JP4400507B2 - 液滴噴射装置 - Google Patents

液滴噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4400507B2
JP4400507B2 JP2005132193A JP2005132193A JP4400507B2 JP 4400507 B2 JP4400507 B2 JP 4400507B2 JP 2005132193 A JP2005132193 A JP 2005132193A JP 2005132193 A JP2005132193 A JP 2005132193A JP 4400507 B2 JP4400507 B2 JP 4400507B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
platen
light receiving
light
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005132193A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006305479A (ja
Inventor
雅彦 佐々
尚久 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2005132193A priority Critical patent/JP4400507B2/ja
Priority to US11/380,800 priority patent/US7441849B2/en
Publication of JP2006305479A publication Critical patent/JP2006305479A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4400507B2 publication Critical patent/JP4400507B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/308Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/20Platen adjustments for varying the strength of impression, for a varying number of papers, for wear or for alignment, or for print gap adjustment

Description

本発明は、プラテンの表面を搬送される被噴射媒体に液滴を噴射する液滴噴射装置に関し、詳しくは、液滴を噴射するヘッドとプラテンまたは被噴射媒体との間隔を演算可能な液滴噴射装置に関する。
従来より、プラテンの表面を搬送される被噴射媒体と、その液滴を噴射するヘッドとの間隔を演算して、各種制御に応用することが考えられている。例えば、被噴射媒体としての印刷シートにインクを噴射する印刷ヘッドをキャリッジに搭載し、更に、そのキャリッジに、発光部,第1正反射受光部,第2正反射受光部を備えたセンサを搭載することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、第1正反射受光部は、発光部から発せられた光が印刷シートとしての厚手の光沢用紙に反射された場合にその正反射光を受光する位置に配設され、第2正反射受光部は、発光部から発せられた光が印刷シートとしての薄手の光沢用紙に反射された場合にその正反射光を受光する位置に配設されている。このため、第1正反射光受光部の受光量と第2正反射光受光部の受光量とを比較することにより、印刷シートとヘッドとの間隔を演算することが可能となる。
特開2003−246500号公報
ところが、上記のような構成を採用した場合、受光部を複数設ける必要があるため製造コストが上昇し、組立性も悪化してしまう。また、複数の受光部を設けるとキャリッジが大型化し、装置を小型化したいといった要請に沿わない。更に、発光部と第1正反射受光部,第2正反射受光部との位置関係は固定されているため、上記厚手の光沢用紙と上記薄手の光沢用紙との中間的な厚さを有する印刷シートに対しては、正確に上記間隔を演算できない可能性がある。正反射受光部の数を増やせば、中間的な厚さを有する印刷シートに対しても上記間隔の演算精度を向上させることができるが、その場合、製造コストが一層上昇してしまう。
また、プラテンとヘッドとの間隔が製品毎にばらつくことや、プラテンの高さを調整可能にした装置が近年提案されていることから、ヘッドと被噴射媒体との間隔のみならず、ヘッドとプラテンとの間隔を演算する要請も発生している。
そこで、本発明は、液滴を噴射するヘッドとプラテンまたは被噴射媒体との間隔を、多数の受光部または発光部を設けることなく正確に演算することのできる液滴噴射装置を提供することを目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明は、表面を被噴射媒体が搬送されるプラテンと、該プラテンに沿って往復移動可能に設けられ上記プラテンに向けて液滴を噴射するヘッドと、を備えた液滴噴射装置であって、上記ヘッドの移動方向に沿った直線及び上記プラテンに立てた法線を含む面内で上記プラテンに向けて斜めに光を発する発光手段と、上記発光手段から発せられ上記プラテンまたは被噴射媒体に正反射された光を受ける受光手段と、上記ヘッドの移動中に上記受光手段が上記光を受けた位置に基づき、上記プラテンまたは被噴射媒体と上記ヘッドとの間隔を演算する演算手段と、を備え、上記発光手段または上記受光手段のいずれか一方が上記ヘッドと一体に往復移動し、他方が上記ヘッドとは別体に固定されることにより上記ヘッドの移動に関わらずに移動しないように設けられたことを特徴としている。
このように構成された本発明では、ヘッドの移動方向に沿った直線及びプラテンに立てた法線を含む面内で発光手段はプラテンに向けて斜めに光を発し、受光手段は、発光手段から発せられプラテンまたは被噴射媒体に正反射された光を受ける。ここで、本発明では、発光手段または受光手段のいずれか一方がヘッドと一体に往復移動し、他方がヘッドとは別体に固定されることにより上記ヘッドの移動に関わらずに移動しないように設けられている。このため、プラテンまたは被噴射媒体とヘッドとの間隔に応じた所定位置までヘッドが移動したときに、受光手段は上記正反射された光を受ける。そこで、演算手段は、ヘッドの移動中に受光手段が光を受けた位置に基づき、プラテンまたは被噴射媒体とヘッドとの間隔を演算する。
本発明では、発光手段及び受光手段が少なくとも1つずつあれば、上記間隔の演算が可能となる。また、受光手段が光を受けたときのヘッドの位置に基づいて上記間隔を演算しているので、上記間隔が中間的な値であっても正確に演算を行うことができる。従って、本発明では、コストの上昇を招くことなく、プラテンまたは被噴射媒体とヘッドとの間隔を正確に演算することができる。
なお、本発明において、更に、被噴射媒体の種類を設定する設定手段と、該設定手段により設定された被噴射媒体の種類に応じて上記プラテンと上記ヘッドとの間隔を調整する調整手段と、上記演算手段が上記プラテンと上記ヘッドとの間隔を演算したとき、その間隔が上記被噴射媒体の種類に応じた間隔であるか否かを判断する間隔判断手段と、を備えてもよく、この場合、次のような更なる効果が生じる。
すなわち、この場合、設定手段が被噴射媒体の種類を設定すると、調整手段が、その設定された被噴射媒体の種類に応じてプラテンとヘッドとの間隔を調整する。このとき、演算手段によりプラテンとヘッドとの間隔を演算し、その間隔が上記被噴射媒体の種類に応じた間隔であるか否かを間隔判断手段が判断することにより、その間隔が上記設定に対応した間隔と異なっている場合は異常と判断することが可能となる。
また、上記いずれかの発明において、更に、上記発光手段から発せられた光の上記受光手段による受光状態が、上記面と交わる領域に被噴射媒体が搬送されたか否かに応じて変化する第1の位置に、上記ヘッドを搬送する第1搬送制御手段と、該第1搬送制御手段が上記ヘッドを上記第1の位置に搬送したとき、上記受光手段の受光状態に基づき、上記面と交わる領域に被噴射媒体が搬送されたか否かを判断する搬送判断手段と、を備えてもよく、この場合、次のような更なる効果が生じる。
すなわち、この場合、第1搬送制御手段が第1の位置にヘッドを搬送すると、発光手段から発せられた光の受光手段による受光状態が、上記面と交わる領域に被噴射媒体が搬送されたか否かに応じて変化する。そこで、搬送判断手段は、第1搬送制御手段がヘッドを第1の位置に搬送したとき、受光手段の受光状態に基づいて上記面と交わる領域に被噴射媒体が搬送されたか否かを判断する。このため、例えばプラテン上のヘッドとの対向位置まで被噴射媒体が搬送されたか否かを、新たにセンサ等を増設することなく判断することができ、その判断結果を各種制御に利用することが可能となる。なお、上記受光状態の変化とは、受光量が増加する場合、減少する場合など、各種変化の態様を含んでいる。
また更に、上記いずれかの発明において、上記発光手段から発せられ、被噴射媒体に正反射または乱反射された光を上記受光手段が受ける第2の位置に、上記ヘッドを搬送する第2搬送制御手段と、該第2搬送制御手段が上記ヘッドを上記第2の位置に搬送したとき、上記受光手段の受光状態に基づき、被噴射媒体の種類を判断する種類判断手段と、を備えてもよく、この場合、次のような更なる効果が生じる。
すなわち、この場合、第2搬送制御手段が第2の位置にヘッドを搬送すると、発光手段から発せられて被噴射媒体に正反射または乱反射された光を上記受光手段が受ける。そこで、種類判断手段は、第2搬送制御手段がヘッドを第2の位置に搬送したとき、上記受光手段の受光状態に基づき、被噴射媒体の種類を判断する。すなわち、被噴射媒体の光沢の有無や表面の滑らかさなどによって正反射または乱反射される光の量が変化するので、種類判断手段はそれに基づいて被噴射媒体の種類を判断するのである。この場合、被噴射媒体の種類を、新たにセンサ等を増設することなく判断することができ、その判断結果を各種制御に利用することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[インクジェット記録装置1の全体構成]
図1は本発明が適用された液滴噴射装置としてのインクジェット記録装置1の構成を表す斜視図である。
なお、インクジェット記録装置1は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能等を備えた、いわゆる多機能装置(MFD:Multi Function Device )であり、被噴射媒体として、普通紙,封筒,またはプラスチックフィルム等のシート状の用紙Pが用いられる。
インクジェット記録装置1は、合成樹脂製のハウジング2の底部に、その前側に形成された開口部2aから差し込み可能な給紙カセット3を備えている。また、給紙カセット3の上方には、記録済みの用紙Pが矢印A方向へ排出される排紙部10が設けられており、排紙部10から連通する排紙口は、ハウジング2の前面の開口部2aの上部に共通に設けられている。
給紙カセット3は、例えばA4サイズ、レターサイズ、リーガルサイズ、はがきサイズ等にカットされた用紙Pを複数枚収納可能に構成されている。各用紙Pは、その長辺が用紙搬送方向(副走査方向またはX軸方向)と平行になるように、かつ、図1における左側の長辺の位置を揃えたいわゆるサイドレジで配置される。また、給紙カセット3の前端には、リーガルサイズ等の長い用紙Pの後端部を支持する補助支持部材3aがX軸方向に延出可能に装着されている。給紙カセット3内に納まるA4サイズ等の用紙Pを用いる場合には、給紙カセット3の前部に対して補助支持部材3aを収納することができる。
一方、ハウジング2の上部には、コピー機能やファクシミリ機能における原稿読取の際に使用される画像読取装置12が配置されている。この画像読取装置12は図示しない枢軸部を介してハウジング2の一側端に対して上下開閉回動可能に構成されている。更に、画像読取装置12の上部には、その上面を覆う原稿カバー体13が、画像読取装置12の後端に設けられた図示しない枢軸を中心に上下回動可能に装着されている。
画像読取りの際は、原稿カバー体13を上側に開けて載置用ガラス板上に原稿が載置された状態で、載置用ガラス板の下方にてY軸方向(主走査方向)に往復移動可能に設けられている原稿読取り用の密着型イメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)を原稿紙面に対して走査することによって原稿紙面の画像を読取る。なお、原稿紙面の画像を読み取る際には、原稿カバー体13を閉じることが望ましい。
画像読取装置12の上面の原稿カバー体13の前方には、各種操作ボタンや液晶表示部等を備えた操作パネル部14が設けられている。また、ハウジング2の前面の操作パネル部14の下方には、外部メモリを挿入するための外部メモリ挿入部11が備えられている。なお、ここでいう外部メモリとは、例えば、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、メモリスティック(登録商標)、SDカード(登録商標)、xD(登録商標)等である。
図2は、画像読取装置12の下方に位置するハウジング2内部の構成を示す斜視図である。図2に示すように、ハウジング2内部には、プリンタ機能実現するためのインクジェット式の記録ヘッド4(図4参照)を搭載し、Y軸方向(主走査方向)へ往復移動可能なキャリッジ5及びその他の機構からなる記録部7が設けられている。給紙カセット3に収納された用紙Pは、図示しない給紙ローラによって1枚ずつ分離され、Uターンパス9で折り返されて記録部7へ搬送される。なお、この記録部7についての詳細な説明は後述する。
また、ハウジング2内部の前部には、ハウジング2の上方に向かって開放されたインク貯蔵部15が設けられている。このインク貯蔵部15は、フルカラー記録のための4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)のインクを各々収容したインクカートリッジ19が、X軸線方向に沿って一列に収納されている。インクカートリッジ19は、インク貯蔵部15に対して上方から着脱可能に構成されており、インクの補充を行う場合は、このインクカートリッジ19を各色毎に交換する。インクカートリッジ19を交換する作業は、前述の画像読取装置12を上方へと開放し、開放されたハウジング2内部に手を入れてなされる。
各インクカートリッジ19に収容されているインクは、各インクカートリッジ19と記録ヘッド4とを結ぶ4本のインク供給管20を介して記録ヘッド4へ供給されるように構成されている。なお、4色よりも多数のインク色(6色または8色等)を使用する場合には、そのインク色の数に対応した数のインクカートリッジをインク貯蔵部15に収納可能に構成し、インク供給管20をインクカートリッジの数に合わせて増やせばよい。各インク供給管20の一端部はキャリッジ5の基部の連結片における結合部5aにそれぞれ連結されている。
インク供給管20の他端部は、インク貯蔵部15の一端部15aの部分にて束ねられており、下カバー体29の上面にてY軸方向に沿って延設されている。また、インク供給管20は、下カバー体29の上面及び下カバー体29に設けられた縦仕切り板32と固定体33とによってキャリッジ5の往復移動に対して従動可能に支持されている。
そして、キャリッジ5に搭載された記録ヘッド4のノズルから選択的にインク滴を吐出させる指令信号を制御部100(図5参照)から伝送するための帯状のフレキシブルフラットケーブル36が、結合部5aにてキャリッジ5へ連結されており、キャリッジ5の往復移動に対して従動可能に配置されている。
次に、図3は、記録部7の構成を表す斜視図であり、図4(A)は、記録部7の構成を表す平面図である。また、図4(B)は図4(A)のB−B線断面図であり、図4(C)は図4(A)のC−C線断面図である。
記録部7は、金属板等からなるメインフレーム21を構成する左右一対の側板21aにて支持され、Y軸方向(主走査方向)に延びる横長の板状のガイド部材22,23と、これら両ガイド部材22,23に跨って搭載され主走査方向に往復移動可能に構成されたキャリッジ5と、このキャリッジ5に搭載される記録ヘッド4と、キャリッジ5を往復移動させるための動力を伝達するためのタイミングベルト24と、そのタイミングベルト24介してキャリッジ5を駆動するキャリッジモータ25と、搬送される用紙Pを記録ヘッド4の下方にて支持する概略扁平板状のプラテン26(図4(B)参照)と、Y軸方向(主走査方向)に沿って延びるように配置されてキャリッジ5のY軸方向(主走査方向)位置を検知するためのエンコーダストリップ及びその他の機構等を備えている。
キャリッジ5は、制御部100により制御されることによりY方向(主走査方向)に往復移動することで記録ヘッド4を走査する。記録ヘッド4は、この走査時にインクを吐出することで記録ヘッド4の下方で停止配置されている用紙Pに画像を記録する。この際、用紙Pは搬送路を構成するプラテン26によって支持されている。すなわち、記録ヘッド4はプラテン26の真上に位置し、記録ヘッド4による用紙Pへの画像記録はプラテン26の上方で行われる。
プラテン26の左側端部の用紙Pの搬送領域外に相当する位置には、記録ヘッド4が行うフラッシング動作の際に吐出されるインクを受ける廃インク受け34が形成されている。また、プラテン26の右側方のキャリッジ5の待機位置に相当する位置にはメンテナンスユニット35が搭載されている。記録ヘッド4は、廃インク受け34の上方にて記録動作中に定期的にノズルの目詰まり防止のためのインク吐出(フラッシング)を行い、廃インク受け34はこの吐出された廃インクを受ける。一方、メンテナンスユニット35では、記録ヘッド4のノズル面のクリーニングを行ったり、各色のインクを選択的に吸引したり、記録ヘッド4上の図示しないバッファタンク内の気泡を除去するための回復処理等を行う。
なお、記録ヘッド4のノズル面(下面)には、複数のノズルからなるノズル列がX軸方向に沿って延び、インク色毎に設けられたノズル列がY軸方向に適宜間隔で形成されている。本実施の形態では、4色のインク色にそれぞれ対応するノズル列が4列あり、各ノズル列におけるノズルの配置間隔は、本実施の形態では75dpiである。
一方、図4(B)に示すように、記録部7にはプラテン26の用紙搬送方向上流側にレジストローラ対27が配置されており、その更に上流側には、用紙Pの先端を検出するためのレバー55が設けられている。給紙カセット3から搬送された用紙PがUターンパス9を介してレジストローラ対27の箇所に給送される途中に、当該用紙Pの先端がレバー55を押し退けることで、図示しないセンサで用紙Pの先端が検出され、このセンサから先端の検出信号が制御部100へ送信される。
レジストローラ対27へ搬送された用紙Pは、下方からプラテン26に支持されながらこのレジストローラ対27によって記録ヘッド4の下方へ送られる。そして、制御部100からの吐出指令に基づき記録ヘッド4からインクが吐出されることで用紙Pに対して記録が行われる。プラテン26の用紙搬送方向下流側には用紙Pの上面に接する拍車ローラ(図示省略)を保持する拍車ローラホルダ28と、用紙Pの下面に接する排紙ローラ30とが配置されており、記録済みの用紙Pは、上記拍車ローラと排紙ローラ30とによって排紙部10(図1参照)へ搬送される。なお、上記各ローラは、左側の側板21aに支持されたギヤ機構31を介して、搬送モータ37(図5参照)によって駆動される。
また、プラテン26は側板21aに上下動可能に支持されており、プラテン26の下面には、プラテン駆動モータ38の回転軸に設けたギヤ38aがギヤ39aと噛み合うことによって回転駆動される偏心カム39が配設されている。このため、プラテン駆動モータ38を駆動して偏心カム39を回転させることにより、プラテン26を上下動させて記録ヘッド4との間隔を調整することができる。
[インクジェット記録装置1の制御系の構成]
次に、用紙Pの搬送領域の左側には、キャリッジ5の移動方向に沿った直線及びプラテン26に立てた法線を含む面内でプラテン26に向けて出射光Lを斜めに発するLEDからなる発光素子51が設けられている。また、キャリッジ5の、左端まで移動したときにプラテン26上の出射光Lの照射部と垂直に対向する部分には、プラテン26または用紙Pに正反射または乱反射された出射光Lを受ける受光素子53が配設されている。
これらの発光素子51,受光素子53は、前述の操作パネル部14,キャリッジモータ25,搬送モータ37,プラテン駆動モータ38などと共に、図5に示すように制御部100に接続されている。なお、制御部100には、前述の記録ヘッド4のアクチュエータやレバー55に設けたセンサなど、種々のアクチュエータ及びセンサが接続されているが、以下に説明する制御には直接関係がないので図示を省略した。
また、制御部100は、CPU101,ROM102,RAM103を備えたマイクロコンピュータとして構成されており、図示しないインタフェースを介してホストコンピュータ200にも接続されている。このように構成された制御部100では、CPU101が、ROM102に記憶されたプログラムに基づいて次のような制御を実行する。
[制御系における制御]
続いて、制御部100にて実行される制御を、図6,図7のフローチャートを用いて説明する。インクジェット記録装置1にて記録がなされる場合は、先ず、使用者による操作パネル部14の操作、またはホストコンピュータ200からの指令に基づいて、記録がなされる用紙種が設定される。この用紙種の設定がなされると、前処理として、制御部100はプラテン駆動モータ38を駆動してプラテン26の高さを調整する処理を実行する。すなわち、普通紙,厚紙,封筒等の用紙種に応じて、記録ヘッド4とプラテン26との間隔をその用紙種に適した間隔に調整するのである。
このような前処理がなされた後、ホストコンピュータ200から記録すべきデータと共に記録指示が入力される。そこで、図6,図7の処理では、先ず、S1(Sはステップを表す:以下同様)にて、記録指示が入力されるまで待機する(S1:N)。記録指示が入力されると(S1:Y)、処理はS2へ移行し、発光素子51がONされる。続くS3では、キャリッジモータ25に指令が入力され、キャリッジ5が右端の待機位置から発光素子51方向(左方向)へ移動される。
すると、キャリッジ5の移動中に、受光素子53はプラテン26で正反射された出射光Lを受ける。そこで、続くS4では、上記出射光Lを受光素子53が受けたときのキャリッジ5の位置に基づき、記録ヘッド4とプラテン26との間隔(以下、単にギャップともいう)が、次のように測定される。
すなわち、図8(A)に模式的に示すように、発光素子51から発せられてプラテン26に正反射された出射光Lが受光素子53に達するときの記録ヘッド4の位置(すなわちキャリッジ5の位置)は、記録ヘッド4とプラテン26との間隔に応じて変化する。そこで、S4では、上記出射光Lを受光素子53が受けたときのキャリッジ5の位置に基づいてギャップが演算されるのである。
続くS5では、S4で測定されたギャップが上記設定された用紙種に対応するギャップと一致するか否かが判断される。一致しない場合は(S5:N)、上記前処理が適切に実行されていないことが分かる。そこで、この場合、処理はS6へ移行し、周知のエラー処理がなされた後、S7にて発光素子51がOFFされて処理が終了する。
一方、S5にてギャップが用紙種と一致すると判断された場合は(S5:Y)、S10にて、キャリッジ5が左端の先端検出位置へ移動され、続くS11にて、搬送モータ37に指令が入力され用紙Pの搬送が開始される。このようにして用紙Pの搬送が開始されると、受光素子53により、次のようにして用紙Pの先端が記録ヘッド4との対向位置まで達したか否かを判断することができる。
すなわち、キャリッジ5が上記先端検出位置に配設されると、プラテン26は発光素子51から発せられた出射光Lの殆ど全てを正反射するため、受光素子53は出射光Lを受けなくなる。ところが、用紙Pが記録ヘッド4との対向位置まで搬送され、発光素子51から発せられた出射光Lが用紙Pに当たるようになると、図8(B)に模式的に示すように、出射光Lは用紙Pに乱反射されて一部が受光素子53に達する。
そこで、S11に続くS12では、受光素子53の検出信号に基づき、用紙Pの先端が記録ヘッド4との対向位置まで搬送されたか否かが判断される。用紙Pの先端が検出されていない場合は(S12:N)、S13にて用紙Pが所定量搬送されたか否かが搬送モータ37の駆動状態に基づいて判断され、否の場合は(S13:N)、処理は再びS12へ移行する。
ここで、上記所定量とは、用紙Pを記録ヘッド4との対向位置まで搬送するのに充分な搬送量に設定されている。このため、上記S12,S13の処理が繰り返される間に先端が検出されることなく用紙Pが所定量搬送されてしまった場合は(S13:Y)、用紙Pの搬送経路にジャムなどの異常が生じている可能性がある。そこで、この場合、処理は前述のS6へ移行し、エラー処理がなされた後、S7にて発光素子51がOFFされて処理が終了する。
一方、通常は上記S12,S13の処理が繰り返される間に先端が検出され(S12:Y)、S14にて発光素子51がOFFされた後、S15にて用紙種の判定がなされる。先端検出に用いられる上記乱反射された出射光Lは、用紙種に応じて受光素子53に達する光量が変化する。例えば、フィルムなどの光沢のある用紙Pでは乱反射は少なくなり、普通紙や和紙などでは乱反射が多くなる。そこで、S15では、S12にて肯定判断されたときに検出された乱反射の出射光Lの光量に基づき、用紙Pの用紙種が判定されるのである。
続くS16では、S15にて判定された用紙種が上記設定された用紙種と一致するか否かが判断される。一致している場合は(S16:Y)、処理はS17へ移行し、上記搬送された用紙Pに対する周知の記録処理がなされる。その用紙Pに対する記録が終了して続くS18へ移行すると、次頁のデータの有無が判断され、次頁のデータがある場合は(S18:Y)、処理はS10へ移行して前述の処理が繰り返される。そして、全頁のデータが記録されて次頁のデータがなくなると(S18:N)、処理が終了する。
一方、S15で判定された用紙種が設定された用紙種と一致していない場合は(S16:N)、処理はS20へ移行し、操作パネル部14またはホストコンピュータ200を介して使用者に記録許可の要求がなされる。続くS21では、この要求に対して使用者が操作パネル部14またはホストコンピュータ200を介して記録を指示したか否かが判断され、記録が指示された場合は(S21:Y)、前述のS17へ移行して記録がなされる。記録が指示されない場合は(S21:N)、S22にてその用紙Pの排紙がなされ、処理が終了する。
以上のように、本実施の形態では、キャリッジ5を待機位置から発光素子51方向へ移動させ、受光素子53がプラテン26で正反射された出射光Lを受けたときのキャリッジ5の位置に基づき、上記ギャップを測定している。このため、1対の発光素子51及び受光素子53によって上記ギャップを測定することができ、そのギャップの値が中間的な値であっても正確に測定を行うことができる。従って、本実施の形態では、コストの上昇を招くことなく、プラテン26と記録ヘッド4との間隔を正確に演算することができる。また、本実施の形態では、用紙Pで乱反射された出射光Lを受光素子53で検出することにより、用紙Pの種類や、その用紙Pが記録ヘッド4との対向位置まで搬送されたか否かも、新たにセンサ等を増設することなく判断することができる。従って、コストの上昇を招くことなく一層充実した制御を実行することができる。
なお、上記実施の形態において、記録ヘッド4がヘッドに、発光素子51が発光手段に、受光素子53が受光手段に、操作パネル部14またはホストコンピュータ200が設定手段に、プラテン駆動モータ38が調整手段に、それぞれ相当する。また、制御部100による上記処理のうち、S4が演算手段に、S5が間隔判断手段に、S10が第1搬送制御手段及び第2搬送制御手段に、S12が搬送判断手段に、S15が種類判断手段に、それぞれ相当する。
また、本発明は上記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、S10にて、プラテン26で正反射された出射光Lを受光素子53が受ける位置までキャリッジ5を移動させれば、受光素子53がその出射光Lを受けなくなったことをもって用紙Pの先端を検出することができる。但し、この場合、用紙種の判定(S15)を行うためにはキャリッジ5を再度移動させる必要が生じる。また、用紙種に応じて用紙Pで正反射される出射光Lの光量も変化するので、正反射光に基づいて用紙種を判定してもよい。
更に、発光素子51を記録ヘッド4側に設け、受光素子53をメインフレーム21側に設けても、同様の制御が可能となる。また更に、発光素子51はLEDに限定されるものではなく、レーザダイオードなど他の発光素子であってもよい。
更に、上記実施の形態では、プラテン26と記録ヘッド4との間隔を測定しているが、用紙Pと記録ヘッド4との間隔も同様に測定することができる。また、本発明における被噴射媒体は、上記のような用紙Pに限定されるものではなく、被噴射媒体はCD−ROMやプリント基板などであってもよい。
本発明が適用されたインクジェット記録装置の外観を表す斜視図である。 そのインクジェット記録装置内部の記録部周辺の構成を表す斜視図である。 その記録部の構成を表す斜視図である。 その記録部の構成を表す平面図及び断面図である。 上記インクジェット記録装置の制御系の構成を表すブロック図である。 その制御系で実行される処理の一部を表すフローチャートである。 その制御系で実行される処理の他部を表すフローチャートである。 その処理の原理を模式的に表す説明図である。
符号の説明
1…インクジェット記録装置 4…記録ヘッド 5…キャリッジ
7…記録部 14…操作パネル部 25…キャリッジモータ
26…プラテン 37…搬送モータ 38…プラテン駆動モータ
39…偏心カム 51…発光素子 53…受光素子
100…制御部 200…ホストコンピュータ
L…出射光 P…用紙

Claims (4)

  1. 表面を被噴射媒体が搬送されるプラテンと、
    該プラテンに沿って往復移動可能に設けられ上記プラテンに向けて液滴を噴射するヘッドと、
    を備えた液滴噴射装置であって、
    上記ヘッドの移動方向に沿った直線及び上記プラテンに立てた法線を含む面内で上記プラテンに向けて斜めに光を発する発光手段と、
    上記発光手段から発せられ上記プラテンまたは被噴射媒体に正反射された光を受ける受光手段と、
    上記ヘッドの移動中に上記受光手段が上記光を受けた位置に基づき、上記プラテンまたは被噴射媒体と上記ヘッドとの間隔を演算する演算手段と、
    を備え、
    上記発光手段または上記受光手段のいずれか一方が上記ヘッドと一体に往復移動し、他方が上記ヘッドとは別体に固定されることにより上記ヘッドの移動に関わらずに移動しないように設けられたことを特徴とする液滴噴射装置。
  2. 被噴射媒体の種類を設定する設定手段と、
    該設定手段により設定された被噴射媒体の種類に応じて上記プラテンと上記ヘッドとの間隔を調整する調整手段と、
    上記演算手段が上記プラテンと上記ヘッドとの間隔を演算したとき、その間隔が上記被噴射媒体の種類に応じた間隔であるか否かを判断する間隔判断手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の液滴噴射装置。
  3. 上記発光手段から発せられた光の上記受光手段による受光状態が、上記面と交わる領域に被噴射媒体が搬送されたか否かに応じて変化する第1の位置に、上記ヘッドを搬送する第1搬送制御手段と、
    該第1搬送制御手段が上記ヘッドを上記第1の位置に搬送したとき、上記受光手段の受光状態に基づき、上記面と交わる領域に被噴射媒体が搬送されたか否かを判断する搬送判断手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の液滴噴射装置。
  4. 上記発光手段から発せられ、被噴射媒体に正反射または乱反射された光を上記受光手段が受ける第2の位置に、上記ヘッドを搬送する第2搬送制御手段と、
    該第2搬送制御手段が上記ヘッドを上記第2の位置に搬送したとき、上記受光手段の受光状態に基づき、被噴射媒体の種類を判断する種類判断手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液滴噴射装置。
JP2005132193A 2005-04-28 2005-04-28 液滴噴射装置 Expired - Fee Related JP4400507B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005132193A JP4400507B2 (ja) 2005-04-28 2005-04-28 液滴噴射装置
US11/380,800 US7441849B2 (en) 2005-04-28 2006-04-28 Droplet ejection apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005132193A JP4400507B2 (ja) 2005-04-28 2005-04-28 液滴噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006305479A JP2006305479A (ja) 2006-11-09
JP4400507B2 true JP4400507B2 (ja) 2010-01-20

Family

ID=37233560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005132193A Expired - Fee Related JP4400507B2 (ja) 2005-04-28 2005-04-28 液滴噴射装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7441849B2 (ja)
JP (1) JP4400507B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112005002319T5 (de) * 2004-09-28 2007-08-23 Sumitomo Chemical Co., Ltd. Gruppe-III-V-Verbindungshalbleiter und Verfahren zur Herstellung desselben
US8079697B2 (en) * 2005-10-14 2011-12-20 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Inkjet recording apparatus and inkjet recording method
JP5040663B2 (ja) * 2008-01-04 2012-10-03 セイコーエプソン株式会社 流体吐出装置及びその組付位置判定方法
JP5101416B2 (ja) * 2008-07-10 2012-12-19 株式会社リコー 画像形成装置
JP4640471B2 (ja) 2008-08-18 2011-03-02 ブラザー工業株式会社 画像記録装置、及び算出方法
JP2010069765A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Noritsu Koki Co Ltd インクジェットプリンタ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2660717B2 (ja) 1988-04-18 1997-10-08 キヤノン株式会社 記録装置
US5004928A (en) 1988-04-18 1991-04-02 Canon Kabushiki Kaisha Printing method in which both sides of the recording sheet are inspected and apparatus therefor
JPH0256375A (ja) 1988-08-18 1990-02-26 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体検知装置
ATE290954T1 (de) * 1993-05-26 2005-04-15 Canon Kk Tintenstrahlaufzeichnungsvorrichtung
JP3948311B2 (ja) 2002-02-27 2007-07-25 セイコーエプソン株式会社 印刷シートの判別装置、印刷装置、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷シートの判別方法
EP1529649A1 (en) * 2003-10-31 2005-05-11 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Media Position Sensor System

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006305479A (ja) 2006-11-09
US20060243930A1 (en) 2006-11-02
US7441849B2 (en) 2008-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11400734B2 (en) Image recording apparatus
JP3664163B2 (ja) 印字装置
US7690745B2 (en) Recording apparatus and recording method
JP4360414B2 (ja) 画像形成装置
JP4400507B2 (ja) 液滴噴射装置
JPH11348373A (ja) インクジェット記録装置
JP4345700B2 (ja) 画像記録装置
US7699416B2 (en) Printing device
JP2007098623A (ja) 画像形成装置
US7934787B2 (en) Inkjet recording device capable of calibrating feeding amount of recording medium
JP5326833B2 (ja) 画像形成装置
JP4466432B2 (ja) インクジェット記録装置
US6637852B2 (en) Method for media handling in an imaging device
JP2007216480A (ja) 記録装置の制御方法及び記録装置
JP2007098624A (ja) 画像形成装置
JP2011093132A (ja) 複合画像形成装置
JP2006297869A (ja) 記録装置および画像通信装置
JP5177242B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2003053953A (ja) 印刷装置および縁無し印刷方法
JP4655929B2 (ja) インクジェット記録装置
JP4725323B2 (ja) インクジェット記録装置
JP4156396B2 (ja) 画像形成装置
JP2022085051A (ja) 液体吐出装置
JP4466305B2 (ja) プリンタ
JP2007144753A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091006

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4400507

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091019

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121106

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131106

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees