JP7116617B2 - 椅子及びそのカバー装置 - Google Patents
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Description
「椅子の本体部と、弾性変形する係合爪を介して前記本体部に取付けられたカバーと、を有し、
前記係合爪は、前記カバーとは別部材に作られていて前記カバーに固定されている構成であって、
前記係合爪は、棒状又は板状であって前記椅子の本体部を逆方向から挟持するように一対配置されていて、前記一対の係合爪の基端がジョイント部によって一体に繋がっており、前記ジョイント部がビスで前記カバーに固定されている」
という構成になっている。
「前記カバーは、背もたれが取り付く背支柱に、当該背支柱を左右外側から覆う状態に装着されるものであり、
前記背支柱は略平面視角形になっている一方、
前記カバーは、前記背支柱の上面と前後面と外側面とを覆うように天板付きの樋状に形成されており、前記カバーの内部に、前記背支柱を前後から挟持して外向き離脱不能に保持する前後一対の係合爪が配置されており、前記一対の係合爪の基端は、前記カバーの内底面に重なるジョイント部によって一体に繋がっており、前記係合爪のジョイント部がビスによって前記カバーに固定されている」
という構成になっている。
「前記背支柱の前後両面に、前記係合爪が嵌まり込む切り開き溝が形成されており、前記カバーを左右外側から前記背支柱に対して横向きに嵌め込むと、前記係合爪が前後方向にいったん逃げ回動してから戻り回動して前記背支柱に係合するようになっている一方、
前記カバーの前後内面には、前記係合爪がいったん逃げ回動して前記切り開き溝に入り込むことを許容する逃がし溝が形成されている」
という構成になっている。
「椅子の本体部を覆うカバーと、前記本体部に設けた被係合部に係合する弾性変形可能な係合爪とから成り、前記係合爪は、前記カバーとは別体に構成されていて前記カバーに固定されている構成であって、
前記係合爪は、棒状又は板状であって前記椅子の本体部を逆方向から挟持するように一対配置されていて、前記一対の係合爪の基端がジョイント部によって一体に繋がっており、前記ジョイント部がビスで前記カバーに固定されている」
という構成になっている。
次に、本願発明の実施形態を説明する。本願発明は、オフィス等で使用されている回転椅子に適用している。まず、図1,2を参照して、椅子の概要を説明する。椅子は、座1と背もたれ2と脚装置3とを備えている。脚装置3は、5本の枝杆とガスシリンダよりなる脚支柱4とを備えており、各枝杆の先端にキャスタを設けている一方、脚支柱4の上端にベース(図示せず)を嵌着している。脚支柱4は、座1の前後中間点よりも少し後ろに配置されている。
次に、背支柱7に対する背もたれ2の取付け構造を、図3~5を参照して説明する。図3(A)に示すように、背もたれ2は、樹脂製の背インナーシェル10の前面に背クッション11を重ね配置した構造であり、背インナーシェル10の左右側部が、背用傾動ユニット12を介して背支柱7の上端部に後傾動可能に取付けられている。背クッション11は、クロス等の表皮材で覆われている。また、背インナーシェル10の背面も表皮材で覆われている。従って、表皮材は袋状に形成されている。
図1(A)のとおり、背支柱7の上端部に肘掛け9を取り付けることができるが、肘掛け9を取付けていない状態では、例えば図5に示すように、背支柱7の上部は上カバー30で覆われている。上カバー30の外面はその下方の部位と同一面になっている。従って、例えば図4(A)に明示するように、背支柱7のうち上カバー30で覆われている上部7cは、段部7bを介して少し細くなっている。
念のため、肘掛け9とその取付け構造を、図6,7を参照して説明しておく。肘掛け9は固定式であり、前後に長いループ状になっている。すなわち、肘掛け9は、背支柱7の上部に重なる基部9aと、これから前向きに突出した上下のアーム部9b,9cと、上下のアーム部9b,9cの前端に繋がった先端連結部9dとで前後長手のループ形状になっている。基部9aの下端は、下アーム部9cの下方に突出した下向き突出部9eになっている。
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は他にも様々に具体化できる。例えば、本願発明の適用対象は背支柱を覆う上カバーには限らず、例えば、ベースを下方から覆うカバーや、背インナーシェルを後ろから覆う背カバー、背支柱やバックフレームなどにハンガーやヘッドレストを取り付けないときに使用するカバーなど、各種のカバーに適用できる。
5 ベース
7 背支柱
10 背インナーシェル
11 背クッション
12 背用傾動ユニット
16 背インナーシェルに形成した凹所
17 枢支ピン
25 軸受け溝
30 上カバー
30a 側板
30b 天板
30c 外板
31 係合爪
31a ジョイント部
32 切り開き溝
32a 係合段部
33 横向きビス
36,37 リブ
Claims (4)
- 椅子の本体部と、弾性変形する係合爪を介して前記本体部に取付けられたカバーと、を有し、
前記係合爪は、前記カバーとは別部材に作られていて前記カバーに固定されている構成であって、
前記係合爪は、棒状又は板状であって前記椅子の本体部を逆方向から挟持するように一対配置されていて、前記一対の係合爪の基端がジョイント部によって一体に繋がっており、前記ジョイント部がビスで前記カバーに固定されている、
椅子。 - 前記カバーは、背もたれが取り付く背支柱に、当該背支柱を左右外側から覆う状態に装着されるものであり、
前記背支柱は略平面視角形になっている一方、
前記カバーは、前記背支柱の上面と前後面と外側面とを覆うように天板付きの樋状に形成されており、前記カバーの内部に、前記背支柱を前後から挟持して外向き離脱不能に保持する前後一対の係合爪が配置されており、前記一対の係合爪の基端は、前記カバーの内底面に重なるジョイント部によって一体に繋がっており、前記係合爪のジョイント部がビスによって前記カバーに固定されている、
請求項1に記載した椅子。 - 前記背支柱の前後両面に、前記係合爪が嵌まり込む切り開き溝が形成されており、前記カバーを左右外側から前記背支柱に対して横向きに嵌め込むと、前記係合爪が前後方向にいったん逃げ回動してから戻り回動して前記背支柱に係合するようになっている一方、
前記カバーの前後内面には、前記係合爪がいったん逃げ回動して前記切り開き溝に入り込むことを許容する逃がし溝が形成されている、
請求項2に記載した椅子。 - 椅子の本体部を覆うカバーと、前記本体部に設けた被係合部に係合する弾性変形可能な係合爪とから成り、前記係合爪は、前記カバーとは別体に構成されていて前記カバーに固定されている構成であって、
前記係合爪は、棒状又は板状であって前記椅子の本体部を逆方向から挟持するように一対配置されていて、前記一対の係合爪の基端がジョイント部によって一体に繋がっており、前記ジョイント部がビスで前記カバーに固定されている、
椅子用カバー装置。
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