JP7083370B2 - コンテナにおける扉の開閉機構およびそれを備えるコンテナ - Google Patents
コンテナにおける扉の開閉機構およびそれを備えるコンテナ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7083370B2 JP7083370B2 JP2020086665A JP2020086665A JP7083370B2 JP 7083370 B2 JP7083370 B2 JP 7083370B2 JP 2020086665 A JP2020086665 A JP 2020086665A JP 2020086665 A JP2020086665 A JP 2020086665A JP 7083370 B2 JP7083370 B2 JP 7083370B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- door
- closing mechanism
- outer door
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D90/00—Component parts, details or accessories for large containers
- B65D90/008—Doors for containers, e.g. ISO-containers
- B65D90/0086—Doors for containers, e.g. ISO-containers rotating or wound around a horizontal axis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D90/00—Component parts, details or accessories for large containers
- B65D90/54—Gates or closures
- B65D90/62—Gates or closures having closure members movable out of the plane of the opening
- B65D90/623—Gates or closures having closure members movable out of the plane of the opening having a rotational motion
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D90/00—Component parts, details or accessories for large containers
- B65D90/54—Gates or closures
- B65D90/66—Operating devices therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02W90/10—Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Pallets (AREA)
Description
より具体的には、コンテナにおいて、被搬送物、特に粉粒体を、安全に積載・貯蔵することを可能にする扉の開閉機構及びそれを備えるコンテナに係るものである。
該開閉扉の上方にウインチで巻取自在のワイヤーの端部を固定し、
上記開閉扉の側部とこれに対応する開口部の側部との間に貨物のこぼれ防止用キャンバスを設け、
さらに下端が床部の開閉扉側に回動自在に止着されて上記開閉扉を水平に開いたときに該開閉扉の内側面と床面とを掛け渡す案内板を設けたものである。
したがって、安全性の面において問題があった。
したがって、開閉扉の開閉に際しては、ウインチを操作することが必要となるので、開閉扉の開閉をさらに円滑かつ簡便に行うことにおいて、さらなる改善が求められる。
上面壁、側面壁、底面壁により箱形に形成されてなるコンテナの、少なくとも1つの側面壁に形成された開口部を開放又は閉止するよう該開口部に設けられる開閉機構において、
前記開閉機構は、前記開口部の外側を開放又は閉止する外扉と、前記開口部の内側を開放又は閉止するよう前記外扉から内側へ所定距離空けて設けられる内扉と、を有し、
前記外扉は、その上端縁が、前記開口部の上端又はその近傍の側面壁に上下方向に回動可能に支持され、かつ下端側が自由端部となるよう構成され、
前記内扉は、その下端縁が底面壁に上下方向に回動可能に支持され、かつ上端側が自由端部となるよう構成されるとともに、前記外扉が前記開口部を閉止している状態において、前記内扉が外方に回動すると、その上端縁が前記外扉の内面に当接する位置に設けられ、かつ前記内扉の、前記外扉の内面における当接位置と前記外扉の回動を支持する支持軸の中心との間の距離が、前記内扉の、前記外扉の内面における当接位置と前記外扉の下端縁との間の距離の2分の1以下になるよう構成され、
前記開口部の上端の、前記内扉よりも内側には、前記内扉の上端部と当接して前記内扉を起立した状態で支持する支持部材が突設されていること
