JP2024019914A - 個装吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024019914000001
【課題】開封後の包装シートにおけるシール残りを低減した個装吸収性物品を提供する。
【解決手段】包装シートと、前記包装シートにより個装された吸収性物品とを含む個装吸収性物品であって、前記包装シートが、縦方向と前記縦方向に直交する横方向とを有し、前記包装シートが前記縦方向に、前記横方向に沿った第1折り線及び第2折り線にて折り畳まれ、前記横方向の縁部にそれぞれシール部が形成され、前記シール部において、前記第1折り線から20mmまでの前記縦方向の範囲、及び前記第2折り線から20mmまでの前記縦方向の範囲の少なくとも一方に、前記シール部のその他の部分よりも接合強度が低い弱シール部を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、個装吸収性物品に関する。
一般に、生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッド等の吸収性物品は、保管時の衛生、持ち運びの際の利便性等の理由から、包装シートによって個別に包装されて封止された状態で個装吸収性物品(個別包装体)として提供されている。
個装吸収性物品の形態としては、包装シートを吸収性物品とともに包装シートの縦方向に、横方向に沿った折り線にて内三つ折りに折り畳んだ後、包装シートの横方向の両縁部がシールされたものが多い。例えば、特許文献1に記載されているように、シールにより形成されるシール部は通常、縦方向の端から端まで、すなわち一方の折り線から他方の折り線まで同様の構成で縦方向に連続している。
特許第4275105号公報
個装吸収性物品の開封時、使用者は、シール部において互いに接合されている包装シート同士を剥がして、包装シートを展開する。しかしながら、従来の構成ように、シール部が縦方向の端から端まで(一方の折り線から他方の折り線まで)形成されている形態による個装吸収性物品を通常の方法で開封した場合には、包装シートを完全に剥がすことは難しく、折り線付近にシール部が残ってしまうことが多い。シール部が残っている(包装シート同士が完全に剥がれていない)と、開封後も包装シートに折り線若しくは折り癖が残ってしまう。そのため、新しく開封した個装吸収性物品から得られた包装シートで使用済み吸収性物品を包もうとした場合に、包装シートが折られた状態若しくは丸まった状態となってしまい、包む動作の妨げとなり得る。よって、個装吸収性物品の開封後に、包装シートにおけるシール部の残り(シール残りとも言う)をなくす、又は少なくできる構成が求められている。
上記に鑑みて、本発明の一態様は、開封後の包装シートにおけるシール残りを低減した個装吸収性物品を提供することを課題とする。
本発明の第一の態様は、包装シートと、前記包装シートにより個装された吸収性物品とを含む個装吸収性物品であって、前記包装シートが、縦方向と前記縦方向に直交する横方向とを有し、前記包装シートが前記縦方向に、前記横方向に沿った第1折り線及び第2折り線にて折り畳まれ、前記横方向の縁部にそれぞれシール部が形成され、前記シール部において、前記第1折り線から20mmまでの前記縦方向の範囲、及び前記第2折り線から20mmまでの前記縦方向の範囲の少なくとも一方に、前記シール部のその他の部分よりも接合強度が低い弱シール部が設けられている。
上記第一の態様によれば、第1折り線及び/又は第2折り線から所定の範囲に、接合強度の低い弱シール部が形成されているので、大きな力を加えなくとも、折り線付近でのシール部の解消がより容易になる。これにより、開封後のシール部の残りを低減でき、包装シートを、平らに、シール残りによって生じ得るシワ等がない状態に展開できる。包装シートのシール残りを低減できることで、包装シートを、使用済み吸収性物品を包んで廃棄するのに利用したい場合、包装シートの丸まり等を抑えられるため、包む動作をスムーズに行うことができる。
本発明の第二の態様では、包装シートと、前記包装シートにより個装された吸収性物品とを含む個装吸収性物品であって、前記包装シートが、縦方向と前記縦方向に直交する横方向とを有し、前記包装シートが前記縦方向に、前記横方向に沿った第1折り線及び第2折り線にて折り畳まれ、前記横方向の縁部にそれぞれシール部が形成され、前記第1折り線から20mmまでの前記縦方向の範囲、及び前記第2折り線から20mmまでの前記縦方向の範囲の少なくとも一方に、シールされていない非シール部が設けられている。
上記第二の態様によれば、第1折り線及び/又は第2折り線から所定の範囲に、シール部が形成されていない箇所が作られていることで、大きな力を加えなくとも、シール部を上記折り線付近まで容易に解消することができる(包装シートを剥がすことができる)。これにより、開封後のシール部の残りを低減でき、包装シートを平らに、シール残りによって生じ得るシワ等がない状態に展開できる。包装シートを、使用済み吸収性物品を包んで廃棄するのに利用したい場合、包装シートの丸まり等を抑えられるため、包む動作をスムーズに行うことができる。
また、非シール部は、製造時の空気抜きの機能も果たすことができる。例えば、個装吸収性物品の製造時若しくはパッケージへの収容時に、個装吸収性物品に外側から急激に大きな力が掛かった場合、空気が圧縮されてさらにシール部を押圧することでシール部が損傷する(個装吸収性物品の包装体が破裂する)不都合が生じることがある。このような不都合も、非シール部から適切に空気を外部に逃すことによって、回避できる。
本発明の第三の態様では、前記シール部が、互いに離隔した複数の接合部を含み、前記弱シール部に含まれる接合部の前記横方向内端が、前記その他の部分の前記横方向内端よりも、前記包装シートの前記横方向の端縁に近い。
上述のように、シール残りがあると折り線又は折り癖が残って包装シートを平らに展開することが難しくなるが、ここで、シール残りの折り線又は折り癖への影響は、シール残りが横方向中央に近い位置にあるほど大きい。上記第三の態様によれば、弱シール部に含まれる接合部の横方向内端が包装シートの横方向端縁に近く、シール領域のその他の部分の内端に比べると、弱シール部は横方向外側寄りに配置されている。そのため、開封の際に包装シートの縦方向の展開が十分でなく、弱シール部が残ってしまった場合でも、折り線若しくは折り癖が残りにくい。
本発明の第四の態様では、前記シール部が、互いに離隔した複数の接合部を含み、前記弱シール部における前記接合部の密度が、前記その他の部分における前記接合部の密度よりも小さい。
上記第四の態様により、弱シール部における接合部の密度が小さくなっていることによって、弱シール部を解消するための力(包装シートを剥がすための力)は小さくて済むため、折り線付近のシール残りが発生しにくい。よって、例えば、シール部のその他の部分(主シール部とも呼ぶ)にて包装シートを剥がす動作の勢いを受けて、弱シール部における包装シートも容易に剥がすことができる。使用者は、折り線付近までのシール部の解消を特に意識しなくとも、包装シートを平らに展開することができる。
本発明の第五の態様では、弱シール部が、前記包装シートが2枚重ねられた領域に形成されている。
個装吸収性物品の横方向の端部では、包装シートの重ね枚数が場所によって異なる。そして、包装シートの重ね枚数が多いほど、その場所のシール部における包装シート同士の接合強度は大きくなり、重ね枚数が小さいほど接合強度は小さくなる。上記第五の態様により、包装シートが2枚重ねられた領域に弱シール部を形成することで、弱シール部の接合強度をさらに低減できる。
本発明の一態様によれば、開封後の包装シートにおけるシール残りを低減した個装吸収性物品を提供できる。
本発明の第1実施形態による個装吸収性物品の平面図である。 図1の個装吸収性物品が折り畳まれる前の状態を示す平面図、又は図1の個装吸収性物品を展開した平面図である。 図1のI-I線断面である。 図1のII-II線断面である。 図1のシール部の例示的な拡大図である。 シール部の変形例を示す図である。 シール部の別の変形例を示す図である。 シール部の更に別の変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態による個装吸収性物品の平面図である。 本発明の第3実施形態による個装吸収性物品の平面図である。 図10のIV-IV線断面である。 図1のV-V線断面である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図面において、特に説明がない限り、同一の又は対応する構成については同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
<第1実施形態>
(個装吸収性物品)
図1に、個装吸収性物品100の平面図を示す。図2に、図1の個装吸収性物品を展開した状態、若しくは折り畳み前の吸収性物品及び包装シートの平面図であり、包装シート10の内面から若しくは吸収性物品1肌側から見た図を示す。また、図3に図1のI-I線断面を、図4に図1のII-II線断面を示す。
図1~図4に示すように、本形態による個装吸収性物品100は、包装シート10と、包装シート10によって個装された吸収性物品1とを含む。図2に示すように、包装シート10は展開した状態若しくは折り畳む前の状態で、細長形状を有していてよく、縦方向(長手方向)D1と、当該縦方向に直交する横方向(短手方向)D2とを有する。また、包装シート10の縦方向D1及び横方向D2は、それぞれ吸収性物品1の縦方向及び横方向にも対応する。
(吸収性物品)
本形態において包装シート10により包装される吸収性物品1は、体液(経血、おりもの、尿等)の排出口に対向させるように装着するための、扁平で細長形状の物品であってよい。吸収性物品1の具体例は、生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)、軽失禁用パッド等であってよい。本明細書では、生理用ナプキンの例に基づき、実施形態を説明する。
吸収性物品1は、例えば図2に示すように、液透過性のトップシート3と、液不透過性のバックシート(不図示)と、これらのトップシート3とバックシートとの間に配置された吸収体4とを有していてよい。
バックシートとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂シート等の少なくとも遮水性を有するシート材を用いることができる。ポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布や、さらには防水フィルムを介在させて実質的に不透液性を確保した不織布の積層シート等を用いることができる。また、透湿性を有するものが用いられてもよい。
トップシート3としては、有孔又は無孔の不織布や多孔性プラスチックシート等が好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン、ポリエステル、ポリアミド等の合成繊維、レーヨン、キュプラ等の再生繊維、及びこれらの混紡繊維、並びに綿等の天然繊維を単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。
吸収体4は、体液を吸収して保持できる材料であれば限定されないが、綿状パルプと吸水性ポリマーとを含むことが好ましい。吸水性ポリマーとしては、高吸水ポリマー粒状粉(superabsorbent polymer(SAP))、高吸水ポリマー繊維(superabsorbent fiber(SAF))及びこれらの組合せを用いることができる。パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられる。
吸収体4の厚みは、0.5~25mmであってよい。吸収体4は、体液排出口に対応させる領域(体液排出口対応領域)や、体液排出口対応領域より後方の、臀部の溝に対向する領域を、膨出させた構造とすることもできる。吸収体4は、トップシート3及びバックシートからはみ出さない寸法及び形状を有し、吸収体の前方及び後方の端縁部では、バックシートとトップシート3との外縁がホットメルト等の接着剤やヒートシール、超音波シール等の接着手段によって接合されている。
図2に示すように、吸収体4の側方の外方においては、横方向D2両端部に縦方向D1に沿ってサイドシート7、7が設けられていてもよい。サイドシート7としては、撥水処理不織布又は親水処理不織布を使用することができる。
なお、図1~図4に示す例では、吸収性物品1は、ウィングのない、いわゆる羽なしのタイプのものであるが、側方にそれぞれ延出するウィングを有する羽つきの物品として構成してもよい。ウィングは、サイドシートとバックシートとの接合により形成されていてよい。
なお、吸収性物品1のバックシートの側(非肌側、すなわち装着時に下着に対向させる側)には、吸収性物品1を下着に取り付けた際に下着からズレないようにするためのズレ止め用粘着部が設けられていてもよい。ズレ止め用粘着部は、縦方向D1又は横方向D2に延在する複数の帯状に形成されていてよい。
吸収性物品1の全長は、140~430mmとすることができ、吸収性物品1の幅(ウィングを有する場合にはウィングを除いた本体の幅)は40~130mmとすることができる。
(包装シート)
包装シート10を構成する材料は特に限定されず、紙、樹脂製フィルム、不織布等を用いることができる。
紙を含む包装シート10は、廃棄時の環境へ負担が少なく、持続可能な開発目標の観点からも好ましい。また、紙は、独特の風合い、例えば天然素材の優しい印象の見た目及び手触りを付与できる。なお、本明細書において、紙とは、植物繊維その他の繊維を膠着剤で膠着させて平板状にしたものを指すことができる。特に、植物繊維(パルプ)を主原料としたもの、例えば含有繊維のうち植物繊維が50%以上であるもの、好ましくは80%以上であるものを指すことができる。紙に含まれるパルプの種類としては、木材パルプ、非木材パルプ、古紙パルプが含まれていてよく、これらは、機械パルプ、化学パルプのいずれであってもよい。パルプは、吸収性物品及び/又は吸収性物品用の包装シートからリサイクルされたパルプであってもよい。また、紙には、添加剤が添加されていてもよい。さらに、包装シート10に用いられる具体的な紙の例としては、洋紙、和紙、加工紙、合成紙等の様々な種類の紙を挙げることができる。さらに、従来他の用途で使用されている紙、例えば、新聞用紙、印刷用紙(上質紙を含む)、筆記用紙、図画用紙、包装用紙、薄葉紙、雑種紙等と呼ばれる紙を未加工で又は加工して用いることもできる。薄葉紙を用いる場合、薄口模造紙、インディアンペーパー、ライスペーパー、グラシン紙、ティシュペーパー、トイレットペーパー、ろ紙等であってもよい。
包装シートの材料として樹脂製フィルムを用いた場合には、包装シートに印刷を施した場合でも、印刷された文字や模様の輪郭が明瞭になり、着色剤の発色も良好になるので、包装シートのデザイン性を向上させることができる。用いられる樹脂としては、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン、ポリエステル、ポリビニルアルコール等を挙げることができる。樹脂製フィルムとしては、延伸加工されたものが好ましい。また、樹脂製フィルムは、非通気性フィルムであってもよいし、通気性フィルムであってもよい。
包装シート10の材料として不織布を用いた場合、風合い、柔軟性等を向上させることができる。用いられる不織布としては、メルトブロー不織布、スパンボンド不織布等が好ましく、これらの不織布の層を組み合わせ複数積層させたものを用いることもできる。また、不織布を構成する繊維は、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン、ポリエステル、ナイロン等のポリアミド等であってよい。
なお、包装シート10としては、1枚の包装シート10が、上述の材料からなる単層のシートであってもよいし、1枚の包装シート10が、異なる材料からなる複数の層を積層させてなる積層シートであってもよい。例えば、樹脂フィルムと紙とが積層されたシートであってもよい。
包装シート10の内面及び/又は外面には剥離処理が施されていてもよい。剥離処理は、例えばシリコーン系樹脂、パラフィン系樹脂、フッ素樹脂等を含む液体の剥離剤(離型剤)を塗布する処理であってよい。例えば、包装シート10の内面に剥離処理を施すことによって、吸収性物品1の裏側に形成される上述のズレ止め用粘着部を直接的に包装シート10の内面に接触させることができるので、吸収性物品1と包装シート10との間に別途剥離シートを設ける必要がなくなる。
包装シート10の寸法は、包装する吸収性物品1の大きさや形状に応じて、例えば、包装シート10を完全に広げた状態(折り返しされていない状態)で、縦方向D1の長さ(単に長さと呼ぶ場合がある)は100~450mmとすることができ、横方向D2の長さ(単に幅と呼ぶ場合がある)は70~250mmとすることができる。図示の例では、包装シート10は、展開した状態で長方形の形状を有するが、例えば長楕円形等の形状を有していてもよい。
(個装吸収性物品の包装構造)
個装吸収性物品100において、吸収性物品1は、包装シート10と共に折り畳まれることによって包装されている。折り畳みの際には、図2に示すように、包装シート10の内面に吸収性物品1を、吸収性物品1のバックシート側が対向するように載置された状態とする。そして、包装シート10と吸収性物品1とが共に、幅方向D2に沿った第1折り線F1及び第2折り線F2にて縦方向D1に共に折り畳まれる。より具体的には、第1折り線F1にて、包装シート10の縦方向D1の一端11を含む第1領域R1が縦方向D1に折り返され、第2折り線F2にて、包装シート10の縦方向D1の他端12を含む第2領域R2が折り返される。包装シート10の第1領域R1と第2領域R2との間の領域は、第3領域R3である。図示の例では、包装シート10は、第2領域R2が先に折り畳まれ、第1領域R1が第2領域R2の外面に重なるように折り畳まれているが(図1)、第1領域R1及び第2領域R2の折り順は逆であってもよい。このように、包装シート10を吸収性物品1と共に巻三つ折り(内三つ折り)にして、吸収性物品1を包んだ後、横方向D2の両縁部が、縦方向D1に沿って封止される(図1)。
このような三つ折り以上の包装形式は、比較的簡便に形成でき、吸収性物品1を衛生的に包むことができるし、また吸収性物品1の取出しも容易である。なお、折り畳みの形式は三つ折りに限られず、四つ折り以上(後にも説明)としてもよいし、二つ折りにすることもできる。
さらに、個装吸収性物品100には、第1領域R1の端縁(包装シート10の一端11)付近において横方向D2中央には、止着テープ50が設けられていてよい。止着テープ50は、図1に示すように、包装シート10の一端11を跨ぐように、第1領域R1及び第2領域R2にわたって設けられていてよい。止着テープ50が設けられていることで、個装吸収性物品100の開封時には、使用者は止着テープ50を持って第1領域R1を持ち上げて引っ張ることができるので、開封がより容易となる。その際には、第1領域R1が、その下に位置する第2領域R2から剥がされる。
(シール部)
図1に示すように、個装吸収性物品100においては、横方向D2の両縁の、吸収性物品1が存在しない場所がシールされ、シール部20、20が形成されている。シール部20、20は、第1実施形態においては、個装吸収性物品100の縦方向D1の全長にわたって形成されていてよい。これにより、ごみや塵、或いは誤って指又は小さい物体が横方向の端縁から侵入することを防止できる(封止性が得られる)という観点で好ましい。但し、図1に示すように、本形態では、シール部20は、シール部の主たる部分を形成する主シール部26と、第1折り線F1から縦方向D1の所定範囲内に形成された弱シール部25とを有していてよい。図示の例では、主シール部26は、弱シール部25以外の部分を構成する。弱シール部25、25は、主シール部26よりも接合強度が低い部分である。なお、本明細書において、弱シール部25の接合強度、及び主シール部26の接合強度とは、個装吸収性物品100の開封の際に、縦方向D1に包装シート10を剥がしていく時の剥離強度を指す。
上述のように、個装吸収性物品100を開封する際には、使用者は、まず第1領域R1の端縁(一端11)の横方向D2中央付近を持って、場合によっては止着テープ50を持って、第1領域R1を引き上げ、シール部20においては、第1領域R1を第2領域R2から剥がし、続いて第3領域から剥がしていく。この場合、包装シート10(第1領域R1)の把持位置と、包装シート10同士が剥離する位置(剥離位置)との間には距離があるため、また包装シート10が柔軟性を有するため、使用者が包装シート10を引っ張る力は剥離位置まで伝わりにくい。そのため、通常の開封方法では、第1領域R1を大きく展開しても、第1折り線F1付近のシールは完全には解除されず、すなわち、シール部20における包装シート10同士の接合が残ったままとなりやすい。本明細書では、シール部20のシールが残された部分を、シール残りとも呼ぶ。また、第1領域R1を展開した後、第2領域R2を展開する際にも上記と同じことが言え、第2折り線F2付近にシール残りが生じ得る。折り線F1、F2付近でシール残りがあると、包装シート10に折り線又は折り癖が残されることとなる。より具体的には、包装シート10を平面状に広げても、折り線F1、F2での折り曲げが直ちに生じて、包装シート10が再び折り畳まれ状態になったり、包装シート10が内面側に丸められた状態になったり、或いは折り線F1、F2付近でシワが発生した状態になることがある。
これに対し、本形態では、第1折り線F1付近及び第2折り線F2付近に、接合強度が比較的低い弱シール部25、25、…が形成されているため、第1折り線F1付近及び第2折り線F2付近での包装シート10を剥がすことがより容易になり、通常の方法(通常の把持位置、通常の力)で包装シート10を展開してもシール残りを低減できる。そのため、包装シート10を平らに維持することができるので、包装シート10を、使用済み吸収性物品を包んで廃棄するのに利用する場合、包装シートの内面側への丸まり等が抑えられるため、包む動作をスムーズに行うことができる。
なお、図1に示す例では、第1折り線F1の付近及び第2折り線F2付近の両方にそれぞれ弱シール部25、25が形成されているので、第1折り線F1の付近及び第2折り線F2付近の両方においてシール残りを低減するという効果を奏するが、弱シール部25は、第1折り線F1の付近及び第2折り線F2付近のどちらか一方に形成されていてもよい。
さらに、弱シール部25は、第1折り線F1(個装吸収性物品100の縦方向D1の一方の端)から所定長さまでの範囲、及び第2折り線F2(個装吸収性物品100の縦方向D1の他方の端)から所定長さまでの範囲の少なくとも一方に形成されている(図1)。ここで、弱シール部25が設けられている範囲は、折り線(第1折り線F1又は第2折り線F2)から縦方向D1に長さL5で延在する範囲とすることができる(図1)。折り線からの縦方向D1の延在範囲(縦方向長さL5)は、好ましくは3~20mm、より好ましくは5~10mmであってよい。弱シール部25が上記範囲で形成されていることで、シール部20の元来の機能、すなわち異物の侵入を防ぎ吸収性物品を衛生的に保管する等の機能を維持しつつ、折り線F1、F2付近のシール残りを低減する効果を向上できる。さらに、弱シール部25は、上記範囲の全体にわたって形成されていてもよい。
図5に、1つのシール部20を含む部分IIIの拡大図を示す。図4に示すように、シール部20は、平面視で互いに離隔した複数の接合部30、30、…を含んでいてよい。各接合部30、30、…は、包装シート10同士が厚み方向に接合されてなる部分である。図示の例では、複数の接合部30、30、…以外の部分は、包装シート10同士が接合されていない非接合部である。このように、接合部30、30、…が、互いに離隔して点在していることで、例えばシール部20の全面にわたって接合部が形成される場合等に比べて、開封時に包装シートが剥がしにくくなって包装シートが破損したり、縁部が過度に硬くなって手触りを損ねたりすることを防止できる。
接合部30、30、…の形成のための手段は特に限定されず、重ねられた包装シート10が加圧及び/又は加熱され、包装シート10同士の接合が形成されるものであればよく、例えば、ヒートシール、超音波シール、機械的な圧着手段等が挙げられる。これらの手段は、包装シート10の材質に応じて適宜選択して使用できる。例えば、包装シート10が樹脂フィルム及び/又は樹脂繊維を含む材料を有する場合には、ヒートシール、超音波シールによって包装シート10を部分的に融着させることで接合を形成するものであると好ましい。また、包装シート10が紙を含む場合には、圧着等の機械的な接合形式によって形成されることが好ましい。その場合、シール部20は、例えば、接合部30、30、…のパターンに対応する凹凸パターンを表面に有するロールと、当該ロールに対向する表面に凹凸のない対向ロールとからなる一対のロールを用いて形成できる。なお、上記の接合形式のいずれかに代えて又は上記の接合形式に追加的に、接着剤等を利用することもできる。
弱シール部25の具体的な形態は、弱シール部25の接合強度(包装シート10を縦方向D1剥がす際の剥離強度)が主シール部26の接合強度よりも低くなっているのであれば、特に限定されない。図5に示す例では、弱シール部25においては、接合部30、30、…が設けられている幅(横方向D2の長さ)が、主シール部26において接合部30、30、…が設けられている幅よりも小さくなっている。別の言い方をすると、弱シール部25に含まれる接合部30、30、…の形成範囲の横方向D2の内端25aが、主シール部26に含まれる接合部30、30、…の形成範囲の横方向D2の内端26aよりも、包装シート10若しくは個装吸収性物品100の横方向D2の端縁に近くなっている。このため、弱シール部25の解消するために要する力は、主シール部26を解消するために要する力よりも小さくなり、シール残りを低減できる。
上述のように、シール残りがあると折り線又は折り癖が残って包装シートを平らに展開することが難しくなるが、ここで、シール残りの折り線又は折り癖への影響は、シール残りが横方向D2中央に近い位置にあるほど大きい。図5に示す例では、弱シール部25に含まれる接合部30、30、…の横方向D2の内端(より具体的には、最も内側の接合部の内端)は、主シール部26に含まれる接合部30、30、…の横方向D2の内端に比べて、横方向D2外側寄りに配置されている。そのため、開封の際に包装シート10の縦方向D1の展開が十分でなく、弱シール部25が残ってしまった場合でも、シール残りの折り線若しくは折り癖が残りにくい。
なお、個装吸収性物品100の横方向D2の縁部では、包装シート10の重ね枚数が場所によって異なる(図4)。そして、包装シート10の重ね枚数が多いほど、その場所のシール部における包装シート同士の接合強度は大きくなり、重ね枚数が小さいほど接合強度は小さくなる。本形態では、弱シール部25は、包装シート10が2枚重ねられた領域に形成されている。そのため、弱シール部25の接合強度をさらに低減でき、開封時に弱シール部25で包装シート10がより剥がれやすくなる。
(シール部のその他の例)
図6に、シール部20の変形例を示す。図6に示す例では、図5に示す例と同様に、弱シール部25に含まれる接合部30、30、…の横方向D2内端が、主シール部26に含まれる接合部30、30、…の横方向D2内端よりも横方向D2の端縁に近いので、図5の例について説明した効果と同様の効果が得られる。さらに、図6に示す例では、弱シール部25に含まれる接合部30、30、…のうち横方向D2の最も内側に配置された接合部30の位置は、縦方向D1で見て、折り線F1、F2に近付くほど、横方向D2の端縁に近付いている。これにより、包装シート10を剥がしていく際、主シール部26と弱シール部25との境界において、横方向D2に並ぶ接合部30、30、…個数の急激な変動がなく、主シール部26から弱シール部25への移行がよりスムーズになる。
さらに、本例では、弱シール部25において、接合部30、30、…の内輪郭が曲線的になるように配置されている。しかも、上記内輪郭の曲線は、縦方向D1の端(折り線F1又はF2)に近付くほど緩やかになっている。このような形状により、弱シール部25のデザイン性も向上する。
図7及び図8にも、弱シール部25の別の例を示す。図7及び図8に示す例ではいずれにおいても、弱シール部25における接合部30、30、…の密度を、主シール部26における接合部30、30、…の密度よりも小さくすることで、弱シール部25が形成されている。よって、図7及び図8のいずれにおいても、弱シール部25に含まれる接合部30、30、…の横方向D2での存在範囲は、主シール部26に含まれる接合部30、30、…の横方向D2での存在範囲と、幅(横方向D2長さ)が凡そ同じである。そのため、折り線F1、F2に近い位置での、開封前での封止性が高いという観点では好ましい。
図7に示す例では、弱シール部25における接合部30、30、…の1個当たり面積が、主シール部26における接合部30、30、…の1個当たり面積よりも小さい。さらに、図7に示すように、弱シール部25における接合部30、30、…の1個当たり面積は、折り線F1、F2に近付くほど小さくなっていてよい。これにより、折り線F1、F2に近付くほど、接合強度が小さくなり、弱シール部25における包装シート10が剥がしやすくなる。
図8に示す例では、弱シール部25における接合部30、30、…の縦方向D1のピッチを、主シール部26における接合部30、30、…の縦方向D1のピッチよりも大きくすることで、弱シール部25の接合部30、30、…の密集度合を低下させ、接合強度を下げている。或いは、弱シール部25における接合部30、30、…同士の縦方向D1の間隔が、主シール部26における接合部30、30、…同士の縦方向D1の間隔よりも大きくしている。なお、図8においては、弱シール部25内では、接合部30、30、…の縦方向D1のピッチ、又は接合部30、30、…同士の縦方向D1の間隔は一定であるが、上記ピッチ又は上記間隔は、折り線に近付くほど大きくなるように構成してもよい。
なお、接合部30、30、…1個の平面視形状は、図5~8に示すような円形に限らず、楕円形、多角形、例えば正方形、長方形、平行四辺形等、ハート形、星形、滴形等であってもよい。また、シール部20全体で、接合部30の1個当たり面積の円相当径(同じ面積を有する真円の直径)は0.5~2.5mmであってよい。
<第2実施形態>
図9に、本発明の第2実施形態による個装吸収性物品200を示す。個装吸収性物品200の基本的な構成は、第1実施形態による個装吸収性物品100と同様であるが、個装吸収性物品200においては、シール部20の構成が異なる点で、個装吸収性物品100と異なっている。個装吸収性物品200においては、個装吸収性物品100における弱シール部25に代えて、シールがされていない非シール部27が設けられている。よって、別の言い方をすると、シール部20が折り線F1まで延びていない、且つ/又は折り線F2まで延びていない。
非シール部27が形成されている範囲は、弱シール部25が形成されている範囲と同様であってもよい。よって、非シール部27が設けられている範囲は、折り線(第1折り線F1又は第2折り線F2)から縦方向D1に長さL7に延在する範囲とすることができ(図9)、このような折り線からの縦方向D1の延在範囲(縦方向長さL5)は、好ましくは3~20mm、より好ましくは5~10mmであってよい。また、非シール部27が形成されている範囲は、弱シール部25が形成されている範囲と異なっていてもよい。なお、非シール部27はシール残り抑制の効果は弱シール部25より高いことから、非シール部27が形成されている折り線からの範囲は、弱シール部25が形成されている折り線からの範囲よりも小さくてもよい。
このような非シール部27では、包装シート10同士が接合されていないので、非シール部27においては、上述のシール残りは生じない。そのため、第1折り線F1付近及び第2折り線F2付近での包装シート10の剥がしは容易であり、通常の方法(通常の把持位置、通常の力)で包装シート10を展開した場合には、シール残りをなくすことができる。これにより、包装シート10を平らに維持することができるので、吸収性物品1も平らに展開でき、装着時に吸収性物品1を取り出しやすくなる。また、包装シート10を、使用済み吸収性物品を包んで廃棄するのに利用する場合も、包装シートの内面側への丸まり等が抑えられるため、包む動作をスムーズに行うことができる。
また、非シール部27は、製造時に個装吸収性物品200内部から外部への空気抜きの機能も果たすことができる。例えば、個装吸収性物品200の製造時若しくはパッケージへの収容時に、個装吸収性物品200に外側から急激に大きな力が掛かった場合、圧縮された空気がシール部を押圧してシール部が損傷する(個装吸収性物品の包装体が破裂する)という不都合が生じることがある。このような不都合も、非シール部27から適切に、横方向D2外側へと空気を外部に逃すことによって、回避できる。
以上、具体的な形態として、弱シール部25を有する第1実施形態と、非シール部を有する第2実施形態とを説明したが、両者に含まれる特徴は互いに組み合わせることもできる。例えば、図1に示す個装吸収性物品100には、弱シール部25が4箇所形成されているが、このうちの1~3箇所を非シール部27に代えてもよい。或いは、1つの弱シール部25内に、シールがされていない部分を形成してもよい。例えば、図1に示す個装吸収性物品100の少なくとも1つの弱シール部25の縦方向D1の途中から折り線までの部分を、非シール部27に代えてもよい。
<第3実施形態>
図10に、本発明の第3実施形態による個装吸収性物品300を示す。図11に図10のIV-IV線断面を、図12に図1のV-V線断面を示す。なお、図10においては、収容された吸収性物品1の図示を省略している。
第3実施形態による個装吸収性物品300の基本的な構造は、第1実施形態による個装吸収性物品100と同様である。シール部20が所定の箇所に弱シール部25を備えていることも同様である。但し、第1実施形態による個装吸収性物品100が三つ折りの包装形態であったのに対して、第3実施形態による個装吸収性物品300は四つ折りの包装形態となっている。本形態のような、四つ折りの場合には、第2領域R2を第2折り線F2にて折り返す前に、第2折り線F2と他端12との間に位置する横方向D2に沿った第3折り線にて包装シート10を折り返す。このような折り数の多い形態は、吸収性物品1の全長が長い場合、或いは吸収性物品1をできるだけコンパクトに個装したい場合に好適である。
本形態の場合、図12に示すように、シール部20においては、包装シート10が2枚重ねられた部分と、3枚重ねられた部分と、4枚重ねられた部分とが形成される。そして、本形態でも、第1実施形態において説明したように、包装シート10が弱シール部25は、包装シート10が2枚重ねられた部分に形成されることが好ましい。これにより、弱シール部25の接合強度をさらに低下させることができるので、開封時に弱シール部25で包装シート10がより剥がれやすくなり、開封時のシール残りの低減作用を高めることができる。
以上、本発明を実施形態に基づき説明したが、本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。上記実施形態は、特許請求の範囲に記載された範囲内において、様々な変更、修正、置換、付加、削除、及び組合せ等が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。また、上述した構成要素は任意に組合せが可能である。
1 吸収性物品
3 トップシート
4 吸収体
7 サイドシート
10 包装シート
11 縦方向の一端
12 縦方向の他端
20 シール部
25 弱シール部
26 主シール部
27 非シール部
30 接合部
50 止着テープ
100、200、300 個装吸収性物品
D1 包装シートの縦方向
D2 包装シートの横方向
F1 第1折り線
F2 第2折り線
F3 第3折り線
R1 第1領域
R2 第2領域
R3 第3領域

Claims (5)

  1. 包装シートと、前記包装シートにより個装された吸収性物品とを含む個装吸収性物品であって、
    前記包装シートが、縦方向と前記縦方向に直交する横方向とを有し、
    前記包装シートが前記縦方向に、前記横方向に沿った第1折り線及び第2折り線にて折り畳まれ、前記横方向の縁部にそれぞれシール部が形成され、
    前記シール部において、前記第1折り線から20mmまでの前記縦方向の範囲、及び前記第2折り線から20mmまでの前記縦方向の範囲の少なくとも一方に、前記シール部のその他の部分よりも接合強度が低い弱シール部が設けられている、個装吸収性物品。
  2. 包装シートと、前記包装シートにより個装された吸収性物品とを含む個装吸収性物品であって、
    前記包装シートが、縦方向と前記縦方向に直交する横方向とを有し、
    前記包装シートが前記縦方向に、前記横方向に沿った第1折り線及び第2折り線にて折り畳まれ、前記横方向の縁部にそれぞれシール部が形成され、
    前記第1折り線から20mmまでの前記縦方向の範囲、及び前記第2折り線から20mmまでの前記縦方向の範囲の少なくとも一方に、シールされていない非シール部が設けられている、個装吸収性物品。
  3. 前記シール部が、互いに離隔した複数の接合部を含み、
    前記弱シール部に含まれる接合部の前記横方向内端が、前記その他の部分の前記横方向内端よりも、前記包装シートの前記横方向の端縁に近い、請求項1に記載の個装吸収性物品。
  4. 前記シール部が、互いに離隔した複数の接合部を含み、
    前記弱シール部における前記接合部の密度が、前記その他の部分における前記接合部の密度よりも小さい、請求項1に記載の個装吸収性物品。
  5. 弱シール部が、前記包装シートが2枚重ねられた領域に形成されている、請求項1に記載の個装吸収性物品。
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