JP2014100461A - アームレスト取付構造 - Google Patents
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Abstract
アームレストを後付けする場合に使用する部材の溶接が必要でなく、しかも、アームレストの取付強度を確保することができるアームレスト取付構造を提供する。
【解決手段】
インナーブラケット40はバックフレーム30の内方向(左方)側を覆う側壁43、後方向側を覆う側壁41、前方向側を覆う側壁42を有する。アウターブラケット50は、アームレスト20を支持しバックフレーム30の外方向(右方向)側を覆う支持側壁51と、側壁42に重ね合わされて対向配置される側壁52を有し、支持側壁51とインナーブラケット40の側壁42とが締結されている。側壁41、52、バックフレーム30、側壁42を共に貫通した貫通ボルト70とナット72によりインナーブラケット40、アウターブラケット50、及びバックフレーム30が共締めされている。
【選択図】図4
Description
特許文献1では、アームレスト取付ブラケットに関して、2つの後付け方法が開示されている。第1の方法は、工場出荷後にディーラにてアームレストを後付けできるように、アームレスト取付ブラケットを螺着するための複数個のブラケット締結ナットをシートフレームの側面に対して溶接により予め固定しておく。そして、その締結ナットに前記アームレスト取付ブラケットをボルトで締め付け固定し、その後アームレストを取付けする方法である。このように締結ナットを溶接固定する。このことにより、アームレスト取付ブラケットを前記ボルトで固定する場合に、その取付け強度を高めることができる。
また、前記外側壁部材の前記フレーム材と対向する内側面と、前記フレーム材間の空間域には、前記貫通ボルトの締め付け時に、前記フレーム材の塑性変形を防止する塑性変形防止部材が配置されていてもよい。
以下、車両用シートにアームレストを後付けする場合のアームレスト取付構造の一実施形態を図1〜図6を参照して説明する。なお、本明細書において、前後左右の方向は車両用シート10に着座する乗員を基準としている。
本実施形態のアームレスト取付構造は、アームレスト20が、インナーブラケット40及びアウターブラケット50を介して前記バックフレーム30に取り付けられているところが特徴的な構成である。
なお、左側のアームレスト20を各バックフレーム30に対する取付けのための各部材と、右側のアームレスト20を各バックフレーム30に対する取付けのための各部材とは、左右方向が逆になっているだけが異なる構成である。このため、左側のバックフレーム30に取り付けられたアームレスト20の取付構造については説明を省略する。以下では、車両用シート10の右側のバックフレーム30に取り付けられたアームレスト20の取付構造について説明する。このため、右側のバックフレーム30に取り付けられたアームレスト20の取付構造の説明では、右方は、バックフレーム30の外方に相当し、左方はバックフレーム30の内方に相当する。なお、因みに前記左側のアームレスト20を各バックフレーム30の取付構造では、右方は、バックフレーム30の内方に相当し、左方はバックフレーム30の外方に相当することになる。
なお、インナーブラケット40の断面形状は断面コ字状に限定するものではなく、例えば側壁43の幅方向を湾曲してバックフレーム30の周面内方側に当接して沿うように断面U字状にしても前記断面コ字状に形成されている場合と同様に、バックフレーム30を覆うことが可能である。図2、図4及び図5に示すようにインナーブラケット40の側壁42の下部には、側壁43と平行に又は略平行に連結片44が前方へ突出するように折り曲げられている。
図2及び図4に示すように、インナーブラケット40は、バックフレーム30を前後から両側壁41、42で挟むようにして配置され、前記同軸の取付孔41a,42a及び取付孔41b,42b、並びにバックフレーム30に形成された貫通孔32に挿入した複数の貫通ボルト70とナット72により締め付け固定されている。
なお、図4において、側壁41とバックフレーム30間、及び側壁42とバックフレーム30間にはスペーサ74がそれぞれ介在配置されている。本実施形態では、貫通ボルト70及びナット72は、それぞれ2個使用しているが、バックフレーム30が円管状に形成されている場合は、3個以上にし、それに応じて前記取付孔の数を増やしても良い。
図1に示すように、アームレスト20は細長く形成されており、内部にアームレストフレーム21を有するとともにアームレストフレーム21の外側には、図示しないクッション及び表皮フレーム22が設けられている。アームレストフレーム21は、図4に示すように基端を除く部位は、長手方向に延びる一対の側壁23,24が一対の連結壁25,26により連結されて略平行に配置されている。前記側壁24は、側壁23よりもバックフレーム30側に配置されている。
アームレストフレーム21の基端の側壁23,24には、貫通孔23a,24aが同軸となるように左右方向に貫通して形成されている。貫通孔23aは、貫通孔24aよりも小径に形成されている。前記貫通孔24aには、規制管27がバックフレーム30側から挿入されて、側壁23の内面に係止されている。規制管27は、前記側壁24をバックフレーム30側に突出する突出部27aを有する。前記支持側壁51と表皮フレーム22との間に介在するように、突出部27aにはリング状のスペーサ28が嵌合されている。スペーサ28は、潤滑油を含浸した含浸メタルにより形成されている。
図3に示すように、アームレストフレーム21の側壁23側からはボルトからなる軸80が貫通孔23a及び規制管27を貫通して、アウターブラケット50の支持側壁51から突出され、その先端にはナット82が規制管27の端部に当接係止するまで螺合されている。すなわち、ナット82は、軸80に対する螺合量が前記規制管27により規制されている。この規制管27によるナット82の規制により、アームレスト20は支持側壁51に対して回転自在に支持されている。
アームレスト20は、ストッパ面54a,51c間の範囲で回転自在にされている。そして、突部22aが前記ガイド面51bによりガイドされて、ストッパ面54aに係止すると、アームレスト20はシートバック10Bから前方に向けて延びる姿勢となり、突部22aがストッパ面51cに係止すると、アームレスト20は上方に向けて延びる姿勢となる。
さて、上記のように構成されたアームレスト取付構造ではアームレスト20を後付けする場合、アームレスト20とアウターブラケット50とは軸80及びナット82により組み付けられたアッシーとしておく。
(1) 本実施形態のアームレスト取付構造は、バックフレーム30と、バックフレーム30を中心として前方向側、後方向側、内方向側及び外方向側を覆うようにそれぞれ配置された側壁42(前側壁部材)、側壁52(後側壁部材)、側壁43(内側壁部材)及び支持側壁51(外側壁部材)を有するブラケット体100を含む。ブラケット体100は、支持側壁51(外側壁部材)が側壁52(後側壁部材)に一体に連結されるとともに残りの他方の部材に対して、ボルト85及びナット86(締結部材)を介して連結されている。支持側壁51(外側壁部材)にはアームレスト20が回転自在に支持されている。
この結果、本実施形態のアームレスト取付構造によれば、アームレストを後付けする場合に使用する部材の溶接が必要でなく、しかも、アームレストの取付強度を確保することができる。
(4) 本実施形態のアームレスト取付構造は、貫通ボルト70が、インナーブラケット40、アウターブラケット50及びバックフレーム30に対して、バックフレーム30の後方から挿通されている。
第2実施形態のアームレスト取付構造を図7を参照して説明する。なお、第2実施形態の構成は、一部が異なるだけであるため、第1実施形態と同一構成又は相当する構成については第1実施形態の構成と同一符号を付してその説明を省略する。本実施形態では図7に示すように、アームレストフレーム21の側壁23が、第1実施形態の構成よりも表皮フレーム22の反バックフレーム30側(本実施形態では、右方の側壁)内面に近接して形成されている。そして、軸80が、同図に示すように、表皮フレーム22の外方から挿通されているところが異なっている。軸80のヘッドは、表皮フレーム22の外面に貼着されたシール材84で覆われている。
(第3〜第5実施形態)
次に、第3〜第5実施形態を、図8(b)〜(d)を参照して説明する。図8(b)〜(d)で示す内容は、第1実施形態の内容を示す図8(a)を参考に理解されたい。
図8(b)に示すように、ブラケット体100のインナーブラケット40は、バックフレーム30に対して、バックフレーム30の内方向(左方向)側を覆う側壁43(内側壁部材)に対して、側壁43に連結されて後方向側を覆う側壁41を後側壁部材とし、側壁43に連結された側壁42を第2重合側壁としている。
アウターブラケット50は、アームレスト20(図8(b)では図示しない)を回転自在に支持するとともにバックフレーム30の外方向(右方向)側を覆うように配置された支持側壁51(外側壁部材)と、支持側壁51に連結されて、側壁42(第2重合側壁)に重ね合わされて対向配置される側壁52を前側壁部材としている。本実施形態において、アウターブラケット50は、側壁51,52により断面L字状に形成されている。
このように構成されたアームレスト取付構造の実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
図8(c)に示すように、ブラケット体100のインナーブラケット40は、バックフレーム30の内方向(左方向)側を覆う側壁43(内側壁部材)と、側壁43に一体に連結されて後方向側を覆う側壁41(第3重合側壁)を有する。インナーブラケット40は、側壁41と側壁43とにより断面L字状に形成されている。
また、本実施形態のアームレスト取付構造では、前記側壁52(後側壁部材)、前記側壁41(第3重合側壁部材)、バックフレーム30、側壁53(前側壁部材)を共にバックフレーム30の後方から挿通した貫通ボルト70と、貫通ボルト70を締め付けるナット72とを含むようにしている。
従って、本実施形態のアームレスト取付構造は、アウターブラケット50とインナーブラケット40とが貫通ボルト70及びナット72により、バックフレーム30に共締め固定した状態で、両ブラケットにより前記バックフレーム30を囲むように環状となる。
(第5実施形態:請求項4のサポート)
図8(d)に示すように、第5実施形態のインナーブラケット40は、バックフレーム30に対してバックフレーム30の内方向(左方向)側を覆う側壁43(内側壁部材)と、前記側壁43(内側壁部材)に連結されて前方向側を覆う側壁41(第3重合側壁部材)を有する。インナーブラケット40は、側壁41と側壁43とにより断面L字状に形成されている。
また、本実施形態のアームレスト取付構造では、前記側壁52(前側壁部材)、前記側壁41(第3重合側壁部材)、バックフレーム30、側壁53(後側壁部材)を共にバックフレーム30の後方から挿通した貫通ボルト70と、貫通ボルト70を締め付けるナット72とを含むようにしている。そして、本実施形態のアームレスト取付構造は、上記インナーブラケット40及びアウターブラケット50が貫通ボルト70とナット72により共締め固定されている。
(第6実施形態)
次に、図9〜図15を参照して第6実施形態を説明する。なお、本実施形態及び第7実施形態では、第1実施形態の構成と同一または相当する構成については同一符号を付して、詳細説明を省略する。以下の第6実施形態では、第1実施形態と異なる構成について説明する。
図12に示すようにインナーブラケット40(すなわち、側壁42)は、アウターブラケット50の連結片54に対して、第1実施形態と同様に連結片54に溶着固定されたボルト85及びボルト85に螺合されたナット86により締結されている。ボルト85及びナット86は締結部材に相当する。なお、本実施形態では、ボルト85により挿通される連結片44の取付孔44aは、前後方向に延びる長孔に形成されている。取付孔44aを長孔とすることにより、後述するボルト70及びナット72により締め付け時に、インナーブラケット40のバックフレーム30側への移動調整が可能である。なお、この移動調整は、後述する支持側壁51と支持金具29との間に形成する間隙を残すように設定されている。
そして、塑性変形防止部材88とインナーブラケット40の側壁42間に若干の間隙(すなわち、距離a)がある状態で、貫通ボルト70とナット72とにより、側壁42、52の弾性力に抗して両ブラケットをバックフレーム30に対して締め付けされている。また、前記締め付けは、前記間隙(すなわち、距離a)を消失せしめて、さらにバックフレーム30の弾性力が消失しない微小な変形を起こすまでの予め設定された締め付けトルクで行われている。このことにより、バックフレーム30の弾性及び前記両ブラケットの弾性によりガタの発生が防止されている。
図11に示すようにカバー90は、インナーブラケット40、アウターブラケット50を内方向側から覆うように配置されている。そして、カバー90はカバーブラケット95のビス孔95a及びインナーブラケット40のビス孔94aにビス96,98を螺合することにより取付け固定されている。
次に第6実施形態の作用を説明する。
ここではバックフレーム30の貫通孔32を予め穿孔したものとする。まず、アームレスト20の軸80に規制管27、スペーサ28、波形座金31、スペーサ33、アウターブラケット50を挿通して、ナット82により組み付けする。また、インナーブラケット40をアウターブラケット50に対してボルト85とナット86により組み付けたアッシーとしておく。
(1) 本実施形態では、支持側壁51(外側壁部材)のバックフレーム30と対向する内側面と、バックフレーム30間の空間域には、貫通ボルト70の締め付け時に、バックフレーム30の塑性変形を防止する塑性変形防止部材88が配置されている。
また、本実施形態では、貫通ボルト70とナット72の締結のトルクダウン防止の効果のある波形座金等のスプリングワッシャの役割を、塑性変形防止部材88とパイプ材からなるバックフレーム30により代用することができる。
加えて、本実施形態では、貫通ボルトの締め付け時に塑性変形防止部材88の許容する範囲でバックフレーム30の弾性変形がある。このことによっても、貫通ボルト70及びナット72の締め付け時のガタを防止できる。本実施形態では、このことにより、バックフレーム30の弾性及び前記両ブラケットの弾性によりガタの発生が防止できる。
(第7実施形態:請求項5のサポート)
次に、図16〜図20を参照して第7実施形態を説明する。なお、本実施形態では、第6実施形態と異なる構成について説明し、第6実施形態の構成と同一または相当する構成については同一符号を付す。
具体的には、図20に示すように、アウターブラケット50は、支持側壁51、後側壁部材としての側壁52及び前記前側壁部材としての側壁53により断面コ字状または断面U字状に形成されている。側壁53には、図20に示すように、側壁52の取付孔52a、52bとそれぞれ同軸の取付孔53a,53bが形成されている。なお、アウターブラケット50の構成は、図8(c)の第4実施形態において、インナーブラケット40の構成及び連結片55を省略した構成にも相当する。また、補強部材60は金属製で板状に形成され、支持側壁51の外側面に溶接等により一体に固定されている。
本実施形態では、図16、図18及び図20に示すようにカバーブラケット94は、側壁53に対して固定されているところが異なっている。
(第7実施形態の作用)
次に第7実施形態の作用を説明する。
そして、図18に示すようにアームレスト20の軸80に規制管27,波形座金31及びブラケット体100の軸孔61a,軸孔51aを挿通してナット82により組み付けてアッシーとする。
また、取付孔52a,53a、及び貫通孔32、並びに取付孔52b,53b、及び貫通孔32をそれぞれ合致させる。この状態で、各貫通ボルト70を、取付孔52a,53a及び貫通孔32、並びに取付孔52b,53b及び貫通孔32にそれぞれ挿通した後、ナット72と協働して、アウターブラケット50の側壁52,53をバックフレーム30に対して共締め固定する。
本実施形態では、第1実施形態の(1)、(2)及び(4)、第6実施形態の(1)、及び(2)の効果の他に下記の特徴を有する。
・ 前記各実施形態では、車両用シートの後付けアームレスト取付構造で説明したが、車両用シートの後付けアームレストに限定するものではなく、車両用シート以外において、鉛直方向に延びるフレーム材に対してアームレストを後付けする場合にも適用できる。
また、バックフレーム30は、パイプ材の替わりに棒材により形成してもよい。
・ 図8(b)の実施形態において、側壁52と側壁42との重合の仕方は同図では、側壁52が側壁42よりもバックフレーム30側としているが、側壁42を側壁52よりもバックフレーム30側に配置してもよい。
40…インナーブラケット、41…側壁、42…側壁、43…側壁、
50…アウターブラケット、51…支持側壁、52…側壁、53…側壁、
70…貫通ボルト、72…ナット、88…塑性変形防止部材、100…ブラケット体。
Claims (8)
- 鉛直方向に延びるフレーム材と、
前記フレーム材を中心としてその少なくとも前方向側、後方向側及び外方向側を覆うようにそれぞれ配置された前側壁部材、後側壁部材及び外側壁部材を有するブラケット体であって、前記外側壁部材が前記前側壁部材、後側壁部材の少なくともいずれか一方の部材に一体に連結されるとともに残りの他方の部材に対して一体に、または、締結部材を介して連結され、前記外側壁部材にアームレストが回転自在に支持されたブラケット体と、
前記前側壁部材、前記フレーム材及び前記後側壁部材を共に貫通した貫通ボルトと、
前記貫通ボルトを締め付けるナットを含み、
前記フレーム材に対して、前記前側壁部材及び前記後側壁部材が前記貫通ボルトと前記ナットにより共締め固定されたアームレスト取付構造。 - 前記ブラケット体は、前記外側壁部材と前記後側壁部材とが一体に連結されたアウターブラケットと、インナーブラケットを含み、
前記インナーブラケットは、前記前側壁部材のみからなるか、
または、前記インナーブラケットは、
前記前側壁部材と、
前記前側壁部材と一体に連結されるとともに前記フレーム材の内側に配置されて前記フレーム材を覆う内側壁部材と、
前記内側壁部材と一体に連結されるとともに前記後側壁部材と重合して配置され、前記貫通ボルトにより前記後側壁部材とともに貫通された第1重合側壁部材を
含む請求項1に記載のアームレスト取付構造。 - 前記ブラケット体は、前記外側壁部材と前記前側壁部材とが一体に連結されたアウターブラケットと、インナーブラケットを含み、
前記インナーブラケットは、
前記後側壁部材と、前記後側壁部材と一体に連結されるとともに前記フレーム材の内側に配置されて前記フレーム材を覆う内側壁部材と、前記内側壁部材と一体に連結されるとともに前記前側壁部材と重合して配置され、前記貫通ボルトにより前記前側壁部材とともに貫通された第2重合側壁部材を含む請求項1に記載のアームレスト取付構造。 - 前記ブラケット体は、前記前側壁部材と、前記外側壁部材と、前記後側壁部材とが一体に連結されたアウターブラケットと、インナーブラケットを含み、
前記インナーブラケットは、
前記フレーム材の内側に配置されて前記フレーム材を覆うとともに、前記前側壁部材または前記後側壁部材のうちいずれか一方の部材に対して締結部材にて締結された内側壁部材と、
前記内側壁部材に一体に連結されて、前記前側壁部材または前記後側壁部材のうちの他方の部材に対して重合して配置されるとともに、前記貫通ボルトにより貫通された第3重合側壁部材を含む請求項1に記載のアームレスト取付構造。 - 前記ブラケット体は、前記前側壁部材と、前記外側壁部材と、前記後側壁部材とが一体に連結されたアウターブラケットと、前記外側壁部材の外側面に対して一体に固定されるとともに前記外側壁部材とともに前記アームレストを回転自在に支持する補強部材を含む請求項1に記載のアームレスト取付構造。
- 前記フレーム材が、パイプ材により形成されている請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項に記載のアームレスト取付構造。
- 前記外側壁部材の前記フレーム材と対向する内側面と、前記フレーム材間の空間域には、前記貫通ボルトの締め付け時に、前記フレーム材の塑性変形を防止する塑性変形防止部材が配置されている請求項6に記載のアームレスト取付構造。
- 前記ブラケット体の前記前側壁部材と前記後側壁部材は、前記貫通ボルトの締め付け以前には、前記フレーム材との間に間隙を有するように配置され、前記貫通ボルトと前記ナットによる締め付け時に、前記塑性変形防止部材は、前記前側壁部材と前記後側壁部材の弾力に抗して前記間隙が少なくともなくなるまで変位を許容している請求項7に記載のアームレスト取付構造。
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