JP2014231113A - 多関節リンク機構の逆運動学解法、及びこの逆運動学解法を利用した教示データ作成装置 - Google Patents

多関節リンク機構の逆運動学解法、及びこの逆運動学解法を利用した教示データ作成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】操作者が装置の先端に配置された対象物(ワーク)の部位に対して、位置や姿勢を装置の自由度の範囲内で設定すれば、所望の位置や姿勢となる駆動すべき関節の回転・移動量を迅速に演算することができるようにする。【解決手段】本発明の多関節リンク機構10は、駆動源により駆動される駆動関節11と、駆動関節11の動きに伴って従動的に動く従動関節12とを有するものであって、まず、多関節リンク機構10から、ワークWの位置・姿勢を変化させる開ループリンク機構を選び出し、選定した開ループリンク機構を構成する各関節の移動・回転量を導出し、導出された開ループリンク機構の各関節の移動・回転量を固定値として、開ループリンク機構の関節の少なくとも一部及び非選定とされた関節で構成された閉ループリンク機構の各関節の移動・回転量を導出する。【選択図】図1

Description

本発明は、多関節リンク機構の逆運動学解法、及びこの逆運動学解法を基にして多関節リンク機構に対する教示データを作成する教示データ作成装置に関する。
従来、コンピュータに入力された多関節ロボットやポジショナ、走行台車といった周辺装置の機構に対して、駆動する関節の移動量、回転量を与えることで、3次元の図形データを移動、回転させ、ディスプレイ画面上に表示し、ロボットの動作軌跡を作成するオフライン教示システムがロボットの教示に用いられている。
多関節ロボットや、ポジショナなどの周辺装置は、各関節(ジョイント、軸)の回転動作や並進動作を行う軸方向や各関節間のつながりを定義したリンク機構で表現される。
特に、ポジショナなどの多関節リンク機構は、モータなどで駆動される駆動関節で構成されるが、ある種の多関節リンク機構は、駆動関節だけでなく、駆動関節の動きに連動して動く従動関節を有するものとなっている。
このような多関節リンク機構の動きを計算するに際しては、多関節リンク機構の動きを決定する必要十分な駆動関節の移動・回転量を与えると共に、従動関節の移動・回転量を幾何学的な解析手法による計算やヤコビ行列を用いた収束計算により導出するとよい。導出結果に従って図形データを移動・回転することで、教示データのグラフィック表示を可能としている。
上記した手法は、駆動関節の移動・回転量を与えることにより目的となる装置先端の位置・姿勢を決定するため、ロボット工学でいうところの広義の順変換(順運動学)に相当する。このような計算手法は、CADソフトなどの機構解析などで、多関節リンク機構のループ機構(リンク同士を繋いでできる閉多角形)を自動定義し、所定の関節を動作させたときの挙動を計算するなどの従来技術として確立されている(例えば、非特許文献1などを参照)。
一方、コンピュータを用いたオフライン教示データの作成作業では、従動関節を含む装置の本来動かしたい部位、例えばワークを移動するポジショナであればその装置に搭載されているワークの位置や姿勢を装置の自由度の範囲内で所望の位置・姿勢の状態に動かすための駆動関節の回転・移動量の値を導出する必要がある。先ほどの駆動関節の移動・回転量を与えて装置の先端の位置・姿勢を決定する順変換に対して逆の問題であるためロボット工学では逆変換(逆運動学)といわれ、工学分野でのいわゆる逆問題である。
対象となる装置の多関節リンク機構が常に一定の構造を有するものであれば(固定的であれば)、逆変換を行うための計算は幾何学的(解析的)な解法が使用できるためさほど難しくない。
しかしながら、対象となる多関節リンク機構の構成は様々であり、ポジショナに限定したとしても、様々な構成のものが存在する(本実施形態の図2や図8など)。そのため、幾何学的な解法による逆変換では、多関節リンク機構の構成が異なるものに対しては使用できず、可能性のある全ての多関節リンク機構に対して事前に全ての幾何学的な解法を用意して対応できるようにしておく必要がある。
とはいえ、多関節リンク機構の組合せは無限にあり事前に全ての幾何学的な解法を用意しておくことは現実的では無く不可能である。どのように定義された多関節リンク機構でも対応できるような幾何学的(解析的)な解法はないため、駆動関節を少しずつ動かして順変換により装置を動作させ対象の部位が所望の位置や姿勢に対してある許容範囲内に入れば採用するといった計算時間がかかるもしくは操作者に負担のかかる方法で教示データを作成していた。
例えば、特許文献1には、多関節リンク機構の逆変換に用いることができると思われる機構解析モデリングシステムに関する技術が開示されている。
すなわち、特許文献1は、CAD図の作成装置を用いて前記CAD図で表示された機構部品形状をもとにリンク機構解析モデルを生成するシステムにおいて、入力された前記リンク機構解析モデルを、それと等価で、機構系の姿勢解析における独立変数を含むループで構成される前記リンク機構解析モデルに自動変換する機構解析モデリングシステムを開示する。
特開平05−266147号公報
ロボット制御基礎論、吉川恒夫著,1988.11,コロナ社
前述した如く、多関節リンク機構の組合せは無限にあり、事前に全ての幾何学的な解法を用意しておくことは現実的では無く不可能である。どのように定義された多関節リンク機構でも対応できるような幾何学的(解析的)な解法はないため、特許文献1に開示されたような機構解析モデリングシステムを用いつつ、駆動関節を少しずつ動かして順変換により装置を動作させ対象の部位が所望の位置や姿勢に対してある許容範囲内に入れば採用するといった計算時間がかかる乃至は操作者に負担のかかる方法で教示データを作成しなくてはならない。このような逆問題導出方法、教示データの決定手法が現実的でないことはいうまでもない。
そこで、本発明は、上記要望点に鑑み、操作者が装置の先端に配置された対象(ワーク)の部位に対して、位置や姿勢を装置の自由度の範囲内で設定すれば、所望の位置や姿勢となる駆動すべき関節の回転・移動量を迅速に演算する逆運動学解法、及びこの逆運動学解法を利用した教示データ作成装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
本発明に係る多関節リンク機構の逆運動学解法は、多関節型のロボットと、当該ロボットの周辺装置として配備された多関節リンク機構とからなるロボットシステムにおいて、前記多関節リンク機構に配置された対象物を所望の位置・姿勢に動かすために、当該多関節リンク機構の各関節の移動・回転量を決定する方法であって、前記多関節リンク機構は、駆動源により駆動される駆動関節と、前記駆動関節の動きに伴って従動的に動く従動関節とを有しており、以下の(i)〜(iii)の工程を行うことで、前記駆動関節及び従動関節の移動・回転量を決定することを特徴とする。
(i) 前記多関節リンク機構から、前記対象物の位置・姿勢を変化させる最小限のリンク構成からなる開ループリンク機構を選定する。
(ii) 前記多関節リンク機構に載置された対象物の所望の位置・姿勢より、(i)で選定した開ループリンク機構を構成する各関節の移動・回転量を導出する。
(iii) (ii)にて導出された開ループリンク機構の各関節の移動・回転量を固定値として、前記開ループリンク機構の関節の少なくとも一部及び非選定とされた関節で構成された閉ループリンク機構の各関節の移動・回転量を導出する。
好ましくは、前記開ループリンク機構として、前記対象物を起点とし、最短距離でリンク機構の固定側に達するリンク節及び関節から構成されるリンク機構を採用するとよい。
好ましくは、前記多関節リンク機構が、対象物が載置され且つ当該対象物の位置、姿勢を可変とするポジショナとされているとよい。
本発明に係る教示データ作成装置は、多関節型のロボットと、当該ロボットの周辺装置として配備された多関節リンク機構とが備えられたロボットシステムにおいて、前記ロボット及び多関節リンク機構の教示データを決定する教示データ作成装置であって、前記教示データ作成装置が、上記した多関節リンク機構の逆運動学解法を実行するように構成されていることを特徴とする。
本発明に係る多関節リンク機構の逆運動学解法技術を用いれば、操作者が装置の先端に配置された対象の部位に対して、位置や姿勢を装置の自由度の範囲内で設定すれば、所望の位置や姿勢となる駆動すべき関節の回転・移動量を迅速に演算することができる。
本発明の実施形態に係るロボットシステムの全体構成図である。 多関節リンク機構を有する装置を模式的に示した図である(第1実施形態)。 図2の多関節リンク機構をスケルトンで示した図である。 図2の多関節リンク機構に備えられた開ループリンクを示した図である。 図2の多関節リンク機構に備えられた閉ループリンクを示した図である。 図2の多関節リンク機構に備えられた閉ループリンクの教示データを計算することを示した図である。 図2の多関節リンク機構に備えられた閉ループリンクの教示データを計算することを示した図である。 多関節リンク機構を有する装置を模式的に示した図である(第2実施形態)。 (a)は、図8の多関節リンク機構をスケルトンで示した図であり、(b)は、この多関節リンク機構に含まれる開ループリンクを示した図である。
本発明に係る多関節リンク機構を有する装置の逆運動学解法、及びこの逆運動学解法を基に多関節リンク機構に対する教示データを作成する教示データ作成装置の実施形態を、図を基に説明する。
そこで、まずは、本発明に係るロボットシステムの概略を述べ、続いて、本発明に係る多関節リンク機構を有する装置の逆運動学解法の説明を行う。なお、以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[第1実施形態]
[ロボットシステム]
まず、本実施形態に係るロボットシステムの全体構成について説明する。
図1に示すように、ロボットシステム1は、溶接ロボット2と、溶接対象(対象物)となるワークWを所定の姿勢で保持するポジショナ3と、溶接ロボット2およびポジショナ3を制御する制御装置4と、溶接ロボット2やポジショナ3に対する教示データをオフラインで作成するオフライン教示データ作成装置5と、からなる。溶接ロボット2は加工具として溶接トーチ6を把持する。なお、溶接ロボット2は産業用ロボットとして一般的な多関節型ロボットを図示しているが、他の形式のロボットでもよい。また、ポジショナ3に保持される対象物は、ワークWには限定されない。
ところで、本発明の技術が適用される多関節リンク機構10は、モータなどの駆動源により駆動される駆動関節11を有すると共に、この駆動関節11の動きに伴って従動的に動く従動関節12とを備えている。このように駆動関節11と従動関節12を有する多関節リンク機構10が、本願発明の適用対象となる。なお、関節と表現するものには、軸とジョイントの両方が含まれる。このような多関節リンク機構10を有する装置として、本実施形態ではポジショナ3を例示して説明を進める。多関節リンク機構10としては、溶接ロボット2を移動するスライダ(走行台車)や溶接ロボット2自体などであってもよい。
上記した溶接ロボット2、ポジショナ3およびスライダは、コンピュータを搭載した制御装置4により制御され、制御装置4ではあらかじめ動作を教示したプラグラム(教示データ)に従って溶接ロボット2を制御する。教示データは、制御装置4に附帯している教示ペンダント7を使用して作成する場合や、パソコンを利用したオフライン教示データ作成装置5を使用して事前に作成される。オフライン教示データ作成装置5により作成されたプログラムはメモリ装置やデータ通信を利用して制御装置4に転送される。
オフライン教示データ作成装置5は、表示装置としてグラフィックディスプレイを備え、入力装置としてキーボード、マウスを備えている。また、ワークWのCAD情報を取り込むためのデータ入力手段として、記憶装置や通信装置が設けられている。これらを使用して溶接ロボット2の制御装置4に教示プログラム(作成された教示データ)の受け渡しを行うのは前述のとおりである。
上記したオフライン教示データ作成装置5では、本願発明の多関節リンク機構10の逆運動学解法が実施され、その結果、ポジショナ3に対するオフライン教示データが算出されることとなる。
以下、多関節リンク機構10を有する装置の逆問題導出方法を用いた、ポジショナ3に対するオフライン教示データの算出方法について、述べることとする。
[関節、リンクの説明]
まず、図3には、対象となるポジショナ3(図2参照)がスケルトン表示されている。このスケルトンから明らかなように、対象となるポジショナ3を構成するリンク機構の中には、少なくとも1つの従動関節12を備えるものとなっている。
具体的には、固定側F(基礎側)から延びる第1リンク13があり、この第1リンク13の先には第2リンク14が設けられている。第2リンク14は、水平軸回りに回動自在となっている回転従動関節12cを介して第1リンク13に接続されている。第2リンク14の先端には、第2リンク14の軸心と同軸状に回転する回転駆動関節11bが設けられ、この回転駆動関節11bを介して第2リンク14の先端側に第3リンク15が接続されている。この第3リンク15には、ワークWが取り付けられるワーク取り付け台8が設けられている。第2リンク14の中途部からは第4リンク16が水平突出状に張り出している。この第4リンク16は第2リンク14と一体に形成されており、第4リンク16は第2リンク14の一部と考えることができる。
一方で、第1リンク13とは別の位置において、固定側F(基礎側)から延びる第5リンク17が設けられており、第5リンク17の先端と第4リンク16の先端とは、並進駆動関節11aにより結合されている。並進駆動関節11aとしては、油圧シリンダのような伸縮自在に構成された部材が採用される。なお、並進駆動関節11aの両端と、第5リンク17の先端及び第4リンク16の先端とは、水平方向軸心回りに回動自在となっている回転従動関節12e,12dにより連結されている。
ところで、図3の多関節リンク機構10は、図4に示すような開ループリンクとなったリンク機構と、図5に示すような閉ループリンクとなったリンク機構とに分けて考えることができる。
すなわち、開ループリンク(開ループリンク機構)は、固定側F(基礎側)から延びる第1リンク13、この第1リンク13の先端に回転従動関節12cを介してつながる第2リンク14、第2リンク14の先端に回転駆動関節11bを介してつながる第3リンク15及びワーク取り付け台8から構成されている。すなわち、開ループリンクとは、リンク部材と関節とから構成されており、その先端が自由端の状態となっているリンク機構のことである。
また、閉ループリンク(閉ループリンク機構)は、固定側F(基礎側)から延びる第1リンク13、この第1リンク13の先端に回転従動関節12cを介してつながる第4リンク16(第2リンク14の基端側を含む)、第5リンク17、そして、第5リンク17の先端と第4リンク16の先端とに回転従動関節12d,12eを介して繋がっている並進駆動関節11aから構成されている。すなわち、閉ループリンクとは、リンク部材と関節とから構成されており、その先端が当該リンク機構を構成するいずれかの関節につながっていて、多角形の形状となっているリンク機構のことである。
[逆問題(逆運動学)の説明(概略)]
このような構成の多関節リンク機構10の逆変換、すなわち、所望とするワークW(ワーク取り付け台8)の位置、姿勢を決定するために、並進駆動関節11a及び回転駆動関節11bをどの程度駆動させたらよいかを求め、その駆動量を教示データとして算出する方法は、以下の処理を行うことになる。
すなわち、以下の(i)〜(iii)の工程を行うことで、前記駆動関節11及び従動関節12の移動・回転量を決定し、教示データを求めることとしている。
(i) 多関節リンク機構10から、ワークWの位置・姿勢を変化させる最小限のリンク構成からなる開ループリンク機構を選定する。
(ii) 多関節リンク機構10に載置されたワークWの所望の位置・姿勢より、(i)で選定した開ループリンク機構を構成する各関節の移動・回転量を導出する。
(iii) (ii)にて導出された開ループリンク機構の各関節の移動・回転量を固定値として、前記開ループリンク機構の関節の少なくとも一部及び非選定とされた関節で構成された閉ループリンク機構の各関節の移動・回転量を導出する。
以上の処理を行う前に、まずは、教示データの決定の概略について説明する。
まず、
(STEP1)ワークW上の溶接部位に対して、所望の姿勢となるようにポジショナ3の値(関節値)を設定する。
(STEP2)ワークW上の溶接部位に対して、溶接トーチ6の姿勢(溶接ロボット2の姿勢)を設定する。
(STEP3)溶接ロボット2が動作範囲となりかつ干渉しないように、必要に応じてスライダ位置を設定する。
もし、干渉が発生したり、溶接ロボット2が動作範囲外に移動する時は、STEP1やSTEP2の設定値を変更し、適切な教示データが算出されるまで繰り返すようにする。
この作業を連続した作業となるように、教示点の前後のつながりを考慮しつつ設定していく。
上記のSTEP1について、詳述すると、
(STEP1−1)ワークW上の溶接部位として、溶接位置、溶接方向、溶接基準方向を指定し、その溶接姿勢が所望の溶接姿勢となるように左右上下の傾斜角度を指定する。
(STEP1−2)オフライン教示データ作成装置5内にて、(STEP1−1)にて指定された内容から、溶接線座標系を作成し、その溶接座標系が所望の姿勢となるときの、ポジショナ3のワークWを取り付けているワーク取り付け台8の取るべき姿勢を演算する。
(STEP1−3)オフライン教示データ作成装置5内にて、ポジショナ3のワーク取り付け台8の姿勢から、ポジショナ3の各関節の値を計算する。
(STEP1−4)オフライン教示データ作成装置5内にて、計算されたポジショナ3の各関節の値に従い、グラフィック画面上にて、ポジショナ3およびポジショナ3に取り付けられているワークWを移動し、表示する。
[逆問題(逆運動学)の説明(詳細)]
本実施形態において、本発明の技術は、上記した(STEP1−3)において実施される。以下、(STEP1−3)内の処理の詳細を説明する。
まず、最初に
(STEP1−3−1)ワークWを移動させる最小限のリンク構成として、ポジショナ3のワーク取り付け台8を先端に持つ開ループリンクを選び出す。このとき、開ループリンクとして、ワークWを起点とし、最短距離でリンク機構の固定側Fに達するリンク節及び関節とから構成されるリンク機構を採用するとよい。
(STEP1−3−2)前記した(STEP1−3−1)で選定された開ループリンクに対して、ポジショナ3のワーク取り付け台8の姿勢より、当該開ループリンクを構成する各関節(ジョイント、軸の両方を含む)の移動・回転量を導出する。
(STEP1−3−3)最小限のリンク機構の各関節の移動・回転量が決まれば、当業者が通常使用するCADソフトなどで行われている機構解析に用いられる計算を行うことが出来る。具体的には、(STEP1−3−2)にて導出された各関節の移動・回転量を固定値として、残りの全ての関節を含む閉ループリンク(リンク同士を繋いでできる閉多角形)に対して、計算を行い、残りの全ての関節の移動・回転量を導出する。
図2に示すポジショナ3を基に、(STEP1−3−1)〜(STEP1−3−3)の処理を説明する。
図2のポジショナ3は、並進駆動関節11、回転駆動関節11の2関節を駆動することが可能である。また、従動関節12として回転従動関節を3関節保有している。駆動可能な2関節を動作させることによりワーク取り付け台8の先端に設置したワークWの姿勢を2自由度の範囲で変更することが可能である。この装置のスケルトン表記したリンク機構を図3に示す。
このポジショナ3の目的は、ワーク取り付け台8先端に設置したワークWの姿勢を変更することであり、その姿勢変更を可能とする開ループリンク(最小リンク構成)は、図4に示すとおり、回転従動関節12cと回転駆動関節11bの2関節からなるリンク機構で表現することが可能である。このワーク取り付け台8を先端とするリンク機構の構成を、事前に登録しておくか、装置自身を設置する基礎の部分からワーク取り付け台8先端までのリンク機構の繋がりとなる組合せのうち最小構成となる組合せを自動的に抽出するなどの方法で、演算時に取得できる(STEP1−3−1)。
取得したリンク機構の構成と、ワーク取り付け台8の姿勢が与えられれば、この開ループリンクの各関節の移動・回転量は、ヤコビ行列などを用いた収束計算にて導出することが可能である。この方法は、非特許文献1に開示したロボット関連の学術書などに記載されているものを応用すれば簡単にできるので、詳細は割愛する。この計算により、回転従動関節12cと回転駆動関節11bの2つの関節の移動回転量が導出できる(STEP1−3−2)。
図5に、ポジショナ3の閉ループリンクを表したスケルトン表記を示す。この閉ループリンクは、並進駆動関節11aと回転従動関節12c,12d,12eの4関節からなる閉じた3角形より構成される。このうち、回転従動関節12cの移動・回転量は、前出の方法により導出済みであるため、残りの3関節11a,12d,12eの移動・回転量を導出すればよい。この解法としては、いろいろあるが、例えば図6に示すように、閉じたループリンク機構を例えば従動関節12eを先端とする閉じていないリンク機構と考え、回転従動関節12eを元の位置に一致させるようにヤコビ行列を用いた収束計算などを行うことで導出可能である。図7に示すように回転従動関節12cが決まれば、残りの3関節11a,12d,12eの移動・回転量が求まる(STEP1−3−3)。
以上の方法にて、駆動関節11および従動関節12の全ての移動・回転量が求まったため、グラフィックによる表示にて、各関節やそれに付随するリンクを移動回転することで、正しく表示することが可能となる。
以上述べたように、本発明に係る多関節リンク機構10を有する装置の逆運動学解法技術を用いれば、操作者が装置の先端に配置された対象の部位に対して、位置や姿勢を装置の自由度の範囲内で設定すれば、所望の位置や姿勢となる駆動すべき関節の回転・移動量を迅速に演算することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明に係る多関節リンク機構10を有する装置の逆運動学解法の第2実施形態について述べる。
本実施形態は、第1実施形態と同様の考えで、ポジショナ3(多関節リンク機構10)の教示データを決定するものであるが、第1実施形態の例示したポジショナ3とは、その構成が大きく異なるものとなっている。すなわち、本願発明は、ポジショナ3の構成が大きく異なる場合であっても、適用可能であり、操作者が装置の先端に配置された対象の部位に対して、位置や姿勢を装置の自由度の範囲内で設定すれば、所望の位置や姿勢となる駆動すべき関節の回転・移動量を迅速に演算することができる。
図8には、第2実施形態におけるポジショナ3が示されており、図9には、係るポジショナ3のスケルトンが示されている。
図9に示されているように、ポジショナ3は、固定側F(基礎側)から延びる第1リンク13を有しており、この第1リンク13の先には、並進駆動関節11aが取り付けられている。並進駆動関節11aの上端からは水平方向を向く第2リンク14が延びている。並進駆動関節11aが作動することで、第2リンク14が固定側Fに対して、上下に伸縮する。この第2リンク14の先端には、第2リンク14の先端と同軸で回転する回転駆動関節11bが設けられ、この回転駆動関節11bを介して第2リンク14の先端側に第3リンク15が接続されている。この第3リンク15には、水平方向軸心回りに回転する回転従動関節12dを介して、長尺のワークWの一方側が取り付けられるようになっている。
一方、固定側F(基礎側)から延びる第4リンク16を有しており、この第4リンク16の基端側は、並進従動関節12gを介して、固定側F上を水平方向に自由に移動可能となっている。第4リンク16の先には、並進駆動関節11cが取り付けられている。並進駆動関節11cの上端からは水平方向を向く第5リンク17が延びている。並進駆動関節11cが作動することで、第5リンク17が固定側Fに対して、上下に伸縮する。この第5リンク17の先端には、第5リンク17の先端の軸心と同軸に回転する回転従動関節12fが設けられ、この回転従動関節12fを介して第2リンク14の先端側に第6リンク18が接続されている。この第6リンク18には、水平軸心回りに回動自在となっている回転従動関節12eを介して、長尺のワークWの他方側が取り付けられるようになっている。
図9(a)の多関節リンク機構10は、図9(b)の実線で示すような開ループリンクとなったリンク機構と、図9(b)の実線及び破線に示すような閉ループリンクとなったリンク機構とに分けて考えることができる。
すなわち、開ループリンク(第1の開ループリンク)は、固定側F(基礎側)から延びる第1リンク13、この第1リンク13の先に設けられた並進駆動関節11a、並進駆動関節11aの先端から水平方向にから延びる第2リンク14、第2リンク14の先端に設けられた回転駆動関節11b、この回転駆動関節11bを介して第2リンク14の先端側に第3リンク15、第3リンク15の先端に設けられた回転従動関節12dと、から構成されている。
また、閉ループリンクは、前述した開ループリンク(第1の開ループリンク)と、この開ループリンクに対して一方側が取り付けられたワークWと、ワークWの他方側が取り付けられた開ループリンク(第2の開ループリンク)とからなる。
ワークWの他方側が取り付けられた開ループリンク(第2の開ループリンク)は、固定側F(基礎側)から延びる第4リンク16、この第4リンク16の基端側を水平方向に自由に移動可能としている並進従動関節12g、第4リンク16の先端に取り付けられた並進駆動関節11c、並進駆動関節11cの上端から水平方向に延びる第5リンク17、この第5リンク17の先端に設けられた回転従動関節12f、この回転従動関節12fを介して第5リンク17の先端側に取り付けられた第6リンク18、この第6リンク18の先端に取り付けられた回転従動関節12eから構成されている。
以上述べた、2つの開ループリンク、及びこの2つの開ループリンクを含む閉ループリンクにより構成された多関節リンク機構10においても、本願の技術を適用可能である。
すなわち、第1実施形態の(STEP1−3−1)〜(STEP1−3−3)に対応するものとして、以下の(STEP2−3−1)〜(STEP2−3−3)を行うとよい。
まず、
(STEP2−3−1)ワークWを移動させる最小限のリンク構成として、ポジショナ3のワーク取り付け台8を先端に持つ開ループリンクを選び出す。この開ループリンクとしては、例えば、図9(b)に示す第1の開ループリンク(第1リンク13、並進駆動関節11a、第2リンク14、回転駆動関節11b、第3リンク15、回転従動関節12d)を選ぶことができる。なお、第2の開ループリンクを選んでもよい。
(STEP2−3−2)次に、(STEP2−3−1)で選定された開ループリンクに対して、ポジショナ3のワーク取り付け台8の姿勢より、当該開ループリンクを構成する各関節(ジョイント、軸の両方を含む)の移動・回転量を導出する。
(STEP2−3−3)最小限のリンク機構の各関節の移動・回転量が決まれば、当業者が通常使用するCADソフトなどで行われている機構解析に用いられる計算を行うことが出来る。具体的には、(STEP2−3−2)にて導出された各関節の移動・回転量を固定値として、残りの全ての関節を含む閉ループリンク(第1の開ループリンク〜ワークW〜第2の開ループリンクでできる閉多角形)に対して、計算を行い、残りの全ての関節の移動・回転量を導出する。
以上の処理を行うことで、図8に示すような、第2実施形態に係るリンク機構においても、駆動関節11および従動関節12の全ての移動・回転量を求めることができるようになる。
以上まとめれば、本願発明に係る多関節リンク機構10の逆運動学解法を用いることで、駆動関節11以外に従動関節12により拘束されたリンクを持つ多関節リンク機構10を有する装置の目的となる先端位置・姿勢を、従来の所定の位置・姿勢になるまで駆動軸を変更して所定内に収まるまで試行する時間が無くなり、教示時間の短縮や精度よい位置・姿勢の指定が可能となる。また、ループリンク機構に含まれない関節に対しても最小リンク機構の構成を考えることにより導出することが出来、従来技術の多関節リンク機構10の導出方法としてループリンク機構以外の軸に対してのアプローチも可能としている。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ロボットシステム
2 溶接ロボット
3 ポジショナ
4 制御装置
5 オフライン教示データ作成装置
6 溶接トーチ
7 教示ペンダント
8 ワーク取り付け台
10 多関節リンク機構
11 駆動関節
12 従動関節
13 第1リンク
14 第2リンク
15 第3リンク
16 第4リンク
17 第5リンク
18 第6リンク
W ワーク
F 固定側

Claims (4)

  1. 多関節型のロボットと、当該ロボットの周辺装置として配備された多関節リンク機構とからなるロボットシステムにおいて、前記多関節リンク機構に配置された対象物を所望の位置・姿勢に動かすために、当該多関節リンク機構の各関節の移動・回転量を決定する方法であって、
    前記多関節リンク機構は、駆動源により駆動される駆動関節と、前記駆動関節の動きに伴って従動的に動く従動関節とを有しており、以下の(i)〜(iii)の工程を行うことで、前記駆動関節及び従動関節の移動・回転量を決定することを特徴とする多関節リンク機構の逆運動学解法。
    (i) 前記多関節リンク機構から、前記対象物の位置・姿勢を変化させる最小限のリンク構成からなる開ループリンク機構を選定する。
    (ii) 前記多関節リンク機構に載置された対象物の所望の位置・姿勢より、(i)で選定した開ループリンク機構を構成する各関節の移動・回転量を導出する。
    (iii) (ii)にて導出された開ループリンク機構の各関節の移動・回転量を固定値として、前記開ループリンク機構の関節の少なくとも一部及び非選定とされた関節で構成された閉ループリンク機構の各関節の移動・回転量を導出する。
  2. 前記開ループリンク機構として、
    前記対象物を起点とし、最短距離でリンク機構の固定側に達するリンク節及び関節から構成されるリンク機構を採用することを特徴とする請求項1に記載の多関節リンク機構の逆運動学解法。
  3. 前記多関節リンク機構が、対象物が載置され且つ当該対象物の位置、姿勢を可変とするポジショナとされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の多関節リンク機構を有する装置の逆運動学解法。
  4. 多関節型のロボットと、当該ロボットの周辺装置として配備された多関節リンク機構とが備えられたロボットシステムにおいて、前記ロボット及び多関節リンク機構の教示データを決定する教示データ作成装置であって、
    前記教示データ作成装置が、請求項1〜3のいずれかに記載された多関節リンク機構の逆運動学解法を実行するように構成されていることを特徴とする教示データ作成装置。
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