JP7447634B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロール媒体及び単票媒体のいずれかの記録媒体を選択的に収容可能な媒体カセットを備えた記録装置に関する。
特許文献1には、ロール紙を支持可能なスプールを正転及び逆転させることで、記録媒体がカット紙及びロール紙のいずれであるかを判定することができる記録装置について記載されている。かかる記録装置においては、記録媒体の搬送方向に関してスプールの下流側にあるニップ位置で記録媒体がニップされた状態で、スプールを正転及び逆転させる。記録媒体がロール紙である場合には、スプールの正転及び逆転動作に合わせて、ニップ位置よりも搬送方向の上流側での記録媒体のテンションが変動し、撓み量が変化する。一方、記録媒体がカット紙である場合には、記録媒体におけるニップ位置よりも搬送方向の上流側部分は固定されていないので、スプールを正転及び逆転させても、記録媒体のテンションは変化しない。したがって、スプールを正転及び逆転させた際の記録媒体の撓み量の変化に基づいて、記録媒体がカット紙及びロール紙のいずれであるかを判定することができる。
特開2017-218314号公報
ロール紙には、その後端部が巻き芯に固定されていないものと、巻き芯に固定されているものがある。上述の記録装置においては、後端部が巻き芯に固定されていないロール紙の紙切れ時には、記録媒体におけるニップ位置よりも搬送方向の上流側部分は固定されていない状態となるので、誤ってカット紙と検出されるおそれがある。また、後端部が巻き芯に固定されているロール紙である場合は、紙切れ時におけるスプールを正転及び逆転させた際の記録媒体の撓み量の変化態様が紙切れ前とは異なり、紙切れを正確に検知できないおそれがある。
本発明の目的は、媒体カセットに収容している記録媒体がロール媒体であるか単票媒体であるかを判断可能であり、且つ、ロール媒体の媒体切れを正確に判断可能な記録装置を提供することである。
本発明の記録装置は、連続媒体が巻き芯に巻回されたロール媒体及び単票媒体のいずれかの記録媒体を選択的に収容可能な媒体カセットと、前記媒体カセットから前記記録媒体を送り出す給送部と、前記給送部によって前記媒体カセットから送り出された前記記録媒体に対して画像を記録する記録部と、制御部と、を備えており、前記媒体カセットは、前記媒体カセットに収容された前記ロール媒体の下側部分の外周面と接触して前記ロール媒体を回転可能に支持する支持部と、前記ロール媒体が前記支持部に支持されているか否かを検知可能な第1センサと、前記支持部と前記給送部との間において前記ロール媒体から巻き解かれた前記記録媒体が通過する経路上にある検知位置において前記記録媒体の有無を検知可能な第2センサと、を有している。前記制御部は、前記第1センサからの出力信号が前記ロール媒体が前記支持部に支持されている旨の信号である場合に、前記媒体カセットに前記ロール媒体が収容されていると判断し、前記第1センサからの出力信号が前記ロール媒体が前記支持部に支持されていない旨の信号である場合に、前記媒体カセットに前記単票媒体が収容されていると判断する媒体判断処理と、前記媒体判断処理において前記媒体カセットに前記ロール媒体が収容されていると判断した後、前記給送部により前記記録媒体を送り出している途中に、(i)前記第1センサからの出力信号が、前記ロール媒体が前記支持部に支持されていない旨の信号に切り替わった場合、及び、(ii)前記第2センサからの出力信号が、前記記録媒体が有る旨の信号から前記記録媒体が無い旨の信号に切り替わった場合に、前記ロール媒体が媒体切れであると判断するロール媒体切れ判断処理と、を実行する。
本発明の記録装置では、媒体判断処理により、媒体カセットに収容している記録媒体がロール媒体であるか単票媒体であるかを判断することができる。また、後端部が巻き芯に固定されているロール媒体である場合は、媒体切れの際、給送部により記録媒体が送り出されることで、巻き芯が支持部から外れる。したがって、給送部により記録媒体を送り出している途中に、第1センサからの出力信号が、ロール媒体が支持部に支持されていない旨の信号に切り替わることで、ロール媒体の媒体切れであると判断することができる。さらに、後端部が巻き芯に固定されていないロール媒体である場合には、媒体切れの際、給送部により記録媒体が送り出されることで、記録媒体の後端部が第2センサの検知位置を通過する。したがって、給送部により記録媒体を送り出している途中に、第2センサからの出力信号が、記録媒体が有る旨の信号から記録媒体が無い旨の信号に切り替わった場合に、ロール媒体が媒体切れであると判断することができる。このように、後端部が巻き芯に固定されているロール媒体である場合も、後端部が巻き芯に固定されていないロール媒体である場合も、正確に媒体切れを判断することができる。
本発明の一実施形態にかかるプリンタの概略構成を示す側面図である。 図1に示すプリンタの制御部のブロック図である。 図1に示すプリンタにおいて実行される処理手順の一例を示すフローチャートの前半部分である。 図1に示すプリンタにおいて実行される処理手順の一例を示すフローチャートの後半部分である。 図1に示す給送カセットの側面図であり、(a)はロール紙が収容されている状態、(b)は所定サイズのカット紙が収容されている状態、(c)は所定サイズよりも大きなサイズのカット紙が収容されている状態を示す。 図1に示す給送カセットの側面図であり、(a)は後端部が巻き芯に固定されていないロール紙の紙切れ状態、(b)は後端部が巻き芯に固定されているロール紙の紙切れ状態を示す。
以下、本発明の好適な一実施の形態にかかるインクジェットプリンタ(以下、単に「プリンタ」と称する)について、図面を参照しつつ説明する。以下の説明においては、プリンタ1が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向が定義され、筐体11の開口13が設けられている側を手前側(正面)として前後方向が定義され、プリンタ1を手前側(正面)から見て左右方向が定義される。
プリンタ1は、図1に示すように、給送カセット2、給送部3、搬送部4、切断機構5、記録部6、排出トレイ7及び制御部8などを主に有する。給送カセット2は、筐体11内において記録部6の下方に配置されている。排出トレイ7は、筐体11内において記録部6の前方であって、給送カセット2の上方に配置されている。
給送カセット2及び排出トレイ7は、開口13を通じて筐体11の内部へ前後方向に沿って挿入可能である。また、筐体11に装着された給送カセット2及び排出トレイ7は、開口13を通じて前後方向に沿って脱抜可能である。筐体11には、給送カセット2の脱着を検知可能なカセット検知センサ14が設けられている。
カセット検知センサ14は、給送カセット2が接離するスイッチ式のメカニカルセンサであり、制御部8に信号を出力する。カセット検知センサ14は、給送カセット2が装着されている際は給送カセット2と当接して出力信号がONとなり、給送カセット2が脱抜されている際は給送カセット2から離れて出力信号がOFFとなる。カセット検知センサ14の機構はこれに限定されるものではなく、例えばフォトセンサを用いた非接触式のものであってもよい。
給送カセット2は、ロール紙R(本発明の「ロール媒体」に相当)及びカット紙K(本発明の「単票媒体」に相当)のいずれかの用紙Pを選択的に収容可能である。ロール紙Rは、円筒状の巻き芯(紙管)Rcの外周面に長尺の用紙Pがロール状に巻回されたものである。給送カセット2は、図1に示すように、上方に開口した箱形状を有するトレイ21と、ロール紙Rの下側部分の外周面と接触して当該ロール紙Rを回転可能に支持する支持部22と、ロール紙検知センサ26と、媒体後端検知センサ27と、を主に有する。また、給送カセット2におけるロール紙Rが収容される領域の後方には、ストッパ16が設けられている。ストッパ16は、筐体11に支持されていてもよく、給送カセット2に支持されていてもよい。
支持部22は、トレイ21の底部21bにおける前側(図1中左側)部分に配置される。カット紙Kは、支持部22がトレイ21から取り外された状態で、カット紙K全体がトレイ21の底部21bの上面である支持面21b1に支持される。カット紙Kは、その後方端がトレイ21の支持面21b1の後端に一致する状態で給送カセット2に収容される(図5(b)及び図5(c)参照)。
支持部22は、支持台23及び2つのローラ24、25を有する。ロール紙Rは、その軸方向が左右方向(図1の紙面に垂直な方向)と平行となる姿勢で支持部22に支持される。支持台23は、トレイ21の底部21bに着脱可能に設けられている。支持台23は、左右方向に沿って延びている。ローラ24、25は、いずれもその軸方向が左右方向と平行となる姿勢で支持台23に回転可能に支持されている。
支持台23は、上方を向く水平面である第1面23aと、第1面23aよりも前方(図1中左方)に位置する平面である第2面23bと、第1面23aよりも後方(図1中右方)に位置する平面である第3面23cとを有している。第2面23bは、前方側が後方側よりも上方に位置するように傾斜した傾斜面であり、後方端が第1面23aと繋がっている。第3面23cは、後方側が前方側よりも上方に位置するように傾斜した傾斜面であり、前方端が第1面23aと繋がっている。ローラ24は、第2面23bに配置されている。ローラ25は、第3面23cに配置されている。ローラ24、25は、ロール紙Rの下側部分の外周面と接触した状態でロール紙Rを下方から支持する。
給送カセット2においては、ローラ24、25の上にロール紙Rを置くことで、ロール紙Rを支持部22に支持させることができる。したがって、例えばスプールにロール紙Rを支持させる構成に比べて、ロール紙Rの交換作業が容易である。
ここで、ロール紙Rには、その後端部が巻き芯Rcに固定されていないものと、巻き芯Rcに固定されているものがある。後端部が巻き芯Rcに固定されていないロール紙Rが支持部22に支持されている場合は、紙切れになったとき、ロール紙Rの後端部は巻き芯Rcから離れて後で詳述する給送部3により後方に送られる。一方、後端部が巻き芯Rcに固定されているロール紙Rが支持部22に支持されている場合は、紙切れになったとき、給送部3により後方に送られる用紙Pに引っ張られて巻き芯Rcが後方に移動する。後方に移動する巻き芯Rcは、図1中破線で示すように、支持部22から外れてストッパ16に当接して止まる。
ロール紙検知センサ26は、ロール紙Rが支持部22に支持されているか否かを検知可能である。ロール紙検知センサ26は、本発明の「第1センサ」に相当する。ロール紙検知センサ26は、アクチュエータ26aと、発光素子及び受光素子(図示せず)を有するフォトセンサ26bとを備えている。アクチュエータ26aは、棒状部材であり、左右方向(図1中紙面に垂直な方向)に延びる軸26a1を中心に回転可能である。軸26a1は、支持台23に支持されている。アクチュエータ26aは、付勢部材(図示せず)により図1中時計回り方向に付勢されている。
アクチュエータ26aは、ロール紙Rが支持部22に支持されていないときは、図1中破線で示すようにその長手方向が上下方向と一致する垂直姿勢となる。アクチュエータ26aは、ロール紙Rが支持部22に支持されると、その上端部がロール紙Rによって押されて図1中反時計回りに回転し、図1中実線で示すように上端が前方に位置し下端が後方に位置するように傾斜する傾斜姿勢となる。
フォトセンサ26bは、制御部8に信号を出力する。フォトセンサ26bは、傾斜姿勢のアクチュエータ26aの下端部を検知可能であり、垂直姿勢のアクチュエータ26aを検知できない位置に設けられている。したがって、ロール紙Rが支持部22に支持されていないとき、及び、支持部22がトレイ21から取り外されているとき、フォトセンサ26bからの出力信号はOFFとなる。ロール紙Rが支持部22に支持されているときは、フォトセンサ26bからの出力信号はONとなる。
媒体後端検知センサ27は、アクチュエータ27aと、発光素子及び受光素子(図示せず)を有するフォトセンサ27bとを備えている。媒体後端検知センサ27は、本発明の「第2センサ」に相当する。アクチュエータ27aは、支持部22と後で詳述する給送部3との間に配置されている。アクチュエータ27aは、棒状部材であり、左右方向(図1中紙面に垂直な方向)に延びる軸27a1を中心に回転可能である。軸27a1は、トレイ21の底部21bに支持されている。アクチュエータ27aは、付勢部材(図示せず)により図1中反時計回り方向に付勢されており、用紙Pに触れていないときは、図1中破線で示すように長手方向が上下方向と一致する垂直姿勢となっている。
フォトセンサ27bは、制御部8に信号を出力する。フォトセンサ27bは、垂直姿勢のアクチュエータ27aの下端部を検知可能な位置に設けられている。垂直姿勢のアクチュエータ27aに用紙Pが触れると、アクチュエータ27aが用紙Pによって押されて図1中時計回りに回転する。これにより、アクチュエータ27aの下端部は、フォトセンサ27bで検知されなくなる。垂直状態のアクチュエータ27aの位置が媒体後端検知センサ27の検知位置であり、検知位置に用紙Pが無いときにはフォトセンサ27bからの出力信号はONとなり、検知位置に用紙Pが有るときにはフォトセンサ27bからの出力信号はOFFとなる。
媒体後端検知センサ27の検知位置、すなわち垂直姿勢のアクチュエータ27aの位置は、ロール紙Rから巻き解かれた用紙Pが通過する経路上に位置している。したがって、支持部22に支持されたロール紙Rから用紙Pが巻き解かれているときは、アクチュエータ27aは、用紙Pによって押されて図1中時計回りに回転し、図1中実線で示すように上端が後方に位置し下端が前方に位置するように傾斜する。
また、媒体後端検知センサ27の検知位置、すなわち垂直姿勢のアクチュエータ27aの位置は、給送カセット2に所定サイズ(本実施形態では、A4サイズとする)のカット紙Kが収容されている場合の、トレイ21の支持面21b1におけるカット紙Kの前端近傍に位置する。より詳細には、媒体後端検知センサ27の検知位置は、トレイ21の支持面21b1における所定サイズのカット紙Kが支持される領域の外側であって、その領域の前端部に隣接する位置である。アクチュエータ27aは、図5(b)に示すように、給送カセット2に所定サイズ以下のサイズ(前後方向に沿う長さ)のカット紙Kが収容されているときは、垂直姿勢となる。アクチュエータ27aは、図5(c)に示すように、給送カセット2に所定サイズよりも大きなサイズ(前後方向に沿う長さ)のカット紙Kが収容されているときは、用紙Pによって押されて図1中時計回りに回転し、長手方向が水平方向となる。
フォトセンサ26bからの出力信号は、支持部22に支持されたロール紙Rから巻き解かれた用紙Pが検知位置にないとき(例えば図6(a)の状態のとき)、給送カセット2にカット紙Kが収容されていないとき、及び、給送カセット2に所定サイズ以下のサイズのカット紙Kが収容されているとき(図5(b)の状態のとき)は、ONとなる。また、フォトセンサ26bからの出力信号は、支持部22に支持されたロール紙Rから巻き解かれた用紙Pが検知位置にあるとき(図6(b)の状態のとき)、及び、給送カセット2に所定サイズより大きなサイズのカット紙Kが収容されているとき(図5(c)の状態のとき)は、OFFとなる。
給送部3は、給送カセット2の上方に配置されており、給送ローラ3a、アーム3b、給送モータ3M(図2参照)及び媒体有検知センサ31を主に有する。給送ローラ3aは、アーム3bの先端に軸支されている。アーム3bは、支軸3cに回動自在に支持されている。アーム3bは、バネなどにより給送ローラ3aがトレイ21の支持面21b1に接触する方向に付勢されている。したがって、支持面21b1に用紙Pが支持されているときは、給送ローラ3aは用紙Pに当接する。また、アーム3bは、給送カセット2を着脱する際に上方へ退避可能に構成されている。給送ローラ3aは、給送モータ3Mからの駆動力が伝達されることで回転し、用紙Pに対して送出方向(後方)への搬送力を付与する。制御部8の制御により給送モータ3Mが駆動されると給送ローラ3aが回転し、給送カセット2に収容されたロール紙R及びカット紙Kのいずれかの用紙Pが後方に向かって送り出される。なお、給送部3によって後方に送り出された用紙Pは、給送カセット2の後端部で上方に向かう。
媒体有検知センサ31は、アーム3bに支持されており、用紙Pが給送部3により給送可能な位置に有るか否かを検知可能なセンサである。媒体有検知センサ31は、本発明の「第3センサ」に相当する。媒体有検知センサ31は、アクチュエータ31aと、発光素子及び受光素子(図示せず)を有するフォトセンサ31bとを備えている。
アクチュエータ31aは、長手方向が上下方向となる姿勢で給送ローラ3aの近傍に配置された棒状部材であり、上下方向に移動可能である。アクチュエータ31aは、付勢部材(図示せず)により下方に付勢されており、用紙Pに触れていないときは、下端部が給送ローラ3aの下端よりも下方に位置する降下位置となる。アクチュエータ31aは、その下端部が用紙Pに触れると用紙Pに押されて上方に移動し、その下端が給送ローラ3aの下端とほぼ同じ高さとなる上昇位置となる。
フォトセンサ231bは、制御部8に信号を出力する。フォトセンサ31bは、上昇位置のアクチュエータ31aの上端部を検知可能であり、降下位置のアクチュエータ31aを検知できない位置に設けられている。したがって、アクチュエータ31aが配置される給送ローラ3aの近傍が媒体有検知センサ31の検知位置となる。媒体有検知センサ31の検知位置に用紙Pが無い場合にはフォトセンサ31bからの出力信号はOFFとなり、検知位置に用紙Pが有る場合にはフォトセンサ31bからの出力信号はONとなる。
搬送部4は、給送部3によって給送カセット2から送り出された用紙Pを、左右方向と直交する方向に沿って筐体11内で搬送する。搬送部4は、搬送方向の上流側から順に配置された3つの搬送ローラ対41~43及び搬送モータ4M(図2参照)を主に有している。搬送ローラ対41~43は、用紙Pと当接して用紙Pに対して搬送方向に関する搬送力を付与する。搬送ローラ対41、42は、本発明の「第1搬送部」及び「第2搬送部」にそれぞれ相当し、給送部3による用紙Pの送出方向に関して切断機構5の上流側及び下流側にそれぞれ配置されている。
各搬送ローラ対41~43は、搬送モータ4Mから駆動力が伝達されることで回転する駆動ローラと、駆動ローラに連れ回る従動ローラと、で構成されている。制御部8の制御により搬送モータ4Mが駆動されると、搬送ローラ対41~43の駆動ローラ及び従動ローラが用紙Pをニップした状態で回転し、用紙Pが搬送方向に搬送される。
ここで、給送部3から送り出された用紙Pを切断機構5の下流側まで送るには、用紙Pの搬送方向に関する長さは、搬送ローラ対41による用紙Pのニップ位置から搬送ローラ対42による用紙Pのニップ位置までの搬送経路に沿う長さ以上である必要がある。よって、搬送ローラ対41による用紙Pのニップ位置から搬送ローラ対42による用紙Pのニップ位置までの搬送経路に沿う長さを搬送必要長さとする。
切断機構5は、固定刃51、移動刃52及び切断モータ5M(図2参照)を主に有している。固定刃51は、左右方向(図1の紙面に垂直な方向)に延びている。移動刃52は、切断モータ5Mから駆動力が伝達されることで左右方向に沿って移動可能に構成されている。制御部8の制御により切断モータ5Mが駆動されて移動刃52が左右方向に沿って移動することで、固定刃51と移動刃52とが協働してロール紙Rから巻き解かれて給送部3によって送り出された用紙Pを幅方向に沿って切断する。これにより、用紙Pの後端が形成される。
記録部6は、搬送ローラ対42と搬送ローラ対43との間に配置されており、記録ヘッド61及びドライバIC6a(図2参照)を主に有している。記録ヘッド61は、その下面に複数のノズル(図示略)が設けられている。記録ヘッド61は、制御部8の制御によりドライバIC6aが駆動されると、インクカートリッジ(不図示)又はインクを補充可能な注入口を備えるインクタンク(不図示)から供給されたインクをノズルから吐出し、搬送ローラ対42によって搬送された用紙Pに対して画像を記録する。画像が記録された用紙Pは、搬送ローラ対43によって前方(図1中左方)に向かって搬送される。なお、本実施形態の記録ヘッド61は、左右方向に移動しつつノズルからインクを吐出するシリアル式であるとするが、位置が固定された状態でノズルからインクを吐出するライン式であってもよい。
排出トレイ7は、記録部6で画像が記録されて搬送ローラ対43によって前方に搬送された用紙Pを受容する。搬送ローラ対43は、本発明の「排出部」に該当する。排出トレイ7に受容される用紙Pは、ロール紙Rから巻き解かれて切断機構5で後端が形成され、且つ、記録部6で画像が記録された用紙P、及び、カット紙Kに記録部6で画像が記録された用紙Pのいずれかである。
次に、図2を参照しつつ、プリンタ1全体の制御を司る制御部8について説明する。制御部8には、バスによって、ドライバIC6a、給送モータ3M、搬送モータ4M、切断モータ5M、カセット検知センサ14、ロール紙検知センサ26、媒体後端検知センサ27、媒体有検知センサ31及びディスプレイ9が接続されている。ディスプレイ9は、筐体11の外面に設けられている。
制御部8は、バスによって互いに接続された、CPU(Central Processing Unit)81、ROM(Read Only Memory)82、RAM(Random Access Memory)83、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)84などを備えている。ROM82には、プリンタ1を制御するための制御プログラムや、各種設定、初期値等が記憶されている。RAM83は、各種制御プログラムが読み出される作業領域として、あるいはデータを一時的に記憶する記憶領域として利用される。そして、これらが協働して、ドライバIC6a、給送モータ3M、搬送モータ4M、切断モータ5M、ディスプレイ9などの動作を制御する。また、制御部8は、カセット検知センサ14、ロール紙検知センサ26、媒体後端検知センサ27、媒体有検知センサ31からの信号を受信する。
RAM83は、記録部6で行われる用紙Pへの画像の記録に関する画像データを記憶可能である。記録データは、プリンタ1と接続されているPC(Personal Computer)やスマートフォン等の端末、デジタルカメラ、スキャナ等からRAM83に転送される。以降の説明において、同一の用紙Pに記録する記録データを「1つの記録ジョブ」と称する。「同一の用紙P」とは、カット紙Kである場合は1枚のカット紙Kを意味する。ロール紙Rである場合は、巻き芯Rcの外周面に巻回された長尺の用紙Pの一部であり、切断機構5により切断されることで搬送方向に関する先端及び後端の少なくともいずれか一方が形成された1枚の用紙Pを意味する。
制御部8は、ロール紙検知センサ26のフォトセンサ26bからの出力信号に基づいて、給送カセット2に収容されている用紙Pがロール紙Rであるかカット紙Kであるかを判断する媒体判断処理を実行する。媒体判断処理においては、フォトセンサ26bからの出力信号が、ロール紙Rが支持部22に支持されている旨の信号、すなわちONである場合に、給送カセット2にロール紙Rが収容されていると判断する(図5(a)参照)。また、フォトセンサ26bからの出力信号が、ロール紙Rが支持部22に支持されていない旨の信号、すなわちOFFである場合に、給送カセット2にカット紙Kが収容されていると判断する(図5(b)及び図(c)参照)。
制御部8は、ロール紙検知センサ26のフォトセンサ26b及び媒体後端検知センサ27のフォトセンサ27bからの出力信号に基づいて、ロール紙Rが紙切れであるか否かを判断するロール媒体切れ判断処理を実行する。ここで、後端部が巻き芯Rcに固定されているロール紙Rの場合は、図6(b)に示すように、紙切れになったとき、給送部3により後方に送られる用紙Pに引っ張られて巻き芯Rcが後方に移動して支持部22から外れる。したがって、ロール媒体切れ判断処理は、媒体判断処理において給送カセット2にロール紙Rが収容されていると判断した後、給送部3により用紙Pを送り出している途中に、フォトセンサ26bからの出力信号が、ロール紙Rが支持部22に支持されていない旨の信号、すなわちOFFに切り替わった場合に、ロール紙Rが紙切れであると判断する。
また、後端部が巻き芯Rcに固定されていないロール紙Rの場合は、図6(a)に示すように、紙切れになったとき、ロール紙Rの後端部は巻き芯Rcから離れて給送部3により後方に送られる。一方、巻き芯Rcは支持部22に支持されたままである。したがって、ロール媒体切れ判断処理は、媒体判断処理において給送カセット2にロール紙Rが収容されていると判断した後、給送部3により用紙Pを送り出している途中に、フォトセンサ27bからの出力信号が、検知位置に用紙Pが有る旨の信号(すなわちOFF)から検知位置に用紙Pが無い旨の信号(すなわちOFF)に切り替わった場合に、ロール紙Rが紙切れであると判断する。
ここで、後端部が巻き芯Rcに固定されていないロール紙Rである場合に、ロール媒体切れ判断処理でロール紙Rが紙切れであると判断した時点における用紙Pの残存長さは、媒体後端検知センサ27の検知位置から切断機構5による用紙Pの切断位置までの搬送経路に沿う長さよりも常に長い。したがって、媒体後端検知センサ27の検知位置から切断機構5による用紙Pの切断位置までの搬送経路に沿う長さを最短残存長さとする。最短残存長さは、上述の搬送必要長さ(搬送ローラ対41による用紙Pのニップ位置から搬送ローラ対42による用紙Pのニップ位置までの搬送経路に沿う長さ)よりも長くなっている。よって、ロール紙Rが紙切れであると判断した後、搬送ローラ対41及び搬送ローラ対42によって用紙Pを搬送して、切断機構5よりも下流側に用紙Pを搬送することができる。
制御部8は、ロール媒体切れ判断処理において、フォトセンサ26bからの出力信号が、ロール紙Rが支持部22に支持されていない旨の信号に切り替わり、紙切れであると判断した場合に、記録部6での記録を許可しない。
制御部8は、ロール媒体切れ判断処理において、フォトセンサ27bからの出力信号が、用紙Pが有る旨の信号から用紙Pが無い旨の信号に切り替わり、紙切れと判断した時点において、比較処理を実行する。比較処理においては、これから記録部6により同一の用紙Pに記録する1つの記録ジョブを完了させるのに必要な用紙Pの長さである記録必要長さと、ロール紙Rを構成する用紙Pにおける未だに記録部6により画像が記録されていない部分の長さである未記録残存長さとを比較する。
制御部8は、比較処理において、未記録残存長さが必要長さ以上であると判断した場合に、記録部6での記録を許可する。比較処理において、未記録残存長さが記録必要長さよりも短いと判断した場合に、記録部6での記録を許可せず、且つ、搬送ローラ対43により用紙Pを排出する。
制御部8は、媒体有検知センサ31のフォトセンサ31bからの出力信号に基づいて、ロール紙Rが給送部3により給送可能な状態で(正常に)給送カセット2にセットされているか否かを判断するロール媒体セット判断処理を実行する。ロール媒体セット判断処理は、フォトセンサ31bからの出力信号が検知位置に用紙Pが有る旨の信号、すなわちONである場合に、ロール紙Rが正常に給送カセット2にセットされていると判断する。
続いて、図3及び図4を参照しつつ、プリンタ1において画像を記録する際に制御部8で行われる処理の一例について説明する。以下において説明する処理は、制御部8が印刷指示を受信したときに開始される。印刷指示は、例えばプリンタ1と接続されているPCやスマートフォン等の端末を介して、又は、プリンタ1に備えられた入力装置(不図示)を介してユーザにより入力される。
まず、制御部8は、ロール紙検知センサ26がロール紙Rが支持部22に支持されていることを検知したか否かを判断する(S1:媒体判断処理)。ロール紙検知センサ26がロール紙Rが支持部22に支持されていることを検知したと判断した場合には(S1:YES)、後述するステップS17に進む。そして、ロール紙検知センサ26がロール紙Rが支持部22に支持されていることを検知していないと判断した場合には(S1:NO)、給送カセット2にカット紙Kが収容されていると判断する(S2)。
続いて、制御部8は、媒体後端検知センサ27がその検知位置に用紙Pが有ることを検知したか否かを判断する(S3)。媒体後端検知センサ27が検知位置に用紙Pが有ることを検知したと判断した場合には(S3:YES)、給送カセット2に収容されているカット紙Kは所定サイズよりも大きいと判断し(S4)、後述するステップS6に進む。また、媒体後端検知センサ27が検知位置に用紙Pが有ることを検知していないと判断した場合には(S3:NO)、給送カセット2に収容されているカット紙Kは所定サイズ以下であると判断し(S5)、後述するステップS6に進む。
その後、制御部8は、媒体有検知センサ31が給送部3により給送可能な位置に用紙Pが有ることを検知したか否かを判断する(S6)。媒体有検知センサ31が給送部3により給送可能な位置に用紙Pが有ることを検知していないと判断した場合には(S6:NO)、給送カセット2にカット紙Kが無いと判断する(S7)。そして、制御部8は、カット紙Kが無い旨をユーザに報知するメッセージがディスプレイ9に表示されるようにディスプレイ9を制御する(S8)。さらに、制御部8は、カセット検知センサ14により給送カセット2の脱着が検知されたか否かを判断する(S9)。
ステップS9の判断は、カセット検知センサ14により給送カセット2の脱着が検知されたと判断するまで繰り行われる。そして、制御部8は、カセット検知センサ14により給送カセット2の脱着が検知されたと判断した場合には(S9:YES)、カット紙Kが無い旨をユーザに報知するメッセージの表示を停止するようにディスプレイ9を制御し(S10)、上述のステップS1に戻る。
一方、ステップS6において、媒体有検知センサ31が給送部3により給送可能な位置に用紙Pが有ることを検知したと判断した場合には(S6:YES)、給送モータ3M及び搬送モータ4Mを制御して用紙Pの搬送を開始する(S11)。そして、制御部8は、給送モータ3M及び搬送モータ4Mを制御して用紙Pを所定量搬送し(S12)、ドライバIC6aを制御して所定パス分記録する(S13)。その後、同一の用紙Pに記録する1つの記録ジョブが完了したか否かを判断する(S14)。
同一の用紙Pに記録する1つの記録ジョブが完了していないと判断した場合には(S14:NO)、上述のステップS12に戻る。また、同一の用紙Pに記録する1つの記録ジョブが完了したと判断した場合には(S14:YES)、搬送モータ4Mを制御して用紙Pを排出する(S15)。さらに、制御部8は、次の用紙Pに記録する記録ジョブが有るか否かを判断する(S16)。次の用紙Pに記録する記録ジョブが有ると判断した場合には(S16:YES)、上述のステップS6に戻る。また、次の用紙Pに記録する記録ジョブが無いと判断した場合には(S16:NO)、処理を終了する。
また、上述のステップS1において、ロール紙検知センサ26がロール紙Rが支持部22に支持されていることを検知したと判断した場合には(S1:YES)、給送カセット2にロール紙Rが収容されていると判断する(S17)。次に、制御部8は、媒体後端検知センサ27がその検知位置に用紙Pが有ることを検知したか否かを判断する(S18)。
媒体後端検知センサ27が検知位置に用紙Pが有ることを検知していないと判断した場合には(S18:NO)、支持部22に支持されたロール紙Rが媒体後端検知センサ27の検知位置まで引き出されておらず、ロール紙Rが正常に給送カセット2にセットされていない。したがって、制御部8は、ロール紙Rを正常にセットする旨をユーザに報知するメッセージがディスプレイ9に表示されるようにディスプレイ9を制御する(S19)。さらに、制御部8は、カセット検知センサ14により給送カセット2の脱着が検知されたか否かを判断する(S20)。
ステップS20の判断は、カセット検知センサ14により給送カセット2の脱着が検知されたと判断するまで繰り行われる。そして、制御部8は、カセット検知センサ14により給送カセット2の脱着が検知されたと判断した場合には(S20:YES)、ロール紙Rを正常にセットする旨をユーザに報知するメッセージの表示を停止するようにディスプレイ9を制御し(S21)、上述のステップS1に戻る。
一方、ステップS18において、媒体後端検知センサ27が検知位置に用紙Pが有ることを検知したと判断した場合には(S18:YES)、媒体有検知センサ31が給送部3により給送可能な位置に用紙Pが有ることを検知したか否かを判断する(S22:ロール媒体セット判断処理)。媒体有検知センサ31が給送部3により給送可能な位置に用紙Pが有ることを検知していないと判断した場合には(S22:NO)、支持部22に支持されたロール紙Rが給送部3により給送可能な位置まで引き出されておらず、ロール紙Rが正常に給送カセット2にセットされていない。したがって、上述のステップS19に進み、ロール紙Rを正常にセットする旨をユーザに報知するメッセージがディスプレイ9表示されるようにディスプレイ9を制御する。
また、媒体有検知センサ31が給送部3により給送可能な位置に用紙Pが有ることを検知したと判断した場合には(S22:YES)、ロール紙Rが給送カセット2に正常にセットされていると判断する(S23)。その後、制御部8は、給送モータ3M及び搬送モータ4Mを制御して用紙Pの搬送を開始する(S24)。続いて、制御部8は、媒体後端検知センサ27がその検知位置に用紙Pが有ることを検知したか否かを判断する(S25:ロール媒体切れ判断処理)。
ステップS25において、媒体後端検知センサ27が検知位置に用紙Pが有ることを検知していないと判断した場合には(S25:NO)、後端部が巻き芯Rcに固定されていないロール紙Rが紙切れとなり、その後端が媒体後端検知センサ27の検知位置を通過している。このとき制御部8は、ロール紙Rを構成する用紙Pの未記録残存長さが、これから1つの記録ジョブを完了させるのに必要な用紙Pの記録必要長さ以上であるか否かを判断する(S26:比較処理)。
未記録残存長さが記録必要長さよりも短い場合には(S26:NO)、制御部8は記録部6での記録を許可せず(S30)、後述するステップS31に進む。未記録残存長さが記録必要長さ以上である場合には(S26:YES)、制御部8は、給送モータ3M及び搬送モータ4Mを制御して用紙Pを所定量搬送し(S27)、ドライバIC6aを制御して所定パス分記録する(S28)。その後、同一の用紙Pに記録する1つの記録ジョブが完了したか否かを判断する(S29)。同一の用紙Pに記録する1つの記録ジョブが完了していないと判断した場合には(S30:NO)、上述のステップS27に戻る。
また、同一の用紙Pに記録する1つの記録ジョブが完了したと判断した場合には(S29:YES)、搬送モータ4Mを制御して用紙Pを排出する(S31)。なお、未記録残存長さが記録必要長さ以上である場合には(S26:YES)、制御部8は、ステップS31までの処理のどこかで、切断機構5により用紙Pを切断するように制御してもよいし、切断機構5による用紙Pの切断は行われなくてもよい。
その後、制御部8は、ロール紙Rが無い旨をユーザに報知するメッセージがディスプレイ9に表示されるようにディスプレイ9を制御する(S32)。さらに、制御部8は、カセット検知センサ14により給送カセット2の脱着が検知されたか否かを判断する(S33)。ステップS33の判断は、カセット検知センサ14により給送カセット2の脱着が検知されたと判断するまで繰り行われる。そして、制御部8は、カセット検知センサ14により給送カセット2の脱着が検知されたと判断した場合には(S33:YES)、ロール紙Rが無い旨をユーザに報知するメッセージの表示を停止するようにディスプレイ9を制御し(S34)、上述のステップS1に戻る。
一方、媒体後端検知センサ27が検知位置に用紙Pが有ることを検知したと判断した場合には(S25:YES)、ロール紙検知センサ26がロール紙Rが支持部22に支持されていることを検知したか否かを判断する(S35)。ロール紙検知センサ26がロール紙Rが支持部22に支持されていることを検知していないと判断した場合には(S35:NO)、後端部が巻き芯Rcに固定されているロール紙Rが紙切れとなり、巻き芯Rcが支持部22から外れている。したがって、制御部8は、記録部6での記録を禁止して(S36)上述のステップS32に進み、ロール紙Rが無い旨をユーザに報知するメッセージがディスプレイ9に表示されるようにディスプレイ9を制御する。
また、上述のステップS35において、ロール紙検知センサ26がロール紙Rが支持部22に支持されていることを検知したと判断した場合には(S35:YES)、制御部8は、給送モータ3M及び搬送モータ4Mを制御して用紙Pを所定量搬送し(S37)、ドライバIC6aを制御して所定パス分記録する(S38)。その後、同一の用紙Pに記録する1つの記録ジョブが完了したか否かを判断する(S39)。同一の用紙Pに記録する1つの記録ジョブが完了していないと判断した場合には(S39:NO)、上述のステップS37に戻る。
また、同一の用紙Pに記録する1つの記録ジョブが完了したと判断した場合には(S39:YES)、搬送モータ4Mを制御して用紙Pを排出する(S40)。なお、ロール紙検知センサ26がロール紙Rが支持部22に支持されていることを検知したと判断した場合には(S35:YES)、制御部8は、ステップS40までの処理のどこかで、切断機構5により用紙Pを切断するように制御する。
さらに、制御部8は、次の用紙Pに記録する記録ジョブが有るか否かを判断する(S41)。次の用紙Pに記録する記録ジョブが有ると判断した場合には(S41:YES)、上述のステップS24に戻る。また、次の用紙Pに記録する記録ジョブが無いと判断した場合には(S41:NO)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態のプリンタ1では、給送カセット2は、ロール紙R及びカット紙Kのいずれかの用紙Pを選択的に収容可能であり、ロール紙Rの下側部分の外周面と接触して当該ロール紙Rを回転可能に支持する支持部22と、ロール紙Rが支持部22に支持されているか否かを検知可能なロール紙検知センサ26と、支持部22と給送部3との間においてロール紙Rから巻き解かれた用紙Pが通過する経路上にある検知位置において用紙Pの有無を検知可能な媒体後端検知センサ27と、を有している。制御部8は、ロール紙検知センサ26からの出力信号がロール紙Rが支持されている旨の信号である場合に、ロール紙Rが収容されていると判断し、ロール紙検知センサ26からの出力信号がロール紙Rが支持されていない旨の信号である場合に、カット紙Kが収容されていると判断する媒体判断処理と、媒体判断処理においてロール紙Rが収容されていると判断した後、給送部3により用紙Pを送り出している途中に、(i)ロール紙検知センサ26からの出力信号が、ロール紙Rが支持されていない旨の信号に切り替わった場合、及び、(ii)媒体後端検知センサ27からの出力信号が、用紙Pが有る旨の信号から用紙Pが無い旨の信号に切り替わった場合に、ロール紙Rが紙切れであると判断するロール媒体切れ判断処理と、を実行する。
媒体判断処理により、給送カセット2に収容されている用紙Pがロール紙Rであるかカット紙Kであるかを判断することができる。また、後端部が巻き芯Rcに固定されているロール紙Rである場合は、紙切れの際、給送部3により用紙Pが送り出されることで、巻き芯Rcが支持部22から外れる。したがって、給送部3により用紙Pを送り出している途中に、ロール紙検知センサ26からの出力信号が、ロール紙Rが支持部22に支持されていない旨の信号に切り替わることで、ロール紙Rの紙切れであると判断することができる。さらに、後端部が巻き芯Rcに固定されていないロール紙Rである場合には、紙切れの際、給送部3により用紙Pが送り出されることで、用紙Pの後端部が媒体後端検知センサ27の検知位置を通過する。したがって、給送部3により用紙Pを送り出している途中に、媒体後端検知センサ27からの出力信号が、用紙Pが有る旨の信号から用紙Pが無い旨の信号に切り替わった場合に、ロール紙Rが紙切れであると判断することができる。このように、後端部が巻き芯Rcに固定されているロール紙Rである場合も、後端部が巻き芯Rcに固定されていないロール紙Rである場合も、正確に紙切れを判断することができる。
また、本実施形態のプリンタ1では、媒体後端検知センサ27の検知位置から切断機構5による用紙Pの切断位置までの搬送経路に沿う長さである最短残存長さは、搬送ローラ対41による用紙Pのニップ位置から搬送ローラ対42による用紙Pのニップ位置までの搬送経路に沿う長さである搬送必要長さよりも長い。したがって、後端部が巻き芯Rcに固定されていないロール紙Rであるとき、用紙Pを送り出している途中に、媒体後端検知センサ27からの出力信号が、用紙Pが有る旨の信号から用紙Pが無い旨の信号に切り替わった時点、すなわち紙切れと判断可能な時点での用紙Pの長さは、常に搬送必要長さよりも長くなる。よって、後端部が巻き芯Rcに固定されていないロール紙Rであるとき、紙切れと判断した後に、搬送ローラ対41及び搬送ローラ対42によって用紙Pを搬送し、切断機構5の下流側に送ることができる。
さらに、本実施形態のプリンタ1では、媒体後端検知センサ27の検知位置は、給送カセット2の支持面21b1における所定サイズのカット紙Kが支持される領域に隣接する位置にある。したがって、給送カセット2に所定サイズ以下のカット紙Kが収容されている場合は、支持面21b1における媒体後端検知センサ27の検知位置にカット紙Kが支持されないので、用紙Pが無い旨の信号が媒体後端検知センサ27から出力される。また、給送カセット2に所定サイズよりも大きいサイズのカット紙Kが収容されている場合は、支持面21b1における媒体後端検知センサ27の検知位置にカット紙Kが支持されるので、用紙Pが有る旨の信号が媒体後端検知センサ27から出力される。よって、媒体後端検知センサ27を利用して、給送カセット2に収容されているカット紙Kが所定サイズよりも大きいか否かを判断することもできる。
加えて、本実施形態のプリンタ1は、用紙Pが給送部3により給送可能な位置に有るか否かを検知可能な媒体有検知センサ31を備えており、制御部8は、媒体有検知センサ31からの出力信号が用紙Pが有る旨の信号である場合に、ロール紙Rが給送部3により給送可能な状態で給送カセット2にセットされていると判断するロール媒体セット判断処理を実行する。したがって、ロール紙Rが、給送部3により給送可能となるように正常に給送カセット2にセットされているか否かを判断することができる。
また、本実施形態のプリンタ1では、制御部8は、ロール媒体切れ判断処理において、ロール紙検知センサ26からの出力信号が、ロール紙Rが支持部22に支持されていない旨の信号に切り替わり、ロール紙Rが紙切れであると判断した場合に、記録部6での記録を許可しない。後端部が巻き芯Rcに固定されているロール紙Rである場合、用紙Pの後端部を記録部6まで送ることはできない。したがって、紙切れと判断した場合に記録部6での記録を許可しないことで、記録部6で無駄に記録を行うのを防ぐことができる。
さらに、本実施形態のプリンタ1では、制御部8は、ロール媒体切れ判断処理において、媒体後端検知センサ27からの出力信号が、用紙Pが有る旨の信号から用紙Pが無い旨の信号に切り替わり、ロール紙Rが紙切れであると判断した時点において、これから1つの記録ジョブを完了させるのに必要な用紙Pの長さである記録必要長さと、ロール紙Rを構成する用紙Pにおける未記録残存長さとを比較する比較処理を実行する。そして、比較処理において、未記録残存長さが記録必要長さ以上であると判断した場合に、記録部6での記録を許可し、未記録残存長さが記録必要長さよりも短いと判断した場合に、記録部6での記録を許可しない。したがって、後端部が巻き芯Rcに固定されていないロール紙Rである場合であって、紙切れであると判断した時点において、1つの記録ジョブを完了させることが可能な分だけ用紙Pが残っているとき、記録部6での記録を許可して、記録ジョブを完了させることができる。一方、紙切れであると判断した時点において、1つの記録ジョブを完了させることが可能な分だけ用紙Pが残っていないときは、記録部6での記録を許可しないことで、記録部6で無駄に記録を行うのを防ぐことができる。
また、本実施形態のプリンタ1では、制御部8は、比較処理において、未記録残存長さが記録必要長さよりも短いと判断した場合に、搬送ローラ対41により用紙Pを排出する。したがって、搬送ローラ対41により残った用紙Pを排出することができるので、ユーザが残った用紙Pを取り除く作業が不要となる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
上述の実施形態においては、ロール紙検知センサ26、媒体後端検知センサ27及び媒体有検知センサ31は、いずれもアクチュエータ26a、27a、31aと、アクチュエータ26a、27a、31aの変位を検知可能なフォトセンサ26b、27b、31bと、を有している場合について説明したが、これらのセンサの構成はこれに限定されるものではない。すなわち、これらのセンサはアクチュエータを有しておらず、フォトセンサからの光線が用紙Pや巻き芯Rcで反射されるか否かで用紙Pや巻き芯Rcの有無を検知してもよい。
さらに、上述の実施形態では、給送部3による用紙Pの送出方向に関して切断機構5の上流側に搬送ローラ対41が配置されている場合について説明したが、搬送ローラ対41はなくてもよい。搬送ローラ対41がない場合には、給送ローラ3aが本発明の「第1搬送部」に相当し、給送ローラ3aが用紙Pに当接する当接位置から搬送ローラ対42による用紙Pのニップ位置までの搬送経路に沿う長さを搬送必要長さとする。
また、上述の実施形態では、媒体後端検知センサ27の検知位置から切断機構5による用紙Pの切断位置までの搬送経路に沿う長さである最短残存長さは、搬送ローラ対41のニップ位置から搬送ローラ対42のニップ位置までの搬送経路に沿う長さである搬送必要長よりも長い場合について説明したが、これには限定されない。最短残存長さは、搬送必要長さ以下であってもよい。
さらに、上述の実施形態では、紙後端検知センサ27の検知位置は、給送カセット2の支持面21b1における所定サイズのカット紙Kが支持される領域に隣接する位置にあり、媒体後端検知センサ27を利用して、給送カセット2に収容されているカット紙Kが所定サイズよりも大きいか否かを判断できる場合について説明したが、これには限定されない。媒体後端検知センサ27を利用して、給送カセット2に収容されているカット紙Kが所定サイズよりも大きいか否かを判断は行われなくてもよい。
加えて、上述の実施形態では、用紙Pが給送部3により給送可能な位置に有るか否かを検知可能な媒体有検知センサ31を備えている場合について説明したが、媒体有検知センサ31はなくてもよい。
さらに、上述の実施形態では、巻き芯Rcに固定されているロール紙Rが紙切れであると判断したときに、記録部6での記録を許可しない場合について説明したが、これには限定されない。巻き芯Rcに固定されているロール紙Rが紙切れであると判断したときに、記録部6での記録を許可してもよい。
また、上述の実施形態では、端部が巻き芯Rcに固定されていないロール紙Rが紙切れであると判断した時点において、これから1つの記録ジョブを完了させるのに必要な用紙Pの長さである記録必要長さと、ロール紙Rを構成する用紙Pにおける未記録残存長さとを比較する比較処理を実行する場合について説明したが、これには限定されない。すなわち、例えば比較処理は行わず、後端部が巻き芯Rcに固定されていないロール紙Rが紙切れであると判断した場合、未記録残存長さにかかわらず記録部6での記録を行わずに用紙Pを排出するようにしてもよい。また、用紙Pが排出されないようにしてもよい。
本発明は、ロール媒体及び単票媒体のいずれかの記録媒体を選択的に収容可能な媒体カセットを備えた記録装置全般に適用され得る。
1 プリンタ(記録装置)
2 給送カセット(媒体カセット)
3 給送部
5 切断機構
6 記録部
8 制御部
21b1 支持面
22 支持部
26 ロール紙検知センサ(第1センサ)
27 媒体後端検知センサ(第2センサ)
31 媒体有検知センサ(第3センサ)
41 搬送ローラ対(第1搬送部)
42 搬送ローラ(第2搬送部)
43 搬送ローラ(排出部)
K カット紙(単票媒体)
P 用紙(記録媒体)
R ロール紙(ロール媒体)

Claims (7)

  1. 連続媒体が巻き芯に巻回されたロール媒体及び単票媒体のいずれかの記録媒体を選択的に収容可能な媒体カセットと、
    前記媒体カセットから前記記録媒体を送り出す給送部と、
    前記給送部によって前記媒体カセットから送り出された前記記録媒体に対して画像を記録する記録部と、
    制御部と、を備えており、
    前記媒体カセットは、
    前記媒体カセットに収容された前記ロール媒体の下側部分の外周面と接触して前記ロール媒体を回転可能に支持する支持部と、
    前記ロール媒体が前記支持部に支持されているか否かを検知可能な第1センサと、
    前記支持部と前記給送部との間において前記ロール媒体から巻き解かれた前記記録媒体が通過する経路上にある検知位置において前記記録媒体の有無を検知可能な第2センサと、を有しており、
    前記制御部は、
    前記第1センサからの出力信号が前記ロール媒体が前記支持部に支持されている旨の信号である場合に、前記媒体カセットに前記ロール媒体が収容されていると判断し、前記第1センサからの出力信号が前記ロール媒体が前記支持部に支持されていない旨の信号である場合に、前記媒体カセットに前記単票媒体が収容されていると判断する媒体判断処理と、
    前記媒体判断処理において前記媒体カセットに前記ロール媒体が収容されていると判断した後、前記給送部により前記記録媒体を送り出している途中に、(i)前記第1センサからの出力信号が、前記ロール媒体が前記支持部に支持されていない旨の信号に切り替わった場合、及び、(ii)前記第2センサからの出力信号が、前記記録媒体が有る旨の信号から前記記録媒体が無い旨の信号に切り替わった場合に、前記ロール媒体が媒体切れであると判断するロール媒体切れ判断処理と、を実行することを特徴とする記録装置。
  2. 前記給送部によって送り出された前記記録媒体を切断する切断機構と、
    前記給送部による前記記録媒体の送出方向に関して前記切断機構の上流側及び下流側にそれぞれ配置されており、前記記録媒体と当接して前記記録媒体に対して前記送出方向に関する搬送力を付与する第1搬送部及び第2搬送部と、を備えており、
    前記第2センサの前記検知位置から前記切断機構による前記記録媒体の切断位置までの前記給送部、第1搬送部及び前記第2搬送部による前記記録媒体の搬送経路に沿う長さは、前記第1搬送部が前記記録媒体と当接する第1当接位置から前記第2搬送部が前記記録媒体と当接する第2当接位置までの前記搬送経路に沿う長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記媒体カセットは、前記単票媒体を支持する支持面を有しており、
    前記第2センサの前記検知位置は、前記支持面における所定サイズの前記単票媒体が支持される領域に隣接する位置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記記録媒体が前記給送部により給送可能な位置に有るか否かを検知可能な第3センサをさらに備えており、
    前記制御部は、
    前記媒体判断処理において前記媒体カセットに前記ロール媒体が収容されていると判断した後、前記第3センサからの出力信号が前記記録媒体が有る旨の信号である場合に、前記ロール媒体が給送部により給送可能な状態で前記媒体カセットにセットされていると判断するロール媒体セット判断処理をさらに実行することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記制御部は、前記ロール媒体切れ判断処理において、前記第1センサからの出力信号が、前記ロール媒体が前記支持部に支持されていない旨の信号に切り替わり、前記ロール媒体が媒体切れであると判断した場合に、前記記録部での記録を許可しないことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記制御部は、
    前記ロール媒体切れ判断処理において、前記第2センサからの出力信号が、前記記録媒体が有る旨の信号から前記記録媒体が無い旨の信号に切り替わり、前記ロール媒体が媒体切れであると判断した時点において、これから前記記録部により同一の前記記録媒体に記録する1つの記録ジョブを完了させるのに必要な前記記録媒体の長さである必要長さと、前記ロール媒体を構成する前記連続媒体における未だ前記記録部により画像が記録されていない部分の長さである残存長さとを比較する比較処理を実行し、
    前記比較処理において、前記残存長さが前記必要長さ以上であると判断した場合に、前記記録部での記録を許可し、前記残存長さが前記必要長さよりも短いと判断した場合に、前記記録部での記録を許可しないことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記給送部によって前記媒体カセットから送り出された前記記録媒体を排出する排出部をさらに備えており、
    前記制御部は、
    前記比較処理において、前記残存長さが必要長さよりも短いと判断した場合に、前記排出部により前記記録媒体を排出することを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
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