JP5671296B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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本発明は、生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等の吸収性物品に関する。
一般に、生理用ナプキンをショーツに取り付ける際には、着用者はショーツを膝上あたりまでショーツを引き上げた状態で脚を開いてショーツを拡幅し、ショーツのクロッチ部の中央と生理用ナプキンの排泄部領域とが一致するようにしてショーツに生理用ナプキンを取り付ける。このように生理用ナプキンをショーツに取り付ける場合、着用者から見て、ショーツのクロッチ部の縫合部分が生理用ナプキンで隠れてしまい、ショーツのクロッチ部の中央と生理用ナプキンの排泄部領域とを一致させることが難しい。例えば、ショーツのクロッチ部の中央と生理用ナプキンの排泄部領域とがズレていると、体液漏れが起こり易い。
ところで、特許文献1には、液体不浸透性の衣服に面する層に、硬化される要素から成る順応させる手段を配した生理用ナプキンが開示されている。しかし、特許文献1には、この順応させる手段を、ショーツのクロッチ部に生理用ナプキンを取り付ける際の目印に利用することについては何ら記載されていない。また、特許文献1に記載の生理用ナプキンの有する順応させる手段は、前方のみならず、後方にも配されている為、ショーツのクロッチ部に生理用ナプキンを取り付ける際の目印に利用することを想定していない。また、特許文献1に記載の生理用ナプキンの有する順応させる手段は、前後を区別して目印として認識する事ができず、また前方の先端近くに寄っており、ショーツのクロッチ部に生理用ナプキンを取り付ける際の目印に利用することはできない。
また、特許文献2には、前方側に向かって突出した略傘形状の前端独立溝が形成された生理用ナプキンが開示されている。しかし、特許2には、この略傘形状の前端独立溝を、ショーツのクロッチ部に生理用ナプキンを取り付ける際の目印に利用することについては何ら記載されていない。また、特許文献2に記載の生理用ナプキンの有する前端独立溝は、前方側に向かって突出した形状であるため、ショーツのクロッチ部に生理用ナプキンを取り付ける際の目印に利用することはできない。
特開平10−225480号公報 特開2010−82059号公報
従って、本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る吸収性物品を提供することにある。
本発明は、表面シート、裏面シート及びこれら両シート間に配された吸収体を具備する縦長の吸収性物品であって、前記表面シート側から平面視して、該表面シートに前記吸収性物品の前方に拡開したU字状の装着目印を有し、拡開したU字状の前記装着目印は、該装着目印の前方側の両端部が、前記吸収性物品を折り曲げて個装する際に形成される前方寄りの折り線よりも前方に位置し、長手方向両側部に向けて形成され、且つ前記吸収体の前方側の前端部に達しない位置に形成されており、前記目印の後方側の端部が、前記吸収性物品の幅方向中央領域に形成されている吸収性物品を提供するものである。
本発明の吸収性物品によれば、生理用ナプキンをショーツに取り付ける際に、ショーツのクロッチ部の中央と生理用ナプキンの排泄部領域とを一致させ易く、体液漏れが起こり難い。
図1は、本発明の第1実施形態である生理用ナプキンを表面シート側から見た平面図である。 図2は、図1のY1−Y1線断面図である。 図3は、図1に示す生理用ナプキンを下着のクロッチ部に取り付ける際の取付説明図である。 図4は、本発明の第2実施形態である生理用ナプキンを表面シート側から見た平面図である(図1相当図)。 図5(a)は、図4のY2−Y2線断面図であり、図5(b)は、図4のY3−Y3線断面図である。 図6は、本発明の第3実施形態である生理用ナプキンを表面シート側から見た平面図である(図1相当図)。 図7は、図6のY4−Y4線断面図である。 図8は、本発明のその他の実施形態である生理用ナプキンの有するU字状の装着目印の平面図である。
以下本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の吸収性物品の第1実施形態である生理用ナプキン1A(以下、ナプキン1Aともいう)は、図1〜図3に示すように、表面シート2、裏面シート3及びこれら両シート2,3間に配された吸収体4を具備する縦長の本体部5を有する。
ナプキン1Aは、図1に示すように、ナプキン1Aの長手方向に延びる中心線CLに対して左右対称に形成されている。
本明細書において、「肌対向面」とは、本体部5などの各部材の表裏両面のうち、着用時に着用者の肌側に配される面であり、「非肌対向面」とは、本体部5などの各部材の表裏両面のうち、着用時に着用者の肌側とは反対側に向けられる面である。
本体部5は、図1中X方向に長い形状を有し、その裏面には、該本体部5を、ショーツ10のクロッチ部100の肌対向面(着用者の肌側に向けられる面)に固定するための本体粘着部6(図2参照)が形成されている。ここで、図中のX方向とは、ナプキン1A又は本体部5の長手方向と同方向であり、中心線CLに平行な方向である。また、図中のY方向とは、ナプキン1A又は本体部5の幅方向と同方向であり、中心線CLに垂直な方向である。
本体部5は、図1に示すように、着用者の液排出部(膣口等)に対向配置される領域である排泄部領域A、ナプキン1Aの着用時に排泄部領域Aより着用者の腹側に配される前方部B、及びナプキン1Aの着用時に排泄部領域Aよりも着用者の背中側に配される後方部Cを有している。ここで、「排泄部領域A」とは、ナプキン1Aのように、所謂ウイング部を有していない場合には、生理用ナプキンが個装形態に折り畳まれた際に生じるX方向に直交する2つの折り線で囲まれた領域を意味し、図1に示すナプキン1Aのように2つの折り線が生じる場合には、X方向の前方寄りの折り線11と後方寄りの折り線12とで囲まれる領域を意味する。また、生理用ナプキンの製品長が長く3つの折り線が生じる場合には、X方向の前端から数えて第1折り線と第2折り線とに囲まれた領域、又はX方向の前端から数えて第1折り線と第3折り線とに囲まれた領域を意味する。尚、所謂ウイング部を有している場合には、「排泄部領域A」とは、ウイング部の位置する領域を意味する。
本体部5は、図2に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性又は撥水性の裏面シート3及びこれら両シート間に配された液保持性の吸収体4を具備する。表面シート2、裏面シート3及び吸収体4は、何れも、本体部5の長手方向(X方向)に長い縦長の形状を有しており、ナプキン1Aにおいては、表面シート2と裏面シート3とが同形同大に形成されている。
表面シート2は、図1に示すように、本体部5の排泄部領域A、前方部B及び後方部Cそれぞれにおいて、本体部5の輪郭と一致する輪郭を有している。裏面シート3も、表面シート2と同様に、図1に示すように、本体部5の排泄部領域A、前方部B及び後方部Cそれぞれにおいて、本体部5の輪郭と一致する輪郭を有している。
ナプキン1Aにおいては、図1に示すように、表面シート2と裏面シート3とが、表面シート2の周縁部及び裏面シート3の周縁部それぞれに沿って、熱エンボス加工によって接合されており、ナプキン1Aの周縁部に周縁シール部7を形成している。
尚、ナプキン1Aにおいては、周縁シール部7が熱エンボス加工により形成されているが、超音波シールにより形成されていてもよく、ホットメルト等の接着剤等により形成されていてもよい。装着(使用)時の違和感の緩和とシールの固定安定性の観点から、周縁シール7は熱エンボス加工とホットメルトの併用で形成されていることが好ましい。
吸収体4は、図1に示すように、本体部5の長手方向(X方向)に沿って延びる両側縁41,41を有し、本体部5の前方部B及び後方部Cそれぞれにおける吸収体4の前方側の前端部4b及び後方側の後端部4cそれぞれは、ナプキン1A(本体部5)の前後端部よりやや内側に位置して湾曲形状を有している。
ナプキン1Aは、図1に示すように、表面シート2側から平面視して、表面シート2に長手方向(X方向)の前方に拡開したU字状の装着目印8を有している。拡開したU字状の装着目印8は、中心線CLに対して左右対称に形成されている。拡開したU字状の装着目印8は、図1に示すように、装着目印8の前方側の両端部8b,8bが、ナプキン1Aを折り曲げて個装する際に形成される前方寄りの折り線11よりも前方に位置し、長手方向(X方向)両側部5s,5sに向けて形成されている。拡開したU字状の装着目印8は、ナプキン1Aにおいては、両端部8b,8bのみならず、U字状の装着目印8全体が前方寄りの折り線11よりも前方に形成されている。
拡開したU字状の装着目印8は、図1に示すように、装着目印8の前方側の両端部8b,8bが、吸収体4の前方側の前端部4bに達しない位置に形成されており、ナプキン1Aにおいては、湾曲形状の前方側の前端部4bに達しない位置に形成されている。また、装着目印8の前方側の両端部8b,8bは長手方向(X方向)両側部5s,5sに向けて形成されているが、ナプキン1Aにおいては、それらの先端が、周縁シール部7に接する位置まで延在しておらず、吸収体4の側縁41と周縁シール部7との間の位置に配されている。後述するように、ナプキン1AのU字状の装着目印8は、溝加工により形成された溝であるが、周縁シール部7に接する位置まで延在していないので、体液が溝を伝わって漏れる伝い漏れを防止することができる。このような伝い漏れを防止する観点からは、装着目印8の前方側の両端部8b,8bの先端が、吸収体4の側縁41に接する位置まで延在していない方が更に好ましい。尚、ナプキン1Aのように周縁シール部7を有していない場合には、伝い漏れを防止する観点から、装着目印8の前方側の両端部8b,8bの先端が、ナプキン1A(本体部5)の長手方向(X方向)の側縁51から5mm以上離れていることが好ましく、10mm以上離れていることが更に好ましい。
ナプキン1Aにおいては、図1に示すように、装着目印8の前方側の両端部8b,8bそれぞれが直線状に形成されている。図1に示すように、装着目印8の左側の端部8bと、中心線CLに平行な仮想直線とのなす角αは、ナプキン装着時にショーツ(下着)の前方側の足ぐり形状に合わせ(目視的に延長線上にあることによって)取付けを容易とする観点から、50〜70°であることが好ましく、55〜65°であることが更に好ましい。
拡開したU字状の装着目印8の後方側の端部8cは、ナプキン1A(本体部5)の幅方向(Y方向)央領域に形成されている。
図1に示すように、装着目印8の前方側の端部8bと後方側の端部8cとの間隔d1は、15〜25mmであることが好ましく、25〜30mmであることが更に好ましい。
図1に示すように、装着目印8の前方側の両端部8b,8b同士の間隔d2は、後述する一対の防漏溝9同士の間隔よりも広いことが好ましく、具体的には、50〜80mmであることが好ましく、60〜70mmであることが更に好ましい。
拡開したU字状の装着目印8は、ナプキン1Aにおいては、溝加工単独で形成されている。具体的には、拡開したU字状の装着目印8は、表面シート2と吸収体4とを熱エンボス加工により一体的に圧縮して形成されている。拡開したU字状の装着目印8の溝幅W1は、2〜3mmであることが好ましく、3〜5mmであることが更に好ましい。
ナプキン1Aは、図1に示すように、ナプキン1Aの長手方向(X方向)両側部それぞれに、表面シート2と吸収体4とを圧縮して形成される防漏溝9を備えている。ナプキン1Aにおいては、図1に示すように、ナプキン1Aの側部に、排泄部領域Aから後方部Cに亘って延在する、表面シート2と吸収体4とを熱エンボス加工により一体的に圧縮して形成された防漏溝9を一対備えている。一対の防漏溝9それぞれは、図1に示すように、幅方向(Y方向)外方に凸状に形成されている。
ナプキン1Aにおいては、図1に示すように、拡開したU字状の装着目印8が一対の防漏溝9と離間して形成されている。拡開したU字状の装着目印8と防漏溝9との間隔d3は、2〜3mmであることが好ましく、1〜2mmであることが更に好ましい。
上述したナプキン1Aの形成材料について説明する。
表面シート2、裏面シート3、吸収体4としては、生理用ナプキン等の吸収性物品において従来用いられている各種の材料などを特に制限なく用いることができる。
例えば、表面シート2としては、単層又は多層構造の不織布や、開孔フィルム等を用いることができる。裏面シート3としては、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。吸収体4としては、パルプ繊維等の繊維の集合体(不織布であっても良い)又はこれに吸水性ポリマーの粒子を保持させてなる吸収性コアを、透水性の薄紙や不織布からなるコアラップシートで被覆したものや、各種公知のポリマーシート等を用いることができる。
また、ナプキン1Aにおいては、本体部5における吸収体4と裏面シート3との間も接着剤によって接合することが好ましい。この接着剤は、スパイラルパターン等のパターン塗工によって低坪量に塗工することが好ましい。
上述した本発明の吸収性物品の第1実施形態であるナプキン1A(以下、「ナプキン1A」ともいう。)を使用した際の作用効果について説明する。
ナプキン1Aは、図1に示すように、前方方向に拡開した拡開したU字状の装着目印8を有しており、拡開したU字状の装着目印8は、装着目印8の両端部8b,8bが前方寄りの折り線11よりも前方に形成され、且つ吸収体4の前方側の前端部4bに達しない位置に形成されており、装着目印8の後方側の端部8cが幅方向(Y方向)中央領域に形成されている。その為、図3に示すように、ナプキン1Aをショーツ10に取り付ける際に、着用者がショーツを膝上あたりまでショーツを引き上げた状態で脚を開いてショーツ10を拡幅し、次いで、着用者の両脚の内側それぞれと、装着目印8の両端部8b,8bそれぞれとが接するように、ショーツ10のクロッチ部100上にナプキン1Aを配すると、ショーツ10のクロッチ部100の中央とナプキン1Aの排泄部領域Aとを一致させることができる。このように、着用者から見て、ショーツ10のクロッチ部100がナプキンで隠れてしまっても、ナプキン1Aを用いれば、上記手順により、ショーツ10のクロッチ部100の中央とナプキン1Aの排泄部領域Aとを一致させることが容易にでき、体液漏れが起こり難い。
また、ナプキン1Aの有する拡開したU字状の装着目印8全体が、図1に示すように、前方寄りの折り線11よりも前方に形成されているので、ナプキン1Aを個装から取り出さず、手で触れないように、折り線11よりも前方の部分だけを開いた状態で、上述したように、ショーツ10のクロッチ部100上にナプキン1Aを取り付けることができるので、衛生的である。また、ナプキン1Aの有する拡開したU字状の装着目印8は、図1に示すように、前方側の両端部8b,8bそれぞれが直線状に形成されているので、図3に示すように、ナプキン1Aをショーツ10に取り付ける際に、着用者の両脚の内側それぞれと装着目印8の両端部8b,8bそれぞれとが接するように配し易い。
また、ナプキン1Aの有する拡開したU字状の装着目印8は、図1に示すように、防漏溝9と離間して形成されているので、目印としての視認性(識別性)が向上し、装着時における位置あわせを容易とすることができる。また、この離間位置に個装における折畳みによる折り線11を配すると、折り畳み易いだけでなく、装着目印8がより明瞭に認識可能となる。また、折り畳みによる目印構造の乱れ(折りズレ)を防止し、装着目印8に跨る折り線11による位置合せの困難さを解消できる。
次に、本発明の吸収性物品の第2実施形態である生理用ナプキン1Bについて、図4〜図5に基づいて説明する。
第2実施形態の生理用ナプキン1B(以下、「ナプキン1B」ともいう)については、第1実施形態の生理用ナプキン1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態の生理用ナプキン1Aと同様であり、第1実施形態の生理用ナプキン1Aの説明が適宜適用される。
ナプキン1Bは、図4及び図5(b)に示すように、表面シート2、裏面シート3及びこれら両シート2,3間に配された吸収体4を具備する縦長の本体部5及び該本体部5の両側縁51,51から延出する一対のウイング部13,13を有する。
本体部5は、図5(a),図5(b)に示すように、その裏面に、該本体部5を、ショーツのクロッチ部100の肌対向面(着用者の肌側に向けられる面)に固定するための本体粘着部6が形成されており、ウイング部13の裏面には、図5(b)に示すように、各ウイング部13を、ショーツのクロッチ部100(図3参照)の非肌対向面(着用者の肌側とは反対側に向けられる面)に固定するためのウイング部粘着部131が形成されている。
本体部5は、図1に示すように、ウイング部13,13の位置する領域である排泄部領域A、ナプキン1Aの着用時に排泄部領域Aより着用者の腹側に配される前方部B、及びナプキン1Aの着用時に排泄部領域Aよりも着用者の背中側に配される後方部Cを有している。 表面シート2、裏面シート3及び吸収体4は、何れも、本体部5の長手方向(X方向)に長い縦長の形状を有している。
ナプキン1Bの表面シート2及び裏面シート3それぞれは、本体部5の前方部B及び後方部Cにおいては、本体部5の輪郭と一致する輪郭を有しており、本体部5の排泄部領域Aにおいては、前方部B及び後方部Cにおける表面シート2の両側縁の位置と同じ位置となるように形成されている。
ナプキン1Bにおける一対のウイング部13は、図5(b)に示すように、表面シート2及び裏面シート3とは別体の一対のウイング部形成材132を用い、それぞれ、本体部5側に位置する一側縁132d側が、表面シート2と裏面シート3との間に固定され、他側縁132e側が、表面シート2の側縁21及び裏面シート3の側縁のそれぞれより外方(X方向の外方)に延出するように配されて形成されている。本体部5の幅方向(Y方向)外方側に配される他側縁(外側縁)132eが、ウイング部13の輪郭に一致する形状を有している。ウイング部形成材132と、表面シート2及び裏面シート3との固定は、熱エンボス、超音波シール、ホットメルト等の接着剤等を用いて行う。
ナプキン1Bは、図4に示すように、表面シート2側から平面視して、表面シート2に長手方向(X方向)の前方に拡開したU字状の装着目印8を有している。拡開したU字状の装着目印8は、中心線CLに対して左右対称に形成されている。拡開したU字状の装着目印8は、図4に示すように、装着目印8の前方側の両端部8b,8bが、前方寄りの折り線11よりも前方に位置し、長手方向(X方向)両側部5s,5sに向けて形成されている。ナプキン1Bにおいては、拡開したU字状の装着目印8の後方側の端部8cは、前方寄りの折り線11と接する位置に形成されている。
拡開したU字状の装着目印8は、図4に示すように、装着目印8の前方側の両端部8b,8bが、吸収体4の前方側の前端部4bに達しない位置に形成されており、ナプキン1Bにおいては、装着目印8の前方側の両端部8b,8bそれぞれが、ナプキン1Bの周縁シール部7の端部に及んでいる。詳述すると、装着目印8の前方側の両端部8b,8bそれぞれの先端が、周縁シール部7を越えて、ナプキン1Bの幅方向(Y方向)端部、即ち、本体部5の長手方向(X方向)の側縁51に達する位置まで延びて形成されている。後述するように、ナプキン1Bの拡開したU字状の装着目印8は、印刷により形成された目印であり、図5(a)に示すように、第1実施形態のナプキン1Aの目印のような溝でないため、側縁51に接する位置まで延在していても、体液が溝を伝わって漏れる伝い漏れがそもそも発生しない。
ナプキン1Bにおいては、図4に示すように、装着目印8の前方側の両端部8b,8bそれぞれが直線状に形成されているが、その幅W2は同一の幅に形成されていない。具体的には、ナプキン1Bの装着目印8は、後方側の端部8cから前方側の両端部8b,8bに向かって、その幅W2が漸次広くなるように形成されている。拡開したU字状の装着目印8の溝幅W2は、後方側の端部8cにおいては、2〜5mmであることが好ましく、前方側の端部8bにおいては、3〜8mmであることが好ましい。
拡開したU字状の装着目印8は、ナプキン1Aにおいては、印刷単独で形成されている。印刷方法としては、各種公知の印刷方法を用いることができる。
第2実施形態の生理用ナプキン1Bの形成材料について説明する。第2実施形態の生理用ナプキン1Bについては、第1実施形態の生理用ナプキン1Aの形成材料と同様である。
上述した本発明の第2実施形態の生理用ナプキン1Bを使用した際の作用効果について説明する。
第2実施形態の生理用ナプキン1Bの効果については、第1実施形態の生理用ナプキン1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態の生理用ナプキン1Aの効果と同様であり、第1実施形態の生理用ナプキン1Aの効果の説明が適宜適用される。
ナプキン1Bは、図4に示すように、前方方向に拡開したU字状の装着目印8を有しており、拡開したU字状の装着目印8の前方側の両端部8b,8bの先端が、周縁シール部7を越えて、本体部5の長手方向(X方向)の側縁51に達する位置まで延びて形成されている。その為、図3に示すように、ナプキン1Aをショーツ10に取り付ける際に、着用者の両脚の内側それぞれと、装着目印8の両端部8b,8bそれぞれとを接するように、ショーツ10のクロッチ部100上にナプキン1Aを配し易い。このように、ナプキン1Bを用いれば、ショーツ10のクロッチ部100の中央とナプキン1Aの排泄部領域Aとを一致させることが更に容易にでき、体液漏れが起こり難い。
ナプキン1Bにおける装着目印8は、前方側に溝幅が広くなることから位置合せを容易にし易い。また、ナプキン1では、ウイング部13を有しており、ウイング部13を展開した状態では下着のクロッチ領域が隠されてしまうため装着ミスを生じ易いが、装着目印8を有することで装着ミスを抑制して漏れ易さを防ぐ事ができる。ナプキン1Bのウイング部13が肌側面に折り返された状態であれば、実施形態1と同様の効果を奏することができることに加え、ウイング部13の大部分は排泄部領域にあり、装着目印8はウイング部13が折り返された状態で殆ど視認できるようにされていることで、装着目印8をより目立たせる事ができる。
次に、本発明の吸収性物品の第3実施形態である生理用ナプキン1Cについて、図6〜図7に基づいて説明する。
第3実施形態の生理用ナプキン1C(以下、「ナプキン1C」ともいう)については、第1実施形態の生理用ナプキン1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態の生理用ナプキン1Aと同様であり、第1実施形態の生理用ナプキン1Aの説明が適宜適用される。
ナプキン1Cは、図6に示すように、表面シート2側から平面視して、表面シート2に長手方向(X方向)の前方方向に拡開したU字状の装着目印8を有している。拡開したU字状の装着目印8は、中心線CLに対して左右対称に形成されている。拡開したU字状の装着目印8は、図6に示すように、装着目印8の前方側の両端部8b,8bが、前方寄りの折り線11よりも前方に位置し、長手方向(X方向)両側部5s,5sに向けて形成されており、ナプキン1Cにおいては、前方側の両端部8b,8bのみならず、拡開したU字状の装着目印8全体が、前方寄りの折り線11よりも前方に形成されている。
拡開したU字状の装着目印8は、図6に示すように、装着目印8の前方側の両端部8b,8bが、吸収体4の前方側の前端部4bに達しない位置に形成されており、ナプキン1Cにおいては、装着目印8の前方側の両端部8b,8bそれぞれが、ナプキン1Bの周縁シール部7の端部に及んでいる。詳述すると、装着目印8の前方側の両端部8b,8bそれぞれの先端が、周縁シール部7を越えて、ナプキン1Cの幅方向(Y方向)端部、即ち、本体部5の長手方向(X方向)の側縁51に達する位置まで延びて形成されている。ナプキン1Cの拡開したU字状の装着目印8は、前方側の両端部8b,8bそれぞれが印刷を施し形成され、両端部8b,8b以外の部分が溝加工を施して形成された目印である。図6に示すように、ナプキン1Cの装着目印8の内、溝加工を施して形成された部分は、その両先端が、吸収体4の側縁41よりも内側に配されている。また、図6に示すように、溝加工を施して形成された部分の両先端それぞれよりも先端側の、印刷により形成された両端部8b,8bは、その先端が本体部5の側縁51に接する位置まで延在している。
ナプキン1Cは、図6に示すように、拡開したU字状の装着目印8の後方側の端部8cから中心線CLに沿って、ナプキン1Cの中心に向かって延びる直線状の装着目印14を有している。直線状の装着目印14は、図6に示すように、ナプキン1Cの側部に形成された一対の防漏溝9の間に形成されている。直線状の装着目印14は、拡開したU字状の装着目印8と同様に、印刷加工、又は溝加工を施して形成することができる。直線状の装着目印14は、長手方向(X方向)の長さが10〜20mmであることが好ましく、幅方向(Y方向)の長さが20〜25mmであることが好ましい。
第3実施形態の生理用ナプキン1Cの形成材料について説明する。第3実施形態の生理用ナプキン1Cについては、第1実施形態の生理用ナプキン1Aの形成材料と同様である。
上述した本発明の第3実施形態の生理用ナプキン1Cを使用した際の作用効果について説明する。
第3実施形態の生理用ナプキン1Cの効果については、第1実施形態の生理用ナプキン1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態の生理用ナプキン1Aの効果と同様であり、第1実施形態の生理用ナプキン1Aの効果の説明が適宜適用される。
ナプキン1Cは、図6に示すように、前方方向に拡開した拡開したU字状の装着目印8を有しており、拡開したU字状の装着目印8の前方側の両端部8b,8bの先端が、本体部5の長手方向(X方向)の側縁51に達する位置まで延びて形成されている。その為、図3に示すように、ナプキン1Aをショーツ10に取り付ける際に、着用者の両脚の内側それぞれと、装着目印8の両端部8b,8bそれぞれとを接するように、ショーツ10のクロッチ部100上にナプキン1Aを配し易い。このように、ナプキン1Cを用いれば、ショーツ10のクロッチ部100の中央とナプキン1Aの排泄部領域Aとを一致させることが更に容易にでき、体液漏れが起こり難い。
また、ナプキン1Cは、図6に示すように、ナプキン1Cの装着目印8の内、溝加工を施して形成された部分の両先端が、吸収体4の側縁41よりも内側に配されているので、体液が溝を伝わって漏れる伝い漏れを防止することができる。また、図6に示すように、ナプキン1Cの装着目印8の内、印刷により形成された両端部8b,8bは、その先端が本体部5の側縁51に接する位置まで延在しているが、図7に示すように、第1実施形態のナプキン1Aの目印のような溝でないため、側縁51に接する位置まで延在していても、体液が溝を伝わって漏れる伝い漏れがそもそも発生しない。
また、ナプキン1Cは、図6に示すように、拡開したU字状の装着目印8の後方側の端部8cから直線状に延びる直線状の装着目印14を有しているので、ナプキン1C装着時の目印となる目印8が強調されていることに加え、ミューラーリヤー錯視によって装着目印8が形成されている前方部を感じる事で使用者に安心感が与えられる。
本発明の吸収性物品は、上述の第1,第2,第3実施形態の生理用ナプキンに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。また、上述の第1,第2,第3実施形態の生理用ナプキンにおける各構成要件は、本発明の趣旨を損なわない範囲で、適宜組み合わせて実施できる。
例えば、上述の第1,第2,第3実施形態の生理用ナプキン1A,1B,1Cにおいては、拡開したU字状の装着目印8が、連続線状に形成されているが、図8に示すように、複数個の模様が間欠的に配されることにより形成されていてもよい。この模様は、印刷、溝加工を、単独又は併用して施し形成することができる。
上述の第1,第2,第3実施形態の生理用ナプキン1A,1B,1Cそれぞれは、裏面シート3の外表面(非肌対向面)に、粘着材を介してナプキン1A,1B,1Cそれぞれよりも大きい個装フィルム(不図示)が貼り付けられて、ナプキン1A,1B,1Cそれぞれと個装フィルム(不図示)とが一体的に前後の折り線11,12で三つ折りされた個装体とすることができる。このように三つ折りされた個装体は、折畳まれている個装体の最初に開封される側、言い換えれば、前方寄りの折り線11より前方の表面シート2に、拡開したU字状の装着目印8が施されている。その為、ナプキン1A,1B,1Cそれぞれを個装フィルム(不図示)から取り出さず、手で触れないように、折り線11よりも前方の部分だけを開いた状態で、ショーツ10のクロッチ部100上にナプキン1Aを取り付けることができるので、衛生的である。
本発明の吸収性物品は、生理用ナプキン以外にも、例えば、失禁者用パッド、パンティーライナー等に好適に用いることができる。
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
4b 前方側の前端部
4c 後方側の後端部
41 吸収体の側縁
5 本体部
5s 本体部の長手方向側部
51 本体部の側縁
6 本体粘着部
7 周縁シール部
8 拡開したU字状の装着目印
8b 前方側の端部
8c 後方側の端部
9 防漏溝
10 ショーツ
100 クロッチ部
11 前方寄りの折り線
12 後方寄りの折り線
13 ウイング部
131 ウイング部粘着部
132 ウイング部形成材
132d 一側部(内側部),132e 他側部(外側部)
14 直線状の装着目印

Claims (5)

  1. 表面シート、裏面シート及びこれら両シート間に配された吸収体を具備する縦長の吸収性物品であって、
    前記表面シート側から平面視して、該表面シートに前記吸収性物品の前方に拡開したU字状の装着目印を有し、
    拡開したU字状の前記装着目印は、該装着目印の前方側の両端部が、前記吸収性物品を折り曲げて個装する際に形成される前方寄りの折り線よりも前方に位置し、長手方向両側部に向けて形成され、且つ前記吸収体の前方側の前端部に達しない位置に形成されており、前記目印の後方側の端部が、前記吸収性物品の幅方向中央領域に形成されており、
    前記吸収性物品は、該吸収性物品の長手方向両側部それぞれに、前記表面シートと前記吸収体とを圧縮して形成される防漏溝を具備しており、
    拡開したU字状の前記装着目印は、前記防漏溝と離間して形成されている吸収性物品。
  2. 拡開したU字状の前記装着目印全体が、前方寄りの前記折り線よりも前方に形成されており、該装着目印の前方側の前記両端部それぞれは、直線状に形成されている請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 拡開したU字状の前記装着目印は、前記表面シートに印刷、溝加工を、単独又は併用して施し形成されている請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 拡開したU字状の前記装着目印は、該装着目印の前方側の前記両端部それぞれが、前記吸収性物品の周縁シール部の端部に及んでおり、表面シートに印刷されて形成されており、該両端部以外の前記装着目印の部分が溝加工を施し形成されている請求項1〜の何れか1項に記載の吸収性物品。
  5. 請求項1〜の何れか1項に記載の吸収性物品の裏面シートの外表面に、粘着材を介して該吸収性物品よりも大きい個装フィルムが貼り付けられて、該吸収性物品と該個装フィルムとが一体的に前後の折り線で三つ折りされた個装体であって、該折畳まれている個装体の最初に開封される側の表面シートに、前記拡開したU字状の装着目印が施されている個装体。
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