JP4749288B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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本発明は、生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等の吸収性物品に関する。
従来、生理用ナプキン等の吸収性物品として、肌当接面側における幅方向中央部に隆起部を形成して着用者の液排泄部や臀裂に対するフィット性を高めたものが知られている。
例えば、特許文献1には、トップシートとバックシートとの間に、長手方向に延びるリフティング部材を備え、該リフティング部材が、その長手方向に沿って複数のプリーツを有し、該プリーツが、バックシートに対してトップシートの一部を、物品の厚み方向(Z方向)に変形させるための同方向の高さを有している使い捨て吸収物品が記載されている。
特表平9−506806号公報
しかし、生理用ナプキン等の吸収性物品は、長手方向に折り曲まれた状態で包装材により個別に包装(個装)されて市販等されることが通常であり、包装から吸収性物品を取り出したときに、隆起部が充分に隆起せず、期待された効果が得られない場合があった。
他方、予め隆起部の高さを充分に高くしておくと、個装された状態がコンパクトにならない、製造工程において隆起が潰されてしまう、包装工程あるいは使用までの間個包装での保存されている間に隆起部分のつぶれがおこる等の不都合があった。
従って、本発明の目的は、包装状態がコンパクトであり、使用の際に、一部が変形して着用者の肌側に向かって隆起し、良好なフィット性が得られる吸収性物品を提供することにある。
本発明は、表面シート、裏面シート及びこれら両者間に配された吸収体を備え、該吸収体は、その長手方向の一部における幅方向中央部に、周囲より厚みが厚い肉厚部を有しており、該肉厚部をそれぞれ幅方向に横切る、相互に離間した2本の折曲線に沿って長手方向に折り曲げられた状態で包装されている吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の吸収性物品は、包装状態がコンパクトであり、使用の際に、一部が変形して着用者の肌側に向かって隆起し、良好なフィット性が得られるものである。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態である生理用ナプキン1(以下、単にナプキン1ともいう)は、図1及び図2に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性(難透過性も含む概念である)の裏面シート3、及びこれら両シート2,3間に介在された液保持性の吸収体4を具備する。ナプキン1は、着用時に着用者の排泄部に対向する排泄部対向部Aと、該排泄部対向部Aの前後に延在する前方部B及び後方部Cとを有する。ナプキン1の着用時には、前方部Bが着用者の前(腹)側に、後方部Cが着用者の後(背)側にそれぞれ配される。
表面シート2は、図1及び図2に示すように、吸収体4の肌当接面側の全域を被覆している。裏面シート3は、吸収体4の非肌当接面側の全域を被覆している。表面シート2及び裏面シート3は、それぞれ、吸収体4の周縁部から外方に延出した部分を有し、それらの延出部分が、ナプキン1の周縁部付近において互いに接合されている。尚、裏面シート3の下着対向面には、ナプキン1をショーツ等の下着に固定するための粘着部(図示略)が形成されている。
本実施形態のナプキン1における吸収体4は、図1に示すように、着用時の前後方向と同方向に長い形状を有しており、その長手方向の一部における幅方向中央部に、その周囲に位置する吸収体の他の部分より厚みが厚い肉厚部4Mを有している。
本実施形態における吸収体4は、図1及び図2に示すように、吸収体4の全域に亘るように配された主吸収体41と、排泄部対向部A付近の幅方向中央部のみに配された中央吸収体42とから構成されている。
図1及び図2に示すように、主吸収体41は、下部吸収体411と、該下部吸収体411の肌当接面側に配された上部吸収体412とから構成されている。下部吸収体411及び上部吸収体412は、吸収体4の平面視形状と略等しい外形を有している。他方、中央吸収体42は、主吸収体41より小型であり、主吸収体41を構成する下部吸収体411と上部吸収体412との間に配されている。
下部吸収体411、上部吸収体412及び中央吸収体42は、それぞれ、吸収性シートからなる。図示しないが、中央吸収体2は、一枚の吸収性シートを折り畳んで2層にして用いている。具体的には、平面視長方形ないし正方形状の吸収性シートにおける、ナプキンの長手方向と一致する方向の両側部を、裏面シート3側に折り返し、その折り返した部分の端縁同士を吸収性シートの幅方向中央部で重ね合わせてある。
本実施形態における吸収体4においては、下部吸収体411と上部吸収体412との間に中央吸収体42が介在していない部位が2層構造となっているのに対して、下部吸収体411と上部吸収体412との間に中央吸収体42が介在する部位が4層構造となっている。そして、下部吸収体411と上部吸収体412との間に中央吸収体42が介在する部位が、肉厚部4Mとなっている。以下においては、吸収体の、肉厚部4M以外の部分のうち、該肉厚部4Mの吸収体長手方向左右両側に位置する部分(吸収体の肉厚部の左右両側に位置する部分)を両側部4S,4Sという。
本実施形態のナプキン1は、図1及び図3に示すように、肉厚部4Mをそれぞれ幅方向に横切る、相互に離間した2本の折曲線L1,L2に沿って長手方向に折り曲げられた状態で包装されている。
包装状態のナプキン1について更に説明すると、ナプキン1は、何れもナプキン1を幅方向に横切る折曲線である3本の折曲線L1〜L3で長手方向に折り曲げられている。
各折曲線L1〜L3によるナプキン1の折曲の向きは、何れも裏面シート3側が山、表面シート2側が谷となる向きであり、折曲線L1〜L3による折曲の際の折曲の順序は、図3に示すように、L3、L2、L1の順である。折曲線L2及びL1による折曲の際には、図3(a)に示すように包装材5がナプキン1の非肌当接面側に配されており、ナプキン1と包装材5とは一体的に折曲されている。図3(b)に示すように、包装材5における、折り畳まれたナプキン1の両側縁から延出する部分がヒートシールにより封止され、更にタブテープ6で、包装材の長手方向の端部がその対向面に止めつけてある。
包装に用いられる包装材の材質や包装の方法等は、従来の、個装された吸収性物品と同様とすることができる。
本実施形態のナプキン1は、上述したように、吸収体4の肉厚部4Mを幅方向に横切る2本の折曲線L1,L2それぞれに沿って長手方向に折り曲げられた状態で包装されており、その折曲線L1,L2における折曲の向きがナプキン1の非肌当接面側が山となる向きであり、更に吸収体4の肉厚部4Mは、両側部4Sより高い剛性を有するため、ナプキン1の幅方向中央部における、折曲線L1,L2により折曲された箇所には、しっかりとした強い折りグセが付いている。そのため、ナプキン1を使用する際に、ナプキン1を、ショーツ等の下着の肌対向面上に平面状に拡げたときに、その折りグセが付いた部分L1’,L2’は、図4に示すように、断面略V字あるいは逆への字状に屈曲した状態を維持し易い。
また、2本の折曲線L1,L2間が離間しており、また、吸収体4の肉厚部4Mは、排泄部に設けられているため、装着時に身体にそって湾曲することと、身体から受ける応力によって前後方向において折曲線間に他の部位よりもたわみを生じやすく、折曲線L1、L2によって隆起部13を形成することが可能となる。ナプキン1の折曲線L1より前方に位置する部分11及び折曲線L2より後方に位置する部分12を、ショーツ等の下着7に押し当て装着すると、この作用が働き、ナプキン1の2本の折曲線L1,L2間に位置していた部分13が、図4に示すように、着用者の肌側に向かって凸に湾曲し、着用者の肌側に向かって隆起する。
この隆起した部分13は、ナプキン1の長手方向(X方向)に沿う断面は、円弧状をなすのに対して、ナプキン1の幅方向(Y方向)に沿う断面は、肉厚部4Mにおいて比較的平坦である。本実施形態のナプキンのように、隆起した部分13のナプキン幅方向の断面が、長手方向の断面に比べて平らであると、装着時に肉厚部4Mの幅に相当する幅で身体の排泄部位にフィットすることが可能となり、身体との密着性をより高めることが可能となる。それにより排泄された液を素早く吸収し、モレ防止効果を高めることが可能となる。
また、本実施形態のナプキン1においては、肉厚部4Mの両側部分が、肉厚部4Mより厚みが薄く、柔軟である両側部4S,4Sとなっているため、ナプキン1の折り曲げられていた部分に生じた谷部に連続する谷部が、ナプキンの両側部に形成されにくい。そのため、液が谷部を流れてナプキンの側方に漏れ出すこともなく、また、ナプキンの両側部が、着用者に違和感を与えることも防止することができる。
更に、本実施形態のナプキン1においては、上述した隆起部13が、該ナプキン1の一部が変形することにより生じ、ナプキン自体に隆起部13と同等以上の高さの肉厚部を形成しておく必要はないため、包装状態がコンパクトである。
包装状態における折曲線との関係で上述した隆起部13を形成させる観点から、本実施形態のナプキン1は、以下の構成を有することが好ましい。
吸収体4の肉厚部4Mは、中央吸収体42が、両側部4Sに用いるシート材料に同じ材料または、異なるシート材料を重ねて形成されており、重ねられたそれぞれの層間はエンボス、ホットメルトのような接着手段により一体化されている。このように中央吸収体42が単独で一体的となる構造を有することで、排泄部に近い位置に設けられている肉厚部4Mは、装着時に身体にそった湾曲と、身体から受ける応力を肉厚部4Mに連動させることが可能となり、前後方向に折曲線L1、L2によって押し出され、隆起部13を形成することが可能となる。中央吸収体42は、折曲線間の隆起が坐屈しにくい弾性的特性を備え易い点から、多層間の接合には、ホットメルトのような粘着剤を用いた手段が好ましく、単一の繊維シート材料や熱的接合を用いる場合には、弾性的挙動を示す繊維材料を配合することが好ましい。
吸収体の両側部4S,4Sは、シート材料を単層あるいは、2層以上重ねることで形成されており、前記多層構造の場合、層間が熱エンボスやホットメルト型粘着剤によって接合されていても接合されていなくても良いが、隆起形成による応力の影響を緩和する観点からは接合されていないことが好ましく、前記谷部が形成されにくい観点からは接合されていることが好ましい。
また、同様の観点から、吸収体4の肉厚部4Mは、上部吸収体412または下部吸収体411、あるいは上部吸収体412及び下部吸収体411が、両側部4Sに用いるシート材料を肉厚部4Mにおいても使用しており、両側部4Sと同じ材料または異なる材料からなる中央吸収体42をはさみ込むことにより形成されており、重ねられたそれぞれの層間はエンボス、ホットメルトのような接着手段により一体化されている。
また、吸収体4の肉厚部4Mおよび両側部4S,4Sは、嵩高繊維を50重量%以上、特に50〜60重量%含んでいることが、両側部4Sにおける連続する谷部の形成させにくくし、肉厚部4Mに違和感を生じさせない観点で好ましい。
嵩高繊維は、繊維形状が捻れ構造、クリンプ構造、屈曲および、または、分岐構造の立体構造をとるか、または断面積が極太(たとえば繊維粗度が0.3mg/以上)である繊維である。
嵩高繊維としては、特に天然セルロース繊維、再生セルロース繊維、PET、PE、PPなどの合成繊維を親水化処理して得られた繊維が好ましく、これらは2種以上の組み合わせて用いることができるが、吸収性、コストの観点から木材パルプ等を用いることが好ましい。
尚、嵩高繊維と併用する繊維としては、親水性表面を有する繊維であれば、特に制限をなく用いることができるが、嵩高繊維と同様の弾性効果を高める観点からは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂よりなる単独または複合繊維を5〜20%含むことも好ましい。
また装着時に製品が湾曲し、前後から押し出されることによって形成される隆起部13の良好な形成性および装着時に違和感を生じないという観点から、吸収体4は、前記肉厚部4Mの幅が10〜40mm、特に25〜35mmであり、前記両側部4S,4Sそれぞれの幅は、ナプキン幅方向にが10〜40mm、特に15〜30mmであることが好ましい。これらの幅は、肉厚部4Mを横切る折曲線の位置において測定する。
また、隆起部13の良好な形成性および装着時の排泄部位へのフィット性という観点から、展開状態のナプキンの長手方向において、肉厚部4Mの長さL5は、吸収体4の全長L4の25〜60%、特に30〜50%であることが好ましく、肉厚部4Mの各端部42f、42rから2本の折曲線L1,L2のうち該各端部42f、42rに近い方までの距離L6,L7は、それぞれ該肉厚部4Mの全長L5の5〜20%、特に10〜15%であることが好ましく、2本の折曲線L1,L2同士間の距離L8は、吸収体4の全長L4の20〜45%、特に25〜35%であることが好ましい。
数値的に言えば、前記長さL5は60〜100mm、特に70〜90mmであることが好ましく、前記距離L6,L7は、それぞれ5〜20mm、特に7〜15mmであることが好ましく、前記距離L8は、45〜85mm、特に65〜80mmであることが好ましい。
本実施形態のナプキン1は、包装から取り出して展開した状態における最大厚みが5mm以下である。最大厚みは、内部に吸収体の肉厚部4Mが存在する部位の厚みである。最大厚みを5mm以下に抑えることで、包装状態が一層薄くコンパクトとなる。ナプキン(吸収性物品)の最大厚みは、1.5〜5mm、特に2.0〜3.5mmであることが好ましい。
本実施形態のナプキン1における裏面シート3側の面には粘着部(図示略)が設けられている。この粘着部は、ショーツ等の下着の肌対向面に当接し、ナプキン1と下着との間に位置ズレが生じるのを防止するものである。本実施形態のナプキン1における粘着部は吸収体4の幅方向に延びる帯状の粘着部を多数間欠的に形成してなる。これにより製品裏面シート側において、肉厚部4Mに設けられた山部の前後あるいは山部は、ショーツに全面接着することなく部分的に接着固定されるため折りグセによる形状を維持し、折曲線L1、L2間に位置する部分13を隆起させることが可能となる。
本実施形態のナプキン1の各部を構成する材料について説明する。表面シート2や裏面シート3としては、この種の物品に通常用いられているものを特に制限無く用いることができる。例えば、表面シート2としては、親水性且つ液透過性の不織布や、開孔フィルムを用いることができる。裏面シート3としては、液不透過性の材料や撥水性の材料を用いることができる。液不透過性の材料としては、樹脂フィルムや、樹脂フィルムと不織布等とのラミネート材等を用いることができ、撥水性の材料としては、スパンボンド・メルトブローン・スパンボンド等からなる多層構造の複合不織布、スパンボンド不織布、ヒートボンド不織布、エアスルー不織布等を用いることができる。
吸収体4を構成する吸収性シートとしては、2枚の不織布や紙の間に吸収性ポリマーやパルプを担持した吸収性シート、特開平8−246395号公報記載の吸収性シート等を用いることができる。
本発明の吸収性物品は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、吸収体の構成は、主吸収体41の内部に中央吸収体42を介在させるのに代えて、図5に示すように、主吸収体41の表面シート2側に中央吸収体42を積層することもできる。また、主吸収体41の裏面シート3側に中央吸収体42を積層することもできる。また、肉厚部4Mと側部4Sの厚みを、それぞれを構成する吸収性シートの層数の差により異ならせるのに代えて、それぞれに配される吸収体の坪量の差により異ならせることもできる。吸収性シートの層数の差により異ならせる場合の層数の差は、1又は3以上であっても良い。
また、本発明の吸収性物品は、生理用ナプキン以外に、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等であっても良い。
図1は、本発明の一実施形態としての生理用ナプキンを展開状態として表面シート側から見た状態を示す平面図である。 図2は、図1のII−II線拡大断面図である。 図3は、生理用ナプキンを包装材と共に折り畳んで包装する様子を示す図である。 図4は、図1の生理用ナプキンを包装から取り出してショーツの肌対向面上に固定した状態を示す斜視図である。 図5は、本発明の他の実施形態としての生理用ナプキンを示す断面図である。
符号の説明
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
4M 肉厚部
4S,4S 両側部(肉厚部の左右両側に位置する部分)
5 包装材
6 タブテープ
L1,L2 肉厚部を横切る折曲線

Claims (2)

  1. 表面シート、裏面シート及びこれら両者間に配された実質的に縦長の吸収体を備え、該吸収体は、その長手方向の一部における幅方向中央部に、周囲より厚みが厚い肉厚部を有しており、
    前記肉厚部を、それぞれ幅方向に横切る相互に離間した2本の折曲線を有し、該折曲線に沿って長手方向に折り曲げられた状態で包装されている吸収性物品であって、
    前記肉厚部は排泄部対向部に形成されており、
    前記吸収体は、前記肉厚部の幅が10〜40mmであり、該肉厚部の左右両側に位置する部分の幅が、それぞれ10〜40mmであり、
    展開状態の吸収性物品の長手方向において、前記肉厚部の長さは、前記吸収体の全長の25〜60%であり、該肉厚部の各端部から2本の前記折曲線のうち該各端部に近い方までの距離は、それぞれ該肉厚部の全長の5〜20%であり、2本の前記折曲線同士間の距離が、該吸収体の全長の20〜45%であり、
    吸収性物品の展開状態における最大厚みは、1.5〜5mmであり、
    前記吸収体は、それぞれ吸収性シートからなる上層吸収体、下層吸収体、及び中央吸収体を有しており、
    前記中央吸収体は、吸収性物品の長手方向と一致する方向の両側部が折り返されて2層構造とされた吸収性シートからなり、前記上層吸収体と前記下層吸収体との間に介在しており、
    前記吸収体において、前記上層吸収体と前記下層吸収体の間に前記中央吸収体が介在していない部位は2層構造となっているのに対して、中央吸収体が介在する部位は4層構造となっており、該4層構造となっている部分が前記肉厚部であり、
    吸収性物品の裏面シート側の面に粘着部が設けられており、該粘着部は、前記吸収体の幅方向に延びる帯状の粘着部を多数間欠的に形成してなる、吸収性物品。
  2. 前記吸収体における、前記肉厚部及び該肉厚部の左右両側に位置する部分は、繊維同士が結合した嵩高繊維を含んでいる請求項1記載の吸収性物品。
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