JPH047115Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH047115Y2 JPH047115Y2 JP1987022285U JP2228587U JPH047115Y2 JP H047115 Y2 JPH047115 Y2 JP H047115Y2 JP 1987022285 U JP1987022285 U JP 1987022285U JP 2228587 U JP2228587 U JP 2228587U JP H047115 Y2 JPH047115 Y2 JP H047115Y2
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- JP
- Japan
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- opening
- door
- cargo
- closing door
- guide plate
- Prior art date
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 9
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- GXCLVBGFBYZDAG-UHFFFAOYSA-N N-[2-(1H-indol-3-yl)ethyl]-N-methylprop-2-en-1-amine Chemical compound CN(CCC1=CNC2=C1C=CC=C2)CC=C GXCLVBGFBYZDAG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はバルクコンテナに関し、特にスムーズ
に貨物を排出させることができ、その排出の際に
側方から貨物がこぼれるおそれがなく、また貨物
の排出作業を安全に行うことができることを特徴
とするものである。
に貨物を排出させることができ、その排出の際に
側方から貨物がこぼれるおそれがなく、また貨物
の排出作業を安全に行うことができることを特徴
とするものである。
なお、バルクコンテナとは、モルト、穀物、飼
料、化学製品等の粉体又は粒体の貨物をばら輸送
する際に用いられるコンテナをいう。
料、化学製品等の粉体又は粒体の貨物をばら輸送
する際に用いられるコンテナをいう。
従来のバルクコンテナにおいては、貨物の排出
のために、リアパネルの下方に上端を回動自在に
止着した開閉扉が設けられていた。そして、貨物
の排出の際には、上記開閉扉のロツクを外してコ
ンテナを傾けることにより、開閉扉の自重及び貨
物の圧力を受けて該開閉扉がその上端を中心に回
動して開き、該開閉扉から貨物を排出させるもの
であつた。
のために、リアパネルの下方に上端を回動自在に
止着した開閉扉が設けられていた。そして、貨物
の排出の際には、上記開閉扉のロツクを外してコ
ンテナを傾けることにより、開閉扉の自重及び貨
物の圧力を受けて該開閉扉がその上端を中心に回
動して開き、該開閉扉から貨物を排出させるもの
であつた。
しかしながら、このバルクコンテナでは、貨物
の排出の際に開閉扉が貨物の圧力を受けて開くも
のであるため、該開閉扉が排出しようとする貨物
の抵抗となつてしまい、貨物の排出がスムーズに
行われない欠点があつた。また、貨物の排出の際
に開閉扉の側方から貨物がこぼれ落ちることがあ
り、貨物の損失を招くおそれがあつた。さらに、
開閉扉の内側面には積載した貨物の自重により圧
力が加わつているため、排出時に開閉扉のロツク
を外した瞬間に該開閉扉が撥ね上がり、作業者に
とつて著しく危険である欠点があつた。
の排出の際に開閉扉が貨物の圧力を受けて開くも
のであるため、該開閉扉が排出しようとする貨物
の抵抗となつてしまい、貨物の排出がスムーズに
行われない欠点があつた。また、貨物の排出の際
に開閉扉の側方から貨物がこぼれ落ちることがあ
り、貨物の損失を招くおそれがあつた。さらに、
開閉扉の内側面には積載した貨物の自重により圧
力が加わつているため、排出時に開閉扉のロツク
を外した瞬間に該開閉扉が撥ね上がり、作業者に
とつて著しく危険である欠点があつた。
本考案は上記従来技術の欠点を除去するもの
で、スムーズに貨物を排出させることができ、そ
の排出の際に側方から貨物がこぼれるおそれがな
く、また貨物の排出作業を安全に行うことができ
るバルクコンテナを提供しようとするものであ
る。
で、スムーズに貨物を排出させることができ、そ
の排出の際に側方から貨物がこぼれるおそれがな
く、また貨物の排出作業を安全に行うことができ
るバルクコンテナを提供しようとするものであ
る。
上記問題点を解決するため、本考案は、リアパ
ネルの下方に下端を回動自在に止着し手動ロツク
装置を有する開閉扉を設け、該開閉扉の上端にウ
インチで巻取自在のワイヤーの先端部を固定し、
上記開閉扉の側部とこれに対応する開口部の側部
との間に貨物のこぼれ防止用キヤンバスを設け、
さらに下端が床部の開閉扉側に回動自在に止着さ
れて上記開閉扉を水平に開いたときに該開閉扉の
内側面と床面とを掛け渡す案内板を設けた構成と
したものである。
ネルの下方に下端を回動自在に止着し手動ロツク
装置を有する開閉扉を設け、該開閉扉の上端にウ
インチで巻取自在のワイヤーの先端部を固定し、
上記開閉扉の側部とこれに対応する開口部の側部
との間に貨物のこぼれ防止用キヤンバスを設け、
さらに下端が床部の開閉扉側に回動自在に止着さ
れて上記開閉扉を水平に開いたときに該開閉扉の
内側面と床面とを掛け渡す案内板を設けた構成と
したものである。
本考案によれば、貨物の排出の際には開閉扉の
ロツク装置が手動にて外されるが、開閉扉の上端
がワイヤーの先端部に固定され、該ワイヤーはウ
インチで巻き取られているため、開閉扉はワイヤ
ーで支持されることとなる。したがつて、従来の
如く開閉扉のロツク装置を外した瞬間に開閉扉が
急激に開くことがなく、安全である。
ロツク装置が手動にて外されるが、開閉扉の上端
がワイヤーの先端部に固定され、該ワイヤーはウ
インチで巻き取られているため、開閉扉はワイヤ
ーで支持されることとなる。したがつて、従来の
如く開閉扉のロツク装置を外した瞬間に開閉扉が
急激に開くことがなく、安全である。
次に、ウインチでワイヤーを巻き戻すと、開閉
扉がその下端を中心に回動して開いていく。そし
て、開閉扉が水平まで開いたときにウインチを止
めると、ワイヤーにより開閉扉が水平状態に支持
されるものである。したがつて、本考案では、上
記従来のバルクコンテナと異なり開口部が完全に
開口するため、開閉扉が排出しようとする貨物の
抵抗となることはなく、貨物の排出がスムーズに
行われるものである。
扉がその下端を中心に回動して開いていく。そし
て、開閉扉が水平まで開いたときにウインチを止
めると、ワイヤーにより開閉扉が水平状態に支持
されるものである。したがつて、本考案では、上
記従来のバルクコンテナと異なり開口部が完全に
開口するため、開閉扉が排出しようとする貨物の
抵抗となることはなく、貨物の排出がスムーズに
行われるものである。
なお、貨物の排出の際には従来と同様にコンテ
ナが傾けられるものである。
ナが傾けられるものである。
そして、本考案では、開閉扉の側部とこれに対
応する開口部の側部との間に貨物のこぼれ防止用
キヤンバスが設けられているため、貨物の排出の
際に側方から貨物がこぼれ落ちるおそれがないも
のである。また、開閉扉を水平に開いたときに該
開閉扉の内側面と床面とを掛け渡す案内板が設け
られているため、開閉扉の下端と床部との間に〓
間から貨物がこぼれ落ちることなく排出されるも
のである。したがつて、貨物の損失を招くおそれ
がないものである。
応する開口部の側部との間に貨物のこぼれ防止用
キヤンバスが設けられているため、貨物の排出の
際に側方から貨物がこぼれ落ちるおそれがないも
のである。また、開閉扉を水平に開いたときに該
開閉扉の内側面と床面とを掛け渡す案内板が設け
られているため、開閉扉の下端と床部との間に〓
間から貨物がこぼれ落ちることなく排出されるも
のである。したがつて、貨物の損失を招くおそれ
がないものである。
なお、貨物の排出作業が終了したときには、ウ
インチでワイヤーが巻き取られ、これにより開閉
扉が上方に回動して閉じられる。このとき、開閉
扉の回動に従つて案内板の先端が開閉扉の内側面
を摺動し、案内板は自動的に上方に回動させられ
るものである。そして、案内板の回動自在に止着
された下端と閉じられた開閉扉の内側面とは若干
距離が離れているので、開閉扉が完全に閉じられ
ると、案内板はその先端が開閉扉の内側面に寄り
掛つた状態となり、しかも案内板の内側にこぼれ
防止用キヤンバスが位置する。したがつて、貨物
の積込み時に案内板が床面上に倒れてしまうこと
がなく、貨物の排出の際に開閉扉を下方に回動し
て開くときにはその回動に従つて案内板は自動的
に上述の如く掛け渡されるものである。また、開
閉扉が上方に回動して閉じられる際には、上記こ
ぼれ防止用キヤンバスは開閉扉の内側に折り畳ま
れるものである。
インチでワイヤーが巻き取られ、これにより開閉
扉が上方に回動して閉じられる。このとき、開閉
扉の回動に従つて案内板の先端が開閉扉の内側面
を摺動し、案内板は自動的に上方に回動させられ
るものである。そして、案内板の回動自在に止着
された下端と閉じられた開閉扉の内側面とは若干
距離が離れているので、開閉扉が完全に閉じられ
ると、案内板はその先端が開閉扉の内側面に寄り
掛つた状態となり、しかも案内板の内側にこぼれ
防止用キヤンバスが位置する。したがつて、貨物
の積込み時に案内板が床面上に倒れてしまうこと
がなく、貨物の排出の際に開閉扉を下方に回動し
て開くときにはその回動に従つて案内板は自動的
に上述の如く掛け渡されるものである。また、開
閉扉が上方に回動して閉じられる際には、上記こ
ぼれ防止用キヤンバスは開閉扉の内側に折り畳ま
れるものである。
以下、図面に示す実施例に基づき本考案を説明
する。
する。
図面において、aは本考案のバルクコンテナ
で、天井が開口したいわゆるオープントツプ型の
ものが示されている。もつとも、オープントツプ
型であると否とを問うものではない。
で、天井が開口したいわゆるオープントツプ型の
ものが示されている。もつとも、オープントツプ
型であると否とを問うものではない。
そして、本考案では、リアパネル1の下方に下
端を回動自在に止着した開閉扉2が設けられる。
端を回動自在に止着した開閉扉2が設けられる。
図面実施例の場合、第6図示の如く、開閉扉2
の下端に取付金具3が設けられ、該取付金具3の
端部がリアボトムエンドレール4に設けた取付金
具5に軸支6されており、これにより開閉扉2が
回動自在になつている。なお、開閉扉2の周囲に
は気密性を保つためにシール部材7が設けられて
いる。
の下端に取付金具3が設けられ、該取付金具3の
端部がリアボトムエンドレール4に設けた取付金
具5に軸支6されており、これにより開閉扉2が
回動自在になつている。なお、開閉扉2の周囲に
は気密性を保つためにシール部材7が設けられて
いる。
また、上記開閉扉2の上端にはウインチ8で巻
取自在のワイヤー9の先端部が固定される。
取自在のワイヤー9の先端部が固定される。
図面実施例の場合、ウインチ8は、サイドパネ
ル10のリアパネル1側の下方に設けられてお
り、上記ワイヤー9はガイドローラー11,1
2,13,14によりコーナーポスト15内を通
つてウインチ8に案内されている。もつとも、ウ
インチ8の取付場所は特に限定されるものではな
い。また、ワイヤー9の代りにチエーンを使用す
ることもできるものである。さらに、図面実施例
の場合、ウインチ8は、そのハンドル16を回す
ことによりワイヤー9の巻取り及び巻戻しがで
き、ハンドル16を回さない限りワイヤー9がそ
の状態で支持されるようになつている。もつと
も、ウインチ8は手動式でなく電動式のものも使
用することができる。なお、第4図にはウインチ
8の取付部をバルクコンテナaの内部から見た斜
視図を示してあり、第5図にはその要部断面図を
示してある。同図に示されるように、ウインチ8
は貨物の排出の際に貨物が滞留しないようにカバ
ー17で覆われている。なお、ウインチ8のハン
ドル16は取外し自在に構成され、輸送中に邪魔
にならないようになつている。
ル10のリアパネル1側の下方に設けられてお
り、上記ワイヤー9はガイドローラー11,1
2,13,14によりコーナーポスト15内を通
つてウインチ8に案内されている。もつとも、ウ
インチ8の取付場所は特に限定されるものではな
い。また、ワイヤー9の代りにチエーンを使用す
ることもできるものである。さらに、図面実施例
の場合、ウインチ8は、そのハンドル16を回す
ことによりワイヤー9の巻取り及び巻戻しがで
き、ハンドル16を回さない限りワイヤー9がそ
の状態で支持されるようになつている。もつと
も、ウインチ8は手動式でなく電動式のものも使
用することができる。なお、第4図にはウインチ
8の取付部をバルクコンテナaの内部から見た斜
視図を示してあり、第5図にはその要部断面図を
示してある。同図に示されるように、ウインチ8
は貨物の排出の際に貨物が滞留しないようにカバ
ー17で覆われている。なお、ウインチ8のハン
ドル16は取外し自在に構成され、輸送中に邪魔
にならないようになつている。
さらに、上記開閉扉2の側部とこれに対応する
開口部18の側部との間に貨物のこぼれ防止用キ
ヤンバス19が設けられる。
開口部18の側部との間に貨物のこぼれ防止用キ
ヤンバス19が設けられる。
図面実施例の場合、こぼれ防止用キヤンバス1
9は第3図示の如く略三角形状に構成され、その
二辺が開閉扉2の側部及び開口部18の側部にそ
れぞれ止着されている。また、上辺には、両端が
開閉扉2の側部の上端及び開口部18の側部の上
部に止着されて開閉扉2が水平に開かれたときに
ちようど張られるワイヤー20が挿通されてい
る。したがつて、図面実施例の場合には、こぼれ
防止用キヤンバス19が拡張し、その上辺がワイ
ヤー20で支持されるものである。なお、上記ワ
イヤー20の代わりにチエーンや中間で折曲げ自
在の支持杆等を使用することもできる。もつと
も、必ずしも上記ワイヤー20等を設ける必要は
ないものである。なお、開閉扉2が上方に回動し
たときに、こぼれ防止用キヤンバス19が開閉扉
2の内側に自動的に折り畳まれるように、こぼれ
防止用キヤンバス19にくせをつけておく等の手
段を講ずることが望ましい。
9は第3図示の如く略三角形状に構成され、その
二辺が開閉扉2の側部及び開口部18の側部にそ
れぞれ止着されている。また、上辺には、両端が
開閉扉2の側部の上端及び開口部18の側部の上
部に止着されて開閉扉2が水平に開かれたときに
ちようど張られるワイヤー20が挿通されてい
る。したがつて、図面実施例の場合には、こぼれ
防止用キヤンバス19が拡張し、その上辺がワイ
ヤー20で支持されるものである。なお、上記ワ
イヤー20の代わりにチエーンや中間で折曲げ自
在の支持杆等を使用することもできる。もつと
も、必ずしも上記ワイヤー20等を設ける必要は
ないものである。なお、開閉扉2が上方に回動し
たときに、こぼれ防止用キヤンバス19が開閉扉
2の内側に自動的に折り畳まれるように、こぼれ
防止用キヤンバス19にくせをつけておく等の手
段を講ずることが望ましい。
さらに、下端が床部21の開閉扉2側に回動自
在に止着されて開閉扉2を水平に開いたときに該
開閉扉2の内側面と床面とを掛け渡す案内板22
が設けられる。
在に止着されて開閉扉2を水平に開いたときに該
開閉扉2の内側面と床面とを掛け渡す案内板22
が設けられる。
図面実施例の場合、第6図示の如く、床部21
の開閉扉2側が若干傾斜させられ、その傾斜部に
案内板22の下端がヒンジ23で回動自在に止着
されており、案内板22が掛け渡されたときに床
面と案内板22とがほぼ同一面となるようになつ
ている。なお、図中24は、開閉扉2を閉じたと
きに案内板22が床面上に倒れるのを防止する倒
れ止め金具である。もつとも、開閉扉2を閉じた
ときには、第4図示の如く、こぼれ防止用キヤン
バス19が折り畳まれて案内板22の内側に位置
し、案内板22が倒れるおそれがないので、上記
倒れ止め金具24を必ずしも設ける必要はないも
のである。
の開閉扉2側が若干傾斜させられ、その傾斜部に
案内板22の下端がヒンジ23で回動自在に止着
されており、案内板22が掛け渡されたときに床
面と案内板22とがほぼ同一面となるようになつ
ている。なお、図中24は、開閉扉2を閉じたと
きに案内板22が床面上に倒れるのを防止する倒
れ止め金具である。もつとも、開閉扉2を閉じた
ときには、第4図示の如く、こぼれ防止用キヤン
バス19が折り畳まれて案内板22の内側に位置
し、案内板22が倒れるおそれがないので、上記
倒れ止め金具24を必ずしも設ける必要はないも
のである。
なお、図中25は開閉扉2の手動ロツク装置で
あり、両端にカム26を設けたロツキングバー2
7と、該ロツキングバー27を回動させたときに
そのカム26が係合するカムキーパー28とから
構成されている。なお、29は上記ロツキングバ
ー27を回動させるロツクレバー、30はそのス
トツパーである。もつとも、ロツク装置25は他
の構成としてもよいものである。
あり、両端にカム26を設けたロツキングバー2
7と、該ロツキングバー27を回動させたときに
そのカム26が係合するカムキーパー28とから
構成されている。なお、29は上記ロツキングバ
ー27を回動させるロツクレバー、30はそのス
トツパーである。もつとも、ロツク装置25は他
の構成としてもよいものである。
なお、図中31は隅金具である。
上記構成の本考案によれば、貨物の排出の際に
は第1図示の開閉扉2を閉じた状態から上記手動
ロツク装置25が外されるが、開閉扉2の上端が
ワイヤー9の先端部に固定され、該ワイヤー9は
ウインチ8で巻き取られているため、開閉扉2は
ワイヤー9で支持されることとなる。したがつ
て、従来の如く開閉扉2の手動ロツク装置を外し
た瞬間に開閉扉2が急激に開くことがなく、安全
である。
は第1図示の開閉扉2を閉じた状態から上記手動
ロツク装置25が外されるが、開閉扉2の上端が
ワイヤー9の先端部に固定され、該ワイヤー9は
ウインチ8で巻き取られているため、開閉扉2は
ワイヤー9で支持されることとなる。したがつ
て、従来の如く開閉扉2の手動ロツク装置を外し
た瞬間に開閉扉2が急激に開くことがなく、安全
である。
次に、ウインチ8でワイヤー9を巻き戻すと、
開閉扉2がその下端を中心に回動して第2図示の
如く開いていく。そして、開閉扉2が第3図示の
如く水平まで開いたときにウインチ8を止める
と、ワイヤー9により開閉扉2が水平状態に支持
されるものである。したがつて、本考案では、上
記従来のバルクコンテナと異なり開口部18が完
全に開口するため、開閉扉2が排出しようとする
貨物の抵抗となることはなく、貨物の排出がスム
ーズに行われるものである。
開閉扉2がその下端を中心に回動して第2図示の
如く開いていく。そして、開閉扉2が第3図示の
如く水平まで開いたときにウインチ8を止める
と、ワイヤー9により開閉扉2が水平状態に支持
されるものである。したがつて、本考案では、上
記従来のバルクコンテナと異なり開口部18が完
全に開口するため、開閉扉2が排出しようとする
貨物の抵抗となることはなく、貨物の排出がスム
ーズに行われるものである。
なお、貨物の排出の際には従来と同様にコンテ
ナaが傾けられるものである。
ナaが傾けられるものである。
そして、本考案では、こぼれ防止用キヤンバス
19が設けられているため、第3図から明らかな
ように、貨物の排出の際に側方から貨物がこぼれ
落ちるおそれがないものである。また、貨物の排
出の際には、案内板22が第3図及び第6図示の
如く掛け渡され、開閉扉2の下端と床部21との
間の〓間が上記案内板22により閉塞され、その
〓間から貨物がこぼれ落ちるおそれがなく排出さ
れるものである。したがつて貨物の損失を招くお
それがないものである。
19が設けられているため、第3図から明らかな
ように、貨物の排出の際に側方から貨物がこぼれ
落ちるおそれがないものである。また、貨物の排
出の際には、案内板22が第3図及び第6図示の
如く掛け渡され、開閉扉2の下端と床部21との
間の〓間が上記案内板22により閉塞され、その
〓間から貨物がこぼれ落ちるおそれがなく排出さ
れるものである。したがつて貨物の損失を招くお
それがないものである。
なお、貨物の排出作業が終了したときには、ウ
インチ8でワイヤー9が巻き取られ、これにより
開閉扉2が上方に回動して第1図示の如く閉じら
れる。このとき、開閉扉の回動に従つて案内板2
2の先端が摺動し、案内板22は自動的に上方に
回動させられるものである。そして、案内板22
の回動自在に止着された下端と閉じられた開閉扉
2の内側面とは若干距離が離れているので、開閉
扉2が完全に閉じられると、案内板22は第6図
示の如くその先端が開閉扉2の内側面に寄り掛つ
た状態となり、しかも第4図示の如く案内板22
の内側にこぼれ防止用キヤンバス19が位置す
る。したがつて、貨物の積込み時に案内板22が
倒れてしまうことがなく、貨物の排出の際に開閉
扉2を下方に回動して開くときにはその回動に従
つて案内板22は自動的に上述の如く掛け渡され
るものである。また、開閉扉2が上方に回動して
閉じられる際には、第1図及び第4図示の如く、
こぼれ防止用キヤンバス19は開閉扉2の内側に
自動的に折り畳まれるものである。
インチ8でワイヤー9が巻き取られ、これにより
開閉扉2が上方に回動して第1図示の如く閉じら
れる。このとき、開閉扉の回動に従つて案内板2
2の先端が摺動し、案内板22は自動的に上方に
回動させられるものである。そして、案内板22
の回動自在に止着された下端と閉じられた開閉扉
2の内側面とは若干距離が離れているので、開閉
扉2が完全に閉じられると、案内板22は第6図
示の如くその先端が開閉扉2の内側面に寄り掛つ
た状態となり、しかも第4図示の如く案内板22
の内側にこぼれ防止用キヤンバス19が位置す
る。したがつて、貨物の積込み時に案内板22が
倒れてしまうことがなく、貨物の排出の際に開閉
扉2を下方に回動して開くときにはその回動に従
つて案内板22は自動的に上述の如く掛け渡され
るものである。また、開閉扉2が上方に回動して
閉じられる際には、第1図及び第4図示の如く、
こぼれ防止用キヤンバス19は開閉扉2の内側に
自動的に折り畳まれるものである。
本考案は、開閉扉の開閉にウインチとワイヤー
を使用したのでスムーズに貨物を排出させること
ができ、その排出の際に側方から貨物がこぼれる
おそれがなく、また貨物の排出作業を安全に行う
ことができる効果が得られるものである。
を使用したのでスムーズに貨物を排出させること
ができ、その排出の際に側方から貨物がこぼれる
おそれがなく、また貨物の排出作業を安全に行う
ことができる効果が得られるものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は開閉扉が閉じた状態を示す斜視図、第2図は開
閉扉の開閉途中の状態を示す斜視図、第3図は開
閉扉が開いた状態を示す斜視図、第4図は開閉扉
が閉じた状態でウインチの取付部を内部から見た
斜視図、第5図はその要部を示す断面図、第6図
はリアパネル側の断面図である。 1……リアパネル、2……開閉扉、8……ウイ
ンチ、9……ワイヤー、18……開口部、19…
…こぼれ防止用キヤンバス、21……床部、22
……案内板、a……バルクコンテナ。
は開閉扉が閉じた状態を示す斜視図、第2図は開
閉扉の開閉途中の状態を示す斜視図、第3図は開
閉扉が開いた状態を示す斜視図、第4図は開閉扉
が閉じた状態でウインチの取付部を内部から見た
斜視図、第5図はその要部を示す断面図、第6図
はリアパネル側の断面図である。 1……リアパネル、2……開閉扉、8……ウイ
ンチ、9……ワイヤー、18……開口部、19…
…こぼれ防止用キヤンバス、21……床部、22
……案内板、a……バルクコンテナ。
Claims (1)
- リアパネルの下方に下端を回動自在に止着し手
動ロツク装置を有する開閉扉を設け、該開閉扉の
上端にウインチで巻取自在のワイヤーの先端部を
固定し、上記開閉扉の側部とこれに対応する開口
部の側部との間に貨物のこぼれ防止用キヤンバス
を設け、さらに下端が床部の開閉扉側に回動自在
に止着されて上記開閉扉を水平に開いたときに該
開閉扉の内側面と床部とを掛け渡す案内板が設け
られてなることを特徴とするバルクコンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987022285U JPH047115Y2 (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987022285U JPH047115Y2 (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Citations (1)
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-
1987
- 1987-02-18 JP JP1987022285U patent/JPH047115Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
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JPS5733881B2 (ja) * | 1975-09-30 | 1982-07-20 |
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JP2013103743A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Daiei Kankyo Kk | 物品輸送コンテナ |
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JPS63131992U (ja) | 1988-08-29 |
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