JPH1083208A - ロボット間相対位置演算機構 - Google Patents

ロボット間相対位置演算機構

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JPH1083208A
JPH1083208A JP25785096A JP25785096A JPH1083208A JP H1083208 A JPH1083208 A JP H1083208A JP 25785096 A JP25785096 A JP 25785096A JP 25785096 A JP25785096 A JP 25785096A JP H1083208 A JPH1083208 A JP H1083208A
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JP
Japan
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robot
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slave
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Application number
JP25785096A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Nogo
秀俊 野吾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1083208A publication Critical patent/JPH1083208A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 協調動作する主ロボットと従ロボットにおい
て、前記主ロボットの基準点を変更しても改めて座標変
換行列設定操作を実施することなく、変更後の基準点と
従ロボットの基準点との相対位置関係を演算して協調動
作を制御できるロボット間相対位置演算機構を提供す
る。 【解決手段】 主ロボットの基準点Hと従ロボットの基
準点Tとの相対位置関係を所定の基準点間座標変換行列
HT により設定した状態で、他の基準点Jの目標位置
を指定して主ロボットを動作させるとき、基準点Jと基
準点Tとの相対位置関係 JT を、基準点Hと基準点J
との相対位置関係 JH と前記基準点間座標変換行列 H
T とにより演算して従ロボットの基準点Tを主ロボッ
トの基準点Jに協調動作させる。基準点Jと基準点Tと
の基準点間座標変換行列を改めて再設定する必要がな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボット制御装置
により動作される主ロボットと従ロボットとの間で協調
動作させるときの、前記主ロボットの基準点と前記従ロ
ボットの基準点との相対位置を演算するロボット間相対
位置演算機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ロボットが生産現場で活用されて
いるが、協調動作のための設定が容易であることが要請
されている。
【0003】以下、従来の主ロボットと従ロボットとの
協調動作の概略について説明する。図6は従来のロボッ
ト間相対位置演算機構の構成を示すブロック図である。
なお、以下の説明において、動作の主体側のロボットを
主ロボット、従属側のロボットを従ロボットと称す。主
ロボットと従ロボットとの間で相互の相対位置関係を制
御しながら従ロボットを主ロボットの動作に協調動作さ
せる場合、まず、動作に先立って、それぞれのロボット
の固定部の一点を原点とする原点座標系(以下、ロボッ
ト原点座標系と称す)の相互関係を調べてロボット原点
座標系間の座標変換行列(以下、ロボット間座標変換行
列と称す)を設定する必要がある。このロボット間座標
変換行列を設定するには、それぞれのロボットの基準点
(たとえば、実際に作業するツールの先端)を複数の位
置,姿勢で互いに同一点で正確に位置合わせし、その位
置をそれぞれのロボット原点座標系の座標で読み取る。
3点以上で位置合わせすれば、ロボット原点座標系間に
共通な座標系が設定できるので、位置合わせした基準点
のそれぞれのロボット原点座標系における座標と前記共
通な座標系に座標変換した座標が等しくなることから、
読み取った座標のデータを基に演算してロボット間座標
変換行列を設定することができる。以後、主ロボットの
原点と従ロボットの原点との間の相対位置関係を変えな
い限り、前記ロボット間座標変換行列は不変であり、こ
のロボット間座標変換行列をロボット間座標変換行列記
憶手段8に記憶しておく。
【0004】つぎに、主ロボットと従ロボットとの間で
協調動作を実行させる場合、従ロボットの基準点を主ロ
ボットの基準点に対して実際の作業に必要な所定の相対
位置関係に操作設定し、その状態で読み取った座標のデ
ータを基に、そのときの従ロボットの基準点と主ロボッ
トの基準点との相対位置関係を演算する。すなわち、従
ロボット原点座標系における従ロボットの基準点の座標
を、前記ロボット間座標変換行列を用いて主ロボット原
点座標系における座標に変換し、さらに主ロボット原点
座標系と前記主ロボット基準点座標系との間の座標変換
行列を用いて主ロボット基準点座標系における座標に変
換する。この主ロボット基準点座標系における従ロボッ
トの基準点の座標は主ロボットの基準点との相対位置関
係を与え、その相対位置関係に対応する行列を基準点間
座標変換行列として基準点間座標変換行列記憶手段6に
記憶しておく。以後、この基準点間座標変換行列は従ロ
ボットが主ロボットに協調動作するために維持する基準
点間の相対位置関係を与える。
【0005】上記基準点間の相対位置関係を維持しなが
ら従ロボットを主ロボットに協調動作させる場合、主ロ
ボット目標位置演算手段1により直線や円弧などの軌跡
補間に対応する主ロボットの基準点の目標位置を決定す
ると、主ロボット逆運動学演算手段3は、主ロボットロ
ボット定数記憶手段2にあらかじめ記憶してあるロボッ
ト定数を用いて公知のロボット逆運動学により各関節の
角度を演算し、主ロボット角度指令手段4により主ロボ
ットの基準点を前記目標位置に移動させる。このとき、
基準点座標系座標変換手段7は、主ロボットの基準点の
前記目標位置に対する従ロボットの基準点の位置を、基
準点間座標変換行列記憶手段6に記憶した前記基準点間
座標変換行列を用いて主ロボット原点座標系における座
標として演算し、ロボット間座標変換手段9に与える。
ロボット間座標変換手段9は、ロボット間座標変換行列
記憶手段8に記憶したロボット間座標変換行列を用いて
従ロボットの原点座標系における座標に変換して従ロボ
ット逆運動学演算手段11に与える。従ロボット逆運動
学演算手段11は、従ロボットロボット定数記憶手段1
0に記憶してあるロボット定数を用いて公知のロボット
逆運動学により各関節の角度を演算し、従ロボット角度
指令手段12により従ロボットの基準点を移動させる。
【0006】以上の動作により、従ロボットの基準点は
基準点間座標変換行列で与えた基準点間の相対位置関係
を維持しながら主ロボットの基準点に協調動作する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のロボ
ット間の協調動作の制御において、主ロボットと従ロボ
ットとの間の相対位置関係を規定する種々の座標変換行
列は、それぞれのロボットの位置合わせに用いた基準点
に対して決定されるものである。したがって、ツールと
して使用するハンドの交換などで基準点が変更された場
合、ロボットの原点の移動を伴う場合には改めて位置合
わせの操作を行い、ロボット間座標変換行列を設定し直
す必要があった。しかし、この座標変換行列設定操作
は、複数の位置、姿勢において正確に位置を設定する必
要があり、多くの工数を必要とする。
【0008】また、ロボットの原点の移動を伴わない場
合でも、基準点間の相対位置関係が変わるので前記基準
点間座標変換行列を再設定する必要がある。このとき、
相対位置を設定する基準点の位置を、たとえばワークを
把持するハンドから離れた空間上の位置としたい場合な
どでは、相対位置の設定が困難であり、別途、なんらか
の方法で物体上の基準点を作成して前記基準点間座標変
換行列を設定する操作を行う必要があった。
【0009】本発明は上記の課題を解決するもので、ロ
