JPS61164971A - 連続記録紙用箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ある程度の可佛性を持ちながら十分な剛さを
持つ、たとえば、厚紙、プラスチック又は同様な材料で
作られ、軽くて携帯用として好適であシ、製作品がきわ
めて安く、かつ、収納しである連続記録紙（以下、用紙
という）が使用しつくした後は、箱自体を捨てることも
できるような連続記録紙用箱に関するものである。

〔従来の技術及び問題点〕

従来から伝票類、通知書などを切取りミシン目を折り目
として交互に重なシあうようにジグザク状に折りたたま
れた用紙を単独にあるいはカーボン紙とともにあらかじ
め軸中にセットしておき、必要に応じて引き出して軸中
においてそのま＼記入して切シ取るＳＫした筆記紙用箱
が知られ多くの提案がなされている。しかしながら、こ
れらは、いずれも複雑な構造のものが多く必ずしも満足
し得るものではなかった。

すなわち、特公昭５７−２５３９８号は、箱の下敷板と
蓋体との枢着構造が複離であシ、スプリングや係止体等
を設ける必要があった。

又、実公昭４５−１２５６３号は、梯子部を設ける必要
があシ、スプリングを添設しなければならず構造が複雑
であった。

さらに、米国特許第２０７２１３３号は、クラン、！−
により用紙を止める必要があシ、又、そうでない場合は
、カバーを設けなくてはならず、カバーを設ける場合は
、蝶番を別個に設ける必要があった。

このように、構造が複雑で取扱いもやっかいであ夛高価
なものであるなどといった問題があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明者らは、簡単な構造で使い捨ても可能なほど安価
に製造し得る連続記録紙用箱を得べく研究を進めた結果
、筆記用窓部を設けた筆記台シートと下敷シートとを箱
体の特定端縁にそれぞれ接続することによって目的を達
し得ることを見出して本発明をなしたものである。すな
わち、本発明は、開口部を有する箱体の前記開口部の用
紙引出し側を除く側端の一端縁に筆記用窓部を設けた燈
記台シートの一端部を、又、他の三端縁の少なくとも一
端縁に下敷きシートの一端部を接続し、各接続部よシ折
り曲げて筆記台シートと下敷きシートとを重ね合わせて
なる連続記録紙用箱である。

〔実施例〕

次に１添付の図面に基づいて本発明の実施例を厚紙を用
いて一体的に製造する例について述べる。

第１図は、本発明の連続記録紙用箱（以下、箱という）
の一実施例を示す斜視図、第２図は、第１図中Ｉ−Ｉ線
上の断面図、第３図は、第１図中！−Ｉｆ線上の断面図
、第４図乃至第７図は、箱を構成するための素材形状及
び素材を折曲げる次々の工種を示す斜視図である。

第４図において、細い実線は、素材である厚紙を回転体
を使って圧して形成させた折曲げ線である。

１け、箱の底を構成する底部シート、２，３は、二重構
造の長手側部を形成する側部シート（外）及び側部シー
ト（内）であり、側部シート（内）３は、それぞれ側部
シート（外）Ｋ対し箱の内側に向けて折曲げられ、かつ
、突出した舌部４が設けられ、底部シー）ＩＫあけられ
た溝状の開口５中に挿入係合されるよう罠なっている。

６は、端部シートであって、箱の頬側部を構成し、かつ
、側部シート（外）２及び側部シート（内）３の間に係
合するタブ７が延設され舌部４が開口５の中に挿入係合
する前に互に折り曲けられる。８は、下敷シート（上）
、９は、下敷シート（下）であって、側織部１０．１１
が設けられて端部シート６の端縁に接続され、側縁部１
１が側縁部ｌＯに対し箱の内側に向けて折曲げられ、相
互に固定されてふたたび折曲げられ側縁部１０．１１に
よって支持され補強されて箱の上に平らな書き面を形成
し底部シート１との間に大きな部屋を形成する。下敷シ
ート（上）８及び下敷シート（下）９の長さｔは、箱の
対応する長側辺内矩寸法よりわずかに短かくされ、箱を
形成した際、その先端縁と、相対する端部シート６の＠
ａ−ｂとの間に隙間１２（第２図）を形成し、この間を
用紙が引張られるとき用紙が動くことができる。１３は
、葺記台シートであって、相互固定用縁部１１が長辺１
１１Ｊ　Ｋ設けられ、鉦記用窓部１５が大きく切抜かれ
用紙の有用部分が現われ記入し得るようにされ、用紙の
引出し側と反対側の端部シート６の端縁に接続され、下
敷シート８上”Ｋ重ねられて、その間に小さな部屋を形
成し、箱の上部を形成する。１６情、円形の穴であって
、下敷シート（上）８と隣接する端部シート６との折曲
げ線上に設けられ、一方、下敷シート（内）９には、そ
の自由縁上に穴１６の中で重ねられて生じる半円形の切
欠き１７が設けられ、交互にジグザグ状に重なり合うよ
うに折りたたまれたノーカーボン紙のような用紙１８が
保管されている箱の下部の大きな部屋から用紙１８を下
敷シート（上）８上に容易に引出し得るようＫなってい
る。

なお、下敷シートと精側縁との接続は、用紙の引出し側
の反対側縁以外の三個縁の少なくとも一側縁に接続すれ
ばよく、引出し側の側ｍに接続することが好ましい。又
、葺記台シートと箱伸縁との接続は、用紙の引出し側の
側縁を除く三個縁の少なくとも一側縁に接続すればよく
、引出し側と反対側の側縁に接続することが好ましい。

本発明の箱はこのようＫｍ成されているので、第４図乃
至第７図に示すような工程によって、端部シート６のタ
ブ７を側部シート（外）２と側部シート（内）３との間
に挿入係合するようＫして舌部４を開口５に挿入係合す
るように折曲げで開口部を有する箱体を形成し、用紙１
８を収納して、下敷シート（下）９を下敷シート（上）
８の内側になるように折曲げて側部シート（内）９の内
側に挿入して平らな面の下敷シートを形成し、その際隙
間化から用紙１８の最初の部分を引き出して乗せておき
、鍜記台シート１３をその上に重ねる榛に折）曲げ、縁
部１４を側縁シート（内）３と側縁部１０との間に挿入
して用紙を収納した箱を形成することができる。したが
って、直ちに鹸記用窓部１５から筆記台シー）１３によ
って用紙をおさえ確保しながら必要事項を記入し、記入
後、切り欠き１７から用紙１８を引き出し、ミシン目か
ら記入済み用紙を切シ取ると、次の用紙１８は下敷シー
ト（上）８上に引き出されて乗っておシ同様に記入し得
るように準備されておシ、次々と必要に応じて用紙がな
くなるまで鎧記することができる。

本発明の箱は、上述の厚紙で製作されるばかシでなく、
プラスチックあるいはこれらに近い材料で製作してもよ
く、側部シートや下敷シートを二重構造としなくてもよ
いものであって、この際には、下敷シートの自由端縁は
アールをつけることが用紙を傷めず円滑に引出し得る上
から好ましい。

又、箱体を別個に作シ、下敷シート及び鋏記台シートを
別個Ｋｆ￥″シ、それぞれを箱体の側縁に前述のように
接続するようにとシつけてもよい。

本発明の箱は、切シ抜き及び折曲げ線を持つ厚紙又はそ
の他の材料で作られた素材で形成され、箱の色々の―部
が折曲げ及び相互固定で組立てられる。又、箱が素材の
折曲げＫよ９２個の重ねられた部屋に分割され、比較的
容積の大きい下部の部屋は、同紙を収納し得、一方、上
部の部屋は、記入するための用紙を導入し得、下部の部
屋は、もとの素材を折曲げて生じる下敷シートにより頂
部が閉じられ、用紙に記入事項を書くことができる十分
な基面を与えることができる。□さらに、平らな書き面
である下敷シートの上で相互固定されることＫよシ維持
される開口を持つ筆記台シートは、用紙がどれだけ残さ
れているかをみることができるように用紙を案内し維持
するものである。

〔発明の効果′〕

本発明は、筆記用窓部を設けた筆記台シートと下敷シー
トとを特定関係位置に端縁に接続したので、軽量であっ
て携帯用に好適でちり、特殊な組立て装置を必要とせず
してきわめて簡単に構成し得、製作費が安く、用紙を円
滑に引出すことができ、直ちに記入することができ、記
入済の用紙を引出して切取ると次の用紙が直ちに記入し
得るように用意し得、用紙が使用しつくした場合には用
紙を容易に補給し得るし、箱を捨てることもできる壜ど
すぐれた効果が認められる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案箱の一実施例を示す斜視図、第２図、
及び第３図は、それぞれ第１図中のＩｌ−１Ｉ上及びｌ
ｌ−Ｔｌ線上の断面図、第４図乃至第７図は、箱の構成
のための素材形状及び素材を折曲げる次々の工程を示す
斜視図である。 １・・・底部シート、２・・・側部シート（外）、３・
・・側部シート（内）、４・・・舌部、５・・・開口、
６・・・端部シート、７・・・タブ、８・・・下敷シー
ト（上）、９・・・下敷シート（下）、１０．１１・・
・側縁部、１２・・・隙間、１３・・・筆記台シート、
１４・・・縁部、１５・・・籠記用窓部、１６・・・穴
、１７・・・切欠き、１８・・・用紙特許出願人　ムー
ブ。ビジネス、フォームス。 インコーホレーテッド 第７図 自発手続補正書 昭和６１年２月３日 １、゛事件の表示 昭和６０年　　特　　許　　願　　第２９９８０５号２
、発明の名称 連続記碌紙用箱 ４、代理人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）開口部を有する箱体の前記開口部の用紙引出し側を
   除く側縁の一端縁に筆記用窓部を設けた筆記台シートの
   一端部を、又、他の三端縁の少なくとも一端縁に下敷シ
   ートの一端部を接続し、各接続部より折り曲げて筆記台
   シートと下敷シートとを重ね合わせてなることを特徴と
   する連続記録紙用箱。 ２）箱の長側部が短側部のタブをしつかり挾持するよう
   に互に折曲げられた二重構造を持つ特許請求の範囲第１
   項記載の連続記録紙用箱。 ３）折曲げられた二重構造を持つ長側部は、素材の溝状
   開口中に挿入係合される舌部によりその位置に保持され
   る特許請求の範囲第２項記載の連続記録紙用箱。 ４）箱は２個の重ねられた部屋に分割され、その下部の
   大容積の部屋は交互に重ね合わせて折りたたまれた連続
   記録紙を保管するようにされ、一方、上部の部屋は連続
   記録紙を導き記入し得るようされ、前記２個の部屋の分
   割は素材を折曲げて平らな書き面を形成する下敷シート
   によつてなされる特許請求の範囲第１項乃至第３項記載
   の連続記録紙用箱。 ５）下敷シートは二重構造を持ち、かつ、箱の対応する
   側部よりわずかに短かい長さに形成され、連続記録紙を
   通すことのできる間隙を前記側部との間に形成する特許
   請求の範囲第１項及び第４項記載の連続記録紙用箱。 ６）上部の部屋は、使用する紙面をみることができ、筆
   記し得るように大きな筆記用窓部を設けた筆記台シート
   により閉じられる特許請求の範囲第１項乃至第５項記載
   の連続記録紙用箱。