JP4353472B2 - 椅子 - Google Patents
椅子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4353472B2 JP4353472B2 JP2004024177A JP2004024177A JP4353472B2 JP 4353472 B2 JP4353472 B2 JP 4353472B2 JP 2004024177 A JP2004024177 A JP 2004024177A JP 2004024177 A JP2004024177 A JP 2004024177A JP 4353472 B2 JP4353472 B2 JP 4353472B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- spring
- back frame
- seat
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
また、請求項3の構成を採用すると、背もたれの抜けを阻止できるものでありながら簡単に組立できる利点がある。
ベース5は例えば板金製であって、左右側板5aと前板5bとを備えていて上方及び後方に開口した形態になっており、左右の側板5aの上端には外向きのフランジ5cが形成されている。ベース5には下方からシリンダ受け16が貫通しており、シリンダ受け16にガスシリンダ4の昇降筒13が嵌着している。ベース5の内部にはインナーブラケット17を溶接等によって固着しており、シリンダ受け16はインナーブラケット17にも固着している。
図10や図11に示すように、座板7は上向き凹状に形成されている。また、図示していないが座板7には多数のスリット群が形成されており、下向き凸状に弾性変形することが可能になっている。そして、その左右両端部が座用フレーム6の左右平行部6aで支持されている。このように両端支持の状態で座板7が支持されていることと、座板7に多数のスリット群が形成されていることとにより、座板7は着座によって沈むように変形することが許容され、高いクッション性を確保することができる。
座2は段階的(本実施形態では3段階)に前後位置を変更できるようになっており、図13に明示するように、前後位置を調節するための調節レバー9は座板7の後部下面に取り付けている。
次に、昇降用レバー15について説明する。例えば図9に示すように、昇降用レバー15は、1本の線材又はパイプを曲げることによって形成されており、座2の前部下方において左右方向に長く延びる指掛け部15aを備えていて、指掛け部15aの左右両端からベース5に向けて収束しながら延びるようになっており、全体として平面視台形上に形成されている。
例えば図4や図6から容易に把握できるように、背用フレーム10は、ベース5の内部から後ろ向きに延びる2本のサイドメンバー32と、両サイドメンバー32の前端部に溶接にて固着された左右長手のフロントプイプ33と、左右サイドメンバー32の後部に溶接によって固着された後部支持板34と、左右サイドメンバー32の間の部分のうち略後半部を覆う状態で左右サイドメンバー32に固着されたカバー板35とを備えている(カバー板35は樹脂製として着脱式にしてもよい。)。左右サイドメンバー32の後部には、略上向きに延びる支柱部36を形成している。
次に、図16〜図18も参照して背もたれ3について説明する。図16は背もたれ3の正面図、図17のうち(A)は図16のA−A視断面図、(B)は図16のB−B視断面図、(C)は図16のC−C視断面図、図18は部分的な拡大断面図である。
次に、図3〜図6,図8に加えて図19〜図21も参照してばねユニット12について説明する。図19は図3のXIX-XIX 視断面図、図20は図3のXX−XX視断面図、図21は図3のXXI-XXI 視断面図である。
背用フレーム10の後部がばねユニット12で支持されているため、背もたれ3の後傾動に伴って生じるモーメントがばねユニット12に作用する押圧力は従来技術に比べて遥かに小さい。また、ばねユニット12はベース5と背もたれ3との間に延びるように配置しているため、圧縮コイルばね52は長さの長いものを使用することができ、その結果、圧縮コイルばね52をじんわりと変形させることができる。
本実施形態のように背もたれ3に周縁部に多数の穴41を空けていると、この穴41を利用して機能を付加できる。その例を図22及び図23に示している。図22では、穴41を利用してクッション材64を取付けた場合を示しており、樹脂製のインナー板65にクッション材64を張ると共に、インナー板65には穴41に弾性嵌合する係合突起66を設けている。突起66の個数は任意に設定できる。
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化することができる。例えば、座をフレームにネットを張った構造としたり、背もたれに予めクッション材を張っておくことも可能である。また、背もたれにランバーサポートを取付けることも可能である。更に、背もたれを後傾可能な状態と後傾不能な状態とに切り換えるロック装置を設けたり、座が背もたれの後傾動に連動して後退動及び後傾動するシンクロ構造にすることなども可能である。
2 座
3 背もたれ
4 脚支柱の一例としてのガスシリンダ
5 ベース
6 座用フレーム
7 座板
9 座の前後位置調節用のレバー
10 背用フレーム
12 ばねユニット
15 昇降用レバー
34 背用フレームの後部支持板
36 背用フレームの支柱部
42 背もたれの筒部
48 係合穴
50 背もたれに設けたストッパー
53 前部ばね受け
54 後部ばね受け
55 調節ロッド
56 ハンドル
57 軸支部材
62 ストッパー筒
Claims (3)
- 脚の上端に設けたベースと、前記ベースで支持された座と、前記ベースに後傾動自在に取付けた背用フレームと、前記背用フレームに取付けられた背もたれと、前記背用フレーム及び背もたれの後傾動を弾性的に支持するばねユニットとを備えており、
前記ばねユニットは、略前後方向に延びると共に側面視でやや後傾した姿勢に配置された圧縮コイルばねと、前記圧縮コイルばねを前から受ける前部ばね受け及び圧縮コイルばねを後ろから受ける後部ばね受けと、前記前後ばね受けの間隔を調節するための調節ロッドと、前記調節ロッドを回転操作するためのハンドルとを備えている、
という構成であって、更に、
前記調節ロッドは前記ベースに回動自在に取付けられた軸支部材で回転自在に支持されており、前記ハンドルで前記調節ロッドを回転操作すると前部ばね受けが前後動して前記圧縮コイルばねの初期弾性力を調節でき、前記背もたれが後傾すると後部ばね受けが前進して前記ハンドルと背もたれとの間隔が広がる、
椅子。 - 前記背用フレームの後端部には上向きに延びる支柱部が設けられている一方、前記背もたれには、前記背用フレームの支柱部に上方から嵌まる下向き開口の筒部と、前記後部ばね受けを後ろから支える後部支持板とが設けられている、
請求項1に記載した椅子。 - 前記背もたれにはストッパーを、前記背用フレームの後部支持板には前記ストッパーが嵌まって背もたれを上向き移動不能に保持する係合穴を、前記背もたれの筒部を背用フレームの支柱部に嵌め込み切ると前記ストッパーが前記係合穴に嵌まるようにして設けている、
請求項2に記載した椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004024177A JP4353472B2 (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004024177A JP4353472B2 (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005211467A JP2005211467A (ja) | 2005-08-11 |
JP4353472B2 true JP4353472B2 (ja) | 2009-10-28 |
Family
ID=34906942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004024177A Expired - Fee Related JP4353472B2 (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4353472B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4988188B2 (ja) * | 2005-11-29 | 2012-08-01 | 株式会社イトーキ | 背もたれ付き椅子 |
US7293833B2 (en) | 2005-02-02 | 2007-11-13 | Itoki Corporation | Chair and support mechanism unit thereof |
JP5205625B2 (ja) * | 2006-11-07 | 2013-06-05 | コクヨ株式会社 | 椅子 |
JP5935320B2 (ja) * | 2011-12-27 | 2016-06-15 | コクヨ株式会社 | 椅子 |
CN113576166B (zh) * | 2021-07-16 | 2022-06-14 | 江西赣东钢木制品有限公司 | 一种具有储物升降功能课凳 |
-
2004
- 2004-01-30 JP JP2004024177A patent/JP4353472B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005211467A (ja) | 2005-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9510682B2 (en) | Nestable chair | |
US8272692B1 (en) | Office chair having tiltable seat and back | |
JP2014004321A (ja) | ネスティング可能な椅子 | |
JP4353472B2 (ja) | 椅子 | |
JP4575183B2 (ja) | 椅子 | |
JP3359862B2 (ja) | ロッキング装置 | |
JP2011092381A (ja) | ロッキング椅子 | |
WO2008004583A1 (fr) | Structure de chaise inclinable | |
JP3967150B2 (ja) | 椅子 | |
JP2013022078A (ja) | ロッキング椅子 | |
JP5026783B2 (ja) | 椅子 | |
JP4261001B2 (ja) | 椅子 | |
JP5568775B2 (ja) | 椅子 | |
JP2003079481A (ja) | 椅 子 | |
JP4512916B2 (ja) | 椅子の座 | |
JP4183679B2 (ja) | リクライニングチェア | |
JP7169166B2 (ja) | 椅子 | |
JP6196438B2 (ja) | ロッキング椅子 | |
JP7382179B2 (ja) | 椅子 | |
JP7385405B2 (ja) | 椅子 | |
JP6412300B2 (ja) | ネスティング可能な椅子 | |
JP5983014B2 (ja) | 椅子 | |
JP5597848B2 (ja) | 椅子 | |
JP7149050B2 (ja) | 椅子 | |
JP5983015B2 (ja) | 椅子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090401 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090601 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090722 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090724 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |