JP7299004B2 - 椅子 - Google Patents

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本願発明は、肘掛け装置を備えた椅子に関するものである。
肘掛け装置は、椅子において一般にオプション品になっており、様々な形態のものがある。肘掛け装置の取付け構造は様々であるが、座を支持する座アウターシェルに締結することも多い(肘掛け装置を座アウターシェルにしか取付けできない場合もある。)。
肘掛け装置の取付けには、一般にボルト(ビス)が使用されており、特許文献1では、肘掛け装置の基端部にボルトを下方から挿通して、ボルトを、座アウターシェルの上面に重ね配置した補強金具にねじ込んでいる。
また、特許文献1では、肘掛け装置のうち座アウターシェルに重なるベース部は平面視で三角形状になっていて、このベース部を3本のボルトで締結しているが、3本のボルトは、ベース部が座アウターシェルの内側に向けて幅狭となる平面視で三角形状であることに対応して、座アウターシェルのうち外側寄り部位には前後2本配置して、座アウターシェルの内側に寄った部位に1本配置している。
特開平07-246127号公報
肘掛け装置の基端部の下面は視認しにくいが、全く人目に触れない訳ではない。例えば、椅子に腰掛けた人のように視線が低くなっていると、ベース部の下面が目に触れることがある。従って、特許文献1のような構造では、ボルトの頭や取付け穴が人目に触れて美観を損なうおそれがあった。
本願発明は、このような現状に鑑み成されたものであり、肘掛け装置付き椅子において美観を向上させるなど、品質を高めた椅子を提供せんとするものである。
本願発明は様々な構成を含んでおり、その典型を各請求項で特定している。このうち請求項1の発明は、
座インナーシェルの上面に座クッションが張られた座と、前記座を支持する座アウターシェルと、前記座アウターシェルの側部下面にボルトで締結された肘掛け装置とを備えており、
前記ボルトは、頭が上端に設けられていて、前記座が取り付いていない状態でのみ前記座アウターシェルに上方から挿通して回転操作可能である一方、
前記肘掛け装置のベース部には、前記ボルトが上からねじ込まれるナット部が、下方から視認できない非露出状態に設けられている椅子であって、
前記ナット部は、前記肘掛け装置を構成するベース部とは別体に形成された1枚のナット板で構成されており、
前記肘掛け装置のベース部に、前記ナット板を挿入セットするポケット部が、前記座の内側に向けて開口すると共に前記ナット板の板厚寸法よりも大きい上下幅を成すように形成されて、前記ポケット部の内部に、前記ナット板を押さえ保持するリブが形成されている」
という構成になっている。
請求項2の発明は、請求項1において、
「前記座アウターシェルの上面に、前記ボルトによって共締めされる補強金具が配置されている」
という構成になっている。
請求項3の発明は、請求項2において、
「前記補強金具は左右方向に長い形態であり、前記補強金具に、背もたれの下端部が連結されている」
という構成になっている。
請求項4の発明は、請求項1~3のうちのいずれかにおいて、
「前記肘掛け装置は、前記座アウターシェルに重なった前記ベース部と、着座した人の肘が載る肘当て部と、前記ベース部と肘当て部とを繋ぐ肘支柱部とから成っていて、前記肘支柱部は前記座アウターシェルの後ろ側から立ち上がって、前記肘当て部は手前に向けて片持ち梁状に延びており、
前記ベース部は、前記椅子の中心側に位置した部位が前後2本のボルトで締結されて、外側に位置した部位が1本のボルトで締結されている」
という構成になっている。
本願発明では、肘掛け装置を締結するボルトは座アウターシェルに上から挿通されており、肘掛け装置に内蔵されて外部に露出しないナット部にねじ込まれている。従って、肘掛け装置のベース部を下方から覗いても、ボルトやナット部やボルト挿通穴が人目に触れることはない。従って、美観を向上できる。また、着座した人が肘掛け装置のベース部を手で触ることが有り得るが、ボルトの先端やナット部やボルト挿通穴が手先に触れることはないため、人に違和感を与えることもない。
請求項2のように、座アウターシェルの上面に補強金具を配置すると、肘掛け装置の取付け強度を格段に向上できる。従って、座アウターシェルが合成樹脂製であっても、必要な強度を確保することができる。
補強金具は肘掛け装置の取付けの専用品とすることもできるが、請求項3のように背もたれの連結に兼用すると、部材点数の増大を抑制して設計の自由性を向上できる。
また、本願発明のように肘掛け装置のベース部にナット板を内蔵すると、肘掛け装置が合成樹脂製であっても、強固に締結することができる。また、ナット板を挿入したポケット部は座の内側に向いて開口しているため、ポケット穴が人目に振れることもない。従って、ナット板を設けたことに起因して外観の悪化を招来することはない。
さて、肘掛け装置のうち肘当て部を前端が自由端になった片持ち梁状に形成すると、座の左右側部をスッキリとさせてシンプルな外観を呈することができるが、肘当て部は片持ち梁状になっているため、肘掛け装置には、使用者による下向き荷重により、肘支柱を手前に倒そうとするモーメントが生じる。
そして、前倒しのモーメントは、ボルトを前後に2本配置することによって支持できるが、仮に、2本のボルトが特許文献1のように座アウターシェルの外側寄り部位に配置されていると、座アウターシェルの支持強度は外縁にいくほど弱くなるため、肘掛け装置の支持強度を高くすることに限度があるおそれがある。
これに対して請求項の構成を採用すると、2本のボルトは座アウターシェルの中心側に寄っているため、肘掛け装置に作用したモーメントをしっかりと支持して、高い取付け強度を確保することができる。
椅子の外観を示す図で、(A)は斜視図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 (A)は分離斜視図、(B)は下方から見た斜視図である。 (A)は背板の下端の取付け構造を示す斜視図、(B)は背板の取付け手順の一部を示す分離斜視図である。 (A)は図3(A)の IV-IV視断面図、(B)は背もたれの下部の連結構造を示す分離斜視図である。 (A)は要部底面図、(B)は要部平面図である。 (A)は要部の側面図、(B)は要部の背面図である。 (A)は要部の斜視図、(B)は要部の分離斜視図である。 (A)は図5(B)の VIII-VIII視断面図、(B)は下方から見た分離斜視図である。
(1).基本構造
次に、本願発明の実施形態を説明する。本願発明は、オフィス等で使用されている回転椅子に適用している。まず、図1~3を参照して、椅子の概要を説明する。椅子は必須要素として、座1と背もたれ2と脚装置3とを備えている。脚装置3は、5本の枝杆と脚支柱4(ガスシリンダ)を備えており、各枝杆の先端にキャスタを設けている。
図2に示すように、脚支柱4の上端に平面視四角形のベース5を嵌着している。他方、例えば図4のとおり、座1は、合成樹脂製の座インナーシェル6に座クッション7を張って表皮材で覆った構造であり、座インナーシェル6は、合成樹脂製の座アウターシェル8に連結されている。そして、図2(B)から理解できるように、座アウターシェル8に、下向きに開口した底面視角形のボス部8aが形成されており、ボス部8aとベース5とを互いに嵌め合わせてビスで固定している。なお、座アウターシェル8は、シェル状の座アウター部材又は座受け部材と呼ぶことも可能である。
脚支柱4の上端にはロックを解除するためのプッシュバルブ(図示せず)が突出しており、プッシュバルブは、例えば図3(A)に示す前倒れ回動式の押圧部材9によって押し下げられる。押圧部材9は、座アウターシェル8に回動自在に連結されている。図3(A)のとおり、座アウターシェル8のうち押圧部材9よりも手前の部位には中継リンク11が水平回動自在に取付けられており、中継リンク11と押圧部材9とは、両端にボール(図示せず)を設けたワイヤー12によって連結されている。
図3(A)に一点鎖線で示すように、中継リンク11には、操作具の一例としての操作ベルト13の一端が係止されている。図2(B)に示すように、操作ベルト13の他端13aは、座アウターシェル8に形成したスリット穴14(図3(A)参照)から下方に延出しており、操作ベルト13の他端13aを引っ張ると、中継リンク11が水平回動して押圧部材9が下向きに回動し、ガスシリンダのロックが解除される。
図3に示すように、背もたれ2の下端には前向き部15が一体に形成されている一方、座アウターシェル8の後部上面には、左右長手の金属製補強金具(補強板)16がビス17によって固定されており、補強金具16に形成した左右の軸受け部18に、背もたれ2の前向き部15が連結されている。
また、座アウターシェル8の後端には、背もたれ2の後ろに位置した上下長手の背支柱20が一体に形成されており、背支柱20の上端部に、背もたれ2のうち左右中間部でかつ上下中途高さ部位が連結されている。背もたれ2は、背支柱20に対しても僅かに後傾可能に連結されている。なお、図1(C)に示すように、背支柱20は、正確には、座アウターシェル8に一体に繋がった前向きのロア部20aを有しており、ロア部20aの後端から上向きに立ち上がっている。
例えば図4(B)に示すように、補強金具16の軸受け部18は、切り起こしによって形成されており、起立部とその上端から後ろ向き向いて水平片とを有して側面逆L形の形態になっている。他方、図3(A)に示すように、背もたれ2における前向き部15の左右両端部には、軸受け部18に下方から係合する左右長手の支軸部21が一体に形成されている。また、図4に示すように、座アウターシェル8には、支軸部21が入り込む逃がし空所22を形成している。
逃がし空所22の後ろには、座アウターシェル8の後面を規定する後ろ壁23が存在しており、背もたれ2の前向き部15は後ろ壁23に載っている。かつ、背もたれ2の前向き部15には、後ろ壁23の前面に係合する後ろ係合段部24が形成されている。
従って、背もたれ2の下端は、後ろ係合段部24が後ろ壁23の前面に係合することによって後ろ向き移動不能に保持され、更に、支軸部21が軸受け部18に下方及び後方から当たることにより、上向き動不能及び後退動不能に保持されている。背もたれ2の支軸部21は、前向き部15の後端から下方に段落ちした状態に形成されており、側面視で前後長手の長円形状になっている。
背もたれ2の取付け手順としては、まず、背もたれ2を、図3(B)に示すように、その前向き部15が下向き姿勢となるように手前側に大きく倒れた姿勢(非使用姿勢)にしてから、支軸部21を軸受け部18と後ろ壁23との間の空間に嵌め込み、次いで、背もたれ2を使用姿勢に起こし、更に、背もたれ2の上部を背支柱20の上端部に連結することになる。
詳細は省略するが、背もたれ2を背支柱20の上端部に連結する構造は、ビスを使用しないスナップ方式になっている。従って、椅子の組み立てを簡単に行うことができる。
(2).肘掛け装置とその取付け構造
次に、本願発明の要点である肘掛け装置27を、主として図5以下の図面を参照して説明する。本実施形態の肘掛け装置27は、全体が合成樹脂の一体成型品とされた固定式である。すなわち、肘掛け装置27は、座アウターシェル8の後ろ側部に固定されるベース部28と、人の肘が載る肘当て部29と、両者を繋ぐ肘支柱部30とで構成されており、肘当て部29は、肘支柱部30の上端から片持ち梁状に延びている。従って、肘当て部29の前端は自由端になっている。また、本実施形態の肘掛け装置27は、板材を曲げたような外観を呈している。
図5(A)のとおり、ベース部28は、座アウターシェル8の下面から斜め後ろ向きに(座アウターシェル8の略対角方向に)延びる姿勢になっている一方、肘当て部29は、平面視で座アウターシェル8の左右外側において前後長手の姿勢に配置されている。このため、板状の肘支柱部30は、板部材を平面視で捩じったような状態になっている。
肘掛け装置27の支柱は座の横に配置することが多いが、本実施形態のように肘支柱部30を座アウターシェル8の後ろ(コーナー部)に配置すると、座1の左右側方が障害物のないオープン空間になるため、椅子全体としてスッキリしてデザインになる。
肘掛け装置27のベース部28は、3本のボルト31により、補強金具16を介して座アウターシェル8に固定されている。すなわち、例えば図7(B)に示すように、補強金具16の左右端部に三角形状の肘取付け部32を形成し、肘取付け部32に挿通したボルト31により、肘掛け装置27のベース部28を座アウターシェル8の後部下面に固定している。従って、補強金具16の肘取付け部32と、座アウターシェル8と、肘掛け装置27のベース部28との三者がボルト31によって共締めされている。
図5(B)に明示するように、補強金具16の肘取付け部32が三角形状であることに対応して、3本のボルト31のうち2本は座アウターシェル8の縦長中心線Oの側に位置して前後方向に並んでおり、他の1本は、座アウターシェル8の外縁寄りに位置している。
図8に示すように、肘掛け装置27のベース部28に形成したポケット部33に、ボルト31がねじ込まれるタップ穴34を形成したナット板(板ナット)35が嵌め込まれている。ポケット部33は、ベース部28の前端に向けて(座アウターシェル8の中心線Oの方向に向いて)開口している。従って、ナット板35もボルト31も外部から視認することはできないし、着座した人がベース部28の下面を手で触っても、ボルト31などの存在を知ることはできない。なお、ナット板35は、インサート成型によってベース部28に埋設してもよい。
座アウターシェル8には、ボルト挿通穴36が上下に貫通しており、また、肘掛け装置27のベース部28にも、上方のみに開口したボルト挿通穴37が空いているが、これらのボルト挿通穴36,37は外部から視認できないので、美観の上での問題はない。また、ナット板35のタップ穴34もベース部28で下方から覆われているため、タップ穴34も視認できないし、ボルト31の下端も視認できない。この面でも、美観上の問題はない。
図5以下に示す補強金具16には、補強のため、左右長手のリブ38を上向きに膨出形成している。また、いずれの例でも、補強金具16の肘取付け部32は、補強金具16の水平部から斜め上向きに曲がっている。従って、補強金具16は屈曲している。
(3).まとめ
既述のとおり、本実施形態では、肘掛け装置27は、座アウターシェル8に上から挿通したボルト31で固定されているため、ボルト31の頭やボルト挿通穴37などが人目に触れることはなくて、優れた美観を確保できる。また、座アウターシェル8とベース部28とが金属板製の補強金具16とナット板35とによって上下から挟み付けられるため、ベース部28をしっかりと固定して、高い支持強度を確保することができる。
肘掛け装置27のベース部28に形成しポケット部33には、ナット部として六角ナットを配置することも可能であるが、実施形態のように、1枚のナット板35を配置すると、支持面積が高くなるため高い締結強度を確保できると共に、取り扱いも容易である利点がある。
ナット板35は、ポケット部33に挿入しきると、タップ穴34とボルト挿通穴36,37とが同心に揃うように設定され、かつ、ポケット部33に設けたリブにより、簡単には抜け出ない状態に押さえ保持されている。
本実施形態では、背もたれ2の連結機能を有する補強金具16を利用して肘掛け装置27が固定されているため、組み立ての容易性等の利点を確保しつつ、部材点数の増加を抑制してコストアップを抑制できる。また、設計の自由性も向上する。なお、背もたれ2と補強金具16との連結態様について述べると、背もたれ2の下端部(前向き部15)を、ビスで補強金具16に固定するといったことも可能である。
さて、本実施形態では、肘掛け装置27の肘当て部29が、前端を自由端とした片持ち梁状になっているため、図7(A)に示すように、肘当て部29に作用した下向き荷重は、肘支柱部30を手前に倒すようなモーメントとして作用し、ベース部28に対しては、後端を支点にして手前に倒そうとする(座アウターシェル8から剥がそうとする)モーメントとして作用する。
そして、本実施形態のように、3本のボルト31のうち2本のボルト31が前後に並んでいると、ベース部28に作用したモーメントに対して高い抵抗が発揮されるが、2本のボルト31は、肘取付け部32のうち剛性が高い内側に位置しているため、モーメントに対する抵抗は更に高くなる。
更に、肘掛け装置27のベース部28に対してモーメントが作用すると、補強金具16には、図7に点線で示す左右長手線39を中心にして捩じるような外力が作用するが、肘取付け部32は水平部から曲がっているため、補強金具16は、屈曲によるリブ効果によってねじり変形し難くなっている。従って、補強金具16の補強効果を助長される。この面でも、肘掛け装置27の支持強度を向上できる。
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は他にも様々に具体化できる。例えば、肘掛け装置は、肘当て部を肘支柱部に高さ調節可能な構成した可動タイプとすることも可能である。また、本願発明は、特許文献1のようにベース部を座アウターシェルの前後中途部に固定するタイプにも適用できる。
本願発明は、椅子に具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 座
2 背もたれ
8 座アウターシェル
15 背もたれの前向き部
16 補強金具
18 背もたれの連結手段を構成する軸受け部
20 背支柱
21 背もたれの連結手段を構成する支軸部
27 肘掛け装置
28 ベース部
29 肘当て部
30 肘支柱部
31 ボルト
32 補強金具の肘取付け部
33 ポケット部
34 タップ穴
35 ナット部を構成するナット板
36,37 ボルト挿通穴

Claims (4)

  1. 座インナーシェルの上面に座クッションが張られた座と、前記座を支持する座アウターシェルと、前記座アウターシェルの側部下面にボルトで締結された肘掛け装置とを備えており、
    前記ボルトは、頭が上端に設けられていて、前記座が取り付いていない状態でのみ前記座アウターシェルに上方から挿通して回転操作可能である一方、
    前記肘掛け装置のベース部には、前記ボルトが上からねじ込まれるナット部が、下方から視認できない非露出状態に設けられている椅子であって、
    前記ナット部は、前記肘掛け装置を構成するベース部とは別体に形成された1枚のナット板で構成されており、
    前記肘掛け装置のベース部に、前記ナット板を挿入セットするポケット部が、前記座の内側に向けて開口すると共に前記ナット板の板厚寸法よりも大きい上下幅を成すように形成されて、前記ポケット部の内部に、前記ナット板を押さえ保持するリブが形成されている、
    椅子。
  2. 前記座アウターシェルの上面に、前記ボルトによって共締めされる補強金具が配置されている、
    請求項1に記載した椅子。
  3. 前記補強金具は左右方向に長い形態であり、前記補強金具に、背もたれの下端部が連結されている、
    請求項2に記載した椅子。
  4. 前記肘掛け装置は、前記座アウターシェルに重なった前記ベース部と、着座した人の肘が載る肘当て部と、前記ベース部と肘当て部とを繋ぐ肘支柱部とから成っていて、前記肘支柱部は前記座アウターシェルの後ろ側から立ち上がって、前記肘当て部は手前に向けて片持ち梁状に延びており、
    前記ベース部は、前記椅子の中心側に位置した部位が前後2本のボルトで締結されて、外側に位置した部位が1本のボルトで締結されている、
    請求項1~3のうちのいずれかに記載した椅子。
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