JP7420024B2 - トレイ - Google Patents
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Description
前記したトレイから内容物を取り出すときには、切断誘導線を切り開いて、桟板全体を端壁から切り離すことで、トレイから内容物を取り出し易くなる。
本発明のトレイでは、桟板を切り開いても、支持部が上面開口部に残るため、他のトレイや箱体を支持部の上面で支持することで、他のトレイや箱体を安定して積み重ねることができる。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態のトレイを説明する上で便宜上設定したものであり、トレイの構成や使用状態を限定するものではない。
ブランクシートSの折れ線は、ブランクシートSの表面を線状に押し込んで形成された罫線(押罫)である。なお、罫線に断続的な切れ込みを形成してもよい。このようにすると、折れ線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
また、シートの表面のみを切断したハーフカットの切れ込みやシートを貫通した切れ込みを断続させて線状に形成することで折れ線を構成してもよい。
底板10の左右の縁部には、図2に示すように、固定穴11が形成されるとともに、固定穴11の前後両側に前後の係合穴12,12が形成されている。
そして、右前の内フラップ21のスリット21aと、右後の内フラップ21のスリット21bとを組み合わせることで、右前の内フラップ21の先端部と、右後の内フラップ21の先端部とが連結されている。
左前の内フラップ21および左後の内フラップ21は、右前の内フラップ21および右後の内フラップ21と同様の構成である。左前の内フラップ21の先端部と、左後の内フラップ21の先端部とが連結されている。また、左前の内フラップ21および左後の内フラップ21には、それぞれ連結穴21c,21cが開口している。
切り取り部52の基端縁部(前縁部)と前側の端壁20の上縁部とは、第一切断誘導線L11を介して連設されている。
左右の第二切断誘導線L12,L12は、内側から外側に向かうに連れて(後側から前側に向かうに連れて)左右方向の間隔が狭くなるように形成されている。
なお、傾斜折れ線L20は、延出板56の内面に形成されているが、傾斜折れ線L20の構成を分かり易くするために、各図では延出板56の外面にも実線で示している。
延出板56の先端側の部位56bは、傾斜折れ線L20において基端部56aに対して後方に向けて折り返されている。本実施形態では、延出板56の先端側の部位56bは基端部56aの内面側に折り返されている。
これにより、延出板56の先端側の部位56bは、前後方向に延びた状態で、右前の内フラップ21の外面の上端部に重ねられている。
連結片57の上縁部は、スリットを介して延出板56に連設され、連結片57の基端縁部は、折れ線を介して延出板56に連設されている。連結片57を延出板56に対して内側に折り曲げることで、連結片57が連結穴21cに差し込まれている。
まず、図2に示すブランクシートSの状態から、図3に示すように、底板10に対して前後の端壁20,20を立ち上げる。また、端壁20に対して桟板50を内側に折り曲げるとともに、端壁20に対して内フラップ21を内側に折り曲げる。
そして、前後の内フラップ21,21のスリット21a,21bを組み合わせて、前後の内フラップ21,21の先端部同士を連結する。
そして、内側壁40の下縁部に形成された前後の係合部43,43を、底板10の前後の係合穴12,12に差し込んで、内側壁40の下縁部を底板10の上面に固定する。
また、中間板31に対して内側壁40を下方に向けて折り曲げると、内側壁40の上縁部の中央部に固定片42が突出する。
本実施形態のトレイ1では、図1に示すように、桟板50の切り取り部52が内側から外側に向かうに連れて左右方向の間隔が狭くなるように形成され、切り取り部52に蓋板55が連設されているが、切り取り部52の形状は限定されるものではない。例えば、切り取り部52に蓋板55を連設することなく、端壁20の凹部25が開口していてもよい。また、端壁20に凹部25を形成しなくてもよい。
10 底板
11 固定穴
12 係合穴
20 端壁
21 内フラップ
21c 連結穴
25 凹部
30 外側壁
31 中間板
40 内側壁
42 固定片
43 係合部
50 桟板
51 支持部
52 切り取り部
55 蓋板
56 延出板
56a 基端部
56b 先端側の部位
57 連結片
L11 第一切断誘導線
L12 第二切断誘導線
L13 第三切断誘導線
L20 傾斜折れ線
S ブランクシート
Claims (3)
- 底板と、
前記底板の前後の縁部に連設された前後の端壁と、
前記底板の左右の縁部に連設された左右の側壁と、
前記端壁の上縁部から内側に突出している桟板と、を備え、
上側開口部が形成されているトレイであって、
前記桟板には、
左右の両端部に形成された左右の支持部と、
前記両支持部の間に形成された切り取り部と、が形成されており、
前記切り取り部と前記端壁とは、第一切断誘導線を介して連設され、
前記切り取り部と前記両支持部とは、左右の第二切断誘導線を介して連設されており、
前記端壁の上縁部には、下方に向けて窪んだ凹部が形成され、
前記切り取り部には、前記凹部を塞いでいる蓋板が形成されており、
前記凹部と前記蓋板とは、第三切断誘導線を介して連設されていることを特徴とするトレイ。 - 底板と、
前記底板の前後の縁部に連設された前後の端壁と、
前記底板の左右の縁部に連設された左右の側壁と、
前記端壁の上縁部から内側に突出している桟板と、を備え、
上側開口部が形成されているトレイであって、
前記桟板には、
左右の両端部に形成された左右の支持部と、
前記両支持部の間に形成された切り取り部と、が形成されており、
前記切り取り部と前記端壁とは、第一切断誘導線を介して連設され、
前記切り取り部と前記両支持部とは、左右の第二切断誘導線を介して連設されており、
前記端壁の左右方向の縁部に連設され、前記側壁の内面に重ねられた内フラップと、
前記側壁の上縁部に連設され、前記内フラップの内面に重ねられた内側壁と、を備え、
前記桟板の左右方向の縁部には延出板が連設されており、
前記延出板の基端部は、前記桟板に対して下方に向けて折り曲げられ、
前記延出板の先端側の部位は、基端部に対して前後方向に折り返されており、
前記延出板は、前記側壁と前記内側壁との間に挟み込まれていることを特徴とするトレイ。 - 請求項2に記載のトレイであって、
前記延出板の先端部には、連結片が形成され、
前記内フラップには、連結穴が開口しており、
前記連結片が前記連結穴に差し込まれていることを特徴とするトレイ。
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JP2020149578A JP7420024B2 (ja) | 2020-09-07 | 2020-09-07 | トレイ |
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JP3199781U (ja) | 2015-06-29 | 2015-09-10 | 丸金印刷株式会社 | 情報・包装シート付き包装用箱 |
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JPS6213810U (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-27 |
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2020
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