ボットの基準点を変更しても面倒な座標変換行列設定操
作を改めて実施することなく、変更された主ロボットの
基準点と従ロボットの基準点との相対位置関係を、変更
された基準点の位置情報で演算して制御しながら協調動
作させることができるロボット間相対位置演算機構を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる本発明
は、従ロボットの基準点Tと主ロボットの複数の基準点
のうちの特定の基準点Hとの相対位置関係を所定の基準
点間座標変換行列により設定した状態で、前記基準点H
以外の基準点Jの目標位置を指定して前記主ロボットを
動作させるとき、前記基準点Jと前記基準点Tとの相対
位置関係を、前記基準点Jと前記基準点Hとの相対位置
関係と前記基準点間座標変換行列とにより演算するよう
にしたロボット間相対位置演算機構である。
【0011】これにより、基準点変更前に設定した基準
点間座標変換行列をそのまま用いるので、改めて座標変
換行列設定操作を実施することなく、変更後の基準点間
の相対位置を演算して協調動作を制御することができ
る。
【0012】請求項3に係わる本発明は、従ロボットの
複数の基準点のうちの特定の基準点Tを主ロボットの複
数の基準点のうちの特定の基準点Hに対して相対位置関
係を所定の基準点間座標変換行列により設定してある状
態で、前記基準点H以外の基準点Jの目標位置を指定し
て前記主ロボットを動作させるとき、前記基準点Jと前
記従ロボットの基準点T以外の基準点Uとの相対位置関
係を、前記基準点Jと前記基準点Hとの相対位置関係
と、前記基準点Uと前記基準点Tとの相対位置関係と、
前記基準点間座標変換行列とにより演算するようにした
ロボット間相対位置演算機構である。
【0013】これにより、基準点変更前に設定した基準
点間座標変換行列をそのまま用いるので、改めて座標変
換行列設定操作を実施することなく、変更後の基準点間
の相対位置を演算して協調動作を制御することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項1に係わる本発明におい
て、主ロボット基準点座標系記憶手段は、主ロボットの
複数の基準点の相対位置関係を記憶する手段を意味し、
たとえば、各基準点を原点とする複数の主ロボット基準
点座標系を設定し、各主ロボット基準点座標系とフラン
ジ座標系との座標変換行列により各原点間の相対位置関
係を記憶するか、または、複数の基準点のうちの特定の
基準点の主ロボット基準点座標系を設定し、他の基準点
をその主ロボット基準点座標系における座標で記憶すれ
ばよい。実施例では、それぞれの基準点に主ロボット基
準点座標系を設定し、主ロボット基準点座標系記憶手段
に記憶する。また、目標位置を与えられた変更後の基準
点の位置に対応する変更前の基準点の位置を演算し、そ
の位置に対して基準点間座標変換行列(これは基準点間
座標変換行列記憶手段に記憶してある)で規定され相対
位置関係から従ロボットの基準点の位置を演算すること
ができる。これらの演算はいずれも座標変換行列を用い
たベクトル合成演算で実行できる。
【0015】請求項3に係わる本発明において、主ロボ
ット基準点座標系記憶手段については請求項1に係わる
本発明と同じである。また、従ロボット基準点座標系記
憶手段は前記主ロボット基準点座標系記憶手段と同様の
手段でよい。また、目標位置を与えられた主ロボットの
変更後の基準点の位置に対応する変更前の基準点の位置
を演算し、その位置に対して基準点間座標変換行列(こ
れは基準点間座標変換行列記憶手段に記憶してある)で
規定され相対位置関係から従ロボットの変更前の基準点
の位置を演算し、その位置に対する変更後の基準点の位
置を演算することができる。
【0016】なお、上記の各演算は、すべてマイクロコ
ンピュータなどのプログラム処理により実行できる。
【0017】以下、本発明の実施例について説明する。
【0018】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明のロボット間相対位置演算機
構の実施例1について図面を参照しながら説明する。図
1は本実施例の構成を示すブロック図である。なお、図
6に示した従来例と同じ構成要素には同一番号を付与し
て詳細な説明を省略する。また、図における矢印は、主
ロボットの変更後の基準点の目標位置が決定されてか
ら、主ロボットおよび従ロボットの各関節に対する角度
データが決定されるまでの情報の流れを示す。
【0019】本実施例が従来例と異なる点は、主ロボッ
ト基準点座標系記憶手段5を備え、変更前の主ロボット
基準点座標系と変更後の主ロボット基準点座標系とによ
り、主ロボットの変更後の基準点と変更前の基準点との
相対位置関係を記憶していることと、基準点座標系座標
変換手段7の動作とにある。協調動作時には主ロボット
の基準点が変更されており、したがって、基準点座標系
座標変換手段7は主ロボット目標位置演算手段1から目
標位置を変更後の基準点の位置として与えられる。この
とき、基準点座標系座標変換手段7は、前記与えられた
変更後の基準点の位置に対応する変換前の基準点の位置
に対して従ロボットの基準点が協調動作するとし、基準
点間座標変換行列記憶手段6に記憶してある基準点間座
標変換行列を用いて従ロボットの基準点の位置を演算す
る。この演算は、従ロボットの基準点が常に主ロボット
の変更前の基準点に所定の相対位置関係で拘束されて動
作することに由来する。以後の動作は従来例と同じであ
る。
【0020】以下、本実施例における演算処理について
図面を参照しながら説明する。図2(a)は本実施例に
おける主ロボットと従ロボットとの関係の概略を示す模
式図、図2(b)は、本実施例に関連する各座標系と各
変換行列とを主ロボットと従ロボットに対応して示す模
式図である。
【0021】いま、原点をOAとする主ロボットの主ロ
ボット原点座標系をΣA、ΣAから見た主ロボットのア
ーム先端FA(たとえば手首フランジ)を原点とする座
標系をΣFA、ΣFAから見た主ロボットの変更前の基
準点H(たとえばハンド先端)を原点とする主ロボット
基準点座標系をΣH、同様にΣFAから見た主ロボット
の変更後の基準点J(たとえばハンド中心)を原点とす
る主ロボット基準点座標系をΣJとする。また、原点を
OBとする従ロボットの従ロボット原点座標系をΣB、
ΣBから見た従ロボットのアーム先端FB(たとえば手
首フランジ)を原点とする座標系をΣFB、ΣFBから
見た従ロボットの変更前の基準点T(たとえば溶接用ト
ーチの先端)を原点とする従ロボット基準点座標系をΣ
T、同様にΣFBから見た変更後の基準点U(たとえば
別の溶接用トーチ)を原点とする従ロボット基準点座標
系をΣUとする。
【0022】ここで、たとえば座標系ΣXから座標系Σ
Yへの座標変換行列をXYと表すことにすれば、上記の
座標系の間には、下記のような変換行列が設定できる。
【0023】 ΣAから見たΣHへの座標変換行列: AHAFAFAH ΣAから見たΣJへの座標変換行列: AJAFAFAJ ΣBから見たΣTへの座標変換行列: BTBFBFBT ΣBから見たΣUへの座標変換行列: BUBFBFBU ΣAから見たΣBへの座標変換行列: AB ABはロボット原点座標系間のロボット間座標変換行列
であり、最初に主ロボットの基準点Hと従ロボットの基
準点Tとを3点以上について位置合わせの操作を行い、
基準点Hの位置と基準点Tの位置とが同一位置であるこ
とから、AH ABBTの関係を用い、ABAH
BT-1により、位置合わせしたときに読み取った座
標のデータから演算により決定される。このロボット間
座標変換行列は主ロボットの原点OAと従ロボットの原
点OBとの相対位置関係を与え、基準点のみ変更する本
実施例においては不変であり、ロボット間座標変換行列
記憶手段8に記憶しておく。また、AFAFAHFA
JBFBFBTFBUは、それぞれロボット内部の各
座標系間に係わる座標変換行列であり、それぞれロボッ
ト定数やハンドの設計値などを基に演算することができ
る。なお、主ロボット基準点座標系ΣHおよびΣJは、
主ロボット基準点座標系記憶手段5に記憶されている。
【0024】主ロボットの変更前の基準点Hの主ロボッ
ト基準点座標系ΣHから見た従ロボットの基準点Tへの
座標変換行列(以下、基準点間座標変換行列と称す)H
Tは、上記座標変換行列を組み合わせることで、HTHAABBT=(AH-1ABBT と表される。協調動作時は、この基準点間座標変換行列
が主ロボットの変更前の基準点(ここではハンドの先
