JP7173778B2 - 椅子 - Google Patents
椅子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7173778B2 JP7173778B2 JP2018144421A JP2018144421A JP7173778B2 JP 7173778 B2 JP7173778 B2 JP 7173778B2 JP 2018144421 A JP2018144421 A JP 2018144421A JP 2018144421 A JP2018144421 A JP 2018144421A JP 7173778 B2 JP7173778 B2 JP 7173778B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back support
- armrest
- backrest
- armrests
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
「背もたれの左右両側方に立設されて前記背もたれが取り付けられた背支柱と、前記背支柱に固定された肘掛けとを有して、
前記肘掛けには、左右方向の外側から移動させて前記背支柱に嵌合するように凹所が形成されて、前記肘掛けを前記背支柱に嵌合させた状態で、前記背支柱の前後両面と上面と側面とが前記肘掛けで覆われており、
前記肘掛けは、前記凹所を挟んだ前後両側のうちいずれか一方又は両方がビスで前記背支柱に固定されている」
という基本構成になっている。
「前記背支柱のうち前記肘掛けの凹所が嵌合している部位はその下方の露出部よりも小さい断面積になっており、前記肘掛けの外周面と前記背支柱の露出部とは同一面を成している」
という構成になっている。
「前記肘掛けは、前記背支柱に重なる上下長手の基部と、前記基部から手前に延びる上下のアーム部と、前記上下のアーム部の前端に繋がった先端連結部とを有するループ形状になっており、前記基部が、当該基部に前方から挿通されたビスによって前記背支柱に固定されている」
という構成になっている。
「前記背支柱の上端部に、少なくとも左右方向の外側に開口した溝が形成されている一方、
前記肘掛けにおける凹部の上端部に、前記背支柱の溝に横から入り込むリブを形成している」
という構成になっている。
「前記背支柱の上端部に形成した溝は、前記背もたれを背支柱に対して後傾動可能に連結するための枢支ピンが落とし込まれる軸受け溝である」
という構成になっている。
「前記肘掛けのうち前記背支柱の左右側面に重なっている部分の下端は、前記背支柱に形成した段部に重なっており、前記肘掛けの下端と背支柱の段部とは、手前に向けて低くなるように傾斜している」
という構成になっている。
次に、本願発明の実施形態を説明する。本願発明は、オフィス等で使用されている回転椅子に適用している。まず、図1,2を参照して、椅子の概要を説明する。椅子は、座1と背もたれ2と脚装置3とを備えている。脚装置3は、5本の枝杆とガスシリンダよりなる脚支柱4とを備えており、各枝杆の先端にキャスタを設けている一方、脚支柱4の上端にベース(図示せず)を嵌着している。脚支柱4は、座1の前後中間点よりも少し後ろに配置されている。
次に、背支柱7に対する背もたれ2の取付け構造を、図3~5を参照して説明する。図3(A)に示すように、背もたれ2は、樹脂製の背インナーシェル10の前面に背クッション11を重ね配置した構造であり、背インナーシェル10の左右側部が、背用傾動ユニット12を介して背支柱7の上端部に後傾動可能に取付けられている。背クッション11は、クロス等の表皮材で覆われている。また、背インナーシェル10の背面も表皮材で覆われている。従って、表皮材は袋状に形成されている。
図1(A)のとおり、背支柱7の上端部に肘掛け9を取り付けることができるが、肘掛け9を取付けない状態では、例えば図5に示すように、背支柱7の上部は上カバー30で覆われている。上カバー30の外面は、背支柱7のうち上カバー30の下方に露出した部位と同一面になっている。従って、例えば図4(A)に明示するように、背支柱7のうち上カバー30で覆われている上部7cは、段部7bを介して少し細くなっている。段部7bのうち背支柱7の外面に位置した部分は、手前に向けて低くなる(後ろに向けて高くなる)ように傾斜している。
次に、肘掛け9とその取付け構造を、図6,7を参照して説明する。肘掛け9は固定式であり、前後に長いループ状になっている。すなわち、肘掛け9は、背支柱7の上部に重なる基部9aと、これから前向きに突出した上下のアーム部9b,9cと、上下のアーム部9b,9cの前端に繋がった先端連結部9dとで前後長手のループ形状になっている。基部9aの下端は、下アーム部9cの下方に突出した下向き突出部9eになっている。
肘掛け9の基部9aは背支柱7の上部7cに嵌合しているため、肘掛け9の基部9aの外周面は、カバー30の場合と同様に、背支柱7のうち基部9aの下方に露出した部位と同一面を成している。
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は、他にも様々に具体化できる。例えば、肘掛けはループ構造である必要はないのであり、略L字状であってもよい。また、高さ調節できる構造や、アーム部を上向きに跳ね上げできる構造も採用できる。
7 背支柱
7b 段部
9 肘掛け
9a 基部
9b,9c アーム部
9d 先端連結部
9f 傾斜した下端面
10 背インナーシェル
11 背クッション
12 背用傾動ユニット
17 枢支ピン
25 軸受け溝
30 上カバー
36,37 リブ
38 凹部
39,40 ビス
41,42 取付け穴(ビス挿通穴)
43 タップ穴
Claims (5)
- 背もたれの左右両側方に立設されて前記背もたれが取り付けられた背支柱と、前記背支柱に固定された肘掛けとを有して、
前記肘掛けには、左右方向の外側から移動させて前記背支柱に嵌合するように凹所が形成されて、前記肘掛けを前記背支柱に嵌合させた状態で、前記背支柱の前後両面と上面と側面とが前記肘掛けで覆われており、
前記肘掛けは、前記凹所を挟んだ前後両側のうちいずれか一方又は両方がビスで前記背支柱に固定されている、という構成であって、
前記背支柱のうち前記肘掛けの凹所が嵌合している部位はその下方の露出部よりも小さい断面積になっており、前記肘掛けの外周面と前記背支柱の露出部とは同一面を成している、
椅子。 - 背もたれの左右両側方に立設されて前記背もたれが取り付けられた背支柱と、前記背支柱に固定された肘掛けとを有して、
前記肘掛けには、左右方向の外側から移動させて前記背支柱に嵌合するように凹所が形成されて、前記肘掛けを前記背支柱に嵌合させた状態で、前記背支柱の前後両面と上面と側面とが前記肘掛けで覆われており、
前記肘掛けは、前記凹所を挟んだ前後両側のうちいずれか一方又は両方がビスで前記背支柱に固定されている、という構成であって、
前記肘掛けは、前記背支柱に重なる上下長手の基部と、前記基部から手前に延びる上下のアーム部と、前記上下のアーム部の前端に繋がった先端連結部とを有するループ形状になっており、前記基部が、当該基部に前方から挿通されたビスによって前記背支柱に固定されている、
椅子。 - 背もたれの左右両側方に立設されて前記背もたれが取り付けられた背支柱と、前記背支柱に固定された肘掛けとを有して、
前記肘掛けには、左右方向の外側から移動させて前記背支柱に嵌合するように凹所が形成されて、前記肘掛けを前記背支柱に嵌合させた状態で、前記背支柱の前後両面と上面と側面とが前記肘掛けで覆われており、
前記肘掛けは、前記凹所を挟んだ前後両側のうちいずれか一方又は両方がビスで前記背支柱に固定されている、という構成であって、
前記背支柱の上端部に、少なくとも左右方向の外側に開口した溝が形成されている一方、
前記肘掛けにおける凹部の上端部に、前記背支柱の溝に横から入り込むリブを形成している、
椅子。 - 前記背支柱の上端部に形成した溝は、前記背もたれを背支柱に対して後傾動可能に連結するための枢支ピンが落とし込まれる軸受け溝である、
請求項3に記載した椅子。 - 背もたれの左右両側方に立設されて前記背もたれが取り付けられた背支柱と、前記背支柱に固定された肘掛けとを有して、
前記肘掛けには、左右方向の外側から移動させて前記背支柱に嵌合するように凹所が形成されて、前記肘掛けを前記背支柱に嵌合させた状態で、前記背支柱の前後両面と上面と側面とが前記肘掛けで覆われており、
前記肘掛けは、前記凹所を挟んだ前後両側のうちいずれか一方又は両方がビスで前記背支柱に固定されている、という構成であって、
前記肘掛けのうち前記背支柱の左右側面に重なっている部分の下端は、前記背支柱に形成した段部に重なっており、前記肘掛けの下端と背支柱の段部とは、手前に向けて低くなるように傾斜している、
椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018144421A JP7173778B2 (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018144421A JP7173778B2 (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | 椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020018572A JP2020018572A (ja) | 2020-02-06 |
JP7173778B2 true JP7173778B2 (ja) | 2022-11-16 |
Family
ID=69589245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018144421A Active JP7173778B2 (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | 椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7173778B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003159151A (ja) | 2001-09-17 | 2003-06-03 | Itoki Crebio Corp | 椅子及びその肘掛け装置 |
JP2014083390A (ja) | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Okamura Corp | 椅子 |
JP2014100461A (ja) | 2012-10-25 | 2014-06-05 | Toyota Auto Body Co Ltd | アームレスト取付構造 |
JP3215243U (ja) | 2017-12-22 | 2018-03-08 | 祥業工業股▲ふん▼有限公司 | 椅子 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5135370Y2 (ja) * | 1972-08-04 | 1976-09-01 | ||
JPS5514579Y2 (ja) * | 1978-06-14 | 1980-04-03 | ||
FR2616308B1 (fr) * | 1987-06-12 | 1989-09-15 | Grosfillex Sarl | Siege a elements demontables |
JP3017919B2 (ja) * | 1993-08-17 | 2000-03-13 | 株式会社内田洋行 | 椅子の肘掛け上下位置調節装置 |
-
2018
- 2018-07-31 JP JP2018144421A patent/JP7173778B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003159151A (ja) | 2001-09-17 | 2003-06-03 | Itoki Crebio Corp | 椅子及びその肘掛け装置 |
JP2014100461A (ja) | 2012-10-25 | 2014-06-05 | Toyota Auto Body Co Ltd | アームレスト取付構造 |
JP2014083390A (ja) | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Okamura Corp | 椅子 |
JP3215243U (ja) | 2017-12-22 | 2018-03-08 | 祥業工業股▲ふん▼有限公司 | 椅子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020018572A (ja) | 2020-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6478379B1 (en) | Chair | |
US20090236890A1 (en) | Chair | |
JP5646725B2 (ja) | ロッキング椅子 | |
AU2003201514B2 (en) | Mobile joint with several stable positions, suitable for use in furniture | |
JP4160742B2 (ja) | ロッキング椅子 | |
JP7173778B2 (ja) | 椅子 | |
JP7169166B2 (ja) | 椅子 | |
JP5451027B2 (ja) | ロッキング椅子 | |
JP5078390B2 (ja) | 椅子 | |
JP3080585B2 (ja) | 椅 子 | |
JP7116617B2 (ja) | 椅子及びそのカバー装置 | |
JP7121577B2 (ja) | 椅子 | |
JP4805246B2 (ja) | 座跳ね上げ式椅子 | |
JP4960628B2 (ja) | 椅子 | |
JP6960824B2 (ja) | 椅子 | |
JP7299004B2 (ja) | 椅子 | |
JP2014097178A (ja) | ネスティング可能なロッキング椅子 | |
JP4486464B2 (ja) | 家具用支持装置及びその横杆への機能部材取付用取付部材の固定構造 | |
JP2002136387A (ja) | 椅子における背板の取付構造 | |
JP2005211467A (ja) | 椅子 | |
JP2003235670A (ja) | 折り畳み式椅子 | |
JP7149050B2 (ja) | 椅子 | |
JP7412132B2 (ja) | 椅子 | |
JP2014004322A (ja) | ロッキング椅子 | |
JP6656136B2 (ja) | 椅子用背凭れ、及び、椅子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210630 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220311 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220427 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220627 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221005 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7173778 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |