示す第1設置角度は、0°であり、図7に示す第2設置角度は、90°である。また、第1設置角度での力検出に対応する力検出パラメーターMx1、y1およびz1は、第1設置角度における最適な値であり、この値は、例えば、予め実験的に算出され、記憶部32に記憶されている。同様に、第2設置角度での力検出に対応する力検出パラメーターMx2、My2およびMz2は、第2設置角度における最適な値であり、この値は、例えば、予め実験的に算出され、記憶部32に記憶されている。
適正力検出パラメーターMx0は、以下のようにして算出される。
CPU31は、力検出パラメーターMx1と、力検出パラメーターMx2との差分に、sinθを乗算し、得られた値を力検出パラメーターMx1から減算する。すなわち、Mx0=Mx1-(Mx1-Mx2)×sinθを演算する。これにより、設置角度θに応じて適正力検出パラメーターMx0を正確に算出することができる。よって、設置角度θに寄らず、x軸方向の力検出を正確に行うことができる。
また、適正力検出パラメーターMy0は、以下のようにして算出される。
CPU31は、力検出パラメーターMy1と、力検出パラメーターMy2との差分に、sinθを乗算し、得られた値を力検出パラメーターMy1から減算する。すなわち、My0=My1-(My1-My2)×sinθを演算する。これにより、設置角度θに応じて適正力検出パラメーターMy0を正確に算出することができる。よって、設置角度θに寄らず、軸方向の力検出を正確に行うことができる。
また、適正力検出パラメーターMz0は、以下のようにして算出される。
CPU31は、力検出パラメーターMz1と、力検出パラメーターMz2との差分に、sinθを乗算し、得られた値を力検出パラメーターMz1から減算する。すなわち、Mz0=Mz1-(Mz1-Mz2)×sinθを演算する。これにより、設置角度θに応じて適正力検出パラメーターMz0を正確に算出することができる。よって、設置角度θに寄らず、軸方向の力検出を正確に行うことができる。
上記のようにして得られた適正力検出パラメーターMx0、適正力検出パラメーターMy0および適正力検出パラメーターMz0は、記憶部32に記憶される。
このように、第1力検出パラメーターをM1とし、第2力検出パラメーターをM2とし、第3力検出パラメーターである適正力検出パラメーターをM0とし、ロボットアーム10の設置角度をθとしたとき、CPU31は、力検出パラメーターMx1と、力検出パラメーターMx2との差分に、sinθを乗算し、得られた値を力検出パラメーターMx1から減算する。すなわち、算出ステップでは、M0=M1-(M1-M2)×sinθを演算する。これにより、設置角度θによらず、適正力検出パラメーターを正確に算出することができる。
また、前述したように、力検出部5は、互いに交わるx軸、y軸およびz軸の方向の力をそれぞれ検出するものであり、第3力検出パラメーターである適正力検出パラメーターM0は、力検出部5が検出するx軸方向の力Fxの補正に用いる適正力検出パラメーターMx0と、力検出部5が検出するy軸方向の力Fyの補正に用いる適正力検出パラメーターMy0と、力検出部5が検出するz軸方向の力Fzの補正に用いる適正力検出パラメーターMz0と、を含む。これにより、設置角度θによらず、各方向の力の補正に用いる適正力検出パラメーターを正確に算出することができる。
以上のようなステップを経て、位置フィードフォワードゲインKppff、位置制御ゲインKpp、速度制御ゲインKvpの適正値、適正力検出パラメーターMx0、適正力検出パラメーターMy0および適正力検出パラメーターMz0が算出される。
なお、ステップS102およびステップS103は、上記のような順で行う場合に限定されず、同時に行ってもよく、逆の順番で行ってもよい。また、ステップS102は、省略してもよい。
なお、図示はしないが、指令装置3は、ステップS102で算出した位置フィードフォワードゲインKppff、位置制御ゲインKpp、速度制御ゲインKvpの適正値の情報を、ロボット制御装置4に送信する。そして、ロボット制御装置4は、受信した位置フィードフォワードゲインKppff、位置制御ゲインKpp、速度制御ゲインKvpの適正値を用いてロボットアーム10の作動の制御に用いることにより、ロボットアーム10の作動の制御の位置精度や応答性が高くなり、優れたパフォーマンスを発揮することができる。その結果、ロボット1は、迅速かつ正確に作業を行うことができる。
また、図示はしないが、指令装置3は、ステップS103で算出した適正力検出パラメーターMx0、適正力検出パラメーターMy0および適正力検出パラメーターMz0の情報を、ロボット制御装置4に送信する。そして、ロボット制御装置4は、受信した適正力検出パラメーターMx0、適正力検出パラメーターMy0および適正力検出パラメーターMz0を用いて、力検出を行う。これにより、ロボットアーム10に加わった力を正確に検出することができ、作業を安全かつ精度よく行うことができる。
また、ステップS102およびステップS103の双方を行うことにより、これらの相乗効果が得られる。すなわち、位置フィードフォワードゲインKppff、位置制御ゲインKppおよび速度制御ゲインKvpの適正値を算出することと、適正力検出パラメーターMx0、適正力検出パラメーターMy0および適正力検出パラメーターMz0を算出することとの相乗効果によって、ロボット1は、ロボットアーム10の作動の制御の位置精度や応答性がさらに高くなり、より安全に優れたパフォーマンスを発揮することができる。
また、ステップS102およびステップS103における算出において、ステップS101で入力した設置角度θの情報を共有する構成である。すなわち、ステップS101で一回入力した設置角度θの情報に基づいて、ステップS102およびステップS103を実行する。これにより、より簡単な方法で適正なパラメーターを算出することができる。
また、ステップS101では、本実施形態では、設置角度に関する情報の一例として、直接的に設置角度の数値を入力する構成であったが、本発明ではこれに限定されず、複数の選択肢の中から選択する構成であってもよい。複数の選択肢としては、例えば、「10°」、「20°」、「30°」といった数値であってもよく、「傾斜角度小」、「傾斜角度中」、「傾斜角度大」のような文字であってもよく、傾斜角度の大小を示す記号であってもよい。
なお、本実施形態では、図6に示す第1設置角度は、0°であり、図7に示す第2設置角度は、90°である場合について説明したが、本発明では、これに限定されず、第1設置角度および第2設置角度は、互いに異なっていれば、それぞれ、いかなる角度であってもよい。
以上、説明したように、本発明の制御方法は、ロボットアーム10と、ロボットアーム10に加わる力を検出する力検出部5と、を備えるロボット1のロボットアーム10の設置角度に関する情報を入力する入力ステップと、ロボットアーム10の第1設置角度での設置に対応する力検出部5の第1力検出パラメーターと、ロボットアーム10の第1設置角度と異なる第2設置角度での設置に対応する力検出部5の第2力検出パラメーターと、に基づいて、ロボットアーム10の設置角度における力検出部5の第3力検出パラメーターである適正力検出パラメーターを算出する算出ステップと、を有する。これにより、ロボットアーム10の設置角度に応じて適正力検出パラメーターを算出することができる。よって、設置角度によらず、力検出を正確に行うことができる。その結果、ロボット1は、迅速かつ正確に作業を行うことができる。
また、本発明の算出装置9は、ロボットアーム10と、ロボットアーム10に加わる力を検出する力検出部5と、を備えるロボット1のロボットアーム10の設置角度に関する情報を入力する入力部34と、ロボットアーム10の第1設置角度での設置に対応する力検出部5の第1力検出パラメーターと、ロボットアーム10の第1設置角度と異なる第2設置角度での設置に対応する力検出部5の第2力検出パラメーターと、に基づいて、ロボットアーム10の設置角度における力検出部5の第3力検出パラメーターである適正力検出パラメーターを算出する算出部としてのCPU31と、を備える。これにより、ロボットアーム10の設置角度に応じて適正力検出パラメーターを算出することができる。よって、設置角度によらず、力検出を正確に行うことができる。その結果、ロボット1は、迅速かつ正確に作業を行うことができる。
<第2実施形態>
図10は、本発明の算出装置の第2実施形態が備える入力装置の表示画面を示す図である。図11は、本発明の算出装置の第2実施形態が行う制御動作を説明するためのフローチャートである。
以下、第2実施形態について説明するが、以下の説明では、第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態の入力装置6の表示画面60には、設置角度入力部61および決定ボタン62に加え、適正サーボパラメーター算出ボタン63および適正力検出パラメーター算出ボタン64が表示される。
適正サーボパラメーター算出ボタン63は、適正サーボパラメーターを算出するか否かを選択するボタンである。適正力検出パラメーター算出ボタン64は、適正力検出パラメーターを算出するか否かを選択するボタンである。
オペレーターは、適正サーボパラメーター算出ボタン63および適正力検出パラメーター算出ボタン64のうちの少なくとも一方を選択して押すとともに、設置角度入力部61に設置角度を入力し、その後、決定ボタン62を押す。すなわち、オペレーターは、適正サーボパラメーターおよび適正力検出パラメーターのうちのどのパラメーターを算出するかを選択可能である。これにより、オペレーターは、ロボット1の構成や、作業内容に応じて、必要がないパラメーターの算出を省略することができる。よって、指令装置3の制御動作を簡素にすることができる。
次に、図11に示すフローチャートに基づいて、指令装置3の制御動作について説明する。
まず、オペレーターが図10に示す入力装置6の表示画面60を見ながら、適正サーボパラメーター算出ボタン63および適正力検出パラメーター算出ボタン64のうちの少なくとも一方を押すとともに、設置角度入力部61にロボットアーム10の設置角度を入力する。
そして、オペレーターが決定ボタン62を押すと、どのパラメーターを算出するかの情報と、設置角度に関する情報とが、図2に示す入力部34を介して指令装置3に入力される。そして、ステップS201において、入力部34が設置角度に関する情報を記憶部32に入力する、すなわち、取り込む。
次いで、ステップS202において、ステップS201での入力結果に基づいて、適正サーボパラメーターおよび適正力検出パラメーターのうちの少なくとも一方を算出する。
これらの算出方法は、前記第1実施形態と同様であるため、その説明は省略する。
このように、算出装置9は、少なくとも1つのアームであるアーム11~アーム16を有するロボットアーム10と、アーム11~アーム16を駆動するサーボモーターであるモーター510を有する駆動部5A~5Fと、ロボットアーム10に加わった力を検出する力検出部5と、を備えるロボット1のロボットアーム10の設置角度に関する情報を入力する入力部34と、入力部34の入力結果に応じて、モーター510を駆動する際に用いるサーボパラメーター、および、力検出部5の検出値の補正に用いる力検出パラメーターのうちの少なくとも一方を算出する算出部としてのCPU31と、を備える。これにより、ロボットアーム10の設置角度に応じてサーボパラメーターおよび力検出パラメーターのうちの少なくとも一方を選択的に算出することができる。よって、設置角度によらず、ロボット1は、迅速かつ正確に作業を行うことができる。
なお、適正サーボパラメーター算出ボタン63および適正力検出パラメーター算出ボタン64のうち、適正力検出パラメーター算出ボタン64を押された場合が、本発明に該当する。
以上、本発明の制御方法および算出装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、算出装置の各部の構成は、同様の機能を有する任意の構造物に置換することができる。また、他の任意の構造物が付加されていてもよい。また、制御方法の各ステップは、同様の効果を発揮する任意の工程に置換することができる。また、他の任意の工程が付加されていてもよい。
また、前記各実施形態では、入力部34に設置角度θを入力するのは、入力装置6であったが、本発明ではこれに限定されず、例えば、設置角度θを検出する角度検出部であってもよい。すなわち、ロボット1は、角度検出部を有し、角度検出部の検出結果に基づいて、適正サーボパラメーターを算出する構成であってもよい。
また、前記実施形態では、ロボットアームの回転軸の数は、6つであるが、本発明では、これに限定されず、ロボットアームの回転軸の数は、例えば、1つ~5つ、または、7つ以上でもよい。すなわち、前記実施形態では、アームの数は、6つであるが、本発明では、これに限定されず、アームの数は、1つ~5つ、または、7つ以上でもよい。
1…ロボット、2…移動体、3…指令装置、4…ロボット制御装置、5…力検出部、5A…駆動部、5B…駆動部、5C…駆動部、5D…駆動部、5E…駆動部、5F…駆動部、6…入力装置、9…算出装置、10…ロボットアーム、10A…ロボット本体、11…アーム、12…アーム、13…アーム、14…アーム、15…アーム、16…アーム、17…エンドエフェクター、18…傾斜部材、20…移動機構、21…前輪、22…後輪、23…駆動輪、31…CPU、32…記憶部、33…通信部、34…入力部、41…CPU、42…記憶部、43…通信部、51…第1プレート、52…第2プレート、53…筒状部、54A…素子、54B…素子、54C…素子、54D…素子、60…表示画面、61…設置角度入力部、62…決定ボタン、63…適正サーボパラメーター算出ボタン、64…適正力検出パラメーター算出ボタン、100…ロボットシステム、110…基台、181…傾斜面、411…位置フィードフォワード制御部、412…位置制御部、413…速度制御部、414…積分器、415…モータードライバー、416…加減算器、417…加減算器、510…モーター、520…ブレーキ、530…エンコーダー、Fua…力、Fub…力、Fuc…力、Fud…力、Fza…力、Fzb…力、Fzc…力、Fzd…力、θ…設置角度

Claims (5)

  1. ロボットアームと、前記ロボットアームに加わる力を検出する力検出部と、を備えるロボットの前記ロボットアームの設置角度に関する情報を入力部により入力する入力ステップと、
    前記ロボットアームの第1設置角度での設置に対応する前記力検出部の第1力検出パラメーターと、前記ロボットアームの前記第1設置角度と異なる第2設置角度での設置に対応する前記力検出部の第2力検出パラメーターと、に基づいて、前記ロボットアームの前記設置角度における前記力検出部の第3力検出パラメーターを算出部により算出する算出ステップと、を有することを特徴とする制御方法。
  2. 前記第1力検出パラメーターをM1とし、前記第2力検出パラメーターをM2とし、前記第3力検出パラメーターをM0とし、前記ロボットアームの設置角度をθとしたとき、
    前記算出ステップでは、M0=M1-(M1-M2)×sinθを演算する請求項1に記載の制御方法。
  3. 前記力検出部は、互いに交わるx軸、y軸およびz軸の方向の力を検出するものであり、
    前記第3力検出パラメーターM0は、前記力検出部が検出するx軸方向の力Fxの補正に用いる力検出パラメーターMx0と、前記力検出部が検出するy軸方向の力Fyの補正に用いる力検出パラメーターMy0と、前記力検出部が検出するz軸方向の力Fzの補正に用いる力検出パラメーターMz0と、を含む請求項1または2に記載の制御方法。
  4. 前記第1設置角度は、前記ロボットアームを設置する設置面と水平面とのなす角度が0°であり、
    前記第2設置角度は、前記設置面と水平面とのなす角度が90°である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の制御方法。
  5. ロボットアームと、前記ロボットアームに加わる力を検出する力検出部と、を備えるロボットの前記ロボットアームの設置角度に関する情報を入力する入力部と、
    前記ロボットアームの第1設置角度での設置に対応する前記力検出部の第1力検出パラメーターと、前記ロボットアームの前記第1設置角度と異なる第2設置角度での設置に対応する前記力検出部の第2力検出パラメーターと、に基づいて、前記ロボットアームの前記設置角度における前記力検出部の第3力検出パラメーターを算出する算出部と、を備えることを特徴とする算出装置。
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