JP2010231575A - ロボットのオフライン教示装置、ロボットのオフライン教示方法、及びロボットシステム - Google Patents

ロボットのオフライン教示装置、ロボットのオフライン教示方法、及びロボットシステム Download PDF

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Abstract

【課題】マニピュレータ、周辺装置、ワークに重力たわみが発生してもオフライン教示段階で事前に補正する。
【解決手段】本発明に係るロボットのオフライン教示装置20は、与えられた全教示点Piについて、ロボットマニピュレータ11、周辺装置13,14、ワーク15の重力たわみを考慮した補正教示点P'(i)を算出するステップと、補正後の移動経路を計算するステップと、補正後の移動経路における重力たわみ量を算出して、経路途中で重力たわみ量が予め定められた許容値を超えた場合に、経路途中に新たな教示点を挿入するステップとを含む、教示点挿入処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、産業用ロボット(以下、単にロボットと記載する場合がある)のオフライン教示に関し、特に、重力等の影響によって生じる誤差を補正する機能を備えたロボットのオフライン教示に関する。
近年、産業用ロボットに所定の作業・動作を行なわせるように教示する教示方法として、実際のロボットおよびワークを用いて教示するのではなく、パソコンなどの計算機を使用して教示データを作成し、作成された教示データをロボットに与えるようにするオフライン教示(オフラインティーチング)が、省力化および生産性向上の観点から注目されるようになってきている。
このようなオフラインティーチングは、パーソナルコンピュータ(パソコン)のみの操作により教示データを作成することができるため、教示作業を行なう際にも生産ラインを停止させる必要がなく、生産性向上のために有効であるとともに、作業点が多数に存在する場合にも、比較的短時間で教示データを作成できるために、教示作業を効率化できるという利点がある。
この反面、実際のワークとロボットとを用いて現物合わせで各作業点を教示するものではないため、マニピュレータ、ワーク、周辺装置(スライダ、ポジショナ)等は、理想的な3次元データモデルとして、無限大の剛性を持ち、加工誤差・設置誤差も全くないものとして扱われている。
そのため、オフライン教示で作成したプログラムで実際のロボットを動作させる際には、以下のような誤差を補正する必要があった。
すなわち、(1)ワークの設置誤差、(2)機械寸法・加工精度のばらつき、(3)ツール取り付け誤差、(4)重力によるたわみ、等の要因によって、教示データと各作業点の実際の位置・方向との間に誤差を生じるのが通常であり、このような誤差を排除するために教示データを補正する必要があるという問題がある。
上述した誤差要因の(1)〜(3)は静的なものであり、センサによる誤差計測やキャリブレーション等の公知の静的補正方法が行なわれている。その一方で、誤差要因の(4)の重力たわみは、重力により機械やワークが弾性変形することが原因であるために、各装置の動作位置により誤差は動的に変化するため、上述した静的補正方法では十分に補正できないという問題がある。
なお、重力たわみの補正に関する従来技術としては、以下のようなものがある。
特開平4−33006号公報(特許文献1)は、ロボットのたわみ誤差と幾何学的誤差とを分離して扱うことにより、ロボット手先の絶対位置決め精度を向上させるロボットシステムの制御方法を開示する。このロボットシステムの制御方法は、作業座標系に置かれたロボット実機のロボット座標系における理想モデルとの手先位置決め誤差を幾何学的誤差とたわみ誤差に起因するものに分離する第1工程と、ロボットの関節位置及び手先負荷条件と、たわみ誤差に起因する関節位置誤差の関係づけ及び幾何学的誤差の同定を行なう第2工程と、ロボット手先の動作軌道に対応する関節位置指令を、幾何学的誤差に基づき修正生成された関節位置指令と、第2工程に基づき算出されたたわみ誤差に起因する関節位置誤差との差として生成する第3工程と、第3工程により生成される関節位置指令を受信することによりロボット関節駆動エネルギを生成する第4工程とからなり、ロボット関節駆動エネルギによりロボットを駆動することを特徴とする。
また、特開平11−134012号公報(特許文献2)は、重力に起因した回転機構部の歪み、アームの撓み、あるいはそれに加えて慣性力によるアームの撓み、回転機構部のバックラッシュのガタ、遊び等の影響に由来する軌跡誤差がリアルタイムで自動的に補正されるロボットを開示する。このロボットは、動作プログラムの再生運転時に、少なくとも一つのロボット軸について、動作プログラムに基づいて作成された指令を補正してサーボ制御系へ渡すようにした、軌跡誤差補正機能を有するロボットであって、この補正は、少なくともロボット軸にかかる重力モーメントによって発生する誤差を補償する。
上述した特許文献1、特許文献2に開示されているのは、マニピュレータ姿勢によって変化するアーム・関節部の弾性変形量を実時間で計算し補正するものであり、補正対象はマニピュレータに限定されている。
一方、大型構造物の溶接等、重量物を対象としたロボットシステムでは、マニピュレータ以外の周辺装置(スライダ、ポジショナ)、ワークの重力たわみ量が無視できない誤差として加工品質に影響を与える可能性がある。この重力たわみを無視できる程度に低減するためには、周辺装置の駆動部に高価な減速機を用い、リンク構造も強化する必要があり、装置は大型化・コスト高となる。
ワークの重力たわみを補正する技術として、特開2002−351531号公報(特許文献3)は、ワークの変形に起因する各作業点の位置および各作業点における作業方向のずれを合理的に検出・推定するようにして、効率的にかつ適正な作業精度でオフライン教示データを補正する教示データ補正方法を開示する。この教示データ補正方法は、ワークに設けられる2つの計測点の位置および方向を検出し、該検出された各計測点の位置データおよび方向データに基づいて各作業点の実際の位置データおよび方向データを推定し、該推定された各作業点の位置データおよび方向データに基づいて教示データを補正することを特徴とする。
特開平4−33006号公報 特開平11−134012号公報 特開2002−351531号公報
しかしながら、上述した特許文献1、特許文献2に開示された技術は、補正対象がマニピュレータに限定され、ワーク、周辺機器を含めた補正ができない。また、特許文献3に開示された技術は、以下に示すような問題が生じる。
特許文献3に開示された技術では、教示データ補正のための特殊なセンサ装置及びマーキング作業が必要であって、対象物が複雑で教示位置点数が多数必要な場合、マーキング作業に時間を要するばかりでなく、センサによる検出処理のためタクトタイムが増大するという問題点がある。加えて、経路移動中の補正ができず、線作業用ロボットで使用できない。
すなわち、特許文献3においては、航空機翼への穿孔作業について言及しているが、穿孔作業のように作業が教示点毎で完結する「点作業型」である場合はよいが、アーク溶接・塗装・シーリング等の教示点間を移動しながら加工作業を継続する「線作業型」ロボットシステムの場合、経路移動中にも重力たわみ誤差が変化するため、十分に補正することができない。特に、教示点間距離が長い場合や、経路移動中にポジショナによってワークが回転される場合は、経路移動中に重力たわみ量が大きく変化し誤差が増大し、高い精度を確保できない。
そこで、本発明は、上記問題点を鑑み、ロボットのオフライン教示において、ロボット、周辺装置(スライダ・ポジショナ)、対象ワークの重力たわみ量を、3次元データモデル(3次元CADデータ等)から計算し、教示位置データをオフライン教示段階で事前に補正して、誤差を許容範囲内に抑えることができるロボットのオフライン教示装置、ロボットのオフライン教示方法、及び当該オフライン教示装置を備えたロボットシステムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明に係るロボットオフライン教示装置は、マニピュレータとワークとを含む3次元データモデルと、前記マニピュレータの姿勢変化に伴って発生する当該マニピュレータの重力たわみ量を、前記3次元データモデルに基づいて算出するたわみ量算出手段と、前記算出された重力たわみ量に基づいて、教示点を補正する教示点補正手段と、教示点の補正後に、教示点間の移動経路における前記重力たわみ量を算出して、経路途中で前記重力たわみ量が予め定められた許容値を超えた場合に、経路途中に新たな教示点を挿入する教示点挿入手段と、を有することを特徴とする。
この教示装置によると、3次元データモデルに基づいて算出されたマニピュレータのツール先端の動的な重力たわみ量を用いて教示点が補正される。補正された教示点の移動経路における重力たわみ量が算出されて、移動経路中において重力たわみ量が増大して許容値を超えると、経路途中に新たな教示点が挿入される。このため、マニピュレータの移動に伴い変化する重力たわみに起因する誤差が解消されて、溶接・塗装・シーリング等の線作業型ロボットにおいても、オフライン教示データの精度を向上させることが可能となる。
好ましくは、前記3次元データモデルでワークがポジショナに搭載されている際には、前記たわみ量算出手段は、前記ポジショナの姿勢変化に伴って発生する前記ワークの重力たわみ量も算出するとよい。
ワークがポジショナに搭載されている場合、ポジショナの姿勢変化に伴いワークの姿勢が変化する。このワークの姿勢変化によりワーク自体に重力たわみ量が生じる。また、ポジショナの姿勢変化に伴い、ポジショナ自体にも重力たわみ量が生じるが、このポジショナ自体の重力たわみ量は、ワークの重力たわみ量に加算されるものとなる。
本発明の教示装置によれば、このようなワークの重力たわみ量を算出して考慮すると共にツール先端の重力たわみも考慮して、教示点が補正されるものとなっている。移動経路中における重力たわみ量が許容値を超えると、経路途中に新たな教示点が挿入される。このため、マニピュレータの移動及びポジショナ上のワークの移動に伴い変化する重力たわみに起因する誤差が解消されて、ワークを載置したポジショナを含むロボットシステムのオフライン教示データの精度を向上させることが可能となる。
さらに好ましくは、前記3次元データモデルでマニピュレータが移動装置に搭載されている際には、前記たわみ量算出手段は、前記移動装置に対するマニピュレータの位置及び姿勢の変化に伴って発生する当該移動装置の重力たわみ量も算出するとよい。
マニピュレータが移動装置に搭載されている場合、移動装置に対するマニピュレータの位置及び姿勢の変化に伴って、移動装置に重力たわみ量が発生する。この移動装置の重力たわみ量は、マニピュレータのツール先端の重力たわみ量となるが、本発明の教示装置によれば、このような移動装置の重力たわみ量も考慮して、教示点が補正されるものとなっている。移動経路中における重力たわみ量が許容値を超えると、経路途中に新たな教示点が挿入される。このため、マニピュレータの移動に伴い変化する重力たわみに起因する誤差が解消されて、ロボットシステムのオフライン教示データの精度を向上させることが可能となる。
また、本発明に係るロボットシステムは、マニピュレータと、ワークを把持するポジショナと、前記マニピュレータ及びポジショナを制御する制御装置と、上述したオフライン教示装置を備えることを特徴とする。
一方、本発明に係るロボットのオフライン教示方法は、マニピュレータとポジショナと該ポジショナに搭載されたワークを含む3次元データモデルを用いて、前記マニピュレータの姿勢変化に伴って発生する当該マニピュレータの重力たわみ量及び前記ポジショナの姿勢変化に伴うワークの重力たわみ量を算出し、算出された重力たわみ量に基づいて、予め設定されている教示点を補正し、教示点の補正後に、教示点間の移動経路における前記重力たわみ量を算出して、経路途中で前記重力たわみ量が予め定められた許容値を超えた場合に、経路途中に新たな教示点を挿入することを特徴とする。
この教示方法により、モデルに基づいて算出されたマニピュレータのツール先端の重力たわみとポジショナの姿勢変化に伴うワークの重力たわみ(作業位置の変化)との両方を基にして、教示点が補正される。補正された教示点の移動経路における重力たわみ量が算出されて、移動経路中において重力たわみ量が増大して許容値を超えると、経路途中に新たな教示点が挿入される。このため、マニピュレータ及びポジショナの移動に伴い変化する重力たわみに起因する誤差が解消されて、溶接・塗装・シーリング等の線作業型ロボットにおいても、オフライン教示データの精度を向上させることが可能となる。
本発明に係るロボットのオフライン教示装置、ロボットのオフライン教示方法、及び当該オフライン教示装置を備えたロボットシステムによると、教示点を重力たわみ量に基づき補正した後に、教示点間の移動経路における重力たわみ量を算出して、経路途中で重力たわみ量が予め定められた許容値を超えると経路途中に新たな教示点を挿入するので、教示点をオフライン教示段階で事前に補正して、誤差を許容範囲内に抑えることができる。
本発明の実施形態に係るオフライン教示装置で制御されるロボットシステムの全体構成図である。 ポジショナの姿勢変化に伴ってワークに生じる重力たわみ量を説明するための図である。 重力たわみの補正を説明するための図である。 教示点挿入処理のフローチャート(その1)である。 教示点挿入処理のフローチャート(その2)である。 教示点ごとの重力たわみの状態、教示点間の補正後軌跡の状態、教示点間に挿入された教示点の状態を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を、図を基に説明する。
なお、以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
本実施形態に係るロボットオフライン教示装置によりオフラインティーチングされるロボットシステムについて説明する。なお、以下に示すロボットシステムでは、マニピュレータを取り付けベースごと移動させる移動装置及びワークの姿勢を変更するポジショナを備えるものとして説明するが、移動装置及びポジショナの一方又は双方を備えないロボットシステムへの本技術の適用を積極的に除外するものではない。
図1に示すように、このロボットシステム1は、溶接ロボットシステムであって、実機ロボット10とオフライン教示用計算機20(オフライン教示装置)とで構成される。実機ロボット10は、6軸垂直多関節マニピュレータ11(以下、単にマニピュレータ11と記載する場合がある)(関節角θm=θm1〜θm6)と、溶接トーチ12(ツール)と、6軸垂直多関節マニピュレータ11の取り付けベースごと移動させる1軸の移動装置13と、溶接対象ワーク15(以下、単にワーク15と記載する)の姿勢を変更する2軸のポジショナ14と、ロボット制御装置16とから構成される。移動装置13はSx軸方向のみの移動を行うものであり、ポジショナ14は傾斜軸θp1、回転軸θp2を有している。
ロボット制御装置16は、6軸垂直多関節マニピュレータ11、移動装置13及びポジショナ14を制御する。溶接対象ワーク15は、ポジショナ14の回転テーブルに固定され、ポジショナ14により傾斜されたり回転されたりする。なお、図1においては、紙面の鉛直下向きを重力方向としている。
オフライン教示用計算機20は、マニピュレータ11とワーク15を含む3次元データモデルと、3次元データモデルに基づいて、マニピュレータ11のツール先端の重力たわみ量を算出するたわみ量算出手段と、算出された重力たわみ量に基づいて、教示点を補正する教示点補正手段と、教示点の補正後に、教示点間の移動経路における重力たわみ量を算出して、経路途中で重力たわみ量が予め定められた許容値を超えた場合に、経路途中に新たな教示点を挿入する教示点挿入手段とを有している。
具体的には、オフライン教示用計算機20は、パソコンであって、本体21と、表示部22と、入力部23とから構成される。上述したたわみ量算出手段、教示点補正手段、教示点挿入手段はプログラムとして実現されている。さらに、オフライン教示用計算機20には、CAD等によりマニピュレータ11、移動装置13、ポジショナ14の3次元データモデルと、重力たわみの計算に必要な設計パラメータが設定されて記憶されている。これら設計パラメータは、リンクの重心や質量、弾性係数、関節のバネ定数等であり、これらの値は各装置の機械仕様から決定される。また、ワーク15に対する加工具先端位置のズレ許容量△E[mm]も設定済みである。なお、ズレ許容量△Eは、換言すれば「ロボットの先端位置精度」であり、例えばアーク溶接では1mm以下の精度が要求される。
オフライン教示用計算機20は、ロボット制御装置16に接続されており、ロボット制御装置16へオフライン教示データを送信する。ロボット制御装置16は、教示データに従って、マニピュレータ11、移動装置13及びポジショナ14の各関節のサーボモータの位置を制御する。なお、本実施形態においてはロボット制御装置16側での重力たわみ補正は行なわないものとする。
本実施形態においては、以下の重力たわみを補正対象とする。
(1)マニピュレータ11の重力たわみδm(マニピュレータ11の位置によって変化)
(2)移動装置13の重力たわみδs(マニピュレータ11及び移動装置13の位置によって変化)
(3)ポジショナ14の姿勢変化に伴ってワーク15に生じる重力たわみ量δp(ポジショナ14の位置によって変化)
この他に、溶接トーチ12自身及びワーク15自身の重力たわみがあるが、本実施形態においては無視できるものと考える。しかしながら、これらが無視できない場合には、本発明は、ツールである溶接トーチ12及び/又はワーク15に対する重力たわみを補正対象とする。このため、オフライン教示用計算機20は、これらの重力たわみを算出できるように、ツール及びワークの3次元データモデル及び/又はパラメータも記憶している。
まず、マニピュレータ11の重力たわみδmの計算方法について述べる。
6軸垂直多関節マニピュレータ11の主な重力たわみは各関節の減速機での弾性変形であり、弾性変形を計算するために、先端ツールの重量及び重心位置、マニピュレータ11の各リンクの長さ、重量、重心位置及び各関節のばね定数K[N・m/rad]が、3次元モデル又はパラメータとして必要になる。ここで、マニピュレータの11の運動方程式が式(1)で表わされる。
パラメータを用いて、この式(1)の重力項g(θ)[N・m]が計算でき、各関節の重力によるたわみ量Δθm[rad]は、Δθm=g(θ)/Kにより算出できる。
補正前のツール先端位置Ptcpから逆運動学計算によって各関節角θを求め、Δθm=g(θ)/Kにより、たわみ量Δθmを計算する。重力たわみ量を補正した関節角θ'=θ−Δθmを順運動学計算でツール先端位置Ptcp'に変換することにより、マニピュレータたわみ量δmは、δm=Ptcp−Ptcp'で算出できる。
次に、移動装置13の重力たわみδsの計算方法について述べる。
図1に示すように、本実施形態に係るロボットシステム1の移動装置13を「片持ち梁モデル」とみなすと、移動装置13の縦弾性係数E[N/mm2]、移動装置13の寸法(張り出し長さL[mm]、横幅b[mm]、厚さd[mm])が3次元データモデル又はパラメータとして必要になる。
移動装置13に加わる荷重は、式(1)で算出済みのマニピュレータ重力項g(θ)であり、移動装置13の位置がSx[mm]の位置における移動装置たわみδs[mm]は、以下の式(2)により算出できる。
次に、ポジショナ14の重力たわみδpの計算方法について述べる。
図2に示すように、本実施形態に係るロボットシステム1のポジショナ14を「片持ち型2軸型ポジショナ」とする。マニピュレータ11と同様に、ポジショナ14においても、主な重力たわみは各関節の減速機での弾性変形であるとみなし、弾性変形を計算するため、ポジショナ14のリンク構造と各リンク毎の重心・質量、各関節のばね定数K=(K1、K2)[N・m/rad]、搭載しているワーク15の重心・質量が、3次元モデル又はパラメータとして必要になる。
1軸→2軸の回転行列及び2軸からワーク重心Pwへの回転行列が式(3)により表わされるので、図2(b)のX1−Y2−Z3座標系から見たワーク重心位置Pw(Xw、Yw、Zw)は、式(4)で表わされる。
重力によって、ポジショナ14の傾斜軸にかかるトルクτ1、回転軸にかかるトルクτ2は、それぞれ、式(5)に示すようにして算出できる。
このトルクから、ポジショナたわみ量δp=(δp1、δp2)[rad]が、δp1=K1/τ1、δp2=K2/τ2と求めることができる。
さてここで、本実施形態においては、ロボットシステム1における重力たわみを以下のように補正する。
上述したように、本実施形態における補正対象の重力たわみは、マニピュレータ11の重力たわみ量δm、移動装置13の重力たわみ量δs、ポジショナ14の重力たわみ量δpであるので、これらのたわみ量の合計δ=δm+δs+δpが溶接トーチ12先端のワーク15に対するズレであり、溶接トーチ12先端位置PtをPt'=Pt'−δにより補正することができる。
詳しくは、操作者は、オフライン教示用計算機20を用いて、溶接開始位置〜中間位置〜溶接終了位置を教示点Piとして指定し、オフライン教示用計算機20はこれを記憶する。教示点Piとして、直交座標系での溶接トーチ12の先端位置・姿勢角Pt(X、Y、Z、α、β、γ)と、移動装置13の位置Sx、ポジショナ14の関節角度(θp1、θp2)とが記憶されている。
溶接トーチ12の位置PtをPt'に補正する方法に関しては、ポジショナ14の重力たわみδpは溶接対象ワーク15のズレであり、マニピュレータ11及び移動装置13のたわみ(δm+δs)は加工具先端位置のズレであることから、符号に注意して、δ=δp−(δm+δs)、Pt'=Pt+δ*g(gは重力方向の単位ベクトル)となる。
図3(a)に、ポジショナ14の重力たわみ量δpによりワーク15が下にずれて、教示位置もδp下げる場合を、図3(b)に、マニピュレータと移動装置の重力たわみ(δm+δs)により溶接トーチ12が下にずれて、教示位置を(δm+δs)上げる場合を、それぞれ示す。
さらに、本実施形態においては、与えられた全教示点P(i)をPt'=Pt+δ*gを用いて補正して補正教示点P'(i)を算出した上で、補正後のツールの移動経路を計算し、移動経路中にたわみδが増大し、位置誤差が許容範囲以上となった際に、経路途中に新たな教示点を挿入することを特徴とする。
図4及び図5に示すフローチャートを参照して、上述の教示点挿入処理について詳しく説明する。この処理はオフライン教示用計算機20にて行われる。
まず、ステップ(以下、ステップをSと記載する)100にて、教示点データとしてP(i)(i=1〜n:nは2以上の整数)が入力され、補間方法として直線補間が、移動速度としてV[mm/s]が指定される。
S102にて、全ての教示点P(i)(i=1〜n)について、教示点ごとにマニピュレータたわみ量δm、移動装置たわみ量δs、ポジショナたわみ量δpを算出する。S104にて、補正教示点P'(i)=P(i)+δ*g(i=1〜n)を算出する。なお、δ=δm−(δs+δp)である。
S106にて、最初の教示点として、P(1)を指定する。S108にて、計算機20は、指定された補間方法及び移動速度並びに教示点P(i)に基づいて、P(i)からP(i+1)までの経路における元軌跡P(t)を算出するとともに、指定された補間方法及び移動速度並びに教示点P'(i)に基づいて、P'(i)からP'(i+1)までの経路における補正軌跡P'(t)を算出する。
S110にて、時間tをリセットする(t=0)。S112にて、計算機20は、時間t=t+ΔT(ΔTは制御周期、演算周期)とする。
S114にて、時刻tでの元軌跡上の位置P(t)と補正軌跡上の位置P'(t)との差ΔPをΔP=|P'(t)−P(t)|により算出する。S116にて、計算機20は、位置P(t)における、マニピュレータたわみ量δm、移動装置たわみ量δs、ポジショナたわみ量δpを算出する。S118にて、計算機20は、誤差e=|ΔP+δ*g|を算出する。なお、δ=δm−(δs+δp)である。
S120にて、誤差eは許容範囲内であるか否かを判断する。誤差e<ズレ許容量△Eであると誤差eは許容範囲内であると判定されて(S120にてYES)、処理はS124へ移される。もし、誤差e≧ズレ許容量△Eであると誤差eは許容範囲内であると判定されないで(S120にてNO)、処理はS122へ移される。
S122にて、挿入する教示点PをP(t)+δ*gとして算出する。なお、δ=δm−(δs+δp)である。その後、処理はS124へ移される。
S124にて、次の教示点P(i+1)に到達したか否かを判定する。次の教示点P(i+1)に到達したと判定されると(S124にてYES)、処理はS126へ移される。もしそうでないと(S124にてNO)、処理はS112へ戻されて、さらなる挿入教示点の要否が判定される。
S126にて、最後の教示点P(n)に到達したか否かを判定する。最後の教示点P(n)に到達したと判定されると(S126にてYES)、処理はS128へ移される。もしそうでないと(S126にてNO)、処理はS130へ移される。
S128にて、挿入教示点を含めて補正軌跡を決定する。
S130にて、次の教示点の処理を行なうために、i=i+1の演算を行なう。このS130の後、処理はS108へ戻されて、次の教示点間における挿入教示点が処理される。
図6を基に以上の処理を説明すると、まず、図6(a)に示す如く、全ての教示点P(i)(i=1〜n)について、教示点ごとにマニピュレータたわみ量δm、移動装置たわみ量δs、ポジショナたわみ量δpが算出されて(S102)、補正教示点P'(i)=P(i)+δ*g(i=1〜n)が算出される(S104)。この処理は、たわみ量算出手段で行われる。
次に、図6(b)に示す如く、指定された補間方法(直線補間)及び移動速度(V[mm/s])並びに教示点P(i)に基づき、P(i)からP(i+1)までの経路における元軌跡P(t)が算出される(S108)。さらに、指定された補間方法(直線補間)及び移動速度(V[mm/s])並びに教示点P'(i)に基づいて、P'(i)からP'(i+1)までの経路における補正軌跡P'(t)が算出される(S108)。この処理は教示点補正手段で行われる。
その後、図6(c)に示すように、時刻tでの元軌跡上の位置P(t)と補正軌跡上の位置P'(t)との差ΔPが、ΔP=|P'(t)−P(t)|として算出される(S114)。位置P(t)における、マニピュレータたわみ量δm、移動装置たわみ量δs、ポジショナたわみ量δpが算出されて、誤差e=|ΔP+δ*g|が算出される(S116、S118)。誤差eが許容範囲内であるときには(S120にてYES)、挿入教示点Pについての処理は行なわれない。
一方、図6(d)に示すように、誤差eが許容範囲内にないときには(S120にてNO)、挿入教示点PをP(t)+δ*gとして算出して(S122)、挿入教示点を含めて補正軌跡が決定される(S128)。これらの処理は、教示点挿入手段で行われる。
以上のようにして、本実施形態に係るロボットオフライン教示装置(オフライン教示用計算機20)によると、対象ワークが大型の重量物で、「重力たわみ」による誤差が問題となる場合であっても、適正に教示位置を補正することができる。
より具体的には、
(1)実機ロボット側の補正用手段が不要
重力たわみ補正を、実機ではなくオフライン教示段階で行なうことにより、従来のようなロボット実機側での補正手段(センサ計測装置、マーキング作業、計測・補正動作)が不要となり、大幅なコスト低減およびタクトタイム低減が図れる。また、オフライン教示用計算機の追加のみで本実施形態に係る補正機能を実現することができるので、既存生産ラインへの導入が迅速かつ円滑に行なうことができる。
(2)線加工型ロボットでも使用可能
各装置の移動に伴い変化する重力たわみ誤差も解消し、溶接・塗装・シーリング等の線作業型ロボットにおいても加工精度の向上が可能となる。
(3)オフライン教示での事前検証による精度向上
重力たわみをオフライン教示段階で考慮することにより、シミュレーションにおいて、より実機に近いロボット動作を模擬させることができ、タクトタイム算定や、ロボットとワークとの衝突の有無等について、より精度の高い事前検証が行なえ、実機側での位置修正工数が大幅に低減する。
(4)高剛性な装置が不要
重力たわみ補正により、剛性の低い(すなわち、重力たわみが大きい)移動装置又はポジショナ等であっても高い精度を確保でき、移動装置又はポジショナ等の大型周辺装置の軽量化及び低コスト化が図れる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ロボットシステム
10 実機ロボット
11 マニピュレータ
12 溶接トーチ
13 移動装置
14 ポジショナ
15 溶接対象ワーク
16 ロボット制御装置
20 オフライン教示用計算機

Claims (5)

  1. マニピュレータとワークとを含む3次元データモデルと、
    前記マニピュレータの姿勢変化に伴って発生する当該マニピュレータの重力たわみ量を、前記3次元データモデルに基づいて算出するたわみ量算出手段と、
    前記算出された重力たわみ量に基づいて、教示点を補正する教示点補正手段と、
    教示点の補正後に、教示点間の移動経路における前記重力たわみ量を算出して、経路途中で前記重力たわみ量が予め定められた許容値を超えた場合に、経路途中に新たな教示点を挿入する教示点挿入手段と、
    を有することを特徴とするロボットのオフライン教示装置。
  2. 前記3次元データモデルでワークがポジショナに搭載されている際には、前記たわみ量算出手段は、前記ポジショナの姿勢変化に伴って発生する前記ワークの重力たわみ量も算出することを特徴とする請求項1に記載のロボットのオフライン教示装置。
  3. 前記3次元データモデルでマニピュレータが移動装置に搭載されている際には、前記たわみ量算出手段は、前記移動装置に対するマニピュレータの位置及び姿勢の変化に伴って発生する当該移動装置の重力たわみ量も算出することを特徴とする請求項1又は2に記載のロボットのオフライン教示装置。
  4. マニピュレータと、ワークを把持するポジショナと、前記マニピュレータ及びポジショナを制御する制御装置と、請求項2又は3に記載のオフライン教示装置を備えたロボットシステム。
  5. マニピュレータとポジショナと該ポジショナに搭載されたワークを含む3次元データモデルを用いて、前記マニピュレータの姿勢変化に伴って発生する当該マニピュレータの重力たわみ量及び前記ポジショナの姿勢変化に伴うワークの重力たわみ量を算出し、
    算出された重力たわみ量に基づいて、予め設定されている教示点を補正し、
    教示点の補正後に、教示点間の移動経路における前記重力たわみ量を算出して、経路途中で前記重力たわみ量が予め定められた許容値を超えた場合に、経路途中に新たな教示点を挿入することを特徴とするロボットのオフライン教示方法。
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