JP2011150051A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像間トナー像を形成して、連続して低印字率プリントが行われたときのトナーの帯電能力の低下による画像あれの防止を行う分離爪を有する画像形成装置において、ハーフトーン部に画像濃度ムラ(スジ)を目立たせず、かつ、クリーニングブレードの潤滑の不均衡によるクリーニング不良を発生させないこと。
【解決手段】複数回の形成及び除去がなされた後の感光体ドラムの回転軸方向の表面の変化の度合いが緩やかとなるような画像間トナー像を形成させる画像間トナー像形成制御部を有する。
【選択図】図5

Description

本発明はトナーとキャリアからなる現像剤を用いる現像方式の画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等の電子写真方式による画像形成装置では、トナーとキャリアから成る現像剤(2成分現像剤)を用いる現像方式(2成分現像方式)が多く用いられている。
2成分現像方式の画像形成装置では、一様に帯電させた感光体、例えば回転軸を中心に回転駆動される感光体ドラムに画像書込部にて画像情報を書き込んでその表面に潜像を形成し、現像器により静電潜像にトナーを付着させてトナー像となし、トナー像を転写材、例えば記録紙に転写する。
トナー像を転写された記録紙は、感光体ドラムから分離され、定着装置より定着されて排出される。
記録紙にトナー像を転写した感光体ドラムは、その表面に残存するトナーをトナー除去手段により除去された後、帯電を経て新たな潜像形成に供される。トナー除去手段は、例えばクリーニングブレードのような部材にて回転する感光体ドラムの表面を摺擦し、表面に残存するトナーを剥ぎ取る。このクリーニングブレードの摺擦をスムーズに行うために、トナーに潤滑剤、例えばステアリン酸亜鉛を特定量含有させたトナーを用いて感光体ドラムにトナー像を形成する技術が開示されている(特許文献1参照)。
2成分現像方式では、現像剤中のトナーとキャリアは現像器に付随する攪拌槽内にて撹拌され、トナーは摩擦帯電によりキャリアから電荷を付与され、キャリア外面に静電的に付着した状態となる。トナーが付着されたキャリア、すなわち現像剤は、例えば磁気ロールを内包する現像スリーブのような現像剤搬送体にて感光体ドラムとの対向部分である現像領域へと搬送される。そして、現像領域にて現像剤中のトナーはキャリアから離れて感光体ドラムの静電潜像部分に付着し、トナー画像となる。
2成分現像方式においては、攪拌槽内のトナーは現像動作を繰り返すことによって消費されて減少するが、通常、減少したトナーに対応する新鮮なトナーを供給、補充するように構成されており、攪拌槽内の現像剤の量とトナー濃度は所定の範囲に保たれるようになっている。
ところで、画像形成において、形成される画像の単位面積内におけるトナー像を形成する画像データの量を印字率で表すことがある。例えば、画像が互いに等しい量のトナー像と空白部とにより形成されているときは、印字率は50%となる。
そして、印字率の低い画像形成が多量に行われるときは、現像により感光体ドラムに移行するトナーの量が少ないので、現像されず攪拌槽内に残るトナーが多くなる。現像されずに攪拌槽内に残ったトナーは現像器内を環流する時間が長くなり、長時間攪拌されるストレスにより帯電能力が低下する。トナーの帯電能力の低下は、転写効率を悪化させ、画像あれ等の画像不良の原因となる。
このような画像不良を防止するために、実行した画像形成における印字率を測定し、低印字率での画像形成が行われたとき、感光体ドラムに形成される、記録紙等の転写材に転写される画像(以下転写対象画像と記す)と後続の転写対象画像との間に、転写材に転写されることのない所定の濃度及びパターンのトナー像を形成することが行われる(特許文献2参照)。感光体ドラムの、記録紙等の転写材に転写される転写対象画像と後続の転写対象画像の間に、トナー像を形成することにより現像装置中のトナーの排出がなされ、新鮮なトナーが現像装置に補給されるので、低印字率の画像形成を多量に行った場合でも現像装置内の現像剤を、好ましい状態に保つことができる。
転写対象画像間に形成されたトナー像(以下、画像間トナー像と記す)は、記録紙等の転写材に転写されることがなく、トナー除去手段により感光体ドラム表面から除去される。この、画像間トナー像の形成及びトナー除去手段による除去は、画像形成装置が実行した画像形成における印字率に応じて、必要とされる都度なされる。
ところで、トナー像が転写された用紙を感光体ドラムからの分離を確実に行うために、分離爪を配することが行われる(特許文献3参照)。
分離爪は感光体ドラムの表面の回転軸方向に沿って通常は複数配設され、それぞれ先端部を、感光体ドラムの表面に当接させて配設される。そして、回転する感光体ドラムの表面と感光体ドラムに密着している用紙の端面に先端部を引っかけて感光ドラムから用紙を分離する。
分離爪は回転駆動される感光体ドラムの同一箇所に当接させていると感光体ドラム表面にキズをつけることもあるので、分離爪を感光体ドラムの軸方向に揺動させて同一箇所に当接させないようにすることも行われる(特許文献4参照)。
この分離爪が感光体ドラムに対峙、当接する位置に、前述の画像間トナー像が形成されていると、画像間トナー像は記録紙等の転写材に転写されないので、感光体ドラムの回転により画像間トナー像は分離爪の当接位置に搬送される。
分離爪の対峙、当接位置に搬送された画像間トナー像は感光体ドラムに当接する分離爪により掻き取られる。この、分離爪により掻き取られたトナーは周囲に飛散し、画像形成装置内部の汚染を惹起させることがある。このため、画像間トナー像を、感光体ドラム上の分離爪が当接する位置を避けて形成する技術が開示されている(特許文献5参照)。
図11は、従来技術における画像間トナー像の一例を示す図である。
従来技術における画像間トナー像Pは図11(a)に示されるように感光体ドラム31の回転軸CL31に平行で感光体ドラム31の表面に接する直線Lに沿い、分離爪38L及び分離爪38Rが感光体ドラム31に当接する部位を避けて形成される。画像間トナー像Pは、一定濃度のトナーを付着させたトナー付着部T、T、Tと、トナーを付着させない空白部B、Bとからなる。そして空白部B、Bは感光体ドラム31の回転軸CL31に平行な直線Lに沿って、分離爪38L及び分離爪38Rが感光体ドラム31に当接する部位に形成される。
画像間トナー像Pは、図示矢印方向に回転する感光体ドラム31がクリーニングブレード371に摺擦されることにより、感光体ドラム31の表面から除去される。
この、感光体ドラム31への画像間トナー像Pの形成及び除去は、画像形成装置が実行した画像形成における印字率に応じて、必要とされる都度なされる。画像間トナー像Pは回転される感光体ドラム31の転写対象画像間に形成されるため、形成される円周方向の位置は、転写対象画像の位置により定まり、変動する。
一方、画像間トナー像Pが形成される感光体ドラム31の回転軸CL31に沿う方向及び位置は一定である。そして、従来技術においては、形成される画像間トナー像Pの画像パターン(トナー付着部と空白部のそれぞれの形状及び配置位置)は同一となっている。
図11(b)は、従来技術における感光体ドラムに複数回(図示では3回)形成された画像間トナー像Pを並べて示した図である。図11(b)においては、それぞれ画像間トナー像Pが形成された3つの感光体ドラム31を、その端部を直線Lに沿って並べて示している。
図示するように3回形成された画像間トナー像P、P、Pは、感光体ドラム31の端部から一定の位置に形成される。そして画像間トナー像P、P、Pにおけるそれぞれの画像パターンは同一であり、画像間トナー像P、P、Pにおけるそれぞれのトナー付着部T、T、T、及び空白部B、Bの形状及びそれぞれが形成される位置感光体ドラム31の回転軸に沿った位置は一定である。
したがって、画像間トナー像P、P、Pにおけるそれぞれのトナー付着部Tは感光体ドラム31の端部から同一の位置に形成され、それぞれの図示左端部は直線Lに沿い、それぞれの図示右端部は直線Lに沿って形成される。同様にトナー付着部Tは感光体ドラム31の端部から同一の位置に形成され、図示左端部は直線Lに沿い、図示右端部は直線Lに沿って形成される。そしてトナー付着部Tは感光体ドラム31の端部から同一の位置に形成され、それぞれの図示左端部は直線Lに沿い、図示右端部は直線Lに沿って形成される。
特開平11−184340号公報 特開2003−76079号公報 特開平7−92819号公報 特開平6−43780号公報 特開2009−162977号公報
画像間トナー像におけるトナーは、感光体ドラム31がクリーニングブレード371に摺擦されることにより感光体ドラム31の表面から除去される。しかし、図11に示されるような、トナーが付着するトナー付着部T、T、T3と、トナーが付着されない空白部B、Bとからなる画像間トナー像をクリーニングブレード371にて除去しても、感光体ドラムの表面にトナーが付着していた部位と、トナーが付着していなかった部位とで不均衡が発生することがある。
例えば、潤滑剤(例えばステアリン酸亜鉛)を含有させたトナーが使用される場合、画像間トナー像が感光体ドラム31からクリーニングブレード371にて除去されても、感光体ドラム31におけるトナー付着部からトナーが除去された部位にはトナーに含有させた潤滑剤が微量ではあるが残る。一方、空白部には潤滑剤が残らない。
感光体ドラム31への画像間トナー像Pの形成及び除去は、画像形成装置が実行した画像形成における印字率に応じて、必要とされる都度なされる。そして、複数回の画像形成、特に低印字率の画像形成が多数回なされると、画像間トナー像Pの形成及び除去も多数回なされ、感光体ドラム31の周面の複数箇所に、トナー付着部から除去したトナーの潤滑剤が残存することになる。一方、トナーが付着されなかった空白部には潤滑剤の付着はない。したがって、画像間トナー像Pの形成及び除去が多数回実行されると、感光体ドラムの表面の円周部分に潤滑剤が付着する部位(トナー付着部が形成され、除去された部位)と、潤滑剤が付着しない部位(分離爪が対峙する部位に対応する空白部)とが、感光体ドラム31の軸方向に交互に隣接して形成される。
図12は、従来の技術における感光体ドラムの表面に形成された潤滑剤が付着する部位と、潤滑剤が付着しない部位とを説明する図である。図12は、図11にて説明した画像間トナー像Pの形成、除去を繰り返した後の感光体ドラム31を示した図で、図12(a)に示すように感光体ドラム31の表面の円周方向に沿って潤滑剤が残存付着する部位Y、Y、Yと、潤滑剤が付着しない部位Z、Zと、が軸方向に隣接して形成される。潤滑剤が残存付着する部位Y、Y、Yは、それぞれトナー付着部T、T、Tの形成、除去が繰り返された部位であり、潤滑剤が付着しない部位Z、Zは空白部B、Bに対応する部位である。潤滑剤が残存付着する部位Yと潤滑剤が付着しない部位Z1との境界は、感光体ドラム31における図11(b)に示した直線Lに対応する位置である。同様に部位Zと部位Yとの境界、部位Yと部位Zとの境界、部位Zと部位Yとの境界は、それぞれ、感光体ドラム31における図11(b)に示した直線L、L、L、に対応する位置である。
図12(b)は、感光体ドラム31の表面部分の断面を示す概念図であり、潤滑剤付着部分の厚さは実際の厚さよりも誇張して表現されている。
図示されるように、潤滑剤が残存付着する部位Y、Y、Yにおける潤滑剤の厚さは、隣接する潤滑剤が付着しない部位Z、Zから急激に増加している。
この、感光体ドラムの表面の潤滑剤が付着、残存する部位における潤滑剤の量が、潤滑剤が残存しない部位に隣接し、しかも、境界部で潤滑剤の付着量が急激に変化すること、すなわち、感光体ドラムの回転軸方向の表面の変化の度合が急激であることが、感光体ドラムにもたらされる表面状態の不均衡であり、以下の不具合をもたらす原因となる。
画像濃度ムラ
感光体ドラムの潤滑剤が付着、残存する部位と残存しない部位とで電位差が生じるため、同一の露光がなされても画像濃度に差を生じる。特にハーフトーン画像を形成したとき、付着、残存する潤滑剤の量が急激に変化する境界部がスジ状に見える不具合を生じることがある。
クリーニング不良
感光体ドラムの回転軸方向における潤滑剤付着状況が一様ではないのでクリーニングブレードの潤滑が不均衡となり、感光体ドラムを摺擦するクリーニングブレードの引っ張られ方が部分的に異なる。このため、感光体ドラム表面の摺擦、残存トナーの掻き落としが一様になされず、クリーニング不良の原因となる。
本発明は以上のような背景に鑑みてなされたもので、分離爪を有する画像形成装置において、連続して低印字率プリントが行われたときのトナーの帯電能力の低下による画像あれの防止を、ハーフトーン部に画像濃度ムラ(スジ)を目立たせず、かつ、クリーニングブレードの潤滑の不均衡によるクリーニング不良を発生させることなく実行する画像形成装置を提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段により解決される。
1.画像書込部と、
回転軸を中心にして回転駆動され、前記画像書込部により書き込まれた画像情報に基づく潜像を形成、担持する感光体ドラムと、
潤滑成分を含むトナーにて前記感光体ドラムに担持された潜像をトナー像となす現像器と、
前記感光体ドラム上のトナー像を転写された記録紙を前記感光体ドラムから分離する分離爪と、
前記感光体ドラム上に残存するトナーを除去するクリーニング部と、
を有し、
前記感光体ドラム上のトナー像を記録紙に転写する転写対象画像形成動作を行うのに加えて、
前記感光体ドラム上に形成された、記録紙に転写されるトナー像と、後続する記録紙に転写される後続のトナー像との間に、前記分離爪を避けた空白部を挟み対峙する複数のトナー付着部を有する画像間トナー像を形成して前記現像器より一部のトナーを排出し、前記画像間トナー像を前記クリーニング部にて除去する画像形成装置において、
前記画像書込部の動作を制御して、前記画像間トナー像の複数回の形成及び除去がなされた後の前記感光体ドラムの回転軸方向の表面の変化の度合いが緩やかとなる画像間トナー像の書き込みを行わせる画像間トナー像形成制御部を有することを特徴とする画像形成装置。
2.前記画像間トナー像における前記トナー付着部のトナー付着量が前記空白部に向かって漸減することを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
3.前記トナー付着部の前記感光体ドラムの円周に沿う方向の寸法が前記空白部に向かって漸減することを特徴とする前記2に記載の画像形成装置。
4.前記トナー付着部に付着するトナーの濃度が前記空白部に向かって漸減することを特徴とする前記2に記載の画像形成装置。
5.前記画像間トナー像の形成の都度、前記トナー付着部における前記空白部との境界位置が変動することを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
6.前記分離爪を前記感光体ドラムの回転軸方向にそって移動させる分離爪移動機構を有し、
前記画像間トナー像における前記空白部は、移動される前記分離爪の位置に形成されることを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
本発明により、分離爪を有する画像形成装置において連続して低印字率プリントが行われたときのトナーの帯電能力の低下による画像あれの防止を、ハーフトーン部に画像濃度ムラ(スジ)を目立たせず、かつ、クリーニングブレードの潤滑の不均衡によるクリーニング不良を発生させることなく実行する画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置Gの概念図である。 画像形成装置Gの制御関係を示すブロック図である。 画像形成装置Gの画像形成部3の構成を説明する概念図である。 本実施の形態の画像形成装置Gが形成する画像間トナー像を説明する図である。 トナー付着部のトナー付着量が空白部に向かって漸減する画像間トナー像の例を示す図である。 複数回実行される画像間トナー像の形成の都度、トナー付着部における空白部との境界位置が変動する画像間トナー像の例を示す図である。 分離爪を往復移動させる機構を説明する概略構成図である。 画像間トナー像の形成位置が、感光体ドラム31の回転により分離爪38L、38Rが対峙する位置に搬送される状態を説明する図である。 移動される分離爪38L、38Rに対峙する位置に空白部を配した画像間トナー像Pを、分離爪38L、38Rの移動に対応して複数回形成した状態を示す図である。 画像間トナー像Pを形成するタイミングを説明するフローチャートである。 従来技術における画像間トナー像の一例を示す図である。 従来の技術における感光体ドラムの表面に形成された潤滑剤が付着する部位と、潤滑剤が付着しない部位とを説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を、図を基にして説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置Gの概念図である。
画像形成装置Gは、画像読取部1、画像書込部2、画像形成部3、給紙・搬送部5、操作表示部6、定着部7、及び、制御部9等から構成されている。また、画像形成装置Gは、本体の上部に自動原稿送り装置8を有している。画像形成装置Gは、制御部9の制御のもとに操作表示部6より入力されたジョブ情報に基づいて用紙にトナー画像を形成し排出する画像形成動作を行う。
自動原稿送り装置8は、原稿載置台81に載置された原稿を原稿分離手段82によって一枚ずつ送り出し、原稿排紙台85に排紙する。原稿画像は原稿搬送路に設けられた、画像読取部1の原稿画像読み取り位置であるスリット11にて読み取りがなされる。
画像読取部1は、スリット11の位置にて、ランプ12により光照射された原稿画像を第1ミラーユニット13と、第2ミラーユニット14と、結像レンズ15とによりライン状のCCDである撮像素子16に結像させる。そして、撮像素子16から出力された信号は、制御部9の画像処理部においてA/D変換され、シェーディング補正、画像圧縮等の処理がなされて制御部9のRAM93に画像データとして保存される。
画像書込部2は、RAM93から呼び出された画像データに基づき、レーザビームとポリゴンミラーとにより、画像形成部3の、一定速度で回転し、帯電部32によって一様帯電された感光体ドラム31の表面を走査して、感光体ドラム31の面上に原稿画像に対応した静電潜像を形成する。
感光体ドラム31に形成された静電潜像は、画像形成部3の現像部34により反転現像されて、トナー画像となる。
トナー画像形成のタイミングに対応して、転写材である用紙Sを収容する手差し給紙手段もしくはトレイ、を有する給紙・搬送部5からは、用紙Sが給送され、搬送ローラ51により搬送され、タイミングローラ52によって感光体ドラム31上に形成されたトナー画像との位置合わせのための同期が取られて転写領域に送り出される。
転写領域において、感光体ドラム31の表面に形成されたトナー画像(転写対象画像)は、転写部35の作用により用紙Sに転写される。
トナー画像を担持した用紙Sは、分離部36の作用により、感光体ドラム31の表面から分離し、定着部7に送られる。38Rは分離爪であり、その先端を感光体ドラム31に対峙、当接させて、用紙Sの感光体ドラム31からの分離を確実にする。本実施の形態においては、図示される分離爪38Rの図示奥側にもう1個の分離爪38L(非図示)が配されている。
定着部7において、トナー画像を担持した前記用紙Sは、加熱ローラ71と加圧ローラ72により加熱加圧を受けながら搬送され、トナー画像が用紙Sに定着されて、排出ローラ53によって装置外に排出される。
なお、用紙Sを表裏反転して送出する場合には、切換ガイド54により、用紙Sを排紙・再給紙部55に導き、用紙Sをスイッチバックさせて排出ローラ53に送る。
