JP7412132B2 - 椅子 - Google Patents

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Description

本願発明は、肘掛けを備えた椅子に関するものである。
椅子において、例えば事務用等に多用されている回転椅子について肘掛けの取り付け位置を見ると、大まかに、座の下面に固定する、脚支柱の上端に設けたベース(支基)に固定する、背もたれに固定する、ベースに後傾動自在に連結された傾動フレームに固定する、という4つのタイプに分けられる。
このうち、肘掛けを傾動フレームに固定すると、背もたれがロッキングすると肘掛けも一緒に傾動するため、着座者の上半身と腕との相対姿勢に変化はなく、従って、身体の安定性に優れている。
傾動フレームの構造も肘掛けの取り付け態様も様々であるが、特許文献1には、背もたれが前後に開口したフレーム材にメッシュ材を張った構造になっている椅子において、傾動フレーム(公報の名称は背フレーム)を左右の背支柱部(同、連結部材)を有する形態として、左右の背支柱部に背もたれと肘掛けとを固定することが開示されている。
特開2015-93087号公報
肘掛けを傾動フレームに取り付ける場合、傾動フレームから肘支柱を上向きに立ち上げて、肘支柱を座の左右側方に配置することも行われているが、特許文献1のように、肘掛けを傾動フレームの背支柱部に固定すると、座の左右側方は広く開口するため開放感が高く、デザイン的にスッキリする利点がある。
他方、特許文献1では、フレーム材と傾動フレームとの締結構造としては、フレーム材のロアメンバー(下枠)に、ボルトが手前から挿通されるボルト挿通穴を形成して、ボルトを傾動フレームにねじ込むようにしているが、この構成では、ボルト挿通穴とボルトの頭が手前に露出するため、美観が劣ることが懸念される。
更に述べると、特許文献1では、背もたれはフレーム材にメッシュ材を張った構造になっており、フレーム材の下枠はメッシュ材で手前から覆われているが、メッシュ材から透けてボルト挿通穴が見える可能性がある。また、特許文献1では、フレーム材を傾動フレームにボルトで固定してからメッシュ材をフレーム材張らなければならないため、背もたれを完成させた状態にして椅子として組み立てることができず、このため、椅子の組み立てに手間が掛かるおそれもある。
本願発明はこのような現状を背景に成されたものであり、傾動フレームのようなバックフレームに背もたれが固定されている椅子に関し、美観の向上等を課題とするものである。
本願発明は様々に展開することが可能であり、典型的な構成を各請求項で特定している。このうち請求項1の発明に係る椅子は、
背もたれと、左右の背支柱部を有して前記背もたれが前から重なるバックフレーム、前記バックフレームの左右背支柱部に側方又は後方から重なるようにして取り付く肘掛けとを有し、
前記背もたれは、前記バックフレームにおける背支柱部のうち前記肘掛けが重なる部位から挿通したボルトによって前記背支柱部に固定されており、前記ボルトの頭が前記肘掛けによって隠れるように設定されてい
という基本構成において、
前記背もたれは、上下長手の左右サイドメンバーとその下端に連続したロアメンバーとを有して前後に開口した背フレームに可撓シート材が張られた構造であり、
前記背フレームにおけるロアメンバーの左右中間部と前記バックフレームの左右中間部とのうちいずれか一方には位置決めボスを、他方には、前記位置決めボスが前後方向から嵌合する位置決め穴を形成しており、前記位置決めボスが位置決め穴に嵌合することにより、前記背フレームがバックフレームに対して後ろ向き倒れ回動しないように保持されている
という構成になっている。
なお、この場合、肘掛けの配置位置の「側方又は後方」は、側方及び後方に向いて斜め後方(或いは斜め側方)も含んでいる。また、肘掛けはオプション品であることが多いが、肘掛けを取り付けない場合は、ボルトの頭はカバーで覆われる。従って、ボルトが露出することはない。
請求項2の発明は請求項1を具体化したもので、
「前記肘掛けは、前記背支柱部に形成された凹部に嵌合するボスと、前記ボスの外側に広がるフランジ板とを有しており、前記ボルトの頭は前記フランジ板によって隠れている」という構成になっている。
この場合、ボルトの頭は、肘掛けのボスが嵌まる凹部の端部に配置してもよいし、ボスが嵌まる凹部に連通した補助凹部に配置されていてもよい。或いは、ボス用の凹部とは異なる部位に設けた凹部に配置してもよい。更に、凹部を形成せずに、背支柱部に、ボルトの頭が隠れる座繰り穴を形成しただけであってもよい。
請求項3の発明は請求項1又は2を具体化したもので、
「前記背もたれには、前記ボルトの軸心方向に突出した切頭角錐状の位置決め突起が形成されている一方、前記バックフレームの背支柱部には、前記背もたれの位置決め突起が嵌合する切頭角錐状の位置決め凹部が形成されている」
という構成になっている。
請求項の発明は、請求項1~のうちのいずれかにおいて、
前記背もたれのロアメンバーは、正面視で下向きに膨らむように湾曲している一方、
前記バックフレームは、前記背フレームのロアメンバーが重なるように正面視で下向きに膨らんだ弓形形状になっている」
という構成になっている。
本願発明では、背もたれは、バックフレームの背支柱部に側方又は後方から挿通されたボルトによってバックフレームに固定されるため、背もたれが予め組み立てられた状態であっても、背もたれをバックフレームに問題なく固定できる。従って、椅子の組み立てを能率良く行える。
そして、ボルトは後ろ又は側方からバックフレームの背支柱部に挿通されるため、ボルト挿通穴やボルトの頭が手前から人目に触れることはない一方、背もたれ固定用のボルトの頭及びボルト挿通穴は肘掛けで隠れているため、ボルト及びボルト挿通穴はいずれの方向からも視認できない。すなわち、椅子の構成部材としての肘掛けが、背もたれをバックフレームに固定するためのボルトを隠すカバーの役割を果たしている。従って、構造を複雑化させることなく美観を向上できる。
請求項2のように、肘掛けに設けたボスを背支柱部に設けた凹部に嵌合させると、肘掛けがバックフレームに対して強固に姿勢保持されるため、肘掛けを、少ない本数のボルトによって強固に固定できる。
更に述べると、本願発明では、肘掛けはバックフレームの背支柱部から手前に向けて突出した状態になるため、肘掛けに人の荷重が作用すると、肘掛けは、椅子の側面視で基部を支点にして捩じられようとするが、本願請求項2のように肘掛けのボス部と凹と所が切頭角錐状であると、ボスは凹部に対して捩じり回転不能に嵌合しているため、肘掛けに高い支持強度を保持させることができる。
そして、背もたれを固定するためのボルトはフランジ板で隠れているため、ボルトの頭を肘掛けのボスと干渉しない部位に配置することができる。従って、肘掛けをしっかりと固定できる機能を損なうことなく、背もたれを背支柱部に固定することができる。
肘掛けにフランジ板を設ける場合、フランジ板の表面とバックフレームにおける基部の表面及び背フレームの表面とが同一面を成すように形成すると、バックフレームの外周面と背もたれの外側面(及び上面)とが連続してループ形状を構成するため、デザイン的に統一されたスッキリとした外観を実現できる。従って、美観に優れて商品価値の高い椅子と成すことができる。
請求項3のように、背もたれの位置決め突起と背支柱部の位置決め凹部とを嵌め合わせると、背もたれの姿勢保持機能を格段に向上できるため、少ない本数のボルトによって背もたれをバックフレームに強固に固定することができる。特に、本願発明では、背もたれは後ろ倒れしない状態でバックフレームに固定されるため、実施形態のような左右2本のボルトによる締結であっても、強固に固定できる。
さて、特許文献1のように背支柱部が真上に立ち上がっていると、背もたれに作用した荷重は背支柱部に対して曲げ力として作用するため、背支柱部の付け根部に応力が集中することになる。従って、高い強度を確保するためには、背支柱部を厚肉にするなどの対応が必要になる。
これに対して、請求項のようにバックフレームを弓形に形成すると、背支柱部は左右方向に広がりつつ上向きに立ち上がるため、背もたれに作用した荷重はバックフレームの広い範囲に分散する。従って、バックフレームは、過度に厚肉化することなく必要な支持強度を確保できる。
実施形態を示す図で、(A)は正面図、(B)は前方から見た斜視図、(C)は後ろから見た斜視図である。 (A)は背面図、(B)は側面図、(C)はアッパーカバーとサイドカバーとの分離斜視図、(D)はアッパーカバーとサイドカバーとが当接した状態での分離斜視図である。 部材の分離斜視図である。 分離背面図である。 (A)は背フレームと補助プレートとの分離斜視図、(B)は背フレームとバックフレームとの分離斜視図である。 (A)は背フレームの下部の正面図、(B)はバックフレームを前向きにしで背フレームを後ろ向きにした状態での分離図である。 背フレームとバックフレームとの接続状態を示す分離斜視図であり、(A)は後ろから見た図、(B)は互いの姿勢を変えて前から見た図である。 (A)はバックフレームとバックカバーとの分離斜視図、(B)はバックカバーの斜視図、(C)はバックフレームを前から見た部分斜視図である。 (A)はバックフレームと肘掛けとを前から見た分離斜視図、(B)はバックフレームと肘掛けとを横から見た分離斜視図である。 (A)は背フレームの一部破断正面図、(B)は背フレームの一部破断背面図である。 (A)は背フレームとサイドカバーとの分離斜視図、(B)はサイドカバーの下部の斜視図、(C)はバックフレームを前から見た部分斜視図である。 (A)は背フレームを後ろから見た部分斜視図、(B)は図4のXIIB-XIIB視断面図である。 図4のXIII-XIII視断面図であり、(A)はサイドカバーを省略した状態の図、(B)はサイドカバーを取り付けた状態の図である。 図4のXIV-XIV視断面図であり、(A)はアッパーカバーを省略した状態の図、(B)はアッパーカバーを取り付けた状態の図である。 背フレームの中央部の縦断側面図で、図6(B)のXV-XV視断面図である。 (A)は図6(B)のXVIA-XVIA 視断面図、(B)は図6(B)の XVIB-XVIB視断面図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明では方向を特定するため「前後」「左右」の文言を使用するが、この前後左右の文言は着座した人を基準にしている。正面視方向は着座した人と対峙した方向であり、従って、正面視での左右と着座した人から見た左右とは逆になる。
(1).椅子の概略
まず、主として図1~図4を参照して椅子の概要を説明する。本実施形態は事務用等に多用されている回転椅子の背もたれに適用しており、椅子は、ガスシリンダより成る脚支柱を有する脚装置1と、脚支柱の上端に固定したベース2と、ベース2の上に配置した座3と、着座した人がもたれ掛かり得る背もたれ4とを備えている。
例えば図3に明示するように、ベース2には、請求項に記載したバックフレームの一例として、左右のアーム5aを備えた傾動フレーム5が、ばね手段に抗して後傾動するように連結されている。また、図2(B)に示すように、ベース2には、座3が固定された座受け体6が後退動自在に連結されており、座受け体6は、傾動フレーム5のアーム5aに相対回動可能に連結されている。従って、座3は、背もたれ4と連動して後退しつつ少し後傾する。
なお、座3は、樹脂製の座インナーシェルの上面にクッションを配置してこれを表皮材で覆った構造になっており、座インナーシェルが、直接に又は座アウターシェルを介して
座受け体6に固定されている。
図1から理解できるように、傾動フレーム5は、内向きに湾曲して上向きに延びる左右の背支柱部7を備えており、背支柱部7と基部8とは、正面視(及び背面視)で上向きに反るように(下向きに膨らむように)滑らかに連続した弓形の形態を成している。また、傾動フレーム5は、内向き稜線9と外向き稜線10と後ろ向き稜線11とを有して、大まかには三角形の断面形状を成している。従って、傾動フレーム5は、図3に現れている前面12と、図1(C)に現れている傾斜状外周面14及び傾斜状内周面13とを有しており、傾斜状外周面14及び傾斜状内周面13とは山形に交叉している。
また、傾動フレーム5のうち基部8と背支柱部7とから成る部分は、左右両端(上端)に向かって細くなっている。このため、傾斜状外周面14及び傾斜状内周面13は、左右中間部が最も幅広で、左右両端に向かって幅が狭くなっている。図2(A)や図4に示すように、背支柱部7の外面には、オプション品としての肘掛け15を取り付けることが可能であり、肘掛け15を取り付けない場合は、背支柱部7の外面はバックカバー16で覆われている。
例えば図3に示すように、背もたれ4は、前後に開口した背フレーム17とその前面に張られたシート材(メッシュ材)18とを備えている。また、図3に明示するように、背フレーム17は、上下長手の左右サイドメンバー19と、左右長手のアッパーメンバー20と、傾動フレーム5の基部8及び背支柱部7の前面に重なるロアメンバー21とで構成されている。ロアメンバー21は、傾動フレーム5の形状に合わせて上向きに反った弓形に湾曲している。なお、各メンバー19,20,21は合成樹脂製である。傾動フレーム5はアルミダイキャスト品を採用しているが、合成樹脂製とすることも可能である。
背フレーム17のサイドメンバー19は、左右方向の内向きに突出した内向き稜線23と、左右方向の外向きに突出した外向き稜線24と、内向き稜線23及び外向き稜線24の間において後ろ向きに突出した後ろ向き稜線25とを備えている。従って、内向き稜線23及び外向き稜線24の間の部位は前面26になって、外向き稜線24と後ろ向き稜線25との間の部分は外周面(外側面)27になって、後ろ向き稜線25と内向き稜線23との間の部分は内周面(内側面)28になっている。
図1から理解できるように、サイドメンバー19の各稜線23,24,25と各面26,27,28は、アッパーメンバー20まで連続している。すなわち、サイドメンバー19の前面26はアッパーメンバー20の前面26aと連続し、サイドメンバー19の外周面27はアッパーメンバー20の外周面27aと連続し、サイドメンバー19の内周面28はアッパーメンバー20の内周面(下面)28′と連続している。
他方、ロアメンバー21については、サイドメンバー19の各稜線23,24,25は傾動フレーム5の各稜線と連続しているため、図3に示すように、ロアメンバー21の内向き稜線23bはサイドメンバー19の内向き稜線23から段落ちし、また、ロアメンバー21には後ろ向き稜線は存在しない。ロアメンバー21の外向き稜線24bはサイドメンバー19の外向き稜線24bと連続している。但し、ロアメンバー21の下部は切除部21aになっており、この切除部21aに補助プレート29が連結されている。従って、ロアメンバー21の外向き稜線24bは連続していない。
また、ロアメンバー21の前面26bはサイドメンバー19の前面26と連続しているが、ロアメンバー21には、サイドメンバー19の外側面27と内側面28とに対応した面はなく、サイドメンバー19の外側面27と内側面28から段落ちした状態の後面28c(図6(C)参照)が存在している。
シート材18は、サイドメンバー19及びアッパーメンバー20並びにロアメンバー21の上部に対して超音波溶着によって直接固定されているが、ロアメンバー21の箇所では、シート材18は補助プレート29に固定されており、補助プレート29を介してロアメンバー21に取り付けられている。
なお、図1や図2(A)、図3では、シート材18は点線の平行斜線で表示しており、背フレーム17の前面の態様はそのまま表示しているが、実際には、背フレーム17の前面の態様はシート材18で隠れて見えない(シート材18の種類によっては、少し透けて見えることが有り得る。)。
(2).背フレームと傾動フレームとの連結構造
次に、背フレーム17と傾動フレーム5との連結構造を説明する。図面は、主として図5~9を参照する。
例えば図5に示すように、傾動フレーム5における基部8の前面12には、前向きに開口したメイン凹部31が形成されており、メイン凹部31の内部に、縦横に延びる多数の補強リブ32を形成している。また、基部8の左右中間部(メイン凹部31の左右中間部)には、ロッキング用ガスシリンダ33a(図2(A)(B)に僅かに現れている)の後端部を取り付けるためのセンター凹部33が形成されている。センター凹部33は、リブで囲われた状態になっている。
同じく図5に示すように、背フレーム17のロアメンバー21に、左右一対の位置決めボス34を後ろ向きに突設している一方、傾動フレーム5の基部8には、位置決めボス34が手前から嵌入する位置決め穴35(図16(A)も参照)を形成している。位置決め穴35は補強リブ32で囲われた構造になっている。位置決めボス34はかなり大きな突出寸法であり、これが殆どクリアランスのない状態で位置決め穴35に嵌合していることにより、背フレーム17は、傾動フレーム5に対し、後ろ向きに倒れ回動しない状態に強固に取り付けられる。
更に、例えば図7に明示するように、傾動フレーム5における背支柱部7の上端部に、手前と上方とに開口した位置決め凹部(サイド凹部)36を形成している一方、背フレーム17におけるロアメンバー21の左右上端部に、位置決め凹部36にきっちり嵌合する位置決め突起(サイド突起)37を形成して、位置決め突起37と位置決め凹部36とが、ボルト38及びナット39で締結されている。
位置決め凹部36及び位置決め突起37は切頭角錐状の形態を成しており、位置決め突起37に、ナット39が回転不能に保持される横向きのポケット穴40を形成している一方、位置決め凹部36の底板には、ボルト挿通穴41が空いている。
図5から理解できるように、傾動フレーム5における背支柱部7のうち位置決め凹部36の下方部は後ろ向きに開口したバック凹部42になっており、ボルト38は、バック凹部42の上縁に連続して設けた補助凹部42a(例えば図7参照)から位置決め凹部36の底板に挿通されている。従って、ボルト38の頭はバック凹部42の上縁部に露出しており、ボルト38の挿通穴は、バック凹部42と位置決め凹部36とに連通している。
背フレーム17は、位置決めボス34と位置決め穴35との嵌まり合いに加えて、位置決め突起37と位置決め凹部36との嵌まり合いによって姿勢保持されているため、左右2本のボルト38のみによる締結であっても、傾動フレーム5に対して強固に固定されている。また、位置決め突起37と位置決め凹部36とは切頭四角錐状になっているため、
ボルト38を締め込むと、位置決め突起37が位置決め凹部36に対してしっかりと密着する(食い込む)。その結果、背フレーム17は、ガタ付きがない状態で傾動フレーム5に強固に固定される。
更に、背もたれ4は、着座者の荷重により、背支柱部7の上端を支点にして回動しようとするが、背支柱部7の上端よりも低い位置に位置決めボス34が存在しているため、背もたれ4に作用したモーメントをしっかりと支持、高い支持強度を確保できる。
背支柱部7は前傾しているが、位置決めボス34は背支柱部7の軸心方向O3(図2(B)参照)と略同じ方向に傾斜しているため、背フレーム17の取り付けの容易性を損なうことなく、高い支持強度を確保できる。なお、位置決めボス34及び位置決め穴35は、左右中間部に1か所だけ設けてもよい。位置決めボス34を傾動フレーム5に設けて、位置決め穴35を背フレーム17に形成することも可能である。
(3).肘掛け及びバックカバーの取り付け構造
傾動フレーム5には、前向きに開口した位置決め凹部36と後ろ向きに開口したバック凹部42とが形成されているため、傾動フレーム5の基部8と背支柱部7とを全体として見ると、前向きに開口した位置決め凹部36とメイン凹部31との間に、後ろ向きに開口したバック凹部42が存在している。
図8(A)や図9(B)から理解できるように、バック凹部42は、概ね四角形であって底部に向けて断面積が縮小するテーパ形状になっている。すなわち、バック凹部42は切頭四角錐状になっている。そして、背支柱部7の外面に基部8の外面から少し段落ちした段部43になっており、この段部43にバック凹部42が形成されている。
図1,2では、肘掛け15は、固定式肘掛け15aと可動式肘掛け15bとを重ねて表示している。実際には、いずれか一方が取り付けられる。図9では固定式肘掛け15aを表示しており、固定式肘掛け15aの基部に、傾動フレーム5のバック凹部42に嵌合する切頭四角錐状の位置決めボス45が形成されており、肘ベース15aは、位置決めボス45に外側から挿通されたボルト46によって傾動フレーム5に締結されている。従って、傾動フレーム5におけるバック凹部42の底部には、ボルト46が螺合するタップ穴47を形成している。
図9(B)に示すように、固定式肘掛け15aの基部には、ボルト46の頭が隠れる座繰り穴48を形成している。また、固定式肘掛け15aには、背支柱部7の外周面である段部43に重なるフランジ板49が一体に形成されている。従って、バック凹部42に連続した補助凹部42aはフランジ板49によって塞がれており、結果として、ボルト38の頭はフランジ板49で隠れている。
可動式肘掛け15bは、背支柱部7に固定されるベース体と、ベース体に上下回動自在及び水平旋回自在に取り付けられた中間アームと、中間アームの先端に水平旋回可能に取り付けられた肘当てとを有しており、ベース体の基部は固定式肘掛け15aの基部と同様に構造になっていて、固定式肘掛け15aと同じボルト46で背支柱部7に固定される。
既述のとおり、傾動フレーム5に肘掛け15を取り付けない場合は、バック凹部42はバックカバー16で覆われる。バックカバー16は傾動フレーム5の段部43に嵌合するようになっており、上向きの第1係合爪50と、背支柱部7のバック凹部42に入り込む一対の第2係合爪51と、バック凹部42よりも下方において前向きに突出した2本の第3係合爪52とにより、傾動フレーム5に取り付けられている。
従って、背支柱部7の上端部には、第1係合爪50が嵌まり込んで係合する一対の第1
係合穴53が形成されて、背支柱部7のうちバック凹部42の内部には、第2係合爪51が弾性変形してから係合する第2係合穴54が形成されて、バック凹部42よりも下方の段部43には、第3係合爪52が弾性変形してから係合する一対の第3係合穴55が形成されている。
第1係合穴53は後ろ向きのみに開口した袋状になっており、第1係合爪50は、上向きにスライドさせることによって第1係合穴53に係合する。従って、バックカバー16の上端は、上向きずれ不能及び後ろ向き起こし不能に保持される。他方、第2係合穴54及び第3係合穴55は前後に開口している。一対の第2係合爪51は、鉤部の姿勢が相違しており、弾性変形して倒れる方向が相違している。従って、抜け防止効果が高い。一対の第3係合爪52の鉤部は同じ向きになっている。
また、第3係合爪52の下方に、第3係合穴55に嵌入する補助突起56を前向きに突設している。従って、バックカバー16は、第1係合爪50によって上向き移動不能に保持された状態で、補助突起56によって下向き移動不能に保持されている。従って、バックカバー16は、ガタ付きのない状態にしっかりと取り付けられる。また、バックカバー16は傾動フレーム5の段部43に嵌まっていて、バックカバー16の表面と傾動フレーム5の傾斜状外周面14とは同一面を成す状態になっているため、美観が優れていると共に、引き起こし難くなっている。
本実施形態では、肘掛け15を取り付けるためのバック凹部42を利用して、背フレーム17を傾動フレーム5にボルト38で締結している。すなわち、肘掛け15を取り付けるためのバック凹部42を、背フレーム17を固定するためのボルト38の配置空間として利用している。従って、ボルト38の頭が露出することはなくて、美観に優れている。
また、ボルト38は背フレーム17のロアメンバー21に後ろからねじ込んでいるため、背フレーム17にシート材18が張られて背もたれ4として完成した状態であっても、問題なく固定できる。従って、椅子の組み立てを能率良く行える。
(4).背フレーム及びシート材
念のため、背フレーム17の構造やシート材18の取り付け構造なども説明する。図面は、主として図10~16を参照する。
既述のとおり、背フレーム17におけるサイドメンバー19とアッパーメンバー20とは、互いに連続した3本の稜線23~25と3つの面26~28を有しており、従って、図12~14に示すように、サイドメンバー19とアッパーメンバー20とは概ね三角形状の断面形状になっているが、両メンバーとも、軽量化のため前面26,26aに多数の凹所59を形成している(前面26,26aに長溝を形成して、長溝にリブを配置しているという見方もできる。いずれにしても、前面26,26aは平坦面ではない。)。
図12,13のとおり、サイドメンバー19の外周面27は緩く湾曲して外向きに膨れている。また、サイドメンバー19の前面26のうち外向き稜線24に近接した縁部にはV形の縦溝60を形成して、縦溝60に緩衝エッジ60aを配置している。
図12(B)や図13に示すように、サイドメンバー19の内周面28は、平面視において外周面27と丸みを帯びつつ略V字状に交叉した(鋭角を成して交叉した)第2面28aと、第1面28aとく字状に交叉した(鈍角を成して交叉した)第1面28bとを有しており、第1面28bにシート材18が溶着によって固定されている(溶着部を符号65で示している。)。図12(B)に明示するように、内周面28における第1面28bの垂線O1は、平面視において、後ろ向きでかつ背フレーム17の内側に倒れるように斜め内向きに傾斜している。
例えば図11(A)や図12(A)に示すように、サイドメンバー19の内周面28には、シート材18を溶着前に仮止めする仮止め部の一例として、フック63が上下適宜間隔で多数形成されている。従って、シート材18の長側縁には、フック63に嵌まり込む仮止め穴64が周方向に断続的に形成されている。また、図12(B),図13に示すように、内周面28の内周縁には突条62が略全長にわたって形成されている。従って、サイドメンバー19の内周面28には後ろ向きに凹んだ凹溝が形成されており、シート材18の縁部やフック63などは凹部の底面に形成されている。
フック63は側面視で中空の門型を成している。また、図13に明瞭に現れているが、フック63の内側には、フック63を成型するためにスライド型を使用したことに起因して、逃がし溝63aが形成されている。突条62は、逃がし溝63aの箇所ではブリッジ部62aになっている。
シート材18は、サイドメンバー19の箇所では、前面26から外周面27を経て内周面28に巻き込まれており、先端縁は突条62の近くまで至っている。そして、シート材18は、フック63の上下両側の部位において、第1面28bに超音波溶着によって固定されている。
シート材18の溶着は、図12に一点鎖線で一部を表示したホーン66を加振しつつシート材18に押し当てることによって行われるが、内周面28の第1面28bを後方に向けて内向きに傾斜させることにより、ホーン66の駆動部が背フレーム17の他の部位に干渉しないように配慮されている。
図12(A)や図14に示すように、アッパーメンバー20の内周面28′に多数のフック63を形成して、隣り合ったフック63の間においてシート材18をアッパーメンバー20に溶着しているが、内周面28′における第2面28b′の垂線をO2についても、後方に向けて内向きに傾斜させることにより、ホーン66の駆動部がロアメンバー21に干渉しないように設定している。
(5).サイドカバー・アッパーカバー
サイドメンバー19の内側面28は上下長手のサイドカバー70で覆われて、アッパーメンバー20の内周面28′はアッパーカバー71によって下方から覆われている。従って、シート材18の縁部や溶着部65もカバー70,71によって覆われる。
また、図2(D)に明示するように、サイドカバー70とアッパーカバー71とは一連に連続している一方、例えば図1(C)に示すように、サイドカバー70と傾動フレーム5の傾斜状内周面13とは一連に連続している。従って、傾動フレーム5の傾斜状内周面13と左右サイドカバー70とアッパーカバー71との4つの面が、継ぎ目はあるものの、全体として同一面を成すループ内周面になっている。このため、優れた美的効果を発揮している。
カバー70,71の取り付け手段として、基本的には、図11(A)や図13(B)、図14(B)に示すように、前向きに突出した係合爪72をサイドメンバー19及びアッパーメンバー20に形成した係合段部73に係合させる(引っ掛ける)ことによって行っている。
この場合、フック63を中空の門型に形成して、係合段部73はフック63の箇所に形
成しており、従って、係合爪72はフック63の内部に挿入している。このため、係合爪72がフック63によって位置決めされる利点がある。更に、係合爪72は、シート材18に形成された仮止め穴64を挿通して係合段部73に係合している。従って、係合爪72を逃がすための穴をシート材18に加工する必要はない。
また、既述のとおり、金型を使用した射出成型に際しては、フック63はスライド型を使用して形成されるが、係合段部73もスライド型によって形成される。従って、シート材18の仮止め手段とカバー70,71の取り付け手段とを容易に形成できる。
例えば図11(A)や図12(B),図14(B)に示すように、サイドカバー70及びアッパーカバー71には、各係合爪72の箇所に位置した前向き傾斜リブ74を設けることにより、サイドメンバー19及びアッパーメンバー20における突条のブリッジ部62aを挟むV形係合部75を形成している。従って、人がカバー70,71の内側縁に指先を当てて後ろに引いても、カバー70,71が捲れることはない。
また、図11(B)(C)に示すように、サイドカバー70の下端の内面に下向き片76を設けて、この下向き片76を、背支柱部7の上端と背フレーム17との間に形成された隙間77に上から嵌め込んでいる(図11(B)(C)の矢印76a参照。)。従って、サイドカバー70の下端は、内向き離反不能に保持されている。
また、図2(C)(D)や図4に明示するように、サイドカバー70の上端に内向き部70aが形成されており、内向き部70aの先端に設けた段落ち部78が、アッパーカバー71の左右両端に形成した段上がり部79に下から重なっている。従って、サイドカバー70とアッパーカバー71との一体性が高まっていると共に、アッパーカバー71は下向き離反不能に保持されている。
また、段上がり部79と段落ち部78とが重なることにより、サイドカバー70の上端は内向きにずれないように保持されている。従って、サイドカバー70は、前後・左右・上下のいずれの方向にも離反しないように保持されており、その結果、アッパーカバー71も、前後・左右・上下のいずれの方向にも離反しないように保持されている。
実施形態では、傾動フレーム5の内周面13とサイドカバー70とアッパーカバー71とが連続して傾斜状の内周ループ面を形成し、傾動フレーム5の外周面14と肘掛け15のフランジ田44(又はバックカバー16)とサイドメンバー19の外側面27とアッパーメンバー20の外周面27aとが連続した傾斜状の外周ループ面を形成しており、内周ループ面と外周ループ面とは後ろ向き稜線11,25を境にして交叉しているため、椅子のバックビューにおいて統一性のある優れた美観を呈している。
また、実施形態では、傾動フレーム5は正面視(及び背面視)と平面視との両方において湾曲しているため、背支柱部7に後ろ向きの荷重が作用すると、その荷重は傾動フレーム5の全体で支持される。従って、過剰に厚くすることなく必要な支持強度を得ることができる。
(6).補助プレート
次に、補助プレート29を説明しておく。図面は、主として図5,6,15,16を参照する。
図5に示すように、補助プレート29は、左右中間部が幅狭で左右両側に向けて幅広になっており、上面は湾曲形状で凹んでいる。そして、ロアメンバー21のうち位置決めボス34よりも左右方向外側の位置に、水平姿勢の支軸80がブラケット片を介して形成さ
れている一方、補助プレート29には、支軸80に手前から弾性に抗して嵌合するキャッチ81が形成されている。従って、補助プレート29は、支軸80の軸心周りに回動可能である。
また、傾動フレーム5の下端部のうち位置決めボス34で挟まれた部位に、左右一対の係合穴82を下向きに開口した状態に形成している一方、補助プレート29に、係合穴82にずれ不能に嵌入する係合爪83を上向きに突設している。係合爪83は、平面視でコ字形になっている。
補助プレート29は、概ね水平状の姿勢にして、図5(A)に矢印84で示すようにキャッチ81を下方から支軸80に嵌め込むことができる。次いで、図5(B)に矢印85で示すように下向きに回動させると、図5(A)に矢印86で示すように、係合爪83が弾性変形して係合穴82に手前から嵌入する。これにより、補助プレート29の姿勢保持が行われる。
更に、本実施形態では、図16(B)に示すように、補助プレート29に左右一対のストッパー突起87を後ろ向きに突設して、このストッパー突起87を、傾動フレーム5の基部8にリブによって形成された前向きのストッパー穴88に手前から嵌め入れている。そして、ストッパー突起87は支軸80よりも下方に位置しているため、ストッパー突起87がストッパー穴88に嵌まっていると、補助プレート29は上向き回動不能に保持される。従って、ビスによって固定しなくても、シート材18に引っ張られて補助プレート29が上向きに回動してしまうような不具合を防止できる。シート材18の下部は、予め補助プレート29の後面に溶着又はタッカーで固定されている。
本願発明は、上記の他にも様々に具体化できる。背もたれが実施形態のようなメッシュタイプである場合、背フレームの断面形状は、略四角形や楕円形なども採用できる。傾動フレームについても、背面視で略コ字に形成することも可能である。肘掛けに複数のボスを形成して、傾動フレームに複数の凹部を形成することも可能である。
バックフレームは、背フレームと略相似形のループ状に形成することも可能である。また、本願発明は、回転椅子には限らず、各種の椅子に具体化できる。劇場用椅子のような固定式の椅子にも適用可能である。実施形態では、ボルトの頭が凹部に入り込んでいるが、ボルトの頭を背支柱部の表面から突出させて、これを肘掛けで覆うことも可能である。
本願発明は椅子に具体化できる。従って、産業上利用できる。
4 背もたれ
5 バックフレームの一例としての傾動フレーム
13 傾斜状内周面
14 傾斜状外周面
15 肘掛け
15a 固定式肘掛け
16 バックカバー
17 背フレーム
18 シート材(メッシュ材)
19 サイドメンバー
21 ロアメンバー
29 補助プレート
34 位置決めボス
35 位置決め穴
36 位置決め凹部
37 位置決め突起
38 背もたれを固定するボルト
39 ナット
40 ナットを保持するポケット穴
42 肘掛けのボスが嵌まるバック凹部
42a 補助凹部
43 段部
45 肘掛けのボス
46 肘掛けを締結するためのボルト
47 タップ穴
49 フランジ板

Claims (4)

  1. 背もたれと、左右の背支柱部を有して前記背もたれが前から重なるバックフレーム、前記バックフレームの左右背支柱部に側方又は後方から重なるようにして取り付く肘掛けとを有し、
    前記背もたれは、前記バックフレームにおける背支柱部のうち前記肘掛けが重なる部位から挿通したボルトによって前記背支柱部に固定されており、前記ボルトの頭が前記肘掛けによって隠れるように設定されている椅子であって、
    前記背もたれは、上下長手の左右サイドメンバーとその下端に連続したロアメンバーとを有して前後に開口した背フレームに可撓シート材が張られた構造であり、
    前記背フレームにおけるロアメンバーの左右中間部と前記バックフレームの左右中間部とのうちいずれか一方には位置決めボスを、他方には、前記位置決めボスが前後方向から嵌合する位置決め穴を形成しており、前記位置決めボスが位置決め穴に嵌合することにより、前記背フレームがバックフレームに対して後ろ向き倒れ回動しないように保持されている、
    椅子。
  2. 前記肘掛けは、前記背支柱部に形成された凹部に嵌合するボスと、前記ボスの外側に広がるフランジ板とを有しており、前記ボルトの頭は前記フランジ板によって隠れている、
    請求項1に記載した椅子。
  3. 前記背もたれには、前記ボルトの軸心方向に突出した切頭角錐状の位置決め突起が形成されている一方、前記バックフレームの背支柱部には、前記背もたれの位置決め突起が嵌合する切頭角錐状の位置決め凹部が形成されている、
    請求項1又は2に記載した椅子。
  4. 前記背もたれのロアメンバーは、正面視で下向きに膨らむように湾曲している一方、
    前記バックフレームは、前記背フレームのロアメンバーが重なるように正面視で下向きに膨らんだ弓形形状になっている、
    請求項1~3のうちのいずれかに記載した椅子。
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