JP2005211467A - 椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロッキング時の快適さに優れると共に、ばねの初期弾性力の調節も楽に行える椅子を提供する。
【手段】ベース5に背用フレーム10が後傾動自在に取付けられており、背用フレーム10の後端部に背もたれ4が取付けられている。背用フレーム10の後端部には後部支持板34を設けたおり、この後部支持板34とベース5との間にばねユニット12が配置されている。ばねユニット12は、圧縮コイルばね52と、前後のばね受け53,54と、調節用ロッド55と、ハンドル56とを備えている。ハンドル56は背もたれ4の裏側に配置している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、後傾動する背もたれを備えた椅子(ロッキング椅子)に関するものである。
背もたれが後傾動するロッキング椅子においては、背もたれの後傾動をばね体(弾性体)で支持している。ばね体としては、ねじりばねや板ばね、トーションバー、ゴムを使用したものもあるが、一般には圧縮コイルばねが使用されていることが多く、この圧縮コイルばねは、上向きに開口した箱状のベース内に略前後方向に延びる姿勢で配置していることが多い。
また、コイルばねは前後のばね受けで支持されており、前後ばね受けの間隔を調節することによってコイルばねの初期弾性力(硬さ)を調節している。コイルばねの初期弾性力の調節機構はくさび部材を利用して前後いずれかのばね受けの位置を変えるようにしていることが多く、くさび部材を操作するためのハンドル(摘まみ又はグリップと呼んでも良い)はベースの下面側に配置していることが多い。
更に、背もたれは、ベースに後傾動自在に取付けた背用フレームに取付けていることが多く、背用フレームの後傾動によって圧縮コイルばねが縮み変形するようになっているのが一般的である。
このような圧縮コイルばねを使用したロッキング機構として、特許文献1には、ベースに座の後方に向けて張り出す張り出し部を設け、この張り出し部に背用フレームを後傾動自在に取付け、更に、ベースに側面視略後傾状の姿勢で固定した筒内に圧縮コイルばねを配置し、背用フレームの後傾動による荷重が調節杆を介して圧縮コイルばねに後方から作用させる構成が開示されている。
特公昭48−37430号公報
前記特許文献1及び他の多くの椅子では、背用フレームの傾動支点(回動支点)よりも手前側の部分で圧縮コイルばねに押圧力を作用させているため、圧縮コイルばねにはテコの作用によって大きな圧縮力(押圧力)が作用する一方、ベースの内部はスペースの制約があるため圧縮コイルばねの長さに制限がある。そこで従来は、圧縮コイルばねは太い線材のものを使用して、短い長さでも必要な弾性復元力を確保するようにしている。
他方、着座した人が背もたれにもたれ掛かってロッキング姿勢を取る場合、後傾動の全体にわたってじんわりと支持しつつゆっくり後傾動すると、ヒステリシス・ロス効果が発揮されて快適であることが知られている。
しかし、背もたれだけが後傾する椅子では、着座した人が背もたれにもたれ掛かると背もたれがごく短い時間でストンと後傾する現象や、少し後傾しただけでばねの反力が急に大きくなって後傾できなくなる現象があり、ヒステリシス・ロス効果を十分に発揮できない場合があった。
この点については、圧縮コイルばねの初期弾性力を大きくすれば良いと考えられるが、圧縮コイルばねの初期弾性力を大きくすると後傾動しにくくなるだけで、圧縮コイルばねの初期弾性力を大きくしてもヒステリシス・ロス効果はあまり期待できない。
更に、背もたれの最大後傾角度を大きくできると快適なロッキング状態を得ることができるが、従来はばねの長さに限度があることによって背もたれの後傾角度もおのずと制限を受け、背もたれの後傾角度を大きくし難いという問題もあった。また、従来のようにばねの初期弾性力を調節するハンドルがベースを下面に配置されていると、人は屈み込むような姿勢でハンドルの回転操作を行わなければらないため、調節作業が面倒であるという問題もあった。
本願発明は、このような現状を改善することを主たる課題とするものである。
本願発明に係る椅子は、脚の上端に取付けたベースと、前記ベースで支持された座と、前記ベースに後傾動自在に取付けた背用フレームと、前記背用フレームに取付けられた背もたれと、前記背用フレーム及び背もたれの後傾動を弾性的に支持するばねユニットとを備えている。
そして、請求項1の発明の特徴として、前記ばねユニットは、背もたれ荷重を後ろ側から受けて縮み変形するように略前後方向に延びる姿勢に配置しており、ばねユニットの前端部は、当該前端部を中心にばねユニットが後傾し得るようにベースに取付けられている一方、ばねユニットの後端は、背用フレームのうち傾動支点よりも後方の部分か又は背もたれに、ばねユニットと背用フレームと背もたれとが一緒に後傾動し得る状態で取付けられている。
請求項2の発明では、請求項1において、前記ばねユニットは、略前後方向に延びると共に側面視でやや後傾した姿勢に配置された圧縮コイルばねと、この圧縮コイルばねを前後から受ける前後のばね受けと、前後ばね受けの間隔を調節するための調節用ロッドと、調節用ロッドを回転操作するための調節用ハンドルを備えており、前記調節用ハンドルを背もたれの下部の裏側に配置し、背もたれの下部には、調節用ロッド又はハンドルが貫通する貫通穴が空いている。
請求項3では、請求項2の好適な態様として、前記背もたれを、下部の幅が狭くなる形状に形成している。
本願発明では、背用フレームの回動支点よりも後方の部位をばねユニットで支持するものであるため、圧縮コイルばねに対する荷重の作用点を背用フレームの傾動支点から遠ざけることができ、このため、従来のようなテコ作用によって変形させるものに比べて背もたれ荷重による押圧力を低減できる。
また、ばねユニットは設置スペースの制約が無くなることによってその長さを長くすることができるため、背もたれの後傾動に伴うばねユニットの圧縮変形量も大きくすることができ、その結果、後傾するに際して十分な弾性復元力を確保できる。
このように、ばねユニットに対する押圧力を低減できることと、ばねユニットが背もたれの後傾動によって十分な弾性復元力を確保できることとが相俟って、背もたれの後傾動がばねユニットによってじんわりと支持され、高いヒステリシス・ロス効果を得ることができる。すなわち、快適なロッキング状態を得ることができる。
また、ばねの変形量を大きくできることに起因してばねのばね定数を下げられるので、背もたれの後傾によって必要以上の反力が発生するのを防止することができ、このため、背もたれが後傾しづらくなる現象を回避できる。
また、ばねユニットの長さを長くして圧縮変形量を大きくできるため、背もたれの後傾角度も従来に比べて大きくすることができ、このため、ロッキング状態の快適さを一層向上させることができる。
請求項2のように構成すると、ばねユニットの初期弾性力を調節するにおいて一々身体を屈ませる必要はないため、初期弾性力の調節作業を楽に行うことができる。また、請求項3のように構成すると、着座した姿勢のままで手を背もたれの裏側に回してハンドルを楽に操作できるため、一層使い勝手が良い。
次に、本願発明の実施形態を図面にも基づいて説明する。まず、図1〜図3に基づいて概要を説明する。図1は椅子の斜視図、図2はばねユニットを省略した状態での要部の縦断側面図、図3はばねユニットを示した部分的な縦断側面図である。
これらの図から理解できるように、椅子は、脚1と、座2と、背もたれ3とを備えている。脚1は放射状に延びる枝杆と脚支柱の一例としてのガスシリンダ4とを備えており、各枝杆の先端にはキャスターを設けている。
ガスシリンダ4の上端には上向きに開口したベース5が取付けられており、このベース5の上面に座用フレーム6が固着されており、この座用フレーム6によって座2が前後位置調節可能に支持されている。図2及び図3に示すように、座2は合成樹脂製の座板7の上面にクッション材8を張った構造になっており(クッションを備えていない構造でも良い)、座板7の後端部には、座2の前後位置を調節するためのレバー9を設けている 。
また、前記ベース5には背用フレーム10がその前端を中心に後傾動するように第1軸11によって取付けられており、この背用フレーム10の後端に背もたれ3が取付けられている。従って、背もたれ3は第1軸11を中心にして後傾動する。ベース5の後端部と背もたれ3の下端部との間には、背もたれ3の後傾動を弾性的に支持するためのばねユニット12を配置している。
ガスシリンダ4は昇降筒13を備えており、ベース5には、昇降筒13から突設したプッシュバルブ14を操作するための昇降用レバー15を設けている。以下、図4以下の図面も参照して各部位の詳細を説明する。
図4及び図5は部材を上方から見た分離斜視図、図6は主要部材を下方から見た分離斜視図、図7は座及び背もたれの支持機構を上方からの斜視図、図8は座及び背もたれの支持機構を下方からの斜視図、図9は座2を仮想線で示した平面図、図10のうち(A)は図9のX−X視部分正面図、(B)は座2の取り付け手順を示す平面図、図11は図9のXI−XI視断面図、図12はベース5への背用フレーム10の取り付け構造を示す断面図、図13は座2の前後調節機構を示す拡大断面図である。
(1).ベース及び座用フレーム
ベース5は例えば板金製であって、左右側板5aと前板5bとを備えていて上方及び後方に開口した形態になっており、左右の側板5aの上端には外向きのフランジ5cが形成されている。ベース5には下方からシリンダ受け16が貫通しており、シリンダ受け16にガスシリンダ4の昇降筒13が嵌着している。ベース5の内部にはインナーブラケット17を溶接等によって固着しており、シリンダ受け16はインナーブラケット17にも固着している。
例えば図7から容易に理解できるように、座用フレーム6は1本の金属パイプ(棒材でも良い)を曲げて形成されており、ベース5の左右外側において前後方向に延びる左右平行部6aと、左右平行部6aの後端に連続して左右方向に延びるリア部6bと、左右平行部6aの前端から内向きに折り返された状態で後ろ向きに延びる折り返し部6cとを備えており、折り返し部6cの先端部をベース5のフランジ5cに溶接(ねじ止めでも良い)で固着している。
また、座用フレーム6のリア部6bもベース5の左右フランジ5cに溶接によって固着している。ベース5の左右側板5aに座用フレーム6のリア部6bが固着されていることにより、ベース5は補強された状態になっており、このため過度に厚くすることなく高い強度を得ることができる。
座用フレーム6の左右平行部6aとリア部6bとで形成されるコーナー部にはコーナー板18が溶接によって固着されている。このコーナー板18は座用フレーム6の補強機能を備えると共に、肘掛け装置を取り付ける部材としても機能する。このため、コーナー板18には肘掛け装置を固定するための取り付け穴19を設けている。取り付け穴はバーリング部に雌ねじを切ることによって形成しても良いし、ナットを溶接することによって形成しても良い。
座用フレーム6の折り返し部6cは平面視で略く字状に屈曲しているが、平面視でL字状に曲げた形態にしても良い。また、左右折り返し部6cをパイプや金属板によって連結しても良い。座用フレーム6は、左右平行部6aの高さが高くなるように形成されている。
ところで、従来、座用フレームは板金製やダイキャスト製若しくは合成樹脂製が多い。しかし、板金製のものは加工工程が複雑で製造に手間がかかり、また、ダイキャスト製及び合成樹脂製では高価な金型が必要になり、いずれにしても製造コストが嵩むという問題がある。
これに対して本実施形態のようにパイプを曲げて構成すると、極めて簡単な構造であるため製造コストを抑制できる利点がある。特に、リア部6bをベース5に溶接すると、ベース5及び座用フレーム6の両方が互いに補強し合う状態になるため、ベース5及び座用フレーム6とも肉厚を過度に厚くすることなく必要な強度を確保できて、特に好適である。なお、リア部6bを押さえ金具を使用してベース5に固定しても同様の効果を得ることができる。
(2).座の支持構造
図10や図11に示すように、座板7は上向き凹状に形成されている。また、図示していないが座板7には多数のスリット群が形成されており、下向き凸状に弾性変形することが可能になっている。そして、その左右両端部が座用フレーム6の左右平行部6aで支持されている。このように両端支持の状態で座板7が支持されていることと、座板7に多数のスリット群が形成されていることとにより、座板7は着座によって沈むように変形することが許容され、高いクッション性を確保することができる。
例えば図11に示すように、座板7の左右端部の下面には、座用フレーム6の左右平行部を左右外側から囲うガイド部20が一体に形成されており、このガイド部20に断面L形の金属製ガイド体21をねじ止めによって固定しており、これにより、座2は座用フレーム6に対して上向き離脱不能でかつ前後移動可能に支持されている。このように、座用フレーム6をパイプ製(棒材製でも良い)としたことは、座板7を前後移動可能に支持することについても意義があるのである。
既述のように座用フレーム6は左右平行部6aの高さが高くなっているが、左右平行部の高さが高いことは、座板7の沈み込み変形を許容することと、座板7を前後移動可能に支持することとの両方を確保する意味を持っている。
また、図10(A)に示すように、座用フレーム6の折り返し部6cはガイド体21と干渉しない状態になっており、このため、図10(B)に示すように、ガイド部20とガイド体21とで形成されたガイド溝を座用フレーム6の左右平行部6aに簡単に嵌め入れることができる。従って、椅子の組み立て作業をきわめて簡単に行える(勿論、座板7を座用フレーム6に載せてからガイド体21をガイド部20に固定しても良い)。
座板7には必ずしも下向きのガイド部20を形成する必要はないが、ガイド部20を形成すると、前後動がスムースであり、また、前後移動させたり座板7が撓み変形したりするに際して金属同士のこすれ音を発生させない利点がある。
(3).座の前後位置調節機構
座2は段階的(本実施形態では3段階)に前後位置を変更できるようになっており、図13に明示するように、前後位置を調節するための調節レバー9は座板7の後部下面に取り付けている。
調節レバー9は、座用フレーム6にビス22及びナット23によって取り付けられており、後部には上向きに延びる指当て部9aを設けている。また、調節レバー9にはビス22が嵌まる座ぐり穴24が形成されており、この座ぐり穴24の内部においてビス22にコイルばね25を嵌め込んでおり、このため、調節レバー9はビス22での取り付け箇所を中心にしてシーソー状に回動し得る。
そして、調節レバー9には、係合手段の一例として、座用フレーム6のリア部6bに上方から嵌まる下向きの係合凹部26が前後方向に並ぶように複数(3つ)形成している。従って、指当て部9aに人が指を当てて調節レバー9を回動させると、調節レバー9とリア部6bとの嵌合が解除され、座2の前後位置を調節できる。
椅子において座2の前後位置を調節することは従来から行われており、そのための従来の機構としては、例えば板金製の座受けフレームに係合溝を形成して、これにレバーを係脱させることが行われているが、こけれでは加工コストが嵩む。これに対して本実施形態では、座用フレーム6のリア部6bをそのまま利用して調節を行っているため、加工コストを抑制することができる。
また、従来は調節レバーを座の前部下方や側部下方に配置しているが、この構成では、昇降用レバー等と混同してしまうことが懸念され、また、座の前後位置を調節できることを使用者が知らない虞もある。
これに対して本実施形態のように調節レバー9を座2の後部に配置すると、調節レバー9が邪魔にならず、また、人が調節レバー9の存在を視認できてその機能を確実に発揮できるという利点もある。
調節レバー9の後部下面は後方に向けて高くなる傾斜面9bになっているが、これは、座2を座用フレーム6に取り付けるに際して、座用フレーム6のリア部6bを乗り越え易いようにするためである(座2の取り付け・取り外しに際しては座板7を弾性変形させる)。なお、ビス22は座板7に直接にねじ込んでも良い。
(4).座の高さ調節機構
次に、昇降用レバー15について説明する。例えば図9に示すように、昇降用レバー15は、1本の線材又はパイプを曲げることによって形成されており、座2の前部下方において左右方向に長く延びる指掛け部15aを備えていて、、指掛け部15aの左右両端からベース5に向けて収束しながら延びるようになっており、全体として平面視台形上に形成されている。
そして、図14に明瞭に示すように、昇降用レバー15の後端部(基端部)に左右方向に延びる支軸部15bを形成し、この支軸部15bを保持部材28にてベース5のインナーブラケット17に取り付けている。一方の支軸部28には、ガスシリンダ4のプッシュバルブ14の上面に向けて延びる押圧部15cが折り曲げ形成されている。
ベース5の前板5bには、昇降用レバー15との干渉を回避するための切り開き溝29が形成されている。また、昇降用レバー15のうち切り開き溝29に嵌まっている部分は前後方向に平行に延びており、このため、切り開き溝29の溝幅を大きくしなくても昇降用レバー15を回動操作できる。
更に、図15に示すように、保持金具28の前部には、インナーブラケット17に形成した係合穴30に引っ掛かり係合する下向きの爪部28aが形成されており、このため、保持部材28は1本のビス31でインナーブラケット17に固定される。なお、保持部材28は合成樹脂製でも良く、また、2本のビスで固定しても良い。
ところで、従来の背もたれ付き回転椅子における昇降用レバー15は、一般に、座の左右何れかの側部に配置されているが、昇降用レバー15はその大きさが小さいため、操作しにくいという問題がある。
他方、先行技術としての実用新案登録第3013602号公報には、座2の前部下方に、指掛け部が左右方向に長く延びているレバーを配置することが記載されており、このよう構成すると操作できる範囲が広がるため昇降操作しやすい利点がある。しかし、この先行技術は、昇降用レバーの取り付け手段としては、指掛け部から後ろ向きに延びる1本の軸を設ける一方、座には前記軸が嵌まる下向きの筒部を設けて、この筒部に前記軸をピンで枢支したものであるため、取り付け強度に劣るという問題がある。
これに対して本実施形態のように構成すると、昇降用レバー15は左右方向に延びる支軸部15bを保持部材28でインナーブラケット17に押さえ保持されており、頑丈な保持構造になっているため、高い取り付け強度を確保することができる。このため、強い力で操作しても破損するようなことはない。
また、昇降用レバー15は、支軸部15bとその手前側の部分とがインナーブラケット17の上面に重なっているため、昇降用レバー15を誤って下向きに押しても回動することはなく、このため別にストッパー手段を設ける必要はないのであり、この面でも優れている。
インナーブラケット17は昇降用レバー15の取り付け部の一例である。また、昇降用レバー15は1個の保持部材で取り付けるとも可能である。更に、昇降用レバーはその指掛け部15aが座2の左側部又は右側部の下方に位置するように配置することも可能である。
(5).背用フレーム
例えば図4や図6から容易に把握できるように、背用フレーム10は、ベース5の内部から後ろ向きに延びる2本のサイドメンバー32と、両サイドメンバー32の前端部に溶接にて固着された左右長手のフロントプイプ33と、左右サイドメンバー32の後部に溶接によって固着された後部支持板34と、左右サイドメンバー32の間の部分のうち略後半部を覆う状態で左右サイドメンバー32に固着されたカバー板35とを備えている(カバー板35は樹脂製として着脱式にしてもよい)。左右サイドメンバー32の後部には略上向きに延びる支柱部36を形成している。
そして、例えば図11や図12に示すように、ベース5の側板に貫通した第1軸11をフロントパイプ33に挿通することにより、背用フレーム10はその前端部を中心にして後傾動するようにベース5に取り付けられている。ベース5の取り付け穴37には樹脂製のブッシュ38が嵌まっている。例えば図2に示すように、ベース5のインナーブラケット17には、背用フレーム10の最大後傾角度を規制するためのストッパー39を設けている。
ロッキング椅子では一般に背用フレームが使用されており、この場合、従来は、背用フレームのサイドメンバーはベースの左右外側に位置しており、左右長手の軸でベースに取り付けている。しかし、この従来構造では、サイドメンバーが手前側に長く延びる形態になっているため、背用フレームの強度が低くなるという問題がある。
これに対して本実施形態のように背用フレーム10の前部をベース5の内部に配置すると、サイドメンバー32の前部をフロントパイプ33とを溶接した頑丈な構造でありながら、何らの問題なくベース5に傾動自在に取り付けできるという優れた効果がある。なお、背用フレーム10は必ずしもパイプ製にする必要はなく、板金製やダイキャスト製、或いは合成樹脂製とすることも可能である。もちろん、全体を一体の構造にしても良いのである。
背用フレーム10の前傾位置規制は、そのサイドメンバー32が座用フレーム6のリア部6aに当たることによって行っている。この場合、背もたれ4をロッキング状態からニューラル状態に戻すと、サイドメンバー32が座用フレーム6のリア部6bに強く当たるので、図2に示すように、緩衝及び騒音防止のため、サイドメンバー32(又は座用フレーム6のリア部6b)に樹脂製のキャッチ32aをねじ止め等で固定している。
(6).背もたれ
次に、図16〜図18も参照して背もたれ3について説明する。図16は背もたれ3の正面図、図17のうち(A)は図16のA−A視断面図、(B)は図16のB−B視断面図、(C)は図16のC−C視断面図、図18は部分的な拡大断面図である。
背もたれ3は合成樹脂製であり、正面視では下部が幅狭の形状に形成されており、側面視では前向き凸のく字状に形成されている。また、外周に沿って多数の穴41が貫通されている。更に、背もたれ3はその下端が座2の上面よりも下方に位置するように配置されている。
背もたれ3の下部の前面には、背用フレーム10の支柱部36が嵌まる下向き開口の筒部42と、これに連続して下向きに延びる縦リブ43と、左右筒部42の下端間に延びる横長リブ44が形成されており、横長リブ44の下方に円形の貫通穴45が空いている。縦リブ43は背用フレーム10の支柱部36に左右内側から当たっている。
背用フレーム10の後部支持板34の下端には、裏側から上向きに延びるように折り返された受け部34aを形成している一方、背もたれ3の下部前面には、前記受け部34aを囲う下向きリブ46とサイドリブ47とを形成している。
更に、図21から容易に理解できるように、背用フレーム10の後部支持板34のに背もたれ3の下向きリブ46を望むような係合穴48を設ける一方、背もたれ3の下向きリブ46に形成した角穴49に板バネ製のストッパー50を嵌め込んでおり、このストッパー50には、背用フレーム10の係合穴48の上部に引っ掛かり嵌合する係止部50aを折り曲げ形成している。ストッパー50aは側面視で前傾状に形成している。
上述の説明から理解できるように、背もたれ3は、その筒部42を背用フレーム10の支柱部36に上方から嵌め込むと共に、下向きリブ46及びサイドリブ47の箇所を受け部34aに嵌め込むというワンタッチ的な作業により、背用フレーム10に取り付けられる。そして、取り付けた状態で板ばね製のストッパー50が係合穴48に嵌合しているため、上向き抜け不能でかつガタ付き不能に保持される。ストッパー50を後方に押してその係止部50aを係合穴48から離脱させると、背もたれ3を背用フレーム10から取り外すことができる。
従来の背もたれ3は背用フレーム10にビス止めしているものが多いが、本実施形態のように背用フレーム10に差し込み式としてバネ体よりなるストッパー手段を設けると、背もたれ3の抜けを阻止できるものでありながら簡単に組立できる利点がある。
筒部42を背もたれ4の前面に突設することによって着座者の背に当たる等の不具合が見栄えの問題が生じる場合は、図17に一点鎖線で示すように、筒部42を背もたれ4の裏側に形成したよい(この場合は、背用フレーム10の支柱部36は背もたれ4の下部を貫通して筒部42に嵌まるが、支柱部36を背もたれ4の裏側に完全に回り込ませても良い)。また、背もたれ4の裏面に縦長の補強リブを適宜本数形成しても良い(この場合、リブは単なる板状であるより断面コ字状であるのが好ましい)。
(7).ばねユニット
次に、図3〜図6,図8に加えて図19〜図21も参照してばねユニット12について説明する。図19は図3のXIX-XIX 視断面図、図20は図3のXX−XX視断面図、図21は図3のXXI-XXI 視断面図である。
図3や図5から全体を把握できるように、ばねユニット12は、ばね体の一例としての圧縮コイルばね52と、この圧縮コイルばね52を手前から受ける前部ばね受け53と、圧縮コイルばね52を後部からうける後部ばね受け54と、前後ばね受け53,54に嵌まって調節ロッド(調節ボルト)55と、調節ロッド55に後方から嵌まったハンドル(摘まみ)56と、前部ばね受け53に手前側から嵌まった軸支部材57とを備えている。
軸支部材57は左右長手の第2軸58によってベース5の側板5aに回動自在に取り付けている。図19に示すように、第2軸58にはカラー59を嵌めている。図20に示すように、軸支部材57と前部ばね受け53との嵌合部は断面角形(非円形)であり、このため、前部ばね受け53は回転不能に保持されており、かつ、前部ばね受け53は軸支部材57に対して前後スライド自在に嵌まっている。
また、例えば図5に示すように後部ばね受け54も四角形であり、背用フレーム10のカバー35に当てることによって回転不能に保持されている。
前部ばね受け53にはナット60を回転不能に埋め込んでおり、このナット60に調節ロッド55がねじ込まれている。また、調節ロッド55の前端部にはブッシュ61が嵌まっており、ブッシュ61は軸支部材57に内装されている。調節ロッド55にはストッパー筒62が嵌まっている。
調節ロッド55の後端には六角等の非円形の頭55aを一体に設けており、この頭55aにハンドル56のボス部56a嵌め込んでいる。頭へのハンドル56の嵌め込みは後方から強制的に押し込むことによって行っており、ハンドル56は後方に強く引っ張ると調節ロッド55から抜き外すことができる。ハンドル56のボス部56aは背もたれ3の貫通穴45に遊嵌している。
図3は圧縮コイルばね52の初期弾性力が最も弱い状態であり、この状態からハンドル56を回転操作すると、前部ばね受け53が引っ張られて後方に移動し、初期弾性力が強くなる。初期弾性力を過度に強くすると各部材への負担が掛かり過ぎるので、限度を設定しておく必要がある。この限度設定を、本実施形態では、ストッパー筒62が前後ばね受け53,54に当たることによって行っている。
着座した人が背もたれ3にもたれ掛かると、背用フレーム10の傾動支点とばねユニット12の傾動支点とが相違することに起因して後部ばね受け54に手前側に押され、これにより、背もたれ3は圧縮コイルばね52を圧縮変形させながら後傾動する。背もたれ3の後傾動に際してばねユニット12も後傾動し、かつ、後部ばね受け54は調節ロッド55と相対的に摺動する。
なお、椅子の組立に当たっては、ハンドル56を取り外した状態のばねユニット12をベース5と背用フレーム10とに取付け、それから背もたれ3を背用フレーム10に差し込み装着し、次いで、ハンドル56を調節ロッド55の頭55aに嵌め込むという手順が採られる。本実施形態とは異なって、調節ロッドをハンドル56にインサート成形にて一体的に固着したり、ハンドルと調節ロッドとを一体構造としたりすることも可能である。
(8).実施形態のばねユニットの利点
背用フレーム10の後部がばねユニット12で支持されているため、背もたれ3の後傾動に伴って生じるモーメントがばねユニット12に作用する押圧力は従来技術に比べて遥かに小さい。また、ばねユニット12はベース5と背もたれ3との間に延びるように配置しているため、圧縮コイルばね52は長さの長いものを使用することができ、その結果、圧縮コイルばね52をじんわりと変形させることができる。
このような圧縮コイルばね52に掛かる押圧力を小さくできることと、圧縮コイルばね52をじんわりと変形させることとが相俟って、背もたれ3の後傾動が圧縮コイルばね52でじんわりと支持され、快適なロッキング状態を得ることができる。また、圧縮コイルばね52の長さを長くできるため背もたれ3の後傾角度も例えば15°程度に大きくすることができ、この点からも快適なロッキング状態を得ることができる。
また、圧縮コイルばね52の初期弾性力を調節するためのハンドル56は背もたれ3の裏側に配置されているため、人は着座して手を後ろに回すことによってハンドル56の回転操作を行うことができ、調節作業が楽である。そして、背もたれ3はその下部を幅狭に形成しているため、ハンドル56の回転操作をより一層容易に行える。なお、ハンドル56の背面に、どちらに回転させると初期弾性力が強くなるかを矢印と文字とで表示しておくと、ユーザーにとって親切である。
更に、本実施形態のように初期弾性力の強さ限界用ストッパー手段として調節ロッド55にストッパー筒62を嵌め込むと、ごく簡単な構成によって弾性力の限界を設定できて好適である。なお、背もたれ3の筒部42やリブ群は裏側に形成することも可能である。
なお、ハンドル56を完全にねじ込み切って前後ばね受け53,54の間にストッパー筒62がつかえるとロッキング不能のロック状態になる。また、ハンドル56をある程度ねじ込むまでは、背もたれ4は最大後傾角度まで後傾動し、ハンドル56をある程度以上にねじ込むと、ストッパー筒62と後部ばね受け54との間の遊びが背もたれ4の最大傾動ストローク量よりも小さくなり、背もたれ4の傾動ストロークは小さくなる。つまり、ストッパー筒62は、圧縮コイルばね52の初期弾性力の限度を設定する機能と、背もたれ4の傾動ストロークを変更する機能とを備えている。
(9).背もたれの使用例
本実施形態のように背もたれ3に周縁部に多数の穴41を空けていると、この穴41を利用して機能を付加できる。その例を図22及び図23に示している。図22では、穴41を利用してクッション材64を取付けた場合を示しており、樹脂製のインナー板65にクッション材64を張ると共に、インナー板65には穴41に弾性嵌合する係合突起66を設けている。突起66の個数は任意に設定できる。
クッション材64を設ける場合、背もたれ3の全体に重なるように配置しても良いし、図16に一点鎖線及び二点鎖線で示すように、下半部のみ又は上半部のみに配置しても良いし、或いは、上下中途部のみに配置するなどしても良い。例えば色を異ならせた複数のクッションユニットを取付けても良いのである。図では表示していないが、クッション材を備えていない軟質のインナー板を取付けることも可能である。
図23に示すのは、例えば衣服掛け用やタオル掛け用のハンガー類67の取付けに穴41を利用したものである。(A)は断面図、(B)は(A)のB−B視背面図である。この例では、ハンガー67に2本の鉤形足67aを設けて、鉤形足67aを手前側から穴41に嵌め込んでいる。鉤形足67aは背もたれ3の上端縁に当たった状態で斜め後方に延びるように形成しており、このため、ハンガー67は安定良く支持される。図示してないが、背もたれ3の背面にカゴ状やネット状の収納体を配置することも可能であ、これら収納体の取付けに穴41を利用することも可能である。
(10). その他
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化することができる。例えば、座をフレームにネットを張った構造としたり、背もたれに予めクッション材を張っておくことも可能である。また、背もたれにランバーサポートを取付けることも可能である。更に、背もたれの後傾動を後傾可能な状態と後傾不能な状態とに切り換えるロック装置を設けたり、座が背もたれの後傾動に連動して後退動及び後傾動するシンクロ構造にすることなども可能である。
また、本明細書及び図面で開示した各事項は当初請求項1に拘束されることなくそれぞれが独立した発明たり得る。
本願発明の実施形態に係る椅子の全体斜視図である。 ばねユニットを省略した状態での要部の縦断側面図である。 ばねユニットを示した状態での分的な縦断側面図である。 部材を上方から見た分離斜視図である。 部材を上方から見た分離斜視図である。 主要部材を下方から見た分離斜視図である。 座及び背もたれの支持機構を上方からの斜視図である。 座及び背もたれの支持機構を下方からの後部斜視図である。 座を仮想線で示した平面図である。 (A)は図9のX−X視部分正面図、(B)は座の取り付け手順を示す平面図である。 図9のXI−XI視断面図である。 図12はベースへの背用フレームの取り付け構造を示す断面図である。 座の前後調節機構を示す拡大断面図である。 昇降用レバーの取付け構造を示す一部破断平面図である。 図14のXV−XV視断面図である。 背もたれの正面図である。 図16の A-A視、 B-B視、 C-C視箇所の断面図である。 要部の部分的な拡大断面図である。 図3のXIX-XIX 視断面図である。 図3のXX−XX視断面図である。 図3のXXI-XXI 視断面図である。 背もたれにクッション材を取付けた状態の部分断面図である。 背もたれにハンガーを取付けた状態のを示す図である。
符号の説明
1 脚
2 座
3 背もたれ
4 脚支柱の一例としてのガスシリンダ
5 ベース
6 座用フレーム
7 座板
9 座の前後位置調節用のレバー
10 背用フレーム
12 ばねユニット
15 昇降用レバー
42 筒部
52 圧縮コイルばね
53 前部ばね受け
54 後部ばね受け
55 調節ロッド
56 ハンドル
62 ストッパー筒

Claims (3)

  1. 脚の上端に設けたベースと、前記ベースで支持された座と、前記ベースに後傾動自在に取付けた背用フレームと、前記背用フレームに取付けられた背もたれと、前記背用フレーム及び背もたれの後傾動を弾性的に支持するばねユニットとを備えており、
    前記ばねユニットは、背もたれ荷重を後ろ側から受けて縮み変形するように略前後方向に延びる姿勢に配置しており、ばねユニットの前端部は、当該前端部を中心にばねユニットが後傾し得るようにベースに取付けられている一方、
    ばねユニットの後端は、背用フレームのうち傾動支点よりも後方の部分か又は背もたれに、ばねユニットと背用フレームと背もたれとが一緒に後傾動し得る状態で取付けられている、
    椅子。
  2. 前記ばねユニットは、略前後方向に延びると共に側面視でやや後傾した姿勢に配置された圧縮コイルばねと、この圧縮コイルばねを前後から受ける前後のばね受けと、前後ばね受けの間隔を調節するための調節用ロッドと、調節用ロッドを回転操作するための調節用ハンドルを備えており、前記調節用ハンドルを背もたれの下部の裏側に配置し、背もたれの下部には、調節用ロッド又はハンドルが貫通する貫通穴が空いている、
    請求項1に記載した椅子。
  3. 前記背もたれは、下部の幅が狭くなる形状に形成されている、
    請求項2に記載した椅子。
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