JP5380095B2 - 吸収性物品の個包装体 - Google Patents

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本発明は、生理用ナプキンなどの吸収性物品を個別包装した吸収性物品の個包装体に関する。
生理用ナプキンやパンティライナー等の吸収性物品は、その一般的な構成として表面材と裏面材との間に吸収体を介在させた構造を有する。近年、経血などの排泄液を直接うける物品の排泄対応部に中高部を設けるなどして、着用者の肌とナプキンの表面との密着性を向上させたものが開発されている。
例えば300〜600g/mの高坪量の吸収体を適用したものとして、特許文献1には、生理用ナプキンにその長手方向に延びる周状の溝を設け、この周状溝に長手方向の前後において周内方に入り込む括れ部を設けたものが提案されている。このナプキンによれば上記周状溝の周内の吸収体の厚みが相対的にまし、着用時の形状においては特にナプキンの中央で主に排泄を受ける部分が着用者の肌面にフィットするとされる。そして、この種のナプキンは未使用時には携帯に適するようコンパクトに折り畳まれるが、この個装折線を上記周状溝の括れ部に対応するように配置することが開示されている。
これに対し100g/m前後の低坪量の薄い吸収体を適用したものとして、ナプキンの中央で幅方向に沿って表面材側が凹状になるよう折り曲げたときの曲げ剛性が、該中央部を長手方向に沿って凹状になるように折り曲げたときの曲げ剛性よりも低くなるようにしたものが提案されている(特許文献2参照)。これによりナプキン中央の長手方向と幅方向との曲げ剛性のバランスが好適化され着用時の良好なフィット性が実現されるが、ナプキンを折り畳んで個包装体とすることについては一切触れていない。
特開2006−325639号公報 特開2002−65741号公報
ところで、上記生理用ナプキン等の吸収性物品は前述のとおり通常、製品として出荷され未使用のときにはコンパクトに折り畳まれた個包装体とされるが、この折り畳みによる折り目付き等が製品性能に影響を与えることがある。例えば、本発明者らの確認によると、上記特許文献1に開示されたタイプの生理用ナプキンにおいて、これを三つ折りとして個包装体として一定の期間をおき、使用時にこの包装を解くと、折線部に皺が残ったり、中央部分で表面材の浮きが生じたりすることがあることがわかってきた。この「皺」や「浮き」は、上記300〜600g/mといった高坪量の吸収体を適用すれば生じにくくなる傾向がある。しかしながら、例えば100g/m程度の低坪量の吸収体、つまり図9に示したように、薄い吸収体を使った生理用ナプキン40においては、周状溝5ないし側方線上溝6(6A,6B)の左右を跨いで、個装折線kにあたる周状溝の括れ部5aがある領域21に幅方向に乱雑に延びるような皺21が生じる。また、ナプキンの長手方向中央においては表面材2と吸収体とが距離rをもって離間し浮きが生じ回復しないことがある(図10参照)。このように表面材2に浮きが生じれば表面材2を透過した経血等が吸収体にうまく移行せず液等の吸収保持性が低下する。また、幅方向の皺21が深く多く残れば、せっかく周状溝5や側方溝6が防漏機能を有していても、皺21を伝わって液等が横へ逃げ、物品幅方向の防漏性が劣ることとなる。
上記の点に鑑み本発明は、生理用ナプキン等に求められる液等の吸収保持性や防漏性、フィット性を十分に実現し、さらに個包装体とするときの折り畳み形状を安定させ、かつ表面材の浮きや個装折線及びその近傍での皺いりを抑制ないし防止する吸収性物品の提供を目的とする。また、着用時においても表面材の浮きを好適に防止し、長時間着用したときにも吸収体の撚れや偏りを起こさせず良好な液等の吸収保持性を維持しうる吸収性物品の個包装体の提供を課題とする。
上記の課題は、表面材と裏面材と該両材に介在された吸収体とを有する吸収性物品が個装折線に沿って折り畳まれた個包装体であって、前記吸収性物品の表面材側には周状の防漏溝が形成され、該周状の防漏溝には前記個装折線の位置で平面視において周内方に入り込む括れ部があり、前記周状防漏溝より内側であって前記個装折線と略平行に幅方向へ延びる弧状の中央溝を有し、該中央溝がある領域には前記括れ部及び個包装折り線がある吸収性物品の個包装体によって達成された。
本発明の吸収性物品の個包装体は、さらに、この包装を解き着用したきときの液等の高い吸収保持性や防漏性、良好なフィット性を実現し、個包装体とされるときの折り畳み形状を安定させ、しかも表面材の浮き個装折線及びその近傍での皺いりを抑制ないし防止することができるという優れた作用効果を奏する。また、着用中の表面材の吸収体からの剥離による浮きも好適に防止され、長時間着用したときにも吸収体の過度の撚れや偏りを起こさせず良好な液等の吸収保持性及び安定した着用感を維持しうる。
本発明の個包装体の好ましい実施形態としての生理用ナプキンの個包装体を模式的に示す一部切欠斜視図である。 本実施形態の個包装体の包装を解き面状にした生理用ナプキンを模式的に示す一部切欠平面図である。 図2のIII−III線断面の拡大断面図である。 本実施形態の生理用ナプキンを着用したときの変形状態を模式的に示す斜視図である。 本実施形態の生理用ナプキンの個包装体の折り畳み包装状態を解いたときの個装折線周辺の状態を模式的に示す拡大一部斜視図である。 図6(a)は本発明の個包装体に適用しうる表面材の一実施形態における要部を模式的に示す一部断面斜視図であり、図6(b)は図6(a)の方向bからみた断面図である。 本発明の別の実施形態の個包装体の包装を解き面状にした生理用ナプキンを模式的に示す平面図である。 本発明のさらに別の実施形態の個包装体の包装を解き面状にした生理用ナプキンを模式的に示す平面図である。 従来の生理用ナプキンの個包装体の折り畳み包装状態を解いたときの個装折線周辺の状態を模式的に示す一部斜視図である(図5に対応する。)。 従来の生理用ナプキンの個包装体の折り畳み包装状態を解いたときの長手方向略中央の幅方向断面図である(図3に対応する。)。
以下、本発明の吸収性物品の個包装体について、その好ましい実施形態である生理用ナプキンの個包装体およびこれを開包した生理用ナプキンに基づき、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の個包装体の好ましい実施形態としての生理用ナプキンの個包装体100を一部切欠して模式的に示す斜視図である。同図に示すように、本実施形態の個包装体100は、生理用ナプキン10が個装折線k、k、kで折り曲げられ、長手方向において三つ折りにして畳まれ、タブテープ8により開封可能に止着されている。この個包装体をなす生理用ナプキンは、液透過性の表面材2、液不透過性の裏面材3、及びこれら両材に介在された吸収体1とからなる。本実施形態のナプキンにおける吸収体1は、パルプ坪量100g/m以上300g/m未満といったこの種の物品としては比較的低い坪量のものとなっている。
本実施形態の個包装体100をなす生理用ナプキン10には、その表面材2側に雲形の周状防漏溝5が付されている。図1においてはこのナプキンの一部の形態を2点鎖線で示しており、この状態から矢印tの方ウイング部を折返して畳み、さらに表面材側に凹となるよう矢印tの方に折り畳んで実線で示した個包装体100の形態になる。ここではタブテープ8の配設されたナプキン前方の折り畳み手順を示したが、ナプキンの後方においてもウイング部を裏側に畳んで長手方向においては表面材側に凹となるよう折り畳むことは同様である。また、図1には示していなが、粘着剤に対して剥離可能な包装用シートと組み合わせて上記のようにして生理用ナプキンを折り畳み個包装体としてもよい。このようにすることで、例えば生理用ナプキンの中央やウイング部の裏面に付された粘着剤が別の部材に接着することを防ぐことができ、またナプキンをラッピングして埃などの進入を防止することができ好ましい。
図2は上記の個包装体100の包装を解き平面状に生理用ナプキン10を展開したときの形態を表面材側からみて模式的に示す一部切欠平面図である。図3は図2のIII−III線断面の拡大断面図である。本実施形態のナプキン10は上述のとおり、下から、裏面材3、吸収体1、表面材2が積層された構造を有するが、さらに別の機能性の部材と組み合わせてもよい。例えば、吸収体の幅方向の両側縁1aを包むように左右一対のサイドシート(図示せず)を配設して、吸収体1の型崩れを抑え、また横もれの防止性を高めるようにしてもよい。そして、生理用ナプキン10は上記の裏面材3と表面材2の周縁が周縁シール部9において接着されており、内部に吸収体1を封入するようにされている。この周縁シール部9を形成するための加工方法は特に限定されないが、例えば、強固な接合を可能とするヒートシール加工やヒートエンボス加工を適用することができる。
本実施形態の生理用ナプキン10においては、その表面材2側に、表面材2と吸収体1とを接合するように、断面において吸収体1のなかに切り込むように入り込んだ、平面視において周状の防漏溝5が設けられている。この周状防漏溝は全体において平面視における周状の形状が観念されればよく、1本の線状溝が連続して形成されたものであっても、複数もしくは多数の点状ないし線状溝が間欠的に連設されたものであってもよい。この周状防漏溝5及び後述する線状の側方線状溝6を形成するときの加工方法は特に限定されないが、所定の型付けロールを加熱して押圧し、表面材と吸収体とを熱圧搾することによりヒートシールする方法が挙げられる。
本実施形態の周状防漏溝5は、長手方向に延びる中心線と幅方向に延びる中心線とをそれぞれ観念したときに、これらの中心線に対して略線対称な形状を有している。そして、長手方向前方領域A、中央領域B、後方領域Cにおいて、それぞれ幅方向の左右外側に凸に湾曲するように張り出した部分5dが形成されている。換言すれば、上記前方領域Aの張り出し部5d(A)と中央領域Bの張り出し部5d(B)との間には、周状防漏溝5が平面視において凹に湾曲した、つまり左右両側から周内方に入り込んだ括れ部5a(5a左、5a右)が形成されている。他方、上記後方領域Cの張り出し部5d(C)と中央領域Bの張り出し部5d(B)との間には同様に周内方に括れた括れ部5b(5b左、5b右)が形成されている。なお、左右の区別は説明の便宜上のものであり、本実施形態の物品において両者を形態ないし機能的に限定して区別するものではない。
本実施形態の生理用ナプキンにおいては上記周状防漏溝の括れ部5a,5bの位置に個装折線k、kが配置され、ここで生理用ナプキンが表面側に凹となるよう折り曲げられ、長手方向に三つ折りにして折り畳まれる。そして、この個装折線k、kの位置に対応してこれと略平行に幅方向に延びる2つの中央溝4、具体的には前方中央溝4a及び後方中央溝4bが設けられ、この中央溝4は平面視において周状防漏溝5の括れ部5a,5bにおける左右の溝を橋架けするように若干の隙間をあけて幅方向にのび、かつ、生理用ナプキンの前後外方に向けて中央が張り出すように弧状にされている。このように個装折線に対応する位置に周状防漏溝の括れ部と中央溝とが配置されこれらの作用が相俟って、個包装体の包装状態を解いたときにおけるナプキンの表面材の浮きや皺入りをきわめて効果的に防止する。このことについては後述する。
本実施形態の生理用ナプキンにはさらに、一対の側方線状溝6a,6bが周状防漏溝5の左右外方でナプキンの長手方向に延びて、物品内方に向けて中央が張り出す緩やかな円弧状をなし配置されている。これにより横漏れの防止効果、吸収体の撚れや偏りを抑えるといった作用がもたらされる。さらには、後述するように着用時にナプキンの幅方向両側外方から内方に向けてかかる力(f,図4参照)を長手方向に均一化し、例えば中央内方領域Pに集中させすぎず、周状防漏溝5及び中央溝4が発揮するナプキン中央の隆起作用を好適化する。また、個装折線で折り畳んだために生じうる表面材の剥離ないし皺入りの抑制作用も、上記周状防漏溝5及び中央溝4の相互作用を高めて一層良化させる。
本実施形態において周状防漏溝5の内方領域は、前方中央溝4a及び後方中央溝4bによって、前方内方領域Q、中央内方領域P、後方内方領域Oの3つに区分される。この中央内方領域Pは経血等の排泄ポイントに対向するように配設される部分であり、上記排泄液等を直接うけとる部分である。本実施形態によれば、上述のように中央内方領域Pが周状防漏溝5と中央溝4によって四方を囲まれているため、経血等の前後及び左右の漏れ防止性が極めて高い。しかも、この中央内方領域Pを越えて移行したわずかな経血等があっても、前後方向においては前方内方領域Q及び後方内方領域Oでトラップされ、周状防漏溝5よりその前後外方へは移行しにくい。他方、左右の幅方向においては、前記の側方線状溝6があるので確実に液漏れを堰き止めることができる。
次に、本実施形態のナプキン10が着用されたときの状態について以下に説明する。
生理用ナプキン10は、通常そのウイング部Fを折り返してショーツ等の下着の股下部を巻き込むようして下着の内側に沿わせて固定し、着用される。そして着用者の肌面に対しては、ナプキン10の中央内方領域Pにおける表面材2の部分が着用者の排泄部に当接するようになる。この際ナプキン10は図4に示すように着用者の両太ももの付け根内側により左右から幅方向内側へ圧縮力fを受ける(同図では形状および作用が解されやすいよう、ウイング部Fを完全に折り返さない状態で、両腿に挟み込まれた幅方向の形状変化はやや抑え、内方領域O,P,Qの隆起状態は若干大きく表現している。)。
本実施形態の生理用ナプキン10は、上記のようにして左右から幅方向内側へ圧縮力fを受けると、周状防漏溝の内方で円弧状の中央溝4に挟まれた中央内方領域Pに着用者の肌面側に突出しようとする力fがはたらき、人肌側にやわらくドーム状に隆起するよう変形する。そのため、経血の排泄ポイントとなる着用者のやや窪んだ肌面にも積極的にナプキンの表面が追従して密着し、排泄液を確実にうけとめて吸収保持することができる。このような物品形状の動的な変化は次のように説明することができる。ウイング部Fの方向から作用する幅方向内側に向う圧縮力fを中央領域Pが優先的に受けて幅方向にみて表面側に凸になるように湾曲変形する(変形補助線s参照)。他方、生理用ナプキンの長手方向は、大きくみて言えば着用者の臀部側から下腹部側にそって長手方向に表面方向に凹になって湾曲する(変形補助線s参照)。したがって、生理用ナプキンは幅方向と長手方向で逆の曲率をもつ円弧状に変形し、歪のかかる状態に曲げられて鞍面形状に湾曲する。この曲率面が交差する位置(交点として図示していないが変形補助線s,sが交差する位置)に上記の中央内方領域Pがあるため、このやや複雑な形状変化による作用をうけて、上述のような生理用ナプキンにとっては望ましいこの部分での優先的な隆起形状が得られる。
上記のようなナプキンの肌側への隆起作用は、周状溝5の内側で中央溝4の前後外方に位置する前方内方領域Q及び後方内方領域Oにおいてももたらされる。このとき、着用者の肌面に突出しようとする前後の内方領域での力f,fは、中央での力fより小さくなり、隆起高さもやや小さくなる。このことは、かえって着用者の肌面への追従性には好ましく、高い密着性の求められる中央内方領域で高く隆起し、その前後に至るについれ徐々に隆起量が減少することにより、液漏れや液流れを生じさせない良好な密着状態を維持する。また、領域O,Qの部分で強く当たりすぎず、やさしい肌あたりが実現される。さらにこの前方内方領域Q及び後方内方領域Oは平面視においてモスクのドーム(屋根)の頂点を前後方向にそれぞれ向けるように設けられ、換言すれば周状防漏溝の前後端部5cを尖った形状に形成しため、溝の内方での隆起形状が徐々にその端部5cに向かって細く収束するようにされ、着用者のこの部分の輪郭にピッタリとフィットし、排泄ポイントのズレや不用意な隙間からの液流れなどを一層効果的に防止し、しかも着用感がよい。
本実施形態の生理用ナプキン10においては、その広くほぼ全面にわたるよう周状防漏溝5及び側方線状溝6が配設されたため、全体において均等に吸収体と表面材とが接合安定化されている。これにより、着用時の吸収体の撚れや偏りが防止されることはもとより、後述する個包装体の包装を解き伸ばしたときの表面材の剥離や皺入りを防止する一層良好な作用が得られるため好ましい。
図5は、本実施形態の個包装体の折り畳み包装状態を解き、平らに伸ばしたときの個装折線周辺の状態を模式的に示す一部斜視図である。本実施形態の生理用ナプキン10には上述のとおり、個装折線kの位置に周状防漏溝の括れ部5aとともに円弧状の中央溝4aが配設されている。特にこれらの平面視における溝形状及びその組合せが相互に作用し、従来周状溝のみを付したのみであれば複雑かつ深いしわが多数はいっていたのに対し(図9参照)、これを大幅に改善しほとんど皺のない状態を実現することができる。
さらには、表面材2が吸収体から剥離してしまうことによる浮きが大幅に改善される。従来のもので特に薄型の吸収体を具備するものにあっては、ひどい場合に図10に示すような大きな剥離間隔rをなす浮きがみられることがあったが、本実施形態によれば薄型のものであっても折り畳んで個包装体100とする前の密接状態(間隔r)が維持され(図3参照)、ほとんど浮きを生じないものとすることができる。このような表面材2の浮きが生じる作用機序については次のように考えられる。折り畳むことによる表面材側に生じる歪(ないしそれによりかかる応力)と裏面材側に生じる歪(応力)に差が生じ、両材に異なる変形ないし力がかかる状態となる。その折り畳みを解いて平らにのばしたときに、上記変形状態ないし力の差が埋められ、元の状態に復元されればよいが、両材そのもの、あるいはその中間に位置する吸収体等の復元力が足りなければ従来のものように表面材剥離による浮きが生じることがある。また、後述するような、本実施形態の生理用ナプキンに好適に用いられる畝部を有する表面材は、吸収体との接点が少なく、例えばスパイラルないし散点状のホットメルトなどで表面材と吸収体との間に面内の接着を取るケースにおいては、ホットメルトが開孔部面から浸みだす等の問題が生じ、きわめて困難である。したがって、表面材2は溝部15、16(特に断らない限り「溝」というときには、V字状ないしすり鉢状部分の内方空間と、それに対応する部材部分とを含む意味であるが、ここでは両者を区別して説明している。)によってのみ吸収体と接合されるが(図3参照)、このような接合形態においては折り畳んで個包装体としたときに中央において特に表面材が浮きやすくなる。本実施形態のように中央溝と周状防漏溝5とを組合せたものは、特にこのような特有の畝部を有する表面材を用いたものにおいても上記不具合を生じさせず、好適に対応することができ、顕著な作用を発揮してその浮きや皺を生じさせないようにすることができる。なお、上述したような個装折線kおよびその周辺における本実施形態の作用は、個装折線kにおいても同様である。
次に本発明に好ましく用いられる表面材について説明する。
図6(a)は本発明の個包装体に適用される表面材の好ましい実施形態における要部を模式的に示す、表面剤の肌面側からみた一部断面斜視図である。図6(b)は図6(a)の矢印bからみた一部断面図である。
本実施形態の表面材2においては、図6(a)(b)に示すように、複数の上記頂部25が略直線的に連続的に連なり、多列の畝部22を形成し、隣り合う上記畝部22の間は溝部24となり、上記畝部22と上記溝部24とは平面部を有しないように交互に配列されている。そして、上記畝部22は表面28側においては凸状に隆起し、他方裏面29側においては凹状部23をなすよう窪まされており断面波状に湾曲している。上記溝部24は間隔をおいて配置された多数の上記開孔部26を有している。このように、上記畝部22及び上記溝部24を形成することによって、上記畝部22及び上記溝部24と平行な方向と、それらに直角な方向とにおける曲げ特性(例えば、バルクソフトネス等)に異方性を付与することができ、表面材のフィット性や風合いを一層向上させることができる。このとき別の実施形態として、開孔部26を孔のない陥没部としてもよい。
本実施形態において隣り合う上記開孔部26間は、頂部25をなすように凸状に湾曲している。ここで、上記頂部とは、隣り合う上記開孔間における最も高い位置をいう。そして、上記頂部25においては、上記表面シートの裏面29が、上記表面28に向かって突出している。したがって、頂部25における繊維密度が高くなるので、圧縮を受けても、上記頂部25の形状が保持されて肌との接触が低く抑えられベタツキ感が低減される。上記裏面29が上記表面28に向かって突出している部分の断面形状に特に制限はなく、矩形状、三角形状その他いかなる形状でもよい。
本実施形態の表面材において上記畝部22及び上記溝部24の延びる方向Dの、表面材が適用される吸収性物品に対する配向方向は特に限定されないが、この方向Dを吸収性物品の長手方向と合致させることが好ましい。また、畝部22及び溝部24は原反である上記不織布の製造時における機械方向と合致していてもよく、又は合致していなくてもよい。
本実施形態の表面材2は、上記構造を有することに加えて、断面方向におけるシートの厚さに勾配を有する。表面材2はいずれの部分においても繊維の存在量は概ね同じであるから、シートの厚さに勾配があるということは、換言すれば、シートの断面における単位面積当たりの繊維密度に勾配があるということである。すなわち、シートの厚さが大きい部分は繊維密度が小さい部分であり、繊維は疎に存在しておりソフト感を有する。一方、シートの厚さが小さい部分は繊維密度が大きい部分であり、繊維は密に存在しており剛直感を有する。
さらに本実施形態の表面材2について詳しくいうと、開孔部26は、上記表面材の表面28から裏面29に向かって延出する上記不織布によって取り囲まれて形成されている。そして、上記開孔部26の内壁21は、上記表面28からの連続面で形成されている。即ち、上記開孔部26は、立体的な開孔である。立体的な開孔の態様としては、例えば、上記開孔部を取り囲む不織布が円筒状になっているものや、上記開孔部26の径が上記表面28から上記裏面29に向かって漸次増加もしくは減少していく円錐状の開孔等が挙げられる。なかでも開孔部26の径が表面28から裏面29に向かって漸次減少していく逆円錐状の開孔が好ましい。
隣り合う開孔部間の距離L,Lないし開孔部下端周縁27から頂部25までの高さhは特に限定されず、全体において揃えられていることも、場所によって異なることも好ましい。上記開孔部26の配置パターンには特に制限はなく、例えば、図示したような千鳥状の配置パターンを用いることができる。この場合、開孔部26間の間隔l,lは0.4〜40mmであることが好ましく、1.5〜8mmであることがより好ましい。上記間隔l,lが狭すぎると開孔部26の周囲長が小さくなり、上記開孔部26の周りをしっかりと形成できない場合がある。この間隔l,lが大きすぎると上記開孔部26の存在が粗になり、体液の通過性が低くなる場合がある。
開孔部26の形状に特に制限はなく、例えば楕円形、三角形又は四角形の開孔でもよいが、異方性のない円形の開孔とすることが、表面材のソフト感を向上させる点から好ましい。なお、表面材を吸収性物品に組み込む場合においては、上記表面28側を肌に接する面として使用することが好ましい。
表面材2を構成する不織布としてはこの種の物品に適用される通常の不織布を特に制限なく用いることができる。例えば、カード法により製造された不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンレース不織布及びニードルパンチ不織布等の種々の不織布を目的・用途に応じて適宜選択することができる。これらの不織布における繊維の接着手段に特に制限はなく、例えば、バインダーによる接着や熱融着による接着を用いることができる。所望の特性、特に改善された柔らかさとドライ感を顕著に実現するためには、上記不織布として、熱融着性繊維ウェブをサクションヒートボンドし、強固な圧縮を受けずに不織布化したシートが最も好適に用いられる。又、熱伸張繊維を用いてエンボス処理、凹凸処理した表面材等を用いても構わない。なお、本発明において「不織布」とは、単体の不織布のみならず、不織布同士、不織布及びフィルム、不織布及び紙又は不織布及び他の材料を複合化した種々の未開孔のシートを包含する。
上記不織布本来の厚さ(つまり、開孔が設けられる前の不織布の厚さ)及び坪量には特に制限はないが、0.5g/cm荷重下での厚さは、風合い及び加工性の点から、0.4〜1.5mmが好ましく、更に好ましくは0.4〜1.0mmであり、一層好ましくは0.5〜0.7mmである。坪量は、風合い、地合むら及び加工性の点から15〜45g/mが好ましく、更に好ましくは15〜35g/cmである。
上記不織布に使用される繊維としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)のようなポリエステル及びナイロンのようなポリアミド等の合成繊維、レーヨン及びキュプラ等の再生セルロース繊維、並びにコットン等の天然繊維が挙げられるがこれらに限定されるものではない。また、融点の高い繊維を芯とし且つ融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイド−バイ−サイド型の複合繊維等も好適に用いられる。これらの繊維は1種又は2種以上を使用することができる。これらの繊維における繊維径に特に制限はないが、0.1〜6.0デニールであることが好ましく、1〜4デニールであることが更に好ましい。繊維径が0.1デニールに満たないと、繊維間距離が小さくなり、毛管力により液残りが生じる場合があり、繊維径が6.0デニールを超えると不織布の隠蔽性が悪くなる場合があるので、上記範囲内とすることが好ましい。又、熱融着性繊維としては、熱融着成分と該熱融着成分より融点の高い高融点成分よりなる複合繊維が用いられ、より好ましくは、熱融着成分を鞘、高融点成分を芯とする芯鞘型複合繊維が用いられる。熱融着成分及び高融点成分は、熱可塑性樹脂であることが好ましい。熱融着成分としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、ポリペンテン−1、又はこれらのランダム若しくはブロック共重合体等が挙げられる。高融点成分としては、例えば、ポリエチレンテレフテレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロン−6やナイロン−66などのポリアミド等が挙げられる。
上記不織布の一例として、繊維径2デニールの芯鞘型のPET/PE複合繊維(容積比50/50)をカード機により開繊した後、熱風により繊維間を融着せしめたサクションヒートボンド不織布(0.5g/cm荷重下での見掛け厚さ約0.6mm、坪量25g/m)が挙げられる。
図2に戻って本実施形態の生理用ナプキン10における要部の寸法の好ましい範囲について説明する。中央内方領域Pにおける周状防漏溝の張り出し部の離間幅wは、前方内方領域部Q、後方内方領域Oにおけるその幅wよりも広くなっている。また、中央内方領域Pの長手方向に沿った長さLは、前方内方領域Q及び後方内方領域Oの長さL,Lよりも長くなっている。このような寸法することが上述した各領域の隆起作用が好適に発揮される点で好ましい。
本実施形態のナプキン10において、中央内方領域Pにおける長手方向に沿った長さLは排泄部を長手方向に覆うように当接する観点から、50〜100mmが好ましく、60〜80mmであることがより好ましい。また、前方内方領域Q及び後方内包領域Oにおける長手方向に沿った長さL,Lは20〜70mmが好ましく、30〜60mmであることがより好ましい。長手方向に沿った長さは、長手方向に平行な方向に沿った長さであり、湾曲した曲線に沿った長さではない。
中央内方領域Pにおける幅w(長手方向において幅方向に沿った最大幅)は、排泄部を幅方向に覆うように当接する観点から、20〜70mmが好ましく、30〜60mmであることがより好ましい。また、前方内方領域Q及び後方内包領域Oにおける幅w(長手方向において幅方向に沿った最大幅)それぞれは、10〜60mmが好ましく、20〜50mmであることがより好ましい。幅方向に沿った幅とは、幅方向に平行な方向に沿った幅である。括れ部分5a、5bにおける左右の溝の間の幅w(長手方向において幅方向に沿った最小幅)は、10〜60mmが好ましく、20〜50mmあることがより好ましい。
本実施形態のナプキン10において、中央溝(4a,4b)における長手方向に沿った先端部の長さLrは、製品の折り線部K,Kと同一線上であり、また、周状防漏溝5の括れ部5a,5bと同一線上にあるようにする長さであることが好ましい。また、4a,4bの円弧状になって張り出す幅Lsは5〜15mmが好ましい。中央溝(4a,4b)における幅W(長手方向に沿った幅)は、中央溝4a,4bが周状防漏溝5に接触せず、2mm〜5mm離れる幅であることが好ましい。
本実施形態のナプキン10おいて、吸収体を構成するパルプ材料としては吸収性物品等において用いられている各種のパルプ材料を用いることができるが、特に針葉樹パルプ、化学処理された合成パルプ、セルローストウのような長繊維が好ましい。また、吸収体の形成材料として、パルプ材料の他に、高分子吸収ポリマー、ポリエステルやポリプロピレン製の合成繊維、熱融着性繊維、レーヨンを用いることもできる。吸収体の形成材料として、パルプ材料及びその他の前記材料を混合して用いることも好ましい。
裏面材の材料は特に限定されないが、液不透過性のシート材からなることが好ましい。必要に応じて水蒸気の透過性のものであってもよい。具体的には、十分な水蒸気透過性を得るために、炭酸カルシウム等のフィラーからなる微粉を分散させたポリエチレン等の合成樹脂製のフィルムを延伸し、微細な孔をあけた多孔質フィルムを用いることが好ましい。裏面シートは1枚であっても複数のシートを組み合わせたものであっ
サイドシート(図示せず)を適用するときには、吸収性物品等において用いられている各種の撥水性を有するシート材料を用いることができるが、特にポリエチレンシート、ポリエチレンラミネート紙、SMS不織布が好ましい。
図7及び8は、本発明の個包装体の別の本実施形態に係る生理用ナプキンを、個包装体の包装を解き面状にした状態で模式的に示す平面図である。図7に示したものは、中央溝4(4a,4b)を平面視においてV字基調の形態にしたものであり、図8に示したものはさらに上記V字基調の中央溝が周状防漏溝5と連続した形態としたものである。
本発明の吸収性物品の個包装体は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。例えば、上記本実施形態における周状防漏溝5は、全体として周状であれば例えば左右一対の連続した線状溝からなっていてもよい。あるいは、物品長手方向もしくは左右幅方向に分かれて、2つ以上の周状溝をもつものであっても、「8」の字ないし眼鏡状になったものでもよい。また、周状溝5は、前記長手方向中央領域の前後両方において幅方向内側に括れた括れ部5a、5bを有していたが、一方においてのみ幅方向内側に括れた部分を有していたり、左右片側のみにおいて括れたものであったりしてもよい。
本発明の個包装体をなす吸収性物品は、生理用ナプキンやパンティライナーのほか、失禁パッドなどであってもよい。
1 吸収体
2 表面材
21 内壁
22 畝部
23 凹状部
24 溝部
25 頂部
26 開孔部
27 下端周縁
28 表面
29 裏面
3 裏面材
4 中央溝
4a 前方中央溝
4b 後方中央溝
5 周状防漏溝
5a、5b 括れ部
5c 前後方向端部
5d 左右外方張り出し部
15 周状防漏溝部
6 側方線状溝
16側方線状溝部
8 タブテープ
9 周縁シール部
10、20、30、40 生理用ナプキン
100 生理用ナプキンの個包装体

Claims (5)

  1. 表面材と裏面材と該両材に介在された吸収体とを有する吸収性物品が個装折線に沿って折り畳まれた個包装体であって、前記吸収体はパルプ繊維で構成され、該パルプ繊維の坪量が100g/m 以上300g/m 未満であり、前記吸収性物品の表面材側には周状の防漏溝が形成され、該周状の防漏溝には前記個装折線の位置で平面視において周内方に入り込む括れ部があり、前記周状防漏溝より内側であって前記個装折線と略平行に幅方向へ延びる弧状の中央溝を有し、該中央溝がある領域には前記括れ部及び個包装折り線がある吸収性物品の個包装体。
  2. 前記表面材は、前記吸収性物品の長手方向にそって延びる複数条の畝部を有し、該畝部は断面において裏面が凹とされそれに対応して表面に凸とされ、該表面材と前記吸収体とが溝部によってのみ接合されている請求項1に記載の吸収性物品の個包装体。
  3. 前記表面材の畝部の間には、多数の陥没部もしくは開孔部がある請求項2に記載の吸収性物品の個包装体。
  4. 前記個装折線は前記吸収性物品の長手方向において前後2本ある請求項1〜のいずれか1項に記載の吸収性物品の個包装体。
  5. 前記中央溝は平面視において、前記周状防漏溝の括れ部にあたる左右の溝を橋架けするように前記吸収性物品の幅方向にのび、かつ、前記吸収性物品の前後外方に向けて中央が張り出す円弧状とされた請求項1〜のいずれか1項に記載の吸収性物品の個包装体。
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