JP7217110B2 - 椅子 - Google Patents
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「座と背もたれを備えており、
前記背もたれの下端と前記座又はその下方に配置された座受け部材とに、前記背もたれを人が着座できる使用姿勢よりも前傾させた非使用姿勢から嵌め合わせて使用姿勢に起こすと互いに係合して前記背もたれが上向き離反不能となる係合手段を設けており、前記係合手段は、前記座又は座受け部材に設けた固定係合部と、前記背もたれの下端に設けた可動係合部とから成っている椅子であって、
前記固定係合部は、前記可動係合部が前記非使用姿勢で上から嵌入する逃がし空所と、前記逃がし空所を挟んで手前に位置した係合片と、前記逃がし空所を挟んで後ろに位置した後ろ壁とを有している一方、
前記可動係合部は、前記使用姿勢において前記係合片に下方から係合して上向き動不能になる第1ボス部と、同じく前記使用姿勢において前記後ろ壁に手前から係合して後退動不能になる第2ボス部とを有している」、
という構成になっている。
「前記可動係合部の第1ボス部は、前記背もたれを非使用姿勢にした状態で下端が側面視で丸みを帯びた形態である一方、
前記固定係合部の下方に、前記背もたれを非使用姿勢から使用姿勢に後傾させるに際して前記可動係合部の下端が当たって後傾動の支点を構成させるガイド部が、側面視で上向きに凹んだ状態に形成されている」
という構成になっている。
「前記座は、合成樹脂製の座インナーシェルの上面に座クッションを張ってこれを表皮材で覆った構造であって、前記座の下方に前記座受け部材を配置しており、前記座受け部材の後端部に前記固定係合部を設けている」
という構成になっている。
「前記座インナーシェルの後端部は、前記座受け部材の後端よりも後ろにはみ出たオーバーハング部になっている一方、
前記背もたれの下端に、前記座におけるオーバーハング部の下面に密接又は近接した前向き部が形成されており、前記前向き部の前端に、前記座受け部材と座との間に位置するように前記可動係合部を形成している」
という構成になっている。
「前記座受け部材の後端は上向きの前記後ろ壁で構成されていて、前記座受け部材の後端部のうち前記後ろ壁よりも手前の部位に左右長手の金属製補強板が固定されており、前記補強板に前記係合片が形成されている」
という構成になっている。
次に、本願発明の実施形態を説明する。本願発明は、オフィス等で使用されている回転椅子に適用している。まず、図1~5を参照して、椅子の概要を説明する。椅子は、座1と背もたれ2と脚装置3とを備えている。脚装置3は、5本の枝杆と脚支柱4(ガスシリンダ)を備えており、各枝杆の先端にキャスタを設けている。
例えば図6に明示するように、正面視において、背もたれ2のうち左右側縁は、着座者の腰部のあたりの高さ部分が左右外側に膨れている。従って、背もたれ2のうち前向き部15を除いた部分(着座者の体圧を受ける必須の部分)は、正面視で略六角形になっており、各頂点部は丸みを持っている。
着座者が例えば執務を行う場合は、腰部をセンター横長ヒンジ部25に当てることにより、上半身を直立させた姿勢を長時間に亙って採り続けることができる。従って、身体への負担が少ない姿勢をとり続けることができる。この場合、センター横長ヒンジ部25は、縦断側面視で緩く湾曲しているため、着座者の腰部への当たりは柔らかくて快適である。
次に、主として図8,9を参照して、背もたれ2と座アウターシェル8との連結構造を説明する。既述のとおり、座アウターシェル8の後部上面には、左右長手の補強板16がビス(図示せず)で固定されており、この補強板16に係合片17が形成されている。
次に、背もたれ2と背支柱18との連結構造を、図10~12を参照して説明する。図10~12の各図に示すように、背もたれ2の上センターエリア21のうち下部の左右中間部に、左右の側壁41とこれに連続した庇板42とを有するブラケット部43が形成されており、ブラケット部43の内部に継手部材44が左右長手のピン45で連結されていて、継手部材44が背支柱18の上端部に連結されている。
背板2を取り外す場合は、係合爪55を上向きに起こして係合ボス部57との係合を解除してから、背板2を手前に引いたらよい。
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は他にも様々に具体化できる。例えは、固定係合部としては、補強板の前端に下向きの係合片を形成する一方、背もたれの前向き部に、可動係合部として、係合片に下方から嵌まり込む係合穴を形成することも可能である。係合穴に代えて、下向きの係合片に手前から係合する上向き係止片を形成することも可能である。補強板に係合穴を形成して、背もたれの前向き部に上向きの係止片を形成することも可能である。固定係合部及び可動係合部とも、他の様々な係合態様を採用できる。
2 背もたれ
5 ベース
6 座インナーシェル
6a 座インナーシェルのオーバーハング部
8 下部部材の一例として座アウターシェル
16 補強板
17 固定係合部を構成する係合片(軸受け部)
18 背支柱
35 可動係合部を構成する第1ボス部
36 逃がし空所
37 固定係合部を兼用する後ろ壁
38 可動係合部を構成する第2ボス部
Claims (5)
- 座と背もたれを備えており、
前記背もたれの下端と前記座又はその下方に配置された座受け部材とに、前記背もたれを人が着座できる使用姿勢よりも前傾させた非使用姿勢から嵌め合わせて使用姿勢に起こすと互いに係合して前記背もたれが上向き離反不能となる係合手段を設けており、前記係合手段は、前記座又は座受け部材に設けた固定係合部と、前記背もたれの下端に設けた可動係合部とから成っている椅子であって、
前記固定係合部は、前記可動係合部が前記非使用姿勢で上から嵌入する逃がし空所と、前記逃がし空所を挟んで手前に位置した係合片と、前記逃がし空所を挟んで後ろに位置した後ろ壁とを有している一方、
前記可動係合部は、前記使用姿勢において前記係合片に下方から係合して上向き動不能になる第1ボス部と、同じく前記使用姿勢において前記後ろ壁に手前から係合して後退動不能になる第2ボス部とを有している、
椅子。 - 前記可動係合部の第1ボス部は、前記背もたれを非使用姿勢にした状態で下端が側面視で丸みを帯びた形態である一方、
前記固定係合部の下方に、前記背もたれを非使用姿勢から使用姿勢に後傾させるに際して前記可動係合部の下端が当たって後傾動の支点を構成させるガイド部が、側面視で上向きに凹んだ状態に形成されている、
請求項1に記載した椅子。 - 前記座は、合成樹脂製の座インナーシェルの上面に座クッションを張ってこれを表皮材で覆った構造であって、前記座の下方に前記座受け部材を配置しており、前記座受け部材の後端部に前記固定係合部を設けている、
請求項1又は2に記載した椅子。 - 前記座インナーシェルの後端部は、前記座受け部材の後端よりも後ろにはみ出たオーバーハング部になっている一方、
前記背もたれの下端に、前記座におけるオーバーハング部の下面に密接又は近接した前向き部が形成されており、前記前向き部の前端に、前記座受け部材と座との間に位置するように前記可動係合部を形成している、
請求項3に記載した椅子。 - 前記座受け部材の後端は上向きの前記後ろ壁で構成されていて、前記座受け部材の後端部のうち前記後ろ壁よりも手前の部位に左右長手の金属製補強板が固定されており、前記補強板に前記係合片が形成されている、
請求項1~4のうちのいずれかに記載した椅子。
Priority Applications (1)
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JP2018167515A JP7217110B2 (ja) | 2018-09-07 | 2018-09-07 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018167515A JP7217110B2 (ja) | 2018-09-07 | 2018-09-07 | 椅子 |
Publications (2)
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JP2020039465A JP2020039465A (ja) | 2020-03-19 |
JP7217110B2 true JP7217110B2 (ja) | 2023-02-02 |
Family
ID=69798809
Family Applications (1)
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JP2018167515A Active JP7217110B2 (ja) | 2018-09-07 | 2018-09-07 | 椅子 |
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Citations (1)
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- 2018-09-07 JP JP2018167515A patent/JP7217110B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
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JP2020039465A (ja) | 2020-03-19 |
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