JP7429617B2 - 個装吸収性物品、及び個装吸収性物品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、個装吸収性物品、及び個装吸収性物品の製造方法に関する。
生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッドといった吸収性物品の多くは、個別に包装された状態で提供されている。このような個別に包装された吸収性物品(個装吸収性物品)の包装形態としては、包装シートを吸収性物品とともに包装シートの長手方向に折り畳むことによって吸収性物品を包み、短手方向の両縁部において包装シート同士を剥離可能にシールしたものが一般的である。
例えば、特許文献1には、包装シートを1つ以上の個装折り線に沿って折り畳んで吸収性物品を包み、個装折り線の方向の両端部に複数のシールユニットを断続的に配したシール領域において、個装折り線の方向に対して垂直方向にシールしてなる個装体が開示されている。特許文献1に開示の個装体においては、シールユニットの接合部において包装シート同士が融着されている。
特開2019-84142号公報
近年、包装シートとして、難融性材料からなるもの、又は難融性材料の層が表面に形成されているものも検討されている。そのような材料を包装シートに用いた場合、熱融着による接合を行うことができない又は十分に行うことができないため、包装シートの両縁部において十分なシール強度を得られないことがある。
上記に鑑みて、本発明の一態様は、十分なシール強度を付与可能なシール部を備え、様々な材料の包装シートを利用できる個装吸収性物品を提供することを課題とする。
本発明の第一の態様は、吸収性物品と、前記吸収性物品を包装する包装シートとを有する個装吸収性物品であって、前記包装シートの第1方向の一端縁を含む第1領域に、前記第1方向の他端縁を含む第2領域が重なるように、前記包装シートの内面側に折り畳まれ、前記第1方向に直交する第2方向の縁部のそれぞれにシール部が形成され、前記シール部が、前記第1方向に沿って、複数の圧搾凹部と、前記圧搾凹部の間に形成された圧搾凸部とを有する。
上記第一の態様によれば、圧搾凹部及び圧搾凸部(合わせて圧搾部とも呼ぶ)において、重ねられた包装シートが高密化されることでシール部が形成されている。そのため、シール部の形成において、包装シートの表面を熱により変性させたり、別材料(接着剤等も含む)を追加したりする必要が必ずしもなく、吸収性物品の個装工程から煩雑な作業を省くことができる。さらに、圧搾凹部と圧搾凸部とが隣り合う構造によって、重ねられた包装シート同士が噛み合って固く係合するため、高いシール強度を得ることができる。よって、広範な材料からなる包装シートにも対応できる十分なシール強度を得ることができる。
本発明の第二の態様では、前記圧搾凹部及び前記圧搾凸部が、前記包装シート同士の融着なしに形成されている。
上記第二の態様によれば、包装シート同士の融着がない構成となるので、シール部の形成のために、包装シートの融着に適切な加熱を行うための温度調整が不要であるか、又は加熱が不要であるので、製造上の煩雑さを回避でき、コストも低減できる。
本発明の第三の態様では、前記包装シートが難融性材料からなる、又は難融性材料の層を表面に有する。
上記第三の態様によれば、従来の熱融着によってシール部が形成される形態では利用できなかった、難融性材料からなる又は難融性材料の層を表面に有する包装シートも利用できるので、包装シートに機能又は特徴を追加することができる。本態様によれば、例えば、難融性のインクが表面に塗布された包装シートを利用することができ、デザイン性を高めることができる。
本発明の第四の態様では、前記包装シートが紙を含む。
上記第四の態様によれば、包装シートに天然素材による風合いを付与できる。また、個装吸収性物品の製造時及び/又は廃棄時の環境への負担を低減できる。
本発明の第五の態様では、前記シール部が、前記第1方向に沿った複数のシール部列を含み、前記シール部列の間に非圧搾部が形成されている。
上記第五の態様によれば、複数の圧搾凹部と当該複数の圧搾凹部間に形成された圧搾凸部とを有するシール部列が複数形成され、シール部列間が、圧搾がされていない非圧搾部となっている。そのため、第2方向に連続して形成された単一のシール部列と比較すると、個装吸収性物品の製造時のシール部の形成において、離間した各シール部列の位置に圧力を集中させることができるので、圧搾部がより強い圧力で圧搾されるので、シール強度を高めることができる。
本発明の第六の態様では、前記包装シートの折り畳みによって重ねられた前記包装シートの枚数が比較的少ない薄ゾーンと、重ねられた前記包装シートの枚数が比較的多い厚ゾーンとが形成されており、前記厚ゾーンにおける前記シール部のシール強度が、前記薄ゾーンにおける前記シール部のシール強度より小さい。
上記第六の態様によれば、包装シートの重ね枚数が異なるゾーンが形成されている。このような態様では、重ねられた包装シートの枚数が比較的多い厚ゾーンにおいては、圧搾部がより高い圧力で圧搾されるため、シール強度が大きくなる傾向がある。そして、厚ゾーンのシール強度が過度に大きい場合、開封を円滑に行うことができないことがある。一方、全体のシール強度を低下させた場合には、薄ゾーンにおいて意図せずシール部が開いてしまう可能性がある。よって、本態様により、厚ゾーンでのシール強度を薄ゾーンでのシール強度より小さくすることで、厚ゾーンと薄ゾーンとでのシール強度を調整し、十分なシール強度を有しつつも、円滑に開封可能な個装吸収性物品を提供できる。
本発明の第七の態様では、前記厚ゾーンにおける前記シール部の厚みが、前記薄ゾーンにおける前記シール部の厚みより小さい。
上記第七の態様によれば、重ねられた枚数の多さ(ゾーンの厚さ)に応じて、シール部の構成を異ならせている。より具体的には、重ねられた包装シートの枚数が比較的多い厚ゾーンにおけるシール部の厚みを小さくする、すなわち、シール部に含まれる圧搾凹部及び圧搾凸部によって形成される凹凸の高さを小さくしている。このような凹凸の高さの小さいシール部は、比較的低い圧力で形成されたものであり、また厚ゾーンの圧搾部における包装シート同士の噛み合いも弱くなっている。そのため、厚ゾーンにおけるシール強度を薄ゾーンにおけるシール強度より弱くすることができる。
本発明の第八の態様は、吸収性物品と、前記吸収性物品を包装する包装シートとを有する個装吸収性物品の製造方法であって、包装シートの内面に吸収性物品を配置し、前記包装シートの第1方向の一端縁を含む第1領域に、前記第1方向の他端縁を含む第2領域が重なるように、前記包装シートの内面側に折り畳み、前記第1方向に直交する第2方向の縁部のそれぞれを、対向する一対のロール間で加圧して、シール部を形成し、前記シール部が、複数の圧搾凹部と、前記圧搾凹部の間に形成された圧搾凸部とを含む。
上記第八の態様によれば、上記第一の態様と同様の効果を奏する個装吸収性物品の製造方法を提供できる。
本発明の第九の態様は、前記圧搾凹部及び前記圧搾凸部を、前記包装シート同士の融着なしに形成する。
上記第九の態様によれば、上記第二の態様と同様の効果を奏する個装吸収性物品の製造方法を提供できる。
本発明の第十の態様は、前記一対のロールが、間欠して配置された複数の突出部を有する第1歯列を備えた第1ロールと、前記第1歯列に噛み合う第2歯列を備えた第2ロールとからなる。
上記第十の態様によれば、様々な包装シートにも対応できる、十分なシール強度でシールされた個装吸収性物品の製造方法を、比較的簡単なロールの構成によって提供できる。
本発明の一態様によれば、十分なシール強度を付与可能なシール部を備え、様々な材料の包装シートを利用できる個装吸収性物品を提供できる。
本発明の一形態による包装シートと吸収性物品とを含む個装吸収性物品の平面図である。 図1に示す個装吸収性物品の包装シートが展開された状態を、吸収性物品が配置されている側から見た平面図である。 図1における部分Iの拡大図である。 図3のII-II線断面図である。 ゾーンによってシール部の構成が異なる個装吸収性物品の部分平面図である。 本発明の一形態による個装吸収性物品の製造方法について説明する図である。 一対の加圧ロールの歯列の拡大図である。 一対の加圧ロールの歯列の別例を示す図である。 実施例のシール部の平面視パターンを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図面において、特に説明がない限り、同一の又は対応する構成については同一の符号を付して説明を省略する場合がある。また、図面は、発明の理解を助けるための模式的なものである。
図1に、本発明の一形態による包装シート10と吸収性物品1とを含む個装吸収性物品100の平面図を示す。本形態によって包装される吸収性物品1は、生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)、軽失禁用パッド等の扁平状の物品であってよい。また、図2に、図1に示す個装吸収性物品100を展開した状態、又は吸収性物品1が包装される前の段階で吸収性物品1が包装シート10に配置された状態を示す。
(吸収性物品)
本形態による個装吸収性物品100に含まれる吸収性物品1は、平面視で細長形状を有しているが、吸収性物品1の平面視形状は図示のものに限られず、正方形を含む正多角形、円形等の形状であってもよい。また、吸収性物品1は、包装シートとともに折り畳まずに包装シートによって包装され得る形状及び大きさを有していてもよい。吸収性物品1が、図1及び図2に示すような細長形状を有する場合、吸収性物品1の全長(長手方向長さ)は、140~420mmとすることができ、吸収性物品1の幅(短手方向長さ)は50~110mmとすることができる。
吸収性物品1は、液不透過性のバックシート、吸収体、及び液透過性のトップシートがこの順に積層されてなる構造を有していてよい。バックシートとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂シート等の少なくとも遮水性を有するシート材を用いることができる。ポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布や、さらには防水フィルムを介在させて実質的に不透液性を確保した不織布の積層シート等を用いることができる。また、透湿性を有するものが用いられてもよい。
トップシートとしては、有孔又は無孔の不織布や多孔性プラスチックシート等が好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン、ポリエステル、ポリアミド等の合成繊維、レーヨン、キュプラ等の再生繊維、及びこれらの混紡繊維、並びに綿等の天然繊維を単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。
吸収体4は、トップシート及びバックシートからはみ出さない寸法及び形状を有し、吸収体の前方及び後方の端縁部では、バックシートとトップシートとの外縁がホットメルト等の接着剤やヒートシール、超音波シール等の接着手段によって接合されている。
上記吸収体4は、体液を吸収して保持できる材料であれば限定されないが、綿状パルプと吸水性ポリマーとを含むことが好ましい。吸水性ポリマーとしては、高吸水ポリマー粒状粉(superabsorbent polymer(SAP))、高吸水ポリマー繊維(superabsorbent fiber(SAF))及びこれらの組合せを用いることができる。パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられる。
吸収体4の厚みは、好ましくは0.5~25mm、より好ましくは1.5~6.5mmであってよい。吸収体4は、体液排出口に対応させる領域(体液排出口対応領域)や、体液排出口対応領域より後方の、臀部の溝に対向する領域を、膨出させた構造とすることもできる。
また、吸収性物品1の側部には、長手方向にわたってサイド不織布が設けられていてもよい。サイド不織布としては、撥水処理不織布又は親水処理不織布を使用することができる。
(個装吸収性物品の包装構造)
図1及び図2に示すように、個装吸収性物品100は、1枚の包装シート10によって1つの吸収性物品1が包装されたものであってよい。包装シート10の形状は特に限定されないが、図2に示すように展開された状態(折り畳まれていない状態)で細長形状、例えば長方形、長楕円形等を有するものであると好ましい。このような包装シート10に、例えば細長形状で且つ扁平状の吸収性物品1を配置し、両者をともに折り畳むことによって、吸収性物品1を簡単に衛生的に包装することができる。なお、本明細書では、包装シート10の、吸収性物品1が配置される面を、内面と呼び、内面と反対側の面、すなわち個装吸収性物品100において露出する面を外面と呼ぶ。
包装シート10の折り畳み方は、包装シート10が1以上の折り線にて折り畳まれ、吸収性物品1を外部に露出しないように包装できるのであれば、特に限定されない。図2には、包装シート10を巻き三つ折り(内三つ折り)により折り畳む例を示す。図2に示すように、包装シート10は、当該包装シート10の第1方向D1の一端縁11を含む第1領域R1と、包装シート10の第1方向D1の他端縁12を含む第2領域R2とを備えている。そして、第2領域R2を第1領域R1の外面に重ねるように、吸収性物品1を包み込む。より具体的には、まず第1領域R1が、第1方向D1と直交する第2方向D2に沿って延びる第1折り位置F1にて折り返される。第1領域R1が折り返された後、さらに第2領域R2が、第1領域R1の外面に重なるように、第2方向D2に沿って延びる第2折り位置F2にて折り返される。これにより、吸収性物品1が包装シート10内に収容された状態となる(図1)。このような、包装シート10の第1方向D1の端部の2つの領域を重ね合せる包装方法は簡単であり、且つ吸収性物品を外部環境に晒されない状態で確実に封入して保護できるので、好ましい。
なお、本形態では、第1領域R1と第2領域R2との間の領域を第3領域R3とする(図2)。また、本形態では、第1方向D1は、包装シート10の長手方向であり、包装シート10によって包装される吸収性物品1の長手方向でもある。第2方向D2は、包装シート10の短手方向であり、包装シート10によって包装される吸収性物品1の短手方向(幅方向)でもある。
第1領域R1を第1折り位置F1にて折り返す際、包装シート10の第1方向(長手方向)D1の一端縁11が第2折り位置F2を越えないように、第1領域R1の第1方向D1の長さを調整することが好ましい。また、第2領域R2を第2折り位置F2にて折り返す際、第1方向D1の他端縁12が、第1領域R1の第1折り位置F1に達するように折り畳まれてもよいし、図1に示すように、他端縁12が第1折り位置F1から離れて、第1領域R1上に位置するように折り畳まれてもよい。
第1領域R1及び第2領域R2が順に折り畳まれた後、第2方向(短手方向)D2の中央に、包装シート10の他端縁12を跨るように、すなわち第2領域R2から第1領域R1にわたって、封止テープ30を設けてもよい。開封時には、使用者は、封止テープ30を第1領域R1側から剥がして持ち上げ、続けて引っ張ることで、封止テープ30とともに第2領域R2を持ち上げ、第2折り位置F2の側に引っ張ることで、第2領域R2を第1方向D1に開くことができる。
包装シート10の寸法は、包装する吸収性物品1の大きさや形状によるが、例えば、包装シート10を広げた状態で、第1方向(長手方向)D1の長さは100~450mmとすることができ、第2方向(短手方向)D2の長さ(幅)は70~250mmとすることができる。
なお、包装シート10は、1つの折り線にて折り畳まれてもよい、すなわち二つ折りされていてもよい。また、3つ以上の折り線にて折り畳まれてもよい。例えば、長さが比較的長い吸収性物品を包装するために、吸収性物品の長さに合わせて、長さのより長い包装シート10を使用する場合がある。その場合、最初に折り畳まれる第1領域R1の長さを第3領域R3の長さよりも長くしておき、第1領域R1を折り畳む際に、まず第1領域R1を、第1折り位置F1と一端縁11との間の位置にする第2方向D2に沿って延びる第3折り線にて内面側又は外面側に折り込み、その後、第1折り位置F1にて第1領域R1全体を折り畳み、続いて上述のように第2折り位置F2にて第2領域R2を折り畳み、全体として四つ折りすることができる。
(シール部)
包装シート10が上述のように折り畳まれた後、包装シートの第2方向D2の両縁部には、図1に示すようなシール部20、20が形成される。本形態による個装吸収性物品100において、包装シート10の縁部とは、平面視で吸収性物品1が存在しない領域を指す。縁部は、第2方向D2の端縁から10~40mm内方の位置までの領域であると好ましい。
図3に、図1におけるシール部20の部分Iの拡大図を示す。また、図4に、図3におけるII-II線断面の部分拡大図を示す。図3及び図4に示すように、シール部20は、複数の圧搾凹部21、21、…を有し、さらに複数の圧搾凹部21、21、…の間に圧搾凸部22を有する。本明細書において、圧搾凹部21及び圧搾凸部22(合わせて圧搾部と呼ぶ場合がある)は、包装シート10を厚み方向に加圧することによって圧縮され、材料密度が高められた部分である。また、凹部とは、個装吸収性物品100の少なくとも一方の面側、例えば個装吸収性物品100の上側(図1の例では第2領域R2が重ねられている側)から見て、包装シート10の圧搾前の厚み方向での表面位置から個装吸収性物品の他方の面側(下側、すなわち図1の例では第3領域Rが配置されている側)に窪んだ部分を指し、凸部とは、包装シートの圧搾前の厚み方向での表面位置から個装吸収性物品の上記一面側(上側)に盛り上がった部分を指す。よって、凹部は、当該凹部の第2方向D2に隣接する包装シート10の、圧搾の影響を受けていない領域の表面位置より窪んだ部分といえる。同様に、凸部とは、当該凸部の第2方向D2に隣接する包装シート10の、圧搾の影響を受けていない領域の表面位置より盛り上がった部分といえる。なお、本形態では、個装吸収性物品100の上側から見た凹部は下側から見た凸部となり得、個装吸収性物品100の上側から見た凸部は下側から見た凹部となり得る。
本形態では、シール部20を圧搾部から形成することができ、包装シート10同士を熱融着させたり、別材料(接着剤を含む)を追加したりする必要がない。そのため、本形態におけるシール部20は、熱融着のための温度調整等、個装吸収性物品100の製造における煩雑な作業を省くことができる。但し、本形態は、シール部20において包装シート10の表面が変性されていたり、シール部を形成するための別材料が追加されていたりすることを必ずしも除外しない。
また、図3及び図4に示すように、圧搾凹部21と圧搾凸部22とは、第1方向D1に隣り合って配置されている。より具体的には、圧搾凹部21と圧搾凸部22とが第1方向D1に交互に配置されている。これにより、重ねられた包装シート10同士が噛み合って固く係合できるので、高いシール強度を得ることができる。このように、本形態におけるシール部20は、物理的な構造によって高いシール強度を達成するものであるので、様々な材料の包装シート、例えば熱融着不能な又は熱融着し難い包装シートを用いた場合でも、十分なシール強度のシール部を形成することができる。よって、本形態によれば、包装シート10の材料の選択の幅を広げることができる。
よって、本形態におけるシール部20の圧搾凹部21及び圧搾凸部22は、包装シート10同士の融着なしで形成されていてよい。包装シート10同士の融着がない構成では、シール部20の形成の際に包装シート同士の融着工程が不要であるので、加熱が不要であり、適切な融着のための加熱温度の調整も不要となるので、製造上の煩雑さを回避でき、またコストも低減できる。別の言い方をすると、本形態によれば、シール部20において、融着なしに包装シート10同士を接合させることができる。
図3及び図4に示すように、圧搾凹部21と圧搾凸部22とは第1方向D1に連続して配置されている。すなわち、シール部20は、圧搾部が第1方向D1に連続した帯状又は線状の部分を有し得る。また、図3に示すように、本形態では、シール部20は、第1方向D1に沿ったシール部列20a、20bを備えていて、シール部列20a、20bがそれぞれ、連続した圧搾部によって形成されていてもよい。
本形態による、シール部20における圧搾凹部21及び圧搾凸部22が第1方向D1に沿って連続して隣り合っている構成では、個装吸収性物品100の上面側及び下面側の両方向に、重ね合わされた包装シート10が引き伸ばされるため、圧搾凹部21の深さを深く、圧搾凸部22の高さを高くすることができる。別言すると、シール部20における、第1方向D1の単位長さに対し、圧搾凹部21の深さが深く且つ圧搾凸部22の高さが高くなる。そのため、包装シート10同士の噛み合いによる係合がより強くなり、シール部20のシール強度を向上させることができる。
圧搾凹部21の深さd(図4)が、好ましくは0.1~1mm、より好ましくは0.2~0.7mmであってよい。同様に、圧搾凸部22の高さd(図4)も、好ましくは0.1~1mm、より好ましくは0.2~0.7mmであってよい。
圧搾凹部21の第1方向D1の長さLは、好ましくは0.5~5mm、より好ましくは0.5~2m、さらに好ましくは1~2mmであってよい。圧搾凹部21の第1方向D1の長さLを上記範囲とすることで、包装シール10同士の噛み合いが十分に強く、高いシール強度をもたらす圧搾部を形成できる。また、上記範囲は、一対の加圧ロールを用いたシール部20の形成工程上、好ましい。同様に、圧搾凸部22の第1方向D1の長さLは、好ましくは0.5~5mm、より好ましくは0.5~2mm、さらに好ましくは1~2mmであってよい。
圧搾凹部21の第1方向D1の第1方向D1の間隔ΔLは、好ましくは1~7mm、より好ましくは1~2mm、さらに好ましくは1~1.5mmであってよい。圧搾凹部21の第1方向D1の第1方向D1の間隔ΔLを上記範囲とすることで、包装シール10同士の噛み合いが十分に強く、高いシール強度をもたらす圧搾部を形成できる。また、上記範囲は、一対の加圧ロールを用いたシール部20の形成工程上、好ましい。
圧搾凹部21のピッチpは、好ましくは1~10mm、より好ましくは2~4mmであってよい。ピッチpは、図3に示すように、圧搾凹部21の第1方向D1の一端11側(折り線F1側)の端部から、当該圧搾凹部21に第1方向D1で隣り合う圧搾凹部21の第1方向D1の一端11側(折り線F1側)の端部までの距離とすることができる。また、ピッチpは、圧搾凹部21の第1方向D1の中央位置から、当該圧搾凹部21に第1方向D1で隣り合う圧搾凹部21の第1方向D1の中央位置までの距離であってもよい。圧搾凹部21のピッチpが上記範囲にあることで、包装シール10同士の噛み合いが十分に強く、高いシール強度をもたらす圧搾部を形成できる。また、上記範囲は、一対の加圧ロールを用いたシール部20の形成において好ましい。
圧搾凹部21の第2方向D2の長さwは、好ましくは0.5~5mm、より好ましくは0.5~2mm、さらに好ましくは1~2mmであってよい。圧搾凹部21の第2方向D2の長さwを上記範囲とすることで、包装シール10同士の噛み合いが十分に強く、高いシール強度をもたらす圧搾部を形成できる一方、上記範囲は、一対の加圧ロールを用いたシール部20の形成工程上、好ましい。
図3に示す例では、圧搾凹部21は平面視で四角形、具体的には長方形であり、その辺が第1方向D1に平行であるように配置されている。しかし、圧搾凹部21の配置は、図示のものに限られず、圧搾凹部21の四角形の辺が、第1方向D1に対して所定角度で傾斜していてもよい。さらに、圧搾凹部21の平面視形状も、図示のものに限られず、菱形及び台形等の長方形以外の四角形、四角形以外の多角形、円形、楕円形、ハート形、滴形等であってもよい。
なお、上記の圧搾凹部21のサイズ及び形状、並びに得られる効果は、圧搾凸部22のサイズ及び形状、並びに得られる効果にも当てはまる。また、シール部20においては、圧搾凹部21及び圧搾凸部22の第1方向D1の長さ、第1方向D1での間隔、第2方向の幅、及びピッチの1以上を同じにすることができ、また全てを同じにすることができる。
圧搾凹部21と圧搾凸部22とは、第1方向D1に離間していてもよい。すなわち、圧搾凹部21と圧搾凸部22との間に、重ねられた包装シート10が圧搾されていない非圧搾部が形成されていてもよい。シール部20を一対の加圧ロールによって形成し、且つ第1方向D1がロールの軸線方向に平行である場合には、第1方向D1に非圧搾部が形成されていることにより、線圧が高まり、圧搾箇所(ロールの加圧部の突出部)に圧力を集中させることができるので、シール部20のシール強度をさらに高めることができる。
また、図3に示す例では、シール部20は、第1方向D1に沿ったシール部列20a、20bを備えており、シール部列20a、20bはそれぞれ、連続した圧搾部によって形成されている。このように、シール部20は、第1方向D1に沿った複数のシール部列を含んでいてよい。そして、複数のシール部列の間は、非圧搾部25とすることができる。すなわち、第2方向D2で、圧搾部(圧搾凹部21及び圧搾凸部22)間に非圧搾部25が形成されている。このように、第2方向D2で見て、シール部列20a、20b間に、或いは圧搾部間に非圧搾部25が形成されていることによっても、圧搾箇所に圧力を集中させることができるので、シール部20のシール強度をさらに高めることができる。なお、上記シール部列の数は、2~5とすることができる。
さらに、シール部列20a、20b間の間隔sは、好ましくは1~2mm、より好ましくは1~1.5mmであってよい。シール部列が複数ある場合にシール部列の間隔sを上記範囲とすることで、圧搾箇所に圧力を集中させるという上記効果を高めることができ、シール部20のシール強度をより一層高めることができる。
(包装シートの素材)
上述の個装吸収性物品100を構成する包装シート10のために使用される材料は、特に限定されず、紙、不織布、樹脂製フィルムであってよい。但し、本形態においては、難融性材料からなる包装シート、或いは難融性材料の層を表面に有する包装シートを好適に用いることができる。難融性材料とは、加熱しても(例えば80℃以上に加熱しても)、包装シート同士の融着を起こすことができない材料である。
包装シート10が紙を含む場合、包装シート10若しくは個装吸収性物品100の製造時及び/又は廃棄時の環境負担が少ないことから好ましい。また、天然の風合いを付与できるという点でも好ましい。さらに、包装シート10は紙からなるか、或いは紙に何等かの加工を施したシートを用いることが好ましい。なお、本明細書において、紙とは、植物繊維その他の繊維を膠着剤で膠着させて扁平状にしたものを指すことができる。特に、植物繊維(パルプ)を主原料としたもの、例えば含有繊維のうち植物繊維が50%以上であるもの、好ましくは80%以上であるものを指すことができる。紙に含まれるパルプの種類としては、木材パルプ、非木材パルプ、古紙パルプが含まれていてよく、これらは、機械パルプ、化学パルプのいずれであってもよい。紙には、添加剤が添加されていてもよい。さらに、包装シート10に用いられる具体的な紙の例としては、洋紙、和紙、加工紙、合成紙等の様々な種類の紙を挙げることができる。また、従来他の用途で使用されている紙、例えば、新聞用紙、印刷用紙(上質紙を含む)、筆記用紙、図画用紙、包装用紙、薄葉紙、雑種紙等と呼ばれる紙を未加工で又は加工して用いることもできる。
包装シート10の材料として紙を用いる場合、紙は、抄紙後に加工が施されたものであってもよい。上記加工とは、例えば、クレープ加工、エンボス加工、カレンダー加工、撥水加工、スリット加工、プライ加工、印刷加工等が挙げられる。クレープ加工やエンボス加工を行うことにより、紙の強度及び柔軟性をともに向上させることができる。また、包装シート10を撥水加工する場合、例えば、シリコーン系樹脂、パラフィン系樹脂、フッ素樹脂等を含む撥水剤を、包装シート10の外面(吸収性物品1が包装された状態で外部に露出する側)及び外面と反対側の内面の少なくとも一方に塗布することができる。
包装シート10の材料として紙を用いた場合、包装シートの目付は、好ましくは50g/m以下、より好ましくは40g/m以下とすることができる。また、包装シート10の目付の下限は、包装シート10として機能できる限りは特に限定されないが、好ましくは20g/m以上、より好ましくは15g/m以上とすることができる。また、紙製の包装シート10の厚みは、好ましくは40~200μm、より好ましくは100~200μmとすることができる。
包装シート10が不織布を含む場合、風合いやソフト感等を向上させることができ、好ましい。用いられる不織布としては、メルトブロー不織布、スパンボンド不織布等が好ましく、これらの不織布の層を組み合わせ複数積層させたものを用いることもできる。また、不織布を構成する繊維は、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン、ポリエステル、ナイロン等のポリアミド等であってよい。
包装シート10が樹脂製フィルを含む場合、用いられる樹脂としては、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン、ポリエステル、ポリビニルアルコール等を挙げることができる。樹脂製フィルムとしては、延伸加工されたものが好ましい。また、樹脂製フィルムは、非通気性フィルムであってもよいし、通気性フィルムであってもよい。樹脂製フィルムを用いた場合、印刷の輪郭が明瞭になり、着色剤の発色も良好になるので、包装シートのデザイン性を向上させることができる。
包装シート10としては、1枚の包装シート10が、上述の材料からなる単層のシートであってもよいし、1枚の包装シート10が、異なる材料からなる複数の層を積層させてなる積層シートであってもよい。
なお、包装シート10の剛軟度が100mm以上であると好ましく、105mm以上であるとより好ましい。上記剛軟度は、JIS L1096:2010、8.21に記載の45°カンチレバー法に準拠して測定された値であってよい。上記剛軟度を有する包装シート10を用いることで、シール部20の剛性も高まり、持ち運び等によって包装シート10が摩擦等を受けることによってシール部20のシール強度が低下することを防止できる。
(変形例)
図1及び図2を参照して説明した包装形態では、個装吸収性物品100には、第1方向D1で見て、包装シート10の重ね枚数の異なるゾーンが形成されている。より具体的には、個装吸収性物品100は、図1に示すように、包装シート10の第3領域R3及び第1領域R1がこの順で重ねられた、すなわち2枚の包装シート10が重ねられた第1薄ゾーンZB1と、包装シート10の第3領域R3及び第2領域R2がこの順で重ねられた、すなわち2枚の包装シート10が重ねられた第2薄ゾーンZB2と、第3領域R3、第1領域R1、及び第2領域R2がこの順で重ねられた厚ゾーンZとを有する。
このように、包装シートの重ね枚数が異なると、シール部のシール強度が異なる傾向がある。より具体的には、包装シート10の重ね枚数が多いほど、圧搾部がより高い圧力で圧搾されることになるので、シール強度が大きくなる傾向がある。そして、シール強度が過度に大きくなってしまうと、開封を円滑に行うことができない場合がある。一方、シール部全体のシール強度が弱くなるように調整した場合、包装シート10の重ね枚数の少ないゾーンでシール部が開いてしまう可能性がある。そのため、シール部の重ね枚数によってシール部20のシール強度を調節することが好ましい。すなわち、包装シート10の重ね枚数が比較的多いゾーンにおけるシール部20のシール強度をより小さく、包装シート10の重ね枚数が比較的少ないゾーンにおけるシール部20のシール強度をより大きくすることができる。
シール部20のシール強度を小さくした構成の例としては、シール部20の厚みを小さくしたものが挙げられる。シール部20の厚みとは、重ねられた包装シート10の厚みではなく、シール部20の最低位置から最高位置までの長さd(図4)を指す。厚みが大きいシール部20は、圧搾凹部21が深く且つ圧搾凸部22が高く形成されていることを意味するので、包装シート10の噛み合いをより強し、シール強度を高めることができる。
さらに、包装シート10の重ね枚数によってシール部20の強度を異ならせた別例を、図5に示す。図5は、個装吸収性物品100の第2方向D2の一方の縁部の、第2領域R2と第1領域R1との境界付近(第2領域R2の第1方向D1の他端12付近)の拡大平面図である。
例えば、図5(a)のように、第1薄ゾーンZB1では2つのシール部列が形成されていてシール部列間に非圧搾部25が形成されているが、厚ゾーンZでは、第2方向D2で非圧搾部が形成されないようシール部20を形成することができる。これにより、厚ゾーンZにおけるシール部20のシール強度を、第1薄ゾーンZB1におけるシール部20のシール強度よりも低下させることができる。
また、図5(b)に示す例では、第1薄ゾーンZB1では3つのシール部列が形成されていて且つシール部列間にそれぞれ非圧搾部25が形成されているのに対し、厚ゾーンZでは、シール部列は2つである。さらに、本例では、厚ゾーンZにおける圧搾部(圧搾凹部21及び圧搾凸部22)の第2方向D2の長さ(幅)が、薄ゾーンZB1における圧搾部(圧搾凹部21及び圧搾凸部22)の第2方向D2の長さより大きくなっている。これにより、厚ゾーンZにおけるシール部20のシール強度を、第1薄ゾーンZB1におけるシール部20のシール強度よりも低下させることができる。
さらに、図5(c)に示すように、厚ゾーンZにおける圧搾部(圧搾凹部21及び圧搾凸部22)の第1方向D1の長さが、第1薄ゾーンZB1における圧搾部(圧搾凹部21及び圧搾凸部22)の第1方向D1の長さより短くすることもできる。これにより、厚ゾーンZAにおける包装シート10の噛み合いが弱まるため、厚ゾーンZにおけるシール部20のシール強度を、第1薄ゾーンZB1におけるシール部20のシール強度よりも低下させることができる。
また、厚ゾーンZにおける圧搾凹部21の第1方向D1のピッチを、薄ゾーンZB1における圧搾凹部21の第1方向D1のピッチより小さくすることで、厚ゾーンZにおけるシール部20のシール強度を、薄ゾーンZB1におけるシール部20のシール強度を弱めることもできる。
(個装吸収性物品の製造方法)
図6(a)に、本形態による個装吸収性物品100(図1及び図3)の製造装置50の模式図を示す。図6(a)に示すように、個装吸収性物品100は、対向する加圧ロールであるロール51、52(第1ロール51及び第2ロール)を利用して製造することができる。より具体的には、搬送方向(マシン方向)Dmに搬送される長尺の原包装シート10aの内面に複数の吸収性物品1を互いに離間して配置し、原包装シート10aを吸収性物品1とともに、搬送方向Dmに直交する方向Dvに折り畳む。この際、原包装シート10aの一端縁を含む領域及び他端縁を含む領域を内面側に折り畳む。すなわち、方向Dvは、最終的に得られる個装吸収性物品100の第1方向D1に対応する。続いて、加圧ロール51、52によって加圧し、これにより、両縁部が封止され、シール部20が形成される。シール部20の形成は、未切断の隣接する2つの個装吸収性物品の縁部に対して行うことができる。シール部20の形成と同時に、個装吸収性物品を個別化するための切断が行われてもよい。
加圧ロール51には周方向にわたって間欠的に、加圧部51a、51a、…が設けられ、加圧ロール52には周方向にわたって間欠的に、加圧部52a、52a、…が設けられていてよい。加圧部51a、51a、…と、加圧部52a、52a、…とは対向するように配置されている。そして、加圧部51aと加圧部52aとの間で原包装シート10aが圧搾されてシール部20が形成される。
さらに、図6(b)に示すように、加圧ロール51の加圧部51aの表面には、直交方向Dvに延在する歯列151a、151a、…が周方向に並んで形成されており、加圧ロール52の加圧部52aの表面には、直交方向Dvに延在する歯列152a、152a、…が周方向に並んで形成されている。加圧部51aの歯列(第1歯列)151aと加圧部52aの歯列(第2歯列)152aとは対向しており、噛み合うように構成されている。
図7に、歯列151a及び歯列152aを、直交方向Dvに沿った線で切った断面図を示す。図7に示すように、歯列151aと歯列152aとは、噛み合うように構成されている。すなわち、歯列151aの突出部p1が、歯列152aの突出部p2、p2間に入り込むように構成されている。図7に示す例では、歯列151aと歯列152aとは直接噛み合わせた時、ほぼ隙間なく噛み合わせできる形状である。そのため、直交方向Dvに沿って原包装シート10aを圧搾することができ、圧搾凹部21と圧搾凸部22とが第1方向D1に沿って連続して配置された構成(図3)を形成することができる。なお、加圧ロールを、例えば80℃以上に加熱することで、互いに噛み合う歯列151a、152aが熱膨張し、歯列151a、152a間の距離を狭めることができる。これによって、より高い圧力で圧搾を行うことができ、シール強度を高めることができる。
図8に、歯列151a及び歯列152aの別例を示す。図8の例でも、図7の例と同様、歯列151aと歯列152aとは、噛み合うように構成されている。しかし、図8の例では、突出部p1及び突出部p2のピッチが大きく、両歯列151a、152aを直接噛み合わせた時、直交方向Dvに隙間が形成される。図8に示す歯列151a、152aによれば、圧搾凹部21と圧搾凸部22との間に非圧搾部が形成される構成を得ることができる。
よって、本発明の一形態は、吸収性物品と、吸収性物品を包装する包装シートとを有する個装吸収性物品の製造方法であって、包装シートの内面に吸収性物品を配置し、包装シートの第1方向の一端縁を含む第1領域に、第1方向の他端縁を含む第2領域が重なるように、包装シートの内面側に折り畳み、第1方向に直交する第2方向の縁部のそれぞれを、対向する一対のロール間で加圧して、シール部を形成し、シール部が、複数の圧搾凹部と、圧搾凹部の間に形成された圧搾凸部とを含む方法である。
<シール部の形成>
(例1)
目付30.5g/m、幅250mmの紙資材を切り出し、紙資材の幅方向に図2に示すような巻き三つ折りで折り畳んだ後、噛み合う歯列を有する一対の加圧ロールを用いて、包装シートの折畳み方向(図1の第1方向D1に相当する方向)に沿った長さが約110mmのシール部を形成した。上記一対の加圧ロールによれば、隣接する2つの個装吸収性物品のシール部が同時に形成されるので、シール部を形成した後に切断し、1つの個装吸収性物品の片側の縁部のシール部に相当するシール部を有する試料を得た。なお、ラインスピードは10m/min、上方のロールを100℃に且つ下方のロールを97℃に加温して加圧を行った。
例1では、歯列高さが0.8mmである加圧ロールを用いて、図9(a)に示す平面視パターンのシール部を形成した。得られたシール部における圧搾凹部の第1方向D1長さL、圧搾凹部の第1方向の間隔ΔL、及び圧搾凹部の幅wは、表1に示す通りである。
(例2)
異なる歯列を備えた加圧ロールを用いたこと以外は例1と同様にして、シール部を形成した。例2では、歯列高さ0.6mmの加圧ロールを用いたが、得られた平面視パターンは、図9(a)に示す平面視パターン(例1と同じ平面視パターン)であった。シール部の寸法は、表1に示す通りであった。
(例3~7)
異なる歯列を備えた加圧ロール用いたこと以外は例1と同様にして、図9(b)~(f)に示す平面視パターンを有するシール部をそれぞれ形成した。シール部の各寸法は、表1に示す通りであった。
<引張強度(剥離強度)の測定>
例1~例7のシール部のシール強度を測定した。三つ折りにおいて最後に折り重ねた部分の端縁(図1の第2領域R2の他端縁12に相当)をから3mm剥がし、剥がされた部分に、2.5mm幅の粘着テープを挟むようにして貼り付け、粘着テープを引張り試験機の一方のクランプに挟んだ。一方、三つ折りにおける最初の折り畳み線付近を、引張り試験機の他方のクランプに挟んだ。チャック間距離10mm、スピード100mm/minで、積分平均強度を求めた。試料の破断強度が測定されることを避けるため、シール部を3mm残して測定を終了した。
Figure 0007429617000001
例1、2の結果より、歯列の高さ(歯列の突出部の高さ)が高い方が、引張強度が大きく、シール強度が高いことが分かった。また、例1、6の結果より、第2方向に非圧搾部が形成されていると(シール部列が複数あると)、引張強度が高くなることが分かった。さらに、例1、4より、圧搾凹部の第1方向長さ(包装シートの長手方向長さ)が短い方が、引張強度が高くなることが分かった。
1 吸収性物品
4 吸収体
10 包装シート
11 長手方向の一端
12 長手方向の他端
20 シール部
20a、20b シール部列
21 圧搾凹部
22 圧搾凸部
25 非圧搾部
30 封止テープ
51、52 加圧ロール
51a、52a 加圧部
151a、152a 歯列
D1 包装シートの第1方向
D2 包装シートの第2方向
F1 第1折り線
F2 第2折り線
p1、p2 歯列の突出部
R1 第1領域
R2 第2領域
R3 第3領域
厚ゾーン
B1 第1薄ゾーン
B2 第2薄ゾーン

Claims (9)

  1. 吸収性物品と、前記吸収性物品を包装する包装シートとを有する個装吸収性物品であって、
    前記包装シートの第1方向の一端縁を含む第1領域に、前記第1方向の他端縁を含む第2領域が重なるように、前記包装シートの内面側に折り畳まれ、前記第1方向に直交する第2方向の縁部のそれぞれにシール部が形成され、
    前記シール部が、前記第1方向に沿って、複数の圧搾凹部と、前記圧搾凹部の間に形成された圧搾凸部とを有し、
    前記包装シートの折り畳みによって重ねられた前記包装シートの枚数が比較的少ない薄ゾーンと、重ねられた前記包装シートの枚数が比較的多い厚ゾーンとが形成されており、
    前記厚ゾーンにおける前記シール部のシール強度が、前記薄ゾーンにおける前記シール部のシール強度より小さい、装吸収性物品。
  2. 前記圧搾凹部及び前記圧搾凸部が、前記包装シート同士の融着なしに形成されている、請求項1に記載の個装吸収性物品。
  3. 前記包装シートが難融性材料からなる、又は難融性材料の層を表面に有する、請求項1又は2に記載の個装吸収性物品。
  4. 前記包装シートが紙を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の個装吸収性物品。
  5. 前記シール部が、前記第1方向に沿った複数のシール部列を含み、
    前記シール部列の間に非圧搾部が形成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の個装吸収性物品。
  6. 前記厚ゾーンにおける前記シール部の厚みが、前記薄ゾーンにおける前記シール部の厚みより小さい、請求項1から5のいずれか一項に記載の個装吸収性物品。
  7. 吸収性物品と、前記吸収性物品を包装する包装シートとを有する個装吸収性物品の製造方法であって、
    包装シートの内面に吸収性物品を配置し、
    前記包装シートの第1方向の一端縁を含む第1領域に、前記第1方向の他端縁を含む第2領域が重なるように、前記包装シートの内面側に折り畳み、
    前記第1方向に直交する第2方向の縁部のそれぞれを、対向する一対のロール間で加圧して、シール部を形成し、
    前記シール部が、複数の圧搾凹部と、前記圧搾凹部の間に形成された圧搾凸部とを含み、
    前記包装シートの前記折り畳みによって重ねられた前記包装シートの枚数が比較的少ない薄ゾーンと、重ねられた前記包装シートの枚数が比較的多い厚ゾーンとが形成されており、
    前記厚ゾーンにおける前記シール部のシール強度が、前記薄ゾーンにおける前記シール部のシール強度より小さい、個装吸収性物品の製造方法。
  8. 前記圧搾凹部及び前記圧搾凸部を、前記包装シート同士の融着なしに形成する、請求項に記載の個装吸収性物品の製造方法。
  9. 前記一対のロールが、間欠して配置された複数の突出部を有する第1歯列を備えた第1ロールと、前記第1歯列に噛み合う第2歯列を備えた第2ロールとからなる、請求項8又はに記載の個装吸収性物品の製造方法。
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