JP2019098410A - ロボットの速度を制限する制御装置 - Google Patents

ロボットの速度を制限する制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ロボットの動作により作業者が挟まれたときに、作業者への影響を抑制するロボットの制御装置を提供する。【解決手段】制御装置は、人がロボット1に接触した時にロボット1の動作を停止させる停止指令部47と、ロボット1の動作速度を制限する速度制限部51とを備える。人の挟み込みに関する距離判定値が予め定められている。速度制限部51は、ロボット1の構成部材、ハンド2、およびロボット1の周りに配置される物のうち、2つの物の3次元モデルを生成するモデル生成部52と、2つの物のモデル間の最短距離を算出する距離算出部53を含む。最短距離が距離判定値未満である場合に、速度制限部51は、ロボット1の動作速度を予め定められた制限速度以下に制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、ロボットの速度を制限する制御装置に関する。
従来の技術において、作業者がロボットと協働して作業を行うロボット装置が知られている。例えば、作業者がロボット装置と共に重たい物を搬送することが知られている。作業者は、ロボットが動作する範囲内にて作業を行うために、ロボットに接触する場合がある。このために、ロボットの制御装置は、ロボットと共に作業を行う時に作業者を保護するための機能を備えることができる。
ロボットは、作業者から加えられる外力を検出する検出器を備えることができる。ロボットの制御装置は、外力を検出した時にロボットが作業者に接触したと判定することができる。そして、制御装置は、ロボットを停止する制御を実施することができる(例えば、特許第6140114号公報および特許第5902664号公報)。
また、ロボットが動作したときに、ロボットが他の物と干渉する場合がある。従来の技術においては、1つのロボットが他のロボットと干渉したり、ロボットと他の装置とが干渉したりすることを抑制する制御が知られている(例えば、特開2010−52116号公報および特開2017−94430号公報)。更に、ロボットのアームと作業ツールとの干渉を抑制する制御が知られている(例えば、特許第3902310号公報および特許第3357392号公報)。
特許第6140114号公報 特許第5902664号公報 特開2010−52116号公報 特開2017−94430号公報 特許第3902310号公報 特許第3357392号公報
作業者と協働して作業を行うロボットでは、ロボットが作業者に接触すると、ロボットが停止する機能を有する。更に、ロボットの安全機能として、ロボット装置に含まれる部材と、ロボット装置が設置された床に固定された物とが接触すると判定される場合に、ロボットを停止させる機能が知られている。この安全機能により、ロボットを構成する部材、作業ツール、または床に固定された物の破損を防止することができる。ロボットの制御装置は、物同士の距離が0または0にマージンを加えた値未満になると、ロボットを停止させることができる。
ところで、作業者とロボットとが同一の作業領域にて作業を行う場合に、ロボットの位置および姿勢は変化する。作業者は、例えば、ロボットのアームとロボットの周りに配置された作業台との間に挟まれる場合がある。制御装置は、外力を検出するとロボットを停止する。しかしながら、ロボットを停止する指令が発信されてから完全にロボットが停止するまでに、ロボットは慣性により動作する。例えば、アームの向きが変化しているときに停止指令が発信された場合に、アームは直ぐに停止しない。アームは、所定の惰性の距離を移動した後に停止する。
作業者がロボット装置の構成部材にて挟まれた場合に、ロボットの停止指令が発信されてから惰走する期間は作業者が押圧され続ける。また、ロボットが惰性で動くために挟まれる空間が小さくなる。この結果、ロボットが惰性で動いている期間には、作業者が更に強く挟まれるという問題があった。
本開示の一態様は、ロボットの動作速度を制御する制御装置である。制御装置は、人がロボットに接触した時にロボットの動作を停止させる停止指令部を備える。制御装置は、ロボットの動作速度を制限する速度制限部と、ロボットの制御に関する情報を記憶する記憶部とを備える。ロボットの構成部材、ロボットに取り付けられた作業ツール、およびロボットの周りに配置される物のうち、2つの物による人の挟み込みに関する距離判定値が予め定められて、記憶部に記憶されている。速度制限部は、ロボットの構成部材、作業ツール、およびロボットの周りに配置される物のうち、少なくとも2つの物の3次元モデルを生成するモデル生成部を含む。速度制限部は、3次元モデルにおいて、2つの物のモデル間の最短距離を算出する距離算出部と、最短距離が、距離判定値未満か否かを判定する判定部とを含む。最短距離が距離判定値未満である場合に、速度制限部は、ロボットの動作速度を予め定められた制限速度以下に制御する。
本開示の一態様によれば、ロボットの動作により作業者が挟まれたときに、作業者への影響を抑制するロボットの制御装置を提供することができる。
実施の形態におけるロボット装置の斜視図である。 実施の形態におけるロボット装置のブロック図である。 実施の形態におけるロボット装置のモデルの第1の側面図である。 実施の形態におけるロボット装置のモデルの第2の側面図である。 実施の形態におけるロボット装置のモデルの第3の側面図である。 実施の形態におけるロボット装置のモデルの第4の側面図である。 実施の形態におけるロボット装置のモデルの第5の側面図である。 実施の形態におけるロボットの制御装置の制御のフローチャートである。 実施の形態におけるロボット装置の他のモデルの側面図である。
図1から図9を参照して、実施の形態におけるロボットの制御装置について説明する。本実施の形態のロボット装置は、作業者と協働して作業を行うことができるロボットを備える。作業者と協働して作業を行うことができるロボットは、協働ロボットと称されている。
図1は、本実施の形態におけるロボット装置の斜視図である。ロボット装置5は、ロボット1およびロボット1に取り付けられたハンド2を備える。ロボット装置5は、ロボット1およびハンド2を制御する制御装置4を備える。ロボット1の動作の範囲内には、ワーク61を載置する作業台8が配置されている。本実施の形態のロボット1は、複数の関節部を含む多関節ロボットである。多関節ロボットでは、関節部においてアームおよびリスト等の向きが変化する。
ハンド2は、ワーク61を把持したり解放したりする作業ツールである。作業ツールは、エンドエフェクタとも称される。ハンド2は、ロボット1のリスト15に固定されている。本実施の形態のハンド2は爪部3が開いたり閉じたりするように形成されている。作業ツールとしてはハンド2に限られず、ロボット装置5が行う作業に応じた任意の装置を採用することができる。例えば、溶接を行う作業ツールまたは塗装を行う作業ツール等を採用することができる。
本実施の形態のロボット1は、ロボット1の構成部材を駆動する複数の駆動軸を有する。ロボット1の駆動軸は、第1の軸(J1軸)としての回転軸81から第6の軸(J6軸)としての回転軸86までの回転軸81〜86を含む。ロボット1は、J1軸からJ6軸までの複数の駆動軸に基づいて位置および姿勢が変化する。
ロボット1は、基台となるベース14と、ベース14に支持された旋回ベース13とを備える。旋回ベース13は、ベース14に対して回動可能に形成されている。本実施の形態のロボット1は、複数のアームを備える。ロボット1は、上部アーム11と下部アーム12とを含む。下部アーム12は、旋回ベース13に支持されている。下部アーム12は、旋回ベース13に対して回動可能に形成されている。上部アーム11は、下部アーム12に支持されている。上部アーム11は、下部アーム12に対して回動可能に形成されている。
ロボット1は、上部アーム11の端部に連結されているリスト15を含む。リスト15は、ハンド2を固定するフランジ16を含む。リスト15は、回転軸85の周りにフランジ16を回転するように形成されている。また、フランジ16は、回転軸86の周りに回転するように形成されている。
図2に、本実施の形態におけるロボット装置のブロック図を示す。図1および図2を参照して、ロボット1は、ロボット1の位置および姿勢を変化させるロボット駆動装置を含む。ロボット駆動装置は、ロボット1の構成部材を駆動する。ロボット駆動装置が駆動する構成部材としては、上部アーム11、下部アーム12、旋回ベース13、リスト15、リスト15のフランジ16が含まれる。ロボット駆動装置は、ロボット1の構成部材を駆動するロボット駆動モータ22を含む。本実施の形態では、1つの駆動軸に対応して1つのロボット駆動モータ22が配置されている。ハンド2は、ハンド2を駆動するハンド駆動装置を備える。ハンド駆動装置は、ハンド2の爪部3を駆動するハンド駆動モータ21を含む。
本実施の形態のロボット装置5は、動作プログラム41に基づいてワーク61を搬送する。ロボット1は、動作プログラム41に基づいて、自動的に初期の位置から目標の位置までワーク61を搬送することができる。
ロボットの制御装置4は、CPU(Central Processing Unit)と、CPUにバスを介して接続されたRAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)等を有する演算処理装置(コンピュータ)を含む。制御装置4は、ロボット1の制御に関する情報を記憶する記憶部42を含む。制御装置4には、ロボット1の動作を行うために予め作成された動作プログラム41が入力される。動作プログラム41は、記憶部42に記憶される。
動作制御部43は、動作プログラム41に基づいてロボット1を駆動するための動作指令をロボット駆動部45に送出する。ロボット駆動部45は、ロボット駆動モータ22を駆動する電気回路を含む。ロボット駆動部45は、動作指令に基づいてロボット駆動モータ22に電気を供給する。ロボット駆動モータ22が駆動することにより、ロボット1の位置および姿勢が変化する。
また、動作制御部43は、動作プログラム41に基づいてハンド2を駆動する動作指令をハンド駆動部44に送出する。ハンド駆動部44は、ハンド駆動モータ21を駆動する電気回路を含む。ハンド駆動部44は、動作指令に基づいてハンド駆動モータ21に電気を供給する。ハンド駆動モータ21が駆動することにより、ハンド2の爪部3が駆動する。ハンド2は、ワーク61を把持したり解放したりすることができる。
ロボット1は、ロボット1の位置および姿勢を検出する状態検出器を含む。本実施の形態における状態検出器は、それぞれの駆動軸に対応するロボット駆動モータ22に取り付けられた位置検出器18を含む。位置検出器18の出力により、それぞれの駆動軸における構成部材の位置および姿勢を算出することができる。例えば、位置検出器18は、ロボット駆動モータ22が駆動するときの回転角を検出する。また、位置検出器18は、ロボット駆動モータ22の回転角に基づいて、ロボット駆動モータ22の回転速度を算出することができる。
本実施の形態におけるロボット1は、作業者と協働して作業を実施する。制御装置4は、作業者等の人がロボット1に接触した時にロボット1を停止するように形成されている。本実施の形態のロボット1は、ベース14に作用する力を検出する力検出器19を備える。力検出器19は、床63に固定されている。ベース14は、力検出器19に支持されている。ベース14に作用する力は、ロボット1に作用する力に相当する。力検出器19は、作業者からロボット1に加えられた力に対応した信号を出力する。
力検出器19としては、ロボット1に作用する力の大きさおよび力の方向を検出可能な任意の検出器を採用することができる。本実施の形態の力検出器19は、ベース14に連結されている金属の基材と、基材の表面に取り付けられた歪みセンサとを含む。そして、力検出器19は、歪みセンサによって検出した変形量に基づいて、ロボット1に作用する力を算出することができる。
制御装置4は、人がロボット1に接触した時にロボット1の動作を停止させる停止指令部47を含む。停止指令部47は、ロボット1に対して外力が加えられた時にロボット1を停止させる。停止指令部47は、ロボット1を停止する指令を動作制御部43に送出する。停止指令部47は、ロボット1の外側からロボット1に加えられる外力を推定する外力算出部48を含む。力検出器19にて検出される力には、ロボット1の質量およびロボット1の動作により生じる内力と、ロボット1の外側からロボット1に加えられる外力とが含まれる。
外力算出部48は、ロボット1の外側から力が加えられていない状態で、ロボット1が動作した時に自重によりロボット1に作用する内力を算出する。内力は、位置検出器18の出力により検出したロボット1の位置および姿勢と、アームなどのロボット1の構成部材の質量およびハンド2の質量に基づいて算出することができる。ロボット1の構成部材の質量およびハンド2の質量は、予め記憶部42に記憶させておくことができる。外力算出部48は、力検出器19により検出された力から内力を減算することにより外力を算出する。外力は、作業者等がロボット1に加えた力に相当する。
外力が予め定められた外力の判定値よりも大きい場合に、停止指令部47は、人または物がロボット1に接触したと判定することができる。停止指令部47は、外力が予め定められた判定値よりも大きい場合に、ロボット1を停止する指令を動作制御部43に送出する。動作制御部43は、ロボット1の動作を停止する。すなわち、動作制御部43は、駆動している全てのロボット駆動モータ22と、ハンド駆動モータ21とを停止する。このように、本実施の形態のロボット1は、ロボット1が動作している期間中に、人または物がロボット1に接触した場合に自動的に停止する。
本実施の形態の制御装置4は、ロボット1に作用する外力を算出することにより、ロボット1を停止しているが、この形態に限られない。制御装置は、任意の構成および制御にて人または物の接触を検出することができる。例えば、ロボットの外周面に接触センサを配置して、人または物の接触を検出しても構わない。接触センサが人または物の接触を検出した場合に、制御装置は、ロボットを停止することができる。
本実施の形態のロボット装置5では、ロボット1を駆動している期間中に、作業者がロボット1の近傍にて作業を行う。ロボット1が駆動しているときに、ロボット装置5の構成部材、およびロボット1の周りに配置される物により、作業者の手や足等が挟まれる場合がある。
人が挟まれる虞のあるロボット装置5の構成部材としては、ロボット装置5を構成する任意の部材が含まれる。例えば、力検出器19、ベース14、旋回ベース13、下部アーム12、上部アーム11、リスト15、およびハンド2が含まれる。ロボット1の周りに配置される物としては、人が挟まれる虞のある任意の部材を採用することができる。例えば、ロボットの近くに配置される工作機械、旋盤などの加工機、作業台、ワークを搬送するためのコンベヤ、ワークを配置するためのかご、又は、ロボット装置5の周りに形成される柵などを例示することができる。また、本実施の形態では、ロボット1の周りに配置される物には、ロボット装置5が設置される床63が含まれる。
本実施の形態の制御装置4は、人が挟まれる虞のあるロボット1の位置および姿勢になった場合に、ロボット1の動作速度が予め定められた制限速度以下になるように制御する。本実施の形態の制御装置4は、ロボット装置5を構成する構成部材等のモデルに基づいて、2つの物同士の距離を判定する。
作業者は、ロボット装置5の構成部材およびロボット1の周りに配置される物の3次元情報58を予め制御装置4に入力する。3次元情報58は、記憶部42に記憶される。3次元情報58としては、例えば、CAD(Computer Aided Design)装置にて生成される3次元データを用いることができる。ロボット1の3次元データには、ロボット1の構成部材等の形状データが含まれている。なお、3次元情報58としては、3次元データに限られず、3次元モデルを生成できる任意のデータを採用することができる。例えば、CAD装置で形成された2次元のデータを3次元情報として制御装置4に入力して、制御装置4の内部で3次元モデルを作成しても構わない。
制御装置4は、ロボット1の動作速度を制限する速度制限部51を備える。速度制限部51は、ロボット1の構成部材、ハンド2、およびロボット1の周りに配置される物のうち、少なくとも2つの物の3次元モデルを生成するモデル生成部52を含む。モデル生成部52は、3次元情報58に基づいて、それぞれの物の3次元モデルを作成する。
図3に、本実施の形態におけるロボット装置のモデルの第1の側面図を示す。図3は、側方から見た時のロボット装置5および作業台8のモデル8aである。モデル生成部52は、位置検出器18の出力を取得する。モデル生成部52は、位置検出器18の出力に基づいて、現在のロボット1の位置および姿勢を算出する。モデル生成部52は、現在のロボット1の位置および姿勢に応じたロボット1のモデル1aを作成する。モデル生成部52は、実際のロボット1の位置および姿勢の変化に応じて、モデル1aの位置および姿勢を変更する。
モデル生成部52は、それぞれの物に対応する3次元モデルを生成する。モデル生成部52は、モデルの対象となる物を覆うようにモデルを形成することができる。モデル生成部52は、モデルの対象となる物を内部に含むようにモデルを形成することができる。また、図3に示す例では、モデル生成部52は、それぞれの物の形状に沿うようにモデルを生成している。
ロボット1のモデル1aは、ロボット1の構成部材のモデルを含む。ロボット1の構成部材のモデルは、ベース14および力検出器19のモデル14a、および旋回ベース13のモデル13aを含む。ロボット1の構成部材のモデルは、下部アーム12のモデル12a、上部アーム11のモデル11a、およびリスト15のモデル15aを含む。なお、本実施の形態においては、ベース14と力検出器19とは互いに固定されている。このために、モデル生成部52は、ベース14および力検出器19を含むモデル14aを生成している。
ロボット1のそれぞれの構成部材のモデル11a,12a,13a,14a,15aは、対応する構成部材を覆うように形成することができる。それぞれのモデル11a,12a,13a,14a,15aは、それぞれの物の形状に沿う形状を有している。例えば、モデル12aは、ロボット1の下部アーム12の形状に対応する形状を有する。また、ロボット1の構成部材には、それぞれの構成部材に配置される電気ケーブルなどの線条体、電気的な接続を行うためのコネクタ、ロボット駆動モータ等を含めることができる。モデル生成部52は、これらの全ての部品を覆うように構成部材のモデルを生成することができる。
モデル生成部52は、ハンド2のモデル2aを生成する。作業ツールのモデルは、作業ツールを覆うように形成することができる。モデル2aは、ハンド2の形状に対応する形状を有する。モデル生成部52は、ロボット1の周りに配置される物として、作業台8のモデル8aを生成する。ロボットの周りに配置される物のモデルは、ロボットの周りに配置される物を覆うように形成することができる。モデル8aは、作業台8の形状に対応する形状を有する。モデル生成部52は、ロボット1の周りに配置される物として、床63のモデル63aを形成する。モデル63aは、3次元の空間において延びる板状部材または床の表面に対応する面にて構成されることができる。
なお、図3に示す例においては、モデル生成部52は、ワーク61のモデル61aを形成しているが、この形態に限られず、ワーク61のモデル61aは形成されなくても構わない。次に、人が挟まれる形態の例を取り上げて説明する。
図4に、本実施の形態におけるロボット装置のモデルの第2の側面図を示す。ロボット1の位置および姿勢に応じて、作業者がロボット装置5の構成部材と、ロボット1の周りに存在する物とにより挟まれる場合がある。図4では、ロボット1の構成部材と、ロボット1の周りに配置される作業台8とにより作業者が挟まれる例を示している。領域71において、ロボット1のリスト15と作業台8との間の距離が小さくなっている。作業者は、リスト15と作業台8とに挟まれる虞がある。
速度制限部51は、3次元モデルにおいて、ロボット1の構成部材、ハンド2、およびロボット1の周りに配置される物のうち、2つ物のモデル間の最短距離を算出する距離算出部53を含む。図4に示す例では、距離算出部53は、ロボットの構成部材のモデルとロボットの周りに配置される物のモデルとの最短距離を算出する。距離算出部53は、リスト15と作業台8との最短距離DLを算出する。
距離算出部53は、任意の制御にて最短距離DLを算出することができる。例えば、ロボット1の位置および姿勢に応じて、互いに接近する2つの物を予め定めておくことができる。または、距離の判定を行う2つの物を予め定めておくことができる。距離算出部53は、距離の判定の対象となる物の表面に、所定の間隔を開けて測定点を配置することができる。距離算出部53は、全ての複数の測定点の組み合わせについて、測定点同士の距離を算出する。そして、距離算出部53は、最小の距離を最短距離DLに設定することができる。
速度制限部51は、最短距離DLが、距離判定値未満か否かを判定する判定部54を含む。ロボットの構成部材、作業ツール、およびロボットの周りに配置される物のうち、2つの物による人の挟み込みに関する距離判定値が予め定められている。本実施の形態では、距離判定値として、作業者が挟まれる虞のあるモデル同士の距離が予め定められている。距離判定値は、記憶部42に記憶されている。ここでの例では、リスト15のモデル15aと作業台8のモデル8aとの距離判定値が予め定められている。
判定部54は、現在の最短距離DLが判定距離未満であるか否かを判定する。最短距離DLが距離判定値未満である場合に、速度制限部51は、ロボット1の動作速度を予め定められた制限速度以下にする指令を動作制御部43に送出する。動作制御部43は、現在駆動している全ての駆動軸において駆動速度を低減する。例えば、動作制御部43は、ツール先端点の移動経路を維持しながら、ツール先端点の移動する速度が遅くなるようにロボット駆動モータ22を制御することができる。現在のロボット1の動作速度が制限速度以下である場合には、動作制御部43は、その速度を維持する制御を実施する。
一方で、最短距離DLが距離判定値以上である場合に、速度制限部51は、ロボット1の動作速度を速度制限が実施されない速度に制御することができる。速度制限部51は、動作制御部43に対して、動作プログラム41に基づいて動作速度を制御する指令を送出することができる。
ロボット1の動作速度を予め定められた制限速度以下にする制御としては、例えば、低い速度を予め定めておくことができる。速度制限部51は、その速度まで低下させる制御を実施することができる。上記の例では、ロボット1の構成部材としてリスト15を例示しているが、この形態に限られない。ロボット1の構成部材としては、上部アーム11等の他の構成部材であっても構わない。
図5に、本実施の形態におけるロボット装置のモデルの第3の側面図を示す。図5には、作業ツールとロボット1の構成部材とにより人が挟まれる例が示されている。ハンド2とベース14とが対向する領域72において、作業者がハンド2とベース14とに挟まれる虞がある。距離算出部53は、ロボットの構成部材のモデルと作業ツールのモデルとの最短距離を算出する。ここでは、距離算出部53は、ベース14を含むモデル14aとハンド2のモデル2aとの間の最短距離DLを算出する。記憶部42には、作業ツールのモデルとロボット1の構成部材のモデルとの距離判定値が記憶されている。ここでは、ハンド2とベース14との距離判定値が記憶されている。判定部54は、算出した最短距離DLが距離判定値未満であるか否かを判定する。速度制限部51は、最短距離DLが距離判定値未満である場合に、ロボット1の動作速度を制限速度以下にする制御を実施することができる。
図6に、本実施の形態におけるロボット装置のモデルの第4の側面図を示す。図6には、作業ツールと、ロボット1の周りに配置される物とに作業者が挟まれる例が示されている。ハンド2と作業台8とが対向する領域73において、作業者がハンド2と作業台8とに挟まれる虞がある。距離算出部53は、作業ツールのモデルと、ロボット1の周りに配置される物のモデルとの最短距離を算出する。ここでは、距離算出部53は、ハンド2のモデル2aと、作業台8のモデル8aとの最短距離を算出する。記憶部42には、作業ツールと、ロボット1の周りに配置される物との距離判定値が記憶されている。ここでは、ハンド2のモデル2aと作業台8のモデル8aとの距離判定値が記憶されている。判定部54は、算出した最短距離DLが距離判定値未満であるか否かを判定する。速度制限部51は、最短距離DLが距離判定値未満である場合に、ロボット1の動作速度を制限速度以下にする制御を実施することができる。
ロボット1の周りに配置される物としては、前述のように工作機械等を例示することができる。また、図6に示す例においては、領域75において、ハンド2と床63とにより作業者が挟まれる虞がある。ロボット1の周りに配置される物として床63を採用することができる。距離算出部53は、ハンド2のモデル2aと、床63のモデル63aとの最短距離を算出することができる。記憶部42は、ハンド2と床63とによる挟み込みに関する距離判定値を記憶することができる。そして、判定部54は、モデル2aとモデル63aとの最短距離が距離判定値未満か否かを判定することができる。
図7に、本実施の形態におけるロボット装置のモデルの第5の側面図を示す。図7には、ロボットの第1の構成部材とロボットの第2の構成部材とにより作業者が挟まれる例を示されている。すなわち、図7には、ロボット1に含まれる2つの構成部材により作業者が挟まれる例が示されている。第1の構成部材としてのリスト15と第2の構成部材としての旋回ベース13とが対向する領域74において、作業者がリスト15と旋回ベース13とに挟まれる虞がある。距離算出部53は、第1の構成部材のモデルと第2の構成部材のモデルとの最短距離を算出する。ここでは、距離算出部53は、リスト15のモデル15aと旋回ベース13のモデル13aとの最短距離DLを算出する。記憶部42には、第1の構成部材のモデルと第2の構成部材のモデルとの距離判定値が記憶されている。判定部54は、算出した最短距離DLが距離判定値未満であるか否かを判定する。速度制限部51は、最短距離DLが距離判定値未満である場合に、ロボット1の動作速度を制限速度以下にする制御を実施することができる。
なお、ロボットの2つの構成部材は、作業者が挟まれる虞のあるロボット1の任意の構成部材を選択することができる。例えば、作業者が挟まれる虞のあるロボット1の2つの構成部材として、上部アーム11とベース14とを選定することができる。
図8に、本実施の形態における制御装置の制御のフローチャートを示す。本実施の形態において、制御装置4は、人が挟まれる虞がある全ての物のうち、2つの物を選択する。そして、2つの物について最短距離を算出し、最短距離が距離判定値未満であるか否かを判定する。
次の表1に示されるように、記憶部42には、物のモデル同士の距離判定値が記憶されている。表1では、モデルMmとモデルMnとの距離の判定値が示されている。距離判定値は、2つの部材に挟まれる距離に余裕を含めた値に設定することができる。なお、互いに連結されている2つの部材は、最短距離が零となるために、判定の対象にはならない。このために、表1においては「−1」が記載されている。例えば、旋回ベース13と下部アーム12との最短距離はゼロになる。このために、旋回ベース13のモデル13aを示すモデルM2と、下部アーム12のモデル12aを示すモデルM3との距離の判定値の欄には、判定の対象外であるフラグ「−1」が記載されている。
Figure 2019098410
図8を参照して、ステップ100において、速度制限部51は、速度制限を表すフラグFVを0に設定する。次に、ステップ101において、速度制限部51は、変数nを1に設定する。次に、ステップ102においては、速度制限部51は、変数mを(n+1)に設定する。
次に、ステップ103において、速度制限部51は、変数mと変数nとの組み合わせが判定の対象であるか否かを判定する。すなわち、表1において「−1」が記載されているか否かを判定する。変数mと変数nとの組み合わせが判定の対象でない場合には、制御はステップ108に移行する。変数mと変数nとの組み合わせが判定の対象である場合に、制御はステップ104に移行する。
ステップ104において、モデル生成部52は、位置検出器18の出力に基づいて、ロボット1の位置および姿勢を検出する。モデル生成部52は、ロボット1の位置および姿勢に基づいて、モデルMmに対応する物およびモデルMnに対応する物の位置を算出する。モデルMm,Mnにロボット1の構成部材またはハンド2が含まれる場合には、モデル生成部52は、モデルの位置および姿勢を算出する。このように、モデル生成部52は、ロボット1の位置および姿勢に基づいて、モデルMmおよびモデルMnを生成する。ステップ105において、距離算出部53は、モデルMnとモデルMmとの最短距離を算出する。
次に、ステップ106において、判定部54は、モデルMnとモデルMmとの最短距離が、表1に示す距離判定値よりも小さいか否かを判定する。ステップ106において、最短距離が距離判定値未満である場合に、制御はステップ107に移行する。この場合には、作業者が挟まれる虞があると判定することができる。ステップ107おいては、速度制限部51は、速度制限のフラグFVを1に設定する。この後に、制御はステップ108に移行する。
ステップ106において、最短距離が距離判定値以上である場合に、制御はステップ108に移行する。ステップ108において、速度制限部51は、変数mが最大数であるか否かを判定する。変数mの最大数は、対象となる物の個数である。表1に示す例では、変数mの最大数は8である。ステップ108において、変数mが最大数でない場合には、制御はステップ109に移行する。
ステップ109においては、変数mに1を加算する。そして、制御は、ステップ103に戻る。このように、速度制限部51は、変数nを固定した状態で変数mを最大数まで変化させながら、それぞれの物同士の最短距離が判定距離未満であるか否かを判定する。
ステップ108において、変数mが最大数である場合に、制御はステップ110に移行する。ステップ110において、速度制限部51は、変数nが最大数であるか否かを判別する。変数nの最大数は、対象となる物の個数である。表1に示す例では、変数nの最大数は8である。
ステップ110において、変数nが最大数でない場合に、制御はステップ111に移行する。ステップ111においては、変数nの値に1加算する制御を実施する。そして、制御は、ステップ102に戻る。このように、変数nを1から最大数まで変化させて2つの物の距離の判定を行うことができる。
ステップ110において、変数nが最大数である場合に、制御はステップ112に移行する。すなわち、全ての物同士の組み合わせについて距離の判定が終了した時に、制御はステップ112に移行する。上記の制御では、モデルMmとモデルMnとの全ての組み合わせについて距離の判定を行っている。そして、少なくとも1つの組み合わせについて、最短距離が距離判定値よりも小さい場合に、ステップ107において、速度制限のフラグFVが1になる。
ステップ112において、速度制限部51は、速度制限のフラグFVが1であるか否かを判定する。フラグFVが1である場合に、制御はステップ114に移行する。ステップ114において、速度制限部51は、予め定められた制限速度以下になるようにロボット1の動作速度を制御する指令を動作制御部43に送出する。
ステップ112において、フラグFVが1でない場合に、制御はステップ113に移行する。ステップ113において、現在のロボットの動作について速度の制限を実施している場合に、速度制限部51は、速度の制限を解除する制御を実施する。速度制限部51は、速度制限を解除する指令を動作制御部43に送出する。動作制御部43は、速度制限を解除し、動作プログラム41に基づく動作速度にてロボット1を駆動する。現在のロボットの動作について速度の制限を実施していない場合には、速度制限部51は、現在の状態を維持する。
図8に示す制御は、例えば予め定められた時間間隔ごとに繰り返して実施することができる。そして、2つの物同士の距離が小さくなった場合に、速度制限部51は、ロボット1の速度制限を実施することができる。その後に、2つの物同士の距離が大きくなると、速度制限部51は、速度制限を解除することができる。
本実施の形態の制御装置4は、人が挟まれる虞のあるロボット1の位置および姿勢では、ロボット1の動作速度を制限することができる。人がロボット1の構成部材に挟まれた場合にはロボット1が停止する。この時に、ロボット1の動作速度が制限されているために、ロボット1の構成部材が惰性にて移動する距離を短くすることができる。この結果、作業者に対する挟み込みの影響を小さくすることができる。本実施の形態のロボット1は、ロボット1の停止指令が発信されてから挟まれる空間が小さくなることを抑制できるために、安全性が向上する。
図9に、本実施の形態におけるロボット装置の他のモデルの側面図を示す。上記の実施の形態における物のモデルは、それぞれの物の形状に沿う形状を有する。一方で、それぞれの物のモデルは、直方体、立方体、球、および円柱等の簡易な形状にて形成することができる。または、円柱の端面が半球であるモデルを採用することができる。それぞれのモデルは、モデルの内部に物が含まれる大きさを有する。すなわち、それぞれのモデルは、モデルに対応する物を覆うように形成されている。
図9に示すロボット1の構成部材のモデルは、直方体により形成されている。それぞれのロボット1の構成部材のモデル11a,12a,13a,14a,15aは、それぞれの構成部材が内部に含まれるように形成されている。例えば、上部アーム11のモデル11aは、上部アーム11の本体部に加えて、本体部の周りに配置された線条体を含むように形成されている。ハンド2のモデル2aは、直方体にて形成されている。モデル2aは、ハンド2が内部に含まれるように形成されている。
このように、それぞれの構成部材のモデルとして簡易な形状のモデルを採用することにより、制御装置における計算量が少なくなり、制御装置の負荷を小さくすることができる。このため、性能が低い制御装置にて本実施の形態における制御を実施することができる。
本実施の形態のロボット1の制御では、作業者が挟まれる虞があるときに、ロボット1の動作速度を低減している。この制御に加えて、ロボットの構成部材、作業ツール、およびロボットの周りに配置される物のうち、2つの物が接触する虞が有る場合に、ロボット1の動作速度を制限する制御を実施することができる。例えば、2つの物が干渉する虞が有る場合に、速度制限部は、ロボットの動作速度を低減することができる。
作業者は、ロボットの構成部材、作業ツール、およびロボットの周りに配置される物のうち、2つの物が互いに接触する時の距離の判定値として接触判定値を予め定めることができる。2つの物の接触に関する接触判定値は、人の挟み込みに関する距離判定値よりも小さく設定される。記憶部は、2つの物の接触に関する接触判定値を記憶することができる。
判定部は、2つの物の最短距離が接触判定値未満か否かを判定する。速度制限部は、最短距離が接触判定値未満である場合に、ロボットの動作速度を予め定められた制限速度以下に制御することができる。この制御では、接触に関する制限速度を挟み込みに関する制限速度よりも小さく設定することができる。または、速度制限部は、ロボットの動作速度を零にする制御を実施することができる。この制御により、物同士が干渉する虞のある場合に、ロボットの動作速度を低減することができる。
上記の実施の形態において、モデル生成部は、ロボットの全ての構成部材、作業ツール、およびロボットの周りに配置される物のモデルを作成しているが、この形態に限られない。モデル生成部は、距離の判定を行うために、少なくとも2つのモデルを生成すれば良い。
なお、作業者と協働して作業を行うことができるロボット装置において、ロボットが単独で作業を行う場合がある。ロボットが単独で作業を行う場合には、作業者はロボットから離れている。制御装置は、作業者とロボットとが同時に作業をする時の協働制御と、ロボットが単独で作業をする高速制御とを実施することができる。協働制御では、前述のロボットの動作速度を制限する制御を実施することができる。高速制御では、作業者がロボットに接触したときにロボットが停止する制御を禁止することができる。また、高速制御では、本実施の形態のロボットの動作速度を制限する制御を禁止することができる。制御装置は、協働制御または高速制御を切り替えるように形成することができる。このように、高速制御を実施することにより、ロボットの近くに人がいない場合に高速にて作業を実施することができる。
本実施の形態においては、多関節ロボットを例示して説明したが、この形態に限られず、任意のロボットを制御する制御装置に本発明を適用することができる。例えば、上記の実施の形態のロボットの駆動軸は、回転軸にて構成されているが、この形態に限られない。ロボットの駆動軸は、ロボットの構成部材が直線的に移動する直動軸を含んでいても構わない。
上述の制御においては、機能および作用が変更されない範囲において適宜ステップの順序を変更することができる。上記の実施の形態は、適宜組み合わせることができる。上述のそれぞれの図において、同一または相等する部分には同一の符号を付している。なお、上記の実施の形態は例示であり発明を限定するものではない。また、実施の形態においては、特許請求の範囲に示される実施の形態の変更が含まれている。
1 ロボット
1a モデル
2 ハンド
2a モデル
4 制御装置
8 作業台
8a モデル
11 上部アーム
11a モデル
12 下部アーム
12a モデル
13 旋回ベース
13a モデル
14 ベース
14a モデル
15 リスト
15a モデル
18 位置検出器
19 力検出器
47 停止指令部
51 速度制限部
52 モデル生成部
53 距離算出部
54 判定部
63 床
63a モデル
DL 最短距離

Claims (6)

  1. ロボットの動作速度を制御する制御装置であって、
    人が前記ロボットに接触した時に前記ロボットの動作を停止させる停止指令部と、
    前記ロボットの動作速度を制限する速度制限部と、
    前記ロボットの制御に関する情報を記憶する記憶部と、を備え、
    前記ロボットの構成部材、前記ロボットに取り付けられた作業ツール、および前記ロボットの周りに配置される物のうち、2つの物による人の挟み込みに関する距離判定値が予め定められて、前記記憶部に記憶されており、
    前記速度制限部は、前記ロボットの構成部材、前記作業ツール、および前記ロボットの周りに配置される物のうち、少なくとも2つの物の3次元モデルを生成するモデル生成部と、前記3次元モデルにおいて、2つの物のモデル間の最短距離を算出する距離算出部と、前記最短距離が、前記距離判定値未満か否かを判定する判定部とを含み、
    前記最短距離が距離判定値未満である場合に、前記速度制限部は、前記ロボットの動作速度を予め定められた制限速度以下に制御する、制御装置。
  2. 前記判定部にて前記最短距離の判定を行う物は、前記ロボットの構成部材と前記ロボットの周りに配置される物とを含み、
    前記ロボットの構成部材のモデルは、前記ロボットの構成部材を覆うように形成されており、
    前記ロボットの周りに配置される物のモデルは、前記ロボットの周りに配置される物を覆うように形成されており、
    前記距離判定値は、前記ロボットの構成部材のモデルと前記ロボットの周りに配置される物のモデルとの距離の判定値であり、
    前記距離算出部は、前記ロボットの構成部材のモデルと前記ロボットの周りに配置される物のモデルとの最短距離を算出する、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記判定部にて前記最短距離の判定を行う物は、前記ロボットの構成部材と前記作業ツールとを含み、
    前記ロボットの構成部材のモデルは、前記ロボットの構成部材を覆うように形成されており、
    前記作業ツールのモデルは、前記作業ツールを覆うように形成されており、
    前記距離判定値は、前記ロボットの構成部材のモデルと前記作業ツールのモデルとの距離の判定値であり、
    前記距離算出部は、前記ロボットの構成部材のモデルと前記作業ツールのモデルとの最短距離を算出する、請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記判定部にて前記最短距離の判定を行う物は、前記作業ツールと前記ロボットの周りに配置される物とを含み、
    前記作業ツールのモデルは、前記作業ツールを覆うように形成されており、
    前記ロボットの周りに配置される物のモデルは、前記ロボットの周りに配置される物を覆うように形成されており、
    前記距離判定値は、前記作業ツールのモデルと前記ロボットの周りに配置される物のモデルとの距離の判定値であり、
    前記距離算出部は、前記作業ツールのモデルと前記ロボットの周りに配置される物のモデルとの最短距離を算出する、請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記判定部にて前記最短距離の判定を行う物は、前記ロボットの第1の構成部材と前記ロボットの第2の構成部材とを含み、
    前記第1の構成部材のモデルは、前記第1の構成部材を覆うように形成されており、
    前記第2の構成部材のモデルは、前記第2の構成部材を覆うように形成されており、
    前記距離判定値は、前記第1の構成部材のモデルと前記第2の構成部材のモデルとの距離の判定値であり、
    前記距離算出部は、前記第1の構成部材のモデルと前記第2の構成部材のモデルとの最短距離を算出する、請求項1から4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記ロボットの構成部材、前記作業ツール、および前記ロボットの周りに配置される物のうち、2つの物が互いに接触する時の距離の判定値である接触判定値が予め定められて、前記記憶部に記憶されており、
    2つの物の接触に関する前記接触判定値は、人の挟み込みに関する前記距離判定値よりも小さく設定されており、
    前記判定部は、前記最短距離が前記接触判定値未満か否かを判定し、
    前記速度制限部は、前記最短距離が前記接触判定値未満である場合に、前記ロボットの動作速度を予め定められた制限速度以下に制御する、請求項1から5のいずれか一項に記載の制御装置。
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