JP7407061B2 - コンテナにおける扉の開閉機構およびそれを備えるコンテナ - Google Patents
コンテナにおける扉の開閉機構およびそれを備えるコンテナ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7407061B2 JP7407061B2 JP2020079098A JP2020079098A JP7407061B2 JP 7407061 B2 JP7407061 B2 JP 7407061B2 JP 2020079098 A JP2020079098 A JP 2020079098A JP 2020079098 A JP2020079098 A JP 2020079098A JP 7407061 B2 JP7407061 B2 JP 7407061B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- door
- inner door
- container
- closing mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 11
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 11
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 229910001172 neodymium magnet Inorganic materials 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D90/00—Component parts, details or accessories for large containers
- B65D90/008—Doors for containers, e.g. ISO-containers
- B65D90/0086—Doors for containers, e.g. ISO-containers rotating or wound around a horizontal axis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D90/00—Component parts, details or accessories for large containers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D90/00—Component parts, details or accessories for large containers
- B65D90/008—Doors for containers, e.g. ISO-containers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Pallets (AREA)
Description
より具体的には、被搬送物、特に粉粒体を、安全に積載・貯蔵することを可能にする扉の開閉機構及びそれを備えるコンテナに係るものである。
該開閉扉の上方にウインチで巻取自在のワイヤーの端部を固定し、
上記開閉扉の側部とこれに対応する開口部の側部との間に貨物のこぼれ防止用キャンバスを設け、
さらに下端が床部の開閉扉側に回動自在に止着されて上記開閉扉を水平に開いたときに該開閉扉の内側面と床面とを掛け渡す案内板を設けたものである。
したがって、安全性の面において、さらなる改善が求められる。
上面壁、側面壁、底面壁により箱形に形成されてなるコンテナの、少なくとも1つの側面壁に形成された開口部を開放又は閉止するよう該開口部に設けられる開閉機構において、
前記開閉機構は、前記開口部を開放又は閉止するよう該開口部の上端又はその近傍に、上下方向に回動可能に支持される外扉と、前記外扉から内側へ所定距離空けた底面壁に上下方向に回動可能に支持される内扉と、を有し、
前記外扉は、前記開口部の外側を開放又は閉止するもので、その上端縁が、前記開口部の上端又はその近傍の側面壁に回動可能に支持され、かつ下端側が自由端部となるよう構成され、
前記内扉は、前記開口部の内側を開放又は閉止するもので、前記外扉が前記開口部を閉止している状態において、前記内扉が外方に回動すると、その上端縁が前記外扉の内面に当接する位置に設けられ、その下端縁が底面壁に回動可能に支持され、かつ上端側が自由端部となるよう構成され、
前記内扉よりも内側に、磁石を備える支持部材を突設することによって、前記支持部材が前記内扉の上端部を吸着して前記内扉を起立した状態で保持するよう構成されていること
を特徴とするコンテナにおける開閉機構である。
請求項1に記載の開閉機構において、
前記開口部は、
前記側面壁の下端部4分の1から9分の1を占めるように形成されていること
を特徴とするものである。
請求項1に記載の開閉機構において、
前記開口部は、
その内側の開口寸法が前記コンテナの側面壁の下端部の7分の1から9分の1を占めるように形成され、
前記内扉は、
前記内扉と前記磁石との間で発生する磁力による吸着力と前記コンテナの内圧とに応じて前記支持部材に当接又は離間するよう構成され、
前記内扉と前記磁石とは、前記コンテナの内圧が300kgf未満である場合に前記内扉が前記支持部材に当接し、前記コンテナの内圧が300kgf以上となった際に前記内扉が前記支持部材から離間するように構成されていること
を特徴とするものである。
請求項1に記載の開閉機構において、
前記内扉は、
前記内扉の、前記外扉の内面における当接位置と前記外扉の回動を支持する支持軸の中心との間の距離が、前記内扉の、前記外扉の内面における当接位置と前記外扉の下端縁との間の距離の2分の1以下になるよう構成されていること
を特徴とするものである。
請求項4に記載の開閉機構において、
前記外扉は、
下記式を満たすように構成されていること
を特徴とするものである。
請求項1~5のいずれかに記載の開閉機構において、
前記開口部は、
後妻側の側面壁に形成されていること
を特徴とするものである。
請求項1~6のいずれかに記載の開閉機構を備えること
を特徴とするコンテナである。
したがって、この開閉機構によれば、コンテナ内に充填された被搬送物は、前記内扉に当接し、その荷重に基づく押圧力で前記内扉を押圧するが、前記外扉に当接することがなく、前記外扉が押圧されることもないので、前記外扉の自由端部から被搬送物が漏れることがないか又は極めて高い確率で抑制される。
よって、この開閉機構を備えるコンテナによれば、被搬送物を、安全に積載・貯蔵することが可能となる。
この効果は、被搬送物が粉粒体である場合において顕著である。
このような構成によって、被搬送物の搬出を、より容易に行うことが可能となる。
このような構成によって、前記コンテナを傾斜させて所定の角度にするだけで、前記開口部を開放することが可能となる。
このような構成によって、被搬送物の荷重に基づく押圧力は、前記外扉の下端部においては、本来伝えられる力よりも小さい力として、より確実に伝えられる。
したがって、開閉扉としての外扉の閉鎖のロックが容易となるので、積載・貯蔵された被搬送物を、容易かつ安全に排出することが可能となる。
このような構成によって、前記外扉の閉鎖のロックを、ロック手段を使用することなく、簡単かつ強固に行うことができる。
しかも、コンテナの、開閉扉に対向する側(後妻側の側面壁に開口部が形成されている場合には前妻側)を持ち上げて傾ける操作を行うだけで、前記外扉の閉鎖のロック解除と前記開口部の開放を行うことができるので、前記外扉の閉鎖のロック解除と前記開口部の開放を、極めて安全に行うことが可能となる。
なお、この発明は開示された実施例にのみ限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内において種々改良することができるものである。
前記コンテナ1を構成するコンテナ主体2は、特に図示しないが、上面壁3と長手側の一対の側面壁4,5と、短手側の一対の側面壁(前妻側の側面壁(図示せず)と後妻側の側面壁6)と、底面壁7とで、細長形の箱形に形成されてなるもので、国際海上コンテナの基準であるISO(国際標準化機構)やCSC(コンテナの安全に関する国際条約)に適合するように構成されている。
このコンテナ1が車両に搭載される場合には、前記コンテナ主体2の後妻側は、後部側に位置される。
なお、この実施例において、前記開閉機構8を構成する外扉81と内扉82は、いずれも使用時の強度保持や質量などの観点から金属材料で構成されているが、この発明の効果を損なわない限りにおいて、適当な材質を選択することができる。
なお、符号81bは、ヒンジ81aの回動中心となる支持軸(第1の支持軸)である。
図1において、ロック手段9は、外扉81の近傍の側面壁4,5の間に延びて外扉81の閉鎖をロックする棒状のロッキングロッド9aと、このロッキングロッド9aに取付けられてロッキングロッド9の回動を操作することにより外扉81のロックとロック解除を行う操作ハンドル9bとから構成されたものである。
したがって、コンテナ1内に充填された被搬送物は、前記内扉82に当接し、その荷重に基づく押圧力で前記内扉82を押圧するが、前記外扉81に当接することがなく、前記外扉81が押圧されることもないので、前記外扉81の閉鎖のロックをし忘れた場合であっても、前記外扉81の自由端部(図1~3において、下端側)から被搬送物が漏れることがないか又は極めて高い確率で抑制される。
なお、符号82aは、ヒンジ(第2のヒンジ)の回動中心となる支持軸(第2の支持軸)である。
したがって、前記外扉81と内扉82については、前記開口部6aに対応する大きさになるよう構成すればよい。
このような構成によれば、前記内扉82は、その縦幅(図2及び3において、上下方向の幅)が前記コンテナの縦幅の7分の1から9分の1になるよう構成されているので、被搬送物の排出が完了した後に、前記内扉82を垂直に起立した状態に戻すことが極めて容易となる。
例えば、前記コンテナ1の高さが2600cm程度の場合において、前記内扉82の縦幅を、300~400cm程度にすることができる。
前記支持部材6bは、磁石Mを介して内扉82と当接するように構成され、図3に示すように、少なくとも前記内扉82と当接する面において、磁石Mを備えている。
一方、前記内扉82は、その少なくとも前記磁石Mが当接する部分が、前記内扉82と前記磁石Mとの間で発生する磁力によって前記支持部材6bに吸着されるよう磁性材料で構成されている。
したがって、前記支持部材6bは、前記内扉82の閉時には、磁石Mが、その磁力で前記内扉82を吸着するので、被搬送物が投入された状態であっても、前記内扉82を引き寄せて起立した状態で保持することができる。
なお、前記内扉82と前記磁石Mのそれぞれの当接面は、剛性ないし保持力の観点から、いずれも平滑面になるよう構成されている。
前記磁石として、例えば、ネオジウム磁石を選択することができる。
このような構成によれば、コンテナ1が静置され、かつ内扉82によって開口部6aが閉止されている状態で、コンテナ1内に被搬送物が充填されている場合には、コンテナ1の内部の圧力(内圧)は所定の値に維持されているので、前記磁石Mを、コンテナ1の内圧が前記内圧にあるときには、その磁力によって前記内扉82を吸着する一方、コンテナ1の内圧が前記内圧よりも高くなったときには、前記内扉82が前記支持部材6bから離間するよう構成すれば、前記内扉82は前記支持部材6bに当接する。
一方、コンテナ1を傾斜させて所定の角度(例えば30°程度)に達したときには、前記コンテナ1の内圧が上昇するので、前記内扉82が前記支持部材6bから離間し、その後のコンテナ1の更なる傾斜により外扉81も外側に回動して、前記開口部6aが開放される。
例えば、前記内扉82と前記磁石Mとを、前記コンテナ1の内圧が300kgf未満である場合に前記内扉82が前記支持部材6bに当接し、前記コンテナ1の内圧が300kgf以上となった際に前記内扉82が前記支持部材6bから離間するように構成することができる。
なお、前記内扉82を、前記内扉82と前記磁石Mとの間で発生する磁力による吸着力と被搬送物の荷重に基づく押圧力とに応じて、前記支持部材6bに当接又は離間するよう構成してもよい。
さらに、前記磁石Mについては、この発明の効果を損なわない限りにおいて、前記支持部材6bに対して、1又は複数配設することができる。
また、コンテナ1は、水平面に静置され、その開口部6aの外側が外扉81によって、内側が内扉82によって、それぞれ閉止されている状態にある。
なお、外扉81の閉鎖は、ロック手段9によってロックされている。
より具体的には、図4(A)において、前記支持部材6bは、側面視L字状の板状体からなるもので、下方に向かって突設されている。
内扉82は、支持部材6bによって、内方への回動が規制されるとともに、底面壁7に対して垂直に起立した状態で保持されている。
支持部材6bは、図4(A)に示すように、磁石Mを介して内扉82と当接するように構成されている、すなわち内扉82と当接する側に磁石Mを備えている。
なお、この実施例において、前記内圧は300kgf未満に設定されている。
磁石Mは、コンテナ1の内圧が前記圧力である場合には、内扉82を吸着し、コンテナ1の内圧が前記圧力よりも高くなった場合には、内扉82が離間するような磁力を有するよう構成されている。
したがって、図4(B)に示すように、コンテナ1が静置され、かつ内扉82によって開口部6aが閉止されている状態で、コンテナ1内に被搬送物が充填されているときには、内扉82と支持部材6bとが、内扉82と磁石Mとの間に働く磁力により当接し、内扉82は、起立した状態で開口部6aを閉止する。前記圧力で維持されている限り、その磁力によって内扉82を吸着するよう構成されている。
前記当接の位置については、前記第1の支持軸81bの軸心と前記当接位置との間の距離が、前記外扉81の下端縁と前記当接位置との間の距離よりも小さくなるような位置にすることができるが、より好ましくは前記支持軸81bの軸心と前記当接位置との間の距離が、前記外扉81の下端縁と前記当接位置との間の距離の2分の1以下になるような位置が選択される。
このような構成によって、被搬送物の荷重に基づく押圧力が、外扉81の下端部(作用点)において、より小さい力として伝えられるようにすることが可能となるので、外扉の閉鎖のロックが容易になる。
すなわち、外扉の閉鎖のロックの支援が達成される。
この実施例において、前記内扉82は、外側に約10°回動(傾倒)したときに、その上端縁が前記外扉81の内面の上端近傍に当接するよう配設されている。
したがって、作用点において、力点に加えられた被搬送物の荷重に基づく押圧力は、梃子の原理で減少し、これよりも小さい力として伝えられる。
具体的には、支点と力点の間の距離をd1、支点と作用点の間の距離をD1、力点に加えられた被搬送物の荷重に基づく押圧力をf1、作用点において伝えられる力をF1とすると、d1×f1=D1×F1(d1<D1)という関係が成立する。
したがって、作用点において、力点に加えられた前記内扉82から伝えられた力は、梃子の原理で減少し、これよりも小さい力として伝えられる。
すなわち、被搬送物の荷重に基づく押圧力は、外扉81の作用点において、さらに小さい力として伝えられることになる。
具体的には、支点と力点の間の距離をd2、支点と作用点の間の距離をD2、力点に加えられた内扉82から伝えられた力をf2、作用点における力をF2とすると、d2×f2=D2×F2(d2<D2)という関係が成立する。
ここで、f2=F1であるから、(d2×d1×f1)/D1=D2×F2となる。
よって、この発明においては、前記外扉81を、それほど強固ではないロック手段を用いる場合であっても、前記外扉81の閉鎖は確実にロックされる。
したがって、通常時(コンテナが静置された状態にある場合)には、外扉81が被搬送物の荷重によって開くことがないので、この発明におけるコンテナは、外扉の閉鎖をロックするためのロック手段を必要としないか、又は外扉に比較的簡単なロック手段を取り付けるだけで済む。
したがって、作業者は、外扉(開閉扉)の前に立つことなく、コンテナの開閉扉に対向する側(この実施例において前妻側)を持ち上げて傾ける操作を行うだけで、前記外扉の閉鎖のロック解除と前記開口部の開放を行うことができるので、前記外扉の閉鎖のロック解除と前記開口部の開放を、極めて安全に行うことが可能となる。
図6(A)において、コンテナ1は、その側面壁6(この実施例において後妻側)に形成される開口部6aが、その出口側と入口側の両方で側面壁6の下端部の4分の1から5分の1程度を占めるように構成され、この開口部6aの外側を外扉81が、内側を内扉82が、それぞれ閉止している。
コンテナ1は、図6(A)に示すように、水平面に静置された状態にある。
より具体的には、図6(A)において、前記支持部材6bは、板状体からなるもので、下方に向かって突設されている。
内扉82は、支持部材6bによって、内方への回動が規制されるとともに、底面壁7に対して垂直に起立した状態で保持されている。
この磁石Mは、その磁力によって内扉82を吸着するが、外扉81の閉鎖がロックされている状態で、上面壁3に設けられている投入口(図示せず)から被搬送物が投入され、コンテナ1内に充填されると、図6(B)に示すように、被搬送物の荷重に基づく押圧力によって内扉82が支持部材6bから離間するよう構成されている。
2 コンテナ主体
3 上面壁
4 左側の側面壁
5 右側の側面壁
6 後妻側の側面壁
6a 開口部
6b 保持部材
7 底面壁
8 開閉機構
81 外扉
81a 第1のヒンジ
81b 第1の支持軸
82 内扉
82a 第2の支持軸
82b 当接部
9 ロック手段
9a ロッキングロッド
9b 操作ハンドル
10 パッキン
M 磁石
Claims (7)
- 上面壁、側面壁、底面壁により箱形に形成されてなるコンテナの、少なくとも1つの側面壁に形成された開口部を開放又は閉止するよう該開口部に設けられる開閉機構において、
前記開閉機構は、前記開口部を開放又は閉止するよう該開口部の上端又はその近傍に、上下方向に回動可能に支持される外扉と、前記外扉から内側へ所定距離空けた底面壁に上下方向に回動可能に支持される内扉と、を有し、
前記外扉は、前記開口部の外側を開放又は閉止するもので、その上端縁が、前記開口部の上端又はその近傍の側面壁に回動可能に支持され、かつ下端側が自由端部となるよう構成され、
前記内扉は、前記開口部の内側を開放又は閉止するもので、前記外扉が前記開口部を閉止している状態において、前記内扉が外方に回動すると、その上端縁が前記外扉の内面に当接する位置に設けられ、その下端縁が底面壁に回動可能に支持され、かつ上端側が自由端部となるよう構成され、
前記内扉よりも内側に、磁石を備える支持部材を突設することによって、前記支持部材が前記内扉の上端部を吸着して前記内扉を起立した状態で保持するよう構成されていること
を特徴とするコンテナにおける開閉機構。 - 前記開口部は、
前記側面壁の下端部4分の1から9分の1を占めるように形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の開閉機構。 - 前記開口部は、
その内側の開口寸法が前記コンテナの側面壁の下端部の7分の1から9分の1を占めるように形成され、
前記内扉は、
前記内扉と前記磁石との間で発生する磁力による吸着力と前記コンテナの内圧とに応じて前記支持部材に当接又は離間するよう構成され、
前記内扉と前記磁石とは、前記コンテナの内圧が300kgf未満である場合に前記内扉が前記支持部材に当接し、前記コンテナの内圧が300kgf以上となった際に前記内扉が前記支持部材から離間するように構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の開閉機構。 - 前記内扉は、
前記内扉の、前記外扉の内面における当接位置と前記外扉の回動を支持する支持軸の中心との間の距離が、前記内扉の、前記外扉の内面における当接位置と前記外扉の下端縁との間の距離の2分の1以下になるよう構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の開閉機構。 - 前記外扉は、
下記式
{(外扉の質量)×(重力加速度)}≧[{(内扉が支持される支持軸の位置と被搬送物の荷重による力がかかる位置との間の距離)×(外扉が支持される支持軸の位置と内扉から力が加えられる位置との間の距離)×(被搬送物の荷重によりかかる力)}/{(内扉が支持される支持軸の位置と外扉の内面と当接する位置との間の距離)×(外扉が支持される支持軸の位置と外扉の下端部との間の距離)}]×(被搬送物の荷重に基づき内扉に加えられる力)
を満たすように構成されていること
を特徴とする請求項4に記載の開閉機構。 - 前記開口部は、
後妻側の側面壁に形成されていること
を特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の開閉機構。 - 請求項1~6のいずれかに記載の開閉機構を備えること
を特徴とするコンテナ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020079098A JP7407061B2 (ja) | 2020-04-28 | 2020-04-28 | コンテナにおける扉の開閉機構およびそれを備えるコンテナ |
CN202011430635.7A CN113562347B (zh) | 2020-04-28 | 2020-12-07 | 集装箱的门的开闭机构和具有该门的开闭机构的集装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020079098A JP7407061B2 (ja) | 2020-04-28 | 2020-04-28 | コンテナにおける扉の開閉機構およびそれを備えるコンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021172400A JP2021172400A (ja) | 2021-11-01 |
JP7407061B2 true JP7407061B2 (ja) | 2023-12-28 |
Family
ID=78158675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020079098A Active JP7407061B2 (ja) | 2020-04-28 | 2020-04-28 | コンテナにおける扉の開閉機構およびそれを備えるコンテナ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7407061B2 (ja) |
CN (1) | CN113562347B (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100794488B1 (ko) | 2007-10-09 | 2008-01-16 | 대한통운 주식회사 | 자중에 의해 열리는 하역문이 구비된 컨테이너 |
JP2011173623A (ja) | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Japan Transcity Corp | コンテナ |
CN206502229U (zh) | 2017-01-10 | 2017-09-19 | 胜狮货柜管理(上海)有限公司 | 一种集装箱卸料门及集装箱 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6222633Y2 (ja) * | 1981-11-24 | 1987-06-09 | ||
JPH047115Y2 (ja) * | 1987-02-18 | 1992-02-26 | ||
IT210612Z2 (it) * | 1987-03-27 | 1988-12-30 | Cobra Containers | Contenitore di tipo perfezionato per il trasporto di merci granulari e non granulari |
US5147061A (en) * | 1989-11-29 | 1992-09-15 | Karpisek Ladislav Stephan | Container discharge side door |
CN2117353U (zh) * | 1992-01-18 | 1992-09-30 | 山西省交通厅 | 散料运输专用集装箱 |
JP3814023B2 (ja) * | 1996-08-08 | 2006-08-23 | 株式会社安田製作所 | コンテナボックス |
US5823630A (en) * | 1997-03-14 | 1998-10-20 | Omni Holding Company | Pivot lip dump gate |
DE19909449A1 (de) * | 1999-03-04 | 2000-09-14 | Friedrich Schleith | Vorrichtung zum Aufnehmen, Entleeren und Transportieren eines Behälters |
KR100824982B1 (ko) * | 2007-11-14 | 2008-04-28 | 한빛테크원 (주) | 친환경 음식 폐기물 원거리 운송박스 |
CN201342978Y (zh) * | 2008-12-17 | 2009-11-11 | 三河市新宏昌专用车有限公司 | 一种双层边板侧翻车厢 |
KR101239114B1 (ko) * | 2011-03-17 | 2013-03-06 | 한국철도기술연구원 | 잠금장치가 구비된 덤프형 수송용기 |
ITMI20111361A1 (it) * | 2011-07-21 | 2013-01-22 | Bruno Longagna | Ribaltatore container |
CN206939506U (zh) * | 2017-01-26 | 2018-01-30 | 大连中集特种物流装备有限公司 | 散货集装箱 |
CN110254973A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-09-20 | 太仓中集特种物流装备有限公司 | 一种集装箱 |
-
2020
- 2020-04-28 JP JP2020079098A patent/JP7407061B2/ja active Active
- 2020-12-07 CN CN202011430635.7A patent/CN113562347B/zh active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100794488B1 (ko) | 2007-10-09 | 2008-01-16 | 대한통운 주식회사 | 자중에 의해 열리는 하역문이 구비된 컨테이너 |
JP2011173623A (ja) | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Japan Transcity Corp | コンテナ |
CN206502229U (zh) | 2017-01-10 | 2017-09-19 | 胜狮货柜管理(上海)有限公司 | 一种集装箱卸料门及集装箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN113562347A (zh) | 2021-10-29 |
JP2021172400A (ja) | 2021-11-01 |
CN113562347B (zh) | 2023-01-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4995522A (en) | Bottom dumping bulk container apparatus | |
CA2590327C (en) | Loading assembly for transport containers | |
KR20120088945A (ko) | 호퍼형 일관수송 용기 | |
JP5436136B2 (ja) | コンテナ | |
JP7407061B2 (ja) | コンテナにおける扉の開閉機構およびそれを備えるコンテナ | |
JP7083370B2 (ja) | コンテナにおける扉の開閉機構およびそれを備えるコンテナ | |
JP6786677B1 (ja) | コンテナ | |
KR101398421B1 (ko) | 호퍼형 일관수송 용기 | |
KR100794488B1 (ko) | 자중에 의해 열리는 하역문이 구비된 컨테이너 | |
US11008159B2 (en) | Extension collar for a flowable material dispensing box | |
JP6868065B2 (ja) | コンテナ | |
KR200438174Y1 (ko) | 회전식 철제 포장박스 | |
CN116113584A (zh) | 物品翻转排出箱以及物品翻转排出箱的使用方法 | |
JP6913863B2 (ja) | コンテナ | |
US3259309A (en) | Pallet container | |
WO2023037572A1 (ja) | 物品反転排出ボックス、及び物品反転排出ボックスの使用方法 | |
JP4163587B2 (ja) | ばら物収容等するためのコンテナ | |
JP2002070395A (ja) | コンテナにおける天蓋ロック装置 | |
RU2054370C1 (ru) | Кузов-емкость для зерна | |
JPH0743034Y2 (ja) | 運搬容器の二段式開閉扉構造 | |
JP3158623U (ja) | 飼料用コンテナ本体、飼料用コンテナ及びこれを用いた飼料積替え装置 | |
WO2013042037A1 (en) | Bottom discharge container | |
AU2012100991A4 (en) | A bin and an associated system and method for transporting and handling bulk materials | |
JPH0234238Y2 (ja) | ||
JPH01308742A (ja) | 運搬用の複合容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230220 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20230220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20230220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230912 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231004 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7407061 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |