JP7420024B2 - トレイ - Google Patents

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Description

本発明は、トレイに関する。
段ボール製のトレイとしては、底板と、底板の縁部に連設された前後の端壁および左右の側壁と、端壁の上縁部から内側に突出している桟板と、を備え、端壁と桟板とが切断誘導線を介して連設されているものがある(例えば、特許文献1)。
前記したトレイでは、内容物の一部が桟板に覆われるため、トレイから内容物が飛び出し難くなる。また、前記したトレイに他のトレイを積み重ねるときに、他のトレイを桟板の上面で支持することができる。
前記したトレイから内容物を取り出すときには、切断誘導線を切り開いて、桟板全体を端壁から切り離すことで、トレイから内容物を取り出し易くなる。
特許第6413928号公報
前記した従来のトレイでは、端壁から桟板を切り離した後は、他のトレイを積み重ねたときに、他のトレイが安定し難いという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、端壁の上縁部に設けた桟板を切り開いた後でも、他のトレイや箱体を安定して積み重ねることができるトレイを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、上側開口部が形成されているトレイであって、底板と、前記底板の前後の縁部に連設された前後の端壁と、前記底板の左右の縁部に連設された左右の側壁と、前記端壁の上縁部から内側に突出している桟板と、を備えている。前記桟板には、左右の両端部に形成された左右の支持部と、前記両支持部の間に形成された切り取り部と、が形成されている。前記切り取り部と前記端壁とは、第一切断誘導線を介して連設され、前記切り取り部と前記両支持部とは、左右の第二切断誘導線を介して連設されている。
本発明のトレイから内容物を取り出すときには、第一切断誘導線および第二切断誘導線を切り開いて、桟板から切り取り部を切り離す。このようにして、桟板の中間部を切り開くことで、トレイから内容物を取り出し易くなる。
本発明のトレイでは、桟板を切り開いても、支持部が上面開口部に残るため、他のトレイや箱体を支持部の上面で支持することで、他のトレイや箱体を安定して積み重ねることができる。
前記したトレイにおいて、前記端壁の上縁部に下方に向けて窪んだ凹部を形成するとともに、前記切り取り部には、前記凹部を塞いでいる蓋板を形成し、前記凹部と前記蓋板とを、第三切断誘導線を介して連設することができる
この構成では、桟板から切り取り部を切り離すときに、最初に蓋板を外方から内側に押し込んで、第三切断誘導線を切り開くことができる。そして、開口した凹部に作業者の指を差し込んで、切り取り部を引き上げることで、第一切断誘導線および第二切断誘導線を容易に切り開いて、桟板から切り取り部を切り離すことができる。
前記したトレイには、前記端壁の左右方向の縁部に連設され、前記側壁の内面に重ねられた内フラップと、前記側壁の上縁部に連設され、前記内フラップの内面に重ねられた内側壁と、を設けてもよい。この場合には、前記桟板の左右方向の縁部に延出板を連設し、前記延出板の基端部は、前記桟板に対して下方に向けて折り曲げ、前記延出板の先端側の部位は、基端部に対して前後方向に折り返し、前記延出板を前記側壁と前記内側壁との間に挟み込むことができる
この構成では、桟板から切り取り部を切り離そうとして、切り取り部を引き上げたときに、延出板が側壁と内側壁との折り返し部の内面に引っ掛かることで、桟板の左右の端部の上方への移動が抑えられる。これにより、桟板の左右の端部に対して切り取り部を上方に引き上げ易くなるため、桟板から切り取り部を容易に切り離すことができる。
前記したトレイにおいて、前記延出板の先端部には連結片を形成し、前記内フラップには連結穴を開口させ、前記連結片を前記連結穴に差し込むことが好ましい。
この構成では、延出板の連結片を内フラップの連結穴に係合させることで、トレイを組み立てるときに、内フラップが戻るのを防ぐことができる。これにより、内フラップを作業者が手で押さえる必要がなくなるため、トレイを容易に組み立てることができる。
本発明のトレイでは、桟板から切り取り部を切り離すことで、内容物を取り出し易くなる。また、本発明のトレイでは、桟板を切り開いても、支持部が上面開口部に残るため、他のトレイや箱体を安定して積み重ねることができる。
本発明の実施形態に係るトレイを前方右上から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るトレイのブランクシートを示した図である。 本発明の実施形態に係るトレイを組み立てる手順において、延出板を折り返す前の状態を示した拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係るトレイを組み立てる手順において、延出板を折り返した状態を示した拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係るトレイの桟板から切り取り部を切り離した状態を示した斜視図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態のトレイを説明する上で便宜上設定したものであり、トレイの構成や使用状態を限定するものではない。
本実施形態のトレイ1は、図1に示すように、底板10と、底板10の前後の縁部に連設された前後の端壁20,20と、底板10の左右の縁部に連設された左右の外側壁30,30と、を備えている。また、トレイ1は、端壁20の左右の縁部に連設された内フラップ21,21と、外側壁30の上縁部に連設された内側壁40と、前後の端壁20,20の上縁部からそれぞれ内側に突出している前後の桟板50,50と、を備えている。
本実施形態のトレイ1は、図2に示すように、段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートSを各折れ線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図2に示すブランクシートSは内面側が見えるように配置されている。
ブランクシートSの折れ線は、ブランクシートSの表面を線状に押し込んで形成された罫線(押罫)である。なお、罫線に断続的な切れ込みを形成してもよい。このようにすると、折れ線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
また、シートの表面のみを切断したハーフカットの切れ込みやシートを貫通した切れ込みを断続させて線状に形成することで折れ線を構成してもよい。
ブランクシートSに形成された各切断誘導線は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。なお、切れ込みの形状や長さは限定されるものではない。また、ブランクシートSから組み立てたトレイ1を示した各図では、トレイ1の構造を分かり易く図示するために、各切断誘導線の切れ込みの形状は簡略化して示している。
底板10は、図1に示すように、四角形に形成されている。底板10の前後の縁部には、前後の端壁20,20が連設され、底板10の左右の縁部には、左右の外側壁30,30が連設されている(図2参照)。
底板10の左右の縁部には、図2に示すように、固定穴11が形成されるとともに、固定穴11の前後両側に前後の係合穴12,12が形成されている。
前側の端壁20は、図1に示すように、折れ線を介して底板10の前縁部に連設され、底板10の前縁部から上方に向けて延びている。後側の端壁20は、底板10の後縁部に折れ線を介して連設され、底板10の後縁部から上方に向けて延びている。前後の端壁20,20は、四角形の同じ形状に形成されている。前後の端壁20,20は、底板10に対して垂直に形成されている。
端壁20の上縁部の中央部には、下方に向けて窪んだ凹部25が形成されている。凹部25は、上端部から下端部に向かうに連れて左右方向の幅が狭くなる台形状に形成されている。
前側の端壁20の右縁部には、図3に示すように、折れ線を介して、右前の内フラップ21が連設されている。右前の内フラップ21は、前側の端壁20の右縁部から後方に向けて延びている。右前の内フラップ21は、底板10の右縁部に沿って配置されている。
後側の端壁20の右縁部には、折れ線を介して、右後の内フラップ21が連設されている。右後の内フラップ21は、後側の端壁20の右縁部から前方に向けて延びている。右後の内フラップ21は、底板10の右縁部に沿って配置されている。
右前の内フラップ21の前後方向の長さは、底板10の右縁部の長さの半分よりも大きく形成されている。また、右後の内フラップ21の前後方向の長さは、底板10の右縁部の長さの半分よりも大きく形成されている。そして、右前の内フラップ21の先端部(後端部)と、右後の内フラップ21の先端部(前端部)とは、左右方向(内外方向)に重ね合わされている。
右前の内フラップ21の先端部には、下縁部から上方に向けて延びているスリット21aが形成され、右後の内フラップ21の先端部には、上縁部から下方に向けて延びているスリット21bが形成されている(図2参照)。
そして、右前の内フラップ21のスリット21aと、右後の内フラップ21のスリット21bとを組み合わせることで、右前の内フラップ21の先端部と、右後の内フラップ21の先端部とが連結されている。
右前の内フラップ21および右後の内フラップ21には、それぞれ連結穴21c,21cが開口している。連結穴21cは四角形の開口部である。
図1に示すように、前側の端壁20の左縁部には、左前の内フラップ21が連設され、後側の端壁20の左縁部には、左後の内フラップ21が連設されている。
左前の内フラップ21および左後の内フラップ21は、右前の内フラップ21および右後の内フラップ21と同様の構成である。左前の内フラップ21の先端部と、左後の内フラップ21の先端部とが連結されている。また、左前の内フラップ21および左後の内フラップ21には、それぞれ連結穴21c,21cが開口している。
右側の外側壁30は、折れ線を介して底板10の右縁部に連設され、底板10の右縁部から上方に向けて延びている。左側の外側壁30は、底板10の左縁部に折れ線を介して連設され、底板10の左縁部から上方に向けて延びている。左右の外側壁30,30は、四角形の同じ形状に形成されている。左右の外側壁30,30は、底板10に対して垂直に形成されている。
右側の外側壁30の上縁部の中間部には、折れ線を介して、中間板31が連設されている。中間板31は、外側壁30の上縁部に沿って帯状に形成されている。中間板31は、外側壁30の上縁部から内方に向けて延びている。中間板31は、外側壁30に対して垂直に形成されている。
中間板31の内縁部には、折れ線を介して、内側壁40が連設されている。内側壁40は、中間板31の内縁部から下方に向けて延びている。内側壁40は中間板31に対して垂直に形成され、外側壁30と内側壁40とによって二重壁が形成されている。内側壁40は、外側壁30よりも前後方向の幅が小さく形成されている。内側壁40の下縁部は、底板10の上面に当接している。
内側壁40の上縁部の中央部には、固定片42が突出している。また、内側壁40の下縁部には、前後の係合部43,43が突出している。前後の係合部43,43は、底板10の縁部に形成された前後の係合穴12,12に差し込まれている。
左側の外側壁30は、右側の外側壁30と左右対称な構成であり、上縁部に中間板31が連設されるとともに、中間板31の内縁部に内側壁40が連設されている。
前側の端壁20の上縁部には、折れ線を介して前側の桟板50が連設されている。前側の桟板50は、前側の端壁20の上縁部に沿って長方形に形成されている。前側の桟板50は、内側(後方)に向けて突出しており、前側の端壁20に対して垂直に形成されている。
前側の桟板50には、左右の支持部51,51と、両支持部51,51の間に形成された切り取り部52と、が形成されている。左右の支持部51,51は、桟板50の左右の端部に形成されている。
切り取り部52の基端縁部(前縁部)と前側の端壁20の上縁部とは、第一切断誘導線L11を介して連設されている。
切り取り部52の左縁部と、左側の支持部51の右縁部とは、第二切断誘導線L12を介して連設されている。また、切り取り部52の右縁部と、右側の支持部51の左縁部とは、第二切断誘導線L12を介して連設されている。
左右の第二切断誘導線L12,L12は、内側から外側に向かうに連れて(後側から前側に向かうに連れて)左右方向の間隔が狭くなるように形成されている。
切り取り部52の基端縁部の中央部には、端壁20の凹部25を塞いでいる蓋板55が折れ線を介して連設されている。蓋板55は、上側から下側に向かうに連れて前後方向の幅が狭くなる台形状に形成されている。蓋板55の外縁部と凹部25の内縁部とは、第三切断誘導線L13を介して連設されている。
前側の桟板50の右縁部には、折れ線を介して右前の延出板56が連設されている。図2に示すブランクシートSの状態において、延出板56は、桟板50の延長方向に延びている帯状の部位である。
右前の延出板56には、図3に示すように、桟板50の延長方向に延びている状態において、左縁部の前端部から後縁部に亘って傾斜折れ線L20が形成されている。
なお、傾斜折れ線L20は、延出板56の内面に形成されているが、傾斜折れ線L20の構成を分かり易くするために、各図では延出板56の外面にも実線で示している。
傾斜折れ線L20は、延出板56の左縁部の前端部から後方に向かうに連れて左縁部から離れるように傾斜している。本実施形態では、延出板56の左縁部に対する傾斜折れ線L20の傾斜角度は45度に設定されている。
延出板56の基端部56aは、図4に示すように、桟板50に対して下方に向けて折り曲げられており、右前の内フラップ21の外面に重ねられている。
延出板56の先端側の部位56bは、傾斜折れ線L20において基端部56aに対して後方に向けて折り返されている。本実施形態では、延出板56の先端側の部位56bは基端部56aの内面側に折り返されている。
これにより、延出板56の先端側の部位56bは、前後方向に延びた状態で、右前の内フラップ21の外面の上端部に重ねられている。
そして、延出板56は、図1に示すように、直角に折り返した状態で、外側壁30と内フラップ21との間に挟み込まれている。つまり、延出板56は、外側壁30と内側壁40との間に挟み込まれている。
右前の延出板56の先端部の下角部には、図4に示すように、連結片57が形成されている。連結片57は、内フラップ21の連結穴21cに差し込まれる部位である。
連結片57の上縁部は、スリットを介して延出板56に連設され、連結片57の基端縁部は、折れ線を介して延出板56に連設されている。連結片57を延出板56に対して内側に折り曲げることで、連結片57が連結穴21cに差し込まれている。
前側の桟板50の左縁部には、折れ線を介して左前の延出板56が連設されている。左右の延出板56,56は左右対称に形成されている。
図2に示すように、後側の端壁20の上縁部にも、前側の端壁20と同様に、後側の桟板50が連設されている。後側の桟板50には、前側の桟板50と同様に、左右の支持部51,51と、両支持部51,51の間に形成された切り取り部52と、が形成され、左右の延出板56,56が連設されている。
次に、本実施形態のトレイ1を組み立てる手順について説明する。
まず、図2に示すブランクシートSの状態から、図3に示すように、底板10に対して前後の端壁20,20を立ち上げる。また、端壁20に対して桟板50を内側に折り曲げるとともに、端壁20に対して内フラップ21を内側に折り曲げる。
そして、前後の内フラップ21,21のスリット21a,21bを組み合わせて、前後の内フラップ21,21の先端部同士を連結する。
続いて、図4に示すように、延出板56の基端部56aを桟板50に対して下方に向けて折り曲げるとともに、延出板56の先端側の部位56bを、傾斜折れ線L20において基端部56aに対して前後方向に折り返す。このようにして、延出板56を内フラップ21の外面の上端部に重ねる。
また、連結片57を延出板56に対して内側に折り曲げて、連結片57を内フラップ21の連結穴21cに差し込む。このように、延出板56の連結片57を内フラップ21の連結穴21cに係合させることで、トレイ1を組み立てるときに、内フラップ21が戻るのを防ぐことができる。これにより、内フラップ21を作業者が手で押さえている必要がなくなる。
その後、図1に示すように、底板10に対して左右の外側壁30,30を立ち上げる。また、外側壁30に対して中間板31を内側に向けて折り曲げるとともに、中間板31に対して内側壁40を下方に向けて折り曲げる。
そして、内側壁40の下縁部に形成された前後の係合部43,43を、底板10の前後の係合穴12,12に差し込んで、内側壁40の下縁部を底板10の上面に固定する。
また、中間板31に対して内側壁40を下方に向けて折り曲げると、内側壁40の上縁部の中央部に固定片42が突出する。
このようにして、外側壁30および内側壁40によって二重壁を形成し、前後の内フラップ21,21および前後の延出板56,56を外側壁30と内側壁40との間に挟み込むことで、トレイ1の組み立て作業が完了する。
本実施形態のトレイ1に他のトレイ1を積み重ねるときには、前後の桟板50,50の上面で他のトレイ1の下面を支持するとともに、トレイ1の固定片42が他のトレイ1の固定穴11に差し込まれることで、他のトレイ1を安定して積み重ねることができる。
本実施形態のトレイ1から内容物を取り出すときには、図5に示すように、最初に蓋板55を外方から内側に押し込んで、第三切断誘導線L13を切り開く。そして、開口した凹部25に作業者の指を差し込んで、切り取り部52を引き上げる。このようにして、第一切断誘導線L11および両第二切断誘導線L12,L12を順次に切り開いて、桟板50から切り取り部52を切り離す。
本実施形態のトレイ1では、桟板50から切り取り部52を切り離そうとして、切り取り部52を引き上げたときに、延出板56が外側壁30と内側壁40との折り返し部の内面に引っ掛かることで、桟板50の左右の端部の上方への移動が抑えられる。これにより、桟板50の左右の端部に対して切り取り部52を上方に引き上げ易くなるため、桟板50から切り取り部52を容易に切り離すことができる。
このようにして、前後の桟板50,50からそれぞれ切り取り部52,52を切り離して、前後の桟板50,50を切り開くことで、トレイ1の上面開口部を広げることができる。
本実施形態のトレイ1では、両桟板50,50を切り開いたときに、上面開口部の前後左右の角部に支持部51がそれぞれ残る。したがって、トレイ1では、両桟板50,50を切り開いた後でも、他のトレイ1を各支持部51の上面で支持することで、他のトレイ1を安定して積み重ねることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態のトレイ1では、図1に示すように、桟板50の切り取り部52が内側から外側に向かうに連れて左右方向の間隔が狭くなるように形成され、切り取り部52に蓋板55が連設されているが、切り取り部52の形状は限定されるものではない。例えば、切り取り部52に蓋板55を連設することなく、端壁20の凹部25が開口していてもよい。また、端壁20に凹部25を形成しなくてもよい。
本実施形態のトレイ1では、図4に示すように、延出板56の先端側の部位56bを基端部56aの内面側に折り返しているが、延出板56の先端側の部位56bを基端部56aの外面側に折り返してもよい。
本実施形態のトレイ1では、図1に示すように、桟板50に延出板56が連設されているが、延出板56を形成しなくてもよい。
本実施形態のトレイ1では、外側壁30および内側壁40によって二重壁を形成し、内フラップ21を外側壁30と内側壁40との間に挟み込んでいるが、内側壁を設けることなく、外側壁30のみを設けてもよい。
本実施形態のトレイ1では、前後の桟板50,50が設けられているが、前後一方のみに桟板50を設けてもよい。
本実施形態のトレイ1は段ボール製であるが、各種公知の板紙によってトレイ1を形成できる。
1 トレイ
10 底板
11 固定穴
12 係合穴
20 端壁
21 内フラップ
21c 連結穴
25 凹部
30 外側壁
31 中間板
40 内側壁
42 固定片
43 係合部
50 桟板
51 支持部
52 切り取り部
55 蓋板
56 延出板
56a 基端部
56b 先端側の部位
57 連結片
L11 第一切断誘導線
L12 第二切断誘導線
L13 第三切断誘導線
L20 傾斜折れ線
S ブランクシート

Claims (3)

  1. 底板と、
    前記底板の前後の縁部に連設された前後の端壁と、
    前記底板の左右の縁部に連設された左右の側壁と、
    前記端壁の上縁部から内側に突出している桟板と、を備え、
    上側開口部が形成されているトレイであって、
    前記桟板には、
    左右の両端部に形成された左右の支持部と、
    前記両支持部の間に形成された切り取り部と、が形成されており、
    前記切り取り部と前記端壁とは、第一切断誘導線を介して連設され、
    前記切り取り部と前記両支持部とは、左右の第二切断誘導線を介して連設されており、
    前記端壁の上縁部には、下方に向けて窪んだ凹部が形成され、
    前記切り取り部には、前記凹部を塞いでいる蓋板が形成されており、
    前記凹部と前記蓋板とは、第三切断誘導線を介して連設されていることを特徴とするトレイ。
  2. 底板と、
    前記底板の前後の縁部に連設された前後の端壁と、
    前記底板の左右の縁部に連設された左右の側壁と、
    前記端壁の上縁部から内側に突出している桟板と、を備え、
    上側開口部が形成されているトレイであって、
    前記桟板には、
    左右の両端部に形成された左右の支持部と、
    前記両支持部の間に形成された切り取り部と、が形成されており、
    前記切り取り部と前記端壁とは、第一切断誘導線を介して連設され、
    前記切り取り部と前記両支持部とは、左右の第二切断誘導線を介して連設されており、
    前記端壁の左右方向の縁部に連設され、前記側壁の内面に重ねられた内フラップと、
    前記側壁の上縁部に連設され、前記内フラップの内面に重ねられた内側壁と、を備え、
    前記桟板の左右方向の縁部には延出板が連設されており、
    前記延出板の基端部は、前記桟板に対して下方に向けて折り曲げられ、
    前記延出板の先端側の部位は、基端部に対して前後方向に折り返されており、
    前記延出板は、前記側壁と前記内側壁との間に挟み込まれていることを特徴とするトレイ。
  3. 請求項2に記載のトレイであって、
    前記延出板の先端部には、連結片が形成され、
    前記内フラップには、連結穴が開口しており、
    前記連結片が前記連結穴に差し込まれていることを特徴とするトレイ。
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