また、用紙Sの両面に画像形成をする場合には、第1面の定着を終えた用紙Sを、切換ガイド54により排紙・再給紙部55の反転部56に導いて表裏反転させた後、搬送路57を経由して画像形成部3に送り出し、第2面の画像形成に供する。
一方、用紙Sへのトナー画像の転写を終えた感光体ドラム31の表面は、クリーニング部37により残留トナーが除去されて次なる画像形成に向けての準備がなされる。
図2は、画像形成装置Gの制御関係を示すブロック図である。
制御部9は中央演算素子であるCPU91、メモリであるROM92及びRAM93を始め、図に記されてはいないが演算ユニット、I/Oポート、通信用インターフェイス等を有するコンピュータシステムであり、伝達回路を介して各部と接続されている。
各部の制御は、CPU91がROM92に収納してある当該のジョブに対応するプログラムを実行することによりなされる。なおROM92には、CPU91を動作させるプログラムの他に、後述される画像間トナー像データや、所定の定数(閾値等)が収納されている。またRAM93は複数の情報の収納と読み出しが可能な記憶手段として機能するとともに、数量を加算し記憶するカウンタとしても機能する。
CPU91は画像間トナー像形成制御部としても機能する。画像書込部2がCPU91の制御のもとに、転写対象画像間に、画像間トナー像データに基づく書き込みを行うことにより感光体ドラム31に画像間トナー像が形成される。
なお、本発明の実施の形態の説明に直接関係しないブロックについては、図中の記載を省略してある。
図3は、画像形成装置Gの画像形成部3の構成を説明する概念図である。
画像形成部3は、ドラム状の像担持体である感光体ドラム31と、その周面に沿って配置された帯電部32、現像部34、転写部35、分離部36、クリーニング部37等からなる。
図中の矢印aは、感光体ドラム31の感光面である周面を走査露光する画像書込部2のレーザビームの光路を示し、矢印bはトナー画像が転写される前の用紙Sの進路を、矢印cは転写されたトナー画像を担持する用紙Sの進路を示す。
また、矢印rは感光体ドラム31の回転方向を示す。
帯電部32のコロナ放電により一様に帯電された感光体ドラム31へ、画像書込部2により画像情報を担持したビーム光にて走査露光がなされることにより、感光体ドラム31には潜像が形成される。形成された潜像は感光体ドラム31の回転により現像部34との対向位置に搬送され、現像部34により現像されトナー画像となる。
現像された像の位置に対応して、用紙Sがタイミングローラ52によって送り出され、転写部35の作用によって感光体ドラム31上のトナー画像(転写対象画像)は用紙Sに転写される。
トナー画像を担持した用紙Sは、分離部36の作用によって感光体ドラム31から分離して、矢印cの方向に設けられた定着部7に進む。分離爪38R及びその奥側に配された分離爪38L(非図示)とは、その先端を感光体ドラム31の表面に当接させて配置されており、用紙Sの感光体ドラム31からの離脱を確実にする。
連続して画像形成を行うときは、連続して転写部35搬送される用紙と用紙との間に所定の間隔(紙間)を持たせる必要がある。したがって、用紙に転写される感光体ドラム31上の転写対象画像も、搬送される用紙の間隔に対応する画像間隔(紙間)を有して形成される。
画像間トナー像P(詳細は後述される)はこの感光体ドラム31上の用紙に転写される転写対象画像の間(紙間)に形成される。
画像書込部2は、画像間トナー像形成制御部としても機能するCPU91の制御のもとに、画像間トナー像Pの画像情報(画像パターン情報)を担持したレーザビーム光で感光体ドラム31の転写対象画像の間(紙間)を走査露光し、感光体ドラム31に画像間トナー像の潜像を形成する。感光体ドラム31に形成された画像間トナー像Pの潜像は現像部34により現像されトナーが付着した画像間トナー像Pとなる。この画像間トナー像Pは、用紙に転写されないことから、感光体ドラム31上にそのまま担持され、クリーニング部37まで搬送される。
クリーニング部37は、クリーニングブレード371を備えている。
クリーニングブレード371は、一般に弾性を有する樹脂、例えばポリウレタン系の樹脂で作られ、先端が回転駆動される感光体ドラム31の面を摺擦し、感光体ドラム31の面上に残存するトナーを除去する。
このクリーニングブレード371と感光体ドラム31との摺擦をスムーズに行うために、画像形成装置Gは、潤滑剤、本実施の形態においてはステアリン酸亜鉛を特定量含有させたトナーを使用している。
図4は、本実施の形態の画像形成装置Gが形成する画像間トナー像を説明する図である。図示される31は、円柱形をなす感光体ドラム31の外周面を平面に展開したものである。I及びIは感光体ドラム31の外周に形成された転写対象画像を示し、Iは先行して形成された転写対象画像であり、IはIに後続して形成された転写対象画像である。矢印xは感光体ドラム31の回転により画像が移動される方向である。
図示されるように、画像間トナー像Pは、画像間トナー像形成制御部としても機能するCPU91の制御のもとに、転写対象画像IとIの間(紙間)に形成される。
画像間トナー像は感光体ドラム31の回転軸方向に沿って伸びる帯状の画像であり、感光体ドラム31の周面の、分離爪に対峙する位置にトナー付着のない空白部を有して形成される。
本実施の形態における画像形成装置は2個の分離爪(分離爪38L、38R)を有しており、画像間トナー像Pは分離爪38L、38Rにそれぞれ対峙する位置の2つの空白部B、Bと、空白部Bを挟んでトナー付着部T、Tが、空白部Bを挟んでトナー付着部T、Tとから構成される。
この、画像間トナー像Pの画像パターン、すなわち、トナー付着部T、空白部B、トナー付着部T、空白部B、トナー付着部T、の順で構成される画像間トナー像Pにおけるトナー付着部T、T、T、空白部B、Bの形状、寸法、感光体ドラム31への形成位置、及びトナー付着部T、T、T、のトナー濃度は、画像間トナー像データとして制御部9のROM92に収納されている。
画像間トナー像Pの形成は、ROM92に収納されている画像間トナー像データを、画像書込部2にて感光体ドラム31における先行して形成された転写対象画像(I)と、それに後続する転写対象画像(I)の間(紙間)に書き込ませて潜像を形成し、現像部34により現像することによりなされる。
このように、画像間トナー像Pを形成することにより現像部34のトナーの消費がなされ、新鮮なトナーが現像装置に補給されるので、低印字率の画像形成を多量に行った場合でも現像部34内のトナーを、好ましい状態に保つことができる。
画像間トナー像Pは用紙に転写されずに、前述のようにクリーニング部37によって除去される。
前述のように、本実施の形態の画像形成装置Gにおいては、潤滑剤(ステアリン酸亜鉛)を特定量含有させたトナーを使用している。
トナーが付着するトナー付着部T、T、Tと、トナーが付着されない空白部B、Bとからなる画像間トナー像をクリーニング部37のクリーニングブレード371にて除去しても、感光体ドラム31におけるトナー付着部Tからトナーが除去された部位には微量の潤滑剤が残るが、トナー付着のない空白部には潤滑剤が残らない。
したがって、画像間トナー像Pの形成及び除去が多数回実行されると、感光体ドラム31の表面の円周部分に潤滑剤が付着する部位(トナー付着部Tが形成され、除去された部位)と、潤滑剤が付着しない部位(空白部に対応する部位)とが、感光体ドラムの軸方向に沿って交互に形成される。
感光体ドラム上の潤滑剤が付着残存する部位と、残存しない部位とでは電位差が生じる。したがって同一の露光がなされても画像濃度に差を生じ、潤滑剤が残存する部位の潤滑剤の厚さが潤滑剤が付着しない部位から急激に増加すると、特にハーフトーン画像を形成したとき、潤滑剤が残存する部位と潤滑剤が付着しない部位との境界部がスジ状に見える不具合を生じることがある。また、感光体ドラム上の潤滑剤が付着残存する部位と、残存しない部位とでは感光体ドラムを摺擦するクリーニングブレードの引っ張られ方が部分的に異なる。このため、感光体ドラム表面の摺擦、残存トナーの掻き落としが一様になされず、クリーニング不良の原因となる。
本実施の形態の画像形成装置Gは、画像間トナー像Pの形成及び除去を多数回実行しても、感光体ドラム上の潤滑剤が付着残存する部位と、残存しない部位との境界部における潤滑剤の厚さの変化が緩やか、すなわち、感光体ドラムの回転軸方向の表面の変化の度合が緩やかとなる画像間トナー像Pを形成するように構成されている。
以下、このような感光体ドラム上の潤滑剤が付着残存する部位と、残存しない部位との境界部における潤滑剤の厚さの変化が緩やかである画像間トナー像Pにつきその内容を説明する。
<画像間トナー像Pの実施形態1>
第1の実施形態は、画像間トナー像におけるトナー付着部のトナー付着量が空白部に向かって漸減するものである。
図5は、トナー付着部のトナー付着量が空白部に向かって漸減する画像間トナー像の例を示す図である。
画像間トナー像におけるトナー付着部のトナー付着量を空白部に向かって漸減させることは、トナー付着部の感光体ドラムの円周方向の寸法を空白部に向かって漸減させることにより実現される。図5(a)は、感光体ドラムの円周方向の寸法を空白部に向かって漸減させたトナー付着部T、T、Tを配した画像間トナー像Pを示す図である。
図示されるように、トナー付着部T、T、Tは感光体ドラムの円周方向の寸法が空白部に向かって漸減した形状をなすM部を有して形成される。
図5(a)に示す画像間トナー像Pを形成するデータを、画像間トナー像データとしてROM92に収納しておき、画像書込部2により画像間トナー像データを用いて感光体ドラム31の転写対象画像の間に書き込みを行う。
ROM92からの画像間トナー像データの呼び出し、及び呼び出した画像間トナー像データを使用しての画像書込部2による書き込みは、CPU91の制御によりなされる。CPU91は、所定のタイミングにて、画像間トナー像データの呼び出し、及び、呼び出した画像間トナー像データを使用しての書き込みを行わせて、感光体ドラム31の転写対象画像間に図5(a)に示す画像間トナー像Pを形成させる。
また、画像間トナー像におけるトナー付着部のトナー付着量を空白部に向かって漸減させることは、トナー付着部の画像濃度(トナー付着部に付着させたトナーの濃度)を空白部に向かって漸減させることによっても実現される。図5(b)は、トナー付着部の画像濃度を空白部に向かって漸減させたトナー付着部T、T、Tを配した画像間トナー像Pを示す図である。
図示されるように、トナー付着部T、T、Tは空白部に向かって画像濃度が漸減するN部を有して形成される。
図5(b)に示す画像間トナー像Pを形成するデータを、画像間トナー像データとしてROM92に収納しておき、画像書込部2により画像間トナー像データを用いて感光体ドラム31の転写対象画像の間に書き込みを行う。
ROM92からの画像間トナー像データの呼び出し、及び呼び出した画像間トナー像データを使用しての画像書込部2による書き込みは、CPU91の制御によりなされる。CPU91は、所定のタイミングにて、画像間トナー像データの呼び出し、及び、呼び出した画像間トナー像データを使用しての書き込みを行わせて、感光体ドラム31の転写対象画像間に図5(b)に示す画像間トナー像Pを形成させる。
図5(a)に示すような、トナー付着部T、T、Tを配した画像間トナー像P、あるいは、図5(b)に示すような、トナー付着部T、T、Tを配した画像間トナー像Pは、形成及び除去を複数回実施したとき、感光体ドラム上の潤滑剤が付着残存する部位と、残存しない部位との境界部における潤滑剤の厚さの変化が緩やか、すなわち、感光体ドラムの回転軸方向の表面の変化の度合が緩やかなものにすることができる画像間トナー像である。
図5(c)は、図5(a)及び図5(b)に示すような画像間トナー像Pの形成及び除去を複数回実施したときの感光体ドラムの表面に残存する潤滑剤の厚さを表す概念図である。図5(c)は、感光体ドラム31の表面部分の断面を示す概念図であり、潤滑剤付着部分の厚さは実際の厚さよりも誇張して表現されている。
図示されるように、感光体ドラム31の表面上に潤滑剤が残存付着する部位Y、Y、Yにおける潤滑剤Pの厚さは、隣接する潤滑剤が付着しない部位Z、Zから緩やかに増加しており、ハーフトーン画像を形成したとき、潤滑剤が残存する部位と潤滑剤が付着しない部位との境界部がスジ状に見える不具合や、クリーニング不良の発生を抑制することができる。
<画像間トナー像Pの実施形態2>
第2の実施形態は、複数回実行される画像間トナー像の形成の都度、トナー付着部における空白部との境界位置を変動させるものである。
図6は、複数回実行される画像間トナー像の形成の都度、トナー付着部における空白部との境界位置が変動する画像間トナー像の例を示す図である。
トナー付着部における空白部との境界位置を変動させることは、例えば、トナー付着部と空白部との境界位置の異なる複数の画像間トナー像Pを順次形成することでなされる。
本実施の形態においては、図6(a)に示す、トナー付着部の空白部との境界位置が異なる3種類の画像パターンを、画像間トナー像P、P、P、Pの順に順次感光体ドラムの転写対象画像間に形成することを1サイクルとして順次繰り返す。
ここで、画像間トナー像Pは、空白部が感光体ドラム31の周面が分離爪38に対峙する位置に形成される。
そして、画像間トナー像Pの空白部における感光体ドラム31の軸方向の長さ、すなわち幅は、画像間トナー像Pの空白部における感光体ドラム31の回転軸方向の幅より広く、かつ、画像間トナー像Pの空白部の領域に画像間トナー像Pの空白部が含まれるように構成される。同様に、画像間トナー像Pの空白部の幅は、画像間トナー像Pの空白部の幅より広く、かつ、画像間トナー像Pの空白部の領域に画像間トナー像Pの空白部が含まれるように構成されている。
図6(a)に示す画像間トナー像P、P、P、をそれぞれ形成するデータを、画像間トナー像データA、画像間トナー像データB、画像間トナー像データC、としてROM92に記憶させておき、画像書込部2により画像間トナー像データA、B、C、を用いて感光体ドラム31の転写対象画像の間に書き込みを行う。
ROM92からの画像間トナー像データの呼び出し、及び呼び出した画像間トナー像データを使用しての画像書込部2による書き込みは、制御部9の制御によりなされる。
制御部9は、所定のタイミングにて先ず画像間トナー像データAを呼び出し、呼び出した画像間トナー像データAを使用しての書き込みを行わせて、転写対象画像間に画像間トナー像Pを形成させ、続いて、画像間トナー像データBを呼び出し、先に画像間トナー像データAを使用して画像間トナー像Pを形成した転写対象画像間に後続する転写対象画像間に、画像間トナー像データBを使用しての書き込みを行わせ画像間トナー像Pを形成させる。そして、この、画像間トナー像P、P、P、Pの順に順次感光体ドラムの転写対象画像間に形成することを1サイクルとして、順次繰り返す。
図6(b)は、感光体ドラム31の転写対象画像間に、画像間トナー像P、P、P、Pの順に順次感光体ドラムの転写対象画像間に形成する1サイクルと、それに後続するサイクルにおける初めの2つの画像間トナー像P及びPを形成させた状態を説明する図である。
前述のように、画像間トナー像Pの空白部の幅は、画像間トナー像Pの空白部の幅より広く、かつ、画像間トナー像Pの空白部の領域に画像間トナー像Pの空白部が含まれるように構成され、画像間トナー像Pの空白部の幅は、画像間トナー像Pの空白部の幅より広く、かつ、かつ、画像間トナー像Pの空白部の領域に画像間トナー像Pの空白部が含まれるように構成されている。このように構成することにより、感光体ドラム31に形成された画像間トナー像P、P、Pのそれぞれにおけるトナー付着部と空白部との境界の感光体ドラム31の軸方向に沿う位置は、画像間トナー像が形成される都度変動する。したがって、このような画像間トナー像を形成と、除去を繰り返して実行した後、感光体ドラム上の潤滑剤が付着残存する部位と残存しない部位との境界部における潤滑剤の厚さの変化が緩やか、すなわち、感光体ドラムの回転軸方向の表面の変化の度合が緩やかなものにすることができる。
<画像間トナー像Pの実施形態3>
前述の第1、第2の実施形態における画像間トナー像Pは感光体ドラム31の周面に対峙する軸方向の位置が一定である分離爪38L、38Rにそれぞれ対峙する空白部を有するものであったが、第3の実施形態における画像間トナー像は、空白部が感光体ドラムの回転軸方向にそって移動する分離爪に連動して移動するものである。
分離爪を感光体ドラムの回転軸方向に沿って移動させることにより、分離爪が感光体ドラムへの当接する部位が同一箇所に固定されないので感光体ドラムの長寿命化を図ることができる。
本発明に係る分離爪往復移動部4の構成を用いることにより、回転体5の長寿命化が可能となる。
また、感光体ドラム上の潤滑剤が付着残存する部位と残存しない部位との境界部における潤滑剤の厚さの変化が緩やかなものにすることができる。
図7は、分離爪を往復移動させる分離爪往復移動部4を説明する概略構成図であり、図1に示した感光体ドラム31及び分離爪38R(38L)を上方から見た図である。
分離爪往復移動部4は、画像形成装置に固定された基板41上に、往復移動軸42、斜面カム43、カム回転軸43s、付勢ばね44、駆動モータKM1、モータ軸KMa、駆動歯車G1、カム回転歯車G2を有する。2つの分離爪である分離爪38L、分離爪38Rは往復移動軸42に固定され、往復移動軸42の図示左右方向の往復移動により分離爪38L、分離爪38Rを図示左右方向に揺動させる。また46はラインセンサであり、感光体ドラム31の回転軸に平行に配設されており、分離爪38Lの位置を検出する。
往復移動軸42は基板41に固定されている保持部42a、42bの図示しない穴に軸方向に摺動自在に嵌合保持される。カム回転軸43sは基板41に固定されている保持部43aの図示しない穴に回転自在に軸支される。分離爪38Lと分離爪38Rとは往復移動軸42に、それぞれその先端を感光体ドラム31に当接させて固定されている。fは往復移動軸42に固定された分離爪38Lと分離爪38Rとの先端の間隔である。
基板41上に配設されている駆動モータKM1は、一定の回転速度で一定方向に回転する。そして、モータ軸KMa、駆動歯車G1を介してカム回転歯車G2を回転させ、カム回転歯車G2に固設されるカム回転軸43s及び斜面カム43を回転させる。斜面カム43は、往復移動軸42に対向する面が、カム回転軸43sに対して垂直な平面に対して、所定の傾斜を有する面(カム面)に形成されている。
往復移動軸42は、軸中心をカム回転軸43sの軸中心から偏芯させ、その図示左端部を斜面カム43のカム面に当接させて配置されている。
付勢ばね44は、保持部42bと隣接する分離爪38Rとの間における往復移動軸42の外周に巻回され、往復移動軸42を斜面カム43の傾斜する面方向に付勢している。
したがって、斜面カム43が回転されると、付勢ばね44に付勢されて斜面カム43のカム面に当接する往復移動軸42は、斜面カム43の1回転毎に図示左右方向に揺動される。図中hは、斜面カム43の回転により移動される往復移動軸42が図示最左端位置から、図示最右端位置まで移動される移動量であり、斜面カム43のカム面形状により決定される。
上記の構成により、駆動モータKM1が回転すると斜面カム43が回転し、斜面カム43のカム面に当接する往復移動軸42は図示左右に往復移動する。したがって、往復移動軸42に固定される分離爪38Lと分離爪38Rは、駆動モータKM1の回転に伴い、その先端の間隔fを保って、感光体ドラム31の回転軸方向に移動量hの往復を繰り返す。
46はラインセンサであり、感光体ドラム31の回転軸に平行に配設されている。ラインセンサ46は往復移動される分離爪38Lの位置を検出する。
この分離爪38Lと分離爪38Rとの感光体ドラム31に対しての位置は、一定方向に回転する駆動モータKM1の回転速度(a)並びに駆動歯車G1とカム回転歯車G2との歯数比(b)から決定される斜面カム43の回転方向及び回転速度、斜面カム43のカム面形状(c)、往復移動軸42が当接するカム面の位置(d)、分離爪38L及び分離爪38Rの往復移動軸42への配置位置(e)により決定される。これらの条件のうち(a)、(b)、(c)、(e)は設計により定まる条件であり、一定となる。
斜面カム43の回転に伴い、カム面に当接する往復移動軸42の図示左右方向の位置が変化する。
斜面カム43の回転位置(回転角度)の変化に伴う、往復移動軸42が最左端位置から最右端位置に移動されるときの位置の変化の度合い、及び、往復移動軸42が最右端位置から最左端位置に戻るときの位置の変化の度合いは、斜面カム43のカム面形状により決定される。
斜面カム43は一定速度で回転されるので、往復移動軸42が最左端位置から最右端位置に移動され最左端位置に戻るまでのサイクルにおける往復移動軸42の位置は斜面カム43の回転速度と斜面カム43のカム面形状により決定される。そして、一定速度で回転される斜面カム43に当接する往復移動軸42は、最左端位置から最右端位置に移動され最左端位置に戻るまでのサイクルを、一定の周期で繰り返す。
したがって、ラインセンサ46が検出した分離爪38Lの位置と(a)、(b)、(c)、(e)の設計条件とから、ラインセンサ46が分離爪38Lの位置を検出した時点から任意時間経過後の位置を算出すること、すなわち、ラインセンサ46が分離爪38Lの位置を検出した時点から任意時間経過後の分離爪38L及び分離爪38Rの位置を算出することができる。
本実施の形態においては、感光体ドラムの紙間が画像書込部2による書き込みビーム光により走査露光される位置に到達したとき、書き込みにより形成された画像間トナー像の潜像が現像されてトナー像となり分離爪38L、38Rの配置位置に搬送されたとき、移動する分離爪38L、38Rが対峙する位置に空白部が来るような画像間トナー像情報を担持したビーム光を照射する。
図8は、画像間トナー像の形成位置が、感光体ドラム31の回転により分離爪38L、38Rが対峙する位置に搬送される状態を説明する図である。矢印aで示されるビーム光の照射により形成された感光体ドラム31の周面上の画像間トナー像の潜像は感光体ドラム31の回転により現像部34に対向する位置に搬送されてトナー像である画像間トナー像Pになり、さらに分離爪38L、38Rが対峙する位置に搬送される。図示される角度θは、ビーム光の照射により形成された画像間トナー像の潜像が画像間トナー像Pになり、分離爪38L、38Rが対峙する位置に搬送されるまでの感光体ドラム31の回転角度である。感光体ドラム31の回転速度は一定であり、その回転角速度をωとすると回転角速度ωで回転する感光体ドラム31が角度θ回転されるのに要する時間tはt=θ/ωで算出される。
一方、前述のように、ラインセンサ46が検出した分離爪38Lの位置と(a)、(b)、(c)、(e)の設計条件とから、ラインセンサ46が分離爪38Lの位置を検出した時点から任意時間経過後の位置を算出すること、すなわち、任意時間経過後の感光体ドラム31に対しての分離爪38L及び分離爪38Rの位置を算出することができる。
本実施の形態においては、感光体ドラムに形成される転写対象画像の紙間が、画像書込部2からの書き込みビーム光により走査露光される位置に到達したとき、ラインセンサ46が検出した分離爪38Lの位置と(a)、(b)、(c)、(e)の設計条件とから、t=θ/ωより算出される時間tが経過後の分離爪38Lと分離爪38Rの位置を算出し、算出した位置に空白部が来るような画像間トナー像情報を担持したビーム光を照射する。ビーム光の照射により形成された画像間トナー像の潜像は感光体ドラム31の回転により搬送され、現像部34にてトナー像である画像間トナー像Pになり、さらに分離爪38L、38Rが対峙する位置に搬送される。
画像間トナー像情報を担持したビーム光の照射から形成された画像間トナー像Pが分離爪38L、38Rが対峙する位置に搬送されるまでの経過時間はt(=θ/ω)であり、分離爪38L、38Rは画像間トナー像情報を担持したビーム光の照射時点から時間t(=θ/ω)経過した位置に移動されている。この、画像間トナー像情報を担持したビーム光の照射時点から時間tが経過したときの分離爪38L、38Rの位置は算出されており、算出位置における分離爪38L、38Rに対応する空白部を配置した画像間トナー像Pが形成されるので、画像間トナー像Pのトナーが分離爪38L、38Rにより掻き取られて周囲に飛散し、画像形成装置内部の汚染を惹起させるようなことがない。
図9は、移動される分離爪38L、38Rに対峙する位置に空白部を配した画像間トナー像Pを、分離爪38L、38Rの移動に対応して複数回形成した状態を示す図である。
図示されるように、画像間トナー像P、P、P、・・はそれぞれ移動される分離爪38L、38Rに対峙する位置に空白部を配して形成される。そして、複数形成される画像間トナー像P、P、P、・・のそれぞれにおける空白部とトナー付着部との境界の位置は変動し、固定されない。
このように、空白部を移動される分離爪に対峙する位置に形成することにより、感光体ドラム上の潤滑剤が付着残存する部位と残存しない部位との境界部における潤滑剤の厚さの変化が緩やか、すなわち、感光体ドラムの回転軸方向の表面の変化の度合が緩やかなものにすることができる。
なお、以上述べた本実施の形態における分離爪の数は2個であったが、分離爪の数は2個に限定されるものではなく、例えば3個以上であってもよい。
画像間トナー像Pの形成は、低印字率の転写対象画像の形成がなされたときになされるが、その実行のタイミング及び画像間トナー像Pを形成する回数の設定についての例を説明する。
画像間トナー像Pは画像形成装置GにおけるCPU91の制御のもとに形成される。
CPU91は、画像形成装置Gが実行した画像形成動作における転写対象画像の印字率を測定し、所定の印字率より低い印字率の転写対象画像の形成が連続してなされたとき画像間トナー像Pを形成させる。具体的には、転写対象画像の形成をm回連続して実行したときのそれぞれの転写対象画像の印字率の平均値(平均印字率r)が閾値rより低いときに画像間トナー像Pを形成させる。閾値rは、予め定めてROM92に収納しておいた定数で、現像部内の現像剤が好ましい状態に保たれる印字率の下限値である。
そして、閾値より小さい平均印字率rの転写画像形成がm回行われたとみなし、閾値rと平均印字率rとの差に転写画像形成回数mを乗じた値をm回の転写対象画像形成において消費されるべきトナーの量の不足分として、これを補う画像間トナー像Pの形成回数を算出する。
1回の画像間トナー像Pの形成により排出されるトナーの量を印字率に置き換えた数値をrとし、画像間トナー像の形成回数xとしたとき、
・x=(r−r)・m
の等式が成立するので、
画像間トナー像の形成回数xは
x=(r−r)m/rにより算出できる。
なおrは、画像間トナー像Pにおけるトナー付着部の面積及びトナー付着部に付着させるトナーの量(濃度)から算出される所定値であり、予めROM92に収納されている。
この、算出式x=(r−r)m/rにて算出された回数xの画像間トナー像Pを形成することにより、m回の転写対象画像の形成によるトナー消費量の不足分を補うトナーの排出ができ、現像部34内の現像剤は好ましい状態に保つことができる。
図10は、画像間トナー像Pを形成するタイミングを説明するフローチャートである。
CPU91は、転写対象画像Pの形成を予め定めた所定の回数(m回)行わせたとき、それぞれの印字率rを測定し(ステップS1)、ステップS2では所定の回数(m回)なされた転写対象画像の平均印字率rを算出させる。
続くステップS3では、算出した平均印字率rが閾値rより小さいか否かを確認する。平均印字率rが閾値rより小さい(ステップS3 Yes)のときはステップS4に移行し、平均印字率rが閾値rより小さくない(ステップS3 No)のときはステップS9に移行する。
ステップS4では、CPU91は、画像間トナー像を形成する回数xを算出させる。回数xは、メモリに収納した以下の算出式を用いて算出される。
x=(r−r)m/r
画像間トナー像を形成する回数xを算出すると、カウンタとして機能するRAM93に記憶させた数であるカウンタ数nをリセットし、n=0とする(ステップS5)。カウンタ数nは、CPU91の指示のもとにリセット、あるいは加算を行うことができる。
ステップS6で、転写対象画像の間(紙間)に画像間トナー像を形成し、続くステップS7でカウンタ数nをインクリメントし、n=n+1とする。ステップS6で形成した画像間トナー像が1回目の画像間トナー像であればn=0+1=1となる。
ステップS8にてカウンタ数nが画像間トナー像を形成する回数x以上であるか否かを確認する。カウンタ数nが画像間トナー像を形成する回数x以上である(ステップS Yes)ときにはステップS9に移行する。一方、カウンタ数nが画像間トナー像を形成する回数x以上でない(ステップS No)ときにはステップS6に戻り、ステップS6における転写対象画像の間(紙間)への画像間トナー像の形成とステップS7におけるカウンタ数nのインクリメントとを、ステップS8にてカウンタ数nが画像間トナー像を形成する回数x以上であることが確認されるまで繰り返す。そして、カウンタ数nが画像間トナー像を形成する回数x以上になった(ステップS Yes)ときには、新たな画像間トナー像の形成を行うことなく、ステップS9に移行する。
ステップS9では転写対象画像を形成するジョブが終了したか否かが確認され、転写対象画像を形成するジョブが終了していないとき(ステップS9 No)ときには、ステップS1に戻り、ステップS1〜ステップS9までの一連の動作を転写対象画像を形成するジョブが終了まで繰り返す。転写対象画像を形成するジョブが終了した(ステップS9 No)ときには、転写対象画像を形成を終了する。
このように、算出式x=(r−r)m/rにて算出された回数xの画像間トナー像Pを形成することにより、m回の転写対象画像の形成におけるトナー消費量の不足分を補うトナーの排出ができ、現像部34内の現像剤は好ましい状態に保つことができる。
1 画像読取部
2 画像書込部
3 画像形成部
31 感光体ドラム
32 帯電部
34 現像部
35 転写部
36 分離部
37 クリーニング部
371 クリーニングブレード
38L、38R 分離爪
4 分離爪往復移動部
41 基板
42 往復移動軸
43 斜面カム
44 付勢ばね
46 ラインセンサ
5 給紙・搬送部
6 操作表示部
7 定着部
8 自動原稿送り装置
9 制御部
P 画像間トナー像
、B 空白部
、T、T トナー付着部
S 用紙

Claims (6)

  1. 画像書込部と、
    回転軸を中心にして回転駆動され、前記画像書込部により書き込まれた画像情報に基づく潜像を形成、担持する感光体ドラムと、
    潤滑成分を含むトナーにて前記感光体ドラムに担持された潜像をトナー像となす現像器と、
    前記感光体ドラム上のトナー像を転写された記録紙を前記感光体ドラムから分離する分離爪と、
    前記感光体ドラム上に残存するトナーを除去するクリーニング部と、
    を有し、
    前記感光体ドラム上のトナー像を記録紙に転写する転写対象画像形成動作を行うのに加えて、
    前記感光体ドラム上に形成された、記録紙に転写されるトナー像と、後続する記録紙に転写される後続のトナー像との間に、前記分離爪を避けた空白部を挟み対峙する複数のトナー付着部を有する画像間トナー像を形成して前記現像器より一部のトナーを排出し、前記画像間トナー像を前記クリーニング部にて除去する画像形成装置において、
    前記画像書込部の動作を制御して、前記画像間トナー像の複数回の形成及び除去がなされた後の前記感光体ドラムの回転軸方向の表面の変化の度合いが緩やかとなる画像間トナー像の書き込みを行わせる画像間トナー像形成制御部を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像間トナー像における前記トナー付着部のトナー付着量が前記空白部に向かって漸減することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記トナー付着部の前記感光体ドラムの円周に沿う方向の寸法が前記空白部に向かって漸減することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記トナー付着部に付着するトナーの濃度が前記空白部に向かって漸減することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像間トナー像の形成の都度、前記トナー付着部における前記空白部との境界位置が変動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記分離爪を前記感光体ドラムの回転軸方向にそって移動させる分離爪移動機構を有し、
    前記画像間トナー像における前記空白部は、移動される前記分離爪の位置に形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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