JP7451158B2 - ティッシュペーパー収容容器 - Google Patents

ティッシュペーパー収容容器 Download PDF

Info

Publication number
JP7451158B2
JP7451158B2 JP2019221313A JP2019221313A JP7451158B2 JP 7451158 B2 JP7451158 B2 JP 7451158B2 JP 2019221313 A JP2019221313 A JP 2019221313A JP 2019221313 A JP2019221313 A JP 2019221313A JP 7451158 B2 JP7451158 B2 JP 7451158B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tissue paper
opening
length
stack
storage container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019221313A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021091416A (ja
Inventor
渉 須原
朱音 石井
歩未 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bandai Co Ltd
Original Assignee
Bandai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bandai Co Ltd filed Critical Bandai Co Ltd
Priority to JP2019221313A priority Critical patent/JP7451158B2/ja
Publication of JP2021091416A publication Critical patent/JP2021091416A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7451158B2 publication Critical patent/JP7451158B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Sanitary Thin Papers (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

本発明は、ティッシュペーパー収容容器に関する。
後記の特許文献1には、開閉可能な挿入口および引き出し口を有するティッシュペーパーケースと、ティッシュペーパーを収容したティッシュペーパー梱包体と、の組み合わせから成り、ティッシュペーパー梱包体に収容されているティッシュペーパーをティッシュペーパーケースに挿入口を通じて挿入できるようにしたものが開示されている。
しかしながら、前掲のティッシュペーパー梱包体に収容されているティッシュペーパーは、数十枚単位を束にしたティッシュペーパー束体を複数積層した特殊なものであり、市販のボックスティッシュ等に収容されているティッシュペーパー積み重ね物(2つ折りされたティッシュペーパー単体が1つずつ取り出せるように順次積み重ねられたもの)とは異なる。すなわち、前掲のティッシュペーパー梱包体は前掲のティッシュペーパーケース専用のものであるため、ティッシュペーパー梱包体が無いとティッシュペーパーケースへのティッシュペーパーの挿入が行えない不便がある。
特開2012-148814号公報
本発明が解決しようとする課題は、市販のボックスティッシュ等から取り出したボックスティッシュ対応のティッシュペーパー積み重ね物を収容して携帯可能なティッシュペーパー収容容器を提供することにある。
本発明の一態様であるティッシュペーパー収容容器は、ボックスティッシュ対応のティッシュペーパー積み重ね物を収容口を通じて内部に収容可能な容器本体と、収容口を開閉可能な開閉部と、を備え、容器本体は、互いに向き合う前シート部と後シート部と含み、前シート部と後シート部の少なくとも一方には、容器本体の内部からティッシュペーパー単体を取出可能な取出口が設けられている。
本発明に係るティッシュペーパー収容容器によれば、市販のボックスティッシュ等から取り出したボックスティッシュ対応のティッシュペーパー積み重ね物を収容して携帯することができる。
図1(A)は本発明を適用したティッシュペーパー収容容器の前面図、図1(B)は同後面図である。 図2(A)は図1(A)のS1-S1線拡大断面図、図2(B)は図2(A)のS2-S2線断面図である。 図3(A)はティッシュペーパー積み重ね物の上面図、図3(B)は同側面図である。 図4(A)~図4(D)は図1に示したティッシュペーパー収容容器の作製方法(一例)の説明図である。 図5は図1に示したティッシュペーパー収容容器の使用方法(一例)の説明図である。 図6は図1に示したティッシュペーパー収容容器の使用方法(一例)の説明図である。 図7は図1に示したティッシュペーパー収容容器の第1変形例の説明図である。 図8は図1に示したティッシュペーパー収容容器の第2変形例の説明図である。
まず、図1および図2を用いて、本発明を適用したティッシュペーパー収容容器10の構成を説明する。この説明では、便宜上、図1(A)の手前側を前、奥側を後、左側を左、右側を右、上側を上、下側を下と表記し、他の図についてもこれと同様に向きを表記する。
ティッシュペーパー収容容器10は、図1(A)および図1(B)に示したように、前面視および後面視が矩形状を成し上辺に収容口11aを有する容器本体11と、収容口11aを開閉可能な開閉部12(図2(A)および図2(B)も参照)と、を備える。
容器本体11は、後述のボックスティッシュ(含むフィルム包装の詰替用ソフトパックティッシュ)対応のティッシュペーパー積み重ね物TPS(図3を参照)を、収容口11aを通じて内部に収容可能である。また、容器本体11は互いに向き合う前シート部11bと後シート部11cとを含み、前シート部11bには、容器本体11の内部から後述のティッシュペーパー単体TP(図3を参照)を取出可能な取出口11dが設けられている。
ここで、図3を用いて、ティッシュペーパー積み重ね物TPSについて先に説明する。ティッシュペーパー積み重ね物TPSはボックスティッシュ(含むフィルム包装の詰替用ソフトパックティッシュ)対応のものであり、具体的には、市販のボックスティッシュ(含むフィルム包装の詰替用ソフトパックティッシュ)から取り出した全部または一部を指す。
ティッシュペーパー積み重ね物TPSは、2つ折りされたティッシュペーパー単体TPが1つずつ取り出せるように順次積み重ねられたものである。ティッシュペーパー単体TP(1枚または2枚重ねのもの)のサイズはメーカーによって多少異なるが、広げた状態の矩形状の長辺は概ね200mm~230mmの範囲内にあり、短辺は概ね180mm~200mmの範囲内にある。
前掲のティッシュペーパー単体TPはティッシュペーパー積み重ね物TPSにおいて短辺中央で2つ折りされて積み重ねられているため、図3(A)に示したティッシュペーパー積み重ね物TPSの長さLは概ね200mm~230mmの範囲内にあり、幅Wは概ね90mm~100mmの範囲内にある。ちなみに、図3(B)に示したティッシュペーパー積み重ね物TPSの厚さTは、先に述べた全部の場合と一部の場合とで異なる他、全部の場合でもボックスティッシュ等に収容されているティッシュペーパー単体TPの数または組数によって異なり、全部および一部の場合でティッシュペーパー単体TPの数または組数が同じ場合でもティッシュペーパー単体TPの厚さによって異なる。
容器本体11は、1つの基材シートBS(図4を参照)を2つ折りして収容口11aが存する辺を除く2辺部分を接合(接合部SP1およびSP2を参照)して構成されている。ちなみに、容器本体11の原材料はポリプロピレンやポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂であり、開閉部12を除く前シート部11bの厚さと後シート部11cの厚さは0.5mm~2mmの範囲内にある。ティッシュペーパー収容容器10の作製方法(一例)については図4を用いて後に説明する。
なお、容器本体11は全体が透明または半透明(乳白色の他、彩色で色付けされたものを含む)であってもよいし、前シート部11bと後シート部11cの少なくとも一方に模様、例えば、キャラクターの全身や顔、キャラクターに関連付けされたアイテム、これらの組み合わせ等を単色または多色で印刷したものであってよい。
前シート部11bと後シート部11cは、容器本体11の内部にティッシュペーパー積み重ね物TPSが収容されていない非収容状態で、互いに接触可能な態様、すなわち、前シート部11bの厚さと後シート部11cの厚さの和に近い厚さを有する態様を成す。ちなみに、同非収容状態では、前シート部11bの厚さと後シート部11cの厚さが小さい場合に、容器本体11を丸めたり曲げたりすることも可能である。
一方、前シート部11bと後シート部11cは、容器本体11の内部にティッシュペーパー積み重ね物TPSが収容されている収容状態(図6を参照)で、ティッシュペーパー積み重ね物TPSの積み重ね方向の一方面と他方面にそれぞれ接触する態様を成すように構成されている。
前掲の収容状態について補足すれば、前シート部11bと後シート部11cは、ティッシュペーパー積み重ね物TPSを積み重ね方向に圧縮する態様を成すように構成されており、当該圧縮は、ティッシュペーパー積み重ね物TPSの中央部分よりも周囲部分の圧縮度合が大きい圧縮である。
容器本体11の上辺と下辺は第1長さ(左右方向寸法、符号省略)を有し、左辺と右辺は第2長さ(左右方向寸法、符号省略)を有し、第1長さは第2長さよりも長い。また、第1長さ、ならびに、接合部SP1およびSP2の左右方向間隔は、ティッシュペーパー積み重ね物TPSの長さLよりも長く、第2長さ、ならびに、容器本体11の下辺から開閉部12の開閉部分(凸条部12aおよび凹条部12b、図2を参照)までの上下方向間隔は、ティッシュペーパー積み重ね物TPSの幅Wよりも長い(図6を参照)。
収容口11aの長さ(左右方向寸法、符号省略)は、ティッシュペーパー積み重ね物TPSを容器本体11の内部に収容可能な長さであれば特段の制限はないが、収容しやすさを考慮すれば、ティッシュペーパー積み重ね物TPSの長さLよりも僅かに短いか、あるいは、長さL以上であることが好ましい。
取出口11dは、前シート部11bに設けられた長孔から成り、好ましくは容器本体11の第2長さの方向の中央に第1長さの方向と平行に設けられている。取出口11dの第1長さの方向に沿う寸法と第2長さの方向に沿う寸法はティッシュペーパー単体TPを取出可能な寸法であれば特段の制限はないが、取り出しやすさを考慮すれば、取出口11dの第1長さの方向に沿う寸法は、第1長さから先に述べた接合部SP1およびSP2を除いた寸法に近い寸法であることが好ましい。
取出口11dについて補足すれば、先に述べたティッシュペーパー積み重ね物TPSの場合(長さLが概ね200mm~230mmの範囲内、幅Wが概ね90mm~100mmの範囲内)、取出口11dの第1長さの方向の寸法(左右方向寸法)は230mm以上260mm以下の範囲内とすることが好ましく、235mm~245mmの範囲内とすることがより好ましい。また、取出口11dの第2長さの方向の寸法(上下方向寸法)は0.5mm以上5mm以下の範囲内とすることが好ましく、1mm~3mmの範囲内とすることがより好ましい。
開閉部12は、図2(A)および図2(B)に拡大断面を示したように、前シート部11bの上部内側に収容口11aに沿って設けられた凸条部12aと、後シート部11cの上部内側に収容口11aに沿って設けられた凹条部12bと、を有し、凸条部12aと凹条部12bは、着脱可能な嵌め合いを可能としている。
凸条部12aと凹条部12bについて補足すれば、図面に示した凸条部12aは半円よりも大きな欠円状の断面形を有する凸部分を線状に有し、凹条部12bは半円よりも大きな欠円状の断面形を有する凹部分を線状に有する。すなわち、凸部分を凹部分に押し込むことにより凹部分が凸部分を弾性的に保持し閉塞が為され、凸部分を凹部分から引き出すことにより保持が解かれて開放が為されるように構成されている。
なお、凸条部12aの凸部分と凹条部12bの凹部分を上下2列または3列以上としても、前記同様の保持およびその解除(閉塞および開放)が行える。無論、凸部分の断面形と凹部分の断面形は、前記同様の保持およびその解除(閉塞および開放)が行える断面形であれば特段の制限はない。
また、開閉部12は、前シート部11bの上部外側に収容口11aに沿って設けられたガイド凸部12cと、後シート部11cの上部外側に収容口11aに沿って設けられたガイド凸部12dと、をさらに有する。両ガイド凸部12cおよび12dの断面形は同一の矩形状である。この両ガイド凸部12cおよび12dは、後述の操作部12eを収容口11aに沿って案内するためのものである。
さらに、開閉部12は、凸条部12aと凹条部12bとの嵌め合いと当該嵌め合いの解除を可能としたガイド凹部12e1および解除部12e2を含む操作部12eを、さらに有する。この操作部12eは、前掲の両ガイド凸部12cおよび12dにより収容口11aに沿って左右方向に移動可能である。
ガイド凹部12e1および解除部12e2について補足すれば、ガイド凹部12e1は下端の開放部分の上に、左から右に向かって嵌め込み区域SR1と解除区域SR2とを有し、解除部12e2は解除区域SR2内に位置している。嵌め込み区域SR1はガイド凸部12cおよび12dによる案内下で凸条部12aの凸部分を凹条部12bの凹部分に押し込むことが可能な区域であり、解除区域SR2はガイド凸部12cおよび12dによる案内下で解除部12e2によって凸条部12aの凸部分を凹条部12bの凹部分から引き出すことが可能な区域である。
すなわち、操作部12eを図1(A)において左方向に移動させると、解除部12e2によって凸条部12aと凹条部12bとの嵌め合いが解除されて、収容口11aが開放する。これとは逆に、操作部12eを図1(A)において右方向に移動させると、凸条部12aと凹条部12bとの嵌め合いが為されて、収容口11aが閉塞する。
次に、図4を用いて、前述のティッシュペーパー収容容器10の作製方法の一例を説明する。なお、ここで説明する作製方法はあくまでも一例であって、前述のティッシュペーパー収容容器10の作製方法を制限するものではない。
作製に際しては、図4(A)に示した基材シートBSを用意する。この基材シートBSは合成樹脂製であり、その前面には、上から順に、凹条部12b、ガイド凸部12d、取出口11d、ガイド凸部12c、凸条部12a、が一体に形成されている。
そして、図4(B)に示したように、図4(A)に示した基材シートBSを裏返し、凹条部12bを含む上端部分と凸条部12aを含む下端部分をそれぞれ手前に折り曲げて、各々の下端部と上端部をヒートシールによって基材シートBSに接合して接合部SP4およびSP3(図1を参照)を形成する。これにより、凹条部12bを含む上端部分と凸条部12aを含む下端部分が折り曲げ状態で固定され、凹条部12bの後側にガイド凸部12dが位置するとともに凸条部12aの後側にガイド凸部12cが位置する。
そして、図4(C)に示したように、図4(B)に示した基材シートBSの下半分を手前に折り曲げて凸条部12aを凹条部12bに接近させ、各々の外側のガイド凸部12cおよび12dにその左側から操作部12eのガイド凹部12e1(図2を参照)を嵌める。
そして、図4(D)に示したように、図4(C)に示した基材シートBSの折り曲げた下半分と上半分の左右両端部をヒートシールによって接合して接合部SP1およびSP2(図1を参照)を形成する。以上で前述のティッシュペーパー収容容器10の作製が完了する。
次に、図5および図6を用いて、前述のティッシュペーパー収容容器10の使用方法の一例を説明する。なお、ここで説明する使用方法は下記の試作品等に基づくものであり、前述のティッシュペーパー収容容器10の使用方法を制限するものではない。
参考までに使用方法の確認に用いたティッシュペーパー収容容器10(試作品)のサイズとティッシュペーパー積み重ね物TPSのサイズを例示すれば、ティッシュペーパー収容容器10の容器本体11のサイズは245mm(第1長さ)×150mm(第2長さ)であり、収容口11aの第1長さの方向に沿う寸法(左右方向寸法)は220mmであり、取出口11dの第1長さの方向に沿う寸法(左右方向寸法)は235mmで第2長さの方向に沿う寸法(上下方向寸法)は2mmであり、前シート部11bの厚さと後シート部11cの厚さは1mmである。一方、ティッシュペーパー積み重ね物TPSのサイズは228mm(長さL)×94mm(幅W)×30mm(厚さT)で、ティッシュペーパー単体TPは2枚重ねのもので組数は90組である。
収容に際しては、図5に示したように、市販のボックスティッシュ(含むフィルム包装の詰替用ソフトパックティッシュ)から一部のティッシュペーパー積み重ね物TPS(ティッシュペーパー単体TPは2枚重ねのもので組数は90組)を取り出す。
そして、図5に示したように、開閉部12の操作部12eを最も左端まで移動させて、容器本体11の収容口11aを開放する。そして、ティッシュペーパー積み重ね物TPSを多少傾かせて収容口11aを通じて容器本体11の内部に収容し、収容後に向きを整える。
そして、図6に示したように、開閉部12の操作部12eを最も右端まで移動させて、容器本体11の収容口11aを閉塞する。
先に述べたように、図6に示した収容状態では、容器本体11の内部に収容されたティッシュペーパー積み重ね物TPSは、積み重ね方向の一方面と他方面が前シート部11bと後シート部11cにそれぞれ接触するとともに、前シート部11bと後シート部11cによって積み重ね方向に圧縮される。
すなわち、容器本体11の内部に収容された後のティッシュペーパー積み重ね物TPSの厚さは、収容前のティッシュペーパー積み重ね物TPSの厚さTよりも小さくなる。また、前掲の圧縮は、ティッシュペーパー積み重ね物TPSの中央部分よりも周囲部分の圧縮度合が大きい圧縮であるため、容器本体11の内部に収容された後のティッシュペーパー積み重ね物TPSの厚さは、中央部分よりも周囲部分の方が小さくなる。
容器本体11の内部に収容された後のティッシュペーパー積み重ね物TPSから1つ目のティッシュペーパー単体TPを取り出すときには、図6において容器本体11の取出口11dを指先で広げながら1つ目のティッシュペーパー単体TPを指先で摘まんで、取出口11dを通じて外部に取り出す。
1つ目のティッシュペーパー単体TPを容器本体11の取出口11dを通じて外部に取り出すと2つ目のティッシュペーパー単体TPの約半分が取出口11dから引き出されるため、2つ目以降のティッシュペーパー単体TPの取り出しはこの引き出し部分を指先で摘まんで外部に取り出せばよい。
次に、前述のティッシュペーパー収容容器10で得られる主たる作用効果を説明する。
前述のティッシュペーパー収容容器10によれば、ボックスティッシュ(含むフィルム包装の詰替用ソフトパックティッシュ)対応のティッシュペーパー積み重ね物TPS、具体的には、市販のボックスティッシュ(含むフィルム包装の詰替用ソフトパックティッシュ)から取り出した全部または一部を、本体部11の内部に収容して携帯することがでできる。
換言すれば、使用者が愛用している種類(肌触りや柔らかさや厚さ等が異なるもの)のティッシュペーパー積み重ね物TPSや、必要な数または組数のティッシュペーパー積み重ね物TPSを、容器本体11の内部に収容して携帯できるため、愛用のボックスティッシュを携帯する場合に生じ得る嵩張りを回避し、また、市販のポケットティッシュを携帯する場合に生じ得る数または組数の不足を回避して、極めて高い利便性を得ることができる。
また、前述のティッシュペーパー収容容器10によれば、容器本体11の内部にティッシュペーパー積み重ね物TPSが収容されていない非収容状態では、前シート部11bと後シート部11cが互いに接触可能な態様を成すように構成されているため、容器本体11の内部に収容したティッシュペーパー積み重ね物TPSを使い切った場合における携帯時の嵩張りを極力解消することができる。加えて、容器本体11の内部に収容したティッシュペーパー積み重ね物TPSを使い切った後に容器本体11を丸めたり曲げたりして小さくすることも可能であるため、この点においても携帯時の嵩張りを極力解消することができる。
さらに、前述のティッシュペーパー収容容器10によれば、容器本体11の内部にティッシュペーパー積み重ね物TPSが収容されている収容状態では、前シート部11bと後シート部11cがティッシュペーパー積み重ね物TPSの積み重ね方向の一方面と他方面にそれぞれ接触し、しかも、当該ティッシュペーパー積み重ね物TPSを積み重ね方向に圧縮する態様を成すように構成されているため、容器本体11の内部にティッシュペーパー積み重ね物TPSを収容されている場合における携帯時の嵩張りも極力解消することができる。
次に、前述のティッシュペーパー収容容器10の変形例を説明する。
〈第1変形例〉
図7は前述のティッシュペーパー収容容器10の第1変形例を示すティッシュペーパー収容容器10-1の後面図であって、当該ティッシュペーパー収容容器10-1が前述のティッシュペーパー収容容器10と構成を異にするところは、
・後シート部11cにも、前シート部11bの取出口11dと同様の取出口11d’を設
けた点
にあり、他の構成は前述のティッシュペーパー収容容器10と同じである。
このティッシュペーパー収容容器10-1によれば、前面側の取出口11dと後面側の取出口11d’を選択的に利用することで、ティッシュペーパー収容容器10-1からティッシュペーパー単体TPを取り出すときの自由度を高めることができる。他の作用効果は前述のティッシュペーパー収容容器10と同じである。
〈第2変形例〉
図8は前述のティッシュペーパー収容容器10の第2変形例を示すティッシュペーパー収容容器10-2の前面図であって、当該ティッシュペーパー収容容器10-2が前述のティッシュペーパー収容容器10と構成を異にするところは、
・容器本体11が 2つの基材シートを重ねて収容口11aが存する辺を除く3辺部分を
接合(接合部SP1、SP2およびSP5を参照)して構成されている点
にあり、他の構成は前述のティッシュペーパー収容容器10と同じである。
前掲の2つの基材シートは、図4(A)に示した基材シートBSを上下方向中央で分割したものであり、接合部SP5は、図4(D)に示した接合部SP1およびSP2を形成するときに併せて形成される。
このティッシュペーパー収容容器10-2によれば、作製方法が一部異なるものの、前述のティッシュペーパー収容容器10と同じ作用効果を得ることができる。
〈他の変形例〉
前述のティッシュペーパー収容容器10、10-1および10-2では、容器本体11の収容口11aを開閉可能な開閉部12としてスライド式チャックまたはスライド式ジッパーと呼ばれているものを用いたものを示したが、操作部12e、ガイド凸部12cおよびガイド凸部12dを有しないもの、すなわち、凸条部12aおよび凹条部12bのみで構成したものを開閉部として採用しても、容器本体11の収容口11aを同様に開閉することが可能である。
また、前述のティッシュペーパー収容容器10、10-1および10-2では、容器本体11の収容口11aを開閉可能な開閉部12としてスライド式チャックまたはスライド式ジッパーと呼ばれているものを用いたものを示したが、当該開閉部12を公知の金属製または合成樹脂製のファスナーに代えても、容器本体11の収容口11aを同様に開閉することが可能である。
さらに、前述のティッシュペーパー収容容器10、10-1および10-2では、容器本体11の接合部SP1~SP5をヒートシールによって形成したものを示したが、接着剤を用いた接着や縫合等によって各接合部を形成してもよい。
10,10-1,10-2…ティッシュペーパー収容容器、11…容器本体、11a…収容口、11b…前シート部、11c…後シート部、11d,11d’…取出口、12…開閉部、12a…凸条部、12b…凹条部、12c,12d…ガイド凸部、12e…操作部、12e1…ガイド凹部、12e2…解除部、SP1~SP5…接合部、TPS…ティッシュペーパー積み重ね物、TP…ティッシュペーパー単体。

Claims (7)

  1. ボックスティッシュ対応のティッシュペーパー積み重ね物を収容口を通じて内部に収容可能な合成樹脂製の容器本体であって、一辺と当該一辺と対向する辺が第1長さを有し、残りの2つの辺が第2長さを有し、前記第1長さは、前記第2長さよりも長い矩形状を成し、互いに向き合う前シート部と後シート部とを含前記前シート部と前記後シート部は、前記容器本体の内部に前記ティッシュペーパー積み重ね物が収容されていない非収容状態で、前記容器本体を丸めること及び曲げることを可能とする互いに接触可能な態様を成し、前記容器本体の内部に前記ティッシュペーパー積み重ね物が収容されている収容状態で、前記ティッシュペーパー積み重ね物の積み重ね方向の一方面と他方面にそれぞれ接触し、前記ティッシュペーパー積み重ね物を積み重ね方向において前記ティッシュペーパー積み重ね物の中央部分よりも周囲部分の圧縮度合が大きくなるように圧縮する態様を成すように構成されている、容器本体と、
    前記一辺に設けられている前記収容口を開閉可能な開閉部であって、前記収容口を奥行きがない状態で閉塞する開閉部と、
    前記前シート部と前記後シート部の少なくとも一方に設けられ、前記容器本体の内部からティッシュペーパー単体を取出可能な取出口であって、矩形の長孔から成り、前記第2長さの方向の中央に前記第1長さの方向と平行に設けられ、前記長孔の前記第2長さの方向の寸法は、0.5mm以上5mm以下の範囲内にある取出口と、を備え、
    前記容器本体は、前記前シート部と前記後シート部とを含む1つの基材シートを奥行きがない状態で2つ折りして前記収容口が存する辺を除く2辺部分を奥行きがない状態で接合部で接合して構成され、又は前記前シート部の基材シートと前記後シート部の基材シートとを重ねて前記収容口が存する辺を除く3辺部分を奥行きがない状態で接合部で接合して構成され、前記ティッシュペーパー積み重ね物の収容状態で、前記ティッシュペーパー積み重ね物が前記接合部に非接触の態様を成すように構成されている、
    ティッシュペーパー収容容器。
  2. 前記ティッシュペーパー積み重ね物は、2つ折りされた前記ティッシュペーパー単体が1つずつ取り出せるように順次積み重ねられたものである、
    請求項1に記載のティッシュペーパー収容容器。
  3. 前記第1長さは、前記ティッシュペーパー積み重ね物の長辺の長さよりも長く、前記第2長さは、前記ティッシュペーパー積み重ね物の短辺の長さよりも長い、
    請求項1又は2に記載のティッシュペーパー収容容器。
  4. 前記取出口の前記第1長さの方向に沿う寸法は、前記第1長さから請求項1に記載の前記接合の部分を除いた寸法に近い寸法を有する、
    請求項1~のいずれか1項に記載のティッシュペーパー収容容器。
  5. 前記取出口の前記第1長さの方向の寸法は、230mm以上260mm以下の範囲内にある、
    請求項1~のいずれか1項に記載のティッシュペーパー収容容器。
  6. 前記開閉部は、前記前シート部と前記後シート部の一方の内側に前記収容口に沿って設けられた凸条部と、他方の内側に前記収容口に沿って設けられた凹条部と、を有し、前記凸条部と前記凹条部は、着脱可能な嵌め合いを可能としている、
    請求項1~のいずれか1項に記載のティッシュペーパー収容容器。
  7. 前記開閉部は、前記凸条部と前記凹条部との嵌め合いと当該嵌め合いの解除を可能とした操作部を、さらに有する、
    請求項に記載のティッシュペーパー収容容器。
JP2019221313A 2019-12-06 2019-12-06 ティッシュペーパー収容容器 Active JP7451158B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019221313A JP7451158B2 (ja) 2019-12-06 2019-12-06 ティッシュペーパー収容容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019221313A JP7451158B2 (ja) 2019-12-06 2019-12-06 ティッシュペーパー収容容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021091416A JP2021091416A (ja) 2021-06-17
JP7451158B2 true JP7451158B2 (ja) 2024-03-18

Family

ID=76312994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019221313A Active JP7451158B2 (ja) 2019-12-06 2019-12-06 ティッシュペーパー収容容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7451158B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015205700A (ja) 2014-04-17 2015-11-19 株式会社ミューパック・オザキ スライダ構造体

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58145874U (ja) * 1982-03-27 1983-09-30 柳田 五十雄 携帯用テイツシユペ−パ−ケ−ス
JPH0733884U (ja) * 1993-12-03 1995-06-23 功 柏木 ティッシュパックカバー
WO2001002266A1 (en) * 1999-06-30 2001-01-11 Derek Martin Fay Tissue dispenser container
JP3177579U (ja) * 2012-05-30 2012-08-09 池ヶ谷 知宏 ポケットティッシュケース
JP6173267B2 (ja) * 2014-07-10 2017-08-02 株式会社ミューパック・オザキ 包装用袋
JP3214917U (ja) * 2017-12-01 2018-02-15 大一紙工株式会社 ウエットシート容器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015205700A (ja) 2014-04-17 2015-11-19 株式会社ミューパック・オザキ スライダ構造体

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
山ジップロック研究所、山の便利ツールをジップロックで作ろう2、ヤマケイオンライン、日本、ヤマケイオンライン 山と渓谷社、2017年06月15日、インターネット<https://WWW.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=115>(インターネットアーカイブWayBack Machineによる2018年10月13日付けのアーカイブ<https://web.archive.org/web/20201120142316/https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=115>)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021091416A (ja) 2021-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003040328A (ja) 複数の製品を集合包装するためのパッケージ
CN101987679A (zh) 包装盒
TW201038449A (en) Latching blank, sleeve and package
JP7451158B2 (ja) ティッシュペーパー収容容器
JPH02217298A (ja) 携帯可能な記入・整理箱
JP2007117187A (ja) カードゲーム用カードケース
CN209209257U (zh) 自锁包装箱
KR101761517B1 (ko) 쇼핑백 겸용 다이어리
JP2020111344A (ja) 箱形商品ディスペンサー
JP2020069274A (ja) 財布におけるカード入れ構造
JP3162392U (ja) 配送ケース
JP5633956B2 (ja) 筆記具収納ケース
JP2004323079A (ja) 包装用容器
JP3205000U (ja) 携帯用硬貨収納具
JP3226888U (ja) スライド式包装箱
JP3233142U (ja) 書類ケース
JP3050058U (ja) 収納容器
JP3156692U (ja) マスク個包装用袋
JP2019181060A (ja) 財布用カード収納装置
JP3163277U (ja) ファイルボックス
JP4808084B2 (ja) 容器
JPH10297153A (ja) ホルダー
JP5804590B2 (ja) シート状物を収納するための収納具
JP5126920B1 (ja) 収納ケース
JP3046661U (ja) 携帯ティッシュペーパー用ケース

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200310

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20210608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20210609

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211207

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20211207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220603

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221014

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20221014

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20221021

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20221026

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20221111

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20221115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7451158

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150