端)Hと従ロボットの基準点(ここでは溶接用トーチの
先端)Tとの相対位置関係を与える行列として設定さ
れ、従来例と同様に、あらかじめ基準点間座標変換行列
記憶手段6に記憶しておく。
【0025】ここで、主ロボットの基準点Hが基準点J
に変更、たとえばハンド先端からハンド中心に変更され
た場合、この基準点Jの目標位置が指示され、主ロボッ
ト原点座標系ΣAから見てAJにより与えられる。この
とき、変更前の基準点Hの位置は、変更後の基準点Jか
ら見た相対位置としてJHで与えられ、さらに、主ロボ
ットのフランジ座標系ΣFAから見たそれぞれの相対位
置関係を用いると、JHJFAFAH により得られる。したがって、主ロボットの主ロボット
原点座標系ΣAから見た変更前の基準点Hの位置は、AHAJJHAJJFAFAH で与えられる。この変更前の基準点Hに対して従ロボッ
トが協調動作するので、その基準点Tの位置は、AT=(AJJFAFAH)・HT により与えられ、この行列は主ロボット原点座標系ΣA
における基準点Tの座標を与える行列であり、これをロ
ボット間座標変換行列 AB を用いて、BT=(AB-1AT=(AB-1・(AJJFA
FAH)・HT に変換すると、この行列は従ロボット原点座標系ΣBに
おける基準点Tの座標を与える。
【0026】このように、主ロボットの変更後の基準点
Jの目標位置を指定したときに従ロボットの基準点Tが
協調動作する位置を演算することができる。
【0027】以下、本実施例の演算処理について図1に
示したブロック図を参照しながら説明する。主ロボット
目標位置演算手段1は、主ロボットの基準点Jが軌跡補
間などに基づいて動作すべき目標位置を演算し、主ロボ
ット逆運動学演算手段3に前記目標位置を出力する。主
ロボット逆運動学演算手段は前記目標位置と主ロボット
ロボット定数記憶手段2に記憶されているロボット定数
とにより、公知のロボット逆運動学に基づいて、基準点
Jが前記目標位置に到達するために必要な各関節の角度
データを演算し、主ロボット角度指令手段4に与える。
主ロボット角度指令手段4は与えられた角度データを主
ロボットの各関節に指示する。以上の処理により、主ロ
ボットの基準点Jは前記目標位置に到達する。
【0028】このとき、主ロボット目標位置演算手段1
は前記目標位置を基準点座標系座標変換手段7にも与え
ており、基準点座標系座標変換手段7は主ロボット基準
点座標系記憶手段5にあらかじめ記憶してある基準点H
における主ロボット基準点座標系ΣHおよび基準点Jに
おける主ロボット基準点座標系ΣJと、基準点間座標変
換行列記憶手段6に記憶させてある相対位置関係を与え
る基準点間座標変換行列 HT と、フランジ座標系ΣF
Aとにより、従ロボットの基準点Tが協調動作すべき位
置を、主ロボット原点座標系における座標変換行列、AJJFAFAHHT により演算し、ロボット間座標変換手段9に与える。
【0029】ロボット間座標変換手段9は、ロボット間
座標変換行列記憶手段8に記憶させてあるロボット間座
標変換行列 AB を用いて、従ロボット原点座標系ΣB
における基準点Tの位置を与える BT を演算し、従ロ
ボット逆運動学演算手段11に与える。なお、(AB
-1AB の逆行列である。従ロボット逆運動学演算手
段11は与えられた BT と、従ロボットロボット定数
記憶手段10に記憶させてある従ロボットのロボット定
数とを用い、上記の BT が与える位置に移動するため
の関節の角度データを演算して従ロボット角度指令手段
12に与える。従ロボット角度指令手段12は与えられ
た角度データを各関節に指令する。これにより、従ロボ
ットの基準点Tは演算された位置に移動する。
【0030】以上のように、本実施例によれば、主ロボ
ットの変更後の基準点Jに目標位置を与えた場合の従ロ
ボットの基準点Tの位置を、変更前の基準点Hで設定し
た相対位置関係の基準点間座標変換行列と、基準点Hと
基準点Jとの相対位置関係を与える主ロボット基準点座
標系とで演算できるので、改めて変更後の基準点Jと基
準点Tとの相対位置関係を指定する座標変換行列を再設
定する必要がない。したがって、変更後の基準点Jに対
する相対位置関係の設定が物理的に困難な場合、たとえ
ば基準点Jが空間上の1点である場合などにおいて、設
定が容易な物体上の1点を基準点Hとして選定し、基準
点Jと基準点Tとの所望の相対位置関係を勘案して基準
点Hと基準点Tとの相対位置関係を設定すれば、本実施
例の演算により基準点Tを基準点Jに対して上記所望の
相対位置関係に設定でき、このとき、上記の演算からわ
かるように、基準点Jに対する基準点間座標変換行列は
不要であるので、改めて基準点Jに対する座標変換行列
設定操作を実施する必要はない。
【0031】なお、基準点Hをロボット間座標変換行列
の設定に使用できることは言うまでもない。また、基準
点Jに対して主ロボット基準点座標系を設定せず、基準
点Hの主ロボット基準点座標系ΣHにおけるJ点として
主ロボット基準点座標系記憶手段5に記憶してもよい。
【0032】(実施例2)以下、本発明のロボット間相
対位置演算機構の実施例2について図面を参照しながら
説明する。図3は本実施例の構成を示すブロック図であ
る。なお、実施例1と同じ構成要素には同一番号を付与
して詳細な説明を省略する。図において、13は主ロボ
ット基準点座標系記憶手段5に格納された複数の主ロボ
ット基準点座標系から、演算に使用する1つを選択して
指示する主ロボット基準点座標系選択手段である。この
場合、主ロボット基準点座標系記憶手段5は、複数の変
更された基準点ごとの主ロボット基準点座標系を記憶で
きるものとしている。
【0033】上記構成においてその動作を説明すると、
主ロボットは、従ロボットの基準点Tを協調動作させる
基準点を変えるごとに主ロボット基準点座標系選択手段
13により、演算に使用する主ロボット基準点座標系を
主ロボット基準点座標系記憶手段5から選択し、主ロボ
ット基準点座標系記憶手段5は選択された主ロボット基
準点座標系を基準点座標系座標変換手段7に与える。他
の動作は実施例1と同じである。
【0034】以上の処理により、主ロボットの複数の基
準点について、基準点ごとに座標変換行列設定操作をす
ることなく、それら基準点を任意に切り替えながら協調
動作させることができる。また、主ロボット基準点座標
系記憶手段5は、実施例1で説明したように、位置合わ
せのための基準点Hのデータも記憶しており、主ロボッ
ト基準点座標系選択手段13により、位置合わせ時の読
み取りデータに基づいてロボット間座標変換行列を演算
するときに必要な基準点Hのデータを選択して供するよ
うにもできる。
【0035】以上のように、本実施例によれば、主ロボ
ットが種々の作業ごとに切り替えて用いるツールに対応
する複数の基準点のデータを主ロボット基準点座標系記
憶手段5に記憶しておき、前記ツールを切り替えるごと
に対応する基準点のデータを主ロボット基準点座標系選
択手段13により主ロボット基準点座標系記憶手段5か
ら選択して演算に使用することにより、実施例1に示し
た操作性を、より一層向上させることができる。
【0036】(実施例3)以下、本発明のロボット間相
対位置演算機構の実施例3について図面を参照しながら
説明する。図4は本実施例の構成を示すブロック図であ
る。なお、実施例1と同じ構成要素には同一番号を付与
して詳細な説明を省略する。図において、14は従ロボ
ットの変更前の従ロボット基準点座標系と変更後の従ロ
ボット基準点座標系とを記憶している従ロボット基準点
座標系記憶手段である。この場合、ロボット間座標変換
手段9は、基準点座標系座標変換手段7により演算され
た主ロボット原点座標系における従ロボットの基準点の
目標位置を、ロボット間座標変換行列記憶手段8に記憶
されたロボット間座標変換行列と従ロボット基準点座標
系記憶手段14に保存された従ロボットの変更後の従ロ
ボット基準点座標系とを用いて、従ロボット原点座標系
における目標位置に変換する。
【0037】上記構成においてその動作を説明する。主
ロボットの基準点が基準点Hから基準点Jに変更された
場合には、実施例1で説明したように、AT=(AJJFAFAH)・HT により基準点Jに協調動作する従ロボットの基準点T
の、主ロボット原点座標系ΣAにおける位置が求められ
る。この位置を従ロボットの従ロボット原点座標系ΣB
に変換するとき、従ロボットの基準点Tも基準点Uに変
更する場合には、主ロボットでの基準点変更と同様に、
変更前後の基準点の間に、TUTFBFBU の関係が成り立つ。したがって、BUBTTU=(AB-1ATTU により、変更前の基準点Tと変更後の基準点Uとの相対
関係を用いて、従ロボットの基準点Uの位置を演算し、
従ロボットの基準点Uを主ロボットの基準点Jに協調動
作させることができる。
【0038】以上のように、本実施例によれば、従ロボ
ットの変更前の基準点Tと変更後の基準点Uとの相対関
係を従ロボット基準点座標系記憶手段14に記憶してお
き、それらのデータを基に従ロボットの変更後の基準点
Uを主ロボットの変更後の基準点Jに協調動作させる相
対位置を容易に演算することができる。この場合にも、
実施例1と同様に、基準点間座標変換行列を再設定する
必要がないことは言うまでもない。
【0039】(実施例4)以下、本発明のロボット間相
対位置演算機構の実施例4について図面を参照しながら
説明する。図5は本実施例の構成を示すブロック図であ
る。図において、15は従ロボット基準点座標系記憶手
段14に格納された複数の従ロボット基準点座標系か
ら、演算に使用する1つを選択して指示する従ロボット
基準点座標系選択手段である。この場合、従ロボット基
準点座標系記憶手段14は、複数の変更された基準点ご
とに従ロボット基準点座標系を記憶するものとする。
【0040】上記構成において、主ロボットと従ロボッ
トの動作は、それぞれ実施例2と実施例3と同じ動作を
行う。したがって、主ロボットと従ロボットは、それぞ
れの基準点を任意に切り替えながら、協調動作によりロ
ボット間の相対位置を制御しながら動作することができ
る。
【0041】図7は本発明のロボット間相対位置演算機
構により協調動作する主ロボットと従ロボットの構成例
を示す模式図である。16は主ロボットを制御する主ロ
ボット制御装置、17は主ロボットに対する動作を指示
するとともに、位置および角度のデータ表示、および位
置および角度のデータを入力するためのティーチングペ
ンダント、18は主ロボット、19は主ロボット18の
先端に取り付けられたロボットのツールであり、たとえ
ば、把持用のハンドである。20は協調動作する従ロボ
ットを制御する従ロボット制御装置、21は従ロボット
制御装置20により動作が制御される従ロボットであ
り、実際の作業を行う。22は従ロボット21の先端に
取り付けられたロボットのツールであり、たとえば溶接
用トーチである。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、変更前の基準点の位置と変更前の基準点間との相対
位置関係を記憶しておき、目標位置が指定される基準点
を変えても変更前の基準点間の相対位置関係が保たれる
ように協調動作することに基づいて変更後の基準点間の
相対位置を演算することにより、変更後の基準点につい
て改めて座標変換行列設定操作を実施する必要がなく、
面倒で工数のかかる座標変換行列設定操作を排除するこ
とができ、ツールを変更する場合などの操作性を一段と
向上させることができる。
【0043】なお、上記の実施例では従ロボットが1台
である場合について説明したが、従ロボットが複数台で
あってもよいことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロボット間相対位置演算機構の実施例
1の構成を示すブロック図
【図2】本発明のロボット間相対位置演算機構における
座標系間の関係を示す図
【図3】本発明のロボット間相対位置演算機構の実施例
2の構成を示すブロック図
【図4】本発明のロボット間相対位置演算機構の実施例
3の構成を示すブロック図
【図5】本発明のロボット間相対位置演算機構の実施例
4の構成を示すブロック図
【図6】従来のロボット間相対位置演算機構の構成を示
すブロック図
【図7】本発明のロボット間相対位置演算機構の実施例
の全体構成を示す模式図
【符号の説明】
1 主ロボット目標位置演算手段 2 主ロボットロボット定数記憶手段 3 主ロボット逆運動学演算手段 4 主ロボット角度指令手段 5 主ロボット基準点座標系記憶手段 6 基準点間座標変換行列記憶手段 7 基準点座標系座標変換手段 8 ロボット間座標変換行列記憶手段 9 ロボット間座標変換手段 10 従ロボットロボット定数記憶手段 11 従ロボット逆運動学演算手段 12 従ロボット角度指令手段 13 主ロボット基準点座標系選択手段 14 従ロボット基準点座標系記憶手段 15 従ロボット基準点座標系選択手段 16 主ロボット制御装置 17 ティーチングペンダント 18 主ロボット 19,22 ツール 20 従ロボット制御装置 21 従ロボット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多関節の主ロボットの基準点と従ロボッ
    トの基準点との相対位置関係を演算して所定の相対位置
    関係に保ちながら前記従ロボットの基準点を前記主ロボ
    ットの基準点の動作に協調動作させるロボット間相対位
    置演算機構において、前記主ロボットにおける複数の基
    準点の間の相対位置関係を記憶する主ロボット基準点座
    標系記憶手段を備え、前記従ロボットの基準点Tと前記
    主ロボットの複数の基準点のうちの特定の基準点Hとの
    相対位置関係を所定の基準点間座標変換行列により設定
    した状態で、前記基準点H以外の基準点Jの目標位置を
    指定して前記主ロボットを動作させるとき、前記基準点
    Jと前記基準点Tとの相対位置関係を、前記主ロボット
    基準点座標系記憶手段に記憶した前記基準点Jと前記基
    準点Hとの相対位置関係と、前記基準点間座標変換行列
    とにより演算するようにしたロボット間相対位置演算機
    構。
  2. 【請求項2】 主ロボット基準点座標系記憶手段から基
    準点Hと他の基準点との相対位置関係を選択する主ロボ
    ット基準点座標系選択手段を備え、基準点H以外の基準
    点Jの目標位置を指定して主ロボットを動作させると
    き、前記主ロボット基準点座標系選択手段により基準点
    Jと基準点Hとの相対位置関係を主ロボット基準点座標
    系記憶手段から選択して演算に用いるようにした請求項
    1記載のロボット間相対位置演算機構。
  3. 【請求項3】 多関節の主ロボットの基準点と従ロボッ
    トの基準点との相対位置関係を演算して所定の相対位置
    関係に保ちながら前記従ロボットの基準点を前記主ロボ
    ットの基準点の動作に協調動作させるロボット間相対位
    置演算機構において、前記主ロボットにおける複数の基
    準点の間の相対位置関係を記憶する主ロボット基準点座
    標系記憶手段と、前記従ロボットにおける複数の基準点
    の間の相対位置関係を記憶する従ロボット基準点座標系
    記憶手段とを備え、前記従ロボットの複数の基準点のう
    ちの特定の基準点Tと前記主ロボットの複数の基準点の
    うちの特定の基準点Hとの相対位置関係を所定の基準点
    間座標変換行列により設定してある状態で、基準点H以
    外の基準点Jの目標位置を指定して前記主ロボットを動
    作させるとき、前記基準点Jと前記従ロボットの基準点
    T以外の基準点Uとの相対位置関係を、前記主ロボット
    基準点座標系記憶手段に記憶した前記基準点Jと基準点
    Hとの相対位置関係と、前記従ロボット基準点座標系記
    憶手段に記憶した前記基準点Uと前記基準点Tとの相対
    位置関係と、前記基準点間座標変換行列とにより演算す
    るようにしたロボット間相対位置演算機構。
  4. 【請求項4】 主ロボット基準点座標系記憶手段から基
    準点Hと他の基準点Jとの相対位置関係を選択する主ロ
    ボット基準点座標系選択手段と、従ロボット基準点座標
    系記憶手段から基準点Tと基準点Uとの相対位置関係を
    選択する従ロボット基準点座標系選択手段とを備え、基
    準点H以外の基準点Jの目標位置を指定して主ロボット
    を動作させるとき、前記主ロボット基準点座標系選択手
    段により基準点Jと基準点Hとの相対位置関係を主ロボ
    ット基準点座標系記憶手段から選択するとともに、前記
    従ロボット基準点座標系選択手段により基準点Uと基準
    点Tとの相対位置関係を従ロボット基準点座標系記憶手
    段から選択して演算に用いるようにしたロボット間相対
    位置演算機構。
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