JP7017087B2 - シート給送装置 - Google Patents
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Description
プリンタ10は、図1に示されるように、インクジェット記録方式でシート12(図2参照)に画像を記録するものである。プリンタ10は、ファクシミリ機能、スキャン機能、及びコピー機能などの各種の機能を有していてもよい。プリンタ10は、シート給送装置の一例である。プリンタ10は、概ね直方体形状の筐体14を有している。筐体14の内部には、図2に示されるように、給送トレイ15と、排出トレイ16と、給送ローラ23と、搬送ローラ対25と、排出ローラ対27と、記録部24と、プラテン26とが配置されている。筐体14は、装置本体の一例である。給送トレイ15は、トレイの一例である。
図1及び図2に示されるように、筐体14の前面14Aで且つ左右方向9の概ね中央には、開口13が形成されている。給送トレイ15は、開口13を通じて前後方向8に挿抜される。給送トレイ15は、上向きの支持面15A上に、複数のシート12が積層された状態で支持する。排出トレイ16は、給送トレイ15の上方に配置されている。排出トレイ16は、記録部24及びプラテン26の間から排出ローラ対27によって排出されたシート12を支持する。給送ローラ23は、不図示のモータによって駆動されることによって、給送トレイ15に支持されたシート12を搬送路28へ給送する。給送ローラ23は、供給部の一例である。
搬送路28は、図2に示されるように、不図示のガイド部材や、記録部24、プラテン26等によって形成される空間を指す。搬送路28は、給送トレイ15の後端部から上方に延びつつUターンし、記録部24に対面する位置を経由して排出トレイ16に至る経路である。搬送向きは、図2において一点鎖線の矢印で示されている。
搬送ローラ対25は、記録部24より搬送向きの上流に配置されている。搬送ローラ対25の一方のローラは、不図示のモータによって駆動される。他方のローラは、一方のローラの回転に伴って連れ回る。シート12は、モータの正転駆動力が伝達されて正回転する搬送ローラ対25に挟持されて、搬送向きに沿って搬送される。
排出ローラ対27は、記録部24より搬送向きの下流に配置されている。排出ローラ対27の一方のローラは、不図示のモータによって駆動される。他方のローラは、一方のローラの回転に伴って連れ回る。シート12は、モータの正転駆動力が伝達されて正回転する排出ローラ対27に挟持されて、搬送向きに沿って搬送される。
記録部24及びプラテン26は、図2に示されるように、搬送向きにおける搬送ローラ対25及び排出ローラ対27の間に配置されている。より詳細には、記録部24及びプラテン26は、搬送ローラ対25より搬送向きの下流で、且つ排出ローラ対27より搬送向きの上流に配置されている。また、記録部24及びプラテン26は、上下方向7において互いに対向して配置されている。
図2~4に示されるように、給送トレイ15の上方には、残量センサ31が位置する。残量センサ31は、アクチュエータ32,33及びセンサ34,35を有する。アクチュエータ32は、筐体14又は筐体14の内部に設けられた不図示のフレームに回動自在に支持されており、支軸32Aから下方且つ後方へ向かって延びている。センサ34は、光学センサであり、アクチュエータ32の支軸32A付近から径方向へ延びる被検出部36を検出する。センサ34は、被検出部36を検出したときにLOW信号を出力する。センサ34は、被検出部36を検出しないときにHIGH信号を出力する。
図5に示されるように、コントローラ130は、CPU131、ROM132、RAM133、EEPROM134、及びASIC135を備えている。ROM132には、CPU131が各種動作を制御するためのプログラムなどが格納されている。RAM133は、CPU131が上記プログラムを実行する際に用いるデータや信号等を一時的に記録する記憶領域、或いはデータ処理の作業領域として使用される。EEPROM134には、電源オフ後も保持すべき設定情報、例えば残量補正において用いられる目標高さ位置Hや検出高さG、差分値D、シートの推定厚みTなどが格納される。ROM132、RAM133、及びEEPROM134は、メモリの一例である。検出高さGが、所定高さの一例である。差分値Dが所定値の一例である。
(HIGH,HIGH):FULL状態
(LOW ,HIGH):MID状態
(LOW ,LOW ):LOW状態
(HIGH,LOW ):Empty状態
以下、図6~図9を参照しつつ、給送トレイ15におけるシート12の残量検出処理が説明される。給送トレイ15においてシート12の残量が変化するタイミングは、主として、プリンタ10においてシート12に画像記録が行われたときなので、シート12に画像記録が行われたときを例として残量検出処理が説明される。
図7に示されるように、コントローラ130は、RAM133に記憶されたセンサ34,35から受信した信号の組が(LOW,LOW)であるかを判断する(S31)。コントローラ130は、センサ34,35から受信した信号の組が(LOW,LOW)であると判断したことに応じて(S31:Yes)、RAM133に記憶された残量補正中フラグが「ON」であるかを判断する(S32)。
図8に示されるように、コントローラ130は、印刷枚数有効フラグが「ON」であるかを判断する(S40)。コントローラ130は、印刷枚数有効フラグが「OFF」であれば(S40:No)、シート厚み推定処理を終了する。
図9に示されるように、コントローラ130は、プリンタ10の電源がONにされた後(S51)、トレイセンサ30から受信した信号を監視する(S52)。コントローラ130は、トレイセンサ30から受信した信号がON状態からOFF状態に変化したことに応じて、コントローラ130は、給送トレイ15が筐体14から引き出されたと判断する。
本実施形態によれば、センサ34,35から受信した信号の組が(LOW,LOW)となるときの給送トレイ15における最上位置のシート12の高さと、目標高さ位置Hとの差分値Dが、EEPROM134に記憶されることによって、ディスプレイ18にLOW状態の警告表示が表示されたときに、給送トレイ15に残っているシート12の枚数の装置個体毎のバラツキが抑制される。
前述された実施形態では、残量センサ31として、2個のアクチュエータ32,33及びセンサ34,35を有する構成が開示されているが、これに限らない。例えば、残量センサ31は、1個のアクチュエータ及びセンサによって実現され、MID状態及びLOW状態のみがコントローラに判断されてもよい。また、各アクチュエータ32,33及びセンサ34,35は、筐体14やフレームに設けられなくてもよい。例えば、給送ローラ23を支持するアームに、各アクチュエータ32,33及びセンサ34,35が設けられてもよい。また、トレイセンサ30は、メカニカルセンサに限らない。例えば、給送トレイ15の有無を光学的に検出する光学センサであってもよい。
14・・・筐体(装置本体)
15・・・給送トレイ
18・・・ディスプレイ(報知機)
21・・・記録ヘッド
30・・・トレイセンサ
31・・・残量センサ
33・・・アクチュエータ
130・・・コントローラ
132・・・ROM(メモリ)
133・・・RAM(メモリ)
134・・・EEPROM(メモリ)
Claims (7)
- シートを積載した状態で支持する支持面を有するトレイと、
上記トレイからシートを供給する供給部と、
上記トレイに支持されたシートの残量を検出する残量センサと、
メモリと、
報知機と、
コントローラと、を具備するシート給送装置であって、
上記コントローラは、
上記トレイに支持されたシートが上記支持面から所定高さ以上であることに応じて出力される第1信号を、上記残量センサから受信し、
上記トレイに支持されたシートが上記支持面から所定高さ未満であることに応じて出力される第2信号を、上記残量センサから受信し、
上記第1信号を受信した後に上記第2信号を受信してから、上記供給部によってシートが供給される毎に、シートの単位厚みを積算し、
上記積算された値が、上記メモリに記憶された目標検出高さに応じた値に到達したと判断したことに応じて、上記報知機を作動させるシート給送装置。 - 上記コントローラは、
上記第1信号を受信した後に上記第2信号を受信してから、上記供給部によって供給されたシートの枚数をカウントし、
上記トレイにシートが支持されていないことに応じて出力される第3信号を、上記残量センサから受信し、
上記第3信号を受信したことに応じて、カウントしたシートの枚数を上記メモリに記憶させ、
上記メモリに記憶されたシートの枚数に基づいて、上記目標検出高さに応じた値を設定する請求項1に記載のシート給送装置。 - 上記トレイは、装置本体から引出可能であり、
上記トレイが上記装置本体から引き出されたことを検出するトレイセンサを更に具備しており、
上記コントローラは、上記第2信号を受信した後に、上記トレイが上記装置本体から引き出されたことに応じて出力される第4信号を上記トレイセンサから受信したことに応じて、上記積算を中止する請求項1又は2に記載のシート給送装置。 - 上記コントローラは、上記第2信号を及び上記第4信号を受信した後に、上記トレイが上記装置本体に装着されたことに応じて出力される第5信号を上記トレイセンサから受信したときに、上記第2信号を上記残量センサから受信したことに応じて、上記報知機を作動させる請求項3に記載のシート給送装置。
- 上記報知機はディスプレイであり、
上記報知機の作動は、上記ディスプレイに、上記トレイに支持されたシート残数が少ない旨の表示がなされることである請求項1から4のいずれかに記載のシート給送装置。 - 上記トレイに支持されたシートの最上面に当接し、当該シートの高さに応じて回動するアクチュエータを有しており、
上記アクチュエータは、上記トレイに支持されたシートが上記支持面から所定高さ以上であるときに第1状態となり、上記トレイに支持されたシートが上記支持面から所定高さ未満であるときに第2状態となり、
上記残量センサは、上記第1状態の上記アクチュエータを検出したことに応じて上記第1信号を出力し、上記第2状態の上記アクチュエータを検出したことに応じて上記第2信号を出力する請求項1から5のいずれかに記載のシート給送装置。 - 上記メモリに予め記憶された上記目標検出高さに応じた値は、上記所定高さと上記目標検出高さとの差である請求項1から6のいずれかに記載のシート給送装置。
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