JP3021772B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP3021772B2
JP3021772B2 JP3127623A JP12762391A JP3021772B2 JP 3021772 B2 JP3021772 B2 JP 3021772B2 JP 3127623 A JP3127623 A JP 3127623A JP 12762391 A JP12762391 A JP 12762391A JP 3021772 B2 JP3021772 B2 JP 3021772B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
toner
image carrier
toner image
separation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3127623A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04352174A (ja
Inventor
信弘 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3127623A priority Critical patent/JP3021772B2/ja
Publication of JPH04352174A publication Critical patent/JPH04352174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3021772B2 publication Critical patent/JP3021772B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタなど
の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のクリーニング装置を有する一般的
な電子写真複写機は、たとえば、図4に示すような構成
からなっている。
【0003】図4において、1は像担持体、2は帯電
器、3は像露光、4は現像器である。すなわち、帯電器
2および像露光3により像担持体1上に形成された静電
潜像は、現像器4によりトナー像として可視化された後
に転写帯電器6によって転写材上に転写され、その転写
材は一連の分離工程(分離帯電器7a、転写材搬送部7
b)により像担持体1の表面から分離される。
【0004】一方、感光体等の像担持体1は、繰り返し
使用するため、クリーニング装置8により転写後に表面
に残留するトナーが除去される。
【0005】このように、無端状の像担持体1をくり返
し使用する方式では、クリーニング装置8が大変重要な
役割を担っている。このクリーニング装置8は、基本的
には上述のような残留トナーの除去が主たる役割である
が、像担持体上には、残留トナー以外にも転写材から転
移してきた紙粉等の粉体異物や各帯電器で生じた窒素酸
化物等の放電生成物により汚染されており、これらを像
担持体上から除去、清掃しなければ画像流れ等の不良画
像をひきおこす原因となる。
【0006】そこで、従来からクリーニング装置8に
は、残留トナー除去用のクリーニングブレード9のほ
か、前記紙粉や窒素酸化物等の清掃のため、クリーニン
グローラ10等の補助クリーニング手段を設ける場合が
多い。この補助手段の多くはクリーニングブレード9の
上流側にあって像担持体1に当接し、残留トナー紙粉や
窒素酸化物等を除去しつつ像担持体上を機械的に摺擦す
ることにより清掃を行なっている。
【0007】ところが、これらクリーニングブレード9
やクリーニングローラ10等の摺擦力は、それぞれのク
リーニング手段が保持するトナーや紙粉等の量により左
右される。そして大抵の場合、残留トナー等の各クリー
ニング手段長手方向の分布は不均一なので、各クリーニ
ング手段に保持されるトナー等の量も不均一となり、そ
の結果として各クリーニング手段の長手方向に対する摺
擦力が不均一となり、清掃効果にむらができて部分的に
画像流れを生じたり、局所的な摺擦力過多により像担持
体表面が損傷したり、これに起因するフィルミングによ
って転写材上に点状の汚染ができる等の弊害が生じてし
まう。中でも、残留トナーとともに紙粉や窒素酸化物等
を除去することを目的とした補助クリーニング手段にお
いて、この傾向が大きかった。
【0008】そこで、クリーニング手段の長手方向に渡
って均一な摺擦力を持たせ、局所的な摺擦力過多による
像担持体1の損傷とこれに起因するフィルミングを防止
し、また部分的な画像流れも防止して良好な画像を得る
ことができる画像形成装置が提案されている。
【0009】すなわち、表面にトナー像を形成して無端
状に移動する像担持体と、その表面にトナー像を形成す
る現像手段と、このトナー像を転写材上に転写する転写
手段と、転写後に像担持体表面に残った残留トナーを除
去するクリーニング手段と、像担持体表面の画像形成領
域前方にクリーニング手段の長手方向に渡って連続した
トナー像を形成するトナー像パターン形成手段とを有す
る画像形成装置である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示した従来の技術では、転写材の分離補助手段を像担持
体に当接して使用している装置において、像担持体表面
に形成されたトナー像パターンを分離補助手段が掻き落
とし、分離補助手段上にトナーが溜って、その量が多く
なると下部に落下し、転写材を汚してしまうという問題
点があった。とくに、帯電量の低い一成分磁性トナーを
用いた場合に顕著であった。
【0011】また分離補助手段と像担持体上のトナーと
が摺擦することによって、とくに、トナーに磁性体が含
まれている場合は、分離補助手段の摩耗量が大きく、分
離補助の性能が早期に低下するという問題点があった。
【0012】本発明は、上記のような問題点を解決しよ
うとするものである。すなわち、本発明は、転写材を分
離させる分離補助手段である分離爪によっての、トナー
の掻き落としによる該転写材の汚損が防止され、かつ、
分離爪の性能が長期にわたって維持できるようにした画
像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は、表面にトナー像を形成
し、無端状に移動する像担持体と、前記像担持体表面に
トナー像を形成する現像手段と、前記トナー像を転写材
上に転写する転写手段と、転写後に前記像担持体表面に
残った残留トナーを除去するクリーニング手段と、像担
持体表面に当接し、像担持体から転写材を分離させる
離爪と、像担持体表面の画像形成領域外で前記分離爪
当接部を除く前記クリーニング手段の長手方向に渡って
トナー像を形成するトナー像パターン形成手段とを有す
る画像形成装置において、前記分離爪は像担持体に対し
てこの像担持体の長手方向に移動可能であり、前記トナ
ー像パターン形成手段によって形成される像担持体の長
手方向におけるトナー像の形成領域は、前記分離爪の移
動に応じて変化するようにしたものである。
【0014】
【作用】上記した構成の画像形成装置では、トナー像パ
ターン形成手段によって形成される像担持体の長手方向
におけるトナー像の形成領域は、前記分離爪の移動に応
じて変化することにより、特定の部分だけトナー像が形
成されない、といことが防止でき、像担持体の長手方向
全体にわたり、像担持体表面の損傷、フィルミング、画
像流れの発生を均一に防止することができ、また分離爪
によるトナーの掻き落としや分離爪の摩耗をも防止する
ことができる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の前提となる画像形成装置の概
略図で、図4で説明したものと同様に、電子写真複写機
を例にしており、図4の場合と同一符号は同様な部材を
表わしている。
【0016】そして、クリーニング装置8としてはクリ
ーニングブレード9、補助クリーニング手段としては像
担持体1への摺擦力の大きいクリーニングローラ10を
例にとっている。また画像形成領域外の不要な電荷を除
去するために用いられるブランク露光手段としては、L
EDアレイ13を使用している。さらに、分離補助手段
として、ポリアミドイミド製の分離爪14を使用してい
る。
【0017】つぎに、複写動作のシーケンスを示す図2
にそって説明する。
【0018】使用者は枚数や倍率等各種モード設定を済
ませると、図示されていないコピーボタンを押すこと
で、コピー動作が開始(コピーON)される。
【0019】いま、2枚連続コピーの場合について述べ
ると、まず、像担持体1が回転を開始すると同時にブラ
ンク露光用のLEDアレイ13が全面点灯してドラム上
の静電荷を除去し、レンズを含む光学系が設定された倍
率に対応する位置へ移動して転写材が像担持体1の前で
スタンバイ状態に入るまでが前回転時である。この間に
帯電器2に高圧が印加され、像担持体1上は一様に帯電
される。
【0020】この前回転時にLEDアレイ13が点灯し
て画像形成領域外の像担持体1上には、ほとんど電荷が
残らないが、この前回転中の極く瞬間的にt秒だけ、L
EDアレイ13を部分的に消灯する。したがって、この
t秒間だけ像担持体1上には、部分的に静電荷が保持さ
れ、この潜像部は現像器2において図3のごとき先行ト
ナー像20として可視化される。
【0021】なお前記先行トナー像の形成されない部分
22は分離爪14が像担持体1に当接している部分で、
この例の場合は4つ設けてある。
【0022】ここで、図3は、画像形成領域21の前方
に形成された先行トナー像20の一例を示す像担持体表
面1aの展開図である。この時点で転写材はまだ像担持
体1へ供給されていないため、この可視化された先行ト
ナー像20は転写されず、したがって、そのままクリー
ニング装置8に至り、クリーニングローラ10およびク
リーニングブレード9にトナーが補給され、画像形成前
において均一なトナーコートがなされる。つづいて、光
学系のスキャニングが始まり、像担持体1上に画像露光
3が施されて静電潜像が形成され、現像器4においてト
ナー像として現像される。このトナー像の移動に同期し
て像担持体1へ転写材が供給され、通常の転写、分離工
程によりトナー像は転写材上に転写され、図示されてい
ない定着工程を経て排出される。
【0023】一方、転写後の残留トナーは、クリーニン
グ装置8に至ってクリーニングされる。初めの画像露光
が終了すると次の画像露光まで後回転時となる。この
時、ブランク露光用のLEDアレイ13は全面点灯して
いるが、途中t秒間だけ部分的に消灯する。
【0024】このため、前回転時と同様、このt秒間分
だけ像担持体1上に図3のごとき先行トナー像20が形
成され、やはり、未転写像としてクリーニング装置8に
至り、クリーニングローラ10およびクリーニングブレ
ード9上にコーティングされる。画像露光時は前記と同
様のシーケンスをくり返し、後回転に入ってから帯電器
2、現像バイアス等の高圧が順次OFFされ、その後、
像担持体1の駆動とブランク露光用のLEDアレイ13
が同時にOFFして一連の複写動作を終了する。
【0025】これと同様にして、2枚以上の連続複写を
行なう時には、常に各画像露光の間の後回転動作中に画
像形成領域外に図3のごとき先行トナー像20が形成さ
れる。また1枚複写の場合には、前回転時においてのみ
先行トナー像20が形成される。
【0026】なお図1に示す電子写真複写機において、
像担持体1をプロセススピード秒速170mmで回転さ
せた場合、ブランク露光用のLEDアレイ13を僅か
0.01秒(前記tが0.01)だけOFFすること
で、画像流れや傷、フィルミングおよびトナー落下によ
る転写材汚れ、分離爪14の摩耗等の問題を防止でき
た。
【0027】(本発明の実施例) 上記した本発明の前提となる画像形成装置の構成におい
ては、分離爪14の像担持体1の長手方向の位置を固定
としたが、本実施の形態では、分離爪14の長手方向の
位置をコピー毎(1枚あるいは複数枚毎)、あるいは像
担持体の回転数等に応じて移動させ、それに応じて画像
領域外のトナー像の長手方向の形成領域を変化させるよ
うにしている。
【0028】このようにすれば、クリーニング手段の長
手方向の特定の位置にだけ画像領域外のトナー像が形成
されないということが防止でき、分離補助手段の位置に
対応して像担持体表面に損傷、フィルミング、画像流れ
が発生することもない。
【0029】なおこの場合、分離補助手段の長手方向の
移動距離はLEDアレイの1素子の幅以上でなければな
らない。
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トナー像パターン形成手段によって形成される像担持体
の長手方向におけるトナー像の形成領域は、前記分離爪
の移動に応じて変化することにより、特定の部分だけト
ナー像が形成されない、といことが防止でき、像担持体
長手方向全体にわたり、像担持体表面の損傷、フィル
ミング、画像流れの発生を均一に防止することができ、
また分離爪によるトナーの掻き落としや分離爪の摩耗を
も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となる画像形成装置を示した断面
図である。
【図2】図1の画像形成装置の動作の一部を示した説明
図である。
【図3】図1の画像形成装置の画像形成領域前方に形成
された先行トナー像の一例を示した像担持体表面の展開
図である。
【図4】従来の技術の一例を示した断面図である。
【符号の説明】
1:像担持体 2:帯電器 3:像露光 4:現像器 9:クリーニングブレード 10:クリーニング
ローラ 13:LEDアレイ 14:分離爪(分離
補助手段) 20:先行トナー像 21:画像形成領域 22:先行トナー像の形成されない部分(分離補助手段
当接部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 303 G03G 15/36 G03G 13/14 - 13/16 G03G 15/14 - 15/14 103 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/02 - 21/04 G03G 21/10 G03G 21/14 G03G 21/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にトナー像を形成し、無端状に移動
    する像担持体と、前記像担持体表面にトナー像を形成す
    る現像手段と、前記トナー像を転写材上に転写する転写
    手段と、転写後に前記像担持体表面に残った残留トナー
    を除去するクリーニング手段と、像担持体表面に当接
    し、像担持体から転写材を分離させる分離補助手段と、
    像担持体表面の画像形成領域外で前記分離補助手段の当
    接部を除く前記クリーニング手段の長手方向に渡ってト
    ナー像を形成するトナー像パターン形成手段とを有する
    画像形成装置において、 前記分離爪は像担持体に対してこの像担持体の長手方向
    に移動可能であり、前記トナー像パターン形成手段によ
    って形成される像担持体の長手方向におけるトナー像
    成領域は、前記分離爪の移動に応じて変化することを
    特徴とする画像形成装置。
JP3127623A 1991-05-30 1991-05-30 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3021772B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3127623A JP3021772B2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3127623A JP3021772B2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04352174A JPH04352174A (ja) 1992-12-07
JP3021772B2 true JP3021772B2 (ja) 2000-03-15

Family

ID=14964669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3127623A Expired - Fee Related JP3021772B2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3021772B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3372881B2 (ja) * 1998-12-15 2003-02-04 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7379964B2 (ja) * 2019-09-05 2023-11-15 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04352174A (ja) 1992-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3178756B2 (ja) 画像形成装置
JPH07181855A (ja) トナー除去ロールの潤滑方法
US7929880B2 (en) Cleaning blade anti-peeling apparatus, image forming apparatus, and cleaning blade anti-peeling method
JP2002304097A (ja) クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置
JP3057121B2 (ja) 画像形成装置
JP2852784B2 (ja) 画像形成装置
JP3021772B2 (ja) 画像形成装置
US5220391A (en) Image forming apporating having cleaning roller rotatable at different speeds during periods of image formation and non-image formation
JP2003345212A (ja) 画像形成装置
JP3197939B2 (ja) 画像形成装置
JP2586217B2 (ja) クリーナレス画像形成方法
JP2004053942A (ja) 画像形成装置
JP3576761B2 (ja) 画像形成装置
JP3434413B2 (ja) 画像形成装置
JP3246687B2 (ja) 画像形成装置
JPH1039705A (ja) 電子写真装置のクリーニング装置
JPH08166754A (ja) 画像形成装置
JP3204757B2 (ja) 画像形成装置におけるフィルミング除去装置
JP2720986B2 (ja) クリーニング装置
JPS6130274B2 (ja)
JPH11327409A (ja) 画像形成装置
JPH05107988A (ja) クリーニング装置
JPH05165294A (ja) 画像形成装置
JPH02287481A (ja) 多色画像記録装置
JPH1039557A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees