JP4156396B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、専用のインクを記録媒体へ吹き付けて印字するタイプのノンインパクト・プリンタであるインクジェットプリンタなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、専用のインクを印刷ヘッドのノズルからプリンタ用紙に吹き付けて印字するタイプのノンインパクト・プリンタであるインクジェットプリンタなどのカラープリンタ装置が広く普及してきている。
特に、インクジェットプリンタは、印字ヘッドの小型化が可能であるため、小型で低価格のカラープリンタ装置が多種開発され、個人利用者にも普及してきている。
【0003】
ところで、このようなインクジェットプリンタを用いて画像を記録媒体に形成する場合に、記録媒体の歪みやずれなどが原因となって、記録媒体の範囲外へインクを吹き付けてしまうことがある。
このような記録媒体範囲外への印刷は、インク等の記録材の浪費となってしまう。
また、画像形成装置の構成要素によっては、記録媒体範囲外への印刷は、機械へダメージを与えるおそれもある。
【0004】
特に、記録媒体をベルトで搬送している画像形成装置などは、記録媒体範囲外への印刷により、ベルトへのインク等の記録材の付着、固着によって、ベルトの搬送性能(静電吸着方式などはその性能)が低下し、記録媒体の搬送性能に影響してしまうおそれがある。
このような画像形成装置における不具合を解消する技術が下記の特許文献をはじめ、種々開示されている。
【特許文献1】
特開2001−347653
特許文献1には、搬送する記録媒体の幅を検出して、記録媒体範囲外への印刷を制限することにより、適切な画像形成処理を実行させる技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、記録媒体の幅を検出するためには、プリントヘッドを記録媒体の実際の幅より大きく移動させる必要があるため、画像形成の処理性能(速度)が低下してしまうおそれがある。
また、画像形成の処理性能を重視して、主走査時において記録媒体の幅の検出実行しない場合には、外的要因による記録媒体のずれ、予想をしていない記録媒体の形状により、記録媒体範囲外への印刷を抑制することができない可能性が生じてしまう。
さらに、上記特許文献1に開示されている方法は、構成要素に依存する部分が大きいため対応が不可能な装置が存在するおそれもある。
そこで本発明は、主走査時に記録媒体の幅を検出しながら印刷を抑制する機構を備えていない装置にも対応した、記録媒体サイズの誤検知を考慮した記録媒体範囲外への印刷抑制処理を可能とする画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項記載の発明では、記録媒体がセットされ、このセットされた記録媒体を搬送する給紙部と、この給紙部から搬送された記録媒体にヘッドに設けられたノズルから記録材を吹き付けて、印刷処理を施す印刷処理手段と、この印刷処理手段を覆うカバーと、を備えた画像形成装置において、前記給紙部にセットされた、または前記給紙部から搬送された記録媒体の幅の位置を検出する検出手段と、前記印刷処理手段で前記記録媒体に対して印刷処理を施さない領域である、マスク解除位置を予め記憶するマスク解除位置記憶手段と、前記検出手段で検出された記録媒体の幅の位置、および前記マスク解除位置記憶手段で記憶されたマスク解除位置に基づいて前記記録媒体に印刷処理を施さない領域と、印刷処理を施す領域とを設定するマスク処理手段と、前記印刷処理手段により印刷処理が施されている期間に前記カバーが開口した状態を検知する検知手段と、前記検知手段により前記カバーが開口した状態を検知した場合、前記給紙部にセットされた、または前記給紙部から搬送された記録媒体の幅の位置を検出する再検出手段と、を備え、前記マスク処理手段は、前記再検出手段で検出された記録媒体の幅の位置、および前記マスク解除位置記憶手段で記憶されたマスク解除位置に基づいて前記記録媒体に印刷処理を施さない領域と、印刷処理を施す領域とを設定することにより前記目的を達成する。
請求項記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記給紙部にセットされた、または前記給紙部から搬送された記録媒体の幅の位置を取得する取得手段を備え、前記マスク処理手段は、前記取得手段により取得された前記記録媒体の幅の位置、および前記マスク解除位置記憶手段で記憶されたマスク解除位置に基づいて、前記記録媒体に印刷処理を施さない領域と、印刷処理を施す領域と、を設定することにより前記を目的を達成する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図1から図22を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るインクジェット記録装置の機構部の斜視図である。
また、図2は、本実施の形態に係るインクジェット記録装置の機構部の側面図である。
図1および図2に示すように、インクジェット記録装置は、本体1の内部に主走査方向に移動可能なキャリッジ13、キャリッジ13に搭載したインクジェットヘッドからなるヘッド14、ヘッド14へインクを供給するインクカートリッジ15等により構成される印字機構部2を収納している。
本体1の下方部には前方側から多数枚の用紙3を積載可能な給紙カセット4に抜き差し自在に装着することができ、また、用紙3を手差しで給紙するための手差しトレイ5を開倒することができ、給紙カセット4または手差しトレイ5から給送される用紙3を取り込み、印字機構部2によって所要の画像を形成した後、後面側に装着された排紙トレイ6に排紙されるようになっている。
【0009】
印字機構部2は、図示しない左右の側板に横架したガイド部材である主ガイドロッド11でキャリッジ13を主走査方向(図2で紙面垂直方向)に摺動自在に保持し、このキャリッジ13にはイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出するインクジェットヘッドからなるヘッド14を、インク滴吐出方向を下方に向けて装着し、キャリッジ13の上側にはヘッド14に各色のインクを供給するためのサブタンク12を装着している。
各色のサブタンク12は、インク供給チューブ16を介して、交換可能に装着されたインクカートリッジ15と接続され、インクカートリッジ15からインクの供給を受けるようになっている。
【0010】
キャリッジ13は、後方側(用紙搬送方向下流側)を主ガイドロッド11に摺動自在に嵌装されている。そして、このキャリッジ13を主走査方向に移動走査するため、主走査モータ17で回転駆動される駆動プーリ18と従動プーリ19との間にタイミングベルト20を張装し、このタイミングベルト20をキャリッジ13に固定している。
また、記録ヘッドとしてここでは各色のヘッド14を用いているが、各色のインク滴を吐出するノズルを有する1個のヘッドを用いるようにしてもよい。
さらに、ヘッド14として用いるインクジェットヘッドは、圧電素子などの電気機械変換素子で液室(インク流路)壁面を形成する振動板を介してインクを加圧するピエゾ型のもの、発熱抵抗体による膜沸騰でバブルを生じさせてインクを加圧するバブル型のもの、若しくはインク流路壁面を形成する振動板とこれに対向する電極との間の静電力で振動板を変位させてインクを加圧する静電型のもの、等を使用することができる。なお、本実施形態では、静電型インクジェットヘッドを用いて説明する。
【0011】
インクジェット記録装置は、給紙カセット4から用紙3を分離給装する給紙ローラ21およびフリクションパッド22、用紙3を案内するガイド部材23と、給紙された用紙3を反転させて搬送する搬送ローラ24、この搬送ローラ24の周面に押し付けられる搬送コロ25、および、搬送ローラ24からの用紙3の送り出し角度を規定する先端コロ26を用いて、給紙カセット4にセットした用紙3をヘッド14の下方側に搬送する。
この、搬送ローラ24は、副走査モータ27によってギヤ列を介して回転駆動されるようになっている。
【0012】
インクジェット記録装置には、キャリッジ13の主走査方向の移動範囲に対応して搬送ローラ24から送り出された用紙3を、ヘッド14の下方側へ案内する静電搬送ベルト29を設けている。
この静電搬送ベルト29は、チャージャ30を用いて帯電することにより搬送されてきた用紙3を吸着し、用紙面とヘッド面とを平行に保つことができるようになっている。この静電搬送ベルト29の用紙搬送方向下流側には、用紙3を排紙トレイ6に送り出す排紙コロ33が配設されている。
また、キャリッジ13の移動方向右端側にはヘッド14の信頼性を維持、回復するための維持回復機構37を配置している。印字待機中、キャリッジ13は、この維持回復機構37側に移動されてキャッピング手段などによりヘッド14がキャッピングされるようになっている。
【0013】
次に、インクジェット記録装置における、記録媒体である用紙の端部位置の検出および画像マスクを施す処理について説明する。
図3は、インクジェットプリンタの正面図である。
キャリッジ13には2つのヘッド14a、14bが装着され、さらにヘッド14a、14bには、それぞれ2本のノズル列103、104および105、106が配置されており、これらの各々のノズル列103〜106からインクが噴射されるようになっている。
【0014】
図3に示すように、キャリッジ13がインクジェット記録装置の端部にある場合、ヘッド14aはキャップ107によって、また、ヘッド14bは吸引兼用キャップ108によって覆われ、ヘッド面を保湿してノズル列中のインクの目詰まりがおきにくいように保護されている。
用紙検出センサ109は、キャリッジの正面から見て左側に据え付けられている。この用紙検出センサ109は、発光素子と受光素子を持ち、光の反射から用紙の有無を検出する働きをする。
静電搬送ベルト29は、静電気により用紙3を吸着することにより、用紙の平面性を保ちながら搬送させる働きをする。
【0015】
図4および図5は、用紙検出センサ109の構成を示した図である。
図4に示すように、用紙検出センサ109では、発光部301から照射された光を静電搬送ベルト29上の用紙3に反射させ、この反射光を受光部302で受光するようになっている。
また、図5に示すように、用紙検出センサ109が用紙上に位置していない場合には、発光部301からの照射された光は濃い色が塗布された静電搬送ベルト29にあてられるため、受光部302は反射光を得ることができない。このようにして、受光部302での感度の有無に基づいて、用紙3の存在有無を検出することができるようになっている。
【0016】
図6は、キャリッジ13がキャッピング(キャップ)107の位置から主走査正方向に移動した場合における、インクジェット記録装置の機構部の側面図である。
図7は、キャリッジ13が用紙3の右端検出位置に移動した場合における、インクジェット記録装置の機構部の側面図である。
図8は、キャリッジ13が用紙3の左端検出位置に移動した場合における、インクジェット記録装置の機構部の側面図である。
図6に示すように、このキャリッジ13の位置では、用紙検出センサ109は用紙3を検出しない。
そして、キャリッジ13がさらに主走査正方向(図の左側方向)に進んだ場合、図7に示すように用紙検出センサ109は、用紙3の右端を検出する。
さらに主走査正方向(図の左側方向)に進んだ場合、図8に示すように用紙検出センサ109は、用紙3の左端を検出する。
【0017】
図9は、本実施の形態に係るインクジェット記録装置の制御系の構成を示したブロック図である。
図9に示すように、インクジェット記録装置の制御系は、用紙検出センサ109、CPU(中央演算処理装置)500、不揮発性メモリ501、画像メモリ502、操作部503、ヘッド504、主走査モータ動作指令回路506、主走査モータドライバ507、主走査モータ508、副走査モータ動作指令回路509、副走査モータドライバ510、副走査モータ511、給紙クラッチドライバ512、給紙クラッチ513、主走査エンコーダ514、伸張回路520、画像マスク回路521およびI/F(インターフェース)回路522から構成されている。
【0018】
CPU500は、副走査モータ動作指令回路509および給紙クラッチドライバ511に指令を与えることによって、副走査モータドライバ510を介して副走査モータ511、給紙クラッチドライバ512を介して給紙クラッチ513を駆動し、給紙カセット4(図2)から用紙を給紙し、搬送を行う。
さらにCPU500は、主走査モータ動作指令回路506に指令を与えることにより主走査モータドライバ507を介して主走査モータ508を駆動し、キャリッジ13を主走査方向に移動させる。
このときCPU500は、主走査エンコーダ514の出力信号を主走査モータ指令回路を介して読み出すことにより、キャリッジ13の位置を認識することができるようになっている。
【0019】
操作部503は、LCD(液晶ディスプレイ)やLED(発光ダイオード)等を具備し、CPU500からの指令により当該インクジェット記録装置の状態を、操作者に通知する働きをする。
不揮発メモリ501は、電源が遮断された状態でも書き込まれたデータを保持することができ、例えばバッテリー内蔵のSRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)やE2PROM(電気的消去可能メモリ)等により構成されている。
画像メモリ502は、印刷する画像データが蓄えられたメモリで、例えばSDRAM等によって構成されている。
【0020】
画像メモリ502から読み出された画像データは、伸張回路520によって圧縮状態から伸張された後、さらに画像マスク回路521でマスクするか否かの処理を施される。そして、マスク処理が施されたデータは、I/F回路522を介して、ヘッド504に送出される。
ここでは、伸張回路520、画像マスク回路521、I/F回路522は、それぞれノズル列の数分だけ用意され、各ノズル列のデータを並行して処理することができるようになっている。
また、I/F回路には、主走査エンコーダ514の出力信号が入力され、キャリッジの主走査位置に同期して、画像データがヘッドに送出されるようになっている。
さらに、CPU500は、画像マスク回路521に指令を与えることによって、任意のタイミングで出力画像をマスクすることができる。
【0021】
次に、本実施の形態に係るインクジェット記録装置において、記録媒体である用紙3の端部を検出する方法について説明する。
図10は、記録媒体である用紙3の端部の検出処理の手順を示したフローチャートである。
まず、CPU500は、用紙3を搬送ベルト上の所定位置まで給紙・搬送させる(ステップ11)。
次に、CPU500は、用紙3の給紙が完了したか否かを判断する(ステップ12)。
用紙3の給紙が完了していない場合(ステップ12;N)、引き続き用紙3の給紙処理を行う。
一方、用紙3の給紙が完了している場合(ステップ12;Y)、CPU500は、キャリッジ13の位置を検出し、検出された位置を基準点(P=0)として認識する(ステップ13)。
【0022】
CPU500は、キャリッジ13の駆動を開始し、キャリッジ13を主走査の正方向に移動させる(ステップ14)。
そして、CPU500は、用紙センサ109の出力がONに変化したか否かを判断する(ステップ15)。
用紙センサ109の出力がONに変化していない場合(ステップ15;N)、CPU500は、キャリッジ13の移動を引き続き行う。
一方、用紙センサ109の出力がONに変化した場合(ステップ15;Y)、CPU500は、用紙センサ109の出力がONしたタイミングにおけるキャリッジ13の位置を読み出し、その位置を用紙の右端位置Prとして記憶する(ステップ16)。
【0023】
次に、CPU500は、用紙センサ109の出力がOFFに変化したか否かを判断する(ステップ17)。
用紙センサ109の出力がOFFに変化していない場合(ステップ17;N)、CPU500は、キャリッジ13の移動を引き続き行う。
一方、用紙センサ109の出力がOFFに変化した場合(ステップ17;Y)、CPU500は、用紙センサ109の出力がOFFしたタイミングにおけるキャリッジ13の位置を読み出し、その位置を用紙の左端位置Plとして記憶する(ステップ18)。
【0024】
このようにして、用紙3の左右の端部位置を検出した後、キャリッジ13を主走査の負方向へ駆動し、キャッピング位置に戻す(ステップ19)。
そして、CPU500は、キャリッジ13の移動が完了したか否かを判断する(ステップ20)。
キャリッジ13の移動が完了していない場合(ステップ20;N)、引き続きキャリッジ13の移動を行う。
一方、キャリッジ13の移動が完了している場合(ステップ20;Y)、キャリッジ13のヘッド14にキャッピングをして処理を終了する。
このような記録媒体である用紙3の端部を検出する処理は、印写の動作と同時に行うようにしてもよい。
【0025】
図11は、用紙検出センサ109と各ノズル列103〜106の位置関係を示した図である。
S1は用紙検出センサ109とノズル列106間の距離、S2は用紙検出センサ109とノズル列105間の距離、S3は用紙検出センサ109とノズル列104間の距離、S4は用紙検出センサ109とノズル列103間の距離をそれぞれ示している。
【0026】
図12および図13は、画像のマスク処理の手順を示したフローチャートである。
ここでは、画像のマスク解除を開始する座標Pmsを用紙3の右端Pr、画像のマスク解除を終了する座標Pmeを用紙3の左端Pl、用紙検出センサ109とノズル列106間の距離をS1、用紙検出センサ109とノズル列105間の距離をS2、用紙検出センサ109とノズル列104間の距離をS3、用紙検出センサ109とノズル列103間の距離をS4と定義する。
このように定義された位置情報に基づいて、各ノズル列におけるマスク解除開始座標およびマスク解除終了座標の演算式を以下に示すと、
ノズル列106のマスク解除開始座標は、Ps1=Pr+S1、
ノズル列105のマスク解除開始座標は、Ps2=Pr+S2、
ノズル列104のマスク解除開始座標は、Ps3=Pr+S3、
ノズル列103のマスク解除開始座標は、Ps4=Pr+S4、
ノズル列106のマスク解除終了座標は、Pe1=Pl+S1、
ノズル列105のマスク解除終了座標は、Pe2=Pl+S2、
ノズル列104のマスク解除終了座標は、Pe3=Pl+S3、
ノズル列103のマスク解除終了座標は、Pe4=Pl+S4、となる。
【0027】
まず、CPU500は、用紙3を搬送ベルト上の所定位置まで給紙・搬送させる(ステップ21)。
次に、CPU500は、用紙3の給紙が完了したか否かを判断する(ステップ22)。
用紙3の給紙が完了していない場合(ステップ22;N)、引き続き用紙3の給紙処理を行う。
一方、用紙3の給紙が完了している場合(ステップ22;Y)、CPU500は、全ノズル列の画像マスクを有効にし(ステップ23)、その後、キャリッジ13の位置を検出し、検出された位置を基準点(P=0)として認識する(ステップ24)。
CPU500は、キャリッジ13の駆動を開始し、キャリッジ13を主走査の正方向に移動させる(ステップ25)。
【0028】
次に、CPU500は、キャリッジ13の現在位置を示すPの値と、ノズル列103のマスク解除開始座標を示すPs4の値とを比較し、PがPs4より大きい(P>Ps4)か否かを判断する(ステップ26)。
PがPs4より小さい(P<Ps4)場合(ステップ26;N)、引き続きキャリッジ13の移動を行う。
一方、PがPs4より大きい(P>Ps4)場合(ステップ26;Y)、CPU500は、ノズル列103の画像マスクの解除を行う(ステップ27)。つまり、キャリッジ位置PがPs4に達した位置において、ノズル列103の画像マスクの解除を行う。
【0029】
次に、CPU500は、キャリッジ13の現在位置を示すPの値と、ノズル列104のマスク解除開始座標を示すPs3の値とを比較し、PがPs3より大きい(P>Ps3)か否かを判断する(ステップ28)。
PがPs3より小さい(P<Ps3)場合(ステップ28;N)、引き続きキャリッジ13の移動を行う。
一方、PがPs3より大きい(P>Ps3)場合(ステップ28;Y)、CPU500は、ノズル列104の画像マスクの解除を行う(ステップ29)。つまり、キャリッジ位置PがPs3に達した位置において、ノズル列104の画像マスクの解除を行う。
【0030】
次に、CPU500は、キャリッジ13の現在位置を示すPの値と、ノズル列105のマスク解除開始座標を示すPs2の値とを比較し、PがPs2より大きい(P>Ps2)か否かを判断する(ステップ30)。
PがPs2より小さい(P<Ps2)場合(ステップ30;N)、引き続きキャリッジ13の移動を行う。
一方、PがPs2より大きい(P>Ps2)場合(ステップ30;Y)、CPU500は、ノズル列105の画像マスクの解除を行う(ステップ31)。つまり、キャリッジ位置PがPs2に達した位置において、ノズル列105の画像マスクの解除を行う。
【0031】
次に、CPU500は、キャリッジ13の現在位置を示すPの値と、ノズル列106のマスク解除開始座標を示すPs1の値とを比較し、PがPs1より大きい(P>Ps1)か否かを判断する(ステップ32)。
PがPs1より小さい(P<Ps1)場合(ステップ32;N)、引き続きキャリッジ13の移動を行う。
一方、PがPs1より大きい(P>Ps1)場合(ステップ32;Y)、CPU500は、ノズル列106の画像マスクの解除を行う(ステップ33)。つまり、キャリッジ位置PがPs1に達した位置において、ノズル列106の画像マスクの解除を行う。
【0032】
次に、CPU500は、キャリッジ13の現在位置を示すPの値と、ノズル列103のマスク解除終了座標を示すPe4の値とを比較し、PがPe4より大きい(P>Pe4)か否かを判断する(ステップ34)。
PがPe4より小さい(P<Pe4)場合(ステップ34;N)、引き続きキャリッジ13の移動を行う。
一方、PがPe4より大きい(P>Pe4)場合(ステップ34;Y)、CPU500は、ノズル列103の画像マスクを有効にする(ステップ35)。つまり、キャリッジ位置PがPe4に達した位置において、ノズル列103の画像マスクを有効にする。
【0033】
次に、CPU500は、キャリッジ13の現在位置を示すPの値と、ノズル列104のマスク解除終了座標を示すPe3の値とを比較し、PがPe3より大きい(P>Pe3)か否かを判断する(ステップ36)。
PがPe3より小さい(P<Pe3)場合(ステップ36;N)、引き続きキャリッジ13の移動を行う。
一方、PがPe3より大きい(P>Pe3)場合(ステップ36;Y)、CPU500は、ノズル列104の画像マスクを有効にする(ステップ37)。つまり、キャリッジ位置PがPe3に達した位置において、ノズル列104の画像マスクを有効にする。
【0034】
次に、CPU500は、キャリッジ13の現在位置を示すPの値と、ノズル列105のマスク解除終了座標を示すPe2の値とを比較し、PがPe2より大きい(P>Pe2)か否かを判断する(ステップ38)。
PがPe2より小さい(P<Pe2)場合(ステップ38;N)、引き続きキャリッジ13の移動を行う。
一方、PがPe2より大きい(P>Pe2)場合(ステップ38;Y)、CPU500は、ノズル列105の画像マスクを有効にする(ステップ39)。つまり、キャリッジ位置PがPe2に達した位置において、ノズル列105の画像マスクを有効にする。
【0035】
次に、CPU500は、キャリッジ13の現在位置を示すPの値と、ノズル列106のマスク解除終了座標を示すPe1の値とを比較し、PがPe1より大きい(P>Pe1)か否かを判断する(ステップ40)。
PがPe1より小さい(P<Pe1)場合(ステップ40;N)、引き続きキャリッジ13の移動を行う。
一方、PがPe1より大きい(P>Pe1)場合(ステップ40;Y)、CPU500は、ノズル列106の画像マスクを有効にする(ステップ41)。つまり、キャリッジ位置PがPe1に達した位置において、ノズル列106の画像マスクを有効にする。
【0036】
ノズル列106の画像マスクを有効にした後、キャリッジ13を主走査の負方向へ駆動し、キャッピング位置に戻す(ステップ42)。
そして、CPU500は、キャリッジ13の移動が完了したか否かを判断する(ステップ43)。
キャリッジ13の移動が完了していない場合(ステップ43;N)、引き続きキャリッジ13の移動を行う。
一方、キャリッジ13の移動が完了している場合(ステップ43;Y)、キャリッジ13のヘッド14にキャッピングをして処理を終了する。
【0037】
各ノズル列の画像マスク解除開始から終了までの区間では、画像マスク回路521で、画像をマスクする処理は行われず、その間にヘッド14に与えられたデータは有効画像としてノズル列103〜106から噴射される。
逆に、各ノズル列のマスクが解除されていない区間では、画像マスク回路521で、画像をマスクする処理が行われ、その間にヘッドには白データが与えられ、ノズル列からインクは噴射されないようになっている。
【0038】
上述したような画像のマスク処理では、CPU500がキャリッジ13の位置を監視しながらリアルタイムに画像マスク回路521を制御するようにしているが、図14に示すような主走査エンコーダ信号を使用した回路を用いることにより、CPU500の処理負荷を低減させることが可能となる。
具体的には、CPU500によって予めマスク解除開始位置をレジスタ552に書き込んでおく。
そして、キャリッジ13が移動を開始すると、主走査エンコーダ信号が、主走査カウンタ551に入力され、キャリッジ13の位置が主走査カウンタ551に計測される。
ここで、主走査カウンタ551が計測したキャリッジ13の位置と、レジスタ552に書き込んだ位置が一致すると、比較器553からマスク解除開始信号が出力される。
このマスク解除開始信号が画像マスク回路521に入力されて、画像マスク解除が開始される。
【0039】
画像マスク解除の終了についても、全く同様の構成の回路を用いることにより実現することができる。
具体的には、画像マスク解除終了位置にキャリッジが到達した時点で、マスク解除終了信号が出力される。
このマスク解除終了信号が画像マスク回路521に入力されて、画像マスク解除が終了する。
【0040】
(第1実施例)
図15は、第1実施例における画像形成処理の手順について示したフローチャートである。
また、図16は、第1の実施例におけるキャリッジ13の移動方向を示した図である。なお、実際には、用紙が搬送されて印刷を行うが、ここでは、用紙に対する主走査の動作をわかりやすくするために、用紙を中心として相対的に、キャリッジ13の動きを示している。
まず、インクジェット記録装置は、キャリッジ13を移動させて、当該インクジェット記録装置にセットされている用紙3の幅(エッジ)を検出しながら、検出した用紙3の幅に基づいてマスク処理を行い、主走査印刷を実行する(ステップ51)。
この用紙3の幅の検出は、用紙検出センサ109を用いて前述した方法により行う。
【0041】
次に、インクジェット記録装置は、カバー47が開口した状態(カバー開)など、ユーザーが用紙に対して操作可能な条件が発生したか否かを判断する(ステップ52)。
カバー47が開口した状態(カバー開)など、ユーザーが用紙に対して操作可能な条件が発生していない場合(ステップ52;N)、引き続き検出した用紙3の幅(エッジ)に基づいてマスク処理を行い、主走査印刷を実行する(ステップ53)。
そして、インクジェット記録装置は、ページ内の全ての印刷処理が終了したか否かを判断する(ステップ54)。
ページ内の全ての印刷処理が終了している場合(ステップ54;Y)、ページ印刷処理を終了する。
また、ページ内の全ての印刷処理が終了していない場合(ステップ54;N)、再び、ステップ52の処理を繰り返す。
【0042】
一方、カバー47が開口した状態(カバー開)など、ユーザーが用紙に対して操作可能な条件が発生した場合(ステップ52;Y)、インクジェット記録装置は、カバー47が開口した状態などが解消されたことを確認した後、再び、キャリッジ13を移動させて、当該インクジェット記録装置にセットされている用紙3の幅(エッジ)を検出しながら、検出した用紙3の幅に基づいてマスク処理を行い、主走査印刷を実行する(ステップ55)。
そして、ページ内の全ての印刷処理が終了したことを確認し(ステップ56)、ページ印刷処理を終了する。
【0043】
(第2実施例)
図17は、第2実施例における画像形成処理の手順について示したフローチャートである。
また、図18は、第2の実施例におけるキャリッジ13の移動方向を示した図である。なお、実際には、用紙が搬送されて印刷を行うが、ここでは、用紙に対する主走査の動作をわかりやすくするために、用紙を中心として相対的に、キャリッジ13の動きを示している。
【0044】
まず、インクジェット記録装置は、キャリッジ13を移動させて、当該インクジェット記録装置にセットされている用紙3の幅(エッジ)を検出する(ステップ61)。この用紙3の幅(エッジ)の検出は、用紙検出センサ109を用いて前述した方法により行う。
次に、インクジェット記録装置は、検出した用紙3の幅(エッジ)に基づいて、マスク処理を行いながら主走査印刷を実行する(ステップ62)。
そして、ページ内の全ての印刷処理が終了したことを確認し(ステップ63)、ページ印刷処理を終了する。
【0045】
(第3実施例)
図19は、第3実施例における画像形成処理の手順について示したフローチャートである。
また、図20は、第3の実施例におけるキャリッジ13の移動方向を示した図である。なお、実際には、用紙が搬送されて印刷を行うが、ここでは、用紙に対する主走査の動作をわかりやすくするために、用紙を中心として相対的に、キャリッジ13の動きを示している。
まず、インクジェット記録装置は、キャリッジ13を移動させて、当該インクジェット記録装置にセットされている用紙3の幅(エッジ)を検出する(ステップ71)。この用紙3の幅(エッジ)の検出は、用紙検出センサ109を用いて前述した方法により行う。
そして、インクジェット記録装置は、前回検出した用紙3の幅(エッジ)に基づいて、マスク処理を行いながら主走査印刷を実行する(ステップ72)。
【0046】
次に、インクジェット記録装置は、カバー47が開口した状態(カバー開)など、ユーザーが用紙に対して操作可能な条件が発生したか否かを判断する(ステップ73)。
カバー47が開口した状態(カバー開)など、ユーザーが用紙に対して操作可能な条件が発生していない場合(ステップ73;N)、ページ内の全ての印刷処理が終了したことを確認し(ステップ74)、ページ印刷処理を終了する。
一方、カバー47が開口した状態(カバー開)など、ユーザーが用紙に対して操作可能な条件が発生した場合(ステップ73;Y)、インクジェット記録装置は、カバー47が開口した状態などが解消されたことを確認した後、再び、ステップ71の処理を繰り返す。
【0047】
(第4実施例)
図21は、第4実施例における画像形成処理の手順について示したフローチャートである。
また、図22は、第4の実施例におけるキャリッジ13の移動方向を示した図である。なお、実際には、用紙が搬送されて印刷を行うが、ここでは、用紙に対する主走査の動作をわかりやすくするために、用紙を中心として相対的に、キャリッジ13の動きを示している。
まず、インクジェット記録装置は、当該インクジェット記録装置にセットされている給紙カセット4の情報や、ユーザーにより指定された用紙サイズ情報に基づいて、予想される用紙サイズを決定する(ステップ81)。
【0048】
次に、インクジェット記録装置は、カバー47が開口した状態(カバー開)など、ユーザーが用紙に対して操作可能な条件が発生したか否かを判断する(ステップ82)。
カバー47が開口した状態(カバー開)など、ユーザーが用紙に対して操作可能な条件が発生していない場合(ステップ82;N)、インクジェット記録装置は、予想される用紙サイズの情報に基づいてマスク処理を行いながら主走査印刷を実行する(ステップ83)。
そして、インクジェット記録装置は、ページ内の全ての印刷処理が終了したか否かを判断する(ステップ84)。
ページ内の全ての印刷処理が終了している場合(ステップ84;Y)、ページ印刷処理を終了する。
また、ページ内の全ての印刷処理が終了していない場合(ステップ84;N)、再び、ステップ82の処理を繰り返す。
【0049】
一方、カバー47が開口した状態(カバー開)など、ユーザーが用紙に対して操作可能な条件が発生した場合(ステップ82;Y)、インクジェット記録装置は、キャリッジ13を移動させて、当該インクジェット記録装置にセットされている用紙3の幅(エッジ)を検出しながら、検出した用紙3の幅に基づいてマスク処理を行い、主走査印刷を実行する(ステップ85)。
そして、ページ内の全ての印刷処理が終了したことを確認し(ステップ86)、ページ印刷処理を終了する。
【0050】
本実施の形態によれば、記録媒体への1回目の主走査にて、記録媒体の幅を検出しながら、当該記録媒体範囲外への印刷を抑制し、さらに、印刷処理中にカバー開等の外的要因が発生した場合は、記録媒体へユーザーが操作した可能性があるとみなし(記録媒体がずれる可能性がある)、それ以降の主走査においても記録媒体の幅を検出しながら記録媒体への印刷を抑制する主走査を行うことにより、記録媒体範囲外への印刷の抑制を適切に行うことができる。
【0051】
また、本実施の形態によれば、主走査時、記録媒体の印刷の前に、記録媒体の幅を検出のみを実行し(プリントヘッドに検出機構がついていれば、プリントヘッドを移動させる)、ここで検出された記録媒体の範囲において、記録媒体範囲外への印刷を抑制することにより、記録媒体の幅を検出しながら印刷を抑制する機構を備えていないような画像形成装置であっても、記録媒体範囲外への印刷の抑制を適切に行うことができる。
さらに、本実施の形態によれば、主走査時、ユーザーからの指定や、記録媒体が挿入されているカセット等の所定のサイズに基づいて、で記録媒体の範囲外の印刷を抑制することができる。
【0052】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、記録媒体の幅を検出しながら印刷を抑制する機構を備えていない画像形成装置においても、記録媒体の幅を検出することにより、記録媒体範囲外への印刷を抑制することができる。また、カバーの開状態を検知した場合、当該画像形成装置に設定された記録媒体のサイズを再度測定して再実測サイズを検出することにより、ユーザー操作などの外的要因を考慮した適切な印刷処理を実行できる。
請求項記載の発明によれば、記録媒体のサイズ情報に基づいて、記録媒体に印刷処理を施さない領域と、印刷処理を施す領域と、を設定することにより、記録媒体の幅の検出処理をすることなく適切な印刷処理を実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るインクジェット記録装置の機構部の斜視図である。
【図2】本実施の形態に係るインクジェット記録装置の機構部の側面図である。
【図3】インクジェットプリンタの正面図である。
【図4】用紙検出センサの構成を示した図である。
【図5】用紙検出センサの構成を示した図である。
【図6】キャリッジがキャッピングの位置から主走査正方向に移動した場合における、インクジェット記録装置の機構部の側面図である。
【図7】キャリッジが用紙の右端検出位置に移動した場合における、インクジェット記録装置の機構部の側面図である。
【図8】キャリッジが用紙の左端検出位置に移動した場合における、インクジェット記録装置の機構部の側面図である。
【図9】本実施の形態に係るインクジェット記録装置の制御系の構成を示したブロック図である。
【図10】用紙の端部の検出処理の手順を示したフローチャートである。
【図11】用紙検出センサと各ノズル列の位置関係を示した図である。
【図12】画像のマスク処理の手順を示したフローチャートである。
【図13】画像のマスク処理の手順を示したフローチャートである。
【図14】主走査エンコーダ信号を使用した回路を示した図である。
【図15】第1実施例における画像形成処理の手順について示したフローチャートである。
【図16】第1の実施例におけるキャリッジの移動方向を示した図である。
【図17】第2実施例における画像形成処理の手順について示したフローチャートである。
【図18】第2の実施例におけるキャリッジの移動方向を示した図である。
【図19】第3実施例における画像形成処理の手順について示したフローチャートである。
【図20】第3の実施例におけるキャリッジの移動方向を示した図である。
【図21】第4実施例における画像形成処理の手順について示したフローチャートである。
【図22】第4の実施例におけるキャリッジの移動方向を示した図である。
【符号の説明】
1 本体
2 印字機構部
3 用紙
4 給紙カセット
5 手差しトレイ
6 排紙トレイ
11 主ガイドロッド
12 サブタンク
13 キャリッジ
14 ヘッド
15 インクカートリッジ
16 インク供給チューブ
17 主走査モータ
18 駆動プーリ
19 従動プーリ
20 タイミングベルト
21 給紙ローラ
22 フリクションパッド
23 ガイド部材
24 搬送ローラ
25 搬送コロ
26 先端コロ
27 副走査モータ
29 静電搬送ベルト
30 チャージャ
33 排紙コロ
37 維持回復機構
47 カバー

Claims (2)

  1. 記録媒体がセットされ、このセットされた記録媒体を搬送する給紙部と、この給紙部から搬送された記録媒体にヘッドに設けられたノズルから記録材を吹き付けて、印刷処理を施す印刷処理手段と、この印刷処理手段を覆うカバーと、を備えた画像形成装置において、
    前記給紙部にセットされた、または前記給紙部から搬送された記録媒体の幅の位置を検出する検出手段と、
    前記印刷処理手段で前記記録媒体に対して印刷処理を施さない領域である、マスク解除位置を予め記憶するマスク解除位置記憶手段と、
    前記検出手段で検出された記録媒体の幅の位置、および前記マスク解除位置記憶手段で記憶されたマスク解除位置に基づいて前記記録媒体に印刷処理を施さない領域と、印刷処理を施す領域とを設定するマスク処理手段と、
    前記印刷処理手段により印刷処理が施されている期間に前記カバーが開口した状態を検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記カバーが開口した状態を検知した場合、前記給紙部にセットされた、または前記給紙部から搬送された記録媒体の幅の位置を検出する再検出手段と、を備え、
    前記マスク処理手段は、前記再検出手段で検出された記録媒体の幅の位置、および前記マスク解除位置記憶手段で記憶されたマスク解除位置に基づいて前記記録媒体に印刷処理を施さない領域と、印刷処理を施す領域とを設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記給紙部にセットされた、または前記給紙部から搬送された記録媒体の幅の位置を取得する取得手段を備え、
    前記マスク処理手段は、前記取得手段により取得された前記記録媒体の幅の位置、および前記マスク解除位置記憶手段で記憶されたマスク解除位置に基づいて、前記記録媒体に印刷処理を施さない領域と、印刷処理を施す領域と、を設定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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