JP7379964B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は画像形成装置に関するものである。
従来、感光体等の像保持手段から用紙を剥離する剥離手段に起因して発生する不具合を解決する技術としては、以下の特許文献1、2に記載されたものが知られている。
特許文献1には、感光体ドラムの表面から記録媒体を剥離して搬送方向に誘導するための剥離手段を備えた画像形成装置であって、その剥離手段は、感光体ドラムと接触する剥離爪とその両脇に配置され感光体ドラムに対して非接触の補助爪とからなり、その補助爪は、剥離爪によって剥離された記録媒体を当該剥離爪の背部に接触させないよう搬送を案内するとともに当該剥離爪を取付位置に装着した後に当該剥離爪の上方から嵌め合わせる構成にした画像形成装置が記載されている。
特許文献2には、像担持体の表面に形成されたトナー像を用紙上に転写し、爪状の剥離部材の一部を像担持体の表面に接触させて当該像保持体の表面に吸着した用紙を剥離する画像形成装置の剥離装置において、爪状の剥離部材と像担持体との接触部を通過可能な形状とした剥離装置が記載されている。また特許文献2には、その爪状の剥離部材の一部を、像担持体の表面の軸方向に幅をもって接触させ、その剥離部材の像担持体と接触する部分より先端部側に、像担持体上に付着した残留トナーが前記接触部でせき止められることなく通過可能となるように導く導入面を形成することも記載されている。
特許第4687642号公報(請求項1、図1-4) 特開平11-219035号公報(請求項1,2、図1-5)
この発明は、像保持手段に形成する非転写トナー像における一部のトナーが像保持手段から用紙を剥離する剥離手段の用紙が通過する側になる部分に付着することを、非転写トナー像を像保持手段のうち剥離手段が存在する範囲にも同様に形成する場合に比べて、抑制することができる画像形成装置を提供するものである。
この発明(1)の画像形成装置は、
接触して通過する用紙に転写させるトナー像を保持する像保持手段と、
前記像保持手段から用紙を剥離する剥離手段と、
前記剥離手段を通過した後に存在するトナーを前記像保持手段に接触して除去する除去手段と、
を備え、
用紙に転写させない非転写トナー像として通常の非転写トナー像を前記像保持手段のうち前記剥離手段が存在しない範囲に形成するとともに、前記非転写トナー像として前記通常の非転写トナー像よりも濃度が低い低濃度の非転写トナー像を前記像保持手段のうち少なくとも前記剥離手段が存在する範囲に形成するものである。
この発明(2)の画像形成装置は、上記発明(1)の画像形成装置において、前記低濃度の非転写トナー像は、前記通常の非転写トナー像を形成するときの開始時期と異なる時期に形成されるものである。
この発明(3)の画像形成装置は、上記発明()の画像形成装置において、前記低濃度の非転写トナー像は、前記剥離手段が存在する範囲に、前記通常の非転写トナー像を形成するときの少なくとも開始時期と同じ時期に形成され始めるものである
この発明()の画像形成装置は、上記発明()から()のいずれかの画像形成装置において、前記低濃度の非転写トナー像は、前記通常の非転写トナー像の濃度に対して50%以下の低い濃度で形成されるものである。
この発明()の画像形成装置は、上記発明(1)から()のいずれかの画像形成装置において、前記剥離手段は、用紙を剥離する剥離爪と、前記剥離爪のうち剥離された用紙が通過する側の部分を覆うように配置される覆い部品とで構成されているものである。
上記発明(1)の画像形成装置によれば、像保持手段に形成する非転写トナー像における一部のトナーが像保持手段から用紙を剥離する剥離手段の用紙が通過する側になる部分に付着することを、非転写トナー像を像保持手段のうち剥離手段が存在する範囲にも同様に形成する場合に比べて、抑制することができる。
また、上記発明(1)によれば、像保持手段のうち剥離手段が存在する範囲に低濃度の非転写トナー像を形成しない場合に比べて、像保持手段のうち少なくとも剥離手段が存在する範囲に相当する部分に対応した除去手段での不具合が発生することを抑制することができる。
上記発明(2)によれば、低濃度の非転写トナー像を通常の非転写トナー像と同じ時期に形成する場合に比べて、低濃度の非転写トナー像を必要なときにだけ形成するように対応することができる。
上記発明(3)によれば、低濃度の非転写トナー像を通常の非転写トナー像と異なる時期に形成する場合に比べて、低濃度の非転写トナー像を確実に形成することと、その非転写トナー像を単独で形成する動作の回数を減らすことができる
上記発明()によれば、低濃度の非転写トナー像を通常の非転写トナー像の濃度に対して50%以下の低い濃度で形成しない場合に比べて、像保持手段のうち剥離手段が存在する範囲に相当する部分に対応した除去手段での不具合が発生することの抑制と、剥離手段のうち剥離された用紙が通過する側になる部分にトナーが付着することの抑制とを確実に両立させることができる。
上記発明()によれば、剥離手段が剥離爪と覆い部品とで構成されていない場合に比べて、剥離爪のうち剥離された用紙が通過する側になる部分にトナーが付着することの抑制と、用紙の後端にトナーの一部が付着して汚す用紙後端汚れが発生することの抑制とを両立させることができる。
実施の形態1等に係る画像形成装置の全体を示す概要図である。 図1の画像形成装置の一部を示す概要図である。 図1の画像形成装置の他の一部を示す概略斜視図である。 図1の画像形成装置における制御手段の構成を示すブロック図である。 中間転写ベルトの外周面における各範囲の構成を示す概要図である。 中間転写ベルトのうち剥離手段が存在しない範囲の構成を示す概念図である。 非転写トナー像を形成する範囲を示す概要図である。 用紙の後端と剥離手段との状態を示す概要図である。 実施の形態2に係る画像形成装置の一部を示す概要図である。 図9の画像形成装置において低濃度の非転写トナー像を形成する時期の他の構成例を示す概要図である。 低濃度の非転写トナー像の濃度と用紙の後端汚れの発生との関係を調べる試験の結果を示すグラフ図である。 実施の形態3に係る画像形成装置の一部を示す概要図である。 (A)は図12の画像形成装置における剥離装置を示す斜視図、(B)は(A)の剥離装置を分解した状態で示す斜視図である。 図13の剥離装置と用紙の後端との状態を示す概要図である。 非転写トナー像を形成する範囲に関する比較例を示す概要図である。 (A)は図15に示す非転写トナー像を形成した場合の状態の一例を示す概要図、(B)は(A)の場合において用紙の後端が剥離装置に接触した状態の一例を示す概要図である。 用紙の後端汚れが目立つときの状態の一例を示す概要図である。
以下、この発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態1]
図1と図2は、実施の形態1に係る画像形成装置1を示すものである。図1にはその画像形成装置1の全体の構成が示され、図2にはその画像形成装置1の一部(主に二次転写位置とその周辺となる部分)の構成が示されている。
図1、図2等の各図面中に符号X,Y,Zで示す矢印は、各図面において想定した3次元空間の幅、高さおよび奥行の各方向を示す。また各図面においてX,Yの方向の矢印が交わる部分の丸印は、Zの方向が図面の鉛直下方に向いていることを示している。
画像形成装置1は、現像剤としてのトナーで構成される画像を記録媒体の一例である用紙9に形成する装置である。実施の形態1における画像形成装置1は、例えば、情報端末機等の外部接続機器から入力される画像情報に対応した画像の形成を行うプリンタとして構成されている。
画像形成装置1は、図1に示されるように、筐体10の内部空間に、画像情報に基づくトナー像を形成する像形成装置2と、像形成装置2で形成されるトナー像を一時的に保持した後に用紙9に二次転写する中間転写装置3と、中間転写装置3の二次転写する位置に供給すべき用紙9を収容して供給する給紙装置4と、中間転写装置3で二次転写されたトナー像を用紙9に定着させる定着装置5と、上記各装置の動作等に関する制御を行う制御手段15等を備えている。
画像情報は、例えば、文字、図形、写真、模様等の画像に関係する情報である。筐体10は、各種の支持部材、外装材等で所要の形状に形成された構造物である。この筐体10は、その上面部の一部に、画像が形成された後に排出される用紙9を重ねた状態で収容する排出収容部12とその排出収容部12にむけて用紙9が排出される排出口13が形成されている。図1等における一点鎖線は、筐体10内で用紙9が搬送されるときの主な搬送経路を示している。
像形成装置2は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナー像をそれぞれ専用に形成する4つの像形成装置2Y,2M,2C,2Kにて構成されている。
4つの像形成装置2(Y,M,C,K)はいずれも、矢印Aで示す方向に回転する像保持手段の一例である感光ドラム21を有し、その感光ドラム21の周囲に、帯電装置22、露光装置23、現像装置24(Y,M,C,K)、一次転写装置25、ドラム清掃装置26等の機器を配置して構成されている。図1では、符号21から26をブラック(K)の像形成装置2Kのみに全部記載し、他の色の像形成装置2(Y,M,C)にはその一部のみを記載している。
このうち、帯電装置22は、感光ドラム21の外周面(像形成可能面)を所要の表面電位に帯電させる装置である。露光装置23は、感光ドラム21の外周面に画像情報に基づく露光をして所要の色成分(Y,M,C,K)の静電潜像を形成する装置である。また、現像装置24(Y,M,C,K)は、感光ドラム21の外周面に形成された静電潜像を対応する所要の色(Y,M,C,K)の現像剤(トナー)により現像してトナー像を形成する装置である。一次転写装置25は、各色のトナー像を中間転写装置3(中間転写ベルト31)に静電的に転写させる装置である。ドラム清掃装置26は、感光ドラム21の外周面に付着する不要なトナー、紙粉等の不要物をかき取るように除去して感光ドラム21の外周面を清掃する除去手段の一例である。
これらの像形成装置2(Y,M,C,K)では、感光ドラム21と一次転写装置25が対向する各部位がトナー像の一次転写を行う一次転写位置になる。
中間転写装置3は、像形成装置2(Y,M,C,K)で形成される各色のトナー像を一次転写により保持した後に用紙9に二次転写させる位置まで搬送するよう構成された装置である。この中間転写装置3は、筐体10の内部で像形成装置2(Y,M,C,K)の上方側に配置されており、具体的には、その像形成装置2(Y,M,C,K)における各感光ドラム21からトナー像が一次転写されて保持する像保持手段の他例としての中間転写ベルト31を備えており、その中間転写ベルト31の周囲に以下の機器を配置して構成されている。
中間転写ベルト31は、その内側に配置される複数の支持ロール32a~32eにより、像形成装置2(Y,M,C,K)の各一次転写位置を順次通過して矢印Bで示す方向に回転(周回移動)するよう支持されている。
複数の支持ロール32a~32eのうち支持ロール32aは駆動ロールおよび二次転写バックアップロールとして、支持ロール32bはテンションロールとして、それぞれ構成されている。また、支持ロール32c,32dは中間転写ベルト31の一次転写位置を通過する際のベルト位置(面)を保持する面出しロールとして、支持ロール32eは後述するベルト清掃装置(36)の清掃バックアップロールとして、それぞれ構成されている。支持ロール32eは、後述するベルト清掃装置36の清掃バックアップロールとして構成されている。
また支持ロール32a~32eは、中間転写装置3の図示しない支持フレームに回転可能に設けられている。
また、中間転写ベルト31の内側には、各像形成装置2(Y,M,C,K)における一次転写装置25が配置されている。一次転写装置25は、中間転写装置3の一部を構成するものであり、一次転写電流が供給されるロール形態等の一次転写部材により中間転写ベルト31を感光ドラム21に押し付けるよう構成されている。
また、中間転写ベルト31の支持ロール32aに支持される外周面部分には、用紙9を通過させるとともにその用紙9に中間転写ベルト31上のトナー像を二次転写させる二次転写装置35が配置されている。二次転写装置35は、二次転写電流が供給されるロール形態等の二次転写部材により用紙9を中間転写ベルト31の支持ロール32aに支持される外周面部分に押し付けるように接触させて通過させるよう構成されている。
この中間転写装置3では、中間転写ベルト31の外周面に二次転写装置35が接触している部位がトナー像の二次転写を行う二次転写位置TP2になる。
また、中間転写ベルト31の外側の周囲には、二次転写後の中間転写ベルト31の外周面に残留する不要なトナー等の不要物を除去して中間転写ベルト31の外周面を清掃する除去手段の他例であるベルト清掃装置36が配置されている。
ベルト清掃装置36は、筐体36aの内部に、中間転写ベルト31の支持ロール32eで支持されている部分の外周面に接触させて不要物を取り除く板状の清掃部材36b、清掃部材36bで除去した不要物を回転して回収する回収部材36c等を配置して構成されている。ベルト清掃装置36は、図1や図5に示されるように、その清掃部材36bが、中間転写ベルト31の回転方向Bに沿って支持ロール32aから支持ロール32bに至るまでの途上の位置で、中間転写ベルト31の回転方向Bとほぼ直交する幅方向(又は軸方向)Jに沿う状態で接触するように配置されている。
さらに、中間転写ベルト31の外側の周囲には、二次転写終了後の用紙9を中間転写ベルト31の外周面から剥離する剥離手段の一例である剥離装置37が配置されている。
剥離装置37は、図3に示されるように、中間転写ベルト31の幅方向Jにおいて所要の間隔をあけた状態で2つの剥離装置37A,37Bとして配置されている。剥離装置37A,37Bはいずれも、図3に示されるように、支持手段としての固定フレーム370に支持軸372を支点として矢印D1,D2で示す方向に揺動可能な状態で取り付けられた先端が先細り形状の剥離爪371と、剥離爪371をその先端部371aが中間転写ベルト31の外周面に弾性的に接触するよう矢印D1で示す方向に付勢するコイルスプリング等の弾性部材373とで構成されている。この2つの剥離装置37A,37Bは、図3に例示されるように、取付け板38の所定の位置に配置されるよう取り付けられる。取付け板38は、例えば中間転写装置3の図示しない支持フレーム等に固定される。
給紙装置4は、中間転写装置3の二次転写位置TP2に供給すべき用紙9を収容して供給するよう構成された装置である。給紙装置4は、筐体10の内部で像形成装置2(Y,M,C,K)よりも下方側の位置に配置されており、具体的には用紙の収容体41と、供給装置43等の機器を配置して構成されている。
収容体41は、複数枚の用紙9を所要の向きで積載して収容する積載板42を有し、筐体10の外部に引き出して用紙9の補充等の作業ができるよう取り付けられた収容部材である。供給装置43は、収容体41の積載板42上に積載されている用紙9を、複数のロール等の紙送り機器により上方のものから1枚ずつ繰り出す装置である。用紙9は、画像形成装置1の筐体10内での搬送が可能であって、トナー像の転写および定着が可能な普通紙、コート紙、厚紙等の記録媒体であればよく、その材質や形態等について特に制約されるものではない。
定着装置5は、中間転写装置3で二次転写されたトナー像を用紙9に定着させるよう構成された装置である。定着装置5は、筐体10の内部で中間転写装置3の二次転写位置TP2の上方側の位置に配置されており、具体的には、用紙9の導入口や排出口が設けられた筐体50の内部空間に加熱用回転体51、加圧用回転体52等の機器を配置して構成されている。
加熱用回転体51は、矢印で示す方向に回転するロール形態、ベルト-パット形態等からなる回転体であり、図示しない加熱手段により外表面が所要の温度に保たれるよう加熱されるものである。加圧用回転体52は、加熱用回転体51に所要の加圧下で接触して従動回転するロール形態、ベルト-パット形態等からなる回転体である。この加圧用回転体52は、加熱手段により加熱されるものでもよい。
この定着装置5では、加熱用回転体51と加圧用回転体52が接触する部位が、未定着像のトナー像を用紙9に定着するための加熱、加圧等の処理をするニップ部(定着処理部)FNとして構成されている。
画像形成装置1においては、図1に示されるように、給紙装置4と中間転写装置3の二次転写位置TP2の間に、給紙装置4にある用紙9を二次転写位置TP2まで供給するよう搬送する給紙搬送路Rt1が設けられている。給紙搬送路Rt1は、図1や図2に示されるように、用紙9を挟持して搬送する一対の搬送ロール44や、用紙9の搬送空間を確保して用紙9の搬送を案内する複数の案内部材45a,45b等を配置して構成されている。このうち搬送ロール44は、用紙9の斜行を矯正するとともに用紙9を二次転写に合わせて所要のタイミングで送り出すロール、いわゆるレジロールとして構成されている。
また、画像形成装置1においては、図1や図2に示されるように、中間転写装置3の二次転写位置TP2と定着装置5のニップ部FNとの間に、二次転写終了後の用紙9をニップ部FNに達するよう誘導する誘導搬送路Rt2が設けられている。誘導搬送路Rt2は、図2に示されるように、用紙9の搬送空間を確保して用紙9の搬送を案内する複数の案内部材46a,46b,56等を配置して構成されている。このうち案内部材56は、定着装置5の筐体50における導入口に設けられる導入用の案内部材である。
図2等に示される一点鎖線VLは、誘導搬送路Rt2における用紙9の理想的な搬送経路を示している。この一点鎖線VLは、中間転写ベルト31の支持ロール32aの回転中心C1と二次転写装置35のロール状の二次転写部材の回転中心C2とを結ぶ直線が二次転写位置TP2のニップ部と交差する交点CP1と、定着装置5における加熱用回転体51の回転中心C3と加圧用回転体52の回転中心C4とを結ぶ直線がニップ部FNと交差する交点CP2とを結ぶときに得られる仮想の直線である。
また、画像形成装置1においては、図1に示されるように、定着装置5と排出口13との間に、定着終了後の用紙9を排出口13まで搬送して排出収容部12に排出させる排出搬送路Rt3が設けられている。排出搬送路Rt3は、排出口13の手前における一対の排出ロール47や、用紙9の搬送空間を確保して用紙9の搬送を案内する図示しない案内部材等を配置して構成されている。
制御手段15は、例えば演算処理装置、記憶素子および装置、入出力装置、それらの制御装置等で構成されている。
また、制御手段15は、図4に示されるように、画像形成装置1の全体の動作を総合して制御する中央制御部151をはじめ、上記4色(Y,M,C,K)の像形成装置2(Y,M,C,K)の各動作をそれぞれ制御する像形成制御部153Y,153M,153C,153K、中間転写装置3の各動作を制御する中間転写制御部154、給紙装置4や給紙搬送路Rt1や排出搬送路Rt3の各動作を制御する用紙搬送制御部155、定着装置5の各動作を制御する定着制御部156等を備えている。このうち中央制御部151は、画像形成装置1の全体の制御に関する制御プログラムやその制御に必要なデータ等の情報が記憶保存される上記した記憶素子および装置からなる記憶部152を有している。上記他の各制御部153~156も、必要な制御プログラムやデータが記憶保存される図示しない記憶部を有している。
また、制御手段15は、図4に示されるように、画像形成装置1が所要の通信手段により外部接続機器等との間で情報のやり取りをする通信部16や、画像形成装置1に外部接続機器等から入力される画像情報等に必要な処理を施す画像処理部17や、画像形成装置1内の動作や状態などを検出する検出部18等と接続されており、それらの接続対象との間で必要な情報(信号)の入出力を行うよう構成されている。
さらに、画像形成装置1においては、用紙9に転写させない非転写トナー像NTを像形成装置2で形成するよう構成されている。
非転写トナー像NTは、必要な像形成装置2(Y,M,C,K)により感光ドラム21上に所定のパターンのトナー像として形成された後に中間転写装置3における中間転写ベルト31に通常の転写条件で一次転写され、しかる後、二次転写装置35による転写作用が発生しない条件で二次転写位置TP2を通過させられる。これにより、非転写トナー像NTは、二次転写位置TP2で中間転写ベルト31に接触して通過する用紙9に二次転写されることがない。また二次転写位置TP2を通過した非転写トナー像NTは、最後に中間転写装置3のベルト清掃装置36により中間転写ベルト31の外周面から除去されるようになっている。
このような非転写トナー像NTとしては、例えば次のものがある。
すなわち、非転写トナー像NTとしては、画像形成条件(濃度、位置合わせ等の画像形成時に必要になる条件)の調整を行う際に形成されるプロセス制御用パッチ像NT1や、トナー像の形成位置のずれを確認および解消する際に形成されるレジ制御用パターン像NT2などがある(図7参照)。この制御情報を得るために形成されるプロセス制御用パッチ像NT1やレジ制御用パターン像NT2に対しては、図2や図3に示されるように、中間転写ベルト31の所定の位置に、そのプロセス制御用パッチ像NT1やレジ制御用パターン像NT2を読み取るための検出部18の一例である像読取センサ18A,18Bが配置されている。実施の形態1における像読取センサ18A,18Bは、中間転写ベルト31が支持ロール32dに支持される手前の位置に配置されている。
また、非転写トナー像NTとしては、ベルト清掃装置36における板状の清掃部材36bの鳴き騒音やめくれ現象等の不具合の発生を抑えるために形成されるトナーバンド像NT3がある。さらに、低濃度のトナー像からなる画像を所定の量だけ(連続して)形成した場合に、その低濃度のトナー像を形成した像形成装置2の現像装置24(Y,M,C,K)内にある劣化したトナーを所定の量だけ強制的に放出するために形成される放出トナー像NT4などもある。
そして、この画像形成装置1では、図5に示されるように、非転写トナー像NTを中間転写ベルト31のうち剥離装置37(37A,37B)が存在しない範囲Ha,Hb,Hcに形成するよう構成されている。
この構成は、例えば、非転写トナー像NTを中間転写ベルト31のうち剥離装置37(37A,37B)が存在する範囲Hd,He(図5、図7参照)に形成しない構成であると換言することもできる。
上記範囲Haは、図5に示されるように、中間転写ベルト31の幅方向Jに沿って見たときに2つの剥離装置37A,37Bの間になる内側の範囲になる。
一方、上記範囲Hbは、片側(装置手前側)の剥離装置37Aと中間転写ベルト31の片側の側端部31aとの間になる一端側(装置手前側)の範囲になる。また、上記範囲Hcは、もう片側(装置奥側)の剥離装置37Bと中間転写ベルト31の片側の側端部31bとの間になる他端側(装置奥側)の範囲になる。
図5における符号Hdは中間転写ベルト31のうち剥離装置37Aが存在する範囲を示し、また符合Heは中間転写ベルト31のうち剥離装置37Bが存在する範囲を示している。
また、中間転写ベルト31の剥離装置37(37A,37B)が存在しない範囲Ha,Hb,Hcは、例えば、以下のように設定される。
すなわち、その範囲Ha,Hb,Hcは、図6に概念的に示されるように、例えば代表して剥離装置37Aにおける剥離爪371のうち中間転写ベルト31の外周面に接触する先端部371aから幅方向Jに対して所定の距離L1,L2だけ離れた位置をそれぞれ回転方向Bに沿うよう通過する仮想の境界線(図中の二点鎖線)で区切られる範囲である。このときの所定の距離L1,L2は、非転写トナー像NTの一部のトナーが剥離爪371に付着することを避けるのに有効な寸法であればよく、例えば1~3cmの寸法になる。また距離L1,L2は、互いに同じ寸法にすればよいが、互いに異なる寸法にしても構わない。この上記距離L1,L2は、もう1つの剥離装置37Bにおいても同様の観点から設定される。
また、上記範囲Ha,Hb,Hcについては、実施の形態1における剥離装置37Aのように剥離装置37Aの1つの範囲を示す目安になる固定フレーム370が存在する場合であれば、図6に示されるように、その固定フレーム370から幅方向Jに所定の距離L3およびL4だけ離れた位置をそれぞれ回転方向Bに沿うよう通過する仮想の境界線(図中の二点鎖線)で区切られる範囲として設定することもできる。このときの距離L3およびL4についても、上記距離L1およびL2の場合と同様の観点から任意に設定される。また、この上記距離L3,L4は、もう1つの剥離装置37Bにおいても同様の観点から設定される。
この中間転写ベルト31の剥離装置37(37A,37B)が存在しない範囲Ha,Hb,Hcに形成する非転写トナー像NTは、予め制御手段15に関係する必要な部分に形成位置がパターン化されて格納されている画像情報に基づいて必要な像形成装置2(Y,M,C,K)により、所要の時期に形成され始める。上記必要な部分とは、例えば中央制御部151における記憶部152、4色の像形成制御部153等における記憶部、画像処理部17の記憶部などである。
また、この非転写トナー像NTは、その形成する範囲が制約される以外は、特に制約されるものではない。このため非転写トナー像NTは、例えば濃度、形成時期等の条件について特に変更する必要がなく、従前通りの条件のままで対応することができる。ただし、この非転写トナー像NTでは、中間転写ベルト31のうち剥離装置37(37A,37B)が存在する範囲Hd,Heに形成しないので、その形成しない分を補足するためトナー像の形成パターン又はトナー量を調整することはあり得る。
図7には、中間転写ベルト31の剥離装置37(37A,37B)が存在しない範囲Ha,Hb,Hcに形成する非転写トナー像NTの具体例が示されている。
例えば、非転写トナー像NTとしての上記プロセス制御用パッチ像NT1は、プロセス条件を調整する制御を行うべき時期になると、中間転写ベルト31の範囲Hcに所定のパターンで形成される。
非転写トナー像NTとしての上記レジ制御用パターン像NT2は、位置ずれを補正する制御を行うべき時期になると、中間転写ベルト31の範囲Hbに所定のパターンで形成される。
また、非転写トナー像NTとしての上記トナーバンド像NT3は、予め設定された時期が到来すると、中間転写ベルト31の範囲Ha,Hb,Hcに配分されるよう3分割されたパターンで形成される。このトナーバンド像NT3は、ベルト清掃装置36における板状の清掃部材36bの先端部36beに全域にトナーを供給してベルト清掃装置36における不具合を解消する観点から、上記範囲Ha,Hb,Hcのすべてに形成することが望ましい。
非転写トナー像NTとしての上記放出トナー像NT4は、低濃度の画像を所定の量だけ形成された後の所要の時期になると、例えば中間転写ベルト31の範囲Haに所定のパターンで形成される。ちなみに、この放出トナー像NT4は、中間転写ベルト31の範囲Haに加えて、その範囲Hb,Hcの一方又は双方にも形成するよう構成してもよい。
そして、この非転写トナー像NTの形成は、そのいずれの種類のものでも、必要な像形成装置2(Y,M,C,K)において感光ドラム21上に露光装置23の露光動作により非転写トナー像NT用の静電潜像を所要のパターンで形成した後に、その静電潜像を現像装置24(Y,M,C,K)の現像動作により所定の濃度のトナー像として形成することから開始される。
この際、非転写トナー像NT用の静電潜像は、感光ドラム21のうち中間転写ベルトの範囲Ha,Hb,Hcに対応した範囲(図6参照)に形成される。
続いて、像形成装置2(Y,M,C,K)において感光ドラム21上に形成された非転写トナー像NTは、一次転写装置25による一次転写工程により中間転写装置3の中間転写ベルト31の範囲Ha,Hb,Hcに一次転写された後、矢印Bで示す方向に回転する中間転写ベルト31により搬送されるが、二次転写位置TP2では用紙9等に二次転写されることなくそのまま通過させられる。
この際、二次転写装置35は、中間転写ベルト31上の非転写トナー像NTを二次転写装置35側に転写させない条件に切替えられる。ちなみに、非転写トナー像NTのうちプロセス制御用パッチ像NT1やレジ制御用パターン像NT2は、その形成された状態が像読取センサ18A,18Bで読み取られる。また、像読取センサ18A,18Bで読み取られた情報(信号)は、制御手段15における中央制御部151等に送信されて制御情報として使用される。
続いて、中間転写装置3の二次転写位置TP2を通過した非転写トナー像NTは、中間転写ベルト31の外周面のうち二次転写位置TP2の直後に配置された剥離装置37が存在しない部分(範囲Ha,Hb,Hc)を通過し、最後に、ベルト清掃装置36により中間転写ベルト31の外周面上から除去されて回収される。
この際、中間転写ベルト31の外周面上の非転写トナー像NTは、剥離装置37における剥離爪371の先端部371aに触れることもなく、また、剥離爪371の先端部371aから少なくとも距離L1,L2以上離れた位置を通過することになる。
したがって、この画像形成装置1においては、非転写トナー像NTを形成することがあっても、その非転写トナー像NTを中間転写ベルト31のうち剥離装置37(37A,37B)が存在する範囲Hd,Heにも同様に形成する場合に比べると、中間転写ベルト31の範囲Ha,Hb,Hcに形成される非転写トナー像NTの一部のトナーが、剥離爪371の先端部371aに触れて付着することや剥離爪371の剥離された用紙9が通過する側になる部分371c(図8参照)に浮遊・飛散して付着又は堆積することが抑制され、時には防止される。
これにより、画像形成装置1では、例えば厚紙や腰の比較的強い紙類等に代表される種類の用紙9を用いて画像を形成する場合、図8に例示されるように、その用紙9の搬送方向における後端9bが二次転写位置TP2を通過した後(二次転写位置TP2での挟持状態が開放された後)に剥離爪371の先端部371aに接近して接触することがあっても、その後端9bに剥離爪371の先端部371aや用紙9が通過する側になる部分371cに付着又は堆積するトナーが転移して汚れてしまうという不具合が発生するおそれがない。図8における符号9aは、用紙9の搬送方向における先端を示す。
これに対して、非転写トナー像NTとして、図15にトナーバンド像NTx3や放出トナー像NTx4で例示するように、中間転写ベルト31のうち剥離装置37(37A,37B)が存在する範囲Hd,Heにも同様に形成した場合には、剥離装置37に起因した次の不具合が発生することがある。ここで、同様に形成した場合とは、例えば範囲Ha,Hb,Hcに形成する非転写トナー像NTにおける濃度等の形成条件も同じ条件で形成することをいう。
すなわち、この場合は、図16(A)に例示されるように、そのトナーバンド像NTx3や放出トナー像NTx4の一部のトナーが剥離装置37における剥離爪371の先端部371aに接触して剥離爪371の先端部371aや用紙9が通過する側になる部分371cに付着トナーTxとして付着するようになる。
このため、図16(B)に例示されるように、画像形成時の用紙9の後端9bが二次転写位置TP2を通過した後に剥離爪371の先端部371aに接近して接触したときに、その用紙9の後端9bに剥離爪371の先端部371a等に付着又は堆積している付着トナーTxの一部又は全部が転移して汚してしまう、いわゆる用紙後端エッジ汚れが発生することがある。また、その用紙9の後端9bが剥離爪371に接触して衝撃を与えることで、その付着又は堆積している付着トナーTxの一部又は全部が浮遊又は飛散して用紙9の印字面(表面又は裏面)に転移して汚してしまう、いわゆる用紙印字面汚れが発生することがある。
ちなみに、用紙後端エッジ汚れは、図17に楕円状の破線枠で囲んで例示されるように、用紙9を複数枚積み重ねたときに目立つようになる。一方の用紙印字面汚れは、図17に台形状の破線枠で囲んで例示されるように、用紙9の積み重ねる状態とは関係なく、視認されてしまうものである。
この点、実施の形態1に係る画像形成装置1によれば、非転写トナー像NTを形成することがあっても、上記例示したような剥離装置37に起因した不具合(用紙後端エッジ汚れや用紙印字面汚れ)が発生することが抑制される。
ちなみに、この画像形成装置1では、剥離装置37(37A,37B)の位置を変更しにくい事情がある場合でも、非転写トナー像NTを形成することで剥離装置37に起因した上記不具合の発生が抑制される。
[実施の形態2]
図9および図10は、この発明の実施の形態2に係る画像形成装置の一部を示したものである。
実施の形態2に係る画像形成装置は、非転写トナー像NTとして、剥離装置37(37A,37B)が存在しない範囲Ha,Hb,Hcに形成する通常の非転写トナー像NTよりも濃度が低い低濃度の非転写トナー像LNTを中間転写ベルト31のうち少なくとも剥離装置37が存在する範囲Hd,Heに形成する構成を加えた点で異なる以外は実施の形態1に係る画像形成装置1と同じ構成からなるものである。
まず、実施の形態1に係る画像形成装置では、通常の非転写トナー像NTが中間転写ベルト31のうち剥離装置37が存在する範囲Hd,Heに形成されない。
このため、ベルト清掃装置36の板状の清掃部材36bの先端部36beのうち上記範囲Hd,Heに相当する部分には、上記範囲Ha,Hb,Hcに相当する部分に比べると、通常の非転写トナー像NTが到来することがないので、その分だけトナーの供給量が相対的に少なくなる。この結果、ベルト清掃装置36(の清掃部材36b)では、上記範囲Hd,Heに相当する部分での不具合(清掃部材36bにおける鳴き騒音やめくれ現象など)が発生するおそれがある。
この点、実施の形態2に係る画像形成装置では、通常の非転写トナー像NTに加えて、低濃度の非転写トナー像LNTを中間転写ベルト31のうち少なくとも剥離装置37が存在する範囲Hd,Heに形成するので、その低濃度の非転写トナー像LNTを形成しない場合に比べると、中間転写ベルト31のうち少なくとも上記範囲Hd,Heに相当する部分に対応したベルト清掃装置36での上記不具合が発生することが抑制される。
この際、低濃度の非転写トナー像LNTにおける濃度については、その非転写トナー像LNTが剥離装置37(37A,37B)における剥離爪371に接触して通過することになるので、そのときの非転写トナー像LNTの一部のトナーが剥離爪371に付着することが発生しない程度の低い濃度に設定することが必要になる。
また、低濃度の非転写トナー像LNTについても、非転写トナー像NTの場合と同様に、予め制御手段15に関係する必要な部分にその形成する位置がパターン化されて格納されている画像情報に基づいて必要な像形成装置2(Y,M,C,K)により、所要の時期に形成され始める。
次に、実施の形態2に係る画像形成装置は、図9に概念的に例示されるように、低濃度の非転写トナー像LNTを通常の非転写トナー像NTとは異なる時期に形成するよう構成されている。図9には、低濃度の非転写トナー像LNTを異なる時期に形成する場合の2つの構成例が代表して示されている。
1つの構成例は、通常の非転写トナー像NTとしてのトナーバンド像NT3を形成する場合、その通常のトナーバンド像NT3よりも濃度の低い低濃度のトナーバンド像LNT3を異なる時期に形成するという構成である。
図9では、低濃度のトナーバンド像LNT3が、便宜上、通常のトナーバンド像NT3を形成した少し後に続けて形成された場合のように描かれている。しかし、ここでいう異なる時期に形成するとは、通常のトナーバンド像NT3を形成する時期とはまったく異なる時期に低濃度のトナーバンド像LNT3を単独で形成する場合を含むものになる。
もう1つの構成例は、通常の非転写トナー像NTとしての放出トナー像NT4を形成する場合、その通常の放出トナー像NT4よりも濃度の低い低濃度の放出トナー像LNT4を異なる時期に形成するという構成である。この低濃度の放出トナー像LNT4は、通常の非転写トナー像NTが中間転写ベルト31の上記範囲Haのみに形成するパターンである関係で、上記範囲Hd,Heに加えて上記範囲Hb,Hcを含む範囲に形成することになる。
図9では、上記低濃度のトナーバンド像LNT3の場合と同様に、低濃度の放出トナー像LNT4が、便宜上、通常の放出トナー像NT4を形成した少し後に続けて形成された場合のように描かれている。しかし、この場合も異なる時期に形成するとは、通常の放出トナー像NT4を形成する時期とはまったく異なる時期に低濃度の放出トナー像LNT4を単独で形成する場合を含むものになる。
このように低濃度の非転写トナー像LNTを通常の非転写トナー像NTとは異なる時期に形成するよう構成した場合には、低濃度の非転写トナー像LNTを通常の非転写トナー像NTと同じ時期に形成する場合に比べると、その低濃度の非転写トナー像LNTを形成する時期を通常の非転写トナー像NTを形成する時期と無関係に設定することが可能になるので、低濃度の非転写トナー像LNTを必要なときにだけ形成するように対応することが可能になる。
これにより、ベルト清掃装置36においては、中間転写ベルト31の上記範囲Hd,Heに相当する清掃部材36bの部分での上記不具合が発生することが的確に抑制される。なお、この異なる時期に形成する低濃度の非転写トナー像LNTについては、上記範囲Hd,Heにとどまらず上記範囲Ha,Hb,Hcの少なくとも1つの範囲に形成するよう構成しても構わない。
また、実施の形態2に係る画像形成装置では、図10に概念的に示されるように、低濃度の非転写トナー像LNTを通常の非転写トナー像NTと同じ時期に形成するように構成することも可能である。図10には、この同じ時期に形成する場合における2つの構成例が代表して示されている。
その1つの構成例は、通常の非転写トナー像NTとしてのトナーバンド像NT3を形成する場合、その通常のトナーバンド像NT3を形成する時期に合わせて低濃度のトナーバンド像LNT3を形成するという構成である。ここでいう同じ時期に形成するとは、通常のトナーバンド像NT3を形成するときの少なくとも開始時期が同じになることである。
もう1つの構成例は、通常の非転写トナー像NTとしての放出トナー像NT4を形成する場合、その通常の放出トナー像NT4を形成する時期に合わせて低濃度の放出トナー像LNT4を形成するという構成である。この場合の同じ時期に形成するとは、上記低濃度のトナーバンド像LNT3の形成時期の場合と同様に、通常の放出トナー像NT4を形成するときの少なくとも開始時期が同じになることである。
図10に示す通常の放出トナー像NT4が中間転写ベルト31の上記範囲Hb,Hcを除く上記範囲Haに形成する例になっている。この関係で低濃度の放出トナー像LNT4は、中間転写ベルト31の上記範囲Hd,Heだけでなく上記範囲Hb,Hcにも併せて形成するようになっている。
このように低濃度の非転写トナー像LNTを通常の非転写トナー像NTと同じ時期に形成するよう構成した場合には、低濃度の非転写トナー像LNTを通常の非転写トナー像NTと異なる時期に形成する場合に比べると、低濃度の非転写トナー像LNTを通常の非転写トナー像NTの時期に合わせて確実に形成されるようになり、また、その低濃度の非転写トナー像LNTを通常の非転写トナー像NTの形成とは別に単独で形成する動作の回数を減らすことができる。
またこの場合も、ベルト清掃装置36においては、中間転写ベルト31の上記範囲Hd,Heに相当する清掃部材36bの部分での上記不具合が発生することが的確に抑制される。また図10に示す低濃度の放出トナー像LNT4は中間転写ベルト31の上記範囲Hb,Hcにも併せて形成するようになっているので、ベルト清掃装置36において上記範囲Hb,Hcに相当する清掃部材36bの部分での上記不具合が発生することも抑制される。
なお、実施の形態2に係る画像形成装置では、低濃度の非転写トナー像LNTを通常の非転写トナー像NTとは異なる時期に形成する構成と低濃度の非転写トナー像LNTを通常の非転写トナー像NTと同じ時期に形成する構成とを組み合わせてもよい。
また、低濃度の非転写トナー像LNTについては、図9や図10に例示されるように、中間転写ベルト31の回転方向Bの長さを、通常の非転写トナー像NTの当該長さよりも長くなるように形成している。これにより、低濃度の非転写トナー像LNTの形成によってベルト清掃装置36の少なくとも上記範囲Hb,Hcに相当する清掃部材36bの部分に供給するトナーの総量を調整することが可能になる。
ただし、低濃度の非転写トナー像LNTの上記長さについては、剥離装置37の剥離爪371へのトナーの付着を回避すること等を重要視すると、通常の非転写トナー像NTの当該長さと同じ長さか又はそれよりも短い長さに設定することも有効である。
図11には、この画像形成装置を用いて低濃度の非転写トナー像LNTにおける濃度と用紙9の後端汚れ発生との関係を調べたときの試験結果が示されている。
この試験は、通常の非転写トナー像NTとして黒色のトナーで長さ600mmからなる像を形成することを前提とし、それに対応する図11にプロットして示す複数種の試験用濃度からなる非転写トナー像LNTを通常の非転写トナー像NTと同じ時期に上記範囲Hd,Heに1回だけ形成し、しかる後、用紙9を二次転写位置TP2を通過させた場合、その用紙9の後端9bにトナーが付着して後端エッジ汚れが発生しているか否か等を調べた。
この際、低濃度の非転写トナー像LNTの濃度は、測定器(分光濃度計:X-Rite962)を用いて測定した。この測定器で測定される濃度の情報に従って各種試験用濃度からなる非転写トナー像LNTを作像した。
また、後端エッジ汚れの発生については、以下の基準で評価するとともに、その結果を評価グレードとして図11に示した。許容レベルはG1以下である。
・グレードG0:未発生。
・グレードG1:複数枚積み重ねても視認困難である極軽微な付着量で発生。
・グレードG2:複数枚積み重ねると視認可能である軽微な付着量で発生。
・グレードG3:肉眼で容易に視認可能なレベルで発生。
図11に示す結果から、低濃度の非転写トナー像LNTとして、濃度が0.8以上で形成する場合に対して濃度が0.4以下で形成すると、後端エッジ汚れが発生しないか又は許容レベルになることがわかる。ちなみに、このときの通常の非転写トナー像NTは、濃度が0.8~1.3の範囲内で形成される。
また、このことから低濃度の非転写トナー像LNTの濃度については、後端エッジ汚れの発生を抑制もしくは防止する観点からすると、通常の非転写トナー像NTの濃度に対して50%以下の低い濃度で形成することが好ましいことがわかる。さらに、低濃度の非転写トナー像LNTの濃度については、後端エッジ汚れの発生を確実に防止する観点からは、濃度が0.2以下となる濃度がより好ましく、通常の非転写トナー像NTの濃度に対して25%以下の低い濃度であるとよい。
[実施の形態3]
図12は、この発明の実施の形態3に係る画像形成装置の一部を示したものである。
実施の形態3に係る画像形成装置は、剥離装置37(37A,37B)に代えて異なる構成からなる剥離装置37(37C,37D)に変更した点で異なる以外は実施の形態1、2に係る画像形成装置と同じ構成からなるものである。
剥離装置37(37C,37D)は、図12、図13等に示されるように、実施の形態1、2における剥離装置37A,37Bの剥離爪371と、その剥離爪371のうち剥離された用紙9が通過する側の部分371cを覆うように配置される覆い部品375とで構成されている。図13における符号370aは、剥離爪371の支持軸372を回動可能に支持するため固定フレーム370に設けられた軸受部である。また符号38bは、固定フレーム370の軸受部370aを嵌め入れるため取付け板38に設けられた取付け切欠き部である。
覆い部品375は、図13(B)等に示されるように、剥離爪371の用紙9が通過する側の部分371cを実際に覆う板状の本体部376と、本体部376を剥離爪371と組み合わせて固定フレーム370に取り付ける取付け部377とで構成されている。
本体部376は、剥離爪371の部分371cの全体を覆う大きさからなるほぼ長方形の板状の部分である。また本体部376は、図14等に示されるように、中間転写ベルト31の外周面に接近する先端部376aが、その外周面から所要の距離だけ浮いて離れた状態になるよう上方に曲げられた形状になっている。
取付け部377は、本体部376の後方側において後端部および一側端部から下方に延びる形状からなる部分である。また取付け部377には、剥離爪371の片方の支持軸372が嵌め入れられて貫通する軸受孔377aが設けられている。
剥離装置37(37C,37D)は、覆い部品375を、剥離爪371の片方の支持軸372を取付け部377の軸受孔377aに嵌め入れて貫通させることで剥離爪371と一体化されたような状態にした後、剥離爪371の支持軸372を固定フレーム370の軸受部370aに装着するとともに剥離爪371にコイルスプリング等の弾性部材373を取り付けることで組み立てられる。また剥離装置37(37C,37D)は、固定フレーム370を介して取付け板38に固定することで取り付けが完了する。
そして、実施の形態3に係る画像形成装置では、中間転写装置3に覆い部品375を備えた剥離装置37(37C,37D)を適用していることにより、用紙9に転写するトナー像からなる通常の画像を形成する動作の際に二次転写がされず中間転写ベルト31に残る転写残トナーが存在して剥離装置37C,37Dを通過することや、低濃度の非転写トナー像LNTが形成されて剥離装置37C,37Dを通過することがあっても、剥離爪371が覆い部品375で覆われているので、剥離爪371のうち剥離された用紙9が通過する側になる部分371cにトナーが付着しにくい。
また、この画像形成装置では、図14に示されるように、中間転写装置3の二次転写位置TP2を通過した用紙9の後端9bが剥離装置37C,37Dに接近して接触する状態で通過する場合であっても、その用紙9の後端9bが覆い部品375に接触しても剥離爪371の先端部371aに直接接触することがない。
また仮に、剥離爪371の先端部371aにトナーが付着して堆積していた場合において用紙9の後端9bが剥離装置37C,37Dに接触する状態で通過することがあっても、その用紙9の後端9bが剥離爪371の先端部371aに直接接触することが抑止されることに加えて、その接触の衝撃により剥離爪371の部分371cに堆積していたトナーが飛散しても覆い部品375で移動が阻止されて用紙9の後端印字面に転移することが抑制される。
このことから、この画像形成装置では用紙9の後端汚れが発生しにくくなる。
したがって、この画像形成装置によれば、剥離装置37が剥離爪371と覆い部品375とで構成されていない場合に比べると、剥離爪371のうち剥離された用紙9が通過する側になる部分371cにトナーが付着することの抑制と、用紙9の後端汚れが発生することの抑制とが可能になる。
[他の変形例]
この発明は、実施の形態1-3で例示した内容に何ら限定されるものではなく、例えば、以下に挙げるような変形例も含むものである。
剥離装置37の設置する数については、2つに限定されず、3つ以上でもあるいは1つでもよい。
また画像形成装置1としては、実施の形態1-3で例示した中間転写装置3を備えた中間転写方式の画像形成装置に限らず、感光ドラム等の感光体上に形成したトナー像を用紙に直接転写させる直接転写方式の画像形成装置であってもよい。
この直接転写方式の画像形成装置でも、例えば像保持手段の一例である感光ドラム21に用紙9を剥離する接触式の剥離装置を備えおり、かつ非転写トナー像NTを感光ドラム21に形成することがある場合には、その非転写トナー像NTを感光ドラム21のうち剥離装置が存在しない範囲に形成するように構成するとよい。また、この画像形成装置においても、低濃度の非転写トナー像LNTを感光ドラム21のうち少なくとも剥離装置が存在する範囲に形成するように構成してもよい。
この他、感光体の転写位置に用紙を転写搬送ベルト装置により搬送して転写を行う直接転写方式の画像形成装置でも同様に適用することが可能である。
1…画像形成装置
9…用紙
31…中間転写ベルト(像保持手段の一例)
36…ベルト清掃装置(除去手段の一例)
37…剥離装置(剥離手段の一例)
371…剥離爪
371c…剥離爪のうち剥離された用紙が通過する側の部分
375…覆い部品
NT…非転写トナー像(通常の非転写トナー像)
Ha、Hb,Hc…中間転写ベルトのうち剥離装置が存在しない範囲
LNT…低濃度の非転写トナー像

Claims (5)

  1. 接触して通過する用紙に転写させるトナー像を保持する像保持手段と、
    前記像保持手段から用紙を剥離する剥離手段と、
    前記剥離手段を通過した後に存在するトナーを前記像保持手段に接触して除去する除去手段と、
    を備え、
    用紙に転写させない非転写トナー像として通常の非転写トナー像を前記像保持手段のうち前記剥離手段が存在しない範囲に形成するとともに、前記非転写トナー像として前記通常の非転写トナー像よりも濃度が低い低濃度の非転写トナー像を前記像保持手段のうち少なくとも前記剥離手段が存在する範囲に形成する画像形成装置。
  2. 前記低濃度の非転写トナー像は、前記通常の非転写トナー像を形成するときの開始時期と異なる時期に形成される請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記低濃度の非転写トナー像は、前記剥離手段が存在する範囲に、前記通常の非転写トナー像を形成するときの少なくとも開始時期と同じ時期に形成され始める請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記低濃度の非転写トナー像は、前記通常の非転写トナー像の濃度に対して50%以下の低い濃度で形成される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記剥離手段は、用紙を剥離する剥離爪と、前記剥離爪のうち剥離された用紙が通過する側の部分を覆うように配置される覆い部品とで構成されている請求項乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
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