を特徴とするコンテナにおける開閉機構である。
請求項1に記載の開閉機構において、
前記外扉は、
下記式(1)を満たすように構成されていること
を特徴とするものである。
請求項1に記載の開閉機構において、
前記開口部の周縁と前記外扉の周縁との間に所要の大きさの隙間を形成し、前記隙間にパッキン又はガスケットを装着したこと
を特徴とするものである。
請求項3に記載の開閉機構において、
前記パッキン又はガスケットは、
前記隙間内に、前記開口部の内周面と前記外扉の外周面との間に挟持されるように装着されていること
を特徴とするものである。
請求項3又は4に記載の開閉機構において、
前記ガスケットは、
シート状に形成されたものであること
を特徴とするものである。
請求項3又は4に記載の開閉機構において、
前記パッキンは、
前記開口部と前記外扉との間に固定するための支承部を備えるものであること
を特徴とするものである。
請求項1~6のいずれかに記載の開閉機構において、
前記支持部材は、
磁石であって、前記内扉と前記磁石との間で発生する磁力により前記内扉を吸着する磁石を備えることによって前記内扉と当接又は離間するよう構成されていること
を特徴とするものである。
請求項1~7のいずれかに記載の開閉機構において、
前記開口部は、
前記側面壁の下端部4分の1から9分の1を占めるように形成されていること
を特徴とするものである。
請求項1~8のいずれかに記載の開閉機構において、
前記開口部は、
後妻側の側面壁に形成されていること
を特徴とするものである。
請求項1~9のいずれかに記載の開閉機構を備えること
を特徴とするコンテナである。
したがって、この開閉機構によれば、被搬送物の荷重に基づく押圧力は、前記外扉の下端部においては、本来伝えられる力よりも小さい力として、より確実に伝えられる。
よって、開閉扉としての外扉の閉鎖のロックが容易となるので、前記開閉機構を備えるコンテナによれば、積載・貯蔵された被搬送物を、容易かつ安全に排出することが可能となる。
この効果は、被搬送物が粉粒体である場合において顕著である。
このような構成によって、前記外扉の閉鎖のロックを、ロック手段を使用することなく、簡単かつ強固に行うことができる。
しかも、コンテナの、開閉扉に対向する側(後妻側の側面壁に開口部が形成されている場合には前妻側)を持ち上げて傾ける操作を行うだけで、前記外扉の閉鎖のロック解除と前記開口部の開放を行うことができるので、前記外扉の閉鎖のロック解除と前記開口部の開放を、極めて安全に行うことが可能となる。
このように構成した場合においても、前記外扉の閉鎖のロックを、ロック手段を使用することなく、簡単かつ強固に行うことができ、さらに、コンテナの、開閉扉に対向する側(後妻側の側面壁に開口部が形成されている場合には前妻側)を持ち上げて傾ける操作を行うだけで、前記外扉の閉鎖のロック解除と前記開口部の開放を行うことができる。
このような構成によれば、前記開口部の内周面と前記外扉の外周面との間に生じた反力(抵抗力)が、外扉に作用し、この外扉を閉じる方向に働くので、前記外扉の開方向への回動が抑制され、前記外扉の閉鎖のロックを、ロック手段を使用することなく、より確実に行うことが可能となる。
このような構成によれば、通常の状態では、前記内扉を起立した状態で保持する一方、コンテナ内に被搬送物が充填されて、その荷重に基づく押圧力によって内扉が外側に傾倒することができるので、その後、前記コンテナを傾斜させて所定の角度にすれば、前記開口部を開放することが可能となる。
このような構成によって、被搬送物の搬出を、より容易に行うことが可能となる。
なお、この発明は開示された実施例にのみ限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内において種々改良することができるものである。
前記コンテナ1を構成するコンテナ主体2は、特に図示しないが、上面壁3と長手側の一対の側面壁4,5と、短手側の一対の側面壁(前妻側の側面壁(図示せず)と後妻側の側面壁6)と、底面壁7とで、細長形の箱形に形成されてなるもので、国際海上コンテナの基準であるISO(国際標準化機構)やCSC(コンテナの安全に関する国際条約)に適合するように構成されている。
このコンテナ1が車両に搭載される場合には、前記コンテナ主体2の後妻側は、後部側に位置される。
なお、この実施例において、前記開閉機構8を構成する外扉81と内扉82は、いずれも使用時の強度保持や質量などの観点から金属材料で構成されているが、この発明の効果を損なわない限りにおいて、適当な材質を選択することができる。
なお、符号81bは、ヒンジ81aの回動中心となる支持軸(第1の支持軸)である。
図1において、ロック手段9は、外扉81の近傍の側面壁4,5の間に延びて外扉81の閉鎖をロックする棒状のロッキングロッド9aと、このロッキングロッド9aに取付けられてロッキングロッド9の回動を操作することにより外扉81のロックとロック解除を行う操作ハンドル9bとから構成されたものである。
したがって、コンテナ1内に充填された被搬送物は、前記内扉82に当接し、その荷重に基づく押圧力で前記内扉82を押圧するが、前記外扉81に当接することがなく、前記外扉81が押圧されることもないので、前記外扉81の閉鎖のロックをし忘れた場合であっても、前記外扉81の自由端部(図1及び2において、下端側)から被搬送物が漏れることがないか又は極めて高い確率で抑制される。
なお、符号82aは、ヒンジ(第2のヒンジ)の回動中心となる支持軸(第2の支持軸)である。
したがって、前記外扉81と内扉82については、前記開口部6aに対応する大きさになるよう構成すればよい。
なお、図2において、前記開口部6aは、その入口側(内側)と出口側(外側)が前記側面壁6の外側下端部の4分の1から5分の1程度を占めるように形成されているが、これを7分の1から9分の1になるよう構成した場合には、被搬送物の排出が完了した後に、前記内扉82を垂直に起立した状態に戻すことが極めて容易となる。
前記当接の位置については、前記第1の支持軸81bの軸心と前記当接位置との間の距離が、前記外扉81の下端縁と前記当接位置との間の距離よりも小さくなるような位置にされるが、より好ましくは前記支持軸81bの軸心と前記当接位置との間の距離が、前記外扉81の下端縁と前記当接位置との間の距離の2分の1以下になるような位置が選択される。
このような構成によって、被搬送物の荷重に基づく押圧力が、外扉81の下端部(作用点)において、より小さい力として伝えられるようにすることが可能となるので、外扉の閉鎖のロックが容易になる。
すなわち、外扉の閉鎖のロックの支援が達成される。
なお、この実施例において、前記内扉82は、外側に約10°回動(傾倒)したときに、その上端縁が前記外扉81の内面の上端近傍に当接するよう配設されている。
したがって、作用点において、力点に加えられた被搬送物の荷重に基づく押圧力は、梃子の原理で減少し、これよりも小さい力として伝えられる。
具体的には、支点と力点の間の距離をd1[m]、支点と作用点の間の距離をD1[m]、力点に加えられた被搬送物の荷重に基づく押圧力をf1[N]、作用点において伝えられる力をF1[N]とすると、d1×f1=D1×F1(d1<D1)という関係が成立する。
したがって、作用点において、力点に加えられた前記内扉82から伝えられた力は、梃子の原理で減少し、これよりも小さい力として伝えられる。
すなわち、被搬送物の荷重に基づく押圧力は、外扉81の作用点において、さらに小さい力として伝えられることになる。
具体的には、支点と力点の間の距離をd2[m]、支点と作用点の間の距離をD2[m]、力点に加えられた内扉82から伝えられた力をf2[N]、作用点における力をF2[N]とすると、d2×f2=D2×F2(d2<D2)という関係が成立する。
ここで、f2=F1であるから、(d2×d1×f1)/D1=D2×F2となる。
よって、この発明においては、前記外扉81を、それほど強固ではないロック手段を用いる場合であっても、前記外扉81の閉鎖を確実にロックすることが可能となる。
このような構成によれば、通常時(コンテナが静置された状態にある場合)には、外扉81が被搬送物の荷重によって開くことがないので、この発明におけるコンテナは、外扉の閉鎖をロックするためのロック手段を必要としないか、又は外扉に比較的簡単なロック手段を取り付けるだけで済む。
したがって、作業者は、外扉(開閉扉)の前に立つことなく、コンテナの開閉扉に対向する側(この実施例において前妻側)を持ち上げて傾ける操作を行うだけで、前記外扉の閉鎖のロック解除と前記開口部の開放を行うことができるので、前記外扉の閉鎖のロック解除と前記開口部の開放を、極めて安全に行うことが可能となる。
前記支持部材6bは、磁石Mを介して内扉82と当接するように構成され、図2に示すように、少なくとも前記内扉82と当接する面において、磁石Mを備えている。
一方、前記内扉82は、その少なくとも前記磁石Mが当接する部分が、前記内扉82と前記磁石Mとの間で発生する磁力によって前記支持部材6bに吸着されるよう磁性材料で構成されている。
したがって、前記支持部材6bは、前記内扉82の閉時には、磁石Mが、その磁力で前記内扉82を吸着するので、被搬送物が投入された状態であっても、前記内扉82を引き寄せて起立した状態で保持することができる。
なお、前記内扉82と前記磁石Mのそれぞれの当接面は、剛性ないし保持力の観点から、いずれも平滑面になるよう構成されている。
前記磁石として、例えば、ネオジウム磁石を選択することができる。
このような構成によって、内扉は、コンテナが静置され、被搬送物が充填されていないときには、起立した状態で支持部材に当接し、コンテナ内に被搬送物が充填されたときに、この被搬送物の荷重に基づく押圧力で外側に傾倒する。
なお、前記磁石については、この発明の効果を損なわない限りにおいて、前記支持部材に対して、1又は複数配設することができる。
図3(A)において、コンテナ1は、その側面壁6(この実施例において後妻側)に形成される開口部6aが、その出口側と入口側の両方で側面壁6の下端部の4分の1から5分の1程度を占めるように構成され、この開口部6aの外側を外扉81が、内側を内扉82が、それぞれ閉止している。
コンテナ1は、図3(A)に示すように、水平面に静置された状態にある。
より具体的には、図3(A)において、前記支持部材6bは、板状体からなるもので、下方に向かって突設されている。
内扉82は、支持部材6bによって、内方への回動が規制されるとともに、底面壁7に対して垂直に起立した状態で保持されている。
この磁石Mは、その磁力によって内扉82を吸着するが、外扉81の閉鎖がロックされている状態で、上面壁3に設けられている投入口(図示せず)から被搬送物が投入され、コンテナ1内に充填されると、図3(B)に示すように、被搬送物の荷重に基づく押圧力によって内扉82が支持部材6bから離間するよう構成されている。
このように構成した場合においても、前記外扉81を上記式(1)が満たされるように構成した場合と同様の作用効果が得られる。
したがって、前記開口部6aの内周面と前記外扉81の外周面との間には、所要の大きさの隙間Sが形成されるので、この隙間Sにパッキン又はガスケットが介装される。
前記パッキン及びガスケットは、弾性体で構成されているため、前記隙間S内で前記開口部6aの内周面と前記外扉81の外周面との間で圧縮された状態になり、前記開口部6aの内周面側と前記外扉81の外周面側へ付勢する。
この反力(抵抗力)は、外扉81に作用し、外扉81を閉じる方向に働く。
したがって、この反力が負荷となり、前記外扉81の開方向への回動が抑制されるので、前記外扉81の閉鎖のロックを、ロック手段を使用することなく、より確実に行うことができる。
なお、前記外扉81の開方向への回動については、コンテナ1の、開閉扉に対向する側(後妻側の側面壁に開口部が形成されている場合には前妻側)を持ち上げて傾ける操作を行うだけでよい。
前記ガスケットとしては、好ましくはシート状のガスケットが選択される。
図4及び5において、前記パッキン10は、前記開口部6aの周縁外側と前記外扉81の外面の一部を覆う閉止部10aと、前記閉止部10aの裏面に付設され、前記開口部6aの周縁と前記外扉81との間に固定するための支承部10bとからなるものである。
この支承部10bは、前記開口部6aの内周面側と前記外扉81の外周面側へ付勢する弾性体で構成され、前記隙間Sの内部においては、前記開口部6aの内周面と前記外扉81の外周面との間に挟持されるため、前記開口部6aの内周面と前記外扉81の外周面との間で圧縮された状態になる。この反力(抵抗力)が、外扉81に作用し、外扉81を閉じる方向に働く。
したがって、前記パッキン及びガスケットについては、前記隙間の全部又は一部に、一又は複数、装着することができる。
なお、図4及び5において、前記パッキン10は、外扉81の外周の全てに装着されている。
図6(A)において、コンテナ1は、その側面壁6(この実施例において後妻側)に形成される開口部6aが、その出口側と入口側の両方で側面壁6の下端部の4分の1から5分の1程度を占めるように構成され、この開口部6aの外側を外扉81が、内側を内扉82が、それぞれ閉止している。
コンテナ1は、図6(A)に示すように、水平面に静置された状態にある。
より具体的には、図6(A)において、前記支持部材6bは、板状体からなるもので、下方に向かって突設されている。
内扉82は、支持部材6bによって、内方への回動が規制されるとともに、底面壁7に対して垂直に起立した状態で保持されている。
コンテナ1内に被搬送物が充填されると、図6(B)に示すように、被搬送物の荷重に基づく押圧力によって内扉82が支持部材6bから離間する。
なお、被搬送物が充填された後には、図6(B)に示すように、ロック手段9が解除される。
2 コンテナ主体
3 上面壁
4 左側の側面壁
5 右側の側面壁
6 後妻側の側面壁
6a 開口部
6b 保持部材
7 底面壁
8 開閉機構
81 外扉
81a 第1のヒンジ
81b 第1の支持軸
82 内扉
82a 第2の支持軸
82b 当接部
9 ロック手段
9a ロッキングロッド
9b 操作ハンドル
10 パッキン
10a 閉止部
10b 支承部
S 隙間
M 磁石
Claims (10)
- 上面壁、側面壁、底面壁により箱形に形成されてなるコンテナの、少なくとも1つの側面壁に形成された開口部を開放又は閉止するよう該開口部に設けられる開閉機構において、
前記開閉機構は、前記開口部の外側を開放又は閉止する外扉と、前記開口部の内側を開放又は閉止するよう前記外扉から内側へ所定距離空けて設けられる内扉と、を有し、
前記外扉は、その上端縁が、前記開口部の上端又はその近傍の側面壁に上下方向に回動可能に支持され、かつ下端側が自由端部となるよう構成され、
前記内扉は、その下端縁が底面壁に上下方向に回動可能に支持され、かつ上端側が自由端部となるよう構成されるとともに、前記外扉が前記開口部を閉止している状態において、前記内扉が外方に回動すると、その上端縁が前記外扉の内面に当接する位置に設けられ、かつ前記内扉の、前記外扉の内面における当接位置と前記外扉の回動を支持する支持軸の中心との間の距離が、前記内扉の、前記外扉の内面における当接位置と前記外扉の下端縁との間の距離の2分の1以下になるよう構成され、
前記開口部の上端の、前記内扉よりも内側には、前記内扉の上端部と当接して前記内扉を起立した状態で支持する支持部材が突設されていること
を特徴とするコンテナにおける開閉機構。 - 前記開口部の周縁と前記外扉の周縁との間に所要の大きさの隙間を形成し、前記隙間にパッキン又はガスケットを装着したこと
を特徴とする請求項1に記載の開閉機構。 - 前記パッキン又はガスケットは、
前記隙間内に、前記開口部の内周面と前記外扉の外周面との間に挟持されるように装着されていること
を特徴とする請求項3に記載の開閉機構。 - 前記ガスケットは、
シート状に形成されたものであること
を特徴とする請求項3又は4に記載の開閉機構。 - 前記パッキンは、
前記開口部と前記外扉との間に固定するための支承部を備えるものであること
を特徴とする請求項3又は4に記載の開閉機構。 - 前記支持部材は、
磁石であって、前記内扉と前記磁石との間で発生する磁力により前記内扉を吸着する磁石を備えることによって前記内扉と当接又は離間するよう構成されていること
を特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の開閉機構。 - 前記開口部は、
前記側面壁の下端部4分の1から9分の1を占めるように形成されていること
を特徴とする請求項1~7のいずれかに記載の開閉機構。 - 前記開口部は、
後妻側の側面壁に形成されていること
を特徴とする請求項1~8のいずれかに記載の開閉機構。 - 請求項1~9のいずれかに記載の開閉機構を備えること
を特徴とするコンテナ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020086665A JP7083370B2 (ja) | 2020-05-18 | 2020-05-18 | コンテナにおける扉の開閉機構およびそれを備えるコンテナ |
CN202011431453.1A CN113682668B (zh) | 2020-05-18 | 2020-12-07 | 集装箱的门的开闭机构和具有该门的开闭机构的集装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020086665A JP7083370B2 (ja) | 2020-05-18 | 2020-05-18 | コンテナにおける扉の開閉機構およびそれを備えるコンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021181313A JP2021181313A (ja) | 2021-11-25 |
JP7083370B2 true JP7083370B2 (ja) | 2022-06-10 |
Family
ID=78576161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020086665A Active JP7083370B2 (ja) | 2020-05-18 | 2020-05-18 | コンテナにおける扉の開閉機構およびそれを備えるコンテナ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7083370B2 (ja) |
CN (1) | CN113682668B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112022004867T5 (de) | 2021-11-05 | 2024-08-01 | Rohm Co., Ltd. | Halbleiterbauelement |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100794488B1 (ko) | 2007-10-09 | 2008-01-16 | 대한통운 주식회사 | 자중에 의해 열리는 하역문이 구비된 컨테이너 |
KR100824982B1 (ko) | 2007-11-14 | 2008-04-28 | 한빛테크원 (주) | 친환경 음식 폐기물 원거리 운송박스 |
JP6786677B1 (ja) | 2019-07-26 | 2020-11-18 | 合同会社箱一 | コンテナ |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH079832Y2 (ja) * | 1989-07-07 | 1995-03-08 | 三井物産株式会社 | 運搬容器の二段式開閉扉構造 |
JPH0560243A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-03-09 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 減圧容器用扉 |
GB2399336B (en) * | 2003-03-12 | 2006-05-10 | Container Exchange | Freight container |
CN2926118Y (zh) * | 2006-05-15 | 2007-07-25 | 广州德润环保科技发展有限公司 | 防止污染的垃圾卸料屏蔽门 |
CN201062148Y (zh) * | 2007-06-15 | 2008-05-21 | 中国国际海运集装箱(集团)股份有限公司 | 无压干散货集装箱 |
CN107878947B (zh) * | 2016-09-30 | 2020-06-02 | 南通中集特种运输设备制造有限公司 | 锁紧装置、集装箱门结构和集装箱 |
CN206502229U (zh) * | 2017-01-10 | 2017-09-19 | 胜狮货柜管理(上海)有限公司 | 一种集装箱卸料门及集装箱 |
-
2020
- 2020-05-18 JP JP2020086665A patent/JP7083370B2/ja active Active
- 2020-12-07 CN CN202011431453.1A patent/CN113682668B/zh active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100794488B1 (ko) | 2007-10-09 | 2008-01-16 | 대한통운 주식회사 | 자중에 의해 열리는 하역문이 구비된 컨테이너 |
KR100824982B1 (ko) | 2007-11-14 | 2008-04-28 | 한빛테크원 (주) | 친환경 음식 폐기물 원거리 운송박스 |
JP6786677B1 (ja) | 2019-07-26 | 2020-11-18 | 合同会社箱一 | コンテナ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN113682668B (zh) | 2023-05-12 |
CN113682668A (zh) | 2021-11-23 |
JP2021181313A (ja) | 2021-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101217098B1 (ko) | 호퍼형 일관수송 용기 | |
JP5436136B2 (ja) | コンテナ | |
JP7083370B2 (ja) | コンテナにおける扉の開閉機構およびそれを備えるコンテナ | |
JP6786677B1 (ja) | コンテナ | |
KR101398421B1 (ko) | 호퍼형 일관수송 용기 | |
JP7407061B2 (ja) | コンテナにおける扉の開閉機構およびそれを備えるコンテナ | |
CN112298833B (zh) | 集装箱 | |
US7044528B2 (en) | Wheeled cargo container | |
JP6913863B2 (ja) | コンテナ | |
JP2010265005A (ja) | 航空機用コンテナ | |
JPH079832Y2 (ja) | 運搬容器の二段式開閉扉構造 | |
KR20160043871A (ko) | 호퍼형 화차 | |
US3259309A (en) | Pallet container | |
US3161300A (en) | Drop bottom container having latch means therefor | |
JPH11334453A (ja) | ダンプ車 | |
JPS6158338B2 (ja) | ||
JP3885925B2 (ja) | 天蓋開閉装置付コンテナ | |
WO2013042037A1 (en) | Bottom discharge container | |
JP3856282B2 (ja) | 天蓋開閉装置付コンテナにおける天蓋構造 | |
JP3093486U (ja) | 現金輸送車用カート | |
JPH0743034Y2 (ja) | 運搬容器の二段式開閉扉構造 | |
JP2022014179A (ja) | コンテナ | |
JP2024007705A (ja) | 容器 | |
JP3711003B2 (ja) | コンテナにおける天蓋開閉装置 | |
JP3158623U (ja) | 飼料用コンテナ本体、飼料用コンテナ及びこれを用いた飼料積替え装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20200904 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20200904 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210301 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220308 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220412 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220524 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220531 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7083370 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |