JPH02217298A

JPH02217298A - 携帯可能な記入・整理箱

Info

Publication number: JPH02217298A
Application number: JP1255107A
Authority: JP
Inventors: Olivier Juteau; オリビエ．ジュトー
Original assignee: Moore Business Forms Inc
Current assignee: Moore Business Forms Inc
Priority date: 1988-09-30
Filing date: 1989-09-29
Publication date: 1990-08-30
Also published as: PT91854A; FR2637226A1; EP0362056A1; PT91854B; CA1326842C; US4978006A; AU4230389A; NZ231101A; EP0362056B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、送り状あるいは同様な文書を複写記入し、控
え文書を収納整理し得る携帯可能な記入・整理箱に関す
るものである。

（従来の技術〉従来から、底面と、二つの横側面と、これに直交する二
つの縦側面と、カバー面とからなる箱状容器に用紙を入
れておき、カバー面にあけた窓から入っている用紙を見
ながらその上に所要事項を記入し得るようにされた携帯
用記入箱や、さらに、記入の際用紙の下側に硬い板状の
下敷き部があり、箱中の用紙を下敷き部上に引き出し得
るように用紙収出し口と反対側に下敷き部と箱の側面と
の間に通路が設けられた携帯用記入箱も知られている。

又、このような箱を１枚の厚手の素材を切断し、折り曲
げて作る提案もなされている。（フランス国特許第２５
７５４２２号、１９８６年７月４日）〈発明が解決しよ
うとする課題）しかしながら、従来のこのような携帯用記入箱は、通常
、用紙は、自己複写紙であって、カーボンが設けられた
ものが使用され、必要事項を記入した複数枚が得られ、
顧客その他に渡し少なくとも１部は、業者すなわちこの
用紙の記入者の控え用として業者によって保管されるも
のであるが、従来の記入箱には控え用文書を保管する箇
所が用意されていない。したがって、業者は、控え用文
書をポケット又はバッグなどに入れて持ち帰ることにな
り、控え用文書が破損したり、しわがよったり、ときに
は紛失するといった危険があり、又、これらを分類整理
して保管する必要があり、そのために余分の時間がかか
るなどといった問題がある。

本発明は、このような問題を解決し、作られた控え用文
書を作成直後ただちに整然と整理することができる携帯
可能な記入・整理箱を得ることを目的とするものて′あ
る。

（課題を解決するための手段）本発明者は、前記問題を解決し、前記目的を達成するた
めには、箱の底面に、用紙を自由に挿入し得る入口幅を
有する穴部を、用紙取り出し口と同じ側に設けることに
よって目的を達し得ることを見出して本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明は、底面と、底面に直交す
る二つの横側面と、横側面に直交する二つの縦側面と、
カバー面とよりなり、内部に用紙を収納し得る箱体に、
箱中に置かれた用紙を目視しながら記入し得るようにカ
バー面に設けられた窓と、記入後の用紙を取り出し得る
ようにカバー面の端部に設けられた用紙取り出し口と、
収納されている用紙を引き出す通路を用紙取り出し口と
は反対側に有して記入時の下敷きとなるようにカバー面
と箱体内部との間に設けられた下敷き板と、整理を予定
された文書を箱体内部に導き得るようにカバー面の用紙
取り出し口と同じ側に底面に設けられた穴部とを設けて
なる携帯可能な記入・整理箱である。

このような箱は、厚紙、プラスチック、又は、その他適
宜材料で製作することができ、第３図に示すような１枚
の厚紙素材を切り出して折り曲げて製作してもよく、あ
るいは、窓を設けたカバー面を構成する第１部材と、下
敷き板を構成部として有する第２部材とを、折り曲げ可
能の素材から得、この二つの部材を組合わせることによ
って本発明の携帯可能な記入・整理箱（以下、本発明の
箱という）とすることもできる。

又、本発明の箱は、箱の中に入れておく用紙としては、
通常、ミシン目を入れて折り畳んだ長い連続した用紙帯
を使用するが、この用紙をすべて使用し墨＜シた後に、
補充することができないようにしてもよく、中味の用紙
が無くなったときに、次々と新らしい用紙を補充して長
期間使用するようにしてもよい。前者の場合には、使用
終了後、又は、１日の仕事の終了後に、箱中に挿入した
控え用文書を取り出すために開き得るようにすれば十分
である。又、整理すべき文書の量は、毎回作成される文
書の一部は顧客に渡されたり品物に貼付けたりするので
使用する用紙の一部であり、整理を必要とする控え用文
書に対して十分な容積が箱中にあるので整理用の入れ物
や袋などを別に用意する必要がない。

とくに、１枚の厚紙素材を切り出し折り曲げて製作した
場合には、この箱が安価であるので、中味の用紙を使い
終ったときに使い捨てすることが可能である。再補充を
予定しないならば、この箱を最終の整理箱とするように
製作して使用することが可能であり、この場合、文書は
、これを保存することが必要な期間に亘ってそのま一保
管するようにすることができる。

さらに、本発明の箱には、用紙用及び控え用文書整理用
の二つの部屋に内部空間を分割する可動仕切りを有する
ようにすることも可能である。

本発明の箱はこのように構成されているので、箱中の用
紙帯は、最初の１組を下敷き板上にのせておき、カバー
面の窓から必要事項を記入後、用紙取り出し口側にある
切り込みで用紙端をつまんで引き出すと、次の新らたな
用紙が用紙帯室から通路を通って引き出され下敷き板上
に載置される。

取り出した記入済の文書は、その１枚を顧客に渡したり
して残った文書を控え用として底面の穴部から箱中に挿
入して保管することができる。したがって、控え用文書
は、紛失することも破損したり、しわになったりするよ
うなことがなく保管し得、又、箱自体を保存期間中の保
存用箱としても使用することができるものである。

又、控え用文書を相中に挿入しておいた場合、記載内容
が外部から見える危険性はなく、未記入の用紙帯を引き
出すときに生ずる摩擦によって損傷されることもなく、
穴部からおし出されることもなく、かえってこの摩擦が
穴部のへりから遠ざけるように働らくことによって防ぎ
得るものであって、これは、穴部が底部の用紙取り出し
口と同じ側のふち側に設けられていることとあいまって
防ぎ得るものである。

（実施例）次に、本発明の実施例を添付の図面に基づいて説明する
。

第１図は、本発明の箱の一実施例をカバー面側から示す
斜視図、第２図は、同じく底面側から示す斜視図、第３
図は、本発明の箱を１枚の素材かち切り出し折り曲げて
製作する例を示す展開図、第４図は、第１図中ＩＶ　−
ＩＶ縁線上断面図、第５図は、本発明の箱を二つの部材
から製作する一実施例をカバー面からみた斜視図として
示す分解図、第６図は、同じく底面からみた斜視図とし
て示す分解図、第７図及び第８図は、本発明の箱を二つ
の部材から製作する別の実施例を第５図及び第６図と同
様に示す分解図、第９図及び第１０図は、本発明の箱を
二つの部材から製作するさらに別の実施例を第５図及び
第６図と同様に示す分解図である。

第１図乃至第４図実施例に係る本発明の箱において、１
は、底面であり、２は、二つの横側面であって、底面１
端に直角に設けられ、３は二つの縦側面であって、横側
面に直交して底面１端に直角に設けられ、４は、カバー
面であって上面をなし、これらよって箱体が形成されて
いる。さらに、５は窓であって、カバー面４にあけられ
、これを通して用紙６が見られ必要事項を記入し得るよ
うになっている。７は、穴部であって、底面１にほぼ三
角形又は台形として形成されるが、その穴部人口８は、
箱体の幅にほぼ等しい長さをもち、記入済の用紙の用紙
取り出しロ１７側の底面１の縁りに近接した位置に設け
られ、頂部１０は、底面１のほぼ中間近くにあるように
して設けられ、この穴部７は、切り抜いて開いた状態に
してもよく、あるいは、第４図中に１点鎖線で示すよう
に、頂部１０で底面に接続された穴部７の形状をした蓋
部１６を設けて内部の控え用文書が脱出しないようにし
ておくこともできる。１２は、下敷き板であって、箱体
の用紙取り出しロ１７側は縦側面３に接し、反対側端は
、相対する縦側面３との間に間隙をあけて用紙の通路１
９となるようにカバー面４のすぐ下側に設けられており
、用紙６がこの上に載置され窓５を通して必要事項を記
入するときの下敷きとなる。１３は、可動仕切りであっ
て、下敷き板１２の下側に底面１との間に、下敷き板１
２が接しているのと同じ側の縦側面３に接して設けられ
、用紙帯の入る用紙室１４と控え用文書を入れる整理室
１５とを任意の割合に区分けすることができる。ただし
、この可動仕切り１３は、必ずしも設ける必要はない。

しかして、このような箱は、第３図に示すような１枚に
切り収った厚紙を折り曲げて製作することができ、第３
図に示す例では、横側面２となる部分を２Ａ、２Ｂとし
て二重として補強し得るようにされており、同様に、縦
側面３となる部分を３Ａ、３Ｂとし、下敷き板１２どな
る部分を１２Ａ。

１２Ｂとしてあり、これらを折り曲げることによって前
述のような箱を製作することができる。

本実施例における箱はこのように構成されているので、
前述のようにして文書を作成し、相中に整理保管し得る
ものである。

次に、第５図及び第６図に示す実施例は、二つの部材か
ら組立てる例であって、第１部材２０は、窓５をあけた
カバー面４に、二つの横側面２１と、これに直交する二
つの縦側面２２．２３とを垂設し、■字形の切り込み２
５をカバー面１１と縦側面２３とにわたって設けてあり
、底面がない形状に構成されている。又、第２部材２７
は、底面１端に二つの横側面２８と、これに直交する縦
側面２９とを設け、下敷き板１２を横側面２８よりわず
かに短い長さとして、縦側面２９側を合わせて取り付け
られ、反対側は用紙の通路１９となるようにされ、さら
に、底面１には、縦側面２９側に近く穴部人口８を有す
る台形の穴部７があけられている。

このような第１部材２０と第２部材２７とを使用し、第
１部材２０の切り込み２５のある側を第２部材２７の穴
部７が設けられた側とを合うように第５図に示す関係状
態にして第１部材２０を第２部材２７にかぶせるように
して形成する。箱内の用紙６は、下敷き板１２端と縦側
面２２どの間の用紙の通＃１１９を通って引き出すこと
ができ、以後、前述のように使用し得、同様な効果をあ
げうる。

又、第７図及び第８図に示す実施例は、第１部材３０と
第２部材３４とをマツチ箱のように形成して組み合わせ
て形成する例であって、第１部材３０は、カバー面４に
窓５及び切り込み１８があけられ、二つの横側面３１及
び切り込み１８と反対側に縦側面３２が垂設され、底面
３３が張られている。さらに、底面３３には、カバー面
４の切り込み１８と同じ側に穴部人口８を有する穴部７
Ａがあけられている。又、第２部材３４は、実施例２の
第２部材２７と同様形状に形成され、さらに、第１部材
３０の穴部７Ａと同形の穴部７Ｂが穴部７Ａと合致する
ような関係位置に形成されている。したがって、第２部
材３４を第１部材３０中に穴部７Ａと穴部７Ａとが合致
するように装入すれば、前記諸実施例同様に使用し得、
同様な作用、効果をあげることができる。

更に、第９図及び第１０図に示す実施例も第２部材４２
を第１部材４０中に装入して形成するものであり、第１
部材４０は、二つの横側面４１は設けであるが、縦側面
は設けてなく、どちら側からでも第２部材４２を装入し
得るようにした以外は第７図及び第８図に図示する実施
例の第１部材３０と同様に形成し、第２部材４２は、二
つの横四面４３と、これに直交する二つの縦側面４４．
４５を設け、下敷き板１２の端部と縦側面４４との間に
用紙の通路４６が形成されるように各側面に接続され、
底板は張られていない。このような第２部材４２を用紙
の通路４６が第１部材４０の切り込み４７と反対方向に
なるように第１部材４０中に装入することによって本発
明の箱が形成される。したがって、前記諸実施例同様に
使用し得、同様な作用、効果をあげることができる。

（発明の効果〉本発明は、穴部を記入済の用紙を取り出す用紙取り出し
口と同じ側で底面に設けたものであるから、控え用文書
を別の容器を用意することなく、用紙帯の下側に挿入し
て整然と整理して保管し得、控え用文書を紛失したり、
破損やしわがよるなどといった危険から防止し得るもの
であって、顕著な効果が認められる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の箱の一実施例をカバー面側から示す
斜視図、第２図は、同じく底面側がち示す斜視図、第３
図は、本発明の箱を１枚の素材がち切り出し折り曲げて
製作する例を示す展開図、第４図は、第１図中ＩＶ　−
ＩＶ縁線上断面図、第５図は、本発明の箱を二つの部材
から製作する一実施例をカバー面からみた斜視図として
示す分解図、第６図は、同じく底面からみた斜視図とし
て示す分解図、第７図及び第８図は、本発明の箱を二つ
の部材から製作する別の実施例を第５図及び第６図と同
様に示す分解図、第９図及び第１０図は、本発明の箱を
二つの部材から製作するさらに別の実施例を示す第５図
及び第６図と同様に示す分解図である。１・・・底面、２・・・横側面、３・・・縦側面、４・
・・カバー面、５・・・窓、６・・・用紙、７・・・穴
部、８・・・穴部入口、９・・・縁、１０・・・頂部、
１１・・・縁、１２・・・下敷き板、１３・・・可動仕
切り、１４・・・用紙室、１５・・・整理室、１６・・
・蓋部、１７・・・用紙取り出し口、１８・・・切り込
み、１９・・・用紙通路、２０・・・第１部材、２１・
・・横側面、２２．２３・・・縦側面、２５・・・切り
込み、２７・・・第２部材、２８・・・横側面、２９・
・・縦側面、３０・・・第１部材、３１・・・横側面、
３２・・・縦側面、３３・・・底面、３４山第２部材、
３５・・・底面、３６・・・横側面、３７・・・縦側面
、４０・・・第１部材、４１・・・横側面、４２・・・
第２部材、４３・・・横側面、４４．４５・・・縦側面
、４６・・・用紙通路、４７・・・切り込み。特許出願人　　ムーア、ビジネス、フォームス、インコ
ーポレーテッド第図１．３３．３５・・・底面

Claims

【特許請求の範囲】

１）底面と、底面に直交する二つの横側面と、横側面に
直交する二つの縦側面と、カバー面とよりなり、内部に
用紙を収納し得る箱体に、箱中に置かれた用紙を目視し
ながら記入し得るようにカバー面に設けられた窓と、記
入後の用紙を取り出し得るようにカバー面の端部に設け
られた用紙取り出し口と、収納されている用紙を引き出
す通路を用紙取り出し口とは反対側に有して記入時の下
敷きとなるようにカバー面と箱体内部との間に設けられ
た下敷き板と、整理を予定された文書を箱体内部に導き
得るようにカバー面の用紙取り出し口と同じ側に底面に
設けられた穴部とを設けてなることを特徴とする携帯可
能な記入・整